JPH09264579A - 換気装置 - Google Patents

換気装置

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JPH09264579A
JPH09264579A JP8072729A JP7272996A JPH09264579A JP H09264579 A JPH09264579 A JP H09264579A JP 8072729 A JP8072729 A JP 8072729A JP 7272996 A JP7272996 A JP 7272996A JP H09264579 A JPH09264579 A JP H09264579A
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carbon dioxide
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dioxide amount
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Takuya Murayama
拓也 村山
Kenji Kato
健司 加藤
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Matsushita Seiko Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 家庭の台所用、あるいは業務用の換気装置に
使用される油煙等の油汚れを防止することにおいて、付
着した油を分解、気化する自己浄化機能を有し、この自
己浄化機能を運転制御することを目的とする。 【解決手段】 フィルタ9表面とフード1内面に触媒1
2を担持させ、近紫外線ランプを備えた励起手段13
と、送風機5の運転および停止を入力する送風機スイッ
チ15、その送風機5のモ−タ運転制御を行うモ−タ駆
動手段、設定時間を計測する設定時間計測手段、前記励
起手段13の運転制御を行う励起駆動手段、所定時間を
計測する所定時間計測手段、送風機5および励起手段1
3を駆動させる駆動回路を備え、送風機5および励起手
段13を制御することにより、常温で調理後に付着した
調理油を分解、気化する自己浄化機能を有し、この自己
浄化機能を運転制御することができる換気装置を得られ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、家庭の台所用、あ
るいは業務用の換気装置に使用される油煙等の油汚れに
より、不快な状態となることを防止する、自己油浄化機
能を運転制御する換気装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の換気装置は、実開昭59
−151029号公報に記載されたものが知られてい
る。
【0003】以下、その換気装置について図15を参照
しながら説明する。図に示すように、本体201の内部
にファンモータ202が設けられ、本体201の吸気口
203にフィルタ204が設けられている。本体201
後面には排気口205が設けられ、本体201内部に遠
赤外線熱源206が設けられている。フィルタ204に
は加熱触媒207が塗布されている。
【0004】上記構成において、遠赤外線熱源206を
通電加熱するとフィルタ204が熱せられ、加熱触媒2
07の作用により、フィルタ204の表面に付着した調
理油が、触媒分解され、気化することになる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の換気
装置では、加熱触媒207を活性化させるために、フィ
ルタ204を300℃以上の高温に上げる必要があり、
エネルギーロスが大きく、調理油の触媒分解を行う運転
制御が明らかにされていないという課題があり、常温
で、調理油の触媒分解を行う運転制御を明らかにするこ
とが要求されている。
【0006】本発明は、このような従来の課題を解決す
るものであり、常温で調理後に付着した調理油を分解、
気化する自己浄化機能を有し、この自己浄化機能を運転
制御することができる換気装置を提供することを目的と
している。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の換気装置は上記
目的を達成するために、室内空気を室外に排気するモー
タとファンを有する送風機を設け、この送風機を支持
し、かつ排気口を設けたフード本体の内部にフィルタを
設け、前記フード本体内と前記フィルタ表面に触媒を設
け、前記触媒を励起、活性化させる励起手段と、前記モ
ータの駆動および停止をする送風機スイッチと、前記モ
ータを制御するモータ駆動手段を設け、設定時間経過を
計測する設定時間計測手段を設け、前記励起手段を制御
する励起駆動手段を設け、所定時間経過を計測する所定
時間計測手段を設け、前記送風機スイッチと、前記モー
タ駆動手段と、前記設定時間計測手段と、前記励起駆動
手段および前記所定時間計測手段により送風機のモータ
および励起手段を駆動させる駆動回路を設けた構成とし
たものである。
【0008】本発明によれば、常温で調理後に付着した
調理油を分解、気化する自己浄化機能を有し、この自己
浄化機能を運転制御することができる換気装置が得られ
る。
【0009】また他の手段は、所定時間計測手段が計測
している一定時間経過以内に送風機スイッチが操作され
たかを判断する送風機スイッチ操作判断手段を設け、一
定時間経過以内に前記送風機スイッチが操作されたかを
判断して、前記送風機スイッチが操作された時点で、一
定時間から所定時間を差し引いた残置時間を記憶する残
置時間記憶手段を設け、前記送風機スイッチと、モータ
駆動手段と、設定時間計測手段と、励起駆動手段と、所
定時間計測手段と、前記送風機スイッチ操作判断手段お
よび前記残置時間記憶手段により送風機のモータおよび
励起手段を駆動させる駆動回路を設けた構成としたもの
である。
【0010】そして本発明によれば、常温で調理後に付
着した調理油を分解、気化する自己浄化機能を有し、こ
の自己浄化機能を運転制御することができる換気装置が
得られる。
【0011】また他の手段は、モータ駆動手段と別に送
風機のモータを制御するモータ自動駆動手段を設け、送
風機スイッチと、前記モータ駆動手段と、設定時間計測
手段と、励起駆動手段と、前記モータ自動駆動手段およ
び所定時間計測手段により送風機のモータおよび励起手
段を駆動させる駆動回路を設けた構成としたものであ
る。
【0012】そして本発明によれば、常温で調理後に付
着した調理油を分解、気化する自己浄化機能を有し、こ
の自己浄化機能を運転制御することができる換気装置が
得られる。
【0013】また他の手段は、送風機スイッチと、モー
タ駆動手段と、設定時間計測手段と、励起駆動手段と、
モータ自動駆動手段と、所定時間計測手段と、送風機ス
イッチ操作判断手段および残置時間記憶手段により送風
機のモータおよび励起手段を駆動させる駆動回路を設け
た構成としたものである。
【0014】そして本発明によれば、常温で調理後に付
着した調理油を分解、気化する自己浄化機能を有し、こ
の自己浄化機能を運転制御することができる換気装置が
得られる。
【0015】また他の手段は、吸気口に吸気口側二酸化
炭素量検知素子を設け、前記吸気口側二酸化炭素量検知
素子の入力を検知する吸気口側二酸化炭素量検知手段を
設け、排気口に送風機側二酸化炭素量検知素子を設け、
前記送風機側二酸化炭素量検知素子の入力を検知する送
風機側二酸化炭素量検知手段を設け、前記吸気口側二酸
化炭素量検知手段が検知した吸気口側二酸化炭素量と前
記送風機側二酸化炭素量検知手段が検知した送風機側二
酸化炭素量を比較判断する二酸化炭素量演算手段を設
け、送風機スイッチと、モータ駆動手段と、設定時間計
測手段と、励起駆動手段と、モータ自動駆動手段と、前
記吸気口側二酸化炭素量検知素子と、前記吸気口側二酸
化炭素量検知手段と、前記送風機側二酸化炭素量検知素
子と、前記送風機側二酸化炭素量検知手段および前記二
酸化炭素量演算手段により送風機のモータおよび励起手
段を駆動させる駆動回路を設けた構成としたものであ
る。
【0016】そして本発明によれば、常温で調理後に付
着した調理油を分解、気化する自己浄化機能を有し、こ
の自己浄化機能を運転制御することができる換気装置が
得られる。
【0017】また他の手段は、二酸化炭素量演算手段が
吸気口側二酸化炭素量と送風機側二酸化炭素量を比較し
ている間に送風機スイッチが操作されたかを判断する送
風機スイッチ入力判断手段を設け、前記送風機スイッチ
と、モータ駆動手段と、設定時間計測手段と、励起駆動
手段と、モータ自動駆動手段と、吸気口側二酸化炭素量
検知素子と、吸気口側二酸化炭素量検知手段と、送風機
側二酸化炭素量検知素子と、送風機側二酸化炭素量検知
手段と、前記二酸化炭素量演算手段および前記送風機ス
イッチ入力判断手段により送風機のモータおよび励起手
段を駆動させる駆動回路を設けた構成としたものであ
る。
【0018】そして本発明によれば、常温で調理後に付
着した調理油を分解、気化する自己浄化機能を有し、こ
の自己浄化機能を運転制御することができる換気装置が
得られる。
【0019】
【発明の実施の形態】本発明は、室内空気を室外に排気
するモータとファンを有する送風機を設け、この送風機
を支持し、かつ排気口を設けたフード本体の内部にフィ
ルタを設け、前記フード本体内と前記フィルタ表面に触
媒を設け、前記触媒を励起、活性化させる励起手段と、
前記モータの駆動および停止をする送風機スイッチと、
前記モータを制御するモータ駆動手段を設け、設定時間
経過を計測する設定時間計測手段を、前記励起手段を制
御する励起駆動手段を設け、所定時間経過を計測する所
定時間計測手段を設け、前記送風機スイッチと、前記モ
ータ駆動手段と、前記設定時間計測手段と、前記励起駆
動手段および前記所定時間計測手段により送風機のモー
タおよび励起手段を駆動させる駆動回路を設けた構成と
したものであり、常温で調理後に付着した調理油を分
解、気化することができる換気装置の自己浄化機能の運
転制御ができるという作用を有する。
【0020】以下、本発明の実施例について図面を参照
しながら説明する。
【0021】
【実施例】
(実施例1)図1、図2および図3に示すように、1は
換気装置のフード本体であり、下部は開口して吸気口2
を形成し、レンジ(図示しない)の上方に位置するよう
壁面3に取付けられている。前記フード本体1の内部に
は、モータ4とファン4aを有する送風機5を収納して
おり、レンジより発生した油煙6を前記吸気口2から送
風機5によって吸い込み、フード本体1の上面に設けら
れた排気口7を通じて、室外に排出するように形成され
ている。さらに、前記フード本体1の吸気口2と前記送
風機5を結ぶ通風路には、油煙6中の油滴8を捕捉する
フィルタ9を配設している。このフィルタ9は全面に吸
気孔10を有するパンチングメタルなどで形成されてい
る。そして、フード本体1内部のフィルタ9面より吸気
側に一定の空間部11を設け、この空間部11のフード
本体1内面とフィルタ9表面には、付着した調理油を分
解、気化させる触媒12(たとえば酸化触媒、光触媒な
ど)が設けられている。また、前記フード本体1の内部
下方、フィルタ9と対向する面には、前記触媒12を励
起、活性化させる励起手段13が設けられている。この
励起手段13は、近紫外光照射ランプ14で構成されて
いる。フード本体1には送風機5のモータ4の駆動およ
び停止をさせる送風機スイッチ15が設けてあり、送風
機スイッチ15の入力の信号を受けて、送風機5のモー
タ4および励起手段13の制御を行う制御部16Aが設
けられている。
【0022】図2において、制御部16Aには送風機5
のモータ4を制御するモータ駆動手段17と、設定時間
経過を計測する設定時間計測手段18と、前記励起手段
13を制御する励起駆動手段a19と、所定時間経過を
計測する所定時間計測手段20が設けられている。前記
送風機スイッチ15と、前記モータ駆動手段17と、前
記設定時間計測手段18と、前記励起駆動手段a19お
よび前記所定時間計測手段20により送風機5のモータ
4および前記励起手段13を駆動させる駆動回路21を
設けたものである。
【0023】上記構成において、調理時には送風機5の
モータ4を駆動回転させ、発生した油煙6がフード本体
1の吸気口2から吸い込まれ、フィルタ9に吸引され、
油煙6中の油滴8はフィルタ9に付着捕捉される。した
がって、油滴8が浄化された空気は、フード本体1内奥
部やモータ4、送風機5を、ほとんど汚すことなく排気
口7を通じて室外に排気される。一方、フィルタ9は油
滴8の付着により吸気孔10が徐々に目詰まりしてくる
ため、定期的に除去する必要がある。この場合には、励
起手段13の近紫外光照射ランプ14を点灯させ、放射
される励起光をフィルタ9表面に設けられた触媒12と
反応させ、フィルタ9に付着した油滴8を、常温で低炭
素分子、二酸化炭素、水蒸気に分解、気化させることが
でき、フィルタ9を浄化させる。そして、空間部11の
フード本体1内面にも油滴8は付着するが、フィルタ9
表面と比較して小量で、フィルタ9に照射された励起光
の反射光で、油滴8を充分常温状態で、低炭素分子、二
酸化炭素、水蒸気に分解、気化させる換気装置の自己浄
化機能を運転制御することとなる。
【0024】また換気装置の制御部分について、モータ
駆動手段17は、送風機スイッチ15の運転入力の信号
を受けて送風機5の運転を制御する駆動回路21を通じ
てモータ4を駆動させ、また、前記モータ駆動手段17
は、送風機スイッチ15の停止入力の信号を受けて送風
機5の運転を制御する駆動回路21を通じてモータ4を
停止させる。設定時間計測手段18は、設定時間経過を
計測する。励起駆動手段a19は、予め設定していた時
間になると設定時間計測手段18の信号を受けて励起手
段13の運転を制御する駆動回路21を通じて励起手段
13を駆動させる。所定時間計測手段20は、励起手段
13が駆動された時点から所定時間を計測する。前記励
起駆動手段a19は、前記所定時間計測手段20の信号
から励起手段13の運転を制御する駆動回路21を通じ
て励起手段13を停止させる。
【0025】図3において、換気装置の動作は、ステッ
プ40で設定時間になったかを確認し、設定時間になっ
ていなければ、ステップ41へ進む。ステップ41で送
風機スイッチ15の運転入力を確認し、入力がなけれ
ば、ステップ40へ戻る。ステップ41で送風機スイッ
チ15の運転入力が確認されると、ステップ42へ進
み、モータ駆動手段17がステップ41の送風機スイッ
チ15の運転入力の信号を受けて駆動回路21を通じて
モータ4を駆動させ、ステップ43へ移る。ステップ4
3で送風機スイッチ15の停止入力を確認し、入力がな
ければ、入力があるまでステップ43を繰り返す。ステ
ップ43で送風機スイッチ15の停止入力が確認される
と、ステップ44へ進み、モータ駆動手段17はステッ
プ43の送風機スイッチ15の停止入力の信号を受けて
駆動回路21を通じてモータ4を停止させ、ステップ4
0へ戻る。
【0026】また、ステップ40で設定時間になると、
ステップ45へ進み、励起駆動手段a19がステップ4
0の設定時間計測手段18の信号を受けて駆動回路21
を通じて励起手段13を駆動させ、ステップ46へ移
り、所定時間計測手段20が所定時間の計測をスタート
させ、ステップ47へ移る。ステップ47でステップ4
6において計測をスタートさせた所定時間を確認して、
一定時間が経過するまでステップ47を繰り返す。ステ
ップ47で一定時間が経過すれば、ステップ48へ進
み、所定時間計測手段20がステップ46でスタートさ
せた所定時間の計測をストップさせて、ステップ49へ
移り、励起駆動手段a19がステップ48の所定時間計
測手段20の信号を受けて駆動回路21を通じて励起手
段13を停止させ、ステップ40へ戻る。
【0027】このように本発明の第1実施例の換気装置
によれば、ある設定時間になると、一定時間が経過する
まで調理後に付着した調理油を触媒と励起手段により、
常温で、分解、気化する換気装置の自己浄化機能を運転
制御することができる。
【0028】なお、実施例では、モータ駆動手段がモー
タを駆動させているときは、その回転数を限定していな
いが、任意の回転数に切替えるようにしてもよい。
【0029】(実施例2)図4および図5を参照しなが
ら説明する。なお第1実施例と同一箇所には同一番号を
付し、その詳細な説明は省略する。
【0030】図4において、制御部16Aには一定時間
経過以内に送風機スイッチ15が操作されたかを判断す
る送風機スイッチ操作判断手段22を設け、一定時間経
過以内に送風機スイッチ15が操作されたかを判断して
前記送風機スイッチ15が操作された時点で、一定時間
から所定時間を差し引いた残置時間を記憶する残置時間
記憶手段23を設け、前記送風機スイッチ15と、モー
タ駆動手段17と、設定時間計測手段18と、励起駆動
手段a19と、所定時間計測手段20と、前記送風機ス
イッチ操作判断手段22および前記残置時間記憶手段2
3により送風機5のモータ4および励起手段13を駆動
させる駆動回路21を設けたものである。
【0031】上記構成により換気装置の制御部分につい
て、送風機スイッチ操作判断手段22は、所定時間計測
手段20が所定時間を計測している間に送風機スイッチ
15が操作されたかを判断する。残置時間記憶手段23
は、所定時間計測手段20で所定時間の計測を開始後、
一定時間経過以内に送風機スイッチ15が操作されたか
を判断して、前記送風機スイッチ15が操作された時点
で、一定時間から所定時間を差し引いた残り時間を記憶
する。
【0032】図5において、換気装置の動作は、ステッ
プ50で設定時間になったかを確認し、設定時間になっ
ていなければ、ステップ51へ進む。ステップ51で送
風機スイッチ15の運転入力を確認し、入力がなけれ
ば、ステップ50へ戻る。ステップ51で送風機スイッ
チ15の運転入力が確認されると、ステップ52へ進
み、モータ駆動手段17がステップ51の送風機スイッ
チ15の運転入力の信号を受けて駆動回路21を通じて
モータ4を駆動させ、ステップ53へ移る。ステップ5
3で送風機スイッチ15の停止入力を確認し、入力がな
ければ、入力があるまでステップ53を繰り返す。ステ
ップ53で送風機スイッチ15の停止入力が確認される
と、ステップ54へ進み、モータ駆動手段17はステッ
プ53の送風機スイッチ15の停止入力の信号を受けて
駆動回路21を通じてモータ4を停止させ、ステップ5
0へ戻る。
【0033】また、ステップ50で設定時間になると、
ステップ55へ進み、励起駆動手段a19がステップ5
0の設定時間計測手段18の信号を受けて駆動回路21
を通じて励起手段13を駆動させ、ステップ56へ移
り、所定時間計測手段20が所定時間の計測をスタート
させ、ステップ57へ移り、送風機スイッチ操作判断手
段22が一定時間内に送風機スイッチ15が操作される
か判断をスタートして、ステップ58へ移り、残置時間
記憶手段23が一定時間から、ステップ56で計測をス
タートさせた所定時間を差し引いた残り時間の記憶をス
タートさせ、ステップ59へ移る。ステップ59でステ
ップ56において計測をスタートさせた所定時間を確認
して、一定時間が経過していなければ、ステップ60へ
進み、送風機スイッチ15の操作を確認し、運転入力が
なければステップ59へ戻る。ステップ60で送風機ス
イッチ15の運転入力があれば、ステップ61へ進み、
モータ駆動手段17がステップ60の送風機スイッチ1
5の運転入力の信号を受けて駆動回路21を通じてモー
タ4を駆動させ、ステップ62へ移り、残置時間記憶手
段23が一定時間から、ステップ56で計測をスタート
させた所定時間を差し引いた残り時間を記憶させ、新た
な一定時間が励起手段13の駆動時間とし、ステップ6
3へ移る。ステップ63で送風機スイッチ15の停止入
力を確認し、入力がなければ、入力があるまでステップ
63を繰り返す。ステップ63で送風機スイッチ15の
停止入力が確認されると、ステップ64へ進み、モータ
駆動手段17がステップ63の送風機スイッチ15の停
止入力の信号を受けて駆動回路21を通じてモータ4を
停止させ、ステップ59へ戻る。
【0034】また、ステップ59で一定時間が経過して
いれば、ステップ65へ進み、所定時間計測手段20が
ステップ56でスタートさせた所定時間の計測をストッ
プさせて、ステップ66へ移り、励起駆動手段a19が
ステップ65の所定時間計測手段20の信号を受けて駆
動回路21を通じて励起手段13を停止させ、ステップ
50へ戻る。
【0035】このように本発明の第2実施例の換気装置
によれば、ある設定時間になると、一定時間が経過する
まで調理後に付着した調理油を触媒と励起手段により、
常温で、分解、気化させ、また、一定時間経過以内でも
換気装置を使用できる換気装置の自己浄化機能を運転制
御することができる。
【0036】(実施例3)図6および図7を参照しなが
ら説明する。なお第1実施例と同一箇所には同一番号を
付し、その詳細な説明は省略する。
【0037】図6において、制御部16Aにはモータ駆
動手段17と別に送風機5のモータ4を制御するモータ
自動駆動手段a24を設け、送風機スイッチ15と、前
記モータ駆動手段17と、設定時間計測手段18と、励
起駆動手段a19と、前記モータ自動駆動手段a24お
よび所定時間計測手段20により送風機5のモータ4お
よび励起手段13を駆動させる駆動回路21を設けたも
のである。
【0038】上記構成により換気装置の制御部分につい
て、モータ自動駆動手段a24は、モータ駆動手段17
が送風機スイッチ15の運転および停止入力の信号を受
けて駆動回路21を通じてモータ4を駆動および停止さ
せるのとは別に、励起駆動手段a19による励起手段1
3の駆動の信号を受けて送風機5の運転を制御する駆動
回路21を通じてモータ4を駆動させ、また、モータ自
動駆動手段a24が励起駆動手段a19による励起手段
13の停止の信号を受けて送風機5の運転を制御する駆
動回路21を通じてモータ4を停止させる。
【0039】図7において、換気装置の動作は、ステッ
プ67で設定時間になったかを確認し、設定時間になっ
ていなければ、ステップ68へ進む。ステップ68で送
風機スイッチ15の運転入力を確認し、入力がなけれ
ば、ステップ67へ戻る。ステップ68で送風機スイッ
チ15の運転入力が確認されると、ステップ69へ進
み、モータ駆動手段17がステップ68の送風機スイッ
チ15の運転入力の信号を受けて駆動回路21を通じて
モータ4を駆動させ、ステップ70へ移る。ステップ7
0で送風機スイッチ15の停止入力を確認し、入力がな
ければ、入力があるまでステップ70を繰り返す。ステ
ップ70で送風機スイッチ15の停止入力が確認される
と、ステップ71へ進み、モータ駆動手段17はステッ
プ70の送風機スイッチ15の停止入力の信号を受けて
駆動回路21を通じてモータ4を停止させ、ステップ6
7へ戻る。
【0040】また、ステップ67で設定時間になると、
ステップ72へ進み、励起駆動手段a19がステップ6
7の設定時間計測手段18の信号を受けて駆動回路21
を通じて励起手段13を駆動させ、ステップ73へ移
り、モータ自動駆動手段a24がステップ72の励起駆
動手段a19による励起手段13の駆動の信号を受けて
駆動回路21を通じてモータ4を駆動させ、ステップ7
4へ移り、所定時間計測手段20が所定時間の計測をス
タートさせ、ステップ75へ移る。ステップ75でステ
ップ74において計測をスタートさせた所定時間を確認
して、一定時間が経過するまでステップ75を繰り返
す。ステップ75で一定時間が経過すれば、ステップ7
6へ進み、所定時間計測手段20がステップ74でスタ
ートさせた所定時間の計測をストップさせて、ステップ
77へ移り、励起駆動手段a19がステップ76の所定
時間計測手段20の信号を受けて駆動回路21を通じて
励起手段13を停止させ、ステップ78へ移り、モータ
自動駆動手段a24がステップ77の励起駆動手段a1
9による励起手段13の停止の信号を受けて駆動回路2
1を通じてモータ4を停止させ、ステップ67へ戻る。
【0041】このように本発明の第3実施例の換気装置
によれば、ある設定時間になると、一定時間が経過する
まで調理後に付着した調理油を触媒と励起手段により、
常温で、分解、気化させ、さらに、分解、気化した成分
(低炭素分子、二酸化炭素、水蒸気)を送風機によって
室外に排出させる換気装置の自己浄化機能を運転制御す
ることができる。
【0042】なお、実施例では、自動モータ駆動手段が
モータを駆動させているときは、その回転数を限定して
いないが、調理油を触媒と励起手段により、分解、気化
した成分(低炭素分子、二酸化炭素、水蒸気)を排気す
る程度に相当するモータの回転数でもよい。
【0043】(実施例4)図8および図9を参照しなが
ら説明する。なお第1、第2および第3実施例と同一箇
所には同一番号を付し、その詳細な説明は省略する。
【0044】図8において、制御部16Aにはモータ駆
動手段17と別に送風機5のモータ4を制御するモータ
自動駆動手段b25を設け、送風機スイッチ15と、前
記モータ駆動手段17と、設定時間計測手段18と、励
起駆動手段a19と、前記モータ自動駆動手段b25
と、所定時間計測手段20と、送風機スイッチ操作判断
手段22および残置時間記憶手段23により送風機5の
モータ4および励起手段13を駆動させる駆動回路21
を設けたものである。
【0045】上記構成により換気装置の制御部分につい
て、モータ自動駆動手段b25は、モータ駆動手段17
が送風機スイッチ15の運転および停止入力の信号を受
けて駆動回路21を通じてモータ4を駆動および停止さ
せるのとは別に、励起駆動手段a19による励起手段1
3の駆動の信号を受けて送風機5の運転を制御する駆動
回路21を通じてモータ4を駆動させ、または、送風機
スイッチ15の停止入力の信号を受けて送風機5の運転
を制御する駆動回路21を通じてモータ4を駆動させ、
さらに、モータ自動駆動手段b25は励起駆動手段a1
9による励起手段13の停止の信号を受けて送風機5の
運転を制御する駆動回路21を通じてモータ4を停止さ
せ、または、送風機スイッチ15の運転入力の信号を受
けて送風機5の運転を制御する駆動回路21を通じてモ
ータ4を停止させる。
【0046】図9において、換気装置の動作は、ステッ
プ79で設定時間になったかを確認し、設定時間になっ
ていなければ、ステップ80へ進む。ステップ80で送
風機スイッチ15の運転入力を確認し、入力がなけれ
ば、ステップ79へ戻る。ステップ80で送風機スイッ
チ15の運転入力が確認されると、ステップ81へ進
み、モータ駆動手段17がステップ80の送風機スイッ
チ15の運転入力の信号を受けて駆動回路21を通じて
モータ4を駆動させ、ステップ82へ移る。ステップ8
2で送風機スイッチ15の停止入力を確認し、入力がな
ければ、入力があるまでステップ82を繰り返す。ステ
ップ82で送風機スイッチ15の停止入力が確認される
と、ステップ83へ進み、モータ駆動手段17はステッ
プ82の送風機スイッチ15の停止入力の信号を受けて
駆動回路21を通じてモータ4を停止させ、ステップ7
9へ戻る。
【0047】また、ステップ79で設定時間になると、
ステップ84へ進み、励起駆動手段a19がステップ7
9の設定時間計測手段18の信号を受けて駆動回路21
を通じて励起手段13を駆動させ、ステップ85へ移
り、モータ自動駆動手段b25がステップ84の励起駆
動手段a19による励起手段13の駆動の信号を受けて
駆動回路21を通じてモータ4を駆動させ、ステップ8
6へ移り、所定時間計測手段20が所定時間の計測をス
タートさせ、ステップ87へ移り、送風機スイッチ操作
判断手段22が一定時間内に送風機スイッチ15が操作
されるか判断をスタートして、ステップ88へ移り、残
置時間記憶手段23が一定時間から、ステップ86で計
測をスタートさせた所定時間を差し引いた残り時間の記
憶をスタートさせ、ステップ89へ移る。ステップ89
でステップ86において計測をスタートさせた所定時間
を確認して、一定時間が経過していなければ、ステップ
90へ進み、送風機スイッチ15の操作を確認し、運転
入力がなければステップ89へ戻る。ステップ90で送
風機スイッチ15の運転入力があれば、ステップ91へ
進み、モータ自動駆動手段b25がステップ90の送風
機スイッチ15の運転入力の信号を受けて駆動回路21
を通じてモータ4を停止させ、ステップ92へ移り、モ
ータ駆動手段17がステップ90の送風機スイッチ15
の運転入力の信号を受けて駆動回路21を通じてモータ
4を駆動させ、ステップ93へ移り、残置時間記憶手段
23が一定時間から、ステップ86で計測をスタートさ
せた所定時間を差し引いた残り時間を記憶させ、新たな
一定時間を励起手段13の駆動時間とし、ステップ94
へ移る。ステップ94で送風機スイッチ15の停止入力
を確認し、入力がなければ、入力があるまでステップ9
4を繰り返す。ステップ94で送風機スイッチ15の停
止入力が確認されると、ステップ95へ進み、モータ駆
動手段17がステップ94の送風機スイッチ15の停止
入力の信号を受けて駆動回路21を通じてモータ4を停
止させ、ステップ96へ移り、モータ自動駆動手段b2
5がステップ94の送風機スイッチ15の停止入力の信
号を受けて駆動回路21を通じてモータ4を駆動させ、
ステップ89へ戻る。
【0048】また、ステップ89で所定時間が経過して
いれば、ステップ97へ進み、所定時間計測手段20が
ステップ86でスタートさせた所定時間の計測をストッ
プさせて、ステップ98へ移り、励起駆動手段a19が
ステップ97の所定時間計測手段20の信号を受けて駆
動回路21を通じて励起手段13を停止させ、ステップ
99へ移り、モータ自動駆動手段b25がステップ98
の励起駆動手段a19による励起手段13の停止の信号
を受けて駆動回路21を通じてモータ4を停止させ、ス
テップ79へ戻る。
【0049】このように本発明の第4実施例の換気装置
によれば、ある設定時間になると、一定時間が経過する
まで調理後に付着した調理油を触媒と励起手段により、
常温で、分解、気化させ、さらに、分解、気化した成分
(低炭素分子、二酸化炭素、水蒸気)を送風機によって
室外に排出させることができ、また、一定時間経過以内
でも換気装置を使用できる換気装置の自己浄化機能を運
転制御することができる。
【0050】(実施例5)図10、図11および図12
を参照しながら説明する。なお第1および第3実施例と
同一箇所には同一番号を付し、その詳細な説明は省略す
る。
【0051】図10および図11において、吸気口2に
は吸気口2から吸い込む空気の二酸化炭素量に感応して
導電特性が変化する吸気口側二酸化炭素量検知素子26
を設け、排気口7には送風機5から排出される空気の二
酸化炭素量に感応して導電特性が変化する送風機側二酸
化炭素量検知素子27を設けている。送風機スイッチ1
5の入力を受けて、送風機5のモータ4および励起手段
13の制御を行う制御部16Bを設け、制御部16Bに
は励起手段13の運転を制御する励起駆動手段b28を
設け、前記吸気口側二酸化炭素量検知素子26の入力を
検知する吸気口側二酸化炭素量検知手段29を設け、前
記送風機側二酸化炭素量検知素子27の入力を検知する
送風機側二酸化炭素量検知手段30を設け、前記吸気口
側二酸化炭素量検知手段29が検知した吸気口側二酸化
炭素量と前記送風機側二酸化炭素量検知手段30が検知
した送風機側二酸化炭素量を比較判断する二酸化炭素量
演算手段31を設け、前記送風機スイッチ15と、モー
タ駆動手段17と、設定時間計測手段18と、前記励起
駆動手段b28と、モータ自動駆動手段a24と、前記
吸気口側二酸化炭素量検知素子26と、前記吸気口側二
酸化炭素量検知手段29と、前記送風機側二酸化炭素量
検知素子27と、前記送風機側二酸化炭素量検知手段3
0および前記二酸化炭素量演算手段31により送風機5
のモータ4および前記励起手段13を駆動させる駆動回
路21を設けたものである。
【0052】上記構成により換気装置の制御部分につい
て、励起駆動手段b28は、予め設定していた時間にな
ると設定時間計測手段18の信号を受けて励起手段13
の運転を制御する駆動回路21を通じて励起手段13を
駆動させる。吸気口側二酸化炭素量検知手段29は吸気
口側二酸化炭素量検知素子26の入力を検知し、送風機
側二酸化炭素量検知手段30は送風機側二酸化炭素量検
知素子27の入力を検知する。二酸化炭素量演算手段3
1は前記吸気口側二酸化炭素量検知手段29が検知した
吸気口側二酸化炭素量と前記送風機側二酸化炭素量検知
手段30が検知した送風機側二酸化炭素量を比較判断す
る。前記励起駆動手段b28は、二酸化炭素量演算手段
31の信号を受けて励起手段13の運転を制御する駆動
回路21を通じて励起手段13を停止させる。
【0053】図12において、換気装置の動作は、ステ
ップ100で設定時間になったかを確認し、設定時間に
なっていなければ、ステップ101へ進む。ステップ1
01で送風機スイッチ15の運転入力を確認し、入力が
なければ、ステップ100へ戻る。ステップ101で送
風機スイッチ15の運転入力が確認されると、ステップ
102へ進み、モータ駆動手段17がステップ101の
送風機スイッチ15の運転入力の信号を受けて駆動回路
21を通じてモータ4を駆動させ、ステップ103へ移
る。ステップ103で送風機スイッチ15の停止入力を
確認し、入力がなければ、入力があるまでステップ10
3を繰り返す。ステップ103で送風機スイッチ15の
停止入力が確認されると、ステップ104へ進み、モー
タ駆動手段17はステップ103の送風機スイッチ15
の停止入力の信号を受けて駆動回路21を通じてモータ
4を停止させ、ステップ100へ戻る。
【0054】また、ステップ100で設定時間になる
と、ステップ105へ進み、励起駆動手段b28がステ
ップ100の設定時間計測手段18の信号を受けて駆動
回路21を通じて励起手段13を駆動させ、ステップ1
06へ移り、モータ自動駆動手段a24がステップ10
5の励起駆動手段b28による励起手段13の駆動の信
号を受けて駆動回路21を通じてモータ4を駆動させ、
ステップ107へ移り、吸気口側二酸化炭素量検知手段
29が吸気口側二酸化炭素量検知素子26の入力を検知
して吸気口側の二酸化炭素量の計測をスタートさせ、ス
テップ108へ移り、送風機側二酸化炭素量検知手段3
0が送風機側二酸化炭素量検知素子27の入力を検知し
て送風機側の二酸化炭素量の計測をスタートさせ、ステ
ップ109へ移り、二酸化炭素量演算手段31が吸気口
側二酸化炭素量検知手段29の検知した吸気口側二酸化
炭素量と送風機側二酸化炭素量検知手段30の検知した
送風機側二酸化炭素量の比較確認をスタートさせ、ステ
ップ110へ移る。ステップ110で吸気口側二酸化炭
素量と送風機側二酸化炭素量を比較確認して、送風機側
二酸化炭素量が吸気口側二酸化炭素量以下になるまでス
テップ110を繰り返す。ステップ110で送風機側二
酸化炭素量が吸気口側二酸化炭素量以下になれば、ステ
ップ111へ進み、励起駆動手段b28が二酸化炭素量
演算手段31の信号を受けて駆動回路21を通じて励起
手段13を停止させ、ステップ112へ移り、モータ自
動駆動手段a24がステップ111の励起駆動手段b2
8による励起手段13の停止の信号を受けて駆動回路2
1を通じてモータ4を停止させ、ステップ100へ戻
る。
【0055】このように本発明の第5実施例の換気装置
によれば、ある設定時間になると、(換気装置に付着し
た調理油を触媒と励起手段により分解、気化させると低
炭素分子、二酸化炭素、水蒸気になり、送風機側の二酸
化炭素量は吸気口側の二酸化炭素量より多くなるので、
送風機側の二酸化炭素量と吸気口側の二酸化炭素量を比
較することにより励起手段の駆動を制御する)送風機側
の二酸化炭素量が吸気口側の二酸化炭素量より多い間、
調理後に付着した調理油を触媒と励起手段により、常温
で、分解、気化させ、さらに、分解、気化した成分(低
炭素分子、二酸化炭素、水蒸気)を送風機によって室外
に排出させる換気装置の自己浄化機能を運転制御するこ
とができる。
【0056】(実施例6)図13および図14を参照し
ながら説明する。なお第1、第3および第5実施例と同
一箇所には同一番号を付し、その詳細な説明は省略す
る。
【0057】図13において、制御部16Bには二酸化
炭素量演算手段31が吸気口側二酸化炭素量と送風機側
二酸化炭素量を比較している間に送風機スイッチ15が
操作されたかを判断する送風機スイッチ入力判断手段3
2を設け、前記送風機スイッチ15と、前記モータ駆動
手段17と、設定時間計測手段18と、励起駆動手段b
28と、モータ自動駆動手段b25と、吸気口側二酸化
炭素量検知素子26と、吸気口側二酸化炭素量検知手段
29と、送風機側二酸化炭素量検知素子27と、送風機
側二酸化炭素量検知手段30と、前記二酸化炭素量演算
手段31および前記送風機スイッチ入力判断手段32に
より送風機5のモータ4および励起手段13を駆動させ
る駆動回路21を設けたものである。
【0058】上記構成により換気装置の制御部分につい
て、送風機スイッチ入力判断手段32は、二酸化炭素量
演算手段31が吸気口側二酸化炭素量と送風機側二酸化
炭素量を比較確認している間に、送風機スイッチ15が
操作されたかを判断する。
【0059】図14において、換気装置の動作は、ステ
ップ113で設定時間になったかを確認し、設定時間に
なっていなければ、ステップ114へ進む。ステップ1
14で送風機スイッチ15の運転入力を確認し、入力が
なければ、ステップ113へ戻る。ステップ114で送
風機スイッチ15の運転入力が確認されると、ステップ
115へ進み、モータ駆動手段17がステップ114の
送風機スイッチ15の運転入力の信号を受けて駆動回路
21を通じてモータ4を駆動させ、ステップ116へ移
る。ステップ116で送風機スイッチ15の停止入力を
確認し、入力がなければ、入力があるまでステップ11
6を繰り返す。ステップ116で送風機スイッチ15の
停止入力が確認されると、ステップ117へ進み、モー
タ駆動手段17はステップ116の送風機スイッチ15
の停止入力の信号を受けて駆動回路21を通じてモータ
4を停止させ、ステップ113へ戻る。
【0060】また、ステップ113で設定時間になる
と、ステップ118へ進み、励起駆動手段b28がステ
ップ113の設定時間計測手段18の信号を受けて駆動
回路21を通じて励起手段13を駆動させ、ステップ1
19へ移り、モータ自動駆動手段b25がステップ11
8の励起駆動手段b28による励起手段13の駆動の信
号を受けて駆動回路21を通じてモータ4を駆動させ、
ステップ120へ移り、吸気口側二酸化炭素量検知手段
29が吸気口側二酸化炭素量検知素子26の入力を検知
して吸気口側の二酸化炭素量の計測をスタートさせ、ス
テップ121へ移り、送風機側二酸化炭素量検知手段3
0が送風機側二酸化炭素量検知素子27の入力を検知し
て送風機側の二酸化炭素量の計測をスタートさせ、ステ
ップ122へ移り、二酸化炭素量演算手段31が吸気口
側二酸化炭素量検知手段29の検知した吸気口側二酸化
炭素量と送風機側二酸化炭素量検知手段30の検知した
送風機側二酸化炭素量の比較確認をスタートさせ、ステ
ップ123へ移り、二酸化炭素量演算手段31が二酸化
炭素量を比較確認している間に、送風機スイッチ入力判
断手段32が送風機スイッチ15が操作されるか判断を
スタートして、ステップ124へ移る。ステップ124
でステップ122でスタートさせた吸気口側二酸化炭素
量と送風機側二酸化炭素量を比較確認して、送風機側二
酸化炭素量が吸気口側二酸化炭素量より多ければ、ステ
ップ125へ進み、送風機スイッチ15の操作を確認
し、運転入力がなければステップ124へ戻る。ステッ
プ125で送風機スイッチ15の運転入力があれば、ス
テップ126へ進み、モータ自動駆動手段b25がステ
ップ125の送風機スイッチ15の運転入力の信号を受
けて駆動回路21を通じてモータ4を停止させ、ステッ
プ127へ移り、モータ駆動手段17がステップ125
の送風機スイッチ15の運転入力の信号を受けて駆動回
路21を通じてモータ4を駆動させ、ステップ128へ
移る。ステップ128で送風機スイッチ15の停止入力
を確認し、入力がなければ、入力があるまでステップ1
28を繰り返す。ステップ128で送風機スイッチ15
の停止入力が確認されると、ステップ129へ進み、モ
ータ駆動手段17がステップ128の送風機スイッチ1
5の停止入力の信号を受けて駆動回路21を通じてモー
タ4を停止させ、ステップ130へ移り、モータ自動駆
動手段b25がステップ128の送風機スイッチ15の
停止入力の信号を受けて駆動回路21を通じてモータ4
を駆動させ、ステップ124へ戻る。
【0061】また、ステップ124で送風機側二酸化炭
素量が吸気口側二酸化炭素量以下になれば、ステップ1
31へ進み、励起駆動手段b28が二酸化炭素量演算手
段31の信号を受けて駆動回路21を通じて励起手段1
3を停止させ、ステップ132へ移り、モータ自動駆動
手段b25がステップ131の励起駆動手段b28によ
る励起手段13の停止の信号を受けて駆動回路21を通
じてモータ4を停止させ、ステップ113へ戻る。
【0062】このように本発明の第6実施例の換気装置
によれば、ある設定時間になると、(換気装置に付着し
た調理油を触媒と励起手段により分解、気化させると低
炭素分子、二酸化炭素、水蒸気になり、送風機側の二酸
化炭素量は吸気口側の二酸化炭素量より多くなるので、
送風機側の二酸化炭素量と吸気口側の二酸化炭素量を比
較することにより励起手段およびモータの駆動を制御す
る)送風機側の二酸化炭素量が吸気口側の二酸化炭素量
より多い間、調理後に付着した調理油を触媒と励起手段
により、常温で、分解、気化させ、さらに、分解、気化
した成分(低炭素分子、二酸化炭素、水蒸気)を送風機
によって室外に排出させることができ、また、調理油を
触媒と励起手段により分解、気化させている間にも換気
装置を使用可能にする換気装置の自己浄化機能を運転制
御することができる。
【0063】
【発明の効果】以上の実施例から明らかなように、本発
明によれば、常温で調理後に付着した調理油を分解、気
化する自己浄化機能を有し、この自己浄化機能を運転制
御することができるという効果のある換気装置を提供で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1の換気装置を示す縦断面図
【図2】同制御部を示すブロック図
【図3】同プログラムのフローチャート
【図4】本発明の実施例2の換気装置の制御部を示すブ
ロック図
【図5】同プログラムのフローチャート
【図6】本発明の実施例3の換気装置の制御部を示すブ
ロック図
【図7】同プログラムのフローチャート
【図8】本発明の実施例4の換気装置の制御部を示すブ
ロック図
【図9】同プログラムのフローチャート
【図10】本発明の実施例5の換気装置を示す縦断面図
【図11】同制御部を示すブロック図
【図12】同プログラムのフローチャート
【図13】本発明の実施例6の換気装置の制御部を示す
ブロック図
【図14】同プログラムのフローチャート
【図15】従来の換気装置を示す縦断面図
【符号の説明】
1 フード本体 4 モータ 4a ファン 5 送風機 7 排気口 9 フィルタ 12 触媒 13 励起手段 15 送風機スイッチ 16A 制御部 16B 制御部 17 モータ駆動手段 18 設定時間計測手段 19 励起駆動手段a 20 所定時間計測手段 21 駆動回路 22 送風機スイッチ操作判断手段 23 残置時間記憶手段 24 モータ自動駆動手段a 25 モータ自動駆動手段b 26 吸気口側二酸化炭素量検知素子 27 送風機側二酸化炭素量検知素子 28 励起駆動手段b 29 吸気口側二酸化炭素量検知手段 30 送風機側二酸化炭素量検知手段 31 二酸化炭素量演算手段 32 送風機スイッチ入力判断手段

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 室内空気を室外に排気するモータとファ
    ンを有する送風機を設け、この送風機を支持し、かつ排
    気口を設けたフード本体の内部にフィルタを設け、前記
    フード本体内と前記フィルタ表面に触媒を設け、前記触
    媒を励起、活性化させる励起手段と、前記モータの駆動
    および停止をする送風機スイッチと、前記モータを制御
    するモータ駆動手段を設け、設定時間経過を計測する設
    定時間計測手段を設け、前記励起手段を制御する励起駆
    動手段を設け、所定時間経過を計測する所定時間計測手
    段を設け、前記送風機スイッチと、前記モータ駆動手段
    と、前記設定時間計測手段と、前記励起駆動手段および
    前記所定時間計測手段により送風機のモータおよび励起
    手段を駆動させる駆動回路を設けた換気装置。
  2. 【請求項2】 所定時間計測手段が計測している一定時
    間経過以内に送風機スイッチが操作されたかを判断する
    送風機スイッチ操作判断手段を設け、一定時間経過以内
    に前記送風機スイッチが操作されたかを判断して、前記
    送風機スイッチが操作された時点で、一定時間から所定
    時間を差し引いた残置時間を記憶する残置時間記憶手段
    を設け、前記送風機スイッチと、モータ駆動手段と、設
    定時間計測手段と、励起駆動手段と、所定時間計測手段
    と、前記送風機スイッチ操作判断手段および前記残置時
    間記憶手段により送風機のモータおよび励起手段を駆動
    させる駆動回路を設けた請求項1記載の換気装置。
  3. 【請求項3】 モータ駆動手段と別に送風機のモータを
    制御するモータ自動駆動手段を設け、送風機スイッチ
    と、前記モータ駆動手段と、設定時間計測手段と、励起
    駆動手段と、前記モータ自動駆動手段および所定時間計
    測手段により送風機のモータおよび励起手段を駆動させ
    る駆動回路を設けた請求項1記載の換気装置。
  4. 【請求項4】 送風機スイッチと、モータ駆動手段と、
    設定時間計測手段と、励起駆動手段と、モータ自動駆動
    手段と、所定時間計測手段と、送風機スイッチ操作判断
    手段および残置時間記憶手段により送風機のモータおよ
    び励起手段を駆動させる駆動回路を設けた請求項1、2
    または3記載の換気装置。
  5. 【請求項5】 吸気口に吸気口側二酸化炭素量検知素子
    を設け、前記吸気口側二酸化炭素量検知素子の入力を検
    知する吸気口側二酸化炭素量検知手段を設け、排気口に
    送風機側二酸化炭素量検知素子を設け、前記送風機側二
    酸化炭素量検知素子の入力を検知する送風機側二酸化炭
    素量検知手段を設け、前記吸気口側二酸化炭素量検知手
    段が検知した吸気口側二酸化炭素量と前記送風機側二酸
    化炭素量検知手段が検知した送風機側二酸化炭素量を比
    較判断する二酸化炭素量演算手段を設け、送風機スイッ
    チと、モータ駆動手段と、設定時間計測手段と、励起駆
    動手段と、モータ自動駆動手段と、前記吸気口側二酸化
    炭素量検知素子と、前記吸気口側二酸化炭素量検知手段
    と、前記送風機側二酸化炭素量検知素子と、前記送風機
    側二酸化炭素量検知手段および前記二酸化炭素量演算手
    段により送風機のモータおよび励起手段を駆動させる駆
    動回路を設けた請求項1または3記載の換気装置。
  6. 【請求項6】 二酸化炭素量演算手段が吸気口側二酸化
    炭素量と送風機側二酸化炭素量を比較している間に送風
    機スイッチが操作されたかを判断する送風機スイッチ入
    力判断手段を設け、前記送風機スイッチと、モータ駆動
    手段と、設定時間計測手段と、励起駆動手段と、モータ
    自動駆動手段と、吸気口側二酸化炭素量検知素子と、吸
    気口側二酸化炭素量検知手段と、送風機側二酸化炭素量
    検知素子と、送風機側二酸化炭素量検知手段と、前記二
    酸化炭素量演算手段および前記送風機スイッチ入力判断
    手段により送風機のモータおよび励起手段を駆動させる
    駆動回路を設けた請求項1、3または5記載の換気装
    置。
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