JPH09262312A - スプリンクラーヘッドの取付構造 - Google Patents
スプリンクラーヘッドの取付構造Info
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- JPH09262312A JPH09262312A JP7361696A JP7361696A JPH09262312A JP H09262312 A JPH09262312 A JP H09262312A JP 7361696 A JP7361696 A JP 7361696A JP 7361696 A JP7361696 A JP 7361696A JP H09262312 A JPH09262312 A JP H09262312A
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Abstract
地震による振動が生じてもシーリングプレートが落下せ
ず、またスプリンクラーヘッドが作動することがないよ
うにする。 【解決手段】 スプリンクラーヘッド3のヘッド本体4
の上部にシーリングプレート取付部6を設け、シーリン
グプレート5のヘッド取付円筒部8の上部に内側に突出
した係止片11を設け、シーリングプレート取付部6上
面にシーリングプレート5の係止片11を下側からの嵌
め込みで係合して抜け止めした。
Description
トをスプリンクラーヘッドに装着して天井ボードのヘッ
ド取付穴の位置に取り付けるスプリンクラーヘッドの取
付構造に関する。
としては、例えば図15に示すようなものがある。図1
5において、101は天井ボードであり、天井ボード1
01にはヘッド取付穴102が形成され、ヘッド取付穴
102の位置にはシーリングプレート103を装着した
スプリンクラーヘッド104がヘッド取付穴102との
隙間を塞ぐように取り付けられる。
体105と、ヘッド本体105の下部に設けた感熱部1
06と、ヘッド本体105の上部に形成したシーリング
プレート取付部107と、シーリングプレート取付部1
07の上部に形成したねじ部108とにより構成されて
いる。シーリングプレート取付部107の外周には凹凸
部107Aが形成され、凹凸部107Aにはシーリング
プレート103が装着される。
ーヘッド104に取り付けるヘッド取付円筒部109
と、ヘッド取付円筒部109の下部に一体に形成された
リング状のキャップ110を有し、ヘッド取付円筒部1
09の内周にはシーリングプレート取付部107の凹凸
部107Aに係合する凹凸部109Aが形成されてい
る。
天井内に消火配管から分岐された巻出し配管を固定金具
で固定し、この巻出し配管の先端にネジ部108によっ
て、スプリンクラーヘッド104が接続され、天井ボー
ド101のヘッド取付穴102の位置に配置される。こ
の状態で、シーリングプレート103を天井ボード10
1の下側からスプリンクラーヘッド104に挿入し、シ
ーリングプレート103の凹凸部109Aとスプリンク
ラーヘッド104の凹凸部107Aを係合して、ヘッド
取付穴102との隙間をキャップ110により塞ぐよう
に装着する。
うな従来のスプリンクラーヘッドの取付構造にあって
は、地震が発生すると、振動により天井ボード101と
スプリンクラーヘッド104が例えば上下に別々に動く
と、シーリングプレート103がスプリンクラーヘッド
104から抜けて落下してしまい、その結果、感熱部1
06が天井ボードにぶつかって脱落し、スプリンクラー
ヘッド104が作動し、その放水により水損が発生する
という問題があった。また、シーリングプレート103
が抜けた場合でも抜けない場合でも、振動による左右の
動きによって天井ボード101が破損してしまうという
問題もあった。また、シーリングプレート103が抜け
て落下してしまうと、取り付けている天井が高い場合に
は、再度シーリングプレート103を取り付ける作業が
煩雑であった。
てなされたものであって、地震による振動が発生しても
シーリングプレートが落下せず、また天井ボードと感熱
部とがぶつかってスプリンクラーヘッドが作動すること
がないスプリンクラーヘッドの取付構造を提供すること
を目的とする。
に、本発明は、次のように構成する。まず、本発明は、
天井内に消火配管から分岐された巻出し配管の先端にス
プリンクラーヘッドを接続し、スプリンクラーヘッドを
天井ボードに開口されたヘッド取付穴の位置に配置し、
更に、ヘッド取付円筒部の下部にリング状キャップを一
体に備えたシーリングプレートをスプリンクラーヘッド
に装着してヘッド取付穴との隙間を塞いだスプリンクラ
ーヘッドの取付構造を対象とする。
造について本発明は、スプリンクラーヘッドはヘッド本
体の上部にシーリングプレート取付部を有し、シーリン
グプレートはヘッド取付円筒部の上部に内側に突出した
係止片を有し、ヘッド本体のシーリングプレート取付部
上面にシーリングプレートの係止片を下側からの嵌め込
みで係合して抜け止めしたことを特徴とする。
プレート取付部の周側面に上下に挿入溝を形成すると共
に、シーリングプレートの係止片を挿入溝を通過可能な
矩形状係止片とし、シーリングプレートの係止片をヘッ
ド本体の挿入溝を通して上部に嵌め入れた後に回転して
シーリングプレート取付部上面に係合させている。ま
た、本発明は、シーリングプレートの係止片が、下側に
行くほど内側に広がるテーパ形状を有すると共にヘッド
取付円筒部の複数箇所に縦に貫通するスリットが形成さ
れ、シーリングプレートのテーパ形状をもつ係止片をス
プリンクラーヘッドのシーリングプレート取付部に押し
込んでスリットで外側に湾曲変形させながらシーリング
プレート取付部上部に係合させている。
ッド取付円筒部の中部内側に、スプリンクラーヘッドの
シーリングプレート取付部への係止状態で、取付部下面
に当接して上部の係止片との間に挟み付ける下部係止片
を設ける。また、本発明は、シーリングプレートのリン
グ状キャップの内側となるヘッド取付円筒部の下部に、
弾性体からなるリング状態のクッションリングを嵌め込
んで天井ボードのヘッド取付穴に圧入配置させる。
付構造にあっては、スプリンクラーヘッドはヘッド本体
の上部にシーリングプレート取付部を有し、シーリング
プレート取付部に耐震スリーブを装着し、耐震スリーブ
は、円筒部下部に天井ボードに当接する押圧フランジを
備えると共に円筒部内側に下側に開口した溝を備え、耐
震スリーブの円筒部の溝にシーリングプレートの円筒部
を下側から嵌め込んでリング状キャップと押圧フランジ
との間に天井ボードを挟み付けるようにする。この場
合、押圧フランジと天井ボードとの間に摩擦係数の高い
シート部材を介在させても良い。また、押圧フランジの
天井ボードとの接触面を、ギザギザの滑り止め形状とし
ても良い。
付構造にあっては、スプリンクラーヘッドはヘッド本体
の上部にシーリングプレート取付部を有し、シーリング
プレート取付部に取付けられたスプリング押えと天井ボ
ードのヘッド取付穴側に配置したリングプレートの間に
スプリングを介在させ、スプリングで押圧されたリング
プレートとシーリングプレートのリング状キャップとの
間に天井ボードを挟み付けるようにする。
ドとの間に摩擦係数の高いシート部材を介在させても良
い。また、リングプレートの天井ボードとの接触面を、
ギザギザの滑り止め形状としても良い。このため、本発
明のスプリンクラーヘッドの取付構造によれば、地震に
よる振動が生じても、シーリングプレートがスプリンク
ラーヘッドから抜けて落下してしまうことがないので、
スプリンクラーヘッドの感熱部が天井ボードに直接接触
することがない。その結果、スプリンクラーヘッドが作
動せず、放水による水損を未然に防止することができ
る。また、シーリングプレートの落下による取り付け作
業を行なわなくとも良い。
ッドの取付構造を第1の実施形態を示す断面説明図であ
る。図1において、1は天井ボードであり、天井ボード
1にはヘッド取付穴2が形成され、ヘッド取付穴2の位
置には、天井内に支持固定された巻出し管の先端に接続
されたスプリンクラーヘッド3が配置される。4はスプ
リンクラーヘッド3のヘッド本体であり、ヘッド本体4
の下部には感熱部4Aが天井ボード1から露出するよう
に設けられている。
ト5を取り付けるためのシーリングプレート取付部6が
一体に形成されている。シーリングプレート取付部6の
上部には消火用配管から分岐した巻出し配管の先端が接
続されるねじ部7が一体に形成されている。シーリング
プレート取付部6の外周には、図2に拡大して示すよう
に、凹凸部6Aが形成され、この凹凸部6Aはシーリン
グプレート5のヘッド取付円筒部8の内周に形成した凹
凸部8Aと係合する。また、シーリングプレート取付部
6の周側面には、上下方向に挿入溝8Bが形成され、図
3に示すように挿入溝8Bは周方向に複数個形成されて
いる。また、ねじ部7には消火用水を供給するための給
水穴9が形成されている。
すように、ヘッド取付円筒部8と、ヘッド取付円筒部8
の下部に一体形成されたリング状のキャップ10を有
し、ヘッド取付円筒部8の上部には内側に突出した係止
片11が一体に形成されている。係止片11はシーリン
グプレート取付部6に形成した上下方向の挿入溝8Bを
通過可能な矩形形状に形成されている。
なるリング形状に形成されたクッションリングであり、
クッションリング12はシーリングプレート5のヘッド
取付円筒部8の下部に嵌め込まれる。クッションリング
12は、図4(A)に示すように、上端から下端に向か
うにつれて肉厚となるように形成され、断面は略三角形
状になっている。
管に対する取付構造の説明図である。図5において、天
井ボード1の裏面には複数組のエムバー13が固定さ
れ、エムバー13はクリップ14を介してアングル15
に連結されている。アングル15には吊りボルト16を
取り付けるボルト取付部17が設けられ、ボルト取付部
17には吊りボルト16の一端が取り付けられる。吊り
ボルト16の他端は天井面18に挿入したインサートボ
ルト19に高さ調整自在に固定されている。したがっ
て、天井ボード1はアングル15を介して吊りボルト1
6により天井面18に吊り下げられている。
管の取出し口25から分岐された巻出し配管21の先端
に接続され、天井ボード1のヘッド取付穴2の位置に配
置される。巻出し配管21は固定金具22により取付け
バー23に固定される。巻出し配管21はフレキシブル
管を使用しており、ヘッド取付穴2に対する位置調整が
用意にできる。勿論、フレキシブル管以外の巻出し配管
を用いても良い。
固定状態で、天井ボード1のヘッド取付穴2との隙間に
対し下側からシーリンングプレート5を嵌め入れ、図1
のような取付状態とする。図1の実施形態においては、
シーリングプレート5のヘッド取付円筒部8の上部に内
側に突出する係止片11を設けたため、地震が発生し
て、スプリンクラーヘッド3が上下動してもシーリング
プレート5は係止片11でスプリンクラーヘッド3のシ
ーリングプレート取付部6の上部に係止されているた
め、落下しない。このため、横揺れがあってもシーリン
グプレート5により天井ボード1とスプリンクラーヘッ
ド3の感熱部4Aは接触しないので、感熱部4Aが脱落
してスプリンクラーヘッド3が作動してしまうことがな
く、放水による水損を未然に防止することができる。
ョンリング12をシーリングプレート5のヘッド取付円
筒部8の下部に嵌め込み、その状態でシーリングプレー
ト5をスプリンクラーヘッド3に取り付けるため、クッ
ションリング12と天井ボード1のヘッド取付穴2の側
面とが当接し、地震による横揺れがあってもスプリンク
ラーヘッド3と天井ボード1は一体に動こうとするの
で、天井ボード1とスプリンクラーヘッド3とがぶつか
ろうとする力はクッションリング12で吸収されるので
天井ボード1が破損することもない。
を用いることにより、スプリンクラーヘッド3、天井ボ
ード1、シーリングプレート5は地震時の振動に追随で
きるようになり、耐電性を向上させることができる。図
6および図7は本発明の第2の実施形態を示す図であ
り、図6はシーリングプレート5の一部破断斜視図、図
7は図6のシーリングプレート5を装着したスプリンク
ラーヘッドの取付け構造図である。
ト5のヘッド取付円筒部8の上部内側に突出する係止片
であり、この係止片11Aは下側にいくほど内側に広が
るテーパ形状に形成されている。また、シーリングプレ
ート5のヘッド取付円筒部8の周方向の複数箇所には縦
方向に貫通するスリット30が形成されている。シーリ
ングプレート5をスプリンクラーヘッド3に装着すると
きは次のようにする。
ッド3の下側から押し込み、スプリンクラーヘッド3の
シーリングプレート取付部6に係止片11Aのテーパ面
が当接するとき、さらにシーリングプレート取付部6を
押し込んでスリット30でヘッド取付円筒部8を外側に
湾曲変形させながら、係止片11Aをシーリングプレー
ト取付部6の上部に係合させる。このようにして、シー
リングプレート5をスプリンクラーヘッド3に取り付け
た状態は、図7に示される。
グプレート5はテーパ面が形成された係止片11Aによ
りスプリンクラーヘッド3のシーリングプレート取付部
6の上部に係止されているので、落下しない。図6,図
7の第2の実施形態においては、図1の実施形態のよう
に挿入溝に係止片を合わせる必要がないから、シーリン
グプレート5のスプリンクラーヘッド3への取付け作業
が容易になる。この実施形態にあってもクッションリン
グ12を取り付けることで、第1の実施形態と同様の作
用効果を得ることができる。
け構造図である。図8において、11は第1の実施形態
の係止片と同様の係止片であり、係止片11はシーリン
グプレート5のヘッド取付円筒部8の上部内側に突出し
ている。係止片11はスプリンクラーヘッド3のシーリ
ングプレート取付部6に形成した挿入溝8Bを通過可能
な矩形状に形成される。
1Bはシーリングプレート5のヘッド取付円筒部8の中
部内側に突出して形成され、シーリングプレート5のシ
ーリングプレート取付部6への係止状態で、シーリング
プレート取付部6の下面に当接して上部の係止片11と
の間にシーリングプレート取付部6を挟み付ける。シー
リングプレート5は、シーリングプレート取付部6に、
上部の係止片11と下部係止片11Bにより上下で確実
に係止されるので、スプリンクラーヘッド3から外れて
落下してしまうことがない。この第3の実施形態におい
ても第1,2の実施形態と同様な効果が得られる。
態である。図9において、11Aは本発明の第2の実施
形態において、設けたものと同様の係止片であり、この
係止片11Aは下側にいくほど内側に広がるテーパ形状
に形成される。また、ヘッド取付円筒部8の複数箇所に
は縦方向に貫通するスリット30が形成されている。係
止片11Aの下部には矩形状の下部係止片11Bが形成
されている。したがって、シーリングプレート5をスプ
リンクラーヘッド3に下側から装着すると、図10に示
すように、スプリンクラーヘッド3のシーリングプレー
ト取付部6へのシーリングプレート5のヘッド取付円筒
部8の係止状態で、シーリングプレート取付部6を上部
の係止片11Aと下部係止片11Bとで挟み付ける。シ
ーリングプレート5は、シーリングプレート取付部6
に、上部の係止片11Aと下部係止片11Bとにより係
止され、スプリンクラーヘッド3に確実に固定される。
この第4の実施形態においても第1〜3の実施形態と同
様な効果が得られる。
レート取付部6の外周に設けられる凹凸部6Aとシーリ
ングプレート5のヘッド取付円筒部8の内周に設けた凹
凸部8Aとの係合は必ずしも必要ではない。図11は本
発明の第5の実施形態である。図11において、スプリ
ンクラーヘッド3のシーリングプレート取付部6には天
井ボード1の厚さに対応してスプリンクラーヘッド3を
取り付ける高さ位置を調整するための調整溝31が形成
されている。調整溝31は例えば傾斜する複数の溝より
なる。32はスプリンクラーヘッド3に固定される耐震
スリーブであり、耐震スリーブ32の円筒部32Aの内
周には調整溝31に嵌め込まれる突起部32Bが形成さ
れ、突起部32Bを調整溝31に嵌め込むことで、耐震
スリーブ32をスプリンクラーヘッド3のシーリングプ
レート取付部6に固定する。
を動かすことで、耐震スリーブ32に対するスプリンク
ラーヘッド3の高さ位置を調整することができ、その結
果、天井ボード1からのスプリンクラーヘッド3の突出
寸法を所定値にすることができる。調整溝31として
は、傾斜溝に限らず、図12に示すように、水平方向に
二段に形成した固定溝31Aとしても良い。
の下部に天井ボード1に当接する押圧フランジ32Cが
一体に形成されるとともに円筒部32Aの内周には下側
に開口した大径の溝32Dが形成されている。この溝3
2Dにはシーリングプレート5のヘッド取付円筒部8が
下側の開口部から嵌め込まれる。溝32Dには図13に
示すように、凹凸部32Eが形成され、凹凸部32Eに
係合する凹凸部8Bがシーリングプレート5のヘッド取
付円筒部8の外周に形成されている。したがって、溝3
2Dにヘッド取付円筒部8を嵌め込み、凹凸部32E,
8B同士が係合させることにより、シーリングプレート
5はスプリンクラーヘッド3に固定される。
キャップ10と耐震スリーブ32の押圧フランジ32C
との間に天井ボード1を挟み込むようにしている。凹凸
部32E,8Bは、シーリングプレート5を回転させる
ことによって、スプリンクラーヘッド3から外せるよう
に、全周に設ける必要はない。また、耐震スリーブ32
の円筒部32Aと押圧フランジ32Cとの間の角部には
補強リブ33が設けられるとともに、押圧フランジ32
Cと天井ボード1の間には摩擦係数が高いシート部材3
4が介装されている。このシート部材34により天井ボ
ード1に対して耐震スリーブ32が回転しないようにし
ている。なお、このシート部材34の代りに押圧フラン
ジ32Cの天井ボード1との接触面をギザギザの滑り止
め形状としても良い。
クラーヘッド3のシーリングプレート取付部6に固定
し、耐電スリーブ32の溝32Dの凹凸部32Eにシー
リングプレート5の凹凸部8Bを下側から嵌め込んで耐
震スリーブ32の押圧フランジ32Cとシーリングプレ
ート5のキャップ10との間に天井ボード1を挟み付け
るため、地震による振動があってもスプリンクラーヘッ
ド3、シーリングプレート5、天井ボード1は一体とな
って動き、シーリングプレート5が外れないため、スプ
リンクラーヘッド3の感熱部4Aが天井ボード1に接触
することがなく、スプリンクラーヘッド3が作動するこ
とはない。また、天井ボード1が破損する可能性が大幅
に低減できる。また、天井ボード1からのスプリンクラ
ーヘッド3の突出寸法を容易に一定値にすることができ
る。
図14において、スプリンクラーヘッド3のシーリング
プレート取付部6の外周には凹凸部6Aが形成され、こ
の凹凸部6Aにはシーリングプレート5のヘッド取付円
筒部8の内周に形成した凹凸部8Aが嵌め込まれてい
る。ヘッド取付円筒部8は、リングプレート35の円筒
部35A内に挿入され、円筒部35Aの下部にはフラン
ジ部35Bが一体に形成される。
5Cが一体に形成され、フランジ部35Bと天井ボード
1との間には摩擦係数の高いシート部材34が介装さ
れ、リングプレート35はシート部材34を介して天井
ボード1に固定される。なお、シート部材34の代りに
フランジ部35Cの天井ボード1との接触面をギザギザ
の滑り止め形状としても良い。
の下部であって、シーリングプレート取付部6の上面に
はスプリング押え36が固定されている。スプリング押
え36は樹脂製であるため、ねじ部7にねじ込みしなく
ても、ねじ部7の下部まで容易に差し込み固定すること
ができる。また、スプリング押え36が上方に外れるよ
うな場合には、ねじ部7に先端が接続される巻出し配管
21で固定するようにすれば良い。スプリング押え36
とリングプレート35の間にはスプリング37が介装さ
れ、スプリング37で天井ボード1に押圧されたリング
プレート35とシーリングプレート5の下部に一体に形
成したリング状のキャップ10との間に天井ボード1を
挟み付けている。こうして、スプリンクラーヘッド3と
天井ボード1が連結される。
スプリンクラーヘッド3、シーリングプレート5、スプ
リング押え36、リングプレート35および天井ボード
1は一体に動くことから、天井ボード1とスプリンクラ
ーヘッド3の感熱部4との接触によりスプリンクラーヘ
ッド3が作動してしまうことがない。
ば、地震が発生しても振動によりシーリングプレートが
スプリンクラーヘッドから抜けないため、シーリングプ
レートの取り付け作業を再度行なわなくとも良く、また
スプリンクラーヘッドの感熱部が天井ボードに接触し
て、スプリンクラーヘッドが作動してしまうことがな
い。その結果、放水による水損を未然に防止することが
できる。
ヘッドの取付構造図
係合部の拡大図
破断斜視図
造図
ートの一部破断斜視図
ヘッドの取付構造図
ヘッドの取付構造図
ートの一部破断斜視図
ンクラーヘッドの取付構造図
ーヘッドの取付構造図
示す拡大図
ーヘッドの取付構造図
Claims (11)
- 【請求項1】消火配管から天井内に分岐された巻出し配
管の先端にスプリンクラーヘッドを接続し、該スプリン
クラーヘッドを天井ボードに開口されたヘッド取付穴の
位置に配置し、更に、ヘッド取付円筒部の下部にリング
状キャップを一体に備えたシーリングプレートを前記ス
プリンクラーヘッドに装着してヘッド取付穴との隙間を
塞いだスプリンクラーヘッドの取付構造に於いて、 前記スプリンクラーヘッドはヘッド本体の上部にシーリ
ングプレート取付部を有し、前記シーリングプレートは
ヘッド取付円筒部の上部に内側に突出した係止片を有
し、前記ヘッド本体のシーリングプレート取付部上面に
前記シーリングプレートの係止片を下側からの嵌め込み
で係合して抜け止めしたことを特徴とするスプリンクラ
ーヘッドの取付構造。 - 【請求項2】請求項1記載のスプリンクラーヘッドの取
付構造に於いて、 前記ヘッド本体のシーリングプレート取付部の周側面に
上下に挿入溝を形成すると共に、前記シーリングプレー
トの係止片を前記挿入溝を通過可能な矩形状係止片と
し、前記シーリングプレートの係止片を前記ヘッド本体
の挿入溝を通して上部に嵌め入れた後に回転してシーリ
ングプレート取付部上面に係合させたことを特徴とする
スプリンクラーヘッドの取付構造。 - 【請求項3】請求項1記載のスプリンクラーヘッドの取
付構造に於いて、 前記シーリングプレートの係止片は、下側に行くほど内
側に広がるテーパ形状を有すると共にヘッド取付円筒部
の複数箇所に縦に貫通するスリットが形成され、該シー
リングプレートのテーパ形状をもつ係止片を前記スプリ
ンクラーヘッドのシーリングプレート取付部に押し込ん
で前記スリットで外側に湾曲変形させながら前記シーリ
ングプレート取付部上部に係合させたことを特徴とする
スプリンクラーヘッドの取付構造。 - 【請求項4】請求項1乃至3のいずれかに記載のスプリ
ンクラーヘッドの取付構造に於いて、 前記シーリングプレートのヘッド取付円筒部の中部内側
に、前記スプリンクラーヘッドのシーリングプレート取
付部への係止状態で、該取付部下面に当接して上部の前
記係止片との間に挟み付ける下部係止片を設けたことを
特徴とするスプリンクラーヘッドの取付構造。 - 【請求項5】請求項1乃至4のいずれかに記載のスプリ
ンクラーヘッドの取付構造に於いて、 前記シーリングプレートの前記リング状キャップの内側
となる前記ヘッド取付円筒部の下部に、弾性体からなる
リング状態のクッションリングを嵌め込んで前記天井ボ
ードのヘッド取付穴に圧入配置させたことを特徴とする
スプリンクラーヘッドの取付構造。 - 【請求項6】天井内に消火配管から分岐された巻出し管
の先端にスプリンクラーヘッドを接続し、該スプリンク
ラーヘッドを天井ボードに開口されたヘッド取付穴の位
置に配置し、更に、ヘッド取付円筒部の下部にリング状
キャップを一体に備えたシーリングプレートを前記スプ
リンクラーヘッドに装着してヘッド取付穴との隙間を塞
いだスプリンクラーヘッドの取付構造に於いて、 前記スプリンクラーヘッドはヘッド本体の上部にシーリ
ングプレート取付部を有し、該シーリングプレート取付
部に耐震スリーブを装着し、該耐震スリーブは、円筒部
下部に天井ボードに当接する押圧フランジを備えると共
に円筒部内側に下側に開口した溝を備え、該耐震スリー
ブの円筒部の溝に前記シーリングプレートの円筒部を下
側から嵌め込んで前記リング状キャップと前記押圧フラ
ンジとの間に前記天井ボードを挟み付けたことを特徴と
するスプリンクラーヘッドの取付構造。 - 【請求項7】請求項6記載のスプリンクラーヘッドの取
付構造に於いて、 前記押圧フランジと天井ボードとの間に摩擦係数の高い
シート部材を介在させたことを特徴とするスプリンクラ
ーヘッドの取付構造。 - 【請求項8】請求項6記載のスプリンクラーヘッドの取
付構造に於いて、 前記押圧フランジの天井ボードとの接触面を、ギザギザ
の滑り止め形状としたことを特徴とするスプリンクラー
ヘッドの取付構造。 - 【請求項9】天井内に消火配管から分岐された巻出し配
管の先端にスプリンクラーヘッドを接続し、該スプリン
クラーヘッドを天井ボードに開口されたヘッド取付穴の
位置に配置し、更に、ヘッド取付円筒部の下部にリング
状キャップを一体に備えたシーリングプレートを前記ス
プリンクラーヘッドに装着してヘッド取付穴との隙間を
塞いだスプリンクラーヘッドの取付構造に於いて、 前記スプリンクラーヘッドはヘッド本体の上部にシーリ
ングプレート取付部を有し、該シーリングプレート取付
部に取付けられたスプリング押えと天井ボードのヘッド
取付穴側に配置したリングプレートの間にスプリングを
介在させ、前記スプリングで押圧されたリングプレート
と前記シーリングプレートのリング状キャップとの間に
前記天井ボードを挟み付けたことを特徴とするスプリン
クラーヘッドの取付構造。 - 【請求項10】請求項9記載のスプリンクラーヘッドの
取付構造に於いて、 前記リングプレートの天井ボードとの間に摩擦係数の高
いシート部材を介在させたことを特徴とするスプリンク
ラーヘッドの取付構造。 - 【請求項11】請求項9記載のスプリンクラーヘッドの
取付構造に於いて、 前記リングプレートの天井ボードとの接触面を、ギザギ
ザの滑り止め形状としたことを特徴とするスプリンクラ
ーヘッドの取付構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP07361696A JP3667425B2 (ja) | 1996-03-28 | 1996-03-28 | スプリンクラーヘッドの取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP07361696A JP3667425B2 (ja) | 1996-03-28 | 1996-03-28 | スプリンクラーヘッドの取付構造 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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GB2399013A (en) * | 2003-03-07 | 2004-09-08 | Dean Reeve | Fire extinguishant distribution head |
JP2007268166A (ja) * | 2006-03-31 | 2007-10-18 | Nohmi Bosai Ltd | シーリングプレート |
JP2014121357A (ja) * | 2012-12-20 | 2014-07-03 | Nohmi Bosai Ltd | スプリンクラ消火システム |
-
1996
- 1996-03-28 JP JP07361696A patent/JP3667425B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB2399013A (en) * | 2003-03-07 | 2004-09-08 | Dean Reeve | Fire extinguishant distribution head |
JP2007268166A (ja) * | 2006-03-31 | 2007-10-18 | Nohmi Bosai Ltd | シーリングプレート |
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JP2014121357A (ja) * | 2012-12-20 | 2014-07-03 | Nohmi Bosai Ltd | スプリンクラ消火システム |
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