JPH09263555A - エタノール製造方法 - Google Patents

エタノール製造方法

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JPH09263555A
JPH09263555A JP8099551A JP9955196A JPH09263555A JP H09263555 A JPH09263555 A JP H09263555A JP 8099551 A JP8099551 A JP 8099551A JP 9955196 A JP9955196 A JP 9955196A JP H09263555 A JPH09263555 A JP H09263555A
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zirconia
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titania
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茂 森川
Yasushi Okamoto
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TSUSHOSANGYOSHO KISO SANGYOKYOKUCHO
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TSUSHOSANGYOSHO KISO SANGYOKYOKUCHO
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、触媒の活性及び選択性を向上しつつ
リン酸流出を抑制しうる触媒、リン酸担持用の担体及び
該触媒を用いたエタノール製造方法を提供する。 【解決手段】(1)シリカと(2)チタニア及びジルコニアか
らなる群から選ばれる少なくとも1種を主成分とする担
体にリン酸を担持したリン酸触媒の存在下、気相でエチ
レンと水を反応させることを特徴とするエタノール製造
方法;リン酸触媒及び担体。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、リン酸触媒の存在
下、気相でエチレンと水を反応させることを特徴とする
エタノール製造方法、エタノール等のアルコール製造に
有用なリン酸触媒及び担体に関する。
【0002】
【従来の技術】エタノールの製造には、エチレンの水和
反応が利用されている。エチレンの水和反応は液相反応
と気相反応がある。液相反応は、高濃度の硫酸が触媒と
して効果的であるが、装置の腐食、廃酸の処理、反応操
作が複雑などの問題がある。一方、気相反応は、シリカ
にリン酸を担持した触媒が用いられているが、長期間の
連続運転ではシリカ担体が形状変化に伴い、リン酸の保
持能力が減少し、リン酸の流出に対しリン酸を補給しな
がら反応を継続させている。また、リン酸の流出は、環
境保全面から廃水処理の必要性があるなどの指摘を受け
るに至っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、触媒の活性
及び選択性を向上しつつリン酸流出を抑制しうる触媒、
リン酸担持用の担体及び該触媒を用いたエタノール製造
方法に関する。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者は、上記課題に
鑑み鋭意検討を重ねた結果、シリカ表面にチタニアまた
はジルコニアを付与すると、シリカ表面の構造が変化
し、気相でのアルコール合成反応時にリン酸を長期間保
持し得る担体が得られることを見出した。さらに、この
担体にリン酸を担持してリン酸触媒を製造すると、該触
媒は、エチレン及び水を用いたエタノールの気相合成反
応の触媒活性を保持しつつ気相反応時におけるリン酸の
流出がほぼ完全に抑えられることを見出し、本発明を完
成した。
【0005】すなわち、本発明は、以下のエタノール製
造方法、エタノール等のアルコール製造に有用なリン酸
触媒及び担体を提供するものである。
【0006】項1. (1)シリカと(2)チタニア及びジル
コニアからなる群から選ばれる少なくとも1種を主成分
とする担体にリン酸を担持したリン酸触媒の存在下、気
相でエチレンと水を反応させることを特徴とするエタノ
ール製造方法。
【0007】項2. 前記担体が、(1)シリカ100重
量部に対し、(2)チタニア及びジルコニアからなる群か
ら選ばれる少なくとも1種を1〜50重量部含有する項
1に記載のエタノール製造方法。
【0008】項3. 前記担体における(1)シリカと(2)
チタニア及びジルコニアからなる群から選ばれる少なく
とも1種のモル比が、10:1〜10:5である項1に
記載のエタノール製造方法。
【0009】項4. 前記反応が200〜300℃の範
囲の温度で実施される項1〜3のいずれかに記載のエタ
ノール製造方法。
【0010】項5. (1)シリカと(2)チタニア及びジル
コニアからなる群から選ばれる少なくとも1種を主成分
とする担体にリン酸を担持してなるリン酸触媒。
【0011】項6. 前記担体が、(1)シリカ100重
量部に対し、(2)チタニア及びジルコニアからなる群か
ら選ばれる少なくとも1種を1〜50重量部含有する項
5に記載のリン酸触媒。
【0012】項7. 前記担体における(1)シリカと(2)
チタニア及びジルコニアからなる群から選ばれる少なく
とも1種のモル比が、10:1〜10:5である項5又
は6に記載のリン酸触媒。
【0013】項8. (1)シリカと(2)チタニア及びジル
コニアからなる群から選ばれる少なくとも1種を主成分
とする、リン酸の担持に好適な担体。
【0014】項9. (1)シリカ100重量部に対し、
(2)チタニア及びジルコニアからなる群から選ばれる少
なくとも1種を1〜50重量部含有する項8に記載の担
体。
【0015】項10. (1)シリカと(2)チタニア及びジ
ルコニアからなる群から選ばれる少なくとも1種のモル
比が、10:1〜10:5である項8又は9に記載の担
体。
【0016】項11. シリカにリン酸担持材料を複合
してなる、リン酸担持構造を有する担体。
【0017】項12. 前記リン酸担持材料が、チタニ
ア及びジルコニアからなる群から選ばれる少なくとも1
種である項11に記載の担体。
【0018】項13. 前記リン酸担持構造が、リン酸
を保持し得る針状結晶構造又は凹状構造である項11に
記載の担体。
【0019】
【発明の実施の形態】
I.担体 本発明のリン酸を担持する担体の構成成分は、シリカと
リン酸担持材料である。 リン酸担持材料としては、気
相反応におけるオレフィンからアルコールの反応、特に
エチレンからエタノールの製造中に、リン酸の流出がほ
とんど或いは全く起こらないようなリン酸担持構造を形
成する材料であれば特に制限されないが、好ましくは、
チタニア及びジルコニアが挙げられる。チタニア及びジ
ルコニア原料としては、チタン酸化物(チタニア等)、
チタン硫酸塩、チタン塩化物、チタンアルコキシド等の
有機金属化合物;ジルコニア酸化物、ジルコニア硫酸
塩、ジルコニア塩化物、ジルコニアアルコキシド、オキ
シ塩化ジルコニル等の有機金属化合物等が挙げられる。
【0020】前記担体の製造方法は、シリカ表面、表面
層及び内部にリン酸担持材料、特にチタン或いはジルコ
ニアを含有させてリン酸を担持させ、リン酸の流出しな
いリン酸担持構造を形成するものであれば特に制限され
ないが、例えば従来から触媒の調製方法として用いられ
ているゾル−ゲル法、混練法、含浸法、共沈法、CVD
法(化学気相成長法)、イオン注入法などのいかなる方
法も採用することができる。
【0021】例えば、シリカとチタニア或いはシリカと
ジルコニア等の金属酸化物を混練し、熱処理する方法;
シリカに硫酸チタニルを、或いはシリカにオキシ塩化ジ
ルコニルを含浸後、空気又は酸素雰囲気下400〜60
0℃の熱処理して得ることができる。
【0022】また、ケイ素をチタニアを含むアルコキシ
ド或いはジルコニアを含むアルコキシドにより加水分解
させ、その後空気雰囲気下450〜600℃の熱処理を
行うことによって担体を得ることができる。さらに、シ
リカやジルコニアを含むアルコキシドを原料とし、化学
気相成長によってコーティングし、その後空気雰囲気下
400〜600℃の範囲で熱処理することによって、シ
リカ−チタニア担体、シリカ−ジルコニア担体を形成す
ることができる。なお、シリカ−チタニア或いはシリカ
−ジルコニアの比は、モル比で10:1〜10:5、好
ましくは10:1〜10:2の範囲にあればよく、或い
は、シリカ100重量部に対し、チタニア及びジルコニ
アからなる群から選ばれる少なくとも1種を1〜50重
量部含有すればよい。また、その形状は、粒状、錠剤、
ハニカム状などが挙げられ、特に制限されない。
【0023】II.リン酸触媒 上記I.で得たシリカ−チタニア或いはシリカ−ジルコ
ニア担体にリン酸を塗布、浸漬、スプレー等により担持
させることによってリン酸触媒を得ることができる。
【0024】III.エチレンの水和気相反応 エチレン水和反応は、エチレンと水とを原料とし、気相
反応によりエタノールを製造する方法である。好ましい
製造条件は、上記のようにして得られた触媒を200〜
300℃、好ましくは240〜265℃の反応温度下
で、使用するのがよい。反応圧力は、50〜70kg/
cm2の範囲がよい。また、エチレンと水とのモル比
は、1:0.2〜1:1が望ましい。この反応に使用さ
れる反応装置については、特に制限はなく、固定床、流
動床、移動床等の反応器を備えた気相用の連続反応装置
を使用することができる。
【0025】
【実施例】以下、本発明を実施例を用いてより詳細に説
明するが、本発明はこれら実施例に限定されない。
【0026】実施例1(I) 触媒担体の調製 テトラエトキシシラン(Si(OC2H5)4)にチタンイソプロポ
キシド(Ti(i-OC3H7)4)を水、アルコールと共に、80〜
120℃で加水分解させて得たSi−Ti酸化物を300℃
でさらに熱処理を加えてシリカとチタニアからなる担体
を得た。
【0027】(II) リン酸触媒の調製 その後、各種シリカゲルを105℃で1時間乾燥後、室
温まで冷却し、65重量%のリン酸水溶液に投入し、室
温で1時間含浸させた。その後、Si−Ti酸化物をリン酸
水溶液から取りだし、一晩かけてリン酸溶液を切った
後、N2気流下に所定の温度で乾燥して触媒とした。
【0028】実施例2(I) 触媒担体の調製 チタンイソプロポキシドに代えてジルコニアイソプロポ
キシド(Zr(i-OC3H7)4)を用いた他は実施例1と同様にし
て、シリカとジルコニアからなる担体を得た。
【0029】(II) リン酸触媒の調製 実施例1と同様にして、シリカ−ジルコニア担体にリン
酸を担持させた触媒を得た。
【0030】比較例1 チタンイソプロポキシド(Ti(i-OC3H7)4)を加えなかった
他は、実施例1と同様にしてシリカ担体にリン酸を担持
したリン酸触媒を得た。
【0031】実施例3エタノール製造 実施例1及び2で得られた各触媒を、10mlのSUS
316製反応管に充填し、N2気流下で50kg/cm2まで
加圧し、所定温度(265℃)まで昇温を行う。所定温
度になったことを確認後、H2O、C24の順で反応管
に当該ガスを挿入し、定常状態とした後、未反応物のエ
チレンおよび反応物であるエタノールや副生成物をガス
クロで分析した。結果を表1に示す。
【0032】
【表1】 担 体 リン酸担持量 反応温度 エチレン転化率 エタノール選択率 (モル比) (%) (℃) (%) (%) 比較例1 SiO2 46 265 1.06 98.45 (−) 実施例1 SiO2-TiO2 39 265 3.20 99.4 (9:1) 実施例2 SiO2-ZrO2 37 265 3.53 98.7 (9:1) 反応圧力=50kg/cm2、H2O/C2H4(モル比)=1、SV=22500h-1 実施例4 市販のシリカ担体(富士シリシア製、グレース社製)に
硫酸チタニルを含浸させ、400〜600℃で熱処理を
行い、1%及び10%のチタニアを含有するSiO2-TiO2
担体を得た。さらに、その後実施例1と同様の方法でリ
ン酸を担持させて各々リン酸の含有率が1%、10%の
リン酸触媒を得た。
【0033】実施例5 硫酸チタニルに代えてオキシ塩化ジルコニアを用いた他
は実施例5と同様にして、各々1%、10%のジルコニ
アを含有するSiO2-TiO2担体にリン酸を担持した触媒を
得た。
【0034】比較例2−3 市販のシリカ担体(富士シリシア製、グレース社製)に
対し、実施例1と同様にしてリン酸を担持させて、リン
酸触媒を得た。
【0035】実施例6 実施例4及び5、比較例2で得た各種触媒を用いて、実
施例3と同様にして水及びエチレンから気相でエタノー
ルを製造した。但し、反応温度は、260℃で行った。
結果を表2に示す。
【0036】
【表2】 担 体 リン酸担持量 エチレン転化率 エタノール選択率 (%) (%) (%) 比較例2 SiO2(富士シリシア) 48 2.0 98 SiO2(ク゛レース) 47 2.1 98 実施例4 1%TiO2-SiO2 45 3.2 99 10%TiO2-SiO2 42 2.8 98 実施例5 1%ZrO2-SiO2 44 3.3 99 10%ZrO 2-SiO 2 43 3.0 99 反応圧力=50kg/cm2、H2O/C2H4(モル比)=1、SV=3000h-1 表2の結果から、シリカ担体のみの場合と異なり、本発
明の触媒を用いれば、エチレン転化率及びエタノールの
選択性が向上した。
【0037】また、リン酸消費量が少なくてすむ。
【0038】実施例7X線回折 実施例4のエタノール製造の反応前後における実施例1及び
2、比較例1で得たリン酸触媒のX線回折を測定した。
結果を図1、図2に示す。
【0039】本発明の触媒を用いると、エタノール製造
のためのエチレン水和反応後でもX線回折のスペクトル
にみられるように、リン酸とケイ素化合物が消失せずに
残っていた。
【0040】走査型電子顕微鏡写真 また、走査型電子顕微鏡で観察した触媒の表面状態の観
察結果(図3〜図8)から、リン酸を流出させないよう
な結晶構造が形成されていることが判る。
【0041】なお、テトラエトキシシランに代えてテト
ラメトキシシランを使用しても同様の結果が得られた。
また、チタンイソプロポキシドに代えてチタンブトキシ
ドを使用しても同様の結果が得られた。さらに、ジルコ
ニアイソプロポキシドに代えてジルコニアブトキシドを
使用しても同様の結果が得られた。
【0042】
【発明の効果】本発明により得られたシリカ−チタニ
ア、シリカ−ジルコニアを担体とするリン酸担持触媒の
リン酸担持量が、現行のシリカ担体に比べ、少なくてす
む上に、リン酸の流出が少なく、リン酸の供給量を低減
することができ、ランニングコストだけでなく、環境保
全の上からも望ましい。また、エチレンの転化率、さら
にはエタノールの選択性が高く、工業的に優れた触媒担
体を用いたエタノール製造方法となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】SiO2−ZrO2触媒のエチレン水和反応前後のX線
回折結果を示す。
【図2】SiO2−TiO2触媒のエチレン水和反応前後のX線
回折結果を示す。
【図3】リン酸担持SiO2触媒のエチレン水和反応前の走
査型電子顕微鏡写真を示す図面代用写真である。
【図4】リン酸担持SiO2触媒のエチレン水和反応後の走
査型電子顕微鏡写真を示す図面代用写真である。
【図5】リン酸担持SiO2−TiO2触媒のエチレン水和反応
前の走査型電子顕微鏡写真を示す図面代用写真である。
【図6】リン酸担持SiO2−TiO2触媒のエチレン水和反応
後の走査型電子顕微鏡写真を示す図面代用写真である。
【図7】リン酸担持SiO2−ZrO2触媒のエチレン水和反応
前の走査型電子顕微鏡写真を示す図面代用写真である。
【図8】リン酸担持SiO2−ZrO2触媒のエチレン水和反応
後の走査型電子顕微鏡写真を示す図面代用写真である。

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(1)シリカと(2)チタニア及びジルコニアか
    らなる群から選ばれる少なくとも1種を主成分とする担
    体にリン酸を担持したリン酸触媒の存在下、気相でエチ
    レンと水を反応させることを特徴とするエタノール製造
    方法。
  2. 【請求項2】前記担体が、(1)シリカ100重量部に対
    し、(2)チタニア及びジルコニアからなる群から選ばれ
    る少なくとも1種を1〜50重量部含有する請求項1に
    記載のエタノール製造方法。
  3. 【請求項3】前記担体における(1)シリカと(2)チタニア
    及びジルコニアからなる群から選ばれる少なくとも1種
    のモル比が、10:1〜10:5である請求項1に記載
    のエタノール製造方法。
  4. 【請求項4】前記反応が200〜300℃の範囲の温度
    で実施される請求項1〜3のいずれかに記載のエタノー
    ル製造方法。
  5. 【請求項5】(1)シリカと(2)チタニア及びジルコニアか
    らなる群から選ばれる少なくとも1種を主成分とする担
    体にリン酸を担持してなるリン酸触媒。
  6. 【請求項6】前記担体が、(1)シリカ100重量部に対
    し、(2)チタニア及びジルコニアからなる群から選ばれ
    る少なくとも1種を1〜50重量部含有する請求項5に
    記載のリン酸触媒。
  7. 【請求項7】前記担体における(1)シリカと(2)チタニア
    及びジルコニアからなる群から選ばれる少なくとも1種
    のモル比が、10:1〜10:5である請求項5又は6
    に記載のリン酸触媒。
  8. 【請求項8】(1)シリカと(2)チタニア及びジルコニアか
    らなる群から選ばれる少なくとも1種を主成分とする、
    リン酸の担持に好適な担体。
  9. 【請求項9】(1)シリカ100重量部に対し、(2)チタニ
    ア及びジルコニアからなる群から選ばれる少なくとも1
    種を1〜50重量部含有する請求項8に記載の担体。
  10. 【請求項10】(1)シリカと(2)チタニア及びジルコニア
    からなる群から選ばれる少なくとも1種のモル比が、1
    0:1〜10:5である請求項8又は9に記載の担体。
  11. 【請求項11】シリカにリン酸担持材料を複合してな
    る、リン酸担持構造を有する担体。
  12. 【請求項12】前記リン酸担持材料が、チタニア及びジ
    ルコニアからなる群から選ばれる少なくとも1種である
    請求項11に記載の担体。
  13. 【請求項13】前記リン酸担持構造が、リン酸を保持し
    得る針状結晶構造又は凹状構造である請求項11に記載
    の担体。
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