JPS6336430Y2 - - Google Patents

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JPS6336430Y2
JPS6336430Y2 JP9070787U JP9070787U JPS6336430Y2 JP S6336430 Y2 JPS6336430 Y2 JP S6336430Y2 JP 9070787 U JP9070787 U JP 9070787U JP 9070787 U JP9070787 U JP 9070787U JP S6336430 Y2 JPS6336430 Y2 JP S6336430Y2
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JP
Japan
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resistance
sheet
spacer
input
insulating sheet
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JP9070787U
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JPS62201853U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は入力装置に係り、特に同一入力面上に
入力信号モードを選択するメニユーエリアと、選
択されたモードにおける制御信号を入力するアク
テイブエリアとを設けた入力装置に関する。
〔従来の技術〕
第1図はこの種の入力装置(以下単にタブレツ
トと呼ぶ)の平面図であり、パネル1上には装置
本体(図示せず)と入力コード2によつて接続さ
れたタブレツト3が設けられ、このタブレツト3
は同一面上に、入力信号モードを選択するメニユ
ー領域3aと、選択されたモードにおける制御信
号を入力するアクテイブ領域3bとが形成されて
いるものである。
上記タブレツト3は、上下一対の抵抗シートを
スペーサ(いずれも図示せず)を介して積層した
ものからなり、上方の抵抗シートの上面を指ある
いはボールペン等で押圧することにより、押圧さ
れた部位の両抵抗シートが接触して入力操作がな
される。
〔考案が解決しようとする問題点〕
ところで、入力操作を特に後者のボールペン等
で行う場合、使用者が一方の手をタブレツト3の
表面に置きながら他方の手でボールペンを持つて
入力ポイントを押圧することが想定されるため、
従来は、一方の手によつて誤入力することのない
ように、上方の抵抗シートの剛性を高めたりある
いはスペーサシートを厚くする等の手段を用いて
押圧操作に対する単位面積当たりの抗力を大き
く、換言すると押圧感度を小さく設定していた。
このように、タブレツト3全体の押圧感度を小
さく設定しておくと、タブレツトの表面に手を置
いた程度で両抵抗シートが接触することはないた
め、操作時の誤入力を低減できるという利点があ
るが、問題がないわけではない。
すなわち、通常の入力操作は、まずメニユー領
域3aによつてモードを選択した後にアクテイブ
領域3bの操作を行うものであり、メニユー領域
3aおよびアクテイブ領域3bの入力操作を右手
あるいは左手にもつたボールペンのみにて行え
ば、片手の操作範囲が広く、使いにくいものとな
るばかりか、メニユー領域3a表面がボールペン
によつて汚れてしまうという問題があつた。
本考案は上記の点に鑑みてなされたもので、そ
の目的とするところは、メニユー領域表面を汚さ
ずに両手にてタブレツト上の入力操作を容易にな
し得る入力スイツチ装置を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本考案は、第1の
抵抗層を設けた第1の絶縁シート上に、この第1
の抵抗層と所定の間隔をおいて対向する第2の抵
抗層を設けた第2の絶縁シートを重ね合わせ、第
2の絶縁シートを押圧することにより、第1の抵
抗層と第2の抵抗層とを接触させて押圧位置を入
力するようにした入力装置において、前記第1お
よび第2の抵抗層間に、透孔を有するスペーサシ
ートと絶縁ゴム中に導電体粉を混入した感圧スペ
ーサシートとを選択的に介設し、これらスペーサ
シートと感圧スペーサシートにより、前記第2の
絶縁シートの押圧操作に対する単位面積当たりの
抗力を異ならせた点に特徴がある。
〔作用〕
上記の如く、第1および第2の抵抗層間に、透
孔を有するスペーサシートと、絶縁ゴム中導電体
粉を混入した感圧スペーサシートとを選択的に介
設すると、同一の入力面内に押圧操作に対する単
位面積当たりの抗力が小さいメニユー領域と大き
いアクテイブ領域とを形成することができる。こ
のため、メニユー領域を一方の手により、アクテ
イブ領域を他方の手で持つたボールペン等の硬質
操作部材によりそれぞれ特立的に押圧でき、使い
勝手が良好になるとともに、アクテイブ領域の入
力時の誤入力も少なくなり、さらにメニユー領域
の表面がボールペン等で汚されることもなくな
る。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。
第2図、第3図は本考案の一実施例に係り、第
2図は要部断面図、第3図は上部の絶縁シートを
取り除いた状態の平面図である。
これらの図において、合成樹脂フイルムからな
る第1の絶縁シート4上には導電塗料を印刷によ
り積層した第1の抵抗層5が設けられ、この第1
の抵抗層5の上には後述する2種類のスペーサ
6,7が選択的に配されている。これらのスペー
サ6,7の上には、前記第1の絶縁シート4と同
様に、第2の抵抗層8が印刷形成された可撓性を
有する第2の絶縁シート9が重ね合わされてお
り、第2の抵抗層8は前記第1の抵抗層5とスペ
ーサ6,7を介して所定の間隔で対向している。
前記スペーサ6は、絶縁フイルムに複数の透孔
6aが穿設されたスペーサフイルムからなり、一
方スペーサ7は、金属粉等の導電体粉をシリコン
ゴム等の絶縁ゴムに混入した感圧スペーサシート
からなり、両スペーサの厚さはほぼ同じに設定さ
れている。
第2図において、左側部分はメニユー領域3a
の入力部、右側部分はアクテイブ領域3bの入力
部であり、このメニユー領域3aに対応する位置
に前記スペーサ6が、またアクテイブ領域3bに
対応する位置に前記スペーサ7が配設されてい
る。従つて、第2の絶縁シート9上を押圧する際
の単位面積当たりの抗力は、透孔6aを介して両
抵抗層5,8が対向するメニユー領域3aにおい
て小さく、導電体粉を混入した絶縁ゴムを介して
両抵抗層5,8が対向するアクテイブ領域3bに
おいて大きい。そして、その値はメニユー領域3
aにおいて、3.5〜5〔g/mm2〕、アクテイブ領域
3aで320〜500〔g/mm2〕が好ましく、これによ
り右利きの場合、メニユー領域3aは左手の指に
よる押圧操作で行い、アクテイブ領域3bは右手
のボールペンによる押圧操作で確実に入力するこ
とができる。
〔考案の効果〕
以上説明したように、本考案によれば、第1の
抵抗層と第2の抵抗層間に介設されるスペーサと
して、透孔を有するスペーサシートと絶縁ゴム中
に導電体粉を混入した感圧スペーサシートという
押圧操作に対して抗力の異なる2種類のものを用
いたため、抗力の小さい部分をメニユー領域に、
抗力の大きい部分をアクテイブ領域に設定するこ
とにより、それぞれの領域を指とボールペン等の
硬質操作部材とで使い分けて押圧することがで
き、入力操作が容易な両手使いが可能になるとと
もに、メニユー領域の表面がボールペン等で汚さ
れることもなくなる。
【図面の簡単な説明】
第1図はメニユー領域付きの入力装置の概略を
示す平面図、第2図は本考案の一実施例に係る入
力装置の要部断面図、第3図はその入力装置の第
2の絶縁シートを取り外した状態を示す平面図で
ある。 3……タブレツト、3a……メニユー領域、3
b……アクテイブ領域、4……第1の絶縁シー
ト、5……第1の抵抗層、6……スペーサ(スペ
ーサシート)、6a……透孔、7……スペーサ
(感圧スペーサシート)、8……第2の抵抗層、9
……第2の絶縁シート。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 第1の抵抗層を設けた第1の絶縁シート上に、
    この第1の抵抗層と所定の間隔をおいて対向する
    第2の抵抗層を設けた第2の絶縁シートを重ね合
    わせ、第2の絶縁シートを押圧することにより、
    第1の抵抗層と第2の抵抗層とを接触させて押圧
    位置を入力するようにした入力装置において、前
    記第1および第2の抵抗層間に、透孔を有するス
    ペーサシートと絶縁ゴム中に導電体粉を混入した
    感圧スペーサシートとを選択的に介設し、これら
    スペーサシートと感圧スペーサシートにより、前
    記第2の絶縁シートの押圧操作に対する単位面積
    当たりの抗力を異ならせたことを特徴とする入力
    装置。
JP9070787U 1987-06-15 1987-06-15 Expired JPS6336430Y2 (ja)

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JP9070787U JPS6336430Y2 (ja) 1987-06-15 1987-06-15

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JP9070787U JPS6336430Y2 (ja) 1987-06-15 1987-06-15

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JPS62201853U JPS62201853U (ja) 1987-12-23
JPS6336430Y2 true JPS6336430Y2 (ja) 1988-09-27

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ID=30950819

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WO2002037253A1 (fr) * 2000-11-06 2002-05-10 Nissha Printing Co., Ltd. Ecran tactile permettant l'introduction sur une aire etendue

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JPS62201853U (ja) 1987-12-23

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