JPH09264533A - 暖房装置 - Google Patents

暖房装置

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Publication number
JPH09264533A
JPH09264533A JP8072717A JP7271796A JPH09264533A JP H09264533 A JPH09264533 A JP H09264533A JP 8072717 A JP8072717 A JP 8072717A JP 7271796 A JP7271796 A JP 7271796A JP H09264533 A JPH09264533 A JP H09264533A
Authority
JP
Japan
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catalyst
temperature
heater
fuel
heating
Prior art date
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Pending
Application number
JP8072717A
Other languages
English (en)
Inventor
Kouji Oike
幸司 御池
Makoto Inoue
眞 井上
Takahiro Manabe
高広 真鍋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP8072717A priority Critical patent/JPH09264533A/ja
Publication of JPH09264533A publication Critical patent/JPH09264533A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 燃焼熱を熱源とする暖房装置において、触媒
体の劣化や部品の高熱変形や異常発火や有害ガスの排出
等の防止と、触媒燃焼装置の燃焼安定化と、暖房装置の
暖房能力の安定化を目的とする。 【解決手段】 触媒燃焼装置30内の気化筒温度検知部
6、火炎温度検知部28、第一,第二触媒温度検知部1
5,16,21,26、回転数検知部29、給気温度検
知部9、温水温度検知部14の信号をモニターする制御
部38により、触媒燃焼装置30内の燃料供給機4、気
化筒ヒータ5、第一,第二触媒加熱ヒータ22,23、
燃焼用送風機8及び、暖房装置内の燃料ポンプ2、温水
ポンプ33、暖房用送風ファン35、を制御することに
より、安全性の高い暖房装置が得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、触媒燃焼装置を利
用した燃焼熱を熱源とする暖房装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】触媒燃焼装置を有炎燃焼装置と同一の燃
焼負荷率で運転すると、触媒温度が1200℃以上とな
り触媒の耐熱寿命が著しく短くなる。この燃焼負荷率の
課題を解決する手段として、熱交換型の形式を有する触
媒燃焼方式がある。
【0003】従来、熱交換形式の触媒燃焼装置は、燃料
供給機と、燃料タンクと、前記燃料タンクと前記燃料供
給機との間で燃料を循環させる燃料ポンプを有する燃料
系と、前記燃料供給機により供給される燃料を気化した
気化ガスと空気の混合部および前記混合部の下流に設け
た混合気の噴出部を持つ気化筒と、前記気化筒に組み込
まれた気化筒ヒータと、前記気化筒に燃焼用空気を供給
する燃焼用送風機を有する気化系と、この気化系の下流
に設けた触媒加熱ヒータと、この触媒加熱ヒータの下流
に設けた触媒体を有する触媒燃焼系と、前記触媒体の下
流に設けた熱回収用フィンと、この熱回収用フィンと連
接する放熱部と、前記放熱部より得た熱を温水により暖
房用熱交換器へ伝える温水ポンプと、前記暖房用熱交換
器で発生した温風を室内へ送る送風ファンを有する熱交
換系を備えている。この触媒燃焼装置は、前記触媒体を
予熱し触媒体の活性温度に達した時、所定の空燃比の混
合気を前記送風機により前記触媒体に供給することによ
り、触媒燃焼を安定に継続することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
熱交換形式の触媒燃焼装置では、何らかの異常で燃焼用
送風機の停止や回転数の減少、燃料供給量の過剰が発生
すると、空燃比が下がり火炎が発生して異常高温とな
り、触媒体の劣化や熱回収用フィンの変形が起こるとい
う問題があった。また、前記燃焼用送風機や燃料供給機
の異常による混合気の空燃比の低下、触媒燃焼の安定後
に温水ポンプや暖房用送風ファンの異常、給気フィルタ
の目詰まり等の原因により、前記触媒体の異常高温が長
時間継続すると、触媒燃焼の不完全燃焼や触媒体の劣化
が発生するという問題を有していた。
【0005】本発明の目的は、何らかの異常で燃焼用送
風機の停止或いは回転数の減少や燃料供給量の過剰が発
生すると、空燃比が下がり火炎が発生し異常高温とな
り、触媒体の劣化や熱回収用フィンの変形を起こすこと
を防止することにある。
【0006】本発明の他の目的は、燃焼用送風機或いは
燃料供給機の異常による混合気の空燃比の低下や触媒燃
焼安定後の温水ポンプ或いは暖房用送風ファンの異常停
止や給気フィルタの目詰まり等の原因で前記触媒体温度
の異常高温が長時間継続することによる触媒体の不完全
燃焼や触媒体の劣化の発生を防止することにある。
【0007】本発明の更なる目的は、前記気化筒に設置
されている気化筒ヒータの駆動部の故障により気化筒ヒ
ータをOFFできないとき或いは気化筒の温度検知部の
故障時、前記気化筒が燃料の発火温度以上になることを
防止することにある。
【0008】本発明の更なる目的は、前記温水ポンプや
前記暖房用送風ファンの異常停止や温水の漏れ等による
温水の沸騰を防止することにある。
【0009】本発明の更なる目的は、触媒燃焼安定後に
何らかの異常で燃焼用送風機の回転数の増加や燃料供給
停止の発生による空燃比の増加や触媒体の劣化による触
媒燃焼の異常低温を防止することにある。
【0010】本発明の更なる目的は、触媒燃焼後に何ら
かの異常で生じる燃焼用送風機の回転数減少やモータロ
ックによる空燃比の減少により起こる触媒体の異常高温
を防止することにある。
【0011】本発明の更なる目的は、触媒体を活性化温
度まで上げるための触媒加熱ヒータの断線を早期に検知
し触媒燃焼の着火失敗の防止を図ることにある。
【0012】本発明の更なる目的は、触媒燃焼の着火の
判定を確実に行い触媒燃焼の安定化を図ることにある。
【0013】本発明の更なる目的は、前記触媒温度或い
は前記気化筒の異常高温や異常発火が生じた時に制御部
が暴走しても確実に触媒燃焼を停止させることにする。
【0014】本発明の更なる目的は、触媒燃焼装置内の
前記放熱部から前記暖房用熱交換器に送出する温水温度
を目標値に最適制御することにする。
【0015】本発明の更なる目的は、暖房用送風ファン
風量の強弱切換えスイッチの切換えにより、温水温度が
急速に変動することを防止することにある。
【0016】本発明の更なる目的は、触媒燃焼装置を搭
載した車が衝突事故を起こした時、燃料供給系及びヒー
タ系を確実に停止し異常発火等を防止することにある。
【0017】本発明の更なる目的は、前記気化筒ヒータ
及び前記触媒加熱ヒータの駆動用バッテリーの電源電圧
の低下によるヒータ発熱量低下のため、触媒体の活性化
が十分に行われずに発生する触媒体の着火失敗や予熱時
間の長期化を防止することにある。
【0018】本発明の更なる目的は、触媒燃焼装置にお
いて触媒体を活性化するため触媒体温度を上げ触媒燃焼
の着火を行うとき温水温度が低い時に温水ポンプを駆動
させると、前記第一放熱部と連結した前記第一受熱用フ
ィンより触媒体の熱が奪われるため、予熱時間が長くな
ったり、触媒燃焼着火の失敗をすることを防止すること
にある。
【0019】本発明の更なる目的は、燃料タンク内の燃
料が底をついた状態で燃料ポンプを駆動すると燃料輸送
管や燃料フィルタに空気が溜り燃料供給にむらが発生し
触媒燃焼のむらが発生し排気ガスの浄化特性が悪化する
ことを防止することにある。
【0020】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、本発明の暖房装置は、燃料供給機と、燃料タンク
と、前記燃料タンクと前記燃料供給機との間で燃料を循
環させる燃料ポンプを有する燃料系と、前記燃料供給機
により供給される燃料を気化した気化ガスと空気の混合
部および前記混合部の下流に設けた混合気の噴出部を持
つ気化筒と、前記気化筒に組み込まれた気化筒ヒータ
と、前記気化筒に燃焼用空気を供給する燃焼用送風機を
有する気化系と、この気化系の下流に設けた触媒加熱ヒ
ータと、この触媒加熱ヒータの下流に設けた触媒体を有
する触媒燃焼系と、前記触媒体の下流に設けた熱回収用
フィンと、この熱回収用フィンと連接する放熱部と、前
記放熱部より得た熱を温水により暖房用熱交換器へ伝え
る温水ポンプと、前記暖房用熱交換器で発生した温風を
室内に送る送風ファンを有する熱交換系を備えた暖房装
置であって、異常を検知した時、前記燃料供給機、前記
燃料ポンプ、前記触媒加熱ヒータ及び前記気化筒ヒータ
を停止し、その停止後の所定の時間以上経過するまで或
いは前記の異常が回復するまで燃焼用送風機及び前記温
水ポンプを駆動させ、起動スイッチがオンの時には前記
暖房用送風ファンを駆動させる安全手段を設けたもので
ある。
【0021】この構成によれば、触媒燃焼装置内部が異
常高温となっても触媒体の劣化や受熱用の熱回収フィン
の変形の防止が図れる安全性の高い暖房装置が得られ
る。
【0022】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、燃料供給機と、燃料タンクと、前記燃料タンクと前
記燃料供給機との間で燃料を循環させる燃料ポンプを有
する燃料系と、前記燃料供給機により供給される燃料を
気化した気化ガスと空気の混合部および前記混合部の下
流に設けた混合気の噴出部を持つ気化筒と、前記気化筒
に組み込まれた気化筒ヒータと、前記気化筒に燃焼用空
気を供給する燃焼用送風機を有する気化系と、この気化
系の下流に設けた触媒加熱ヒータと、この触媒加熱ヒー
タの下流に設けた触媒体を有する触媒燃焼系と、前記触
媒体の下流に設けた熱回収用フィンと、この熱回収用フ
ィンと連接する放熱部と、前記放熱部より得た熱を温水
により暖房用熱交換器へ伝える温水ポンプと、前記暖房
用熱交換器で発生した温風を室内へ送る送風ファンを有
する熱交換系を備えた暖房装置であって、異常を検知し
た時、前記燃料ポンプ、燃料供給機、触媒加熱ヒータお
よび前記気化筒ヒータを停止し、その停止後の所定の時
間以上が経過或いは前記の異常が回復するまで前記燃焼
用送風機および前記温水ポンプを駆動させ、かつ起動ス
イッチがオンの時には前記送風ファンを駆動させる安全
手段を設けた暖房装置であり、前記燃料系および気化系
並びに触媒燃焼系を停止させて熱交換系を動作させて熱
回収を円滑に行なうため、装置内部の変形や触媒体の劣
化を防止するという作用を有する。
【0023】請求項2に記載の発明は、前記気化系と前
記触媒燃焼系の間に設けた火炎の有無を検知する火炎温
度検知部の温度が所定値以上になり所定以上の時間が経
過すると前記安全手段が機能するように制御する制御部
を含む請求項1記載の暖房装置であり、燃焼用送風機や
燃料供給機等が故障し空燃比が低下して火炎が異常発生
しても安全に消火し、触媒燃焼装置内部の触媒体劣化や
熱回収用フィンの変形防止が図れるという作用を有す
る。
【0024】請求項3に記載の発明は、前記触媒燃焼室
の上流及び下流に設けた触媒温度検知部の温度が所定値
以上になり、所定以上の時間が経過すると、前記安全手
段を機能させるように制御する制御部を備えた請求項1
記載の暖房装置であり、燃焼用送風機や燃料供給部が故
障し空燃比が低下したり、暖房用送風ファンや前記温水
ポンプが停止して触媒体が異常高温になっても急速に冷
却し、触媒燃焼装置内部の触媒体の劣化や熱回収用フィ
ンの変形防止が図れるという作用を有する。
【0025】請求項4に記載の発明は、前記気化筒の温
度検知部の温度が所定値以上となり所定以上の時間が経
過すると、前記安全手段を機能させるように制御する制
御部を備えた請求項1記載の暖房装置であり、気化筒ヒ
ータの駆動部の故障により前記気化筒ヒータをOFFで
きないときや気化筒の温度検知部の故障時に、気化筒温
度が液体燃料の発火温度以上になっても安全に冷却する
という作用を有する。
【0026】請求項5に記載の発明は、前記触媒燃焼系
より前記暖房用熱交換器に送出される温水の温度を検出
する温水温度検知部の値が所定値以上になり所定以上の
時間が経過すると、前記安全手段を機能させるように制
御する制御部を備える請求項1記載の暖房装置であり、
前記温水ポンプや前記暖房用送風ファンの停止や温水漏
れ等による温水の沸騰や触媒体の異常高温が発生しても
安全に冷却し、触媒燃焼装置内部の触媒体の劣化や熱回
収用フィンの変形防止が図れるという作用を有する。
【0027】請求項6に記載の発明は、触媒燃焼安定後
に前記触媒燃焼室の上流及び下流に設けた触媒温度検知
部の温度が所定値以下になり所定以上の時間が経過する
と、前記安全手段を機能させるように制御する制御部を
備える請求項1記載の暖房装置であり、燃焼用送風機の
回転数増加や燃料供給機或いは燃料ポンプの停止により
起こる触媒燃焼の停止や不完全燃焼を防止するという作
用を有する。
【0028】請求項7に記載の発明は、前記燃焼用送風
機の回転数を検出する回転数検知部からの回転数信号が
減少し所定値以下となり、所定以上の時間が経過する
と、前記安全手段が機能するように制御する制御部を備
える請求項1記載の暖房装置であり、触媒燃焼時に前記
燃焼用送風機の停止により給気量が減少し、空燃比の変
動による触媒温度の異常高温や発火を防止すると共に、
前記燃焼用送風機のモータロックによるモータの異常加
熱を防止するという作用を有する。
【0029】請求項8に記載の発明は、前記触媒加熱ヒ
ータに通電後前記触媒温度が上昇して活性化するまで数
回所定の時間毎に前記触媒温度検知部の温度を検出し所
定値以下の時、前記安全手段を機能させるように制御す
る制御部を備える請求項1記載の暖房装置であり、早期
に前記触媒加熱ヒータの断線や触媒体の劣化等を検出
し、前記触媒燃焼装置の着火失敗の防止や不完全燃焼の
防止を図るという作用を有する。
【0030】請求項9に記載の発明は、触媒温度検知部
が触媒活性化温度以上を示したとき前記触媒加熱ヒータ
をOFFし、所定の時間が経過した後、前記燃料供給機
から燃料を供給すると共に燃焼用送風機を駆動し、所定
の空燃比になるようにし、この後所定時間内における前
記触媒体温度検知部の温度勾配が所定値以下の場合は前
記安全手段を機能させるように制御する制御部を備える
請求項1記載の暖房装置であり、前記触媒燃焼装置の着
火を確実に行い、触媒燃焼の安定化を図るという作用を
有する。
【0031】請求項10,11,12に記載の発明は、
前記触媒温度検知部或いは前記気化筒温度検知部或いは
前記火炎温度検知部の信号に基づき前記触媒加熱ヒータ
及び前記燃料ポンプ及び前記燃料供給機及び前記気化筒
ヒータを駆動する制御部と、それぞれの温度信号を増幅
する増幅器と、これらの増幅器からの出力温度信号と所
定の温度信号とを比較する比較器と、前記比較器の出力
信号により前記触媒加熱ヒータ及び前記燃料ポンプ及び
前記燃料供給機及び前記気化筒ヒータの駆動部を強制的
にOFFする安全手段とを設けた請求項1記載の暖房装
置であり、前記触媒温度或いは前記気化筒の異常高温や
発火が発生したときに、制御部が暴走しても確実に触媒
燃焼を停止させ、暖房装置の安全性を高めるという作用
を有する。
【0032】請求項13に記載の発明は、温水温度検知
部と、この温度信号に基づき触媒燃焼装置の燃焼量を数
段階に可変する制御部を備える請求項1記載の暖房装置
であり、周囲温度が変動して前記暖房用熱交換器の熱交
換効率が変動しても前記触媒燃焼系から前記暖房用熱交
換器に供給する温水温度を目標値に制御し暖房能力を安
定させるという作用を有する。
【0033】請求項14に記載の発明は、前記暖房用送
風ファンの風量の強弱を切り換えるスイッチと、この切
り換え信号を入力して燃焼量を切り換える制御部とを備
えた請求項1記載の暖房装置であり、暖房用送風ファン
の風量が変動して前記暖房用熱交換器の熱交換効率が変
動しても温水温度の変動を少なくし暖房能力を安定させ
るという作用を有する。
【0034】請求項15に記載の発明は、車の衝突を検
知する加速度センサーと、このセンサー信号が所定値以
上となったときに前記燃料供給機及び前記燃料ポンプ及
び前記気化筒ヒータ及び前記触媒加熱ヒータの駆動を強
制的にOFFする安全手段を備えた請求項1記載の暖房
装置であり、車が衝突事故を起こしても燃料供給系及び
ヒータ系を確実に停止し異常発火を防止するという作用
を有する。
【0035】請求項16に記載の発明は、前記気化筒ヒ
ータ及び前記触媒加熱ヒータに電力供給するヒータ駆動
用バッテリーと、前記ヒータと前記バッテリーとの間に
DC/DCコンバータとを設置した請求項1記載の暖房
装置であり、前記バッテリー電圧の低下によるヒータの
発熱量低下が原因で触媒体活性化が十分に行われないた
め発生する触媒体の着火失敗や予熱時間の延長を防止す
るという作用を有する。
【0036】請求項17に記載の発明は、前記触媒体の
予熱時前記温水温度検知部の値に基づき前記温水ポンプ
の駆動を開始する制御部を設けた請求項1記載の暖房装
置であり、触媒燃焼の予熱時における触媒体の早期活性
化が図られ確実な触媒燃焼の着火や予熱時間の短縮を図
れるという作用を有する。
【0037】請求項18に記載の発明は、前記燃料タン
クに設置された燃料残量計の値を検出して所定値以下の
時、前記安全手段を機能させるように制御する制御部を
備える請求項1記載の暖房装置であり、燃料タンク内の
燃料が底をついた時に燃料ポンプが吸い込んだ空気によ
る触媒燃焼むらに起因する排気ガス特性の悪化を防止す
るという作用を有する。
【0038】以下、本発明の実施の形態について、図1
から図15を用いて説明する。図1は触媒燃焼装置を示
しており、図1において、Iは燃料供給機4と、燃料タ
ンク1と、前記燃料タンク1と前記燃料供給機4との間
で燃料を循環させる燃料ポンプ2を有する燃料系であ
る。IIは前記燃料供給機4により供給される燃料を気化
した気化ガスと空気の混合部および前記混合部の下流に
設けた混合気の噴出部を持つ気化筒7と、前記気化筒7
に組み込まれた気化筒ヒータ5と、前記気化筒7に燃焼
用空気を供給する燃焼用送風機8を有する気化系であ
る。IIIはこの気化系IIの下流に設けた触媒燃焼系であ
る。IVは触媒燃焼系内の冷却用フィン11および熱回収
用フィン24と、これらのフィン11,24と連接する
放熱部と、前記放熱部より得た熱を温水により暖房用熱
交換器32へ伝える温水ポンプ33と、前記暖房用熱交
換器32で発生した温風を室内へ送る送風ファン35を
有する熱交換系である。
【0039】ここで、触媒燃焼系IIIは前記気化系IIの
下流に設けた第一触媒加熱ヒータ22と、前記第一触媒
加熱ヒータ22の下流に設けた第一触媒体12と、前記
第一触媒体12を覆うように内面に突出した冷却用フィ
ン11と、前記冷却用フィン11と連接する第一放熱部
としての第一水経路13を備え、第一触媒燃焼室10を
構成し、前記第一触媒体12の上流及び下流に設けた第
一触媒温度検知部15,16と、前記第一触媒体12へ
の下流に設けた第二触媒加熱ヒータ23と、前記第二触
媒加熱ヒータ23の下流に設けた上流第二触媒体18及
び下流第二触媒体19と、前記上流第二触媒体18と前
記下流第二触媒体19との間及び前記下流第二触媒体1
9の下流に設けた第二触媒温度検知部21,26と、前
記下流第二触媒体19の下流に設けた排気熱回収用フィ
ン24と、前記排気熱回収用フィン24と連接する第二
放熱部としての第二水経路25を備え、第二触媒燃焼室
17を構成している。
【0040】前記気化系IIと前記触媒燃焼系IIIの間に
は気化筒7と第一触媒加熱ヒータ22の間に位置し火炎
の有無を検知する火炎温度検知部28を配設している。
また、前記燃焼用送風機8には回転数検知部29を備え
ており、同送風機8の近傍には給気温度検知部9を配設
している。上記熱交換系IVを構成する水経路31には温
水温度検知部14を配設している。
【0041】このような構成の触媒燃焼装置において、
燃料タンク1から燃料ポンプ2で圧送され、圧力レギュ
レータ3で燃料圧を定圧化された燃料がパルス信号で開
閉される機構を有する燃料供給機4で噴射され、内部に
気化筒ヒータ5及び気化筒温度検知部6を有する気化筒
7で気化する。ガス化した燃料は燃焼用送風機8から送
られる燃焼用空気と混合する。この燃焼用空気の温度は
給気温度検知部9で検出する。気化筒7の下流に設けた
アルミ合金製の第一触媒燃焼室10に混合気は流れ、第
一触媒燃焼室10の内面に突出する触媒の冷却用フィン
11に隙間を介して設けられたパルス波形状に形成した
金属板を担体とする第一触媒体12で反応する。第一触
媒燃焼室10の外周には第1水経路13が設けられ熱回
収を行う。この触媒燃焼装置より送出される温水温度は
温水温度検知部14で検出する。第一触媒体12の上流
と下流はフィン11より突出し、この第一触媒体12の
フィン11のない部分の中に触媒温度検知部15,16
が外部から挿入されて設けられている。第一触媒燃焼室
10の下流に第二触媒燃焼室17が設けられ、ここに上
流第二触媒体18と下流第二触媒体19の2つの第二触
媒体が設けられ、この間の空間20に触媒温度検知部2
1が外部から挿入されて設けられている。第一触媒燃焼
室10の上流に第一触媒加熱ヒータ22、第一触媒燃焼
室10と第二触媒燃焼室17の間に第二触媒加熱ヒータ
23が設けられている。第二触媒燃焼室17の下流には
排気熱回収用のフィン24とフィンを貫通する内部に水
経路を有するチューブで形成されている第二水経路25
が設けられている。第二水経路25は第一水経路13と
連通している。下流第二触媒体19とフィン24の空間
に触媒温度検知部26が外部から挿入されている。第二
水経路25の下流には排気孔27が設けられている。気
化筒7と第一触媒加熱ヒータ22の空間に火炎温度検知
部28が外部から挿入されている。燃焼用送風機8には
回転数検知部29が設けられている。
【0042】図2は図1に示す触媒燃焼装置を使った暖
房装置の構成を示しており、触媒燃焼装置30は水経路
31で暖房用熱交換器32に接続されている。この水経
路31には温水ポンプ33が設けられており、温水ポン
プ用リレー34に接続されている。暖房用熱交換器32
には暖房用送風ファン35が設けられており、送風ファ
ン用リレー36と風量切換えスイッチ37に接続されて
いる。風量切換えスイッチ37から制御部38内のCP
U39へは風量の大小信号が出力されている。燃料ポン
プに接続されている燃料ポンプ用リレー40及び温水ポ
ンプ用リレー34及び送風ファン用リレー36は制御部
38内のリレー駆動部41に接続されており、リレー駆
動部41はCPU39により制御される。触媒燃焼装置
30にある燃料供給機4は制御部38内の燃料供給機駆
動部42に接続されており、燃料供給機駆動部42はC
PU39により制御される。触媒燃焼装置30にある気
化筒ヒータ5はリレーボックス43内の気化筒ヒータ用
リレー44に接続されており、第一触媒加熱ヒータ22
と第二触媒加熱ヒータ23はリレーボックス43内の触
媒加熱ヒータ用リレー45に接続されており、気化筒ヒ
ータ用リレー44及び触媒加熱ヒータ用リレー45は制
御部38内のリレー駆動部41に接続されている。気化
筒ヒータ5と触媒加熱ヒータ22,23の電源はバッテ
リーよりDC/DCコンバータ46を経由して供給され
る。触媒燃焼装置30にある気化筒温度検知部6、火炎
温度検知部28、第一,第二触媒温度検知部15,1
6,21,26、給気温度検知部9、温水温度検知部1
4は制御部38内のAD変換部47及び比較器48に接
続されている。AD変換部47の出力信号はCPU39
に取り込まれる。比較器48の出力信号はリレー駆動部
41に接続されている。触媒燃焼装置30内の燃焼用送
風機8は制御部38内のDC/DCコンバータ49に接
続されており、このDC/DCコンバータ49はCPU
39により制御される。CPU39の電源電圧はバッテ
リーより電源部50を経由して供給される。起動用のス
イッチ51は制御部38内のCPU39に接続されてい
る。
【0043】次に、動作を説明する。CPU39へ起動
スイッチ51のON信号を入力すると、CPU39より
リレー駆動部41に気化筒ヒータ用リレー44をONと
する信号を出力し、気化筒ヒータ5を通電させると同時
に気化筒温度検知部6からの信号をAD変換部47経由
でCPU39へ入力し、気化筒7の温度を100〜30
0℃の間になるように気化筒ヒータ用リレー44をON
/OFF制御する。また、CPU39よりリレー駆動部
41に触媒加熱ヒータ用リレー45をONさせる信号を
出力して第一,第二触媒加熱ヒータ22,23を通電
し、第一触媒体12と上流第二触媒体18の加熱を同時
に開始する。但し、バッテリーからの供給電源の変動を
DC/DCコンバータ46で抑え前記ヒータの発熱量を
安定させる。前記DC/DCコンバータ46は出力電圧
をフィードバックして入力電圧の変動を抑える昇降圧電
源回路とする。第一触媒温度検知部15,16は第一触
媒体12の間に設けられ、触媒体の輻射で加熱されて触
媒体温度の変化が明確に現れる。第二触媒温度検知部2
1は上流第二触媒体18の温度を検出する。第一触媒温
度検知部15,16と第二触媒温度検知部21からの信
号をAD変換部47経由でCPU39へ入力して第一触
媒体12と上流第二触媒体18が所定の温度になったこ
とを判断した後、第一,第二触媒加熱ヒータ22,23
の通電を所定の時間停止する。この後、CPU39より
リレー駆動部41に燃料ポンプ用リレー40をONする
信号を出力し燃料ポンプを起動すると共にCPU39よ
り燃料供給機駆動部42へ燃料供給機4を起動する信号
を出力することにより一定量の燃料の供給を開始すると
同時に、CPU39よりDC/DCコンバータ49に燃
焼用送風機8を回転させる信号を出力する。燃焼用送風
機8の回転数は回転数検知部29からの信号に基づきC
PU39で算出し、DC/DCコンバータ49にフィー
ドバックをかけ所定の回転数に設定し一定の空燃比の混
合気を前記触媒体に供給する。また給気温度検知部9か
らの信号をAD変換部47経由でCPU39へ入力して
燃焼用送風機8の回転数に給気温度による補正をかけ
る。混合気はまず第一触媒体12の表裏を通過し上流及
び下流で部分的に反応し、第一触媒体12をすり抜けた
未反応燃料は上流第二触媒体18の上流で反応し始め
る。第一触媒体12では触媒が燃料と酸素を吸着し、触
媒表面で反応するので無炎燃焼となり、この燃焼熱で第
一触媒体12は高温となり、この熱が放射熱としてフィ
ン11に伝わる。第一触媒燃焼室10で供給燃料エネル
ギーの60%が第一水経路13に伝熱し、次に、第一触
媒燃焼室10からの排気熱と未燃燃料が第二触媒体1
8,19で燃焼した熱とがフィン24に伝わり、第二水
経路25で供給燃料エネルギーの28%が回収される。
第一水経路13と第二水経路25内の温水温度が一定温
度になるようにCPU39は触媒燃焼装置30出口の温
水温度検知部14からの信号をAD変換部47経由で入
力すると同時に、この温水温度信号に基づきDC/DC
コンバータ49及び燃料供給機駆動部42に制御信号を
出力して、燃焼用送風機8からの空気量及び燃料供給機
4からの燃料供給量を変動させて燃焼量を制御する。温
水は温水ポンプ33により触媒燃焼装置30と暖房用熱
交換器32の間を循環する。温水により送られてきた熱
は暖房用熱交換器32で送風用温風に伝えられ、暖房用
送風ファン35により温風が室内に送出される。暖房用
送風ファン35の駆動は、CPU39により温水温度検
知部14からの信号をAD変換部47経由で入力し温水
温度が所定値以上の時にリレー駆動部41に送風ファン
用リレー36をONする信号を出力して行う。温風の送
風量の切換えはスイッチ37で行う。
【0044】図3は火炎発生による異常検知処理のタイ
ミングチャートを示し、図3において制御部38内のC
PU39が火炎温度検知部28の温度信号をAD変換部
47経由で入力し異常高温T1℃以上になりta時間以
上継続すると、CPU39から燃料供給機4をOFFす
る信号を燃料供給機駆動部42へ出力すると同時に燃料
ポンプ用リレー40及び触媒加熱ヒータ用リレー45及
び気化筒ヒータ用リレー44をOFFする信号をリレー
駆動部41へ出力して燃料ポンプ2及び触媒加熱ヒータ
22,23及び気化筒ヒータ5をOFFする。その時、
起動スイッチ51がONしていれば、送風ファン用リレ
ー36をONする信号をリレー駆動部41へ出力して暖
房用送風ファン35をONし、起動スイッチ51がOF
Fすれば、暖房用送風ファン35もOFFする。また同
じタイミングでCPU39から燃焼用送風機8を高速回
転させる信号をDC/DCコンバータ49へ出力すると
同時に温水ポンプ用リレー34をONする信号をリレー
駆動部41へ出力して温水ポンプ33をONする。その
後、CPU39が火炎温度検知部28の温度信号をAD
変換部47経由で入力し、火炎のなくなる温度T2℃以
下となれば、DC/DCコンバータ49へ回転停止信号
を出力すると同時に温水ポンプ用リレー34をOFFす
る信号をリレー駆動部41へ出力して燃焼用送風機8及
び温水ポンプ33をOFFする。
【0045】図4は触媒体の異常高温及び異常低温検知
処理のタイミングチャートを示し、図4において制御部
38内のCPU39が触媒温度検知部15,16,2
1,26の温度信号をAD変換部47経由で入力し、異
常高温T3℃以上になりtb時間以上継続するか、異常
低温T5℃以下になりtc時間以上継続すると、上記と
同様の方法でCPU39により燃料供給機4及び燃料ポ
ンプ2及び触媒加熱ヒータ22,23及び気化筒ヒータ
5をOFFする。その時、起動スイッチ51のON/O
FFに応じて暖房用送風ファン35もON/OFFす
る。また、同タイミングでCPU39により燃焼用送風
機8を高速回転させると同時に温水ポンプ33をONす
る。その後、CPU39が触媒温度検知部15,16,
21,26の温度信号をAD変換部47経由で入力し触
媒体の非活性化温度T4℃以下となれば燃焼用送風機8
及び温水ポンプ33をOFFする。
【0046】なお、以上の説明では、4個の触媒温度検
知部の信号をモニターしていたが、この中の数個の信号
に絞りこんでも同様に実施可能である。
【0047】図5は気化部の異常高温及び異常低温検知
処理のタイミングチャートを示し、図5において制御部
38内のCPU39が気化筒温度検知部6の温度信号を
AD変換部47経由で入力し、異常高温T6℃以上にな
りtd時間以上継続するか、異常低温T8℃以下になり
te時間以上継続すると、上記と同様の方法でCPU3
9により燃料供給機4及び燃料ポンプ2及び触媒加熱ヒ
ータ22,23及び気化筒ヒータ5をOFFする。その
時、起動スイッチ51のON/OFFに応じて暖房用送
風ファン35もON/OFFする。また同タイミングで
CPU39により燃焼用送風機8を高速回転させると同
時に温水ポンプ33をONする。その後、CPU39が
気化筒温度検知部6の温度信号をAD変換部47経由で
入力し、燃料気化温度T7℃以下となれば燃焼用送風機
8及び温水ポンプ33をOFFする。
【0048】図6は温水の異常高温検知処理のタイミン
グチャートを示し、図6において制御部38内のCPU
39が温水温度検知部14の温度信号をAD変換部47
経由で入力し、異常高温T9℃以上になりtf時間以上
継続すると、上記と同様の方法でCPU39により燃料
供給機4及び燃料ポンプ2及び触媒加熱ヒータ22,2
3及び気化筒ヒータ5をOFFする。その時、起動スイ
ッチ51のON/OFFに応じて暖房用送風ファン35
もON/OFFする。また同タイミングでCPU39に
より燃焼用送風機8を高速回転させると同時に温水ポン
プ33をONする。その後、CPU39が温水温度検知
部14の温度信号をAD変換部47経由で入力し、T1
0℃以下となれば燃焼用送風機8及び温水ポンプ33を
OFFする。
【0049】図7は燃焼送風機の異常回転検知処理のタ
イミングチャートを示し、図7において制御部38内の
CPU39が回転数検知部29の回転信号を入力し、異
常回転数S1以下になりtg時間以上継続すると、上記
と同様の方法でCPU39により燃料供給機4及び燃料
ポンプ2及び触媒加熱ヒータ22,23及び気化筒ヒー
タ5及び燃焼用送風機8をOFFする。その時、起動ス
イッチ51のON/OFFに応じて暖房用送風ファン3
5もON/OFFする。また同タイミングでCPU39
により温水ポンプ33をONする。その後、触媒温度検
知部15,16,21,26の温度信号がT4℃以下と
なり火炎温度検知部28の温度信号がT2℃以下となっ
た時、温水ポンプ33をOFFする。
【0050】なお、以上の説明では、4個の触媒温度検
知部の信号と火炎温度検知部の信号をモニターしていた
が、この中の数個の信号に絞りこんでも同様に実施可能
である。
【0051】図8は触媒ヒータ断線検知処理のタイミン
グチャートを示し、図8において制御部38内のCPU
39により触媒加熱ヒータ用リレー45をONする信号
をリレー駆動部41へ出力して触媒加熱ヒータ22,2
3をONした後、触媒温度検知部15,16,21,2
6の温度信号をAD変換部47経由で入力し、th時間
後、ti時間後、tj時間後それぞれの時点において異
常低温T11℃、T12℃、T13℃以下になると、上
記と同様の方法でCPU39により燃料ポンプ2及び触
媒加熱ヒータ22,23及び気化筒ヒータ5をOFFす
る。その時、起動スイッチ51のON/OFFに応じて
暖房用送風ファン35もON/OFFする。また同タイ
ミングでCPU39により燃焼用送風機8を高速回転さ
せると同時に温水ポンプ33をONする。その後、CP
U39が触媒温度検知部15,16,21,26の温度
信号をAD変換部47経由で入力し、T4℃以下となれ
ば、燃焼用送風機8及び温水ポンプ33をOFFする。
【0052】なお、以上の説明では、4個の触媒温度検
知部の信号をモニターしていたが、この中の数個の信号
に絞りこんでも同様に実施可能である。
【0053】図9は触媒体の着火失敗検知処理のタイミ
ングチャートを示し、図9において制御部38内のCP
U39により触媒加熱ヒータ用リレー45をONする信
号をリレー駆動部41へ出力して触媒加熱ヒータ22,
23をONした後、触媒温度検知部15,16,21,
26の温度信号をAD変換部47経由で入力し、予熱温
度T19以上となった時、前記触媒加熱ヒータ22,2
3をOFFして、tn時間経過後、上記と同様の方法で
燃料供給機4及び燃料ポンプ2及び燃焼用送風機8及び
気化筒ヒータ5をONした後、tk時間における触媒温
度検知部15,16,21,26の温度信号の勾配がK
1以下の時、上記と同様の方法でCPU39により燃料
供給機4及び燃料ポンプ2及び触媒加熱ヒータ22,2
3及び気化筒ヒータ5をOFFする。その時、起動スイ
ッチ51のON/OFFに応じて暖房用送風ファン35
もON/OFFする。また同タイミングでCPU39に
より燃焼用送風機8を高速回転させると同時に温水ポン
プ33をONする。その後、CPU39が触媒温度検知
部15,16,21,26の温度信号をAD変換部47
経由で入力し、触媒体の非活性化温度T4℃以下となれ
ば、燃焼用送風機8及び温水ポンプ33をOFFする。
【0054】なお、以上の説明では、4個の触媒温度検
知部の信号をモニターしていたが、この中の数個の信号
に絞りこんでも同様に実施可能である。
【0055】図10はCPUの暴走対策をする外部回路
を示し、図10において触媒温度検知部15,16,2
1,26或いは火炎温度検知部28或いは気化筒温度検
知部6の信号をそれぞれの増幅部52で増幅し、これら
の信号を比較器48及びCPU39に取り込む。CPU
39は、これらの信号に基づき、ヒータ系リレー駆動部
41や燃料供給機駆動部42等の制御を行う。一方、比
較器48では前記各温度検知部に対する異常温度レベル
を設定し、これら以上の温度信号が入力された場合はO
Rゲート56を介してHi信号を出力して電界効果トラ
ンジスタ54,55をONする。その結果、CPU39
でヒータ系リレー駆動部41や燃料供給機4の駆動部4
2としての電界効果トランジスタがONしていても強制
的にOFFするため、ヒータ及び燃料供給機は停止す
る。
【0056】図11は温水温度の制御方法のタイミング
チャートを示し、図11において触媒燃焼量を決定する
ため、CPU39が燃料供給機4の駆動部42へ燃料供
給機の燃料量を高、中、低と可変する信号を出力する一
方、一定の空燃比の混合気を触媒体に供給するため、上
記燃料量に応じて燃焼用送風機8の回転数を高、中、低
と可変する信号をDC/DCコンバータ49へ出力す
る。また、CPU39は温水温度検知部14の温度信号
をAD変換部47経由で入力しT14に上昇するまで燃
焼量を高とし、さらに温度上昇しT14以上となると燃
焼量を中とし、さらに温度上昇しT15以上となると燃
焼量を低とする。その後、温度下降しT14以下となる
と燃焼量を中とし、さらに温度下降しT16以下となる
と燃焼量を高とする。
【0057】なお、燃焼量の可変ステップ数は、暖房装
置の能力に応じて変更しても同様に実施可能である。
【0058】図12は暖房用送風ファンの風量切換えス
イッチ信号による温水温度の制御方法のタイミングチャ
ートを示し、図12において上記と同様の方法で制御部
38内のCPU39が燃焼用送風機8の回転数と燃料供
給機4の燃料量を制御して燃焼量を可変するが、前記風
量切換えスイッチを弱から強に切り換えた時、この切換
えスイッチ信号をCPU39に入力して一段階高い燃焼
量制御に切り換える。逆に前記風量切換えスイッチを強
から弱に切り換えた時は一段階低い燃焼量制御に切り換
える。なお、燃焼量を切り換えて所定の時間が経過した
後は図11で示すように温水温度による燃焼量制御に切
り換える。
【0059】図13は車の衝突事故時の異常対策処理の
タイミングチャートを示し、図13においてCPU39
が衝突事故時の加速度センサ53の異常信号をAD変換
部47経由で入力し、信号レベルS2或いはS3以上と
なったとき、上記と同様の方法で燃料供給機4及び燃料
ポンプ2及び触媒加熱ヒータ22,23及び気化筒ヒー
タ5をOFFする。
【0060】図14は触媒体の着火失敗の対策処理のタ
イミングチャートを示し、図14において触媒体予熱
時、制御部38内のCPU39が触媒加熱ヒータ用リレ
ー45をONする信号をリレー駆動部41へ出力して触
媒加熱ヒータ22,23をONした後、触媒温度検知部
15,16及び温水温度検知部14の温度信号をAD変
換部47経由で入力する。触媒体温度は活性化温度T1
8以上になり触媒燃焼が安定した後、温水温度がT17
以上となりtl時間以上経過した時に上記と同様の方法
で温水ポンプ33をONする。
【0061】図15は燃料を使い果たした時の異常対策
処理のタイミングチャートを示し、図15において触媒
燃焼時、触媒温度検知部15,16,21,26及び火
炎温度検知部28の温度信号と燃料残量計54の信号を
AD変換部47経由で入力する。燃料タンク1内の燃料
が減少して燃料残量信号がS4以下となりtm時間以上
経過すると、上記と同様の方法でCPU39により燃料
供給機4及び燃料ポンプ2及び触媒加熱ヒータ22,2
3及び気化筒ヒータ5をOFFする。その時、起動スイ
ッチ51のON/OFFに応じて暖房用送風ファン35
もON/OFFする。また同タイミングでCPU39に
より燃焼用送風機8を高速回転させると同時に温水ポン
プ33をONする。その後、CPU39が触媒温度検知
部15,16,21,26及び火炎温度検知部28の温
度信号をAD変換部47経由で入力し、触媒体の非活性
化温度T4℃以下となり火炎のなくなる温度T2℃以下
となれば、燃焼用送風機8及び温水ポンプ33をOFF
する。
【0062】なお、以上の説明では、5個の温度検知部
の信号をモニターしていたが、この中の数個の信号に絞
りこんでも同様に実施可能である。
【0063】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、触媒燃焼
装置を内蔵する暖房装置の動作異常を検知して、触媒体
劣化や構造部品の高熱変形や発火事故や有害可燃性ガス
の排出を未然に防止すると共に、触媒燃焼装置の燃焼安
定化と暖房装置の暖房能力の安定化を図ることができる
という特徴を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態の触媒燃焼装置を示す縦断面
【図2】図1の燃焼装置を使った暖房装置の構成図
【図3】同装置の火炎発生による異常検知処理のタイミ
ングチャート
【図4】同装置の触媒体の異常高温及び異常低温検知処
理のタイミングチャート
【図5】同装置の気化部の異常高温及び異常低温検知処
理のタイミングチャート
【図6】同装置の温水の異常高温検知処理のタイミング
チャート
【図7】同装置の燃焼送風機の異常回転処理のタイミン
グチャート
【図8】同装置の触媒ヒータ断線検知処理のタイミング
チャート
【図9】同装置の触媒体着火失敗検知処理のタイミング
チャート
【図10】同装置のCPU暴走対策用の外部回路図
【図11】同装置の温水温度の制御方法を示すタイミン
グチャート
【図12】同装置の暖房用送風ファンの風量切換えスイ
ッチ信号による温水温度の制御方法を示すタイミングチ
ャート
【図13】同装置の車の衝突事故時の異常対策処理を示
すタイミングチャート
【図14】同装置の触媒体着火失敗の対策処理を示すタ
イミングチャート
【図15】同装置の燃料を使い果たした時の異常対策処
理を示すタイミングチャート
【符号の説明】
1 燃料タンク 2 燃料ポンプ 3 圧力レギュレータ 4 燃料供給機 5 気化筒ヒータ 6 気化筒温度検知部 7 気化筒 8 燃焼用送風機 9 給気温度検知部 10 第一触媒燃焼室 11 冷却用フィン 12 第一触媒体 13 第一水経路 14 温水温度検知部 15,16 第一触媒温度検知部 17 第二触媒燃焼室 18 上流第二触媒体 19 下流第二触媒体 21 第二触媒温度検知部 22 第一触媒加熱ヒータ 23 第二触媒加熱ヒータ 24 排気熱回収用フィン 25 第二水経路 26 第二触媒温度検知部 27 排気孔 28 火炎温度検知部 29 回転数検知部 30 触媒燃焼装置 31 水経路 32 暖房用熱交換器 33 温水ポンプ 34 温水ポンプ用リレー 35 暖房用送風ファン 36 送風ファン用リレー 37 風量切換えスイッチ 38 制御部 39 CPU 40 燃料ポンプ用リレー 41 リレー駆動部 42 燃料供給機駆動部 43 リレーボックス 44 気化筒ヒータ用リレー 45 触媒加熱ヒータ用リレー 46 DC/DCコンバータ 47 AD変換部 48 比較器 49 DC/DCコンバータ 50 電源部 51 スイッチ 52 増幅部 53 加速度センサ 54,55 電界効果トランジスタ 56 ORゲート

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 燃料供給機と、燃料タンクと、前記燃料
    タンクと前記燃料供給機との間で燃料を循環させる燃料
    ポンプを有する燃料系と、前記燃料供給機により供給さ
    れる燃料を気化した気化ガスと空気の混合部および前記
    混合部の下流に設けた混合気の噴出部を持つ気化筒と、
    前記気化筒に組み込まれた気化筒ヒータと、前記気化筒
    に燃焼用空気を供給する燃焼用送風機を有する気化系
    と、この気化系の下流に設けた触媒加熱ヒータと、この
    触媒加熱ヒータの下流に設けた触媒体を有する触媒燃焼
    系と、前記触媒体の下流に設けた熱回収用フィンと、こ
    の熱回収用フィンと連接する放熱部と、前記放熱部より
    得た熱を温水により暖房用熱交換器へ伝える温水ポンプ
    と、前記暖房用熱交換器で発生した温風を室内へ送る送
    風ファンを有する熱交換系を備えた暖房装置であって、
    異常を検知した時、前記燃料ポンプ、燃料供給機、触媒
    加熱ヒータおよび前記気化筒ヒータを停止し、その停止
    後の所定の時間以上が経過或いは前記の異常が回復する
    まで前記燃焼用送風機および前記温水ポンプを駆動さ
    せ、かつ起動スイッチがオンの時には前記送風ファンを
    駆動させる安全手段を設けた暖房装置。
  2. 【請求項2】 前記気化系と前記触媒燃焼系との間に設
    けた火炎の有無を検知する火炎温度検知部の温度が所定
    値以上になり所定以上の時間が経過すると前記安全手段
    が機能するように制御する制御部を含む請求項1記載の
    暖房装置。
  3. 【請求項3】 前記触媒燃焼系の触媒体近傍に設けた触
    媒温度検知部の温度が所定値以上になり所定の時間以上
    が経過した時、前記安全手段が機能するように制御する
    制御部を含む請求項1記載の暖房装置。
  4. 【請求項4】 前記気化系に設けた気化筒温度検知部の
    温度が所定値以上になり所定の時間以上が経過すると前
    記安全手段が機能するように制御する制御部を含む請求
    項1記載の暖房装置。
  5. 【請求項5】 前記放熱部より前記暖房用熱交換器に送
    出される温水温度を検出する温水温度検知部の温度が所
    定値以上になり所定の時間以上が経過すると前記安全手
    段が機能するように制御する制御部を含む請求項1記載
    の暖房装置。
  6. 【請求項6】 前記起動スイッチがオンした後、前記燃
    焼用送風機を駆動させ、その後、前記気化筒ヒータをオ
    ンして前記気化筒の温度を所定値に設定すると共に前記
    触媒加熱ヒータをオンし、その後、前記触媒温度検知部
    の温度を監視して前記触媒体が活性化温度に達すると、
    前記触媒加熱ヒータをオフして所定の時間が経過した後
    前記気化筒に所定量の燃料を供給して触媒燃焼を開始す
    るが、触媒燃焼時に前記触媒温度検知部の温度が所定値
    以下になり所定の時間以上が経過すると前記安全手段が
    機能するように制御する制御部を含む請求項1記載の暖
    房装置。
  7. 【請求項7】 前記燃焼用送風機の回転数を検出する回
    転数検知部からの回転数信号が所定値以下になり所定の
    時間以上が経過すると前記安全手段が機能するように制
    御する制御部を含む請求項1記載の暖房装置。
  8. 【請求項8】 前記起動スイッチがオンした後、前記燃
    焼用送風機を駆動させ、その後、前記気化筒ヒータをオ
    ンして前記気化筒の温度を所定値に設定すると共に前記
    触媒加熱ヒータをオンして前記触媒体が活性化温度に達
    するまで、数回所定の時間毎に前記触媒温度検知部の温
    度を確認するが、前記触媒温度検知部の温度が所定値以
    下になると前記安全手段が機能するように制御する制御
    部を含む請求項1記載の暖房装置。
  9. 【請求項9】 前記起動スイッチがオンした後、前記燃
    焼用送風機を駆動させ、その後、前記気化筒ヒータをオ
    ンして前記気化筒の温度を所定値に設定すると共に、前
    記触媒加熱ヒータをオンし、その後前記触媒温度検知部
    の温度を監視して前記触媒体が活性化温度に達すると、
    前記触媒加熱ヒータをオフし所定の時間が経過した後前
    記気化筒に所定量の燃料を供給して触媒燃焼を開始する
    が、燃料供給後ある一定期間に触媒温度の上昇勾配を数
    回算出し、全ての上昇勾配値が所定値以上でない時、前
    記安全手段が機能するように制御する制御部を含む請求
    項1記載の暖房装置。
  10. 【請求項10】 前記触媒温度検知部から出力される温
    度信号を増幅する増幅器と、前記増幅器より出力される
    信号に基づき前記燃料供給機及び前記燃料ポンプ及び前
    記触媒加熱ヒータの駆動制御を行なう中央制御部と、前
    記増幅器より出力される触媒温度信号と所定の異常温度
    信号とを比較し、この所定値よりも高ければHI信号を
    出力する比較器とを含み、前記比較器のHI信号により
    前記燃料供給機及び前記燃料ポンプ及び前記気化筒ヒー
    タ及び前記触媒加熱ヒータの駆動部を強制的にOFFす
    る安全手段とを備えた請求項1記載の暖房装置。
  11. 【請求項11】 前記気化筒温度検知部から出力される
    温度信号を増幅する増幅器と、前記増幅器より出力され
    る信号に基づき前記燃料供給機及び前記燃料ポンプ及び
    前記気化筒ヒータ及び前記触媒加熱ヒータの駆動制御を
    行なう中央制御部と、前記増幅器より出力される気化筒
    温度信号と所定の異常温度信号とを比較し、この所定値
    よりも高ければHI信号を出力する比較器とを含み、前
    記比較器のHI信号により前記燃料供給機及び前記燃料
    ポンプ及び前記気化筒ヒータ及び前記触媒加熱ヒータの
    駆動部を強制的にOFFする安全手段を備えた請求項1
    記載の暖房装置。
  12. 【請求項12】 前記火炎温度検知部から出力される温
    度信号を増幅する増幅器と、前記増幅器より出力される
    信号に基づき前記燃料供給機及び前記燃料ポンプ及び前
    記気化筒ヒータ及び前記触媒加熱ヒータの駆動制御を行
    なう中央制御部と、前記増幅器より出力される火炎温度
    信号と所定の異常温度信号とを比較し、この所定値より
    も高ければHI信号を出力する比較器とを含み、前記比
    較器のHI信号により前記燃料供給機及び前記燃料ポン
    プ及び前記気化筒ヒータ及び前記触媒加熱ヒータの駆動
    部を強制的にOFFする安全手段を備えた請求項1記載
    の暖房装置。
  13. 【請求項13】 前記放熱部と前記暖房用熱交換器との
    間を循環する経水路において、前記放熱部より送出され
    る温水温度を検出する温水温度検知部と、前記温水温度
    検知部の信号に基づき前記燃焼用送風機の回転数及び前
    記燃料供給機からの燃料量を制御することにより温水温
    度T1までは燃焼量(高)に、温水温度T1以上になり
    温水温度T2までは燃焼量(中)に、温水温度T2以上
    になり温水温度T3までは燃焼量(低)に制御し、一旦
    燃焼量(低)となると温水温度T1になるまでこの状態
    を維持し、T1以下になると温水温度T0まで燃焼量
    (中)とし、T0以下になると再度燃焼量(高)とする
    制御部とを備えた請求項1記載の暖房装置。
  14. 【請求項14】 前記暖房用送風ファンの風量の強弱を
    切り替えるスイッチと、前記強弱信号を入力し、強から
    弱へ切り変わった時に前記燃焼用送風機の回転数及び前
    記燃料供給機からの燃料量を制御して燃焼量を一段階下
    げ、逆に前記スイッチが弱から強へ切り変わった時には
    燃焼量を一段階上げる制御部とを備えた請求項1記載の
    暖房装置。
  15. 【請求項15】 車の衝突を検知する加速度センサー
    と、この加速度センサーの信号が所定値以上となったと
    きに前記燃料供給機及び前記燃料ポンプ及び前記気化筒
    ヒータ及び前記触媒加熱ヒータの駆動を強制的にOFF
    する安全手段とを備えた請求項1記載の暖房装置。
  16. 【請求項16】 前記気化筒ヒータ及び前記触媒加熱ヒ
    ータとに電力供給を行なうヒータ駆動用バッテリーと、
    前記ヒータとバッテリーとの間にDC/DCコンバータ
    とを設置した請求項1記載の暖房装置。
  17. 【請求項17】 前記触媒体の予熱時、前記温水温度検
    知部の値が所定値以上になり所定以上の時間が経過する
    と前記温水ポンプの駆動を開始する制御部を備えた請求
    項1記載の暖房装置。
  18. 【請求項18】 前記燃料タンクに設置された燃料残量
    計の値が所定値以下になり所定以上の時間が経過すると
    前記安全手段が機能するように制御する制御部を含む請
    求項1記載の暖房装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100404253B1 (ko) * 1999-03-16 2003-11-03 마쯔시다덴기산교 가부시키가이샤 촉매 연소 장치
KR20030093571A (ko) * 2002-06-03 2003-12-11 엘지전자 주식회사 가스복사조리기의 공기공급조절장치
JP2011020168A (ja) * 2009-07-21 2011-02-03 Yokota Technica:Kk リフロー半田付け方法

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