JPH09264543A

JPH09264543A - 油煙飛散防止装置

Info

Publication number: JPH09264543A
Application number: JP7381796A
Authority: JP
Inventors: Ichiro Oshima; 一郎大島; Zenichi Inoue; 善一井上
Original assignee: Sharp Corp
Current assignee: Sharp Corp
Priority date: 1996-03-28
Filing date: 1996-03-28
Publication date: 1997-10-07
Anticipated expiration: 2016-03-28
Also published as: JP3210855B2

Abstract

(57)【要約】【課題】調理器からの油煙飛散による室内の汚染が問
題となっていた。【解決手段】油煙飛散防止装置は、吸込口５と吹出口
６とを有する通風路７と、該通風路７に空気を循環させ
る送風機８と、該送風機８の動作を制御する制御手段
と、該通風路７を流れる空気中の油煙を吸着するフイル
ター９とから構成する。さらに、油煙飛散防止装置を調
理プレート１を備えた調理器に着脱可能に配設するた
め、油煙により室内を汚されにくくすることができ、設
置がコンパクトで簡易となる。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、家庭用及び業務用
のホットプレートなどの調理器に用いる油煙飛散防止装
置に関する。

【０００２】

【従来技術】従来、調理物を載置して加熱する焼き物調
理器は加熱調理と共に油煙が発生し、家具や室内を汚す
などが屋内調理の課題となっていた。屋内で使用する家
庭用または、業務用の焼き物調理器は加熱調理に伴い室
内を汚す油煙が生じ、換気扇などの能力では防ぐことの
できないため、効果的な油煙除去装置の開発が望まれて
いた。また、一部業務用の無煙装置は据え置き式で、大
掛かりな設備を伴うもので、細かな清掃もできず、家庭
用としては不向きなものである。

【０００３】これを解決しようとしたものが、特開平５
−１８５４４号公報に開示されている。同公報の電気加
熱調理装置の消煙消臭装置には、食品加熱用のプレート
と、該プレートの外周の全周を取り囲み上部に突出する
外枠体が設けられる。さらに、該外枠体に空気噴出スリ
ット、空気吸引スリットが備えられ、調理装置内部に配
設された送風器により、該プレートの上に空気噴出スリ
ットから空気吸引スリットに流れて循環する空気の層流
が発生される。その空気層流によって、加熱される食品
を外気から遮断されると共に、該空気層流によって煙成
分と臭気成分とが吸引され、その汚れた空気が調理装置
内部に加熱・触媒などで分解される。

【０００４】

【発明が解決しようとする課題】従来技術に示す如く特
開平５−１８５４４号公報のものは、電気加熱調理装置
と一体になっており、既にある調理器に適用することは
できず、該調理器からの油煙飛散による室内の汚染を解
消できないという欠点があった。

【０００５】本発明は、油煙飛散防止機能を有していな
い種種の形状の調理器に着脱可能に配設できる油煙飛散
防止装置を提供することを目的としている。

【０００６】

【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項１記載の発明は、吸込口と吹出口とを有する
通風路と、該通風路に空気を循環させる送風機と、該送
風機の動作を制御する制御手段と、該通風路を流れる空
気中の油煙を吸着するフィルターとからなり、調理プレ
ートを備えた調理器に着脱可能に配設するものである。

【０００７】また、請求項２記載の発明は、請求項１記
載の発明に加えて、上記吹出口の高さを上記吸込口より
低く配設するものである。

【０００８】さらに、請求項３記載の発明は、請求項１
記載の発明に加えて、上記吹出口の方向を上記吸込口よ
り下方に向けるものである。

【０００９】そして、請求項４記載の発明は、請求項１
記載の発明に加えて、上記制御手段により開閉するダン
パーを備える調節口を通風路に設けるものである。

【００１０】また、請求項５記載の発明は、請求項１記
載の発明に加えて、上記通風路を伸縮自在とするもので
ある。

【００１１】さらに、請求項６記載の発明は、請求項１
記載の発明に加えて、上記吸込口と上記吹出口との高さ
を変更可能とするものである。

【００１２】そして、請求項７記載の発明は、請求項１
記載の発明に加えて、上記調理面の温度を検知する検知
手段と、該検知手段からの検知温度により上記送風機の
動作を制御する制御手段を備えるものである。

【００１３】また、請求項８記載の発明は、請求項７記
載の発明に加えて、上記制御手段は、上記検知温度が１
７０℃以上に達したら、上記送風機の運転を開始するも
のである。

【００１４】さらに、請求項９記載の発明は、請求項１
記載の発明に加えて、上記制御手段は、所定の操作によ
り上記調理器を用いた食品解凍時に、上記送風機を動作
させ該食品に送風する解凍運転を行うものである。

【００１５】

【発明実施の形態】以下、本発明の油煙飛散防止装置を
添付図面に基づいて説明する。

【００１６】［第１の実施の形態］本発明の油煙飛散防
止装置の第１の実施の形態は図１、図２に示すように構
成するものである。図１、図２において、１は調理器の
調理プレート、２は調理プレート１の下面に配設する発
熱体、３は発熱体２からの熱が下方に伝わることを遮る
遮熱板、４は調理器本体である。さらに、油煙飛散防止
装置の構成を説明すると、５は吸込口、６は吹出口、７
は吸込口５と吹出口６とを連通する通風路、８は吸込口
５から通風路７を介して吹出口６に送風する送風機、９
は吸込口５に配設して吸込空気に含まれる油分を取り除
くフフィルターであり、このフィルター９により送風機
８、通風路７など装置内の汚れも押さえることができ
る。

【００１７】また、１３は通風路７に形成した風量調節
口、１４は風量調節口１３を開閉する風量調節ダンパー
であり、図示しない制御手段によりダンパー１４の開閉
を制御する。そして、１５は調理器の温度を検出する温
度検知センサーである。

【００１８】なお、吸込力は許される大きさの送風機８
の最大の風量で吸い込み、かつ、吹出風量は吸込風量よ
りやや小さい風量が適切であるため、吹出側の一部に風
量調節口１３を設け、ダンパー１４を用いて風量調節口
１３の開口面積を調整することにより、吹出口６からの
吹出風量が吸込口５からの吸込風量を越えることなく送
風できる。

【００１９】そして、調理器本体４を油煙飛散防止装置
に載置し、吸込口５、吹出口６が調理プレート１より高
く、または、向かい合う位置にセットし、調理時に調理
プレート１上で加熱される食品から発生する油煙を通風
路７内を循環する構造にする。ことにより直接煙りを室
内に出さず、また均熱加熱を計ることができる。

【００２０】なお、油煙は温度により上昇するエネルギ
ーを持っており、吸込口より調理面全面の油煙を吸い込
むにはかなりの吸引力、すなわち、大きな送風機が必要
となり、装置をコンパクトにまとめることができない。
そこで、上記のように、吹出口より吸込口に向かってエ
アーを吹き出し上昇する油煙を押さえて吸込口側へ向か
わせることにより、吸引の効率を高め送風機の小型化を
計ることができるようになった。

【００２１】また、吸込口５から吸い込んだ油煙はフィ
ルター９で浄化され通風路７により吹出口６に導き循環
させる。さらに、通風路７は調理器１の底面に沿うよう
に設けたため、調理器本体４から放熱される余分な熱を
奪うとともに、床面温度の上昇を押さえることができ
る。すなわち、通風路７を調理プレート１の裏面に添わ
せ床面への熱を遮断することにより、本体の薄型化と奪
った熱を調理プレート１に循環回収することができる。

【００２２】さらに、第１の実施の形態の油煙飛散防止
装置は、上記したように調理器本体４と着脱可能であ
り、また、図４に示すように、吸込口５、吹出口６、吸
込側通風路７ａ、吹出側通風路７ｂ、フィルター９に分
解できるため、汚れた部分を丸洗いすることができ清潔
である。

【００２３】以下に上記第１の実施の形態の各種制御動
作を説明する。

【００２４】［温度制御］一般に、ホットプレートなど
の調理器での油煙飛散のメカニズムを知るために以下に
示す実験を行った。

【００２５】熱による油分の酸化分解、例えばサラダ
油では表１に示すごとく２００℃ぐらいから蒸発分散が
生じた。

【００２６】

【表１】

【００２７】調理器を用いた調理時には、高温度の油
と水分の混ざり合いによる瞬間的な蒸発飛散が生じ、こ
の蒸発飛散現象は調理プレート温度に関連し、図５に示
すような結果を示す。すなわち、調理時の油煙量は、１
７０℃以下では０に近く１７０℃前後より２００℃にか
けて増加していくことが分かった。このことより調理温
度が１７０℃を越えると油煙の飛散が生じるものと考え
られる。

【００２８】また、各種の油（牛脂、ラード、サラダ
油）の調理温度と油煙蒸発量との関係は、表２、図６に
示すようなものであった。

【００２９】

【表２】

【００３０】そこで、油煙飛散防止装置をホットプレー
トなどの調理器に着脱自在にした場合には、フレンチト
ースト、ハムエッグなどの１７０℃以下で食品を調理す
る時には、前述のごとく油煙の飛散がないので外して調
理し、焼き肉、ステーキなどの１７０℃以上の調理時に
は装着して油煙飛散を押さえ調理するなど必要に応じ着
脱することにより使用性および収納性の向上を計ること
ができる。

【００３１】または、第１の実施の形態において、温度
検知センサー１５が調理温度を検知し、１７０℃になっ
た時点で制御手段が送風機８を動作させ（運転モード、
１７０℃以下になった時点で送風機８を停止する（休止
モード）ように制御して、運転効率の向上を計ることが
できる。

【００３２】さらに、油煙は上記したように、調理温度
が１７０℃ぐらいから２００℃ぐらい迄温度上昇に応じ
て増加し、また油煙の上昇力及び飛び散り力も増加する
ため、温度の応じた吸引力が必要になる。そこで、調理
温度を温度検知センサー１５にて検知し、検知温度が１
７０℃ぐらいから２００℃以上では、制御手段が温度の
上昇に応じて送風機８の風力を大きくして吸引すること
により、無駄なパワーを使わず効率を向上することがで
きる。

【００３３】［風量調整］図７に示すように、吹出口５
からの吹出風量を多くし過ぎると、油煙が行き過ぎたり
拡散され、返って効率が落ちるため、吹出風量は吸込風
量より少なく設定する。すなわち、吹出風量は吸込風量
よりも小さく約１／３程度に設定する必要があることが
分かった。例えば、吸込風量を０．９４ｍ³ ／ｍｉｎと
し、吹出風量を０．２７ｍ³ ／ｍｉｎとして調整する。
なお、吹出口５からの吹出風量の調節は、調節口８に配
設した風量調節ダンパー１４で調節るか、送風機８への
出力を調節することにより達成できる。上記のように、
吸込口５と吹出口６とのその風向風量のバランスを調整
することにより、油煙吸引能力を高めることができる。

【００３４】［送風解凍］調理器の調理プレート１がア
ルミ、カーボンなど熱伝導性の良い素材の場合、冷凍食
品を置くと伝熱効果により解凍プレートとして使用する
ことができる。薄くてプレートとの接触面積の大きい冷
凍食品の場合、解凍効果は大きいが、平面状でなく厚い
食品の場合解凍効果は少ない。

【００３５】そこで本発明の油煙飛散防止装置により、
解凍中の解凍食品に向け送風することにより、冷凍食品
の放熱とプレート面の熱発散により解凍効果を増すこと
ができる。調理器本体４に油煙飛散防止装置を取り付け
た状態で、所定の操作そすることにより、油煙飛散防止
装置は解凍モードに入り調理プレート１に送風する。例
えば、２００ｇのステーキ肉の無風解凍では約３０〜４
０分かかるが、本発明の装置で０．２７ｍ³ ／ｍｉｎを
送風すると２０分以内で解凍できた。

【００３６】［送風冷却］一般に、ホットプレートなど
の加熱調理器は熱容量が大きく、使用後も本体が高温度
であり本体が冷却するまで、火傷の危険があり収納する
ことができなかった。そこで、本発明の油煙飛散防止装
置は、使用後調理面に向け送風することにより、通常３
０分ぐらいかかっていたものが１０〜１５分ぐらいの短
時間で解凍することができた。

【００３７】図８は上記各種制御をまとめたフローチャ
ートを示す。図１０において、油煙飛散防止装置を、調
理器にセッティングし、油煙飛散防止装置の電源スイッ
チをＯＮする。そして、油煙飛散防止装置の運転モード
を選択する。運転モードは、油煙飛散防止運転モード
と、解凍モードと、ブロアモードとがあり、それぞれに
対応した図示しないスイッチを設けている。

【００３８】そして、油煙飛散防止運転モードが選択さ
れた場合には、温度検知センサー１５により温度検知を
行い、１７０℃以下の場合には送風機８を動作させず
に、１７０℃を越えたら、送風機８を動作させる。ま
た、上記したように、送風機８の動作後にも、温度検知
を行い、その温度に応じて、送風機の出力を変化させ
る。また、解凍モードが選択された場合には、タイマー
で所定時間送風する。または、温度検知センサー１５に
より温度検知を行い、解凍する食品が所定温度になった
時点で送風機８を停止してもよい。

【００３９】さらに、ブロアモードが選択された場合に
は、風冷タイマーで所定時間送風する。または、温度検
知センサー１５により温度検知を行い、検知温度が所定
温度に低下した時点で送風機８を停止してもよい。

【００４０】以下、第２、第３の実施の形態を説明する
が、上記第１の実施の形態と同一部分には同一符号を付
しその説明は省略する。また、第２、第３の実施の形態
は、第１の実施の形態と同様の制御動作を行うことがで
きる。

【００４１】［第２の実施の形態］本発明の油煙飛散防
止装置の第２の実施の形態は図９に示すように構成する
ものである。図９において、油煙が拡散し吸込効果を妨
げないように、吹出口６は吸込口５より下に向き、吹出
口６は吸込口５より低くなるように設置する。

【００４２】上記のように、吹出口５の高さを吸込口６
より低く設定すると共に、吹出風向を吸込口６より下方
に向けることにより、吹出風力を押さえることができ、
吸引の効率を高め送風機の小型化を計ることができるよ
うになった。

【００４３】［第３の実施の形態］本発明の油煙飛散防
止装置の第３の実施の形態は図１０に示すように構成す
るものである。図７において、吸込口５と吸込側通風路
７ａとを吸込口接合部１０で伸縮自在に接続し、吸込側
通風路７ａと吹出側通風路７ｂとを吹出口接合部１２で
伸縮自在に接続し、吹出口６と吹出側通風路７ｂとを通
風路接合部１１により伸縮自在に接続する。

【００４４】上記構成により油煙飛散防止装置は、調理
器のサイズに合わせて通風路７の長さ、吸込口５や吹出
口６の高さを調整できる。これにより、各種サイズの調
理器への互換性が向上する。また、油煙飛散防止装置を
分解可能にすることにより、清掃性をすることができ
る。

【００４５】

【発明の効果】本発明の油煙飛散防止装置は、上記のよ
うに構成するため、請求項１記載の発明によれば、吸込
口と吹出口とを有する通風路と、該通風路に空気を循環
させる送風機と、該送風機の動作を制御する制御手段
と、該通風路を流れる空気中の油煙を吸着するフィルタ
ーとからなり、調理面を備えた調理器に着脱可能に配設
するため、屋内で使用するホットプレートなどの焼き物
調理器の使用上の課題である油煙により室内を汚されに
くくすることができ、従来の業務用などの設備工事のい
るダクト方式と異なり設置がコンパクトで簡易であり、
従来の調理器に取り付けることができる。

【００４６】また、請求項２記載の発明は、請求項１記
載の発明に加えて、上記吹出口の高さを上記吸込口より
低く配設するため、低い送風量で十分な油煙の除去がで
きる。

【００４７】さらに、請求項３記載の発明は、請求項１
記載の発明に加えて、上記吹出口の方向を上記吸込口よ
り下方に向けるため、低い送風量で十分な油煙の除去が
できる。

【００４８】そして、請求項４記載の発明は、請求項１
記載の発明に加えて、上記制御手段により開閉するダン
パーを備える調節口を通風路に設けるため、吹出風量
と、吸込風量との値の調節を確実に行うことができ、適
切な風量で吹出と吸込を行うことができる。

【００４９】また、請求項５記載の発明は、請求項１記
載の発明に加えて、上記通風路を伸縮自在とするため、
各種サイズの調理器に設置可能となる。

【００５０】さらに、請求項６記載の発明は、請求項１
記載の発明に加えて、上記吸込口と上記吹出口との高さ
を変更可能とするため、各種サイズの調理器に設置可能
となる。

【００５１】そして、請求項７記載の発明は、請求項１
記載の発明に加えて、上記調理面の温度を検知する検知
手段と、該検知手段からの検知温度により上記送風機の
動作を制御する制御手段を備えるため、効率よく油煙を
吸い込むことができる。

【００５２】また、請求項８記載の発明は、請求項１記
載の発明に加えて、上記制御手段は、上記検知温度が１
７０℃以上に達したら、上記送風機の運転を開始するた
め、油煙が生じない温度では、送風を行わないため、効
率よく油煙を吸い込むことができる。

【００５３】さらに、請求項９記載の発明は、請求項１
記載の発明に加えて、上記制御手段は、所定の操作によ
り上記調理器を用いた食品解凍時に、上記送風機を動作
させ該食品に送風する解凍運転を行うため、早く食品を
解凍でき便利である。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の油煙飛散防止装置の第１の実施の形態
の側断面図である。

【図２】図１の上面図である。

【図３】図１のダンパーの構造を示す一部切欠斜視図で
ある。

【図４】本発明の油煙飛散防止装置の第１の実施の形態
の分解例である。

【図５】調理時の温度に対する油煙飛散量を示す関係図
である。

【図６】調理温度と油煙の蒸発量の熱分析結果を示す関
係図である。

【図７】油残量に対する吸引・吹出風量を示す特性図で
ある。

【図８】本発明の油煙飛散防止装置の第１の実施の形態
の制御を示すフローチャートである。

【図９】本発明の油煙飛散防止装置の第２の実施の形態
の側断面図である。

【図１０】本発明の油煙飛散防止装置の第３の実施の形
態の斜視図である。

【符号の説明】

１調理プレート２発熱体３遮熱板４本体５吸込口６吹出口７通風路８送風機９フィルター１０吸込側接合部１１吹出側接合部１２通風路接合部１３調節口１４ダンパー１５温度検知センサー

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】吸込口と吹出口とを有する通風路と、該
通風路に空気を循環させる送風機と、該送風機の動作を
制御する制御手段と、該通風路を流れる空気中の油煙を
吸着するフィルターとからなり、調理プレートを備えた
調理器に着脱可能に配設することを特徴とする油煙飛散
防止装置。
【請求項２】上記吹出口の高さを上記吸込口より低く
配設することを特徴とする請求項１に記載の油飛散防止
装置。
【請求項３】上記吹出口の方向を上記吸込口より下方
に向けることを特徴とする請求項１に記載の油飛散防止
装置。
【請求項４】上記制御手段により開閉するダンパーを
備える調節口を通風路に設けることを特徴とする請求項
１に記載の油飛散防止装置。
【請求項５】上記通風路を伸縮自在とすることを特徴
とする請求項１記載の油飛散防止装置。
【請求項６】上記吸込口と上記吹出口との高さを変更
可能とすることを特徴とする請求項１に記載の油飛散防
止装置。
【請求項７】上記調理面の温度を検知する検知手段
と、該検知手段からの検知温度により上記送風機の動作
を制御する制御手段を備えることを特徴とする請求項１
記載の油飛散防止装置。
【請求項８】上記制御手段は、上記検知温度が１７０
℃以上に達したら、上記送風機の運転を開始することを
特徴とする請求項７に記載の油飛散防止装置。
【請求項９】上記制御手段は、所定の操作により上記
調理器を用いた食品解凍時に、上記送風機を動作させ該
食品に送風する解凍運転を行うことを特徴とする請求項
１に記載の油飛散防止装置。