JPH09262886A - 樹脂可塑化用シリンダの温度制御方法および温度制御装置 - Google Patents

樹脂可塑化用シリンダの温度制御方法および温度制御装置

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JPH09262886A
JPH09262886A JP8097414A JP9741496A JPH09262886A JP H09262886 A JPH09262886 A JP H09262886A JP 8097414 A JP8097414 A JP 8097414A JP 9741496 A JP9741496 A JP 9741496A JP H09262886 A JPH09262886 A JP H09262886A
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heaters
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伊東  宏
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数利 焼本
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 過昇温度部の発生、温度分布の凹凸等の問
題を解決した樹脂可塑化用シリンダの温度制御方法を提
供する。 【解決手段】 外周部に複数個のヒータ(11、12、
13、…)が設けられているシリンダ(1)と、該シリ
ンダ(1)内で回転駆動されるように設けられているス
クリュ(3)とを備えた樹脂の成形加工機械により、ス
クリュ(3)を回転駆動して樹脂材料(J)を可塑化す
るとき、複数個のヒータ(11、12、13、…)を複
数個の加熱制御ゾーン(T1、T2、…)に分けて、各
ゾーン(T1、T2、…)におけるヒータ(11、1
2、13、…)を検出温度と設定温度との偏差値が零に
なるような操作量で制御する。第2のヒータ(12)
は、前記操作量に可変ゲイン量を乗じた操作量で制御す
る。これにより、第2のヒータ(12)部分に生じやす
い過昇温度部Yの発生および温度分布の凹凸を抑制す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、外周部に複数個の
ヒータが設けられているシリンダと、該シリンダ内で回
転駆動されるように設けられているスクリュとを備えた
樹脂の成形加工機械により、スクリュを回転駆動して、
樹脂材料を複数個のヒータから加えられる熱と、スクリ
ュの回転駆動による摩擦作用、剪断作用等により生じる
熱とにより可塑化するときの、樹脂可塑化用シリンダの
温度制御方法およびこの方法の実施に使用される温度制
御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】樹脂の成形加工機械として、射出成形装
置、押出成形装置等が知られているが、これらの装置
は、周知のようにシリンダ、このシリンダ内で回転駆動
されるようになっているスクリュ、シリンダに樹脂材料
を供給するホッパー等から構成されている。そして、シ
リンダの外周部には複数個のヒータが設けられ、またホ
ッパーの下方のシリンダの供給部には水冷用ジャケット
が設けられ、供給部は冷却されるようになっている。す
なわち、図3により射出成形装置を例にとってさらに詳
しく説明すると、射出成形装置は、先端部にノズル40
を有するシリンダ41を備えている。そして、このシリ
ンダ41内に周知の態様でスクリュ43が回転方向と軸
方向とに駆動自在に設けられている。
【0003】シリンダ41の外周部には複数個のヒー
タ、図示の例では9個のヒータh1ー1、h1ー2、h2
ー1、h2ー2、h3ー1、h3ー2、h3ー3、h4ー1お
よびh4ー2が設けられている。そして、これらの9個
のヒータh1ー1〜h4ー2は、第1、2、3および第4
の加熱制御ゾーンH1、H2、H3およびHNに分けら
れている。第4の加熱制御ゾーンHNはノズルゾーンに
なっている。各加熱制御ゾーンH1〜HNの略中間位置
には第1、2、3および4の温度計測用の熱電対51〜
54が取り付けられ、これらの熱電対51〜54で計測
される温度は、制御装置45にラインa’〜d’により
入力されるようになっている。
【0004】また、シリンダ41の後方すなわち図にお
いて右方にはホッパー46が設けられ、シリンダ41の
供給部47は水冷用ジャケット48で覆われ、第1の加
熱制御ゾーンH1のシリンダの加熱筒温度よりも100
°C程度低く保持され、これにより樹脂材料Jのスクリ
ュ43への噛み込みが良好に保たれている。
【0005】従来の射出成形装置は、以上のように構成
されているので、制御装置45に各ゾーンH1〜HNに
おけるヒータh1ー1〜h4ー2の加熱温度を設定し、ス
クリュ43を回転駆動しながらホッパー46からシリン
ダ41に樹脂材料Jを供給すると、樹脂材料Jはスクリ
ュ43の供給部から圧縮部を経て計量部に送られる過程
で、主として第1、2の加熱制御ゾーンH1、H2のヒ
ータH1ー1〜H2ー2から加えられる熱と、スクリュ4
3の回転駆動による摩擦作用、剪断作用等により生じる
熱とにより、可塑化あるいは計量される。このとき、各
加熱制御ゾーンH1〜HNの加熱筒の温度は、第1〜4
の熱電対51〜54で計測され、計測された温度信号
は、ラインa’〜d’で制御装置45に入力される。制
御装置45において、計測された温度と設定温度との偏
差値が零になる操作量が演算されて、電力ラインD、
D’〜F、F’、F”で各ヒータh1ー1〜h4ー2に出
力される。また、シリンダ41の供給部47は、水冷用
ジャケット48により、第1の加熱制御ゾーンH1から
の熱が冷却され、例えば第1の加熱制御ゾーンH1の温
度より100°C程度低く保持されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、従来の
射出成形装置のシリンダ41も複数個の加熱制御ゾーン
H1〜HNに分けられ、各加熱制御ゾーンH1〜HNの
ヒータh1ー1〜h4ー2は、前述したように例えばフイ
ードバック制御により設定温度になるように制御され、
また供給部47は水冷用ジャケット48により冷却され
ているので、可塑化することはできる。しかしながら、
改良すべき点も認められる。例えば、第1の加熱制御ゾ
ーンH1の第1のヒータh1ー1は、水冷用ジャケット
48に熱を奪われ、その影響は第1の熱電対51にまで
及んでいる。制御装置45からは、水冷用ジャケット4
8で奪われる熱を補償するような操作量が第1の加熱制
御ゾーンH1の第1、2のヒータh1ー1、h1ー2に出
力される。
【0007】ところで、第1の加熱制御ゾーンH1の第
2のヒータh1ー2は、水冷用ジャケット48から影響
を受ける熱量が少ないので、第1の加熱制御ゾーンH1
と第2の加熱制御ゾーンH2との間、例えば第1の加熱
制御ゾーンH1の第2のヒータh1ー2の近傍に過昇温
度部Y’が生じる。この過昇温度部Y’の温度は、実施
例の項で説明するように、シリンダ41の内部の温度が
例えば260°Cになるように、第1の加熱制御ゾーン
H1の第1、2のヒータh1ー1、h1ー2を設定し、そ
して供給部47の温度が260°Cよりも100°C低
くなるように水冷用ジャケット48により冷却すると、
設定温度260°Cよりも20°C程度高くなる。
【0008】ところで、可塑化効率を上げるために、一
般に第1、2の加熱制御ゾーンH1、H2のヒータの温
度は、樹脂材料の成形に適した温度の上限近くに設定さ
れるが、このように設定温度よりも高くなると、この過
昇温度部Y’では上限値を越えることになる。上限値を
越えると、樹脂材料の変色、劣化、分解等が発生する可
能性があり、成形不良の原因ともなる。また、シリンダ
41の第1の加熱制御ゾーンH1の第1のヒータh1ー
1の部分では低く、第2のヒータh1ー2の部分では前
述したように高く、そして第2の加熱制御ゾーンH2の
第3のヒータh2ー1の部分では再び低くなって、シリ
ンダ41の温度分布が平滑でないので、成形に適する温
度の幅が狭い樹脂材料では、シリンダ41から受ける熱
量が不足する部分あるいは部位と、余剰になる部位とが
共存することになる。その結果、過不足を回避できる設
定温度の幅が極端に狭くなるという、問題もある。
【0009】上記したような過昇温度部の発生、温度分
布の凹凸等の問題は、第4の加熱制御ゾーンHNでも起
こり、また押出成形装置においても生じる。このような
問題は、加熱制御ゾーンの数を増やす手段を採用する
と、解消できる可能性はある。しかしながら、加熱制御
ゾーンの数を増やすと、いたずらに設定温度の自由度が
高くなり、必ずしも適切な問題解決手段とはいえない。
また、第1の加熱制御ゾーンH1の第1のヒータh1ー
1に、水冷用ジャケット48により冷却される熱量を補
償可能な加熱能力を有するヒータを採用し、第1の加熱
制御ゾーンH1の第2のヒータh1ー2に、設定温度を
満足するために必要最小限の能力を有するヒータを採用
すると、これらの加熱制御ゾーンH1、H2を設定温度
に保ち、且つ過昇温度部Y’を抑制できる可能性はあ
る。しかしながら、樹脂材料がシリンダ41から奪う熱
量は樹脂材料毎に異なり、また外気温度の影響も受ける
ので、一定容量のヒータを適用すると、時として加熱過
剰になり、逆に加熱不足になることが予想され、問題解
決にはならない。したがって、本発明は、上記したよう
な過昇温度部の発生、温度分布の凹凸等の問題を解決し
た樹脂可塑化用シリンダの温度制御方法および温度制御
装置を提供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、外周部に複数個のヒータが設けられてい
るシリンダと、該シリンダ内で回転駆動されるように設
けられているスクリュとを備えた樹脂の成形加工機械に
より、前記スクリュを回転駆動して樹脂材料を前記複数
個のヒータから加えられる熱と、前記スクリュの回転駆
動による摩擦作用、剪断作用等により生じる熱とによ
り、樹脂材料を可塑化するとき、前記複数個のヒータを
複数個の加熱制御ゾーンに分けて、各ゾーンにおけるヒ
ータを検出温度と設定温度との偏差値が零になるような
操作量で制御すると共に、対象とする加熱制御ゾーンの
設定温度より低い温度に保たれる第1の部位と、前記設
定温度と同じ温度あるいは高い温度に保たれる第2の部
位に挟まれる前記対象とする加熱制御ゾーンの、前記第
2の部位に近いヒータは、前記操作量に可変ゲイン量を
乗じた操作量で制御するように構成される。請求項2記
載の発明は、請求項1記載の可変ゲイン量が、設定温度
と、直接計測される検出温度との偏差値に基づいて演算
されるように構成され、そして請求項3記載の発明は、
請求項1または2記載のシリンダが射出成形用のシリン
ダで、対象とする加熱制御ゾーンが、樹脂材料の供給部
に隣接した第1の加熱制御ゾーンであるように構成され
る。請求項4記載の発明は、シリンダと、該シリンダ内
で回転駆動されるように設けられているスクリュとを備
え、前記シリンダの外周部には複数個のヒータが設けら
れ、これらのヒータが複数個の加熱制御ゾーンに分けら
れて制御装置により制御されるようになっている樹脂の
成形加工機械において、前記制御装置は、対象とする加
熱制御ゾーンにおけるシリンダの検出温度と、設定温度
とから前記加熱制御ゾーンの各ヒータの操作量を演算す
る第1の操作量演算手段と、前記加熱制御ゾーンに隣接
し該加熱制御ゾーンの設定温度と同じ温度あるいは高い
温度に保たれる他の加熱制御ゾーンに近い、前記加熱制
御ゾーンの他のヒータの操作量を演算する第2の操作量
演算手段とを備え、前記第2の操作量演算手段は、前記
加熱制御ゾーンと前記他の加熱制御ゾーンとの間のシリ
ンダの温度と、設定温度とから可変ゲイン量を演算する
可変ゲイン量演算手段と、該可変ゲイン量演算手段で演
算された可変ゲイン量と前記操作量演算手段で演算され
た操作量を乗算する可変ゲイン量乗算手段とから構成さ
れる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、添付図面の図1により本発
明の実施の形態を説明する。図1は、本実施の形態に係
わる射出成形装置と制御装置の一部を示す図であるが、
同図に示されているように、射出成形装置はシリンダ1
を備えている。そして、このシリンダ1内に周知の態様
でスクリュ3が回転方向と軸方向とに駆動自在に設けら
れている。
【0012】シリンダ1の外周部には、軸方向に沿っ
て、図には第1、2、3および第4の4個のヒータ11
〜14のみが示されているが、従来のシリンダと同様に
複数個のヒータが設けられている。そして、これらの複
数個のヒータ11〜14、…は、第1、2、…の加熱制
御ゾーンT1、T2、…に分けられている。各加熱制御
ゾーンT1、T2、…の略中間位置には第1、2、…の
温度計測用熱電対31、33、…が、そして過昇温度部
分Yすなわち第2のヒータ12と第3のヒータ13との
間には過昇温度計測用熱電対32が設けられている。第
1の温度計測用熱電対31と過昇温度計測用熱電対32
については後述するが、第2、第3、…の温度計測用熱
電対33、…で計測されるシリンダ1あるいは加熱筒の
各部の温度は、制御装置に入力され、そしてシリンダ1
の各部の温度が設定温度になるように、例えばフードバ
ック制御により各加熱制御ゾーンT2、T3、…のヒー
タ13、14、…が制御される。
【0013】シリンダ1の後方すなわち図において右方
にはホッパー5が設けられ、シリンダ1の供給部6は水
冷用ジャケット7で覆われている。この水冷用ジャケッ
ト7に供給管8から冷却水を導き、そして排出管9から
排出することにより、供給部6の温度は、第1の加熱制
御ゾーンT1のシリンダ温度よりも100°C程度低く
保持され、これにより樹脂材料Jのスクリュ3への噛み
込みが良好に保たれている。
【0014】図1に示されている実施の形態では、対象
とする加熱制御ゾーンは、第1の加熱制御ゾーンT1で
あり、この第1の加熱制御ゾーンT1の第1、2のヒー
タ11、12は、次のようにして制御装置により制御さ
れる。すなわち、制御装置20は、第1の加え合わせ点
21、操作量演算部22、第2の加え合わせ点23、可
変ゲイン量演算部24、可変ゲイン乗算部25、第1の
温度計測用熱電対31、過昇温度計測用熱電対32等か
ら構成されている。第1の温度計測用熱電対31は、信
号ラインaにより第1の加え合わせ点21に、そして過
昇温度計測用熱電対32は、信号ラインbにより第2の
加え合わせ点23に、それぞれ接続されている。第1の
加え合わせ点21と操作量演算部22は、信号ラインc
により、そして第2の加え合わせ点23と可変ゲイン量
演算部24は、信号ラインdによりそれぞれ接続されて
いる。操作量演算部22と第1のヒータ11は、電力ラ
インAにより接続されている。この電力ラインAからは
電力ラインA’が分岐し、分岐した電力ラインA’は、
可変ゲイン乗算部25に、そして可変ゲイン乗算部25
と第2のヒータ12は電力ラインB’により接続されて
いる。可変ゲイン演算部24と可変ゲイン乗算部25
は、ラインBにより接続されている。なお、他の符号3
5は、第1の加熱制御ゾーンT1の加熱温度を設定する
第1の設定部を、そして36は第1、2の加熱制御ゾー
ンT1、T2の間の加熱温度を設定する第2の設定部を
それぞれ示している。
【0015】次に、上記実施の形態の作用について説明
する。制御装置20の第1の設定部35により、対象と
している第1の加熱制御ゾーンT1のヒータ11、12
の温度を設定する。なお、他の加熱制御ゾーンT2、T
3、…のヒータも制御されるが、これらのヒータは従来
と同様に制御されるので、説明はしない。また、第2の
設定部36により第1、2の加熱制御ゾーンT1、T2
間の加熱温度を設定する。例えば、第2の加熱制御ゾー
ンT2の温度を第1の加熱制御ゾーンT1より高く設定
する。水冷用ジャケット7に供給管8から冷却水を導
き、そして排出管9から排出することにより、供給部6
の温度を例えば第1の加熱制御ゾーンT1のシリンダ温
度よりも100°C程度低く保つ。そうして、スクリュ
3を回転駆動しながらホッパー6からシリンダ1に樹脂
材料Jを供給する。樹脂材料Jはスクリュ3の供給部か
ら圧縮部を経て計量部に送られる過程で、主として第
1、2の加熱制御ゾーンの第1、2、3のヒータ11、
12、13から加えられる熱と、スクリュ3の回転駆動
による摩擦作用、剪断作用等により生じる熱とにより、
可塑化あるいは計量される。
【0016】このとき、第1の加熱制御ゾーンT1の加
熱筒の温度は、第1の温度計測用熱電対31で計測さ
れ、計測された温度は信号ラインaにより制御装置20
の第1の加え合わせ点21に入力される。加え合わせ点
21から計測値と設定温度とに基づいた偏差信号あるい
は偏差値e1が信号ラインcにより操作量演算部22に
入力される。操作量演算部22において偏差値e1が零
になるような操作量(u)が演算されて、電力ライン
A、A’で第1、2のヒータ11、12に出力される。
【0017】ところで、水冷用ジャケット7の冷却作用
を受ける供給部6は、第1の加熱制御ゾーンT1の設定
温度よりも低い部位Xになっている。そこで、第1の温
度計測用熱電対31が取り付けられている箇所は、温度
の低い部位Xからの影響を受けている。これを補償する
ように、操作量演算部22から電力ラインA、A’によ
り第1、2のヒータ11、12に操作量が出力される。
そうすると、第1の加熱制御ゾーンT1の第2のヒータ
12と、第2の加熱制御ゾーンT2に挟まれている過昇
温度計測用熱電対32が取り付けてある部位Yは、設定
温度よりも高い部位Yとなる。そこで、この部位Yの温
度が過昇温度計測用熱電対32で計測され、その計測値
が信号ラインbで第2の加え合わせ点23に入力され
る。第2の加え合わせ点23から、第1、2の加熱制御
ゾーンT1、T2間の設定温度との偏差信号e2が信号
ラインdにより可変ゲイン量演算部24に入力される。
さらに、第1の加え合わせ点21からも偏差信号e1
信号ラインcから分岐したラインにより可変ゲイン演算
部24に入力される。そして、可変ゲイン量演算部24
において可変ゲイン量(K)が、偏差信号e1、e2を用
いて演算される。このゲイン量(K)は、可変ゲイン乗
算部25に入力される。可変ゲイン乗算部25におい
て、このゲイン量(K)と、操作量演算部22で演算さ
れ、そして電力ラインA、A’により入力される操作量
(u)とにより、第2のヒータ12の操作量(u1)が
次式により得られる。 u1=K×u 第1の加熱制御ゾーンT1の第2のヒータ12は、(u
1)という(u)よりも一般に小さい操作量で操作され
る。これにより高温部位Yの発生が抑制される。
【0018】本発明は、上記実施の形態に限定されるこ
となく、色々な形で実施できることは明らかである。例
えば、上記実施の形態では対象とする加熱制御ゾーン
を、水冷用ジャケット7に隣接した第1の加熱制御ゾー
ンT1を例にとって説明したが、温度差がある例えばノ
ズル部においても同様な制御により過昇温部位の発生を
抑制することができる。また、押出成形装置にも適用で
きることも明らかである。
【0019】シリンダの加熱筒の温度の計測、制御則等
も色々な形で実施できる。例えば、上記実施の形態で
は、高温部位Yの温度は、過昇温度計測用熱電対32に
より直接計測されているが、伝熱工学モデル、実測値を
蓄積したデータベース、ニューラルネットワーク等で得
られる推定値を第2の加え合わせ点23に入力するよう
にすることもできる。また、適用する制御則も比例積分
微分制御(PID動作)の他に、定性的に操作の方向が
明らかであれば、フアジイ制御、実際の温度変化挙動に
関するデータを蓄積すると学習能力のあるニューラルネ
ットワーク等を適用することもできる。さらには、各種
同定手法により過昇温度部の温度挙動に関する制御モデ
ルを構築すれば、各種現代制御理論の適用が可能で、ま
たオンライン同定機能を有する制御則を適用することも
できる。また、第1、2、…のヒータ11、12、…を
電圧制御に代えて位相制御により制御できることも明ら
かである。
【0020】
【実施例】
実施例:100トンの実機を使用し、図1に示されてい
るように、水冷用ジャケット7に隣接した第1の加熱制
御ゾーンT1について、本実施の形態によって制御した
ときの温度と、従来の制御によった場合の比較試験をし
た。なお、樹脂材料にはABSを使用した。その実測値
を図2に示す。図2において、横軸はノズル先端からの
軸方向の距離を、そして縦軸はシリンダの鋼部の温度を
示している。三角印は本実施の形態によって制御したと
きのシリンダの表層の各部の温度を、そして塗りつぶし
た三角印は本実施の形態によって制御したときのシリン
ダ内部の各部の温度をそれぞれ示している。また、四角
印は従来の制御法によったときのシリンダの表層の各部
の温度を、そして塗りつぶした四角印はシリンダ内部の
各部の温度を示している。図2から明らかなように、従
来の方法により制御すると、約30°Cほどの過昇温度
部が第2のヒータ32の部分に生じているが、本実施の
形態によって制御すると、この過昇温度部が解消され、
第1の加熱制御ゾーンT1の設定温度が保持されている
ことが分かる。
【0021】
【発明の効果】以上のように、本発明によると、外周部
に複数個のヒータが設けられているシリンダと、該シリ
ンダ内で回転駆動されるように設けられているスクリュ
とを備えた樹脂の成形加工機械により、樹脂材料を可塑
化するとき、複数個のヒータを複数個の加熱制御ゾーン
に分けて、各ゾーンにおけるヒータを検出温度と設定温
度との差が零になるような操作量で制御すると共に、対
象とする加熱制御ゾーンの設定温度より低い温度に保た
れる第1の部位と、設定温度と同じ温度あるいは高い温
度に保たれる第2の部位に挟まれる、対象とする加熱制
御ゾーンの、第2の部位に近いヒータは、前記操作量に
可変ゲイン量を乗じた操作量で制御するので、過昇温度
部が抑制され、そして温度分布が滑らかになるという、
本発明特有の効果が得られる。過昇温度部が抑制される
ので、樹脂材料がもつ成形に適した温度の上限近くにヒ
ータの温度を設定しても、従来のように上限値を越えな
いので、成形不良の原因となる樹脂材料の変色、劣化、
分解等の発生が抑制されるという、効果が得られる。ま
た、温度分布が滑らかになるので、成形に適する温度の
幅が狭い樹脂材料でも、シリンダから受け取る熱量が不
足する部位と、余剰になる部位とが共存するという問題
が解消される。したがって、成形に適する温度の幅が狭
い樹脂材料も、高い品質状態で溶融することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態を示す模式図である。
【図2】 本実施の形態によって制御したときの温度
と、従来の制御によった場合の比較試験の結果を示す図
である。
【図3】 従来例を示す模式図である。
【符号の説明】
1 シリンダ 3 スクリュ 6 供給部 7 水冷用ジャケット 11〜13 第1〜第3のヒータ 21 第1の加え合わせ点 22 操作量演算部 23 第2の加え合わせ点 24 可変ゲイン量演算部 31 第1の温度計測用熱電対31 32 過昇温度計測用熱電対 T1 第1の加熱制御ゾーン T2 第2の加熱制御ゾーン X 低温部位(第1の部位) Y 過昇温度部位(第2の部位)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外周部に複数個のヒータ(11、12、
    13、…)が設けられているシリンダ(1)と、該シリ
    ンダ(1)内で回転駆動されるように設けられているス
    クリュ(3)とを備えた樹脂の成形加工機械により、前
    記スクリュ(3)を回転駆動して樹脂材料(J)を前記
    複数個のヒータ(11、12、13、…)から加えられ
    る熱と、前記スクリュ(3)の回転駆動による摩擦作
    用、剪断作用等により生じる熱とにより、樹脂材料を可
    塑化するとき、 前記複数個のヒータ(11、12、13、…)を複数個
    の加熱制御ゾーン(T1、T2、…)に分けて、各ゾー
    ン(T1、T2、…)におけるヒータ(11、12、1
    3、…)を検出温度と設定温度との偏差値が零になるよ
    うな操作量で制御すると共に、対象とする加熱制御ゾー
    ン(T1)の設定温度より低い温度に保たれる第1の部
    位(X)と、前記設定温度と同じ温度あるいは高い温度
    に保たれる第2の部位(Y)に挟まれる前記対象とする
    加熱制御ゾーン(T1)の、前記第2の部位(Y)に近
    いヒータ(12)は、前記操作量に可変ゲイン量を乗じ
    た操作量で制御する、ことを特徴とする樹脂可塑化用シ
    リンダの温度制御方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の可変ゲイン量が、設定温
    度と、直接計測される検出温度との偏差値に基づいて演
    算される、樹脂可塑化用シリンダの温度制御方法。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載のシリンダ(1)
    が射出成形用のシリンダで、対象とする加熱制御ゾーン
    (T1)が、樹脂材料の供給部(6)に隣接した第1の
    加熱制御ゾーン(T1)である、樹脂可塑化用シリンダ
    の温度制御方法。
  4. 【請求項4】 シリンダ(1)と、該シリンダ(1)内
    で回転駆動されるように設けられているスクリュ(3)
    とを備え、前記シリンダ(1)の外周部には複数個のヒ
    ータ(11、12、13、…)が設けられ、これらのヒ
    ータ(11、12、13、…)が複数個の加熱制御ゾー
    ン(T1、T2、…)に分けられて制御装置(20)に
    より制御されるようになっている樹脂の成形加工機械に
    おいて、 前記制御装置(20)は、対象とする加熱制御ゾーン
    (T1)におけるシリンダの検出温度と、設定温度とか
    ら前記加熱制御ゾーン(T1)の各ヒータ(11、1
    2)の操作量を演算する第1の操作量演算手段(22)
    と、前記加熱制御ゾーン(T1)に隣接し該加熱制御ゾ
    ーン(T1)の設定温度と同じ温度あるいは高い温度に
    保たれる他の加熱制御ゾーン(T2)に近い、前記加熱
    制御ゾーン(T1)の他のヒータ(12)の操作量を演
    算する第2の操作量演算手段とを備え、 前記第2の操作量演算手段は、前記加熱制御ゾーン(T
    1)と前記他の加熱制御ゾーン(T2)との間のシリン
    ダの温度と、設定温度とから可変ゲイン量を演算する可
    変ゲイン量演算手段(24)と、該可変ゲイン量演算手
    段(24)で演算された可変ゲイン量と前記操作量演算
    手段(22)で演算された操作量を乗算する可変ゲイン
    量乗算手段(25)とからなる、樹脂可塑化用シリンダ
    の温度制御装置。
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