JP2596439Y2 - 弾性筒体上端開口へのワーク圧入装置 - Google Patents
弾性筒体上端開口へのワーク圧入装置Info
- Publication number
- JP2596439Y2 JP2596439Y2 JP1993045835U JP4583593U JP2596439Y2 JP 2596439 Y2 JP2596439 Y2 JP 2596439Y2 JP 1993045835 U JP1993045835 U JP 1993045835U JP 4583593 U JP4583593 U JP 4583593U JP 2596439 Y2 JP2596439 Y2 JP 2596439Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- elastic
- work
- tube
- press
- end opening
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B25—HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
- B25B—TOOLS OR BENCH DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, FOR FASTENING, CONNECTING, DISENGAGING OR HOLDING
- B25B27/00—Hand tools, specially adapted for fitting together or separating parts or objects whether or not involving some deformation, not otherwise provided for
- B25B27/02—Hand tools, specially adapted for fitting together or separating parts or objects whether or not involving some deformation, not otherwise provided for for connecting objects by press fit or detaching same
- B25B27/10—Hand tools, specially adapted for fitting together or separating parts or objects whether or not involving some deformation, not otherwise provided for for connecting objects by press fit or detaching same inserting fittings into hoses
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Automatic Assembly (AREA)
- Hand Tools For Fitting Together And Separating, Or Other Hand Tools (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、例えば、ゴムやビニル
などの材質からなる弾性筒体に金属やプラスチックなど
の比較的硬質なワーク、例えばニップルや尾栓、軸など
を圧入する弾性筒体へのワーク圧入装置に関するもので
ある。
などの材質からなる弾性筒体に金属やプラスチックなど
の比較的硬質なワーク、例えばニップルや尾栓、軸など
を圧入する弾性筒体へのワーク圧入装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】一例を図7、図8に示し以下説明する。
弾性チューブ101を保持する開閉式のチャック102
の上方には、L型ブラケット103が取り付けられたチ
ューブ拡開部材104が配置されている。そして、その
チューブ拡開部材104はエアシリンダなどにより開閉
可能になっている。なお、図8に示すようにチューブ1
01が均等に拡開するように、チューブ拡開部材104
は四方向に配置されている。105はチューブ101に
圧入される金属性のパイプであり、その金属性のパイプ
105の上方には、その金属性のパイプを把持する把持
部材106が配置されている。
弾性チューブ101を保持する開閉式のチャック102
の上方には、L型ブラケット103が取り付けられたチ
ューブ拡開部材104が配置されている。そして、その
チューブ拡開部材104はエアシリンダなどにより開閉
可能になっている。なお、図8に示すようにチューブ1
01が均等に拡開するように、チューブ拡開部材104
は四方向に配置されている。105はチューブ101に
圧入される金属性のパイプであり、その金属性のパイプ
105の上方には、その金属性のパイプを把持する把持
部材106が配置されている。
【0003】次に動作について説明する。先ず、チャッ
ク102を拡開した状態で、また、チューブ拡開部材1
04を閉鎖した状態でチューブ101をチャック102
の下方より上方に向けて挿入する。この挿入動作の過程
でチューブ101の一端部101aを前記L型ブラケッ
ト103に挿入する。次いで、前記チャック102を閉
鎖しチューブ101を保持し、また、チューブ拡開部材
104を拡開する。この拡開動作によりチューブ101
の一端部101aが拡開する。そして、チューブ101
が拡開した状態で把持部材106を下降させ金属性のパ
イプ105を挿入する。最後に、再びチューブ拡開部材
104を閉鎖し、また、チャック102を拡開しチュー
ブ101を下方に引き抜く。
ク102を拡開した状態で、また、チューブ拡開部材1
04を閉鎖した状態でチューブ101をチャック102
の下方より上方に向けて挿入する。この挿入動作の過程
でチューブ101の一端部101aを前記L型ブラケッ
ト103に挿入する。次いで、前記チャック102を閉
鎖しチューブ101を保持し、また、チューブ拡開部材
104を拡開する。この拡開動作によりチューブ101
の一端部101aが拡開する。そして、チューブ101
が拡開した状態で把持部材106を下降させ金属性のパ
イプ105を挿入する。最後に、再びチューブ拡開部材
104を閉鎖し、また、チャック102を拡開しチュー
ブ101を下方に引き抜く。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】ところで上記従来技術
においては、金属性のパイプ105をチューブ101に
挿入するために、チューブ拡開部材104によりチュー
ブ101を放射状に拡開している。そのため、L型ブラ
ケット103が当接している箇所に傷が付いてしまった
り、強いては破れてしまうことがあった。また、チュー
ブ拡開部材104を作動させる工程があるため、生産効
率が著しく悪いものであった。
においては、金属性のパイプ105をチューブ101に
挿入するために、チューブ拡開部材104によりチュー
ブ101を放射状に拡開している。そのため、L型ブラ
ケット103が当接している箇所に傷が付いてしまった
り、強いては破れてしまうことがあった。また、チュー
ブ拡開部材104を作動させる工程があるため、生産効
率が著しく悪いものであった。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案は上記問題点を解
決することを目的とし、弾性筒体中間部外周に当接し、
当接状態を保持した状態で把持する固定把持装置を配設
し、弾性筒体の上端開口部外周を弾性部材により押圧把
持し、圧接状態を保持したまゝ均等に外方に摺動し得る
弾性把持装置を配設し、弾性筒体上方にワーク及びワー
ク押圧部材を配設し、弾性部材上端のめくれを防止する
程度の速度でワークを弾性部材内に多少挿入し、次いで
前記速度より早い速度ですばやく挿入する如くした弾性
筒体上端開口へのワーク圧入装置を特徴とするものであ
る。
決することを目的とし、弾性筒体中間部外周に当接し、
当接状態を保持した状態で把持する固定把持装置を配設
し、弾性筒体の上端開口部外周を弾性部材により押圧把
持し、圧接状態を保持したまゝ均等に外方に摺動し得る
弾性把持装置を配設し、弾性筒体上方にワーク及びワー
ク押圧部材を配設し、弾性部材上端のめくれを防止する
程度の速度でワークを弾性部材内に多少挿入し、次いで
前記速度より早い速度ですばやく挿入する如くした弾性
筒体上端開口へのワーク圧入装置を特徴とするものであ
る。
【0006】
【実施例】基台Aの上面にはゴム材質よりなる弾性チュ
ーブ1中間部外周に当接し、当接状態を保持した状態で
把持する固定把持装置2が開閉自在に取り付けられてい
る。該固定把持装置2は前記基台Aに固定された固定ブ
ロック3と、前記基台Aに対して摺動自在に配置されて
いる摺動ブロック4とより構成されており、その摺動ブ
ロック4はエアシリンダ5により駆動され摺動できるよ
うになっている。なお、前記固定ブロック3と摺動ブロ
ック4の弾性チューブ1の把持部3a,4aは弾性チュ
ーブ1の形状に合せて形成されている。
ーブ1中間部外周に当接し、当接状態を保持した状態で
把持する固定把持装置2が開閉自在に取り付けられてい
る。該固定把持装置2は前記基台Aに固定された固定ブ
ロック3と、前記基台Aに対して摺動自在に配置されて
いる摺動ブロック4とより構成されており、その摺動ブ
ロック4はエアシリンダ5により駆動され摺動できるよ
うになっている。なお、前記固定ブロック3と摺動ブロ
ック4の弾性チューブ1の把持部3a,4aは弾性チュ
ーブ1の形状に合せて形成されている。
【0007】また、前記固定ブロック3並びに摺動ブロ
ック4の上面には2つ摺動部材6,7より構成される弾
撥部材9,10により付勢され、圧接状態を保持したま
ゝ均等に外方に摺動し得る弾性把持装置8が配設されて
いる。11は弾性チューブ1に圧入するニップル(ワー
ク)12の保持並びに押圧を行うワーク押圧部材であ
る。なお、ニップル12には抜け防止のための矢型12
aが形成されている。
ック4の上面には2つ摺動部材6,7より構成される弾
撥部材9,10により付勢され、圧接状態を保持したま
ゝ均等に外方に摺動し得る弾性把持装置8が配設されて
いる。11は弾性チューブ1に圧入するニップル(ワー
ク)12の保持並びに押圧を行うワーク押圧部材であ
る。なお、ニップル12には抜け防止のための矢型12
aが形成されている。
【0008】次に作用について説明する。先ず、弾性チ
ューブ1を固定把持装置2及び弾性把持装置8に保持す
るために、エアシリンダ5を作動させ拡開する。拡開し
た状態で弾性チューブ1を装着し、再びエアシリンダ5
を作動させ、固定把持装置2及び弾性把持装置8を閉鎖
し弾性チューブ1を保持する。弾性チューブ1の保持完
了後、弾性部材上端のめくれを防止する程度の速度でワ
ークを弾性部材内に多少挿入し、次いで前記速度より早
い速度ですばやく挿入する如くした。この圧入動作の過
程で弾性把持装置8の摺動部材6,7が弾性チューブ1
の膨張に応じ、また、常に弾性チューブ1の圧接状態を
保ちながら外方に摺動する。
ューブ1を固定把持装置2及び弾性把持装置8に保持す
るために、エアシリンダ5を作動させ拡開する。拡開し
た状態で弾性チューブ1を装着し、再びエアシリンダ5
を作動させ、固定把持装置2及び弾性把持装置8を閉鎖
し弾性チューブ1を保持する。弾性チューブ1の保持完
了後、弾性部材上端のめくれを防止する程度の速度でワ
ークを弾性部材内に多少挿入し、次いで前記速度より早
い速度ですばやく挿入する如くした。この圧入動作の過
程で弾性把持装置8の摺動部材6,7が弾性チューブ1
の膨張に応じ、また、常に弾性チューブ1の圧接状態を
保ちながら外方に摺動する。
【0009】
【考案の効果】本考案は、弾性筒体中間部外周に当接
し、当接状態を保持した状態で把持する固定把持装置を
配設し、弾性筒体の上端開口部外周を弾性部材により押
圧把持し、圧接状態を保持したまゝ均等に外方に摺動し
得る弾性把持装置を配設し、弾性 筒体上方にワーク及び
ワーク押圧部材を配設し、弾性部材上端のめくれを防止
する程度の速度でワークを弾性部材内に多少挿入し、次
いで前記速度より早い速度ですばやく挿入する如くした
ので、弾性筒体上端開口を損傷させることなくワークを
圧入することができると共に、生産性が著しく向上した
ものである。
し、当接状態を保持した状態で把持する固定把持装置を
配設し、弾性筒体の上端開口部外周を弾性部材により押
圧把持し、圧接状態を保持したまゝ均等に外方に摺動し
得る弾性把持装置を配設し、弾性 筒体上方にワーク及び
ワーク押圧部材を配設し、弾性部材上端のめくれを防止
する程度の速度でワークを弾性部材内に多少挿入し、次
いで前記速度より早い速度ですばやく挿入する如くした
ので、弾性筒体上端開口を損傷させることなくワークを
圧入することができると共に、生産性が著しく向上した
ものである。
【図1】本考案の一実施例弾性筒体把持時正面図であ
る。
る。
【図2】図1の弾性把持装置、固定把持装置を開いた時
の正面図である。
の正面図である。
【図3】図1の説明図である。
【図4】図3のA−A平断面図である。
【図5】図3のB−B平断面図である。
【図6】図3のワーク圧入時の説明図である。
【図7】従来装置のワーク圧入前正断面図である。
【図8】図7のA−A平面図である。
A 基台 1 弾性チューブ 2 固定把持装置 3 固定ブロック 4 摺動ブロック 5 エアシリンダ 6,7 摺動部材 8 弾性把持装置
Claims (1)
- 【請求項1】 弾性筒体中間部外周に当接し、当接状態
を保持した状態で把持する固定把持装置を配設し、弾性
筒体の上端開口部外周を弾性部材により押圧把持し、圧
接状態を保持したまゝ均等に外方に摺動し得る弾性把持
装置を配設し、弾性筒体上方にワーク及びワーク押圧部
材を配設し、弾性部材上端のめくれを防止する程度の速
度でワークを弾性部材内に多少挿入し、次いで前記速度
より早い速度ですばやく挿入する如くした弾性筒体上端
開口へのワーク圧入装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993045835U JP2596439Y2 (ja) | 1993-07-30 | 1993-07-30 | 弾性筒体上端開口へのワーク圧入装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993045835U JP2596439Y2 (ja) | 1993-07-30 | 1993-07-30 | 弾性筒体上端開口へのワーク圧入装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0711230U JPH0711230U (ja) | 1995-02-21 |
JP2596439Y2 true JP2596439Y2 (ja) | 1999-06-14 |
Family
ID=12730285
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1993045835U Expired - Fee Related JP2596439Y2 (ja) | 1993-07-30 | 1993-07-30 | 弾性筒体上端開口へのワーク圧入装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2596439Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR102609956B1 (ko) * | 2021-12-15 | 2023-12-05 | 주식회사 유한이엔지 | 차량 시트쿠션용 공기 분배셀의 급기튜브 조립장치 |
-
1993
- 1993-07-30 JP JP1993045835U patent/JP2596439Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0711230U (ja) | 1995-02-21 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |