JPH09262787A - 把持装置 - Google Patents

把持装置

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JPH09262787A
JPH09262787A JP8074213A JP7421396A JPH09262787A JP H09262787 A JPH09262787 A JP H09262787A JP 8074213 A JP8074213 A JP 8074213A JP 7421396 A JP7421396 A JP 7421396A JP H09262787 A JPH09262787 A JP H09262787A
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Japan
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work
gripping
core member
compressed air
tip
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JP8074213A
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English (en)
Inventor
Hitoshi Wakigi
斉 脇木
Takashi Taguchi
尚 田口
Hirotoshi Yamakawa
裕敏 山川
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Toshiba Corp
Sumitomo Riko Co Ltd
Original Assignee
Toshiba Corp
Sumitomo Riko Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 軟質材料よりチューブ状に形成されたワーク
を芯部材から軸方向に抜出す作業を、安定して行う。 【解決手段】 ロボットのアームにより移動されるベー
ス部14に、開閉機構により開閉される一対の把持爪1
5を設けると共に、両把持爪15の中間部に位置して保
持部材16を設ける。保持部材16は、その先端部が薄
肉な円筒状をなす差込部16aとされ、ワーク11の先
端部の内周形状に対応している。また、保持部材16に
圧縮空気注入路を設ける。ワーク11のうち把持爪15
に把持される部分の内周部には、保持部材16が差込ま
れ、把持爪15によってワーク11が変形することがな
くなる。また、保持部材16を通してワーク11の内部
に圧縮空気が注入され、ワーク11の芯部材12からの
剥離性が良好となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、軟質材料よりチュ
ーブ状に形成されたワークを、固定配置された芯部材か
ら軸方向に抜出す作業を行う把持装置に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】従来より、把持装置を
用いて、例えば軟質チューブを芯部材から軸方向に抜出
す作業が行われている。この種の把持装置として、図1
5乃至図17に示すものが知られている。即ち、把持装
置1は、ベース部2の先端に例えば2本の把持爪3を有
し、ベース部2内に設けられた開閉機構により、その把
持爪3を開放及び把持方向に移動させるように構成され
ている。そして、固定配置された芯部材4に嵌挿された
軟質チューブ5の先端部を、把持爪3により所定の把持
圧にて把持し、この状態で、図16及び図17に順に示
すように、図で右方に移動されることにより、軟質チュ
ーブ5を芯部材4から抜出すものである。
【0003】しかしながら、上記従来のものでは、図1
5に示すような抜出し作業の初期においては、把持爪3
による十分な把持力を確保することができるが、図11
に示すような軟質チューブ4が芯部材5からある程度引
抜かれた状態では、軟質チューブ4のうち内周部に芯部
材5が存在している部分では把持力が得られるものの、
芯部材5から抜き出た部分では、軟質チューブ4が変形
して十分な把持力が確保できなくなる欠点があった。把
持爪3による十分な把持力が確保できなくなると、軟質
チューブ4を引抜けなくなる虞が生ずることになる。
【0004】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、その目的は、軟質材料よりチューブ状に形成された
ワークを芯部材から軸方向に抜出す作業を、安定して行
うことができる把持装置を提供するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の把持装置
は、芯部材の軸方向に移動されるベース部と、このベー
ス部に、相互間が拡張及び縮小する方向に移動するよう
に設けられ、ワークの先端部を外径方向から把持する複
数本の把持爪と、前記ベース部に前記把持爪同士間に位
置して設けられ、前記ワークの先端部の内周形状に対応
した外周形状を有し、前記ワークの先端部に挿入される
保持部材とを具備するところに特徴を有する(請求項1
の把持装置)。
【0006】また、この第1の把持装置において、保持
部材を通してワークの内部に圧縮空気を注入する圧縮空
気注入手段を設けるようにすれば、より効果的である
(請求項2の把持装置)。さらには、保持部材の外周面
を、凹凸形状とすることもできる(請求項3の把持装
置)。
【0007】そして、本発明の第2の把持装置は、芯部
材の軸方向に移動されるベース部と、このベース部に設
けられワークの先端部の外側に配置される複数本の把持
部材と、これら把持部材の内面側に変位可能に設けら
れ、前記ワークの外面に圧接すると共にそのワークの形
状に追従して変位する接触部材とを具備するところに特
徴を有する(請求項4の把持装置)。
【0008】さらには、上記第1あるいは第2の把持装
置において、把持爪あるいは接触部材の表面部に、液体
を吸収する機能を付与するように構成しても良い(請求
項5の把持装置)。
【0009】本発明の第1の把持装置によれば、保持部
材がチューブ状のワークの先端部に挿入された状態で、
そのワークを把持爪により把持するものであるから、ワ
ークが芯部材から引抜かれた場合でも、保持部材により
ワークの形状が維持されるようになる。従って、把持爪
の把持によってワークが変形することがなくなり、把持
爪によるワークの十分な把持力を確保することができ
る。
【0010】この場合、保持部材を通してワークの内部
に圧縮空気を注入する圧縮空気注入手段を設けるように
すれば、圧縮空気をワークの内面と芯部材の外面との間
を通すことができ、両者の剥離性を良くすることができ
る。また、保持部材の外周面を凹凸形状とすれば、ワー
クと保持部材との間の摩擦抵抗を大きくすることができ
る。
【0011】そして、本発明の第2の把持装置によれ
ば、ワークは把持部材の内面部に変位可能に設けられた
接触部材により把持されることになるが、接触部材は、
ワークの形状に追従してその外面に圧接するので、ワー
クの一部に変形があっても、その変形部分における把持
力を確保することができる。
【0012】さらには、上記把持爪あるいは接触部材の
表面部に、液体を吸収する機能を付与するように構成す
れば、ワークの表面が液体で濡れているような場合で
も、その液体が吸収されるので、把持爪あるいは接触部
材とワークとの間のすべりを抑えて十分な摩擦力を維持
することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第1の実施例(請
求項1及び2に対応)について、図1乃至図6を参照し
て説明する。まず、図3乃至図5に示すように、例えば
プラスチック等の軟質材料からチューブ状に形成された
ワーク11は、図で右方向に延びて固定配置された丸棒
状の芯部材12に嵌挿されている。この場合、ワーク1
1を嵌挿した状態で、芯部材12の先端のテーパ状に面
とりされた部分が、ワーク11の先端よりも若干量だけ
右方に突出している。
【0014】図1及び図2は、前記ワーク11を把持し
て芯部材12の軸方向(右方)へ抜出すための、本実施
例に係る把持装置13を示している。この把持装置13
は、ベース部14に、この場合平行チャックと称される
2本の把持爪15,15を有して構成されている。前記
ベース部14は、図示しないロボットのアームに取付け
られており、自在に移動されるようになっている。
【0015】そして、前記把持爪15,15は、ベース
部14の図1で左端面の上下部から左方に延びて上下動
可能に設けられ、そのベース部14内に設けられたエア
シリンダ等からなる開閉機構により、相互間を広げた開
放位置(図1乃至図3参照)と、相互間を狭めてワーク
11を把持する把持位置(図4乃至図6参照)との間を
平行に移動されるようになっている。また、各把持爪1
5の先端部の夫々内側には、緩やかな谷形の凹状をなす
把持部15aが設けられている。
【0016】さて、前記ベース部14には、両把持爪1
5,15の中間部に位置して、保持部材16が設けられ
ている。この保持部材16は、ベース部14の図1で左
端面から左方に突出して設けられ、その先端部が薄肉な
円筒状をなす差込部16aとされている。この差込部1
6aは、前記把持部15a,15a間に位置し、その外
周形状が、前記ワーク11の先端部の内周形状に対応し
ている。
【0017】さらに、本実施例では、前記保持部材16
には、図4に示すように、先端が前記差込部16a内に
開口する圧縮空気注入路16bが設けられ、この圧縮空
気注入路16bの基端部が、図示しない圧縮空気供給源
に接続されている。これにて、保持部材16の差込部1
6aからワーク11の内部に圧縮空気を注入する圧縮空
気注入手段が構成されているのである。
【0018】次に、上記構成の作用について述べる。把
持装置13は、ロボットにより、まず、芯部材12に嵌
挿されたワーク11の右方に位置して、芯部材12の軸
心と保持部材16の中心とを一致させた状態に移動され
る。このときには、把持爪15,15は、開放位置に位
置している。
【0019】そして、この状態から、把持装置13は左
方に向けて移動され、これにより、図3に示すように、
保持部材16の差込部16aがワーク11の先端部の内
周(芯部材12の外周との間)に挿入されるようにな
る。所定の長さ(把持爪15がワーク11の先端部を把
持可能な位置)まで差込まれたところで、把持装置13
は停止される。
【0020】次に、開閉機構が動作されて把持爪15,
15が把持位置に移動され、ワーク11の先端部を把持
するようになる。ワーク11のうち把持爪15の把持部
15aに把持された部分の内周部には、保持部材16が
配置されていることになる。このようにワーク11を把
持した状態で、把持装置13は今度は図で右方に移動さ
れ、ワーク11の芯部材12からの抜出しが行われる。
そして、本実施例では、この抜出しの際には、保持部材
16を通してワーク11の内部に圧縮空気が注入される
ようになる。
【0021】このとき、圧縮空気の注入により、図4に
示すように、ワーク11の内面と芯部材12の外面との
間を、ワーク11を膨脹させるようにしながら圧縮空気
が通ることになる。これにより、両者間の剥離性が良好
となり、小さな力で抜出しを行うことができるようにな
る。
【0022】そして、ワーク11のうち把持爪15に把
持された部分は、保持部材16によりその形状が維持さ
れるので、ワーク11が軟質で変形しやすい事情があっ
ても、図5及び図6に示すように、把持爪15,15の
把持によってワーク11が変形することがなくなり、把
持爪15,15によるワーク11の十分な把持力を確保
することができ、スムーズに抜出し作業を実行すること
ができる。抜出されたワーク11はこの後所定の位置に
搬送される。
【0023】このように本実施例によれば、ワーク11
の内周部に挿入される保持部材16を設けたので、把持
爪15,15の把持によってワーク11が変形すること
を防止することができる。従って、従来のような軟質チ
ューブ4の変形により十分な把持力が確保できなくなる
欠点があったものと異なり、把持爪15によるワーク1
1の十分な把持力を確保することができ、ワーク11を
芯部材12から抜出す作業を安定して行うことができる
ものである。
【0024】また、ワーク11を潰した状態で引抜くと
いったことがないので、ワーク11の塑性変形を防止で
き、さらには、さほど大きな把持力を必要としなくなる
ので、ワーク11の表面に把持爪15の爪痕が残ってし
まうといった不具合も未然に防止することができる。
【0025】そして、特に本実施例では、保持部材16
を通してワーク11の内部に圧縮空気を注入する圧縮空
気注入手段を設けたので、ワーク11の内面と芯部材1
2の外面との間の剥離性を良くすることができ、ワーク
11を芯部材12から抜出す作業を、より一層容易に行
うことができるものである。
【0026】尚、上記実施例では、保持部材16を通し
てワーク11の内部に圧縮空気を注入するようにした
が、圧縮空気注入手段を設けなくとも、ワーク11を芯
部材12から抜出す作業を安定して行うという所期の目
的を達成し得るものである。また、図7に示すように、
保持部材17の外周面17aを凹凸形状に構成しても良
く(請求項3の発明)、これによれば、ワーク11と保
持部材17との間の摩擦抵抗を大きくすることができ、
より安定した抜出し作業を行うことができる。
【0027】次に、本発明の第2の実施例(請求項4及
び5に対応)について、図8乃至図12を参照して説明
する。本実施例に係る把持装置21は、上記第1の実施
例と同様に、軟質材料からチューブ状に形成されたワー
ク11を芯部材12から抜出すためのものである。
【0028】図8及び図9に示すように、把持装置21
は、図示しないロボットにより移動されるベース部22
に、この場合上下に2本の把持部材23,23を有して
構成されている。これら把持部材23,23は、ベース
部22内に設けられたエアシリンダ等からなる開閉機構
により、相互間が狭まる及び拡がる方向に平行移動する
ようになっている。
【0029】そして、各把持部材23は、内面側(相互
を向く側)に位置してこの場合4個の接触部材24を軸
方向に並んで有している。各接触部材24は、ロッド2
5の先端部に揺動自在に支持され、このロッド25の基
端側が、把持部材23に設けられたシリンダ部26に出
没方向に移動可能に支持されている。そして、把持部材
23には、各シリンダ部26に基端側から圧縮空気を注
入するための圧縮空気注入路27、及び、各シリンダ部
26の先端側を大気圧に維持するための連通孔28が設
けられている。
【0030】これにより、各接触部材24は、把持部材
23からの出没方向に変位可能とされていると共に、圧
縮空気注入路27からの圧縮空気の注入により、突出方
向に押圧付勢された状態とされる。また、図9に示すよ
うに、接触部材24の内面(ワーク11に接触する面)
は緩やかな谷形の凹状に形成されているのであるが、図
11に示すように、その接触面は、ワーク11の形状に
応じて揺動し、軸方向に対して傾斜した任意の角度をと
るようになっている。そして、本実施例では、接触部材
24の接触面には、複数本例えば3本の溝24aが形成
されており、以て、液体を吸収する機能を存するように
構成されている。
【0031】次に、上記把持装置21によるワーク11
の抜出し作業の手順について、図10乃至図12も参照
して述べる。まず、把持装置21は、図8に示すよう
に、把持部材23,23がワーク11の先端部の上下両
側に位置された状態となるよう移動される。このときに
は、把持部材23,23は十分に開いた位置にあり、ま
た、シリンダ部26に対する圧縮空気の供給もない。
【0032】この状態で、開閉機構により把持部材23
が相互に閉じる方向に移動されると共に、圧縮空気注入
路27から圧縮空気が注入されて各接触部材24が内方
へ突出するようになる。これにて、図10に示すよう
に、各接触部材24がワーク11の外周面に圧接し、ワ
ーク11の先端部が把持されるようになる。このとき、
各接触部材24が圧縮空気により突出方向に付勢されて
いることにより、ワーク11を所定の押圧力にて把持す
るようになる。
【0033】このようにワーク11を把持した状態で、
把持装置21は図で右方に移動され、ワーク11の芯部
材12からの抜出しが行われる。このとき、もしワーク
11の表面に水等の液体が付着している場合でも、接触
部材24の表面に形成された複数本の溝24aにより、
その液体が吸収され、接触部材24とワーク11との間
のすべりを抑えて十分な摩擦力を維持することができ
る。
【0034】そして、この抜出し作業の際、ワーク11
が芯部材12からある程度引抜かれた状態では、ワーク
11のうち芯部材12から抜き出た部分では、その形状
を内周側から保持するものがなくなるため、ワーク11
は潰れる方向に変形するようになる。ところが、接触部
材24は突出方向に付勢されているため、図11に示す
ように、ワーク11の変形する部分に追従して突出方向
に変位すると共に、その接触面の角度もワークの形状に
倣うように変化するようになる。従って、ワーク11の
一部が変形した状態でも、把持している部分全体に渡っ
て十分な把持力を確保することができるのである。
【0035】これにて、ワーク11が軟質で変形しやす
い事情があっても、複数個の接触部材24によるワーク
11の十分な把持力を確保することができ、スムーズに
抜出し作業を実行することができる。このようにして、
ワーク11全体が芯部材12から抜出されると、図12
に示す状態となる。抜出されたワーク11はこの後所定
の位置に搬送される。
【0036】このような実施例によれば、接触部材24
がワーク11の形状に追従してその外面に圧接するの
で、ワーク11の一部に変形があっても、その変形部分
における十分な把持力を確保することができる。従っ
て、従来のような軟質チューブ4の変形により十分な把
持力が確保できなくなる欠点があるものと異なり、ワー
ク11を芯部材12から抜出す作業を安定して行うこと
ができるものである。
【0037】また、特に本実施例では、接触部材24の
表面部に、液体を吸収するための溝24aを形成したの
で、ワーク11の表面が液体で濡れているような場合で
も、接触部材24とワーク11との間のすべりを抑えて
十分な摩擦力を維持することができるといった利点を得
ることができるものである。
【0038】尚、上記第2の実施例では、複数個の接触
部材14を設けるようにしたが、図13及び図14に示
すように、把持部材31の先端部の内面側に、揺動可能
で且つワーク11に2か所にて接触する接触部材32を
設け、この接触部材32の揺動変位によりワーク11の
変形に追従するように構成しても、同様の効果を得るこ
とができる。
【0039】そして、上記第2の実施例では、接触部材
24の表面部に形成された溝24aにより、液体を吸収
する機能を実現するようにしたが、接触部材自体を多孔
質材料から構成することにより液体吸収の機能を実現し
たり、接触部材の一部に液体吸収性のある部材を設ける
ようにすることもできる。また、接触部材に必ずしも液
体吸収機能を付与せずとも、所期の目的を達成すること
ができる。
【0040】その他、本発明は上記し且つ図面に示した
各実施例に限定されるものではなく、例えば第1の実施
例における把持爪15に液体を吸収する機能を付与する
ようにしても良く、また、いわゆる平行チャック方式の
ものに限らず三方爪やコレット爪による把持方式を採用
するようにしても良く、さらには把持爪や把持部材,接
触部材の駆動方式としては様々な方式を採用することが
できるなど、要旨を逸脱しない範囲内で適宜変更して実
施し得るものである。
【0041】
【発明の効果】以上の説明にて明らかなように、本発明
の把持装置によれば、軟質材料よりチューブ状に形成さ
れたワークを芯部材から軸方向に抜出す作業を、安定し
て行うことができるという優れた効果を奏するものであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示すもので、一部を縦
断して示す把持装置の正面図
【図2】把持装置の左側面図
【図3】ワーク抜出し動作のスタート時の様子を一部を
縦断して示す正面図
【図4】ワーク抜出し動作の途中の様子を一部を縦断し
て示す正面図
【図5】ワーク抜出し動作の完了時の様子を一部を縦断
して示す正面図
【図6】ワークを把持した状態の把持装置の左側面図
【図7】変形例を示す図5相当図
【図8】本発明の第2の実施例を示す図1相当図
【図9】図2相当図
【図10】図3相当図
【図11】図4相当図
【図12】図5相当図
【図13】変形例を示す図3相当図
【図14】図4相当図
【図15】従来例を示す図3相当図
【図16】図4相当図
【図17】図5相当図
【符号の説明】
図面中、11はワーク、12は芯部材、13,21は把
持装置、14,22はベース部、15は把持爪、15a
は把持部、16,17は保持部材、16aは差込部、1
6bは圧縮空気注入路、23,31は把持部材、24,
32は接触部材、24aは溝、25はロッド、26はシ
リンダ部、27は圧縮空気注入路、28は連通孔を示
す。
フロントページの続き (72)発明者 山川 裕敏 三重県松阪市鎌田町1001番地 東海ゴム工 業株式会社松阪製作所内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軟質材料よりチューブ状に形成され、固
    定配置された芯部材に嵌挿されているワークを、その先
    端部外周を把持して前記芯部材から軸方向に抜出すため
    のものであって、 前記軸方向に移動されるベース部と、 このベース部に、相互間が拡張及び縮小する方向に移動
    するように設けられ、前記ワークの先端部を外径方向か
    ら把持する複数本の把持爪と、 前記ベース部に前記把持爪同士間に位置して設けられ、
    前記ワークの先端部の内周形状に対応した外周形状を有
    し、前記ワークの先端部に挿入される保持部材とを具備
    することを特徴とする把持装置。
  2. 【請求項2】 保持部材を通してワークの内部に圧縮空
    気を注入する圧縮空気注入手段を具備することを特徴と
    する請求項1記載の把持装置。
  3. 【請求項3】 保持部材の外周面が凹凸形状とされてい
    ることを特徴とする請求項1又は2記載の把持装置。
  4. 【請求項4】 軟質材料よりチューブ状に形成され、固
    定配置された芯部材に嵌挿されているワークを、その先
    端部外周を把持して前記芯部材から軸方向に抜出すため
    のものであって、 前記軸方向に移動されるベース部と、 このベース部に設けられ前記ワークの先端部の外側に配
    置される複数本の把持部材と、 これら把持部材の内面側に変位可能に設けられ、前記ワ
    ークの外面に圧接すると共にそのワークの形状に追従し
    て変位する接触部材とを具備することを特徴とする把持
    装置。
  5. 【請求項5】 把持爪あるいは接触部材の表面部は、液
    体を吸収する機能を存するように構成されていることを
    特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の把持装
    置。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009113391A1 (ja) * 2008-03-14 2009-09-17 コニカミノルタオプト株式会社 光学素子の製造方法及び取出し装置
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