JPH09266638A - 複数の二次電池の充電装置 - Google Patents
複数の二次電池の充電装置Info
- Publication number
- JPH09266638A JPH09266638A JP8072032A JP7203296A JPH09266638A JP H09266638 A JPH09266638 A JP H09266638A JP 8072032 A JP8072032 A JP 8072032A JP 7203296 A JP7203296 A JP 7203296A JP H09266638 A JPH09266638 A JP H09266638A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- secondary batteries
- power source
- constant voltage
- charged
- constant current
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-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02J—CIRCUIT ARRANGEMENTS OR SYSTEMS FOR SUPPLYING OR DISTRIBUTING ELECTRIC POWER; SYSTEMS FOR STORING ELECTRIC ENERGY
- H02J7/00—Circuit arrangements for charging or depolarising batteries or for supplying loads from batteries
- H02J7/0013—Circuit arrangements for charging or depolarising batteries or for supplying loads from batteries acting upon several batteries simultaneously or sequentially
- H02J7/0024—Parallel/serial switching of connection of batteries to charge or load circuit
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Charge And Discharge Circuits For Batteries Or The Like (AREA)
- Secondary Cells (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 簡単な回路で、多数の二次電池を最短時間で
満充電する。放熱フィン等を小さくして充電装置を小型
化して低コストにする。 【解決手段】 複数の二次電池１は、＋−極に接続され
ている切換スイッチ３を介して、並列に接続されて定電
圧電源６に、直列に接続されて定電流電源５に接続され
る。定電圧電源６に接続される二次電池１は、バイパス
スイッチ４を介してバイパスして他の二次電池１同士を
直列に接続する。最初にバイパススイッチ４はオフし、
切換スイッチ３は二次電池１を直列に接続して定電流電
源５で定電流充電する。所定の容量まで充電された二次
電池１は、切換スイッチ３を定電圧電源６に切り換える
と共に、バイパススイッチ４をオンして、定電圧充電さ
れる。
満充電する。放熱フィン等を小さくして充電装置を小型
化して低コストにする。 【解決手段】 複数の二次電池１は、＋−極に接続され
ている切換スイッチ３を介して、並列に接続されて定電
圧電源６に、直列に接続されて定電流電源５に接続され
る。定電圧電源６に接続される二次電池１は、バイパス
スイッチ４を介してバイパスして他の二次電池１同士を
直列に接続する。最初にバイパススイッチ４はオフし、
切換スイッチ３は二次電池１を直列に接続して定電流電
源５で定電流充電する。所定の容量まで充電された二次
電池１は、切換スイッチ３を定電圧電源６に切り換える
と共に、バイパススイッチ４をオンして、定電圧充電さ
れる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の二次電池を
能率よく充電できる充電装置に関する。
能率よく充電できる充電装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】二次電池は、最初に定電流充電し、その
後に定電圧充電して急速充電できる。この充電方法は、
リチウムイオン二次電池、ニッケルカドミウム電池、ニ
ッケル水素電池を充電できる。この充電方法で複数の二
次電池を充電する装置を図１と図２に示す。図１に示す
充電装置は、全ての二次電池１を直列に接続して、定電
流・定電圧充電電源２で充電する。この充電装置は、所
定の容量まで充電された二次電池１をスイッチ（図示せ
ず）で切り離して充電しないようにして、全ての二次電
池１を設定容量まで定電流充電する。全ての二次電池１
が設定容量まで充電された後は、全ての二次電池１を定
電圧充電する。
後に定電圧充電して急速充電できる。この充電方法は、
リチウムイオン二次電池、ニッケルカドミウム電池、ニ
ッケル水素電池を充電できる。この充電方法で複数の二
次電池を充電する装置を図１と図２に示す。図１に示す
充電装置は、全ての二次電池１を直列に接続して、定電
流・定電圧充電電源２で充電する。この充電装置は、所
定の容量まで充電された二次電池１をスイッチ（図示せ
ず）で切り離して充電しないようにして、全ての二次電
池１を設定容量まで定電流充電する。全ての二次電池１
が設定容量まで充電された後は、全ての二次電池１を定
電圧充電する。
【０００３】この充電方法は、全ての二次電池１を設定
容量まで定電流充電した後、定電圧充電するので、全て
の二次電池１を満充電するのに時間がかかる欠点があ
る。とくに、残存容量の違う二次電池１を充電すると、
先に設定容量まで充電された二次電池１があっても、全
ての二次電池１が設定容量となるまでは、定電流充電す
るので、先に定電圧充電することができない。
容量まで定電流充電した後、定電圧充電するので、全て
の二次電池１を満充電するのに時間がかかる欠点があ
る。とくに、残存容量の違う二次電池１を充電すると、
先に設定容量まで充電された二次電池１があっても、全
ての二次電池１が設定容量となるまでは、定電流充電す
るので、先に定電圧充電することができない。
【０００４】この弊害は、図２に示す充電装置で解消で
きる。この図の充電装置は、各々の二次電池１を、定電
流・定電圧充電電源２に接続する。この充電装置は、全
ての二次電池１を能率よく満充電できるが、充電しよう
とする二次電池１の個数に相当する定電流・定電圧充電
電源２を必要とするので、製造コストが高くなる欠点が
ある。さらに、各々の二次電池を定電流充電するので、
充電電流が大きくなって、放熱フィンが大きくなり、装
置が大きくなる欠点もある。
きる。この図の充電装置は、各々の二次電池１を、定電
流・定電圧充電電源２に接続する。この充電装置は、全
ての二次電池１を能率よく満充電できるが、充電しよう
とする二次電池１の個数に相当する定電流・定電圧充電
電源２を必要とするので、製造コストが高くなる欠点が
ある。さらに、各々の二次電池を定電流充電するので、
充電電流が大きくなって、放熱フィンが大きくなり、装
置が大きくなる欠点もある。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、図１と図２
に示す従来の充電装置の欠点を解決することを目的に開
発されたものである。本発明の重要な目的は、簡単な回
路で、全ての二次電池を最短時間で満充電でき、しか
も、放熱フィン等を小さくして装置容積を小型にし、製
造コストを低減できる複数の二次電池の充電装置を提供
することにある。
に示す従来の充電装置の欠点を解決することを目的に開
発されたものである。本発明の重要な目的は、簡単な回
路で、全ての二次電池を最短時間で満充電でき、しか
も、放熱フィン等を小さくして装置容積を小型にし、製
造コストを低減できる複数の二次電池の充電装置を提供
することにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項１に記載
される複数の二次電池の充電装置は、複数の二次電池１
を直列接続して充電する。充電装置は、定電流電源５と
定電圧電源６と制御回路７とを備える。制御回路７は、
全ての二次電池１を直列接続して定電流電源５により定
電流充電し、所定の容量まで充電された二次電池１を、
定電圧電源６により定電圧充電する。
される複数の二次電池の充電装置は、複数の二次電池１
を直列接続して充電する。充電装置は、定電流電源５と
定電圧電源６と制御回路７とを備える。制御回路７は、
全ての二次電池１を直列接続して定電流電源５により定
電流充電し、所定の容量まで充電された二次電池１を、
定電圧電源６により定電圧充電する。
【０００７】さらに、本発明の請求項２に記載される複
数の二次電池の充電装置は、前述の目的を達成するため
に下記の全ての構成を備えている。 （ａ） 各々の二次電池１の＋−極には、切換スイッチ
３を接続している。 （ｂ） 各々の二次電池１は、切換スイッチ３を介して
定電圧電源６に接続される。 （ｃ） 各々の二次電池１は、切換スイッチ３を介して
互いに直列に接続されて、定電流電源５に接続される。 （ｄ） 各々の二次電池１は、＋−極に接続される切換
スイッチ３を介してバイパススイッチ４が並列に接続さ
れている。 （ｅ） 切換スイッチ３とバイパススイッチ４は、制御
回路７によって切り換えられる。制御回路７は、最初に
バイパススイッチ４をオフにし、切換スイッチ３を定電
流電源５に接続して全ての二次電池１を直列に接続して
定電流充電する。所定の容量まで充電された二次電池１
は、切換スイッチ３を定電圧電源６に切り換えると共
に、バイパススイッチ４をオンにして、定電圧充電す
る。最後には全ての二次電池１が並列に接続されて定電
圧充電される。
数の二次電池の充電装置は、前述の目的を達成するため
に下記の全ての構成を備えている。 （ａ） 各々の二次電池１の＋−極には、切換スイッチ
３を接続している。 （ｂ） 各々の二次電池１は、切換スイッチ３を介して
定電圧電源６に接続される。 （ｃ） 各々の二次電池１は、切換スイッチ３を介して
互いに直列に接続されて、定電流電源５に接続される。 （ｄ） 各々の二次電池１は、＋−極に接続される切換
スイッチ３を介してバイパススイッチ４が並列に接続さ
れている。 （ｅ） 切換スイッチ３とバイパススイッチ４は、制御
回路７によって切り換えられる。制御回路７は、最初に
バイパススイッチ４をオフにし、切換スイッチ３を定電
流電源５に接続して全ての二次電池１を直列に接続して
定電流充電する。所定の容量まで充電された二次電池１
は、切換スイッチ３を定電圧電源６に切り換えると共
に、バイパススイッチ４をオンにして、定電圧充電す
る。最後には全ての二次電池１が並列に接続されて定電
圧充電される。
【０００８】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。ただし、以下に示す実施の形態
は、本発明の技術思想を具体化するための複数の二次電
池の充電装置を例示するものであって、本発明は充電装
置を下記の回路に特定しない。
に基づいて説明する。ただし、以下に示す実施の形態
は、本発明の技術思想を具体化するための複数の二次電
池の充電装置を例示するものであって、本発明は充電装
置を下記の回路に特定しない。
【０００９】さらに、この明細書は、特許請求の範囲を
理解しやすいように、実施の形態に示される部材に対応
する番号を、「特許請求の範囲の欄」、および「課題を
解決するための手段の欄」に示される部材に付記してい
る。ただ、特許請求の範囲に示される部材を、実施の形
態の部材に特定するものでは決してない。
理解しやすいように、実施の形態に示される部材に対応
する番号を、「特許請求の範囲の欄」、および「課題を
解決するための手段の欄」に示される部材に付記してい
る。ただ、特許請求の範囲に示される部材を、実施の形
態の部材に特定するものでは決してない。
【００１０】図３に示す充電装置は、複数の二次電池１
の＋−極に切換スイッチ３を接続している。切換スイッ
チ３は、二次電池１を直列に接続して定電流電源５に、
または二次電池１を並列に接続して定電圧電源６に接続
する。切換スイッチ３は、２回路２接点のリレーであ
る。切換スイッチ３を二次電池１に接続する状態を図４
に示す。これ等の図に示す充電装置は、リレーのコモン
接点ｃを二次電池１の＋−極に、ａ接点を定電圧電源６
側に接続している。リレーのｂ接点は、隣接する二次電
池１のｂ接点か、あるいは定電流電源５に接続されてい
る。リレーは、コモン接点ｃをａ接点に接続すると二次
電池１を定電圧電源６に接続し、コモン接点ｃをｂ接点
に接続すると二次電池１を直列に接続する。
の＋−極に切換スイッチ３を接続している。切換スイッ
チ３は、二次電池１を直列に接続して定電流電源５に、
または二次電池１を並列に接続して定電圧電源６に接続
する。切換スイッチ３は、２回路２接点のリレーであ
る。切換スイッチ３を二次電池１に接続する状態を図４
に示す。これ等の図に示す充電装置は、リレーのコモン
接点ｃを二次電池１の＋−極に、ａ接点を定電圧電源６
側に接続している。リレーのｂ接点は、隣接する二次電
池１のｂ接点か、あるいは定電流電源５に接続されてい
る。リレーは、コモン接点ｃをａ接点に接続すると二次
電池１を定電圧電源６に接続し、コモン接点ｃをｂ接点
に接続すると二次電池１を直列に接続する。
【００１１】定電圧電源６に接続する二次電池１をバイ
パスさせるために、二次電池１と並列にバイパススイッ
チ４を接続している。バイパススイッチ４は、切換スイ
ッチ３であるリレーのコモン接点ｃをａ接点に接続する
ときにオン、コモン接点ｃをｂ接点に接続するときにオ
フに切り換えられる。バイパススイッチ４は、切換スイ
ッチ３であるリレーのｂ接点に接続されている。
パスさせるために、二次電池１と並列にバイパススイッ
チ４を接続している。バイパススイッチ４は、切換スイ
ッチ３であるリレーのコモン接点ｃをａ接点に接続する
ときにオン、コモン接点ｃをｂ接点に接続するときにオ
フに切り換えられる。バイパススイッチ４は、切換スイ
ッチ３であるリレーのｂ接点に接続されている。
【００１２】切換スイッチ３とバイパススイッチ４は連
動して切り換えられるので、３回路のリレーを使用し
て、切換スイッチ３とバイパススイッチ４を１個のリレ
ーで実現することもできる。
動して切り換えられるので、３回路のリレーを使用し
て、切換スイッチ３とバイパススイッチ４を１個のリレ
ーで実現することもできる。
【００１３】定電流電源５は、直列に接続される二次電
池１の個数に関係なく、直列接続された全ての二次電池
１を所定の電流で定電流充電する電源である。定電流電
源５が二次電池１を充電する電流は、二次電池１の容量
やタイプを考慮して最適値に設定される。たとえば、定
電流電源５は１〜５Ｃの電流で二次電池１を定電流充電
する。
池１の個数に関係なく、直列接続された全ての二次電池
１を所定の電流で定電流充電する電源である。定電流電
源５が二次電池１を充電する電流は、二次電池１の容量
やタイプを考慮して最適値に設定される。たとえば、定
電流電源５は１〜５Ｃの電流で二次電池１を定電流充電
する。
【００１４】定電圧電源６は、並列に接続される二次電
池１の個数に関係なく、二次電池１を定電圧充電する。
定電圧電源６が二次電池１を充電する電圧は、二次電池
１のタイプ等によって最適値に設定される。たとえば、
リチウムイオン二次電池の充電装置は、定電圧充電する
充電電圧を、４．２Ｖに設定する。
池１の個数に関係なく、二次電池１を定電圧充電する。
定電圧電源６が二次電池１を充電する電圧は、二次電池
１のタイプ等によって最適値に設定される。たとえば、
リチウムイオン二次電池の充電装置は、定電圧充電する
充電電圧を、４．２Ｖに設定する。
【００１５】切換スイッチ３とバイパススイッチ４は、
制御回路７に制御されて切り換えられる。制御回路７
は、最初にバイパススイッチ４をオフとし、切換スイッ
チ３であるリレーのコモン接点ｃをｂ接点に接続する。
この状態で、全ての二次電池１を直列に接続して定電流
電源５に接続する。直列接続された二次電池１は、定電
流充電される。
制御回路７に制御されて切り換えられる。制御回路７
は、最初にバイパススイッチ４をオフとし、切換スイッ
チ３であるリレーのコモン接点ｃをｂ接点に接続する。
この状態で、全ての二次電池１を直列に接続して定電流
電源５に接続する。直列接続された二次電池１は、定電
流充電される。
【００１６】制御回路７は、各々の二次電池１の電圧を
検出して、各々の二次電池１が設定容量まで充電された
かどうかを検出する。二次電池１の検出電圧が設定電圧
になると、制御回路７は、設定電圧まで電圧が上昇した
二次電池１に接続している切換スイッチ３とバイパスス
イッチ４を切り換える。切換スイッチ３はコモン接点ｃ
をｂ接点からａ接点に切り換えて、二次電池１を定電流
電源５から定電圧電源６に切り換えて接続する。バイパ
ススイッチ４はオフからオンに切り換えられて、定電圧
充電される二次電池１をバイパスして、残りの二次電池
１を直列に接続する。バイパススイッチ４をオンに切り
換える状態で、切換スイッチ３のコモン接点ｃがｂ接点
に接続されていると、バイパススイッチ４を介して二次
電池１がショートされる。したがって、バイパススイッ
チ４は、切換スイッチ３のコモン接点ｃをｂ接点からａ
接点に切り換えた後、オフからオンに切り換える。
検出して、各々の二次電池１が設定容量まで充電された
かどうかを検出する。二次電池１の検出電圧が設定電圧
になると、制御回路７は、設定電圧まで電圧が上昇した
二次電池１に接続している切換スイッチ３とバイパスス
イッチ４を切り換える。切換スイッチ３はコモン接点ｃ
をｂ接点からａ接点に切り換えて、二次電池１を定電流
電源５から定電圧電源６に切り換えて接続する。バイパ
ススイッチ４はオフからオンに切り換えられて、定電圧
充電される二次電池１をバイパスして、残りの二次電池
１を直列に接続する。バイパススイッチ４をオンに切り
換える状態で、切換スイッチ３のコモン接点ｃがｂ接点
に接続されていると、バイパススイッチ４を介して二次
電池１がショートされる。したがって、バイパススイッ
チ４は、切換スイッチ３のコモン接点ｃをｂ接点からａ
接点に切り換えた後、オフからオンに切り換える。
【００１７】設定容量まで充電されて、定電圧電源６に
接続された二次電池１は、定電圧充電して満充電され
る。二次電池１は、設定容量まで充電されて、設定電圧
まで電池電圧が上昇したものから順番に、定電流電源５
から定電圧電源６に接続されて、次々と満充電される。
接続された二次電池１は、定電圧充電して満充電され
る。二次電池１は、設定容量まで充電されて、設定電圧
まで電池電圧が上昇したものから順番に、定電流電源５
から定電圧電源６に接続されて、次々と満充電される。
【００１８】
【発明の効果】本発明の複数の二次電池を充電する装置
は、単一の定電流電源と定電圧電源をを使用して、複数
の二次電池を、各々理想的な充電電流、充電電圧で満充
電できる特長がある。それは、本発明の充電装置が、最
初は、全ての二次電池を直列に接続して、単一の定電流
電源で定電流充電し設定容量まで充電された二次電池
は、定電圧電源に接続し、次々と設定容量まで充電され
た二次電池を並列接続して、単一の定電圧電源で満充電
するからである。このようにして、複数の二次電池を次
々と満充電できる本発明の充電装置は、極めて簡単な回
路で、全ての二次電池を最短時間で満充電できる特長が
ある。とくに、充電する二次電池の個数に関係なく、全
ての二次電池を理想的な状態で充電できるので、多数の
二次電池を充電する装置に特に優れた特長がある。
は、単一の定電流電源と定電圧電源をを使用して、複数
の二次電池を、各々理想的な充電電流、充電電圧で満充
電できる特長がある。それは、本発明の充電装置が、最
初は、全ての二次電池を直列に接続して、単一の定電流
電源で定電流充電し設定容量まで充電された二次電池
は、定電圧電源に接続し、次々と設定容量まで充電され
た二次電池を並列接続して、単一の定電圧電源で満充電
するからである。このようにして、複数の二次電池を次
々と満充電できる本発明の充電装置は、極めて簡単な回
路で、全ての二次電池を最短時間で満充電できる特長が
ある。とくに、充電する二次電池の個数に関係なく、全
ての二次電池を理想的な状態で充電できるので、多数の
二次電池を充電する装置に特に優れた特長がある。
【００１９】さらに、本発明の充電装置は、複数の二次
電池を定電流充電した後に、定電圧充電するのである
が、単一の定電流電源で全ての二次電池を定電流充電し
ているので、多数の二次電池を定電流充電するにもかか
わらず、トータルの充電電流を小さくできる。このた
め、定電流電源の放熱フィン等を小さくでき、小型にし
て製造コストを低減できる特長も実現する。
電池を定電流充電した後に、定電圧充電するのである
が、単一の定電流電源で全ての二次電池を定電流充電し
ているので、多数の二次電池を定電流充電するにもかか
わらず、トータルの充電電流を小さくできる。このた
め、定電流電源の放熱フィン等を小さくでき、小型にし
て製造コストを低減できる特長も実現する。
【図１】複数の二次電池を充電する従来の充電装置の回
路図
路図
【図２】複数の二次電池を充電する従来の他の充電装置
の回路図
の回路図
【図３】本発明の一実施の形態である複数の二次電池の
充電装置を示す回路図
充電装置を示す回路図
【図４】図４に示す充電回路の切換スイッチとバイパス
スイッチの接続状態を示す回路図
スイッチの接続状態を示す回路図
【符号の説明】 １…二次電池 ２…定電流・定電圧充電電源 ３…切換スイッチ ４…バイパススイッチ ５…定電流電源 ６…定電圧電源 ７…制御回路
Claims (2)
- 【請求項１】 直列接続された複数の二次電池を充電す
る充電装置において、定電流電源(5)と定電圧電源(6)と
制御回路(7)とを備え、制御回路(7)は、全ての二次電池
(1)を直列接続して定電流電源(5)により定電流充電し、
所定の容量まで充電された二次電池(1)を、定電圧電源
(6)により定電圧充電することを特徴とする複数の二次
電池の充電装置。 - 【請求項２】 下記の全ての構成を有することを特徴と
する複数の二次電池の充電装置。 （ａ） 各々の二次電池(1)の＋−極には、切換スイッ
チ(3)が接続されている。 （ｂ） 各々の二次電池(1)は、切換スイッチ(3)を介し
て定電圧電源(6)に接続される。 （ｃ） 各々の二次電池(1)は、切換スイッチ(3)を介し
て互いに直列に接続されて、定電流電源(5)に接続され
る。 （ｄ） 各々の二次電池(1)は、＋−極に接続される切
換スイッチ(3)を介してバイパススイッチ(4)が並列に接
続されている。 （ｅ） 切換スイッチ(3)とバイパススイッチ(4)は、制
御回路(7)によって切り換えられ、制御回路(7)は、最初
にバイパススイッチ(4)をオフにし、切換スイッチ(3)を
定電流電源(5)に接続して全ての二次電池(1)を直列に接
続して定電流充電し、所定の容量まで充電された二次電
池(1)は、切換スイッチ(3)を定電圧電源(6)に切り換え
ると共に、バイパススイッチ(4)をオンにして、定電圧
充電するように構成されている。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP07203296A JP3481037B2 (ja) | 1996-03-27 | 1996-03-27 | 複数の二次電池の充電装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP07203296A JP3481037B2 (ja) | 1996-03-27 | 1996-03-27 | 複数の二次電池の充電装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09266638A true JPH09266638A (ja) | 1997-10-07 |
| JP3481037B2 JP3481037B2 (ja) | 2003-12-22 |
Family
ID=13477672
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP07203296A Expired - Fee Related JP3481037B2 (ja) | 1996-03-27 | 1996-03-27 | 複数の二次電池の充電装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3481037B2 (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012147617A (ja) * | 2011-01-14 | 2012-08-02 | Mazda Motor Corp | 車両用バッテリ充電装置 |
| JP2019003954A (ja) * | 2009-04-16 | 2019-01-10 | ヴァレンス テクノロジー インコーポレーテッドＶａｌｅｎｃｅ Ｔｅｃｈｎｏｌｏｇｙ，Ｉｎｃ． | 電池システム |
| US11469601B2 (en) | 2019-09-10 | 2022-10-11 | Yazaki Corporation | Battery control unit and battery system |
| WO2023220979A1 (zh) * | 2022-05-18 | 2023-11-23 | 宁德时代新能源科技股份有限公司 | 充电方法、装置、电子设备及存储介质 |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2022232904A1 (en) | 2021-05-04 | 2022-11-10 | Exro Technologies Inc. | Battery control systems and methods |
| WO2022236424A1 (en) | 2021-05-13 | 2022-11-17 | Exro Technologies Inc. | Method and appartus to drive coils of a multiphase electric machine |
| US12088176B2 (en) | 2021-07-08 | 2024-09-10 | Exro Technologies Inc. | Dynamically reconfigurable power converter utilizing windings of electric machine |
-
1996
- 1996-03-27 JP JP07203296A patent/JP3481037B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (5)
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| JP2019003954A (ja) * | 2009-04-16 | 2019-01-10 | ヴァレンス テクノロジー インコーポレーテッドＶａｌｅｎｃｅ Ｔｅｃｈｎｏｌｏｇｙ，Ｉｎｃ． | 電池システム |
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