JPH09264827A - 材料試験機 - Google Patents

材料試験機

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Publication number
JPH09264827A
JPH09264827A JP7775496A JP7775496A JPH09264827A JP H09264827 A JPH09264827 A JP H09264827A JP 7775496 A JP7775496 A JP 7775496A JP 7775496 A JP7775496 A JP 7775496A JP H09264827 A JPH09264827 A JP H09264827A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
test piece
grasping
gripping
grasping jaw
fluid pressure
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7775496A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Awano
高史 粟野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shimadzu Corp
Original Assignee
Shimadzu Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Shimadzu Corp filed Critical Shimadzu Corp
Priority to JP7775496A priority Critical patent/JPH09264827A/ja
Publication of JPH09264827A publication Critical patent/JPH09264827A/ja
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  • Investigating Strength Of Materials By Application Of Mechanical Stress (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 試験片を安全に、かつ、所定の位置に確実に
把持する材料試験機を提供する。 【解決手段】 一対のつかみ歯13,14を相対的に接
近させる仮締めバネ20の付勢力に抗してつかみ歯1
3,14間を開き、このつかみ歯13,14の間に試験
片を配置した後、つかみ歯13,14間を、仮締めバネ
の付勢力によって閉じて試験片を仮締めした後、シリン
ダ15に空気を供給し、空気圧でつかみ歯14をつかみ
歯13の方向に付勢して試験片を把持する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、空気圧等の流体圧
で試験片を把持するつかみ具を備えた材料試験機に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、空気圧、油圧等の流体圧によっ
て、1対のつかみ歯を相対的に接近させ、試験片を把持
する材料試験機においては、試験片を手によって保持
し、1対のつかみ歯の間に配置した状態で、流体圧によ
り1対のつかみ歯を接近させて試験片を把持していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このようにして試験片
をつかみ歯で把持する場合、つかみ歯の近くに、試験片
を保持した手を置かなければならないので、誤って手を
つかみ歯に挟む危険性がある。そこで、従来、試験片を
把持する時は、仮締めとして、比較的小さな力で試験片
を把持するよう、つかみ歯シリンダへ供給する空気圧等
の大きさを制御することによって、その危険性を低減し
ている。
【0004】しかしながら、つかみ歯シリンダの空気圧
の制御装置を操作する際、相変わらず、試験片を保持し
た手元から目を離なして試験片を把持するので、手の位
置を確認できないままつかみ歯を閉じなければならず、
しかも、制御装置がつかみ具から離れている場合は、操
作のために姿勢が悪くなって、試験片を保持した手がず
れてしまう。
【0005】本発明は、材料試験機において、上記した
問題点を解決するために創案されたものであって、試験
片を安全に、かつ、所定の位置に確実に把持できる材料
試験機を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、流体圧によっ
て開閉制御される一対のつかみ歯を備えた材料試験機に
おいて、一対のつかみ歯を流体圧による開閉とは別個に
相対的に接近させる付勢手段を備え、試験片を把持する
のに際しては、この付勢手段の付勢力に抗してつかみ歯
を開き、このつかみ歯の間に試験片を配置した後、つか
み歯を付勢手段の付勢力によってつかみ歯を閉じて試験
片を仮締めした後、流体圧の力で試験片を把持するもの
である。
【0007】特に、付勢手段としては、試験片を把持す
る際の流体圧より十分に小さく、試験片への負荷を開始
する前に、把持した試験片を落下させない程度の付勢力
を有するバネが最適である。
【0008】
【発明の実施の形態】図1は、本発明に係る材料試験機
を示す概略構成図で、図2は、本発明に係る材料試験機
のつかみ具付近を示す概略構成図である。1は材料試験
機のテーブルで、テーブル1上に、2本の固定支柱2,
3が設けられ、その上端には、クロスヨーク4が横架さ
れる。また、テーブル1には、このテーブル1下の駆動
源(図示省略)によって回転する2本のねじ棹5,6が
設けられ、ねじ棹5,6が回転することによって、ねじ
棹5,6に螺合されたクロスヘッド7が昇降する。クロ
スヘッド7には、その取り付け部8にロードセル9を介
して上方のつかみ具10Aが設けられるとともに、テー
ブル1の取り付け部11には、下方のつかみ具10Bが
設けられる。
【0009】また、つかみ具10Aとつかみ具10Bは
同じ構成であるので、ここでは、つかみ具10Aについ
て説明する。つかみ具10Aのボディ12には、固定さ
れたつかみ歯13と、流体圧によって移動するつかみ歯
14が設けられる。このつかみ歯14は、ボディ12に
形成されたシリンダ15に空気源16から空気圧ON/
OFFバルブ17を介して、空気を供給することによっ
て移動するピストン18にロッド19を介して設けられ
る。そして、つかみ歯14を常につかみ歯13の方へ付
勢する仮締めバネ20が、シリンダ15の端面とピスト
ン18の間に設けられる。さらに、ピストン18には、
シリンダ15を貫通するロッド21が設けられ、その端
部には開閉ノブ22が設けられる。なお、空気圧を保つ
ために、またガタツキをなくすために、Oリング23,
24,25が設けられる。
【0010】次に、このような材料試験機において、試
験片を把持する方法について説明する。開閉ノブ22を
図の右方に引っ張り、仮締めバネ20によってつかみ歯
14をつかみ歯13から引き離なす。さらに、つかみ歯
13,14間に挟持する試験片TPの厚さに合わせて、
試験片TPがこれらつかみ歯13,14間に収まるよう
な間隔が十分に得られるまで、開閉ノブ22を引っ張
る。
【0011】しかる後、間隔を広げたつかみ歯13,1
4間に試験片TPを配置した後、開閉ノブ22を図の左
方に移動させると、仮締めバネ20の付勢力により、つ
かみ歯14がつかみ歯13に接近して、試験片TPを仮
締めして挟持する。
【0012】下方のつかみ具10Bにおいても、つかみ
具10Aと同様に、開閉ノブ22を持ってつかみ歯1
3,14間を試験片TPの大きさに応じて開いた状態で
クロスヘッド7を下降し、試験片TPをつかみ歯13,
14間の所定の位置に配置した後、上方のつかみ具10
Aと同様に試験片TPを仮締めする。
【0013】このようにして、試験片TPを上下のつか
み具10A,10Bによって仮締めした後、シリンダ1
5に空気を供給し、つかみ歯14をつかみ歯13に接近
するよう付勢させて、試験片TPに負荷を加えてもチャ
ック滑りを起こさないように、試験片TPをつかみ具に
よって本締めした後、所定の引張試験を開始する。
【0014】なお、仮締めバネ20を設ける位置は、常
につかみ歯が閉じるようなところであればよく、例え
ば、つかみ歯13,14の間、つかみ歯14とシリンダ
15外部との間、開閉ノブ22とシリンダ15外部との
間であってもよいし、ピストン18の左側とシリンダ1
5との間に引張る方向に付勢するバネを設けてもよい。
特に、シリンダ15外部に設けた場合は、仮締めバネ2
0が破損したり疲労した時に、仮締めバネ20の交換が
容易となる。
【0015】また、本実施例では、流体圧として空気圧
を使用したが、油圧、水圧等を利用しても良い。
【0016】ところで、本発明の変形として、次の態様
のものも含まれる。
【0017】(1)流体圧によって開閉制御される一対
のつかみ歯を備えた材料試験機において、前記一対のつ
かみ歯を流体圧による開閉とは別個に相対的に接近させ
る付勢手段と、前記一対のつかみ歯の少なくとも一方
に、この付勢力に抗してつかみ歯の間隔を広げる開閉ノ
ブを備え、この付勢手段によって、前記試験片を仮締め
することを特徴とする材料試験機。すなわち、開閉ノブ
を有することで、仮締めの際、つかみ歯の間隔を広げる
ことが容易になる。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、比較的
小さな力で互いに接近する方向に付勢された一対のつか
み歯により試験片を仮締めしてから、流体圧による試験
片の本締め把持を行うので、手に挟む危険性がなくな
る。また、位置決めを確認した後、流体圧を作用させて
試験片を本締めによる把持を行うので、試験片を所定の
位置に押さえながら本締め操作をすることがなくなるの
で、正確な位置に試験片を把持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る材料試験機の概略構成を示す図で
ある。
【図2】本発明に係る材料試験機のつかみ具の概略構成
を示す図である。
【符号の説明】
10A,10B・・・つかみ具 12 ・・・・・・ボディ 13,14・・・・・つかみ歯 15 ・・・・・・シリンダ 16 ・・・・・・空気源 18 ・・・・・・ピストン 20 ・・・・・・仮締めバネ 22 ・・・・・・開閉ノブ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 流体圧によって開閉制御される一対のつ
    かみ歯を備えた材料試験機において、前記一対のつかみ
    歯を前記流体圧による開閉とは別個に、相対的に接近さ
    せる付勢手段を備え、試験片を前記流体圧の力で把持す
    る前に、前記付勢手段の力によって仮締めすることを特
    徴とする材料試験機。
JP7775496A 1996-03-29 1996-03-29 材料試験機 Pending JPH09264827A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7775496A JPH09264827A (ja) 1996-03-29 1996-03-29 材料試験機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7775496A JPH09264827A (ja) 1996-03-29 1996-03-29 材料試験機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09264827A true JPH09264827A (ja) 1997-10-07

Family

ID=13642727

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7775496A Pending JPH09264827A (ja) 1996-03-29 1996-03-29 材料試験機

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JP (1) JPH09264827A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003090786A (ja) * 2001-09-19 2003-03-28 Shimadzu Corp 材料試験機
CN105021450A (zh) * 2015-07-21 2015-11-04 西南交通大学 一种可提供持续夹紧力的多试样平行实验夹具

Cited By (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003090786A (ja) * 2001-09-19 2003-03-28 Shimadzu Corp 材料試験機
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