JPH09264098A - ルーバー窓 - Google Patents
ルーバー窓Info
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- JPH09264098A JPH09264098A JP8099604A JP9960496A JPH09264098A JP H09264098 A JPH09264098 A JP H09264098A JP 8099604 A JP8099604 A JP 8099604A JP 9960496 A JP9960496 A JP 9960496A JP H09264098 A JPH09264098 A JP H09264098A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ルーバ窓を閉めたとき、ガラス板の外側面と
内側面とが面一になるようにすること。 【解決手段】 ルーバー窓30は、窓枠31の両端位置
に回転可能に取付けられた一対の回転リンク32に両端
が支持された方形状のガラス板33を複数有し、回転リ
ンクを回転させるとガラス板が回転して開閉される。ル
ーバー窓は、隣り合うガラス板同士の対向する端部42
に、ルーバー窓を閉めたとき少なくともガラス板の厚み
の範囲内で互いに重なり合う一対の当接部50を具えて
いる。ルーバー窓を閉めたとき、当接部同士は、少なく
ともガラス板の厚みの範囲内で互いに当接させられる。
従って、ガラス板の外側面同士が面一になり、閉められ
たルーバー窓の外側面は平坦になる。当接部は、屋外か
らの雨、風、埃等の侵入を阻止する。
内側面とが面一になるようにすること。 【解決手段】 ルーバー窓30は、窓枠31の両端位置
に回転可能に取付けられた一対の回転リンク32に両端
が支持された方形状のガラス板33を複数有し、回転リ
ンクを回転させるとガラス板が回転して開閉される。ル
ーバー窓は、隣り合うガラス板同士の対向する端部42
に、ルーバー窓を閉めたとき少なくともガラス板の厚み
の範囲内で互いに重なり合う一対の当接部50を具えて
いる。ルーバー窓を閉めたとき、当接部同士は、少なく
ともガラス板の厚みの範囲内で互いに当接させられる。
従って、ガラス板の外側面同士が面一になり、閉められ
たルーバー窓の外側面は平坦になる。当接部は、屋外か
らの雨、風、埃等の侵入を阻止する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数枚の方形状の
ガラス板が同時に回転して開閉されるルーバー窓の技術
分野に属する。
ガラス板が同時に回転して開閉されるルーバー窓の技術
分野に属する。
【0002】
【従来の技術】従来、ルーバー窓は、主に、図11に示
すように、窓枠21の左右両端位置に回転可能に取付け
られた一対の回転リンク(片方は図示省略)22と、こ
の一対の回転リンク22に両端が支持された短冊状のガ
ラス板23と、一対の回転リンク22の片方を互いに連
結した連動板23とで構成されている。
すように、窓枠21の左右両端位置に回転可能に取付け
られた一対の回転リンク(片方は図示省略)22と、こ
の一対の回転リンク22に両端が支持された短冊状のガ
ラス板23と、一対の回転リンク22の片方を互いに連
結した連動板23とで構成されている。
【0003】図11において、ルーバー窓20は閉めら
れている。ルーバー窓20は、連動板23を下方へ移動
させて、全部のガラス板22を仮想線で示す位置まで時
計方向に回転させると開けられる。ルーバー窓20は、
下方に移動させられた連動板23を上方へ移動させて、
全部のガラス板22を実線で示す元の位置まで反時計方
向に回転させると閉められる。
れている。ルーバー窓20は、連動板23を下方へ移動
させて、全部のガラス板22を仮想線で示す位置まで時
計方向に回転させると開けられる。ルーバー窓20は、
下方に移動させられた連動板23を上方へ移動させて、
全部のガラス板22を実線で示す元の位置まで反時計方
向に回転させると閉められる。
【0004】ルーバー窓20を閉めたとき、隣り合うガ
ラス板23は、外側面と内側面とで重なり合って、屋外
からの雨、風、埃等の侵入を阻止する。
ラス板23は、外側面と内側面とで重なり合って、屋外
からの雨、風、埃等の侵入を阻止する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
ルーバー窓は次の問題点を有している。 (1) ガラス板が重なり合う分だけ、ガラス板の面積を多
く必要とする。 (2) 窓を開けなければ、ガラス板の重なり合った部分を
清掃することができない。 (3) ガラス板の重なり合った部分に外側から手をかけら
れて、こじ開けられる恐れがある。
ルーバー窓は次の問題点を有している。 (1) ガラス板が重なり合う分だけ、ガラス板の面積を多
く必要とする。 (2) 窓を開けなければ、ガラス板の重なり合った部分を
清掃することができない。 (3) ガラス板の重なり合った部分に外側から手をかけら
れて、こじ開けられる恐れがある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、窓枠の左右両
端位置に回転可能に取付けられた一対の回転リンクに両
端が支持された方形状のガラス板を複数有し、前記回転
リンクを回転させると前記ガラス板が回転して開閉され
るルーバー窓において、隣り合うガラス板同士の対向す
る端部に、前記ルーバー窓を閉めたとき少なくとも前記
ガラス板の厚みの範囲内で互いに重なり合う一対の当接
部を具えた構成により、前記の課題を解決した。
端位置に回転可能に取付けられた一対の回転リンクに両
端が支持された方形状のガラス板を複数有し、前記回転
リンクを回転させると前記ガラス板が回転して開閉され
るルーバー窓において、隣り合うガラス板同士の対向す
る端部に、前記ルーバー窓を閉めたとき少なくとも前記
ガラス板の厚みの範囲内で互いに重なり合う一対の当接
部を具えた構成により、前記の課題を解決した。
【0007】
【作用】窓を閉めたとき、当接部同士は、少なくともガ
ラス板の厚みの範囲内で互いに当接させられる。従っ
て、ガラス板の外側面同士が面一になり、閉められたル
ーバー窓の外側面は平坦になる。また、当接部は、屋外
からの雨、風、埃等の侵入を阻止する。
ラス板の厚みの範囲内で互いに当接させられる。従っ
て、ガラス板の外側面同士が面一になり、閉められたル
ーバー窓の外側面は平坦になる。また、当接部は、屋外
からの雨、風、埃等の侵入を阻止する。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図1
乃至図10に基づいて説明する。ルーバー窓30は、主
に、窓枠31の左右両端位置に回転可能に取付けられた
一対の回転リンク(片方は図示省略)32と、この一対
の回転リンク32に両端が支持された短冊状のガラス板
33と、一対の回転リンク32の片方の全部を連結した
連動板34とで構成されている。なお、ガラス板33
は、図1の紙面の表裏方向に長尺に形成されている。
乃至図10に基づいて説明する。ルーバー窓30は、主
に、窓枠31の左右両端位置に回転可能に取付けられた
一対の回転リンク(片方は図示省略)32と、この一対
の回転リンク32に両端が支持された短冊状のガラス板
33と、一対の回転リンク32の片方の全部を連結した
連動板34とで構成されている。なお、ガラス板33
は、図1の紙面の表裏方向に長尺に形成されている。
【0009】回転リンク32(図2参照)は、窓枠31
に回転可能に設けられた回転軸35に一体的に設けられ
ている。回転リンク32には、ガラス板33の端部57
を挟持する断面コ字状のガラスクリップ36が一体的に
設けられている。なお、端部57はガラス板33の長手
方向に対して直交する端部である。各回転リンク32の
回転端側は、連結軸37によって連動板34に各々回転
可能に連結されている。
に回転可能に設けられた回転軸35に一体的に設けられ
ている。回転リンク32には、ガラス板33の端部57
を挟持する断面コ字状のガラスクリップ36が一体的に
設けられている。なお、端部57はガラス板33の長手
方向に対して直交する端部である。各回転リンク32の
回転端側は、連結軸37によって連動板34に各々回転
可能に連結されている。
【0010】複数枚のガラス板33(図1参照)は垂直
方向に配列されており、その内、最上部のガラス板33
には、窓枠31に設けられた上部シール38に当接する
上部当接シール39が設けられている。また、最下部の
ガラス板33には、窓枠31に設けられた下部シール4
0に当接する下部当接シール41が設けられている。な
お、上部当接シールと下部当接シールは、後述するシー
ル体50であってもよい。
方向に配列されており、その内、最上部のガラス板33
には、窓枠31に設けられた上部シール38に当接する
上部当接シール39が設けられている。また、最下部の
ガラス板33には、窓枠31に設けられた下部シール4
0に当接する下部当接シール41が設けられている。な
お、上部当接シールと下部当接シールは、後述するシー
ル体50であってもよい。
【0011】隣り合うガラス板33同士の対向する端部
42,42には、当接部であるシール体50,50が設
けられている。シール体50は端部42の全長に亘って
設けられている。なお、端部42はガラス板33の長手
方向と平行な端部である。シール体50には、ルーバー
窓30を閉めたとき、互いに当接してガラス板間を密閉
する段部52が形成されている。従って、シール体5
0,50は、密閉構造を構成している。第1の実施形態
においては、請求項1の「当接部」に相当するシール体
は、ガラス板33の厚みを越えて重なり合っている。請
求項1において、「少なくとも前記ガラス板の厚みの範
囲内で互いに重なり合う」というのは、このような場合
を当然包含する趣旨である。
42,42には、当接部であるシール体50,50が設
けられている。シール体50は端部42の全長に亘って
設けられている。なお、端部42はガラス板33の長手
方向と平行な端部である。シール体50には、ルーバー
窓30を閉めたとき、互いに当接してガラス板間を密閉
する段部52が形成されている。従って、シール体5
0,50は、密閉構造を構成している。第1の実施形態
においては、請求項1の「当接部」に相当するシール体
は、ガラス板33の厚みを越えて重なり合っている。請
求項1において、「少なくとも前記ガラス板の厚みの範
囲内で互いに重なり合う」というのは、このような場合
を当然包含する趣旨である。
【0012】次に、ルーバー窓30の開閉動作を説明す
る。図1の実線で示すルーバー窓30は、閉められてい
る。ルーバー窓30は、連動板34を矢印A方向へ移動
させると開けられる。連動板34の矢印A方向への移動
にともなって、全部の回転リンク32が回転軸35を中
心にして時計方向に回転させられ、各ガラス板33を仮
想線で示す傾いた位置まで回転させ、各ガラス板33間
に隙間を生じさせる。各ガラス板33間に隙間が生じる
ことによって、ルーバー窓30は開けられたことにな
る。
る。図1の実線で示すルーバー窓30は、閉められてい
る。ルーバー窓30は、連動板34を矢印A方向へ移動
させると開けられる。連動板34の矢印A方向への移動
にともなって、全部の回転リンク32が回転軸35を中
心にして時計方向に回転させられ、各ガラス板33を仮
想線で示す傾いた位置まで回転させ、各ガラス板33間
に隙間を生じさせる。各ガラス板33間に隙間が生じる
ことによって、ルーバー窓30は開けられたことにな
る。
【0013】ルーバー窓30は、矢印A方向へ移動した
連動板34を矢印B方向へ移動させると閉じられる。連
動板34の矢印B方向への移動にともなって、全部の回
転リンク32が回転軸35を中心にして反時計方向に回
転させられ、各ガラス板33を実線で示す元の垂直な位
置に戻し、段部52同士を互いに当接させる。各ガラス
板33が垂直な位置に戻されたことによって、ルーバー
窓30は閉められたことになる。
連動板34を矢印B方向へ移動させると閉じられる。連
動板34の矢印B方向への移動にともなって、全部の回
転リンク32が回転軸35を中心にして反時計方向に回
転させられ、各ガラス板33を実線で示す元の垂直な位
置に戻し、段部52同士を互いに当接させる。各ガラス
板33が垂直な位置に戻されたことによって、ルーバー
窓30は閉められたことになる。
【0014】ルーバー窓30を閉めたとき、隣り合うシ
ール体50の段部52同士が互いに当接させられるの
で、シール体50は屋外からの雨、風、埃等の侵入を阻
止することができる。また、段部52が重なり合うた
め、ガラス板33の外側面60同士と、内側面同士は面
一になる。
ール体50の段部52同士が互いに当接させられるの
で、シール体50は屋外からの雨、風、埃等の侵入を阻
止することができる。また、段部52が重なり合うた
め、ガラス板33の外側面60同士と、内側面同士は面
一になる。
【0015】次に、一対の当接部の他の実施の形態を説
明する。図3に示す一方の当接部は、段部152が形成
された一方のガラス板133の端部142である。他方
の当接部は、他方のガラス板233の端部242に設け
られて段部153が形成されたシール体151である。
この場合、段部152,153は、ガラス板133,2
33の厚みの範囲内で互いに当接するように形成されて
いる。
明する。図3に示す一方の当接部は、段部152が形成
された一方のガラス板133の端部142である。他方
の当接部は、他方のガラス板233の端部242に設け
られて段部153が形成されたシール体151である。
この場合、段部152,153は、ガラス板133,2
33の厚みの範囲内で互いに当接するように形成されて
いる。
【0016】図4に示す一対の当接部は、段部352が
形成されたガラス板333,333の端部342,34
2である。この場合も、段部352はガラス板333の
厚みの範囲内で互いに当接するように形成されている。
形成されたガラス板333,333の端部342,34
2である。この場合も、段部352はガラス板333の
厚みの範囲内で互いに当接するように形成されている。
【0017】図5、図6に示す一対の当接部は、シール
体450,450,550,550である。シール体4
50,450,550,550は、ガラス板433,4
33,533,533の端部442,442,542,
542に設けられて斜面454,454,554,55
4が形成されている。斜面454,554はガラス板4
33,533の厚みの範囲内で互いに当接するように形
成されて、ガラス板433,533の外側面460,5
60に対して傾いている。
体450,450,550,550である。シール体4
50,450,550,550は、ガラス板433,4
33,533,533の端部442,442,542,
542に設けられて斜面454,454,554,55
4が形成されている。斜面454,554はガラス板4
33,533の厚みの範囲内で互いに当接するように形
成されて、ガラス板433,533の外側面460,5
60に対して傾いている。
【0018】図7に示す一方の当接部は、斜面654が
形成された一方のガラス板633の端部642である。
他方の当接部は他方のガラス板733の端部742に設
けられて斜面754が形成されたシール体751であ
る。斜面654,754はガラス板633,733の厚
みの範囲内で互いに当接するように形成されて、ガラス
板633,733の外側面660,760に対して傾い
ている。
形成された一方のガラス板633の端部642である。
他方の当接部は他方のガラス板733の端部742に設
けられて斜面754が形成されたシール体751であ
る。斜面654,754はガラス板633,733の厚
みの範囲内で互いに当接するように形成されて、ガラス
板633,733の外側面660,760に対して傾い
ている。
【0019】図8に示す一対の当接部は、斜面854が
形成されたガラス板833,833の端部842,84
2である。斜面854はガラス板833の厚みの範囲内
で互いに当接するように形成されて、ガラス板833の
外側面860に対して傾いている。なお、図9に示すよ
うに、図9において下側の斜面854に、ガラス板83
3の損傷を防止する保護テープ870を貼り付けてもよ
い。
形成されたガラス板833,833の端部842,84
2である。斜面854はガラス板833の厚みの範囲内
で互いに当接するように形成されて、ガラス板833の
外側面860に対して傾いている。なお、図9に示すよ
うに、図9において下側の斜面854に、ガラス板83
3の損傷を防止する保護テープ870を貼り付けてもよ
い。
【0020】ガラス板間の密閉性を良くするため、図1
0に示すように、ガラス板933,933の端部94
2,942に設けられたシール体(当接部)950,9
50の何れか一方に弾性を有するパッキン980を設け
てもよい。パッキン980は、シール体950同士が互
いに当接したとき、シール体950に圧接されて、ガラ
ス板間からの雨水等の侵入を阻止する。パッキン980
は、熱可塑性樹脂製、或いは熱硬化性樹脂製にすること
ができる。
0に示すように、ガラス板933,933の端部94
2,942に設けられたシール体(当接部)950,9
50の何れか一方に弾性を有するパッキン980を設け
てもよい。パッキン980は、シール体950同士が互
いに当接したとき、シール体950に圧接されて、ガラ
ス板間からの雨水等の侵入を阻止する。パッキン980
は、熱可塑性樹脂製、或いは熱硬化性樹脂製にすること
ができる。
【0021】図1、図3、図4に示す一対の段部52,
52,152,153,352,352の内、下側の段
部52,153,352が、ガラス板の外側面から内側
面に向かって登り階段のように形成されているため、段
部同士が当接したとき、段部は雨水、雪解け水等の水の
侵入を阻止することができる。同様に、図5乃至図8に
示す一対の斜面454,454,554,554,65
4,754,854,854の内、下側の斜面454,
554,754,854も、ガラス板の外側面から内側
面に向かって登り勾配に形成されているため、斜面同士
が当接したとき、斜面は雨水、雪解け水等の水の侵入を
阻止することができる。
52,152,153,352,352の内、下側の段
部52,153,352が、ガラス板の外側面から内側
面に向かって登り階段のように形成されているため、段
部同士が当接したとき、段部は雨水、雪解け水等の水の
侵入を阻止することができる。同様に、図5乃至図8に
示す一対の斜面454,454,554,554,65
4,754,854,854の内、下側の斜面454,
554,754,854も、ガラス板の外側面から内側
面に向かって登り勾配に形成されているため、斜面同士
が当接したとき、斜面は雨水、雪解け水等の水の侵入を
阻止することができる。
【0022】窓枠31、回転リンク32、連動板34、
ガラスクリップ36、連結軸37、上部シール38、上
部当接シール39、下部シール40、下部当接シール4
1及びシール体50,151,450,550,75
1,950は、樹脂製にすることができる。
ガラスクリップ36、連結軸37、上部シール38、上
部当接シール39、下部シール40、下部当接シール4
1及びシール体50,151,450,550,75
1,950は、樹脂製にすることができる。
【0023】なお、一対の当接部には、斜面や段部の代
わりに、突出した円弧部と、その円弧部を受け入れるへ
こんだ円弧部(図示省略)を形成してもよい。また、本
発明は、短冊状のガラス板が縦に配置され回転リンクが
上下両端位置に取付けられたルーバー窓にも適用するこ
とができる。
わりに、突出した円弧部と、その円弧部を受け入れるへ
こんだ円弧部(図示省略)を形成してもよい。また、本
発明は、短冊状のガラス板が縦に配置され回転リンクが
上下両端位置に取付けられたルーバー窓にも適用するこ
とができる。
【0024】
【発明の効果】請求項1のルーバー窓は、ガラス板の外
側面同士が面一になるため、次の効果を奏する。 (1) ルーバー窓の外側面の見栄えが良くなる。 (2) ガラス板同士がガラス板の厚みの範囲外で重なり合
うことがなくなり、ガラス板を有効に使用することがで
きる。 (3) 窓を開けなくても、ガラス板全面を清掃することが
できる。 (4) 従来と異なって、外側からガラス板に手をかける部
分がなくなり、窓をこじ開けられる恐れがなくなる。 (5) また、当接部同士が当接するため、屋外からの雨、
風、埃等の侵入を阻止することができる。
側面同士が面一になるため、次の効果を奏する。 (1) ルーバー窓の外側面の見栄えが良くなる。 (2) ガラス板同士がガラス板の厚みの範囲外で重なり合
うことがなくなり、ガラス板を有効に使用することがで
きる。 (3) 窓を開けなくても、ガラス板全面を清掃することが
できる。 (4) 従来と異なって、外側からガラス板に手をかける部
分がなくなり、窓をこじ開けられる恐れがなくなる。 (5) また、当接部同士が当接するため、屋外からの雨、
風、埃等の侵入を阻止することができる。
【0025】請求項2のルーバー窓のように、一対の当
接部が互いに当接する位置にガラス板の外側面に対して
傾いた斜面を具えていると、当接部の互いに接触する部
分が広くなり、外部からの雨、風、埃等の侵入を確実に
阻止することができる。請求項3のルーバー窓のよう
に、一対の当接部が互いに当接する位置に段部を具えて
いると、ガラス板の回転方向で当接部同士が接触するた
め、当接部同士を確実に接触させることができて、雨、
風、埃等の侵入を防止することができる。
接部が互いに当接する位置にガラス板の外側面に対して
傾いた斜面を具えていると、当接部の互いに接触する部
分が広くなり、外部からの雨、風、埃等の侵入を確実に
阻止することができる。請求項3のルーバー窓のよう
に、一対の当接部が互いに当接する位置に段部を具えて
いると、ガラス板の回転方向で当接部同士が接触するた
め、当接部同士を確実に接触させることができて、雨、
風、埃等の侵入を防止することができる。
【0026】請求項4のルーバー窓のように、一対の当
接部が隣り合うガラス板同士の対向する端部に直接形成
されていると、当接部の構造を簡単にすることができ
る。
接部が隣り合うガラス板同士の対向する端部に直接形成
されていると、当接部の構造を簡単にすることができ
る。
【0027】請求項5のルーバー窓のように、一対の当
接部の内一方の当接部が隣り合うガラス板の内一方のガ
ラス板の端部に設けられたシール体であり、且つ、他方
の当接部が他方のガラス板の端部に直接形成されている
と、ガラス板同士が直接当接せず、ガラス板の損傷を防
止することができる。
接部の内一方の当接部が隣り合うガラス板の内一方のガ
ラス板の端部に設けられたシール体であり、且つ、他方
の当接部が他方のガラス板の端部に直接形成されている
と、ガラス板同士が直接当接せず、ガラス板の損傷を防
止することができる。
【0028】請求項6のルーバー窓のように、一対の当
接部が隣り合うガラス板同士の対向する端部に設けられ
た一対のシール体であると、ガラス板同士が直接当接せ
ず、ガラス板の損傷を防止することができる。
接部が隣り合うガラス板同士の対向する端部に設けられ
た一対のシール体であると、ガラス板同士が直接当接せ
ず、ガラス板の損傷を防止することができる。
【0029】そして、請求項7のルーバー窓のように、
一対の当接部が間にパッキンを具えていると、雨、風、
埃等の侵入を確実に阻止することができるとともに、ガ
ラス板同士が当接するとき生じる衝撃を少なくすること
ができる。
一対の当接部が間にパッキンを具えていると、雨、風、
埃等の侵入を確実に阻止することができるとともに、ガ
ラス板同士が当接するとき生じる衝撃を少なくすること
ができる。
【図1】 本発明の第1の実施形態のルーバー窓のガ
ラス板の縦断面図。
ラス板の縦断面図。
【図2】 図1のガラス板を窓枠に取り付ける部分の
斜視図。
斜視図。
【図3】 本発明の他の実施形態のガラス板の端部付
近の断面図。
近の断面図。
【図4】 本発明の他の実施形態のガラス板の端部付
近の断面図。
近の断面図。
【図5】 本発明の他の実施形態のガラス板の端部付
近の断面図。
近の断面図。
【図6】 本発明の他の実施形態のガラス板の端部付
近の断面図。
近の断面図。
【図7】 本発明の他の実施形態のガラス板の端部付
近の断面図。
近の断面図。
【図8】 本発明の他の実施形態のガラス板の端部付
近の断面図。
近の断面図。
【図9】 本発明の他の実施形態のガラス板の端部付
近の断面図。
近の断面図。
【図10】 本発明の他の実施形態のガラス板の端部付
近の断面図。
近の断面図。
【図11】 従来のルーバー窓のガラス板の縦断面図。
30 ルーバー窓 31 窓枠 32
回転リンク 33,133,233,333,433,533,63
3,733,833ガラス板 42,242,442,542,742,842,94
2 端部 50,151,450,550,751,950 シー
ル体(当接部) 52,152,153,352 段部 60,460,560,660,760,860 外側
面 142,342,642 端部(当接部) 454,554,654,754,854 斜面
980 パッキン
回転リンク 33,133,233,333,433,533,63
3,733,833ガラス板 42,242,442,542,742,842,94
2 端部 50,151,450,550,751,950 シー
ル体(当接部) 52,152,153,352 段部 60,460,560,660,760,860 外側
面 142,342,642 端部(当接部) 454,554,654,754,854 斜面
980 パッキン
Claims (7)
- 【請求項1】 窓枠の左右又は上下両端位置に回転可能
に取付けられた一対の回転リンクに両端が支持された方
形状のガラス板を複数有し、前記回転リンクを回転させ
ると前記ガラス板が回転して開閉されるルーバー窓にお
いて、 隣り合うガラス板同士の対向する端部に、前記ルーバー
窓を閉めたとき少なくとも前記ガラス板の厚みの範囲内
で互いに重なり合う一対の当接部を具えたことを特徴と
する、 ルーバー窓。 - 【請求項2】 前記一対の当接部が互いに当接する位置
に前記ガラス板の外側面に対して傾いた斜面を具えてい
る、請求項1のルーバー窓。 - 【請求項3】 前記一対の当接部が互いに当接する位置
に段部を具えている、請求項1のルーバー窓。 - 【請求項4】 前記一対の当接部が前記隣り合うガラス
板同士の対向する端部に直接形成されている、請求項
1,2又は3のルーバー窓。 - 【請求項5】 前記一対の当接部の内一方の当接部が前
記隣り合うガラス板の内一方のガラス板の端部に設けら
れたシール体であり、且つ、他方の当接部が他方のガラ
ス板の端部に直接形成されている、請求項1,2又は3
のルーバー窓。 - 【請求項6】 前記一対の当接部が前記隣り合うガラス
板同士の対向する端部に設けられた一対のシール体であ
る、請求項1,2又は3のルーバー窓。 - 【請求項7】 前記一対の当接部が間にパッキンを具え
ている、請求項1乃至6のいずれかの1つのルーバー
窓。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8099604A JPH09264098A (ja) | 1996-03-29 | 1996-03-29 | ルーバー窓 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8099604A JPH09264098A (ja) | 1996-03-29 | 1996-03-29 | ルーバー窓 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09264098A true JPH09264098A (ja) | 1997-10-07 |
Family
ID=14251703
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8099604A Pending JPH09264098A (ja) | 1996-03-29 | 1996-03-29 | ルーバー窓 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09264098A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2012023186A1 (ja) * | 2010-08-18 | 2012-02-23 | 株式会社Lixil | ガラスルーバー窓 |
JP2015175220A (ja) * | 2014-03-18 | 2015-10-05 | 東京電力株式会社 | 横スリットの止水装置及び縦スリットの止水装置 |
JP2015178767A (ja) * | 2014-02-28 | 2015-10-08 | 三協立山株式会社 | 建具 |
-
1996
- 1996-03-29 JP JP8099604A patent/JPH09264098A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2012023186A1 (ja) * | 2010-08-18 | 2012-02-23 | 株式会社Lixil | ガラスルーバー窓 |
JP2015178767A (ja) * | 2014-02-28 | 2015-10-08 | 三協立山株式会社 | 建具 |
JP2015175220A (ja) * | 2014-03-18 | 2015-10-05 | 東京電力株式会社 | 横スリットの止水装置及び縦スリットの止水装置 |
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