JPH09262389A - 洗濯機の運転制御方法 - Google Patents
洗濯機の運転制御方法Info
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- JPH09262389A JPH09262389A JP8076785A JP7678596A JPH09262389A JP H09262389 A JPH09262389 A JP H09262389A JP 8076785 A JP8076785 A JP 8076785A JP 7678596 A JP7678596 A JP 7678596A JP H09262389 A JPH09262389 A JP H09262389A
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Landscapes
- Control Of Washing Machine And Dryer (AREA)
- Accessory Of Washing/Drying Machine, Commercial Washing/Drying Machine, Other Washing/Drying Machine (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 注水脱水すすぎ工程で、給水量に適した注水
脱水すすぎの運転時間を設定でき、また、給水量が規定
水量の下限近くまで小さいときは注水脱水すすぎを取り
やめることで、所定の均一のすすぎ性能を確保する。 【解決手段】 洗い工程、すすぎ工程、脱水工程が自動
的に進行する全自動洗濯機の洗い工程直後のすすぎ工程
において、排水後の注水脱水すすぎ工程で該工程の初期
の段階では脱水のみの工程とこれに続く給水のみの工程
との組合せを1サイクルとして、洗い工程で算出された
単位時間当たりの給水量に基づいてサイクル数を設定
し、給水量が多いほどサイクル数を少なく設定し、この
サイクル数での注水脱水すすぎの後、給水を停止して高
速回転で洗濯兼脱水槽と攪拌翼を回転して高速脱水す
る。
脱水すすぎの運転時間を設定でき、また、給水量が規定
水量の下限近くまで小さいときは注水脱水すすぎを取り
やめることで、所定の均一のすすぎ性能を確保する。 【解決手段】 洗い工程、すすぎ工程、脱水工程が自動
的に進行する全自動洗濯機の洗い工程直後のすすぎ工程
において、排水後の注水脱水すすぎ工程で該工程の初期
の段階では脱水のみの工程とこれに続く給水のみの工程
との組合せを1サイクルとして、洗い工程で算出された
単位時間当たりの給水量に基づいてサイクル数を設定
し、給水量が多いほどサイクル数を少なく設定し、この
サイクル数での注水脱水すすぎの後、給水を停止して高
速回転で洗濯兼脱水槽と攪拌翼を回転して高速脱水す
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、全自動洗濯機の、
特にすすぎ工程の運転制御方法に関するものである。
特にすすぎ工程の運転制御方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】全自動洗濯機の運転工程は、周知のよう
に洗い工程、すすぎ工程、脱水工程が自動的に進行する
ものであり、従来、すすぎ工程は、洗いの洗濯液を排水
後脱水し、清水を給水して攪拌することによる溜めすす
ぎを1〜3回繰り返していた。
に洗い工程、すすぎ工程、脱水工程が自動的に進行する
ものであり、従来、すすぎ工程は、洗いの洗濯液を排水
後脱水し、清水を給水して攪拌することによる溜めすす
ぎを1〜3回繰り返していた。
【0003】しかし、最近は運転時間の短縮と節水を目
的として1回目のすすぎは注水脱水すすぎによる方法が
採用されている。この注水脱水すすぎ方法は脱水しなが
ら給水弁を開いて水道水を連続的に給水して洗濯物に水
をかけてすすぐもので、図4のフローチャートに示すよ
うに洗い工程で給水、洗いを行い、次のすすぎ工程で排
水後に(ステップ1,2,3)、1回目のすすぎとして
所定時間の例えば2分間、脱水しながら給水(ステップ
4,5)、その後脱水のみ行う(ステップ6)。
的として1回目のすすぎは注水脱水すすぎによる方法が
採用されている。この注水脱水すすぎ方法は脱水しなが
ら給水弁を開いて水道水を連続的に給水して洗濯物に水
をかけてすすぐもので、図4のフローチャートに示すよ
うに洗い工程で給水、洗いを行い、次のすすぎ工程で排
水後に(ステップ1,2,3)、1回目のすすぎとして
所定時間の例えば2分間、脱水しながら給水(ステップ
4,5)、その後脱水のみ行う(ステップ6)。
【0004】この場合、給水と同時の脱水も、その後の
脱水も洗濯兼脱水槽と攪拌翼を連続的に高速回転させて
行い、洗濯兼脱水槽内の洗濯物にかけられた水や洗濯物
自体に含まれていた水分を洗濯兼脱水槽と外槽との間の
隙間から排水弁を通して機外に排出する。
脱水も洗濯兼脱水槽と攪拌翼を連続的に高速回転させて
行い、洗濯兼脱水槽内の洗濯物にかけられた水や洗濯物
自体に含まれていた水分を洗濯兼脱水槽と外槽との間の
隙間から排水弁を通して機外に排出する。
【0005】次の2回目のすすぎは給水し、攪拌翼を回
転させて行う溜めすすぎの方法をとり(ステップ7,
8)、最後に脱水工程として排水と高速脱水を行って
(ステップ9,10)、洗濯工程が終了する。
転させて行う溜めすすぎの方法をとり(ステップ7,
8)、最後に脱水工程として排水と高速脱水を行って
(ステップ9,10)、洗濯工程が終了する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】脱水しながら給水する
注水脱水すすぎ工程では前記のように連続的にモータを
高速回転しながら連続的に給水して洗濯物から出る水を
排水弁を通して排出するものであり、排水が滞らないよ
うに排水弁の排水能力は給水弁の給水能力より大きく設
定してある。
注水脱水すすぎ工程では前記のように連続的にモータを
高速回転しながら連続的に給水して洗濯物から出る水を
排水弁を通して排出するものであり、排水が滞らないよ
うに排水弁の排水能力は給水弁の給水能力より大きく設
定してある。
【0007】しかし、注水脱水すすぎの開始時には洗濯
物に含まれている残留洗剤を含んだ水も一気に例えば1
0リットル程度排水されるため、このときに給水すると
排水量が排水能力の限界をこえることがある。
物に含まれている残留洗剤を含んだ水も一気に例えば1
0リットル程度排水されるため、このときに給水すると
排水量が排水能力の限界をこえることがある。
【0008】その結果、洗濯兼脱水槽と外槽との間の隙
間に水が溜まっている状態で洗濯兼脱水槽と攪拌翼を高
速回転させることになり、モータにも負担がかかり、モ
ータ保護装置が作動してモータが停止し、以後は保護装
置解除までは運転が停止する。
間に水が溜まっている状態で洗濯兼脱水槽と攪拌翼を高
速回転させることになり、モータにも負担がかかり、モ
ータ保護装置が作動してモータが停止し、以後は保護装
置解除までは運転が停止する。
【0009】そこで、かかる不都合を解消するため、モ
ータをオンオフし、オンの脱水時には給水を行わず洗濯
物に含まれている水分だけを排出し、オフの慣性回転時
にのみ給水するようにする方法が考えられている。
ータをオンオフし、オンの脱水時には給水を行わず洗濯
物に含まれている水分だけを排出し、オフの慣性回転時
にのみ給水するようにする方法が考えられている。
【0010】このような注水脱水すすぎの方法は、時間
と水を効率よく使うには適しているが、すすぎ性能は水
道水の給水能力に大きく依存し、洗濯機の通常の規定給
水量2リットル/分から30リットル/分に対して、前
記モータのオンオフのサイクルを一定回数、すなわち注
水脱水すすぎ工程の運転時間を一定に設定しておくと、
給水量の多少により給水量が大きければ水の無駄が生
じ、これとは反対に給水量が小さければすすぎ不良が生
じることもある。
と水を効率よく使うには適しているが、すすぎ性能は水
道水の給水能力に大きく依存し、洗濯機の通常の規定給
水量2リットル/分から30リットル/分に対して、前
記モータのオンオフのサイクルを一定回数、すなわち注
水脱水すすぎ工程の運転時間を一定に設定しておくと、
給水量の多少により給水量が大きければ水の無駄が生
じ、これとは反対に給水量が小さければすすぎ不良が生
じることもある。
【0011】さらに、給水量が規定水量の下限近くであ
ると水が洗濯物に均等にかからなくなり、所定のすすぎ
性能を確保できなくなることもある。
ると水が洗濯物に均等にかからなくなり、所定のすすぎ
性能を確保できなくなることもある。
【0012】本発明の目的は前記従来例の不都合を解消
し、注水脱水すすぎ工程で、給水量に適した注水脱水す
すぎの運転時間を設定でき、また、給水量が規定水量の
下限近くまで小さいときは注水脱水すすぎを取りやめる
ことで、所定の均一のすすぎ性能を確保できる洗濯機の
運転制御方法を提供することにある。
し、注水脱水すすぎ工程で、給水量に適した注水脱水す
すぎの運転時間を設定でき、また、給水量が規定水量の
下限近くまで小さいときは注水脱水すすぎを取りやめる
ことで、所定の均一のすすぎ性能を確保できる洗濯機の
運転制御方法を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は前記目的を達成
するため、第1に洗い工程、すすぎ工程、脱水工程が自
動的に進行する全自動洗濯機の洗い工程直後のすすぎ工
程において、排水後の注水脱水すすぎ工程で該工程の初
期の段階では脱水のみの工程とこれに続く給水のみの工
程との組合せを1サイクルとして、洗い工程で算出され
た単位時間当たりの給水量に基づいてサイクル数を設定
して、注水脱水すすぎの運転時間を給水量が多いほどサ
イクル数を少なくして運転時間を短く設定し、このサイ
クル数での給水量に適した注水脱水すすぎを行う。その
後、給水を停止して高速回転で洗濯兼脱水槽と攪拌翼を
回転して高速脱水する。
するため、第1に洗い工程、すすぎ工程、脱水工程が自
動的に進行する全自動洗濯機の洗い工程直後のすすぎ工
程において、排水後の注水脱水すすぎ工程で該工程の初
期の段階では脱水のみの工程とこれに続く給水のみの工
程との組合せを1サイクルとして、洗い工程で算出され
た単位時間当たりの給水量に基づいてサイクル数を設定
して、注水脱水すすぎの運転時間を給水量が多いほどサ
イクル数を少なくして運転時間を短く設定し、このサイ
クル数での給水量に適した注水脱水すすぎを行う。その
後、給水を停止して高速回転で洗濯兼脱水槽と攪拌翼を
回転して高速脱水する。
【0014】第2に、洗い工程、すすぎ工程、脱水工程
が自動的に進行する全自動洗濯機の洗い工程直後のすす
ぎ工程において、洗い工程で算出された単位時間当たり
の給水量が規定量に達していない場合は、注水脱水すす
ぎを行っても所定の均一なすすぎ性能が得られないこと
が明らかであるから、注水脱水すすぎを行わず、溜めす
すぎのみを行い、運転時間と使用水量に優先させて所定
のすすぎ性能を確保する。
が自動的に進行する全自動洗濯機の洗い工程直後のすす
ぎ工程において、洗い工程で算出された単位時間当たり
の給水量が規定量に達していない場合は、注水脱水すす
ぎを行っても所定の均一なすすぎ性能が得られないこと
が明らかであるから、注水脱水すすぎを行わず、溜めす
すぎのみを行い、運転時間と使用水量に優先させて所定
のすすぎ性能を確保する。
【0015】第3に、洗い工程で算出する単位時間当た
りの給水量は、洗い工程開始時の給水時間から判定する
ことで、流量計など別途設けずにすむ。
りの給水量は、洗い工程開始時の給水時間から判定する
ことで、流量計など別途設けずにすむ。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、図面について本発明の実施
形態を詳細に説明する。図1は本発明の洗濯機の運転制
御方法の第1実施形態を示すすすぎ工程の動作のフロー
チャート、図3は本発明方法が実施される洗濯機の説明
図で、洗濯機の概略から説明すると、外槽3の内部に、
底部に攪拌翼1を設けた洗濯兼脱水槽2を配設し、外槽
3と洗濯兼脱水槽2との間の隙間にエアトラップ10を
連通し、該エアトラップ10の上端に水位センサ6を設
けた。
形態を詳細に説明する。図1は本発明の洗濯機の運転制
御方法の第1実施形態を示すすすぎ工程の動作のフロー
チャート、図3は本発明方法が実施される洗濯機の説明
図で、洗濯機の概略から説明すると、外槽3の内部に、
底部に攪拌翼1を設けた洗濯兼脱水槽2を配設し、外槽
3と洗濯兼脱水槽2との間の隙間にエアトラップ10を
連通し、該エアトラップ10の上端に水位センサ6を設
けた。
【0017】外槽3の下方にモータ4を配設し、該モー
タ4にその回転数検出器としてパルスジェネレータを取
り付け、攪拌翼1と洗濯兼脱水槽2のそれぞれの洗濯軸
と脱水軸とをクラッチ減速機構5を介して、Vベルト、
プーリでモータ4に連結する。
タ4にその回転数検出器としてパルスジェネレータを取
り付け、攪拌翼1と洗濯兼脱水槽2のそれぞれの洗濯軸
と脱水軸とをクラッチ減速機構5を介して、Vベルト、
プーリでモータ4に連結する。
【0018】また、外槽3の底部に形成した排水口に排
水弁9を設け、該排水弁9と前記クラッチ機構とにそれ
ぞれ排水弁9、クラッチ減速機構を駆動制御するトルク
モータによるアクチュエータを設ける。
水弁9を設け、該排水弁9と前記クラッチ機構とにそれ
ぞれ排水弁9、クラッチ減速機構を駆動制御するトルク
モータによるアクチュエータを設ける。
【0019】そして、水位センサ6、モータ7、回転数
検出器、アクチュエータ、給水弁7をマイクロコンピュ
ータなどを利用する制御装置8に接続する。
検出器、アクチュエータ、給水弁7をマイクロコンピュ
ータなどを利用する制御装置8に接続する。
【0020】次に図1のフローチャートについて動作を
説明する。本発明の運転方法も基本動作は図4について
既に説明したように洗い工程、第1回目のすすぎ工程、
第2回目のすすぎ工程、脱水工程で構成される。本発明
は、規定水位までの給水と洗いによる洗い工程(ステッ
プ11,12,14)で給水時間を計測し、この給水時
間と給水量から単位時間当たりの給水量を算出してお
く。
説明する。本発明の運転方法も基本動作は図4について
既に説明したように洗い工程、第1回目のすすぎ工程、
第2回目のすすぎ工程、脱水工程で構成される。本発明
は、規定水位までの給水と洗いによる洗い工程(ステッ
プ11,12,14)で給水時間を計測し、この給水時
間と給水量から単位時間当たりの給水量を算出してお
く。
【0021】次のすすぎ工程の第1回目のすすぎにおけ
る脱水と給水を同時に行う注水脱水すすぎの運転方法は
本発明では、モータ4をオンオフしてオン時の脱水時に
は給水は行わず、オフ時の脱水停止時にのみ給水するよ
うにし、このオンオフのサイクル数を洗い工程時に判定
された単位時間当たりの給水量の多少により決定する。
る脱水と給水を同時に行う注水脱水すすぎの運転方法は
本発明では、モータ4をオンオフしてオン時の脱水時に
は給水は行わず、オフ時の脱水停止時にのみ給水するよ
うにし、このオンオフのサイクル数を洗い工程時に判定
された単位時間当たりの給水量の多少により決定する。
【0022】決定の基準は給水量が20リットル/分と
10リットル/分の間の場合は標準の給水量と判断して
(ステップ15,16)、すすぎサイクルを10回に設
定する(ステップ18)。
10リットル/分の間の場合は標準の給水量と判断して
(ステップ15,16)、すすぎサイクルを10回に設
定する(ステップ18)。
【0023】これに対して給水量が20リットル/分よ
りも多い場合(ステップ15)は、すすぎサイクルを標
準より少ない5回に設定し(ステップ19)、20リッ
トル/分よりも少ない場合(ステップ16)は、すすぎ
サイクルを標準より多い20回に設定する(ステップ1
7)。
りも多い場合(ステップ15)は、すすぎサイクルを標
準より少ない5回に設定し(ステップ19)、20リッ
トル/分よりも少ない場合(ステップ16)は、すすぎ
サイクルを標準より多い20回に設定する(ステップ1
7)。
【0024】以上のようにして単位時間当たりの給水量
に適したすすぎサイクルを設定したならば、排水し(ス
テップ20)、設定した規定のサイクル数に達するまで
モータ4のオンオフによる注水脱水すすぎを行う。この
注水脱水すすぎは例えば5秒間モータ4をオンして洗濯
兼脱水槽2と攪拌翼1を回転して脱水し、次にモータ4
への通電をオフし脱水を停止して慣性回転中に給水のみ
行う(ステップ21,22,23)。
に適したすすぎサイクルを設定したならば、排水し(ス
テップ20)、設定した規定のサイクル数に達するまで
モータ4のオンオフによる注水脱水すすぎを行う。この
注水脱水すすぎは例えば5秒間モータ4をオンして洗濯
兼脱水槽2と攪拌翼1を回転して脱水し、次にモータ4
への通電をオフし脱水を停止して慣性回転中に給水のみ
行う(ステップ21,22,23)。
【0025】かかるモータ4のオンオフによる脱水と給
水とを交互に繰り返す注水脱水すすぎの後に、高速回転
で脱水を行う(ステップ24)。この高速脱水は、例え
ば800rpm程度の回転数でモータ4を回転させるも
ので、この高速脱水運転では給水は行わない。
水とを交互に繰り返す注水脱水すすぎの後に、高速回転
で脱水を行う(ステップ24)。この高速脱水は、例え
ば800rpm程度の回転数でモータ4を回転させるも
ので、この高速脱水運転では給水は行わない。
【0026】こうして1回目の注水脱水すすぎが終了す
れば、2回目のすすぎとして洗濯兼脱水槽2内に給水
し、攪拌翼1を回転して溜めすすぎを行う(ステップ2
5,26)。
れば、2回目のすすぎとして洗濯兼脱水槽2内に給水
し、攪拌翼1を回転して溜めすすぎを行う(ステップ2
5,26)。
【0027】すすぎ工程の終了後は、最後の脱水工程と
して排水弁9を開いて排水し、モータ4を高速で回転し
て高速脱水を行う(ステップ27,28)。
して排水弁9を開いて排水し、モータ4を高速で回転し
て高速脱水を行う(ステップ27,28)。
【0028】図2は第2実施形態を示すもので、洗い工
程で単位時間当たりの給水量を判定する工程は第1実施
形態と同様である。第2実施形態では、判定された単位
時間当たりの給水量が例えば10リットル/分以上で
(ステップ29)給水量が正常の場合は第1実施形態と
同様にして給水量に適したサイクル数で注水脱水すすぎ
を行う(ステップ30,31,32)が、10リットル
/分以下で給水量が非常に少ない場合は注水脱水すすぎ
を行わずに、これに替えて溜めすすぎを行う(ステップ
33,34,35,36)。
程で単位時間当たりの給水量を判定する工程は第1実施
形態と同様である。第2実施形態では、判定された単位
時間当たりの給水量が例えば10リットル/分以上で
(ステップ29)給水量が正常の場合は第1実施形態と
同様にして給水量に適したサイクル数で注水脱水すすぎ
を行う(ステップ30,31,32)が、10リットル
/分以下で給水量が非常に少ない場合は注水脱水すすぎ
を行わずに、これに替えて溜めすすぎを行う(ステップ
33,34,35,36)。
【0029】この溜めすすぎは従来と同様、排水後、モ
ータ4を高速回転して洗濯兼脱水槽2と攪拌翼1を回転
して脱水し、次に給水弁7を開いて洗濯兼脱水槽2内に
給水し攪拌翼1を回転してすすぎを行うものである。
ータ4を高速回転して洗濯兼脱水槽2と攪拌翼1を回転
して脱水し、次に給水弁7を開いて洗濯兼脱水槽2内に
給水し攪拌翼1を回転してすすぎを行うものである。
【0030】そして、2回目のすすぎも1回目のすすぎ
と同様にして溜めすすぎを行う(ステップ37〜4
0)。
と同様にして溜めすすぎを行う(ステップ37〜4
0)。
【0031】すすぎ工程の終了後は、最後の脱水工程と
して排水弁9を開いて排水し、モータ4を高速で回転し
て高速脱水を行う(ステップ41,42)。
して排水弁9を開いて排水し、モータ4を高速で回転し
て高速脱水を行う(ステップ41,42)。
【0032】
【発明の効果】以上述べたように本発明の洗濯機の運転
制御方法は、第1に、洗い工程、すすぎ工程、脱水工程
が自動的に進行する全自動洗濯機の洗い工程直後のすす
ぎ工程において、排水後の注水脱水すすぎ工程で該工程
の初期の段階では脱水のみの工程とこれに続く給水のみ
の工程との組合せを1サイクルとして、洗い工程で算出
された単位時間当たりの給水量に基づいてサイクル数を
設定して、注水脱水すすぎの運転時間を給水量が多いほ
どサイクル数を少なくして運転時間を短く設定し、この
サイクル数での給水量に適した注水脱水すすぎを行うか
ら、水の無駄な使用や水不足により所定の均一なすすぎ
性能が得られなくなることを防止できる。
制御方法は、第1に、洗い工程、すすぎ工程、脱水工程
が自動的に進行する全自動洗濯機の洗い工程直後のすす
ぎ工程において、排水後の注水脱水すすぎ工程で該工程
の初期の段階では脱水のみの工程とこれに続く給水のみ
の工程との組合せを1サイクルとして、洗い工程で算出
された単位時間当たりの給水量に基づいてサイクル数を
設定して、注水脱水すすぎの運転時間を給水量が多いほ
どサイクル数を少なくして運転時間を短く設定し、この
サイクル数での給水量に適した注水脱水すすぎを行うか
ら、水の無駄な使用や水不足により所定の均一なすすぎ
性能が得られなくなることを防止できる。
【0033】第2に、洗い工程、すすぎ工程、脱水工程
が自動的に進行する全自動洗濯機の洗い工程直後のすす
ぎ工程において、洗い工程で算出された単位時間当たり
の給水量が規定量に達していない場合は、注水脱水すす
ぎを行っても所定の均一なすすぎ性能が得られないこと
が明らかであるから、注水脱水すすぎを行わず、溜めす
すぎのみを行うことにより、運転時間が長引きまた使用
水量が増えてもこれに優先させて所定のすすぎ性能が確
保できる。
が自動的に進行する全自動洗濯機の洗い工程直後のすす
ぎ工程において、洗い工程で算出された単位時間当たり
の給水量が規定量に達していない場合は、注水脱水すす
ぎを行っても所定の均一なすすぎ性能が得られないこと
が明らかであるから、注水脱水すすぎを行わず、溜めす
すぎのみを行うことにより、運転時間が長引きまた使用
水量が増えてもこれに優先させて所定のすすぎ性能が確
保できる。
【0034】第3に、洗い工程で算出する単位時間当た
りの給水量は、洗い工程開始時の給水時間から判定する
ことで、流量計など別途設けずにすむものである。
りの給水量は、洗い工程開始時の給水時間から判定する
ことで、流量計など別途設けずにすむものである。
【図1】本発明の洗濯機の運転制御方法の第1実施形態
の動作を示すフローチャートである。
の動作を示すフローチャートである。
【図2】本発明の洗濯機の運転制御方法の第2実施形態
の動作を示すフローチャートである。
の動作を示すフローチャートである。
【図3】本発明の洗濯機の運転制御方法が実施される洗
濯機の説明図である。
濯機の説明図である。
【図4】従来の洗濯機の運転制御方法の動作を示すフロ
ーチャートである。
ーチャートである。
1…攪拌翼 2…洗濯兼脱水槽 3…外槽 4…モータ 5…クラッチ減速機構 6…水位センサ 7…給水弁 8…制御装置 9…排水弁 10…エアートラップ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 稲田 達夫 千葉県船橋市山手一丁目1番1号 日本建 鐵株式会社内 (72)発明者 三吉 淳二 千葉県船橋市山手一丁目1番1号 日本建 鐵株式会社内 (72)発明者 浅井 敏弘 千葉県船橋市山手一丁目1番1号 日本建 鐵株式会社内
Claims (3)
- 【請求項1】 洗い工程、すすぎ工程、脱水工程が自動
的に進行する全自動洗濯機の洗い工程直後のすすぎ工程
において、排水後の注水脱水すすぎ工程で該工程の初期
の段階では脱水のみの工程とこれに続く給水のみの工程
との組合せを1サイクルとして、洗い工程で算出された
単位時間当たりの給水量に基づいてサイクル数を設定
し、給水量が多いほどサイクル数を少なく設定し、この
サイクル数での注水脱水すすぎの後、給水を停止して高
速回転で洗濯兼脱水槽と攪拌翼を回転して高速脱水する
ことを特徴とする洗濯機の運転制御方法。 - 【請求項2】 洗い工程、すすぎ工程、脱水工程が自動
的に進行する全自動洗濯機の洗い工程直後のすすぎ工程
において、洗い工程で算出された単位時間当たりの給水
量が規定量に達していない場合は、注水脱水すすぎを行
わず、溜めすすぎのみを行うことを特徴とする洗濯機の
運転制御方法。 - 【請求項3】 洗い工程で算出する単位時間当たりの給
水量は、洗い工程開始時の給水時間から判定することを
特徴とする請求項1または請求項2記載のいずれかに記
載の洗濯機の運転制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8076785A JPH09262389A (ja) | 1996-03-29 | 1996-03-29 | 洗濯機の運転制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8076785A JPH09262389A (ja) | 1996-03-29 | 1996-03-29 | 洗濯機の運転制御方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09262389A true JPH09262389A (ja) | 1997-10-07 |
Family
ID=13615272
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8076785A Pending JPH09262389A (ja) | 1996-03-29 | 1996-03-29 | 洗濯機の運転制御方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09262389A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN108998920A (zh) * | 2017-06-06 | 2018-12-14 | 无锡小天鹅股份有限公司 | 洗衣机、洗衣机的控制方法和装置 |
-
1996
- 1996-03-29 JP JP8076785A patent/JPH09262389A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN108998920A (zh) * | 2017-06-06 | 2018-12-14 | 无锡小天鹅股份有限公司 | 洗衣机、洗衣机的控制方法和装置 |
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Legal Events
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