JPH09264434A - 整圧器 - Google Patents

整圧器

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Publication number
JPH09264434A
JPH09264434A JP7624396A JP7624396A JPH09264434A JP H09264434 A JPH09264434 A JP H09264434A JP 7624396 A JP7624396 A JP 7624396A JP 7624396 A JP7624396 A JP 7624396A JP H09264434 A JPH09264434 A JP H09264434A
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JP
Japan
Prior art keywords
pressure
chamber
pilot
flow passage
flow rate
Prior art date
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Pending
Application number
JP7624396A
Other languages
English (en)
Inventor
Masayuki Takano
雅之 高野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Osaka Gas Co Ltd
Original Assignee
Osaka Gas Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Osaka Gas Co Ltd filed Critical Osaka Gas Co Ltd
Priority to JP7624396A priority Critical patent/JPH09264434A/ja
Publication of JPH09264434A publication Critical patent/JPH09264434A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 可撓性を有する弁体を設けてあるような整圧
器で、そのガス供給管路の一次側部から二次側部に流れ
るガス流量を容易に知ることができるようにする技術を
提供する。 【解決手段】 ガス供給管路1を上流側の一次側部11
と下流側の二次側部12とに区分けするガバナ本体2を
設け、前記ガバナ本体2内部に設けてある弁座3に接当
して、前記流通路13を開閉する可撓膜4を設けて、前
記ガバナ本体2内部にガスの流通路13を形成する第一
室21と、前記第一室21とは気密に隔てられる第二室
22とを形成するとともに、前記二次側部12の圧力が
低下するのに基づき前記第二室22の圧力を低下させ、
前記二次側部22の圧力が上昇するのに基づき前記第二
室22の圧力を上昇させるパイロット流路部Aを設け、
そのパイロット流路部Aにそのパイロット流路部Aの内
圧を計測する圧力計Pを設けてある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、整圧器に関し、例
えば、ガス供給管の管内圧力を安定させたいような場合
に、その管路に接続して介在させ、ガス供給管路を上流
側の一次側部と下流側の二次側部とに区分けするガバナ
本体を設け、前記ガバナ本体内部に弁体を設けて、ガス
流通路の開度調節可能に構成し、前記一次側部から二次
側部へ流入するガス量を調整可能に構成してある整圧器
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の整圧器としては、前記弁
体の変位量を指示する指示部材を設け、その指示部材の
示す変位量を読み取り、そのガス供給管路の一次側部か
ら二次側部に流れるガス流量を知る流量計として用いら
れる構成が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前記弁が可
撓性を有する様な場合には、上述した従来の流量計を採
用したとしても、前記指示部材の変位量が前記ガス流量
と比例的には対応せず、ガス流量を正確に知ることが困
難となるため、採用することが出来ないという問題点が
あった。また、そのために前記ガス供給管路内部に流量
計を設けてガス流量を知ることも可能ではあるが、この
ようにすると、整圧器とは別途ガス供給管路に加工を施
さなくてはならず、構造が複雑になりがちであるととも
に、メンテナンスの場合などには整圧器全体をガス供給
管路からとり外す必要性が生じたりして大がかりになっ
てしまうという問題点があった。
【0004】従って、本発明の目的は、上記実情に鑑
み、可撓性を有する弁体を設けてあるような整圧器で、
そのガス供給管路の一次側部から二次側部に流れるガス
流量を容易に知ることができるようにする技術を提供す
ることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
の本発明の整圧器の特徴構成は、ガス供給管路を上流側
の一次側部と下流側の二次側部とに区分けするガバナ本
体を設け、前記ガバナ本体内部に設けてある弁座に接当
して、前記流通路を開閉する可撓膜を設けて、前記ガバ
ナ本体内部にガスの流通路を形成する第一室と、前記第
一室とは気密に隔てられる第二室とを形成するととも
に、前記二次側部の圧力が低下するのに基づき前記第二
室の圧力を低下させ、前記二次側部の圧力が上昇するの
に基づき前記第二室の圧力を上昇させるパイロット流路
部を設け、そのパイロット流路部にそのパイロット流路
部の内圧を計測する圧力計を設けてあることにあり、前
記圧力計がブルドン管圧力計であってもよく、前記圧力
計によって検出される圧力を、前記ガバナ本体内部を流
通するガス流量に換算して表示する流量表示部を設けて
あれば好ましい。その作用・効果は以下の通りである。
【0006】〔作用効果〕ガバナ本体の第二室には前記
パイロット流路部からの圧力情報に基づき決まるパイロ
ット圧が印加されることになる。そして前記パイロット
圧が上昇すれば、前記パイロット圧と前記第一室の一次
側圧力との均衡がずれ、前記可撓膜は、前記第二室から
突出するように膨大する。一方、逆に前記パイロット圧
が低下すれば、前記可撓膜は収縮あるいは第二室内方側
に引退させられる。そのため、前記可撓膜はガバナ本体
内部に設けてある弁座に接当・接当解除され、前記流通
路を開閉することが出来る。このとき、前記パイロット
圧は、前記二次側部の圧力が低下するのに基づき前記第
二室の圧力を低下し、前記二次側部の圧力が上昇するの
に基づき前記第二室の圧力を上昇するように構成してあ
るから、前記可撓膜は、前記二次側部の圧力が低下する
と、前記流通路を開ける方向に変位して、前記流通路に
流通するガス量(流量)を増加させ、前記二次側部の圧
力を上昇させ、前記二次側部の圧力が上昇すると、前記
流通路を閉める方向に変位して、前記流量を減少させ、
前記二次側部の圧力を低下させ、前記二次側部の圧力を
調節出来る構成となるのである。
【0007】ここで本発明者らは、前記第二室にかかる
パイロット圧と、前記流量との間には密接な関係がある
ものと考え、前記パイロット圧と前記流量との関係を調
べたところ、この両者にはほぼ一次関係が成立するとい
う新知見を得た。つまり、前記パイロット圧を測定すれ
ば、そのパイロット圧は所定の一次関係式から流量に換
算できるわけで、簡単に圧力を測定でき、かつガス供給
管路に直接影響を与えにくいパイロット流路部に圧力計
を設ければ、前記ガス供給管路の構造を複雑にしたり、
メンテナンス困難にしたりする不都合なく、前記流量を
知る事が出来るようになる。
【0008】尚、前記圧力計がブルドン管圧力計であれ
ば、目視によってそのガス供給管路における流量を直接
的に知ることができ、メンテナンスの要否等の判断を容
易に出来るようになる。また、前記圧力計によって検出
される圧力を、前記ガバナ本体内部を流通するガス流量
に換算して表示する流量表示部を設けてあれば好まし
く、例えば、前記ブルドン管圧力計の圧力表示部に、前
記一次関係式から導かれる流量を示す目盛りをその流量
表示部として設けておくだけで、容易に流量を知ること
が出来、尚一層、メンテナンスの要否等の判断に役立て
易い構成に出来る。
【0009】
【発明の実施の形態】以下に本発明の整圧器の実施の形
態を図面に基づいて説明する。図1,2に示すように、
本発明のガバナは、ガス供給管路1を上流側の一次側部
11と下流側の二次側部12とに区分けするガバナ本体
2を設けて構成してある。前記ガバナ本体2には前記ガ
バナ本体2内部に設けてある弁座3に接当して、前記流
通路13を開閉する可撓膜4を設けて、前記ガバナ本体
2内部にガスの流通路13を形成する第一室21と、前
記第一室21とは気密に隔てられる第二室22とを形成
してある。前記第二室22内には、前記流通路13の開
度が通常の領域にある場合に、前記可撓膜4を閉方向に
付勢可能なアクチュエータ23を設けてあり、前記可撓
膜4の開度を制御可能に構成してある。また、前記ガス
供給管路1には前記一次側部11と前記二次側部12と
をつなぐバイパス路5を設けてある。前記バイパス路5
には、パイロットガバナ8を介装して設けてある。前記
パイロットガバナ8は、前記バイパス路5を上流側部5
1と下流側部52とに区分けし、前記上流側部51から
下流側部52へのガス流路53を、開閉操作する調圧弁
81を備え、前記調圧弁81を所定開度位置に維持する
方向に付勢する付勢手段82を備え、前記下流側部52
の圧力に対応して内圧の変動するガス流路連通室83
と、大気連通部(図外)を有する大気連通室85とを備
え、前記ガス流路連通室83と大気連通室85とを気密
に隔てるとともに、前記ガス流路連通室83と大気連通
室85との圧力差を前記付勢手段82の付勢力に変換す
るダイヤフラム部86を前記ガス流路連通室81と大気
連通室82との隔壁に備えて構成してある。また、前記
バイパス路5の前記パイロットガバナ8よりも上流側に
前記バイパス路5の流路を絞る絞り部54を設けてあ
る。前記バイパス路5における前記絞り部54と前記パ
イロットガバナ8との間に、前記バイパス路5と、前記
ガバナ本体2の第二室22を連通接続する連通管9を設
けて、パイロット流路部Aを形成してある。その連通管
9には、その内圧(パイロット圧)を計測するブルドン
管圧力計Pを設けてあり、その表示部に流量表示目盛り
を設けて流量表示部P1に形成してある。
【0010】上述のような整圧器は、前記パイロットガ
バナ8の働きにより、前記二次側部12の圧力が低下し
たときには、前記二次側部12の内圧と、大気圧との均
衡から前記ダイヤフラム部86が低下することで、前記
調圧弁81が開方向に変位し、前記パイロットガバナ8
の上流側部51から下流側部52への流量(流出流量)
が増え、前記絞り部54から前記パイロット流路部Aに
流入するガス量(流入流量)と、流出流量との均衡がく
ずれ、流出流量の増加分だけ前記パイロット流路部A内
の圧力が低下する。また、逆に、前記二次側部12の圧
力が上昇したときには、前記調圧弁81が閉方向に変位
し、前記絞り部54からの流入流量の増加分だけ前記パ
イロット流路部A内の圧力が上昇する。つまり、前記第
二室22の圧力を低下し、前記二次側部12の圧力が上
昇するのに基づき前記第二室22の圧力を上昇するよう
に構成されている。そのため、前記パイロット圧が上昇
すれば、前記パイロット圧と前記第一室21の一次側部
11内圧との均衡がずれ、前記可撓膜4は、前記第二室
22側から突出するように膨大するとともに、前記流通
路13を狭める。一方、逆に前記パイロット圧が低下す
れば、前記可撓膜4は第二室内方側に引退させられると
ともに、前記流通路13を拡げる。そのため、前記流通
路を開閉して流量を変更することが出来る。つまり、前
記可撓膜は、前記二次側部の圧力が低下すると、前記流
通路を開ける方向に変位して、前記流通路に流通するガ
ス量(流量)を増加させ、前記二次側部の圧力を上昇さ
せ、前記二次側部の圧力が上昇すると、前記流通路を閉
める方向に変位して、前記流量を減少させ、前記二次側
部の圧力を低下させ、前記二次側部の圧力を調節出来
る。
【0011】尚、パイロット流路部Aとは、ガス供給管
1の一次側部11、二次側部12の圧力に基づき圧力が
変動しつつ、その内圧(パイロット圧)を前記可撓膜を
駆動する駆動力に変換可能にするものであり、前記連通
管9及び前記第二室22の内部空間全体を指し示すもの
とする。
【0012】
【実施例】以下に本発明のガバナにおける前記パイロッ
ト圧と前記流量との関係を調べた試験例を図面に基づい
て説明する。図1中の流通路13に流量計を設けるとと
もに、前記パイロット流路部Aに前記ブルドン管圧力計
Pを設けてガバナを構成し、その測定値の関係を調べた
ところ、図3に示すようになった。図3より、前記パイ
ロット圧と前記流量との関係は通常の領域でほぼ直線関
係にあることがわかり、パイロット圧を測定すれば、前
記直線関係を示す一次関係式から流量を求める事が出来
ることがわかる。
【0013】尚、特許請求の範囲の項に、図面との対照
を便利にするために符号を記すが、該記入により本発明
は添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の整圧器の部分縦断側面図
【図2】図1の要部拡大図
【図3】実施例におけるパイロット圧−流量関係図
【符号の説明】
1 ガス供給管 2 ガバナ本体 3 弁座 4 可撓膜 11 一次側部 12 二次側部 21 第一室 22 第二室 A パイロット流路部 P 圧力計 P1 流量表示部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガス供給管路(1)を上流側の一次側部
    (11)と下流側の二次側部(12)とに区分けするガ
    バナ本体(2)を設け、前記ガバナ本体(2)内部に設
    けてある弁座(3)に接当して、前記流通路(13)を
    開閉する可撓膜(4)を設けて、前記ガバナ本体(2)
    内部にガスの流通路(13)を形成する第一室(21)
    と、前記第一室(21)とは気密に隔てられる第二室
    (22)とを形成するとともに、 前記二次側部(12)の圧力が低下するのに基づき前記
    第二室(22)の圧力を低下させ、前記二次側部(1
    2)の圧力が上昇するのに基づき前記第二室(22)の
    圧力を上昇させるパイロット流路部(A)を設け、 そのパイロット流路部(A)にそのパイロット流路部
    (A)の内圧を計測する圧力計(P)を設けてある整圧
    器。
  2. 【請求項2】 前記圧力計(P)がブルドン管圧力計で
    ある請求項1記載の整圧器。
  3. 【請求項3】 前記圧力計(P)によって検出される圧
    力を、前記ガバナ本体(2)内部を流通するガス流量に
    換算して表示する流量表示部(P1)を設けてある請求
    項1〜2のいずれかに記載の整圧器。
JP7624396A 1996-03-29 1996-03-29 整圧器 Pending JPH09264434A (ja)

Priority Applications (1)

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JP7624396A JPH09264434A (ja) 1996-03-29 1996-03-29 整圧器

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JP7624396A JPH09264434A (ja) 1996-03-29 1996-03-29 整圧器

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JPH09264434A true JPH09264434A (ja) 1997-10-07

Family

ID=13599750

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7624396A Pending JPH09264434A (ja) 1996-03-29 1996-03-29 整圧器

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JP (1) JPH09264434A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007079996A (ja) * 2005-09-14 2007-03-29 Tokiko Techno Kk 圧力制御装置
WO2008077019A1 (en) * 2006-12-18 2008-06-26 Insight Process Solutions, Llc Tube configured pressure regulating valve

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