JPH0228078Y2 - - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本考案は机面に敷設するデスクマツトに関す
る。

（従来の技術） 従来、デスクマツトの一部にカツターマツト部
を構成したものは種々公知である。これらはカツ
ターマツト部をデスクマツト本体部とは別素材に
より区画して構成するものが多く、従つてカツタ
ーマツト部では筆記作業等をすることが困難とな
り却つて不便を感ずることが多い。

本考案はカツターマツト部に於てカツト作業は
勿論のこと通常のデスクマツト上で行う作業等も
実施可能とする極めて利便なデスクマツトの提供
を目的とする。

（考案を解決するための手段） 本考案は上記目的を達成するために、上層及び
下層が軟質材で中間層に硬質材が介在されて成る
カツターマツト部１が全て軟質材から成るデスク
マツト本体部２の側端に構成されて成るデスクマ
ツトを提供するものである。

（実施例） 図示せる実施例は透明な軟質塩化ビニール製の
下層体３の上面の半部に同じく透明な軟質塩化ビ
ニール製の中間層体４が重合され、残りの半部に
は硬質塩化ビニール製の中間層体５が重合され、
これら中間層体４，５の上面に透明な軟質塩化ビ
ニール製の上層体６が重合されて、硬質塩化ビニ
ール製の中間層体５を介在させた半面をカツター
マツト部１となし、残りの半面をデスクマツト本
体部２となしたものである。

（作用及び効果） 本考案は上述した構成を有するものであつて、
カツターマツト部１はその上面にデスクマツト本
体部２と同一の軟質材層を形成しているので、カ
ツテイングは勿論のことデスクマツト本体部２に
於てなす作業等も実施可能となり極めて有用性が
増大するものである。特に筆記作業をなす場合は
筆記具の種類によつては硬めのデスクマツトを使
用した方が書き易いことがあるが本考案のデスク
マツトでは硬軟両部分を有するため極めて利便で
ある。カツターマツト部１ではその上層体の上面
に於てカツト作業をなすこともできるがこの上層
体を傷つけないために上層体を中間層体から剥離
可能として硬質材の中間層体５の表面でカツト作
業をなすようにすることも可能である。

【図面の簡単な説明】

図は本考案の実施例を示すもので、第１図は斜
視図、第２図は横断面図である。 １……カツターマツト部、２……デスクマツト
本体部、３……下層体、４……軟質の中間層体、
５……硬質の中間層体、６……上層体。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 上層及び下層が軟質材で中間層に硬質材が介在
   されて成るカツターマツト部が全て軟質材から成
   るデスクマツト本体部の側端に構成されて成るデ
   スクマツト。