JPH0926617A - カメラ - Google Patents

カメラ

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JPH0926617A
JPH0926617A JP7197894A JP19789495A JPH0926617A JP H0926617 A JPH0926617 A JP H0926617A JP 7197894 A JP7197894 A JP 7197894A JP 19789495 A JP19789495 A JP 19789495A JP H0926617 A JPH0926617 A JP H0926617A
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JP
Japan
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mode
color
liquid crystal
value
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Application number
JP7197894A
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English (en)
Inventor
Koichi Matsumura
孝一 松村
Hiroshi Matsushima
寛 松島
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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  • Indication In Cameras, And Counting Of Exposures (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 カメラにあって、複数モードによる情報表示
が表示スペースを拡大することなく、かつ視認性を損な
うことなく1つの液晶表示器に対して行えるようにす
る。 【構成】 液晶表示器を備えたカメラにあって、この液
晶表示器にカラーLCD115を用い、その駆動をシス
テムコントローラ101の管理のもとに、デコーダ11
6、LCDドライバ117を介して行い、その表示色を
日付データデータ表示モード、フィルムカウントデータ
表示モード、又はフィルム給送データ表示モードに応じ
て相互に異なる表示色にし、どの表示モードにあるのか
を容易に判別できるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、表示手段を備えた
カメラに関し、詳しくはカメラ外表面やファインダ内に
設置した液晶表示器に撮影情報、警告情報等を行うこと
が可能なカメラに関するものである。
【0002】
【従来の技術】表示手段を備えたカメラに関しては、以
下のような技術が知られている。
【0003】(1)フィルム装填時の空送り時にはフィ
ルム感度を表示し、空送りの完了に伴ってシャッタース
ピード、絞り値等の露出条件の表示を切り換えるカメラ
(米国特許第4763144号)。
【0004】(2)複数のセグメント表示の内、2個以
上のセグメントを順次オン/オフすることにより所定の
移動表示を行う(特開昭62−17237号公報)。
【0005】(3)日付表示とフィルムカウンタ表示を
兼用し、撮影時と非撮影時、或いはフィルム給送時で、
その切り換えを行う。非撮影時には日付表示が行われ、
撮影時にはコマ数表示が行われる。また、フィルム給送
時及び巻戻時にはコマ数表示が行われる(特開平6−2
22444号公報)。
【0006】また、従来、カメラの自動露出(AE)制
御モードには、シャッタースピード優先モードと絞り優
先モードがあり、各々設定値と演算値の表示を独立に行
うように設計されている。これとは別に、設定されてい
るモードがどのモードであるかを表示する必要があり、
例えば、液晶表示器にシャッタースピード優先モードを
“Tv”、絞り優先モードを“Av”等のような記号で
表示を行っている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記した従来
技術にあっては、(a)1つの液晶表示器にカメラの複
数内容の情報を表示しようとすると、全ての機能を独立
に表示するためには、広い表示面積が必要となる。この
結果、実装スペースが広くなり、カメラの小型化の障害
になる。(b)単一のセグメントを異なるモード間で切
換表示をするとき、従来の単一色表示では表示モードを
切り換えると、いずれの表示モードで表示が行われてい
るのかを咄嗟に判断することができない。つまり、操作
者(ユーザ)の視認性を低下させる。(c)優先露出モ
ード表示(“Tv”、“Av”)を行うためには、表示
エリアと表示セグメントを設定する必要があり、やはり
カメラの小型化には障害となる。
【0008】そこで、本発明は、複数モードによる情報
表示が表示スペースを拡大することなく、かつ視認性を
損なうことなく1つの液晶表示器に対して行うことので
きるカメラを提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】液晶表示器を備えたカメ
ラにあって、この液晶表示器にカラーLCDを用い、そ
の駆動をシステムコントローラの管理のもとに、デコー
ダ、LCDドライバを介して行い、その表示色を日付デ
ータデータ表示モード、フィルムカウントデータ表示モ
ード、又はフィルム給送データ表示モードに応じて相互
に異なる表示色にし、どの表示モードにあるのかを容易
に判別できるようにする。
【0010】
【発明の実施の形態】本出願に係る発明の目的を実現す
る構成は、請求項1に記載のように、撮影に関する複数
の異なる情報を表示可能な液晶表示器を備えたカメラに
おいて、前記液晶表示器にカラー液晶表示器を用い、そ
の表示色を表示モード毎に異ならせるようにしている。
【0011】この構成によれば、内容の異なる複数の表
示モードを備える場合、その表示モードを変更した時、
表示色が単色であると、その表示内容がどのモードに対
応するものであるかを把握できない場合が生じる。これ
に対し、本発明では表示モードを変更する(切り替え
る)毎に表示色が変えられ、表示モードと表示色を特定
している。したがって、表示色から表示モードを直ちに
識別(把握)することができ、撮影に際して戸惑うこと
がない。
【0012】本出願に係る発明の目的を実現する具体的
な構成は、請求項2に記載のように、前記表示モード
は、日付データ表示モード、フィルムカウントデータ表
示モード、又はフィルム給送データ表示モードにしてい
る。
【0013】この構成によれば、撮影に際して頻繁に用
いられる各種のデータを色分け表示することができ、的
確にモード判別が可能になり、撮影を失敗なく迅速に行
うことができる。
【0014】本出願に係る発明の目的を実現する具体的
な構成は、請求項3に記載のように、カラー液晶表示器
をファインダー視野内に設置するようにしている。
【0015】この構成によれば、設置スペース及び表示
スペースが大幅に制限されるファインダー内表示用の表
示器に用いられたカラー液晶表示器は、表示モード毎に
表示色が変えられ、その表示色から表示モードを識別す
ることができる。したがって、表示スペースが限られて
いるために表示内容が頻繁に変えられた場合でも、間違
いなく的確に表示モードの種類を知ることができる。
【0016】本出願に係る発明の目的を実現する具体的
な構成は、請求項4に記載のように、前記カラー液晶表
示器における表示は、自動露出(AE)モードに関する
情報にしている。
【0017】この構成によれば、前記カラー液晶表示器
における表示を、撮影時に把握すべき重要な情報の1つ
である自動露出(AE)モードに限定することにより、
希望するモードを間違いなく選択でき、作品に反映させ
ることができる。
【0018】本出願に係る発明の目的を実現する具体的
な構成は、請求項5に記載のように、前記情報を露出モ
ードの設定及び露出値の変更にしている。
【0019】この構成によれば、撮影時の露出情報の内
で必須となる露出モードの設定及び露出値の変更をモー
ドに対応させた内容及び表示色で表示でき、露出情報を
間違いなく的確に把握することができる。
【0020】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
【0021】(第1の実施例)図1は本発明によるカメ
ラの第1実施例を示すブロック図である。
【0022】101はカメラの全体を管理するシステム
コントローラ、102はプログラムやデータを記憶する
半導体メモリ(ROM)、103はデータを記憶する半
導体メモリ(RAM)、104は被写体の明るさを測定
する測光回路、105はカメラから被写体までの距離を
測定する測距回路、106はカメラの作動/不作動を切
り換えるメインスイッチ、107はレリーズスイッチで
ある。
【0023】レリーズスイッチ107は、その押圧量に
応じて2段階に動作する。まず、浅く押圧すると撮影ス
タンバイスイッチ107aがオンになり、撮影に先行し
て測光や測距動作が起動する。この状態から更に押下す
ると、レリーズスイッチ107bがオンになる。撮影ス
タンバイスイッチ107a及びレリーズスイッチ107
bの各スイッチは、システムコントローラ101のRL
S1ポート或いはRLS2ポートに接続される。
【0024】108は日付写し込み内容を確認するデー
ト(DATE)スイッチであり、システムコントローラ
101のDATEポートに接続される。109はフィル
ムであり、110はフィルム109の給送を行うモータ
である。111はモータ110を駆動するモータドライ
バであり、システムコントローラ101のWRDRVポ
ートに接続される。また、112はフィルム109に対
して露光を行うためのシャッタである。
【0025】113はシャッタ112を駆動するシャッ
タドライバであり、システムコントローラ101のSH
DRVポートに接続される。また、114は撮影レンズ
であり、115はカラー表示が可能なカラーLCD(液
晶)である。116はデコーダであり、システムコント
ローラ101より出力される液晶駆動信号をデコード
し、セグメント制御信号を生成する。このデコーダ11
6はシステムコントローラ101のLCDDRVポート
に接続される。
【0026】117はカラーLCD115を駆動するド
ライバであり、デコーダ116のセグメント制御信号に
よって液晶セグメント駆動信号を生成し、点灯/消灯の
指示を行う。LCDドライバ117とカラーLCD11
5は、セグメント独立表示を行うセグメント数と駆動デ
ューティ比により決定される本数分の信号線により接続
される。また、LCDドライバ117はLCD駆動信号
生成用の基準電圧(Vref)の入力端子を備え、基準
電圧(Vref)を基準にして液晶駆動電圧が生成され
る。
【0027】118はD/A(デジタル/アナログ)コ
ンバータであり、システムコントローラ101のCOL
SELポートに接続される。このD/Aコンバータ11
8はシステムコントローラ101から入力される所定ビ
ット数の制御信号に応じた基準電圧(Vref)を出力
する。この基準電圧(Vref)は、LCDドライバ1
17に入力される。ここで、表示内容に対する表示色
(印加電圧により可変)とCOLSEL値及びD/Aコ
ンバータ118が出力する基準電圧(Vref)の対応
を示したのが、図2である。
【0028】図3はカラーLCD115のセグメント配
置を示している。
【0029】図中、115Aはデータ写し込みデータ表
示時に年桁位置を示すアポストロフィセグメントであ
る。また、115B,115C,115D,115E,
115F,115Gは7セグメントであり、各々0〜9
までの数字を表示することが可能なセグメントである。
そして、7セグメントは、(a)から右回りに(b)→
(c)→(d)→・・・(f)と規定する。また、7セ
グメント表示は、左から右に115B,115C,11
5D,115E,115F,115Gの配置とし、11
5F及び115Gは他のセグメントに対して一回り大き
く設定されている。更に、115Hはフィルムパトロー
ネセグメントである。
【0030】図4、図5及び図6はカラーLCD115
における表示例を示している。図4は日付データの表示
状態を示しており、「‘94 8 25」のように年月
日が表示される。また、図5はフィルムカウンタの表示
状態を示し、「32」のように撮影した枚数が表示され
る。更に、図6はフィルム給送状態を示している。
【0031】図7はカラーLCD115、デコーダ11
6及びLCDドライバ117の相互の接続関係の詳細を
示す回路図である。
【0032】ここではデコーダ116について説明す
る。116aはフィルム給送状態表示制御用のバイナリ
コードから6ビットのデータを生成するデコーダであ
る。フィルム給送制御信号は、システムコントローラ1
01のLCDDRVポートから116u2端子(Film W
ind Enable)を介して3ビット情報で入力される。11
6b〜116gは、BCDコードから7セグメント駆動
情報を出力する。また、116h〜116mはオア(O
R)ゲート、116n〜116sはアンド(AND)ゲ
ート、116t,116uはオアゲートである。
【0033】更に、116v1は日付写し込みデータの
年10位桁値入力端子(Year1)、116v2は年
の1位桁値入力端子(Year0)、116v3は月の
10位桁値入力端子(Month1)、116v4は月
の1位桁値入力端子(Month0)、116v5は日
の10位桁値入力端子(Day1)或いはフィルムカウ
ンタの10位桁入力端子(Fcount1)、116v
6は日の1位桁値入力端子(Day 0)或いはフィル
ムカウンタの1位桁値入力端子(Fcount0)であ
る。また、116w1はデータ写し込み表示許可信号入
力端子(DE)、116w2はフィルム給送表示許可信
号入力端子(FWE)、116w3はフィルムカウンタ
表示許可信号入力端子(FCE)である。以上の各信号
入力端子は、いずれもシステムコントローラ101のL
CDDRVポートに接続されている。
【0034】次に、以上の構成による実施例の動作につ
いて、図8のフローチャートを参照して説明する。な
お、図8における“S”はステップを意味している。
【0035】まず、メインスイッチ106がオンにされ
ると、データ写し込み内容をカラーLCD115に所定
色Iで表示する(S301)。日付のカウントはシステ
ムコントローラ101で所定周期毎にROM102に組
み込まれているプログラムに基づいて計時され、その計
時内容はRAM103内の所定アドレスに記憶される。
更に、LCDDRVポートのDE端子を“H”レベル
(ハイレベル)にし、RAM103内の所定アドレスに
記憶された日付データをLCDDRVポートを介してL
CDドライバ117に出力する。DE端子を“H”レベ
ルにすることにより、アンドゲート116n〜116s
の入力端子に接続された日付データ入力端子116v1
〜116v6に入力される日付データは、デコーダ11
6b〜116gに入力され、LCDドライバ117に入
力される。
【0036】また、DE端子に“H”レベルが入力され
ると同時に、アポストロフィセグメント115Aが点灯
する。また、COLSELポートを介して表示色をLC
Dドライバ117に指示するためにCOLSELポート
に所定データ(“0”、“H”)を出力する。この所定
データは、表示内容に対応したLCD駆動基準電圧(V
ref0)をD/Aコンバータ118で生成するための
データである。
【0037】ついで、システムコントローラ101内の
タイマーにより、所定時間の計時が行われる(S30
2)。この後、フィルムカウントデータをカラーLCD
115に表示する(S303)。ここで、フィルムカウ
ント値はRAM103内の所定アドレス領域に記憶され
ている。RAM103から読み出したフィルムカウント
データをLCDDRVポートを介してデコーダ116へ
出力する。更に、デコーダ116のDE端子を“L”レ
ベル(ローレベル)にすると共に、FCE端子を“H”
レベルにする。これにより、アンドゲート116r,1
16sにのみ入力信号が与えられ、アンドゲート116
r,116sに“H”レベル信号が出力される。これに
より、デコーダ116f,116gにフィルムカウント
データが入力され、カレンダ表示が消え、7セグメント
115F,115Gにフィルムカウント値が表示される
(このとき、他の7セグメント115B〜115Eは消
灯している)。また、COLSELポートには表示色デ
ータ(“1”、“H”)を出力し、表示色を所定色Jに
指定する。
【0038】更に、撮影スタンバイスイッチ107aが
オンであるか否かを判定する(S304)。オフが判定
されればS317へ移行し、オンが判定されれば測光処
理を実行し(S305)、被写体輝度を測定する。この
後、測距を行い、カメラから被写体までの距離を測定す
る(S306)。ついで、レリーズスイッチ107bが
オンであるか否かを判定する(S307)。オフの場
合、デートスイッチ108がオンであるか否かを判定し
(S317)、このスイッチがオンであれば処理をS3
01に移し、以降の処理を繰り返し実行する。また、デ
ートスイッチ108のオフが判定された場合、メインス
イッチ106がオンであるか否かを判定し(S31
8)、オフであれば動作を終了し、オンであればS30
4に戻って以降の処理を繰り返し実行する。
【0039】S307でレリーズスイッチ107bのオ
ンが判定された場合、シャッタ112を開き(S30
8)、フィルム109への露光を開始する。ついで、S
305で測定した被写体輝度値とフィルム109の感度
値に基づいて決定された露光時間をシステムコントロー
ラ101のタイマーで計時する(S309)。そして、
タイマーのタイムアップによりシャッタ112を閉じる
(S310)。この後、フィルム109を1コマ分だけ
巻き上げるためにフィルム給送を開始する(S31
1)。このフィルム給送は、モータドライバ111を駆
動し、モータ110を回転させることにより行う。
【0040】ついで、フィルム給送表示が行われる(S
312)。LCDDRVポートのFCE端子を“L”レ
ベルにし、フィルムカウント表示を消灯する。更に、F
WE端子に“0”以外の値を入力することにより、フィ
ルム給送表示を行う。FWE端子にフィルム給送量に応
じて次第に増加するデータを入力する。FWE端子に
“0”以外の値を入力されると、オアゲート116tの
出力が“H”レベルになり、フィルムパトローネセグメ
ント115Hが点灯する。また、BCDコードを6ビッ
トのデータに変換するデコーダ116aは、入力された
BCDコードに対して順に0〜5の出力が“H”レベル
で出力される。この結果、オアゲート116h〜116
mの出力が“H”レベルにされ、セグメント115B〜
115Gのdセグメントが順に点灯し、フィルム給送表
示が行われる。更に、COLSELポートには表示色デ
ータ(“2”、“H”)を出力し、表示色を所定色Kに
指定する。この具体例を示したのが図6であり、フィル
ムパトローネセグメント115Hとセグメント115B
〜115Gのdセグメントが点灯し、1コマ分のフィル
ム給送がほぼ完了した状態での表示例を示している。
【0041】更に、フィルム109が所定量だけ巻き上
げられたか否かを判定する(S313)。この後、フィ
ルム109の給送を停止する(S314)。ついで、R
AM103内の所定領域に記憶されたフィルムカウント
値をインクリメント(S315)した後、フィルムカウ
ント値を表示する(S316)。この処理においては、
FCE端子が“L”レベルにされ、フィルム給送表示か
らフィルムカウンタ表示への変更が行われる。この場合
の表示は、RAM103での処理と同一であるので、説
明は省略する。S316の処理の後、処理はS304に
移り、以降の処理を繰り返し実行する。
【0042】なお、上記した実施例においては、制御電
圧により表示色が可変される液晶表示器を用いるものと
したが、この種の表示器に限定されるものではなく、他
の表示色を可変できる表示手段を用いることも可能であ
る。
【0043】(第2の実施例)図9は本発明の第2実施
例を示すブロック図である。
【0044】201はカメラの各部の動作を統括制御す
るマイクロコンピュータである。202はレンズ制御回
路であり、撮影レンズ213の合焦調節用モータ及び絞
り羽根制御用モータ(いずれも不図示)を駆動制御す
る。レンズ制御回路202はマイクロコンピュータ20
1からLCOM信号を受けている間、DBUS(バス)
を介してマイクロコンピュータ201との間でシリアル
通信を行う。レンズ制御回路202は、このシリアル通
信によってモータ駆動情報を受信し、合焦調節用モータ
及び絞り羽根制御用モータを駆動制御する。また、同時
に撮影レンズ213の各種の情報(焦点距離等)をシリ
アル通信によりマイクロコンピュータ201へ送出す
る。
【0045】203はカラー液晶表示回路であり、カメ
ラのバッテリー残量、撮影枚数、シャッター速度値(T
v)、絞り値(Av)、露出補正量等の情報をカラー液
晶表示器211,212に表示させ、撮影者に確認させ
るための駆動用回路である。204はスイッチセンス回
路であり、撮影者が各撮影条件を設定するためのスイッ
チやカメラの状態を示すスイッチのオン/オフ状態を読
み取ってマイクロコンピュータ201へ送出するもの
で、SWCOM信号を受けている間、DBUSを介して
シリアル通信によりマイクロコンピュータ201へスイ
ッチデータを伝送する。また、電子ダイアル210の入
力値により、ダイアル値のカウントアップ/カウントダ
ウンも行い、SWCOM信号を受けている間、DBUS
を介してシリアル通信によりマイクロコンピュータ20
1へカウント値を伝送する。
【0046】205はフラッシュ発光調光制御回路であ
り、フラッシュの発光の他、TTL(Through the Taki
ng Lens)調光による発光停止機能を制御すると共に、
STCOM信号を受けている間、DBUSを介してシリ
アル通信によりマイクロコンピュータ201からフラッ
シュ制御に関するデータを受け取り、各種の制御を実行
する。また、フラッシュ発光調光制御回路205は、外
付けフラッシュ214がカメラに装着された場合、その
インターフェースの働きも担っている。よって、外付け
フラッシュ214が装着された場合、外付けフラッシュ
214との通信を行い、その情報(補助光が有るか否か
等)をマイクロコンピュータ201へ送出する。逆に、
マイクロコンピュータ201からの制御信号を外付けフ
ラッシュ214へ伝達する機能も備えている。
【0047】206は焦点検出回路であり、既存の位相
差検出方式によりAF(オートフォーカス)を行うため
のラインセンサと、その蓄積読み出し回路とが1つのユ
ニットになっており、その制御はマイクロコンピュータ
201によって行われる。マイクロコンピュータ201
はセンサ出力のA/D値を基に既存のアルゴリズムによ
って測距を行ってレンズ駆動量を演算した後、これをレ
ンズ制御回路202に伝送してレンズを駆動し、合焦を
行う。
【0048】207は測光回路であり、被写体の測光を
行い、その結果はマイクロコンピュータ201へ伝送さ
れる。マイクロコンピュータ201では、受信した測光
結果をデジタル信号に変換し、露出条件(絞り、シャッ
タースピード)の演算に用いる。208はシャッター制
御回路であり、マイクロコンピュータ201の制御信号
に従ってシャッター先幕及び後幕(いずれも不図示)の
走行制御を行う。
【0049】209は給送モータ/チャージモータ制御
回路であり、マイクロコンピュータ201からの制御信
号に従ってフィルムの給送(巻き上げ、巻き戻し)を行
う。また、給送モータ/チャージモータ制御回路209
はミラーアップ/チャージ(ミラーダウン)用モータの
制御を実行する。
【0050】SW1はカメラの動作を開始させるボタン
である。このSW1がオンされたことをマイクロコンピ
ュータ201が確認すると、測光、測距及び表示の各処
理が開始される。SW2はカメラのレリーズボタンに連
動しており、そのオン動作をマイクロコンピュータ20
1が確認したことをもって露光動作が開始する。X接点
はシャッター先幕の走行完了のタイミングでオンにな
り、フラッシュの発光タイミングをフラッシュ発光調光
制御回路205に報知する役割をもっている。更に、S
W3はカメラのモード(Tv優先、Av優先、マニュア
ル、プログラム等)を切り替えるためのスイッチであ
る。
【0051】210は電子ダイアルであり、Tv値、A
v値、モード等の変更を行うために用いられる。例え
ば、SW3のモード切り替えボタンを押しながら電子ダ
イアル210を回転させると、Tv優先→Av優先→マ
ニュアル→プログラム→Tv優先→Av優先→マニュア
ル→・・・のような順番で変更が行われ、撮影者の意図
するモードに設定することができる。また、電子ダイア
ル210を逆回転させれば、プログラム→マニュアル→
Av優先→Tv優先→プログラム→・・・のようにモー
ド変更が行われる。更に、SW3と電子ダイアル210
の操作により、Tv優先が設定されている場合、電子ダ
イアル210を回転させることにより、撮影者の希望と
するTv値を設定することができる。また、SW3と電
子ダイアル210の操作により、Av優先がモードとし
て設定されている場合、電子ダイアル210を回転させ
ることにより、撮影者の希望とするAv値を設定するこ
とができる。
【0052】SW4はマニュアル時にAv値をセットす
るためのボタンである。SW3と電子ダイアル210の
操作によりマニュアルモードが設定されている場合、S
W4を押さずに電子ダイアル210を回転させると、回
転した分のTv値がアップ/ダウンし、Tv値の設定が
可能になる。そこで、SW4を押しながら電子ダイアル
210を回転させれば、回転した分だけAv値がアップ
/ダウンし、Av値の設定が可能になる。
【0053】211は外部表示装置であり、カラー液晶
表示回路203によって駆動される。212はファイン
ダー内カラー液晶表示装置であり、同様にカラー液晶表
示回路203によって駆動される。更に、213は交換
可能なレンズであり、レンズ制御回路202を通して制
御される。また、214は外付けフラッシュであり、フ
ラッシュ発光調光制御回路205によって制御される。
なお、外付けフラッシュ214の電源はカメラ側からは
供給されず、外付けフラッシュ214に内蔵させた電池
から供給される。
【0054】次に、図10のフローチャートを参照して
図9の実施例の動作について説明する。なお、図中の
“S”はステップを意味している。
【0055】電源が入った状態において、マイクロコン
ピュータ201はスイッチセンス回路204の情報に基
づいてモード切り替え、設定値の切り替え等を行い、こ
の切り替えに応じてカラー液晶表示回路203に対する
表示データ及び表示色が修正される(S401)。つい
で、SW1が押されているか否かが判定される(S40
2)。SW1が押されている場合、AE(自動露出)が
行われ(S406)、ついでAF(オートフォーカス)
が行われた後(S407)、更に、表示処理が行われる
(S408)。AEは、測光回路207により被写体の
測光を行い、測光出力をマイクロコンピュータ201で
A/D変換し、露出条件(絞り、シャッタースピード)
の演算を行う処理である。また、AFは焦点検出回路2
06を用いてラインセンサに対する蓄積及び読み出しを
行い、ラインセンサ出力のA/D変換値を基に既存のア
ルゴリズムで測距を行い、レンズ駆動量を演算する。そ
してレンズ駆動量演算結果に基づいてレンズを駆動し、
合焦を行う処理である。また、表示処理は、S406で
演算されたAv値/Tv値を、設定されたAv値/Tv
値とを色分けするようにカラー液晶表示回路203を動
作させ、ファインダー内カラー液晶表示装置212及び
外部表示装置211に表示を行う。また、S407によ
り合焦が得られた場合、合焦表示も行われる。
【0056】S402でSW1のオフが判定された場
合、電源をオフにするか否かの判定が行われる(S40
3)。オフにしない場合、S401(スイッチ情報入
力)に戻して以降の処理を繰り返し実行する。また、電
源をオフにする場合、つまり、何らかの原因によってカ
メラの電源が立ち上がった場合、一定時間にわたり電源
を起こしておくことにより、スイッチの状態チエックや
表示の切り替えが行えるようにする。そして、カメラの
ファインダー内や外部の不必要な部分の表示をカラー液
晶表示回路203によって消灯した後、電源をオフにす
る(S404)。
【0057】一方、S408の処理が終わると、カメラ
の状態がレリーズを許可して良い状態か否かの判定が行
われる(S409)。例えば、AFモードが「ワンショ
ットモード」であれば、S407の測距結果が合焦を条
件にしてレリーズが許可され、ついでSW2のオン/オ
フが判定され、以降のレリーズ動作に進か否かの判定が
行われる(S410)。また、S409において、合焦
が得られていない場合、スイッチのチエックのためにS
401に戻り、以降の処理を繰り返し実行する。なお、
SW1がオンであれば、再度、測光、測距及び表示が行
われる。
【0058】S410において、SW2がオンであれば
レリーズ動作に入る。まず、給送モータ/チャージモー
タ制御回路209によってミラーアップが行われ、S4
06で決定された絞り量をレンズ制御回路202を用い
て撮影レンズ213へ伝送し、設定露光量が得られるよ
うに絞り駆動が行われる(S411)。
【0059】ついで、シャッター制御回路208により
S406で決定されたTv値が得られるように、シャッ
ター先幕及び後幕の走行制御、すなわちシャッターの開
閉が行われる(S412)。更に、給送モータ/チャー
ジモータ制御回路209によってミラーダウンを行うと
共にシャッターのチャージを行い、レンズ制御回路20
2を介して撮影レンズ213に信号を伝送し、絞りが開
放に戻されるように駆動する(S413)。この後、マ
イクロコンピュータ201からの制御信号に従って給送
モータ/チャージモータ制御回路209を駆動し、フィ
ルムの巻き上げ(給送)を行う(S414)。給送が終
了すると、処理はS401へ戻され、以降の処理が繰り
返し実行される。
【0060】図11は図9の実施例における表示例を示
し、図中の(a)〜(d)はファインダー内表示を示し
ている。図中、501は4桁の7セグメントであり、T
v値を表示する。この例では1/1500秒のシャッタ
ースピードを表示している。502は2桁の7セグメン
トであり、Av値を表示する。この例では絞り値が「F
5.6」であることを示している。503はAEがプロ
グラム、Tv優先、Av優先のいずれがのモードでは露
出補正量が表示され、AEがマニュアル時には適正値と
の輝度差が表示される。504はAFの合焦状態を示
し、合焦時に点灯する。
【0061】ここで、AEモード表示をTv値、Av値
の色分けにより表現する表示例について、図11を用い
て説明する。
【0062】(a)図は、絞り値を表示するセグメント
502の表示色(例えば、赤)のみが他のセグメント5
01,503,504の表示色(例えば、緑)と異なっ
ている様子を示し、AEモードが「絞り優先」であるこ
とを示している。
【0063】(b)図は、シャッタースピード値を表示
するセグメント501の表示色(例えば、赤)のみが他
のセグメント502,503,504の表示色(例え
ば、緑)と異なっている様子を示し、AEモードが「シ
ャッタースピード優先」であることを示している。
【0064】つまり、ここでの表示は、Tv値、Av値
の設定値を赤、演算値を緑というルールに従ってTv優
先、Av優先の区別で色付けを行っていることになる。
このルールを用いれば、マニュアルモードは(c)図の
ように表現され、プログラムモードは(d)図のように
表現される。
【0065】すなわち、(c)図は、絞り値とシャッタ
ースピード値を表示するセグメント501,502の表
示色(例えば、赤)がセグメント503,504の表示
色(例えば、緑)と異なっている様子を示し、AEモー
ドが「マニュアル」であることを示している。また、
(d)図は、全ての表示が同一色(例えば、緑)である
様子を示し、AEモードが「プログラム」であることを
示している。
【0066】以上のように、Tv値の表示とAv値の表
示の色分けによってAEモードを表現した。これに対
し、“設定可能な値は赤で、演算値は緑で表示する”と
いう前提において、露出補正設定が可能なAEモード
(Tv値、Av値、プログラムの各モード)において
は、セグメント503のバー表示を赤で表示し、セグメ
ント503で適正値との輝度差をバー表示することがで
きる。この表示例を示したのが図12である。
【0067】図12の(a)図は、Av優先の表示であ
り、露出補正の設定が可能な状態を示している。また、
(b)図は絞り値が示されたTv優先の表示であり、
(c)図は露出補正設定値が示されたマニュアル表示、
(d)図はシャッタースピードと絞り値が示されたプロ
グラム表示である。
【0068】また、AEがプログラムモードである場
合、電子ダイアル210でプログラムシフトをかけた場
合、Tv値及びAv値の色を変更し、プログラムシフト
がかかった状態であることを表示することもできる。例
えば、プログラムシフトがかかっていない状態では、図
12の(c)のようにTv値、Av値をオレンジ色で表
示し、マニュアルの赤色に対して区別する。
【0069】更に、AEがプログラムモードである場
合、Tv値の変更が行われれば(電子ダイアル210の
操作による)、Tvの表示色を変更する。また、Av値
の変更が行われた時には、Av値の表示色を変更する。
このような表示により、Tv値基準又はAv値基準のい
ずれかの基準によりプログラムシフトされたかの表示が
可能になる。例えば、プログラムシフトがかかっていな
い状態では図11の(d)図のように全て緑色で表示
し、プログラムシフトがかかった状態では(b)図のよ
うにTv値をオレンジ色で表示し、Tv優先の赤に対し
て区別する。更に、Av値の変更でプログラムシフトが
かかった状態では(a)図のようにAv値をオレンジ色
で表示し、Av優先の赤に対して区別する。
【0070】以上のように、本発明による第2実施例に
よれば、ファインダー内の専用セグメントを設けること
なく、AEモードの表示が可能になる。これによってセ
グメント数を減らすことができ、その分だけ表示を必要
とする仕様を追加することが可能になる。また、ファイ
ンダー内の表示が増えない分だけファインダー内表示を
拡大でき、視認性を高めることができる。更に、Tv
値、Av値の色分けを行うことにより、プログラムシフ
トの状態を示すことが可能になる。
【0071】〔発明と実施例の対応〕以上の実施例にお
いて、カラーLCD115及びファインダー内カラー液
晶表示装置212がカラー液晶表示器に相当する。
【0072】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、撮影に
関する複数の異なる情報を表示可能な液晶表示器を備え
たカメラにおいて、前記液晶表示器にカラー液晶表示器
を用い、その表示色を表示モード毎に異ならせるように
したので、表示色から表示モードを直ちに識別(把握)
することができ、撮影に際して戸惑うことがない。
【0073】請求項2に記載の発明によれば、表示モー
ドを、日付データ表示モード、フィルムカウントデータ
表示モード、又はフィルム給送データ表示モードにした
ので、撮影に際して頻繁に用いられる各種のデータを色
分け表示することができ、的確にモード判別が可能にな
り、撮影を失敗なく迅速に行うことができる。また、表
示面積の節約が可能であり、カメラの小型化が可能にな
る。
【0074】請求項3に記載の発明によれば、カラー液
晶表示器をファインダー視野内に設置するようにしたの
で、表示スペースが限られているために表示内容が頻繁
に変えられた場合でも、間違いなく的確に表示モードの
種類を知ることができる。
【0075】請求項4に記載の発明によれば、カラー液
晶表示器における表示を、自動露出(AE)モードに関
する情報にしたので、希望するモードを間違いなく選択
でき、作品に反映させることができる。
【0076】請求項5に記載の発明によれば、AEモー
ドに関する情報を露出モードの設定及び露出値の変更に
したので、撮影時の露出情報の内で必須となる露出モー
ドの設定及び露出値の変更をモードに対応させた内容及
び表示色で表示でき、露出情報を間違いなく的確に把握
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるカメラの第1実施例を示すブロッ
ク図である。
【図2】本発明における表示色基準電圧の対応を示す説
明図である。
【図3】本発明におけるカラー液晶表示器のセグメント
配置を示す正面図である。
【図4】本発明に係るカラー液晶表示器に日付データを
表示した状態を示す説明図である。
【図5】本発明に係るカラー液晶表示器にフィルムカウ
ンタのデータを表示した状態を示す説明図である。
【図6】本発明に係るカラー液晶表示器にフィルム給送
データを表示した状態を示す説明図である。
【図7】図7は本発明に係るカラー液晶表示器、デコー
ダ及びLCDドライバの相互の接続関係の詳細を示す回
路図である。
【図8】本発明における第1実施例の動作を説明するフ
ローチャートである。
【図9】本発明によるカメラの第1実施例を示すブロッ
ク図である。
【図10】図9の実施例の動作を示すフローチャートで
ある。
【図11】図9の実施例におけるファインダー内表示を
示す表示図である。
【図12】図9の実施例におけるファインダー内表示の
他の例を示す表示図である。
【符号の説明】
101 システムコントローラ 102 ROM 104 測光回路 108 デートスイッチ 115 カラーLCD 115A〜115G セグメント 115H フィルムパトローネセグメント 116 デコーダ 117 LCDドライバ 118 D/Aコンバータ 201 マイクロコンピュータ 203 カラー液晶表示回路 207 測光回路 208 シャッター制御回路 210 電子ダイアル 211 外部表示装置 212 ファインダー内カラー液晶表示装置

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮影に関する複数の異なる情報を表示可
    能な液晶表示器を備えたカメラにおいて、 前記液晶表示器にカラー液晶表示器を用い、その表示色
    を表示モード毎に異ならせることを特徴とするカメラ。
  2. 【請求項2】 前記表示モードは、日付データデータ表
    示モード、フィルムカウントデータ表示モード、又はフ
    ィルム給送データ表示モードであることを特徴とする請
    求項1記載のカメラ。
  3. 【請求項3】 前記カラー液晶表示器は、ファインダー
    視野内に設置されることを特徴とする請求項1記載のカ
    メラ。
  4. 【請求項4】 前記カラー液晶表示器における表示は、
    自動露出(AE)モードに関する情報であることを特徴
    とする請求項1又は3記載のカメラ。
  5. 【請求項5】 前記情報は、露出モードの設定及び露出
    値の変更であることを特徴とする請求項4記載のカメ
    ラ。
JP7197894A 1995-07-12 1995-07-12 カメラ Pending JPH0926617A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100980528B1 (ko) * 2005-12-16 2010-09-07 도쿄엘렉트론가부시키가이샤 금속계막의 탈탄소 처리 방법, 성막 방법 및 반도체 장치의제조 방법

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