JPH09266117A - 油入電気機器および油入電気機器の注油方法 - Google Patents

油入電気機器および油入電気機器の注油方法

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JPH09266117A
JPH09266117A JP7421496A JP7421496A JPH09266117A JP H09266117 A JPH09266117 A JP H09266117A JP 7421496 A JP7421496 A JP 7421496A JP 7421496 A JP7421496 A JP 7421496A JP H09266117 A JPH09266117 A JP H09266117A
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JP
Japan
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oil
conservator
oil tank
tank
valve
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Application number
JP7421496A
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English (en)
Inventor
Kazuhiro Takamoto
和弘 高本
Tadahiko Kitamura
忠彦 北村
Masatoshi Shikii
正俊 式井
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Toshiba Corp
Toshiba FA Systems Engineering Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba FA Systems Engineering Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 油槽内およびコンサベータ内の真空度を高め
ること。 【解決手段】 まず、コンサベータ21の吸気弁26を
通して、油槽21内およびコンサベータ26内を一括し
て真空引きすると共に、ゴム袋27内を真空引きする。
次に、油槽21内およびコンサベータ25内を真空引き
しながら、油槽21の注油口23を通して油槽21内に
絶縁油を注入する。この後、コンサベータ25内の油面
が所定高さに達したら、真空引き動作および注油動作を
停止し、ゴム袋27内に空気を充填する。従って、コン
サベータ25内に絶縁油が侵入するまで真空引きを行う
ことができるので、油槽21内およびコンサベータ25
内の真空度が向上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンサベータを有
する油入電気機器および該油入電気機器に絶縁油を注入
するための注油方法に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】図4は、上記油入電気
機器の一例である油入変圧器の従来構成(実開昭61−
94318号公報に開示されたもの)を示すものであ
る。ここで、油槽1には連通管2,2を介してコンサベ
ータ3が連結され、コンサベータ3内にはゴム袋4が収
容されており、変圧器5等からの熱により油槽1内の絶
縁油が膨脹すると、連通管2,2を通してコンサベータ
3内に絶縁油が流入し、絶縁油の膨脹が吸収されるよう
になっている。尚、符号6は、ゴム袋4に吸湿呼吸器7
を接続するための呼吸管を示している。
【0003】上記構成の場合、油槽1内に絶縁油を注入
するにあたっては、油槽1の注油弁1aに注油ポンプ8
の注油管8aを接続し、油槽1の測定弁1bに油表示器
9の測定管9aを接続する。これと共に、連通管2の吸
気弁2aに真空ポンプ10の吸気管10aを接続し、呼
吸管6の呼吸弁6aに真空ポンプ10の吸気管10bを
接続する。そして、注油弁1aと呼吸管6の大気弁6b
を閉塞し、測定弁1bと吸気弁2aと吸気弁6aとを開
放し、真空ポンプ10を作動させることに伴い、油槽1
内とコンサベータ3内とゴム袋4内とを真空引きする。
【0004】この後、油槽1内とコンサベータ3内とゴ
ム袋4内とが所定の真空度に達したら、注油弁1aを開
放し、注油ポンプ8を作動させることに伴い、貯蔵油槽
11から油槽1内に絶縁油を注入する。そして、油表示
器9に油が表示された時点で、測定弁1bと吸気弁2a
と呼吸弁6aとを閉塞し、真空ポンプ10を停止させた
状態で注油ポンプ8による注油を継続する。次に、油面
計12のフロート12aが絶縁油に浸され、油面計12
から油面検出信号が出力されるようになったら、大気弁
6bを開放し、ゴム袋4内に大気を充填する。そして、
油面計12からの出力信号を監視しながら、絶縁油の温
度に応じて油面の高さを調整する。
【0005】しかしながら、上記従来では、連通管2の
吸気弁2aを通して油槽1内およびコンサベータ3内を
一括して真空引きしていた。従って、連通管2内まで油
面が上昇した時点で真空ポンプ10を停止させ、真空ポ
ンプ10による絶縁油の吸引を防止する必要があった。
このため、油槽1内およびコンサベータ3内の真空度が
低下する傾向にあった。しかも、連通管2内に油面が達
したことを検出する油表示器9および測定弁1bが必要
になるので、弁操作および構成が複雑化される傾向にあ
った。
【0006】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
あり、その目的は、油槽内およびコンサベータ内の真空
度を高めることができ、しかも、弁操作および構成が簡
単な油入電気機器および油入電気機器の注油方法を提供
することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の油入電気
機器は、電気機器が収容された油槽と、この油槽に連通
管を介して接続されたコンサベータと、このコンサベー
タ内の油面を検出する油面検出計と、前記コンサベータ
に設けられ、前記油槽内および前記コンサベータ内を一
括して真空引きするための吸気口と、前記油槽に設けら
れ、該油槽内に絶縁油を注入するための注油口とを備え
たところに特徴を有する。
【0008】上記手段によれば、下記手順で絶縁油を注
入することができる。 (1)コンサベータの吸気口を通して、油槽内およびコ
ンサベータ内を一括して真空引きする。 (2)油槽内およびコンサベータ内を真空引きしなが
ら、油槽の注油口を通して油槽内に絶縁油を注入する。 (3)油槽を通してコンサベータ内に絶縁油が供給さ
れ、コンサベータ内の油面が所定高さに達したら、真空
引き動作および注油動作を停止する。
【0009】この場合、コンサベータに吸気口が設けら
れているので、コンサベータ内に絶縁油が侵入するまで
真空引きを行うことができる。このため、油槽内および
コンサベータ内の真空度が向上する。しかも、真空引き
動作および注油動作を停止するにあたって、コンサベー
タの油面を検出する既存の油面計を利用できる。このた
め、連通管内に絶縁油が侵入したことを検出する専用の
油表示器および油表示器用の弁が不要になるので、構成
および弁操作が簡単化される。
【0010】請求項2記載の油入電気機器は、電気機器
が収容された第1の油槽と、この第1の油槽とは別の第
2の油槽と、前記第1の油槽に連通管を介して接続され
た第1のコンサベータと、前記第2の油槽および前記第
1のコンサベータに各々連通管を介して接続された第2
のコンサベータと、この第2のコンサベータ内の油面を
検出する油面計と、前記第1のコンサベータおよび前記
第2のコンサベータ間を接続する連通管に設けられ、両
コンサベータ間を連通遮断するための弁体と、前記第1
のコンサベータおよび前記第2のコンサベータの少なく
とも一方に設けられ、前記第1の油槽内と前記第1のコ
ンサベータ内と前記第2の油槽内と前記第2のコンサベ
ータ内とを一括して真空引きするための吸気口と、前記
第1の油槽に設けられ、該油槽内に絶縁油を注入するた
めの注油口とを備えたところに特徴を有する。
【0011】上記手段によれば、下記手順で絶縁油を注
入することができる。 (1)両コンサベータ間を接続する連通管の弁体を開放
し、第1のコンサベータおよび第2のコンサベータ間を
連通状態にする。 (2)吸気口を通して、第1の油槽内,第1のコンサベ
ータ内,第2の油槽内,第2のコンサベータ内を一括し
て真空引きする。
【0012】(3)各コンサベータ内および各油槽内を
真空引きしながら、第1の油槽の注油口を通して第1の
油槽内に絶縁油を注入する。 (4)第1のコンサベータを通して第2のコンサベータ
および第2の油槽内に絶縁油が注入され、第2のコンサ
ベータ内の油面が所定高さに達したら、真空引き動作お
よび注油動作を停止する。
【0013】この場合、第1のコンサベータに吸気口が
設けられているので、第2のコンサベータ内に絶縁油が
侵入するまで真空引きを行うことができる。このため、
各油槽内および各コンサベータ内の真空度が向上する。
しかも、真空引き動作および注油動作を停止するにあた
って、第2のコンサベータの油面を検出する既存の油面
計を利用できる。このため、連通管内に絶縁油が侵入し
たことを検出する専用の油表示器および油表示器用の弁
が不要になるので、構成および弁操作が簡単化される。
【0014】請求項3記載の油入電気機器は、コンサベ
ータ内の油面を観察するための窓部がコンサベータに設
けられているところに特徴を有する。上記手段によれ
ば、窓部を通してコンサベータ内の油面を観察すること
ができる。このため、例えばコンサベータ内の底部にあ
るゴム袋が邪魔になり、油面計のフロートが正常に動作
しない場合でも、油面が正確に把握される。
【0015】請求項4記載の油入電気機器は、コンサベ
ータ内の油面が所定高さに達したことを検出して電気信
号を出力する油面検出手段を備えたところに特徴を有す
る。上記手段によれば、油面検出手段から油面検出信号
が出力されることに伴い、真空ポンプおよび注油ポンプ
を自動的に停止させることができる。
【0016】請求項5記載の油入電気機器の注油方法
は、電気機器が収容された油槽と、この油槽に連通管を
介して接続されたコンサベータとを備えた油入電気機器
に絶縁油を注入するための方法において、前記コンサベ
ータを通して前記油槽内および前記コンサベータ内を一
括して真空引きする工程と、この真空引き動作を行いな
がら前記油槽内に絶縁油を注入する工程と、前記コンサ
ベータ内の油面が所定高さに達した時点で前記真空引き
動作および前記注油動作を停止する工程とを備えたとこ
ろに特徴を有する。
【0017】上記手段によれば、請求項1記載の油入電
気機器と同様、コンサベータ内に絶縁油が侵入するまで
真空引きを行うことができるので、油槽内およびコンサ
ベータ内の真空度が向上する。しかも、真空引き動作お
よび注油動作を停止するにあたって、コンサベータの油
面を検出する既存の油面計を利用できるので、構成およ
び弁操作が簡単化される。
【0018】請求項6記載の油入電気機器の注油方法
は、電気機器が収容された第1の油槽と、この第1の油
槽とは別の第2の油槽と、前記第1の油槽に連通管を介
して接続された第1のコンサベータと、前記第2の油槽
および前記第1のコンサベータに各々連通管を介して接
続された第2のコンサベータとを備えた油入電気機器に
絶縁油を注入するための方法において、前記第1のコン
サベータおよび前記第2のコンサベータの少なくとも一
方を通して前記第1の油槽内と前記第1のコンサベータ
内と前記第2の油槽内と前記第2のコンサベータ内とを
一括して真空引きする工程と、この真空引き動作を行い
ながら前記第1の油槽内に絶縁油を注入する工程と、前
記第2のコンサベータ内の油面が所定高さに達した時点
で前記真空引き動作および前記注油動作を停止する工程
とを備えたところに特徴を有している。
【0019】上記手段によれば、請求項2記載の油入電
気機器と同様、第2のコンサベータ内に絶縁油が侵入す
るまで真空引きを行うことができるので、各油槽内およ
び各コンサベータ内の真空度が向上する。しかも、真空
引き動作および注油動作を停止するにあたって、第2の
コンサベータの油面を検出する既存の油面計を利用でき
るので、構成および弁操作が簡単化される。
【0020】請求項7記載の油入電気機器の注油方法
は、コンサベータ内にゴム袋が収容された構成の油入電
気機器に絶縁油を注入するための方法において、前記ゴ
ム袋内に大気を充填した後、前記コンサベータ内の油面
を調整する工程を備えたところに特徴を有する。上記手
段によれば、ゴム袋内に大気を充填した影響で油面が変
動しても、コンサベータ内の油面を適性高さに調整でき
る。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第1実施例を図1
に基づいて説明する。油槽21の内部には、電気機器に
相当する変圧器22が収容され、下端部には、注油口に
相当する注油弁23が設けられている。また、油槽21
の上部には、L字状の連通管24を介してコンサベータ
25が連結されている。そして、油槽21内には絶縁油
が注入されており、絶縁油が膨脹収縮すると、連通管2
4を通してコンサベータ25内に絶縁油が出入りする。
【0022】コンサベータ25の側壁には、吸気口に相
当する吸気弁26が設けられ、コンサベータ25の内部
にはゴム袋27が収容されている。そして、ゴム袋27
には、先端部に呼吸弁28aを有する呼吸管28が接続
されている。また、吸湿呼吸器29には呼吸管29aが
接続されており、この呼吸管29aは、呼吸管28の呼
吸弁28aに着脱可能に接続される。そして、ゴム袋2
7内には大気が充填されており、コンサベータ25内に
絶縁油が出入りすると、ゴム袋27が吸湿呼吸器29を
通して大気を吸ったり、吐いたりすることに伴い膨脹収
縮する。尚、吸湿呼吸器29の呼吸管29aは、運転時
には呼吸管28の呼吸弁28aに接続される。
【0023】コンサベータ25の側壁にはダイアル油面
計30の検出部30aが固定されている。この油面計3
0は、検出部30a,アーム30b,フロート30cを
有するものであり、絶縁油の膨脹収縮に応じてフロート
30cが移動すると、アーム30bが回動し、検出部3
0aがアーム30bの回動位置に応じた油面信号を出力
する。そして、コンサベータ25の下面には、下方へ突
出する収容部25aが形成されており、油面計30のフ
ロート30cは、収容部25a内に位置するようになっ
ている。
【0024】次に、油槽21内に絶縁油を注入するため
の注油装置について説明する。真空ポンプ31には吸気
管32が接続されている。そして、吸気管32の中間部
には、L字状をなす分岐吸気管33が接続されている。
また、貯蔵油槽34には注油管35が接続されており、
この注油管35は注油ポンプ36の吸入口に接続されて
いる。そして、注油ポンプ36の吐出口には注油管37
が接続されている。
【0025】次に絶縁油の注入方法について説明する。
まず、注油ポンプ36の注油管37を油槽21の注油弁
23に接続する。これと共に、真空ポンプ31の吸気管
32をコンサベータ25の吸気弁26に接続し、吸気管
33をゴム袋27の呼吸弁28aに接続する。そして、
注油弁23を閉塞し、吸気弁26および呼吸弁28aを
開放し、真空ポンプ31を作動させる。すると、油槽2
1内およびコンサベータ25内の空気が吸気管32を通
して排出され、ゴム袋27内の空気が呼吸管28および
吸気管33を通して排出される。
【0026】この後、油槽21内およびコンサベータ2
5内が所定の真空度に達したら、油槽21の注油弁23
を開放し、注油ポンプ36を作動させる。そして、油槽
21内およびコンサベータ25内を所定の真空度に保持
しながら、貯蔵油槽34から注油管35および37を通
して油槽21内に脱気された絶縁油を注入する。する
と、油槽21内から連通管24を通してコンサベータ2
5内に絶縁油が供給される。
【0027】絶縁油の供給に伴い、コンサベータ25の
収納部25a内が絶縁油で満たされ、油面計30からの
出力信号に基づいて油面が所定高さに達したことが検出
されたら、注油弁23,吸気弁26,呼吸弁28aを閉
塞し、真空ポンプ31および注油ポンプ36を停止させ
る。そして、呼吸管28の呼吸弁28aから真空ポンプ
31の吸気管33を取外し、ゴム袋27内を開放する。
すると、呼吸弁28aから呼吸管28を通してゴム袋2
7内に大気が供給され、ゴム袋27内に大気が充填され
る。この後、注油弁23および吸気弁26から注油管3
7および吸気管32を取外し、呼吸弁28aに吸湿呼吸
器29の呼吸管29aを接続する。
【0028】上記実施例によれば、コンサベータ25に
吸気弁26を設け、油槽21内およびコンサベータ25
内の空気を吸気弁26から排出しながら、油槽21内に
絶縁油を注入した。このため、真空ポンプ31が絶縁油
を吸引してしまう虞れがなくなるので、コンサベータ2
5内に絶縁油が侵入するまで継続して真空引きを行うこ
とができる。
【0029】従って、連通管24内に絶縁油が侵入した
時点で真空引きを停止させていた従来に比べ、油槽21
内およびコンサベータ25内の真空度が向上する。その
結果、絶縁油および大気間の接触が極力少なくなるの
で、絶縁油にスラッジが生じることが極力防止される。
しかも、連通管24内に絶縁油が侵入したことを検出す
る油表示器および油表示器用の測定弁が不要になるの
で、構成および弁操作が簡単化される。
【0030】次に本発明の第2実施例を図2に基づいて
説明する。尚、上記第1実施例と同一の部材については
同一の符号を付して説明を省略し、以下、異なる部材に
ついてのみ説明を行う。コンサベータ25には透明な板
状油面計38が設けられている。この板状油面計38は
窓部に相当するものであり、板状油面計38を通してコ
ンサベータ25内の油面が直視できるようになってい
る。
【0031】上記実施例によれば、油槽21内に絶縁油
を注入するにあたっては、ゴム袋27が膨らんでなくコ
ンサベータ25内の底部にある。このため、ゴム袋27
が邪魔になり、油面計30のフロート30cが正常に動
作しない虞れがある。このような場合、板状油面計38
を通してコンサベータ25内の油面を直接観察すること
により、油面を正確に把握することができる。
【0032】尚、上記第1および第2実施例において
は、真空引きに伴う内外の圧力差により油槽21および
コンサベータ25が弾性変形することがある。この変形
は、ゴム袋27内に大気を充填し、真空ポンプ31を停
止させることに伴い元に戻るので、その影響で油面が変
動することがある。従って、下記作業を行うことに伴い
油面の変動を調整することが好ましい。
【0033】(1)ゴム袋27内に大気を充填した後、
油面計30からの出力信号を検出する。 (2)油面計30からの出力信号に基づいて油面の変動
が検出された場合には、注油弁23を開放し、注油ポン
プ36を作動させる。そして、油面計30からの出力信
号を監視しながら油面高さを調整する。 (3)油面高さを調整したら、注油弁23を閉塞し、注
油ポンプ36を停止させる。そして、注油弁23および
吸気弁26から注油管37および吸気管32を取外し、
呼吸弁28aに吸湿呼吸器29の呼吸管29aを接続す
る。
【0034】また、上記第1および第2実施例において
は、コンサベータ25内の油面が所定高さに達したこと
を検出するスイッチを設け、このスイッチから油面検出
信号が出力されることに伴い、真空ポンプ31および注
油ポンプ36を自動的に停止させる構成としても良い。
この構成の場合、油面計30のアーム30bおよび固定
部位にスイッチの接点を装着すると良い。また、油面計
30からの出力信号を基準値と比較し、油面計30から
の出力信号が基準値を越えた場合に真空ポンプ31およ
び注油ポンプ36を停止させる構成としても良い。
【0035】次に本発明の第3実施例を図3に基づいて
説明する。尚、上記第1実施例と同一の部材については
同一の符号を付して説明を省略し、以下、異なる部材に
ついてのみ説明を行う。油槽21内には、機器室に相当
する負荷時タップ切替器39が収容されており、この負
荷時タップ切替器39は、連通管40を介してコンサベ
ータ41に接続されている。また、コンサベータ41
は、連通管42を介してコンサベータ25に接続されて
いる。そして、連通管42には、弁体に相当する連通弁
42aが介挿されており、この連通弁42aは、コンサ
ベータ25および41間を遮断すべく運転時閉状態にさ
れている。
【0036】コンサベータ40にはダイアル油面計43
が設けられており、コンサベータ41内の油面に応じて
油面計43のフロート(図示せず)が移動することに伴
い、コンサベータ41内の油面高さが検出される。ま
た、コンサベータ41には大気弁41aが設けられてお
り、この弁41aを開閉することに伴い、コンサベータ
41内が大気と連通遮断される。尚、油槽21は第1の
油槽に相当し、負荷時タップ切替器39は第2の油槽に
相当する。また、コンサベータ25は第1のコンサベー
タに相当し、コンサベータ41は第2のコンサベータに
相当する。
【0037】次に絶縁油の注入手順について説明する。
まず、注油弁23を閉塞し、吸気弁26と呼吸弁28a
と連通弁42aとを開放し、真空ポンプ31を作動させ
る。すると、負荷時タップ切替器39内およびコンサベ
ータ41内の空気がコンサベータ25内および吸気管3
2を通して排出され、油槽21内およびコンサベータ2
5内の空気が吸気管32を通して排出され、ゴム袋27
内の空気が呼吸管28および吸気管33を通して排出さ
れる。
【0038】この後、油槽21内とコンサベータ25内
と負荷時タップ切替器39内とコンサベータ41内とが
所定の真空度に達したら、油槽21の注油弁23を開放
し、注油ポンプ36を作動させる。そして、各部屋内を
所定の真空度に保持しながら、油槽21内に脱気された
絶縁油を注入する。すると、油槽21内の絶縁油が連通
管24を通してコンサベータ25内に供給され、コンサ
ベータ25内の絶縁油が連通管42を通してコンサベー
タ41内に注入される。これにより、コンサベータ41
内から連通管40を通して負荷時タップ切替器39に絶
縁油が注入され、負荷時タップ切替器39の油面が上昇
する。
【0039】油面の上昇に伴い、コンサベータ41の油
面計43から油面信号が出力され、コンサベータ40内
の油面が所定高さに達したことが検出されたら、注油弁
23と吸気弁26と呼吸弁28aと連通弁42aとを閉
塞し、真空ポンプ31および注油ポンプ36を停止させ
る。そして、ゴム袋27内を開放することに伴い、ゴム
袋27内に大気を充填する。これと共に、コンサベータ
41の大気弁41aを開放することに伴い、コンサベー
タ41内に大気を充填する。そして、注油弁23および
吸気弁26から注油管37および吸気管32を取外し、
呼吸弁28aに吸湿呼吸器29の呼吸管29aを接続す
る。
【0040】上記実施例によれば、コンサベータ25に
吸気弁26を設けた。このため、コンサベータ41内に
絶縁油が侵入するまで真空引きを行うことができるの
で、油槽21内とコンサベータ25内と負荷時タップ切
替器39内とコンサベータ41内の真空度が向上する。
しかも、コンサベータ41の油面計43を利用して油面
を検出できる。このため、連通管24内に絶縁油が侵入
したことを検出する専用の油表示器および油表示器用の
弁,連通管40内に絶縁油が侵入したことを検出する専
用の油表示器および油表示器用の弁が不要になるので、
構成および弁操作が簡単化される。
【0041】尚、上記第3実施例においては、コンサベ
ータ41内の油面が所定高さに達しことを検出するスイ
ッチを設け、このスイッチから油面検出信号が出力され
ることに伴い、真空ポンプ31および注油ポンプ36を
自動的に停止させる構成としても良い。この構成の場
合、油面計43のアームおよび固定部位にスイッチの接
点を装着すると良い。また、油面計43からの出力信号
を基準値と比較し、油面計30からの出力信号が基準値
を越えた場合に真空ポンプ31および注油ポンプ36を
停止させる構成としても良い。
【0042】また、上記第3実施例においては、コンサ
ベータ41に窓部を設け、この窓部を通してコンサベー
タ41内を観察することに伴い、油面を把握する構成と
しても良い。また、上記実施例においては、コンサベー
タ25を通して真空引きを行う構成としたが、これに限
定されるるものではなく、コンサベータ41を通して行
ったり、コンサベータ25および41を通して行っても
良い。
【0043】また、上記第1〜第3実施例においては、
コンサベータ25内にゴム袋27を収容したが、これに
限定されるものではなく、ゴム袋27を廃止する構成と
しても良い。この構成の場合、コンサベータ25に大気
弁を設け、この大気弁を開放することに伴い、コンサベ
ータ25内に大気を充填すると良い。また、上記第1〜
第3実施例においては、油槽21内に変圧器を収容した
が、これに限定されるものではなく、例えば、リアクト
ルや変成器等を収容しても良い。
【0044】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の油入電気機器および油入電気機器の注油方法は次の効
果を奏する。請求項1記載の油入電気機器および請求項
5記載の注油方法によれば、コンサベータを通して油槽
内およびコンサベータ内を一括して真空引きした。この
ため、コンサベータ内に絶縁油が侵入するまで真空引き
を行うことができるので、油槽内およびコンサベータ内
の真空度が向上する。しかも、真空引き動作および注油
動作を停止するに際に、コンサベータの油面を検出する
既存の油面計を利用できるので、連通管内に絶縁油が侵
入したことを検出する専用の油表示器および油表示器用
の弁が不要になり、その結果、構成および弁操作が簡単
化される。
【0045】請求項2記載の油入電気機器および請求項
6記載の注油方法によれば、第1のコンサベータおよび
第2のコンサベータの少なくとも一方を通して第1の油
槽内,第2の油槽内,第1のコンサベータ内,第2のコ
ンサベータ内を一括して真空引きした。このため、第2
のコンサベータ内に絶縁油が侵入するまで真空引きを行
うことができるので、各油槽内および各コンサベータ内
の真空度が向上する。しかも、真空引き動作および注油
動作を停止するにあたって、第2のコンサベータの油面
を検出する既存の油面計を利用できるので、連通管内に
絶縁油が侵入したことを検出する専用の油表示器および
油表示器用の弁が不要になり、その結果、構成および弁
操作が簡単化される。
【0046】請求項3記載の油入電気機器によれば、窓
部を通してコンサベータ内の油面を観察できる。このた
め、コンサベータ内の底部にあるゴム袋が邪魔になり、
油面計のフロートが正常に動作しない場合でも、油面が
正確に把握される。請求項4記載の油入電気機器によれ
ば、油面検出手段から油面検出信号が出力されることに
伴い、真空ポンプおよび注油ポンプを自動停止させるこ
とができる。このため、真空ポンプおよび注油ポンプを
手動で停止させる必要がなくなるので、注油作業が簡単
化される。請求項7記載の油入電気機器の注油方法によ
れば、ゴム袋内に大気を充填した影響で油面が変動して
も、コンサベータ内の油面を適性高さに調整することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す図(全体構成を示す
図)
【図2】本発明の第2実施例を示す図(コンサベータ部
分を拡大して示す図)
【図3】本発明の第3実施例を示す図1相当図
【図4】従来例を示す図1相当図
【符号の説明】
21は油槽(第1の油槽)、22は変圧器(電気機
器)、23は注油弁(注油口)、24は連通管、25は
コンサベータ(第1のコンサベータ)、26は吸気弁
(吸気口)、27はゴム袋、30は油面計、38は板状
油面計(窓部)、39は負荷時タップ切替器(第2の油
槽)、40は連通管、41はコンサベータ(第2のコン
サベータ)、42は連通管、42aは連通弁(弁体)、
43は油面計を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 北村 忠彦 三重県三重郡朝日町大字繩生2121番地 株 式会社東芝三重工場内 (72)発明者 式井 正俊 三重県三重郡朝日町大字繩生2121番地 株 式会社東芝三重工場内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電気機器が収容された油槽と、 この油槽に連通管を介して接続されたコンサベータと、 このコンサベータ内の油面を検出する油面計と、 前記コンサベータに設けられ、前記油槽内および前記コ
    ンサベータ内を一括して真空引きするための吸気口と、 前記油槽に設けられ、該油槽内に絶縁油を注入するため
    の注油口とを備えたことを特徴とする油入電気機器。
  2. 【請求項2】 電気機器が収容された第1の油槽と、 この第1の油槽とは別の第2の油槽と、 前記第1の油槽に連通管を介して接続された第1のコン
    サベータと、 前記第2の油槽および前記第1のコンサベータに各々連
    通管を介して接続された第2のコンサベータと、 この第2のコンサベータ内の油面を検出する油面計と、 前記第1のコンサベータおよび前記第2のコンサベータ
    間を接続する連通管に設けられ、両コンサベータ間を連
    通遮断するための弁体と、 前記第1のコンサベータおよび前記第2のコンサベータ
    の少なくとも一方に設けられ、前記第1の油槽内と前記
    第1のコンサベータ内と前記第2の油槽内と前記第2の
    コンサベータ内とを一括して真空引きするための吸気口
    と、 前記第1の油槽に設けられ、該油槽内に絶縁油を注入す
    るための注油口とを備えたことを特徴とする油入電気機
    器。
  3. 【請求項3】 コンサベータには、コンサベータ内の油
    面を観察するための窓部が設けられていることを特徴と
    する請求項1または2記載記載の油入電気機器。
  4. 【請求項4】 コンサベータ内の油面が所定高さに達し
    たことを検出して電気信号を出力する油面検出手段を備
    えたことを特徴とする請求項1または2記載の油入電気
    機器。
  5. 【請求項5】 電気機器が収容された油槽と、 この油槽に連通管を介して接続されたコンサベータとを
    備えた油入電気機器に絶縁油を注入するための方法にお
    いて、 前記コンサベータを通して前記油槽内および前記コンサ
    ベータ内を一括して真空引きする工程と、 この真空引き動作を行いながら前記油槽内に絶縁油を注
    入する工程と、 前記コンサベータ内の油面が所定高さに達した時点で前
    記真空引き動作および前記注油動作を停止する工程とを
    備えたことを特徴とする油入電気機器の注油方法。
  6. 【請求項6】 電気機器が収容された第1の油槽と、 この第1の油槽とは別の第2の油槽と、 前記第1の油槽に連通管を介して接続された第1のコン
    サベータと、 前記第2の油槽および前記第1のコンサベータに各々連
    通管を介して接続された第2のコンサベータとを備えた
    油入電気機器に絶縁油を注入するための方法において、 前記第1のコンサベータおよび前記第2のコンサベータ
    の少なくとも一方を通して前記第1の油槽内と前記第1
    のコンサベータ内と前記第2の油槽内と前記第2のコン
    サベータ内とを一括して真空引きする工程と、 この真空引き動作を行いながら前記第1の油槽内に絶縁
    油を注入する工程と、 前記第2のコンサベータ内の油面が所定高さに達した時
    点で前記真空引き動作および前記注油動作を停止する工
    程とを備えたことを特徴とする油入電気機器の注油方
    法。
  7. 【請求項7】 コンサベータ内にゴム袋が収容された構
    成の油入電気機器に絶縁油を注入するための方法におい
    て、 前記ゴム袋内に大気を充填した後、前記コンサベータ内
    の油面を調整する工程を備えたことを特徴とする請求項
    5または6記載の油入電気機器の注油方法。
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