JPH09266718A - 刈払い機用刃 - Google Patents
刈払い機用刃Info
- Publication number
- JPH09266718A JPH09266718A JP10436796A JP10436796A JPH09266718A JP H09266718 A JPH09266718 A JP H09266718A JP 10436796 A JP10436796 A JP 10436796A JP 10436796 A JP10436796 A JP 10436796A JP H09266718 A JPH09266718 A JP H09266718A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- blade
- cemented carbide
- tip
- carbide chips
- brush cutter
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Harvester Elements (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 円盤状の刃板の外周部に多数の超硬チップを
植設した刈払い機用の刃にあって、超硬チップ全体の研
ぎ直を出来るようにし、刃全体の再生を図り得るように
することを目的とする。 【構成】 上方からやや入り込んだ位置に、上方の刃巾
よりも巾を狭くした頸れ部有する超硬チップを、円形状
の刃板の外周部に多数配置させたことを特徴とする刈払
い機用刃。
植設した刈払い機用の刃にあって、超硬チップ全体の研
ぎ直を出来るようにし、刃全体の再生を図り得るように
することを目的とする。 【構成】 上方からやや入り込んだ位置に、上方の刃巾
よりも巾を狭くした頸れ部有する超硬チップを、円形状
の刃板の外周部に多数配置させたことを特徴とする刈払
い機用刃。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、動力式の刈払い機に
使用する刃の改良に関するものである。
使用する刃の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】草刈作業等に使用される動力式の刈り払
い機は、図1に示すとおり、動力機10の回転出力を棒
体11の内部に配置させたシャフトを介して先端のフラ
ンジ部に伝える構成となっており、刃の取り付けに際し
ては、該フランジ部の下方面部に刃を配置させた状態と
してネジ止めすることによって行われるのであるが、こ
のような刈払い機に使用される刃は、円形状の刃板12
の外周部に鋸歯を連続的に形成するとともに、各歯の機
能部に、細い角棒状に形成した多数の超硬チップ13・
・・をロウ付け固定し、その先端部を先尖り状に研磨し
た構成となっているのが普通である。
い機は、図1に示すとおり、動力機10の回転出力を棒
体11の内部に配置させたシャフトを介して先端のフラ
ンジ部に伝える構成となっており、刃の取り付けに際し
ては、該フランジ部の下方面部に刃を配置させた状態と
してネジ止めすることによって行われるのであるが、こ
のような刈払い機に使用される刃は、円形状の刃板12
の外周部に鋸歯を連続的に形成するとともに、各歯の機
能部に、細い角棒状に形成した多数の超硬チップ13・
・・をロウ付け固定し、その先端部を先尖り状に研磨し
た構成となっているのが普通である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】刈払い機を使用して草
刈作業をする場合にあっては、作業中に、超硬チップの
先端部が、地上にころがっている石に頻繁に接触し、ま
た、石垣の縁に生えた草を刈るような場合には、刃の先
端部が石垣に絶えず接触することになり、超硬チップの
先端を欠損したり、接触時の衝撃により超硬チップ自体
が飛んでしまうことになり、しかも、超硬チップ自体が
飛んでしまった場合には、その研ぎ直しも出来ず、この
ことが、この種のチップソーの最大の欠点となっている
のである。この発明は、この種のチップソーにおけるこ
のような問題点を解決しようとするものである。
刈作業をする場合にあっては、作業中に、超硬チップの
先端部が、地上にころがっている石に頻繁に接触し、ま
た、石垣の縁に生えた草を刈るような場合には、刃の先
端部が石垣に絶えず接触することになり、超硬チップの
先端を欠損したり、接触時の衝撃により超硬チップ自体
が飛んでしまうことになり、しかも、超硬チップ自体が
飛んでしまった場合には、その研ぎ直しも出来ず、この
ことが、この種のチップソーの最大の欠点となっている
のである。この発明は、この種のチップソーにおけるこ
のような問題点を解決しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は、刃板の外周
部に多数の超硬チップを多数配列した構成の刈払い機用
の刃にあって、超硬チップの上方からやや入り込んだ位
置に頸れ部を形成した構成とすることよって、予め、使
用時における折損部分となる箇所を形成しておき、折損
した超硬チップが多くなって切れ味が低下した場合に
は、その箇所まで研磨することによって、刃全体の再生
をはかり得るようにしようとするものである。
部に多数の超硬チップを多数配列した構成の刈払い機用
の刃にあって、超硬チップの上方からやや入り込んだ位
置に頸れ部を形成した構成とすることよって、予め、使
用時における折損部分となる箇所を形成しておき、折損
した超硬チップが多くなって切れ味が低下した場合に
は、その箇所まで研磨することによって、刃全体の再生
をはかり得るようにしようとするものである。
【0007】
【実施例】図面にもとづいて、この発明の一実施例を説
明すると、刈払い機用刃1は、図2並びに図3に示すと
おり、円形状の刃板2の外周部に切欠凹部7を形成する
ことによって鋸歯状に形成するとともに、それらの先端
角部に、上方からやや入り込んだ位置に頸れ部を形成し
た超硬チップ3を多数配置させた構成となっているので
ある。
明すると、刈払い機用刃1は、図2並びに図3に示すと
おり、円形状の刃板2の外周部に切欠凹部7を形成する
ことによって鋸歯状に形成するとともに、それらの先端
角部に、上方からやや入り込んだ位置に頸れ部を形成し
た超硬チップ3を多数配置させた構成となっているので
ある。
【0008】すなわち、刃板2に取り付けられる超硬チ
ップ3は、図2乃至図5に示すとおり、前部と後部と
に、その向きが異なった弓状の屈曲部5を形成するとと
もに、該屈曲部5に続いて突出部6を形成することによ
って、その境目付近に頸れ部4が形成された構成となっ
ており、しかも、刃板2にロウ付固定した場合、回転方
向の先端角部7が鋭角状となるように形成されており、
超硬チップ3の先端角部7に強い衝撃が加わった場合、
その頸れ部4付近で折損するように構成されているので
ある。
ップ3は、図2乃至図5に示すとおり、前部と後部と
に、その向きが異なった弓状の屈曲部5を形成するとと
もに、該屈曲部5に続いて突出部6を形成することによ
って、その境目付近に頸れ部4が形成された構成となっ
ており、しかも、刃板2にロウ付固定した場合、回転方
向の先端角部7が鋭角状となるように形成されており、
超硬チップ3の先端角部7に強い衝撃が加わった場合、
その頸れ部4付近で折損するように構成されているので
ある。
【0009】刃板2は、図3に示すとおり、金属製の円
形板をもって形成されており、その外周部に切欠凹欠部
7を連続的に形成することにより、その外周部が鋸歯状
になるよう構成されるとともに、各刃の先端角部には、
超硬チップ3の背側の形に対応した形の切り欠部9が形
成された構成となっており、超硬チップ3を配置させる
に際しては、その背側部を刃板2の切り欠部9に嵌め合
わせた状態として、ロウ付け加工を施すことにより行な
われるのである。
形板をもって形成されており、その外周部に切欠凹欠部
7を連続的に形成することにより、その外周部が鋸歯状
になるよう構成されるとともに、各刃の先端角部には、
超硬チップ3の背側の形に対応した形の切り欠部9が形
成された構成となっており、超硬チップ3を配置させる
に際しては、その背側部を刃板2の切り欠部9に嵌め合
わせた状態として、ロウ付け加工を施すことにより行な
われるのである。
【0010】
【発明の効果】この発明にかかる刈払い機用刃は、上記
のような構成であって、作業中に超硬チップ3が石やコ
ンクリート等に接触して強い衝撃を受けたような場合に
おける超硬チップ3の折損箇所が特定される結果、外周
部全体の研ぎ直しにより機能の再生を図り得るという利
点があるのである。すなわち、従来のような刈払い機用
刃にあっては、超硬チップに強い衝撃が加わった場合、
その先端角部の欠けるものや、その根本から全体が飛ん
でしまうもの等、色々な状態のものが生じることにな
り、そのような状態になったものを研ぎ直そうとしても
超硬チップ全体の形状を揃えるということは不可能であ
るが、この発明にかかる刈払い機用刃にあっては、超硬
チップ3が強い衝撃を受けた場合における折損箇所が頸
れ部4、すなわち、図5に示す点線Aに特定される結
果、多くの超硬チップ3・・・が折損した場合にあっ
て、図5に示す点線B箇所まで研磨することにより、刃
全体の再生を図り得るという利点があるのである。
のような構成であって、作業中に超硬チップ3が石やコ
ンクリート等に接触して強い衝撃を受けたような場合に
おける超硬チップ3の折損箇所が特定される結果、外周
部全体の研ぎ直しにより機能の再生を図り得るという利
点があるのである。すなわち、従来のような刈払い機用
刃にあっては、超硬チップに強い衝撃が加わった場合、
その先端角部の欠けるものや、その根本から全体が飛ん
でしまうもの等、色々な状態のものが生じることにな
り、そのような状態になったものを研ぎ直そうとしても
超硬チップ全体の形状を揃えるということは不可能であ
るが、この発明にかかる刈払い機用刃にあっては、超硬
チップ3が強い衝撃を受けた場合における折損箇所が頸
れ部4、すなわち、図5に示す点線Aに特定される結
果、多くの超硬チップ3・・・が折損した場合にあっ
て、図5に示す点線B箇所まで研磨することにより、刃
全体の再生を図り得るという利点があるのである。
【図1】刈払い機の全体図である。
【図2】超硬チップの全体を示す正面図である。
【図3】刃板への超硬チップの取り付け要領を示す正面
図である。
図である。
【図4】刈払い機用刃の全体を示す正面図である。
【図5】刈払い機用刃の超硬チップの取り付け部の拡大
正面図である。
正面図である。
1 刈払い機用刃 2 刃板 3 超硬チップ 4 頸れ部
Claims (1)
- 【請求項1】 上方からやや入り込んだ位置に、上方の
刃巾よりも巾を狭くした頸れ部4を有する超硬チップ3
を、円形状の刃板2の外周部に多数配置させたことを特
徴とする刈払い機用刃。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10436796A JPH09266718A (ja) | 1996-03-29 | 1996-03-29 | 刈払い機用刃 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10436796A JPH09266718A (ja) | 1996-03-29 | 1996-03-29 | 刈払い機用刃 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09266718A true JPH09266718A (ja) | 1997-10-14 |
Family
ID=14378849
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10436796A Pending JPH09266718A (ja) | 1996-03-29 | 1996-03-29 | 刈払い機用刃 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09266718A (ja) |
-
1996
- 1996-03-29 JP JP10436796A patent/JPH09266718A/ja active Pending
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20050121 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20050201 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20050607 |