JP2011203403A - 天吊り型カメラ装置 - Google Patents

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JP2011203403A JP2010069298A JP2010069298A JP2011203403A JP 2011203403 A JP2011203403 A JP 2011203403A JP 2010069298 A JP2010069298 A JP 2010069298A JP 2010069298 A JP2010069298 A JP 2010069298A JP 2011203403 A JP2011203403 A JP 2011203403A
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Kazunori Sakuma
和憲 佐久間
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Abstract

【課題】パン調整に伴う取り付け部分での変形の虞がなく、パンの正確な調整が容易に得られるようにした天吊り型カメラ装置を提供すること。
【解決手段】上部材21とは別体のソケット部保持板8を、上部材21の下から挿入し、ソケット部22が開口21cから上に露出した状態にした上で、上側から固定用ビス9、10を円形孔21dと円弧孔21eに挿入し、雌ネジ孔8a、8bにねじ込み、ソケット部保持板8が上部材21に固定され、管状体3の雄ネジ3aをソケット部22の雌ネジ22aにねじ込み嵌合させ、雌ネジ22aに回り止め用のビス7をねじ込み、カメラケース1を管状体3の下端部に保持させたもの。固定用ビス9、10を緩めるだけでパン調整できる。
【選択図】図3

Description

本発明は、雲台を備えたテレビジョンカメラに係り、特に、建物などの構造物から吊り下げて使用される監視用のカメラ装置に関する。
近年、治安に対する関心の高まりは著しく、このため、テレビジョンカメラを用いた監視システムが広く用いられるようになり、治安維持の向上に大いに貢献しているが、この場合、なるべく多くの場所にカメラを設置する必要がある。
このとき、比較的制約が少ないカメラの設置方法として、建物の天井から吊り下げる方法があり、これは天吊り型カメラなどと呼ばれている。
ところで、カメラの据付けには、通常、雲台が用いられる(例えば引用文献1等参照)。
そして、天吊り型カメラの場合、電線管などの管状体の部材により、例えば建物の天井などの構造体から吊り下げられ、吊り下げ設置された後、所望の範囲内でパン調整とチルト調整ができるようにした半固定式の雲台を用いてカメラケースを管状体の下端に取り付けるのが一般的である。
そこで、このような半固定式の雲台を用いた天吊り型カメラの従来技術の一例について、図5と図6により説明する。
図5と図6において、まず、1はカメラケースで、この中に監視用のカメラ(図示してない)が収納されている。そして、このカメラケース1の上部に取り付けられているのが半固定式の雲台2で、この雲台2を介して、電線管などの管状体3がカメラケース1に取り付けられるようになっている。
このとき管状体3は、所望の長さにされ、その上端は、例えば建物の天井など、所望の構造体に取り付けられている。
ここで、図6は、この雲台2の詳細を示したもので、図示のように、雲台2は、上向きコの字型の下部材20と下向き開放箱型の上部材21により構成されている。そして、まず、下部材20は、カメラケース1にネジにより、上向きに固定され、この下部材20に、上部材21が上側から覆い被さるようにして嵌合され、雲台2の本体を形成している。
このとき、下部材20の両側部には夫々2個の雌ネジ孔20a、20bが設けられ、これらの雌ネジ孔20a、20bに対応して、上部材21の両側部には円弧孔21aと丸孔21bが設けられている。
そこで、下部材20に、上側から覆い被さるようにして上部材21を嵌合させた上で、上部材21の円弧孔21aと丸孔21bから固定用のビス5、6を挿入し、下部材20の雌ネジ孔20a、20bにねじ込み、締め付ければ、上部材21が下部材20に固定される。
このとき、図示のように、必要に応じてスプリングワッシャと座金を介在させ、締め付けが確実に得られるようにする。
また、上部材21には、更に、リング状のソケット部22が設けてあり、その内面には雌ネジ22aが切られている。そして、このソケット部22の雌ネジ22aに対応して、管状体3の下端部には雄ネジ3aが切ってある。
そこで、管状体3の雄ネジ3aをソケット部22の雌ネジ22aにねじ込み嵌合させてやれば、カメラケース1を管状体3の下端部に保持させることができる。
このときソケット部22には、更に雌ネジ孔22bが2個、例えば90°の間隔を保って設けられている。
そこで、管状体3の雄ネジ3aをソケット部22の雌ネジ22aにねじ込み嵌合させた後、この雌ネジ22aに回り止め用のビス7をねじ込めば、管状体3をソケット部22に固定することができる。
このときのカメラのパンとチルトの調整は、次のようにして行われる。
パンの調整は、まず、回り止め用の押しネジ7を緩める。そうすると、管状体3の雄ネジ3aに対するソケット部22の雌ネジ22aの固定が緩むので、カメラケース1を所望の方向に向けることができるようになる。
そこで、カメラケース1を所望の方位角方向に向けた後、再び押しネジ7をねじ込んでやればよい。
次に、チルトの調整は、まず、固定用のビス5、6を緩める。そうすると、上部材21の円弧孔21aに挿入されているビス5が、円弧孔21aに沿って移動できるようになるので、上部材21の丸孔21bに挿入されているビス6を中心軸として、上部材21を回動させることができるようになる。
そこで、カメラケース1を所望の仰角方向に向けた後、再びビス5、6をねじ込んでやればよい。
特開平08−178182号公報
上記従来技術は、パン調整に伴う取り付け部分での変形発生に配慮がされておらず、パンの正確な調整が困難であるという問題があった。
従来技術の場合、パン調整に際して回り止め用の押しネジ7を一旦緩めてから締め直す必要があるので、このとき管状体3の雄ネジ3aに多少なりとも変形を与えてしまうのが避けられないが、ここで、変形が残ってしまった場合、次に回り止め用の押しネジ7を締め込んだとき、その変形部分に押しネジ7の先端部分が当って調整したパン方向に狂いが生じてしまう。
従って、従来技術は、パンの正確な調整が困難であるという問題が生じてしまうのである。
本発明の目的は、パン調整に伴う取り付け部分での変形の虞がなく、パンの正確な調整が容易に得られるようにした天吊り型カメラ装置を提供することにある。
上記目的は、上向きコの字型の下部材と下向き開放箱型の上部材を備え、前記下部材にカメラを保持させ、前記上部材を吊り下げ用部材により保持するようにした天吊り型カメラ装置において、前記吊り下げ用部材と前記上部材の取り付け部を、前記上部材とは別体の結合用部材で構成し、カメラのパン調整が、前記上部材に対する前記結合用部材の取り付け位置の調整により得られるようにして達成される。
本発明によれば、設置工事に際してカメラケースを固定した後、チルト方向は勿論、パン方向の調整も可能になる。
このとき、カメラケースは搭載物が収納された状態のままでよく、パン方向の調整も、押しネジではなないので、パン調整に伴う取り付け部分での変形の虞はない。
また、本発明では、調整部分が雲台に配置されるので、設置した後ではカメラケースに隠れて見えにくい状態にできるという効果も併せ持つ。
本発明による天吊り型カメラ装置の一実施の形態を示す斜視図である。 本発明による天吊り型カメラ装置の一実施の形態を示す部分拡大図である。 本発明による天吊り型カメラ装置の一実施の形態を示す分解図である。 本発明による天吊り型カメラ装置の他の一実施の形態を示す分解図である。 従来技術による天吊り型カメラ装置の一例を示す部分拡大図である。 従来技術による天吊り型カメラ装置の一例を示す分解図である。
以下、本発明による天吊り型カメラ装置について、図示の実施形態により詳細に説明する。
ここで、図1〜図3は、本発明の一実施の形態で、これらの図において、図5と図6に示した従来技術による天吊り型カメラ装置と同じ部分には同じ符号を付してある。
ここで、これら図1〜図3において、8はソケット部保持板で、このソケット保持板8に、例えば溶接などの方法により、ソケット部22が一体に固定されている。そして、その他の構成は、図5と図6に示した従来技術による天吊り型カメラ装置と同じである。
従って、これら図1〜図3に示されている本発明の実施形態が、図5と図6に示した従来技術による天吊り型カメラ装置と異なっている主な点は、ソケット部22が上部材21から分離され、別体とされた後、ソケット部保持板8と一体化され、これに応じて上部材21にはソケット部22の径よりも僅かに大きな径の円形の開口21cを設け、ソケット部22が上部材21の下から挿入できるようにしてある。
そして、この円形の開口21cの前後に更に円形孔21dと円弧孔21eを設け、ソケット部保持板8には、上部材21の円形孔21dと円弧孔21eに対応して雌ネジ孔8a、8bが設けてある。
そこで、図3の状態において、ソケット部保持板8を、上部材21の下から挿入し、ソケット部22が開口21cから上に露出した状態にした上で、上側から固定用ビス9、10を円形孔21dと円弧孔21eに挿入し、雌ネジ孔8a、8bにねじ込み、締め付ければ、ソケット部保持板8が上部材21に固定され、図2に示すようになり、この結果、図1に示すように、管状体3の雄ネジ3aをソケット部22の雌ネジ22aにねじ込み嵌合させ、雌ネジ22aに回り止め用のビス7をねじ込んでやれば、カメラケース1を管状体3の下端部に保持させることができる。
従って、この実施形態においても、チルトの調整は、図5と図6の従来技術の場合と同じである。
すなわち、固定用ビス5、6を緩め、上部材21の円弧孔21aに挿入されているビス5が、円弧孔21aに沿って移動できるようにし、上部材21の丸孔21bに挿入されているビス6を中心軸として、上部材21を回動させ、カメラケース1を所望の仰角方向に向けた後、再びビス5、6をねじ込んでやればよい。
そこで、次に、この実施形態によるパン調整について説明する。
まず、この場合、固定用ビス9、10を緩める。このとき回り止め用のビス7を緩める必要は全くない。
そうすると、ソケット部保持板8は、一方の固定用ビス9を回動中心とし、円弧孔21aの中で他方の固定用ビス10が移動できるようになる。このとき円形の開口21cは、ソケット部22の径よりも僅かに大きな径にしてあるので、カメラケース1は方位角方向に動かすことができる。
そこで、カメラケース1を動かし、所望の方位角方向に設定できたら、ここで固定用ビス9、10を締め付けてやれば、パン調整が得られる。
従って、この実施形態の場合、カメラケース1を管状体3の下端部に保持させたとき、予めカメラケース1が可能な範囲で所望の方位角方向になるようにしておけばよく、この後、パン方向の調整を何度繰り返しても、管状体3の雄ネジ3aが変形する虞がないので、細かくパン方向の調整が可能になり、正確な微調整が得られることになる。
次に、図4は、円形孔21d(図3)に代え、円弧孔21fを設けた場合の一実施形態で、この場合、一方の固定用ビス9も円弧孔21fに沿って移動できるようになり、従って、パン方向での調整可能範囲を広げることができる。
そして、この実施形態においては、開口21cの径は、ソケット部22が入ればよく、ことさら径を広げる必要はなく、その他の効果については、図3の場合と同じである。
1 カメラケース
2 雲台
3 管状体(電線管など)
3a 雄ネジ
5、6 ビス(チルト調整用のビス)
7 ビス(回り止め用のビス)
8 ソケット部保持板
8a、8b 雌ネジ孔
9、10 ビス(パン調整用のビス)
20 下部材(上向きコの字型の部材)
20a、20b 雌ネジ孔
21 上部材(下向き開放箱型の部材)
21a 円弧孔(チルト調整用)
21b 丸孔
21c 円形の開口
21d 円形孔
21e 円弧孔
22 ソケット部(リング状のソケット部)
22a 雌ネジ

Claims (1)

  1. 上向きコの字型の下部材と下向き開放箱型の上部材を備え、前記下部材にカメラを保持させ、前記上部材を吊り下げ用部材により保持するようにした天吊り型カメラ装置において、
    前記吊り下げ用部材と前記上部材の取り付け部を、前記上部材とは別体の結合用部材で構成し、
    カメラのパン調整が、前記上部材に対する前記結合用部材の取り付け位置の調整により得られるようにしたことを特徴とする天吊り型カメラ装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108561699A (zh) * 2018-05-26 2018-09-21 郑州泰正电子科技有限公司 一种单轴稳定器的电机驱动机构及其安装方法
CN114060696A (zh) * 2021-11-25 2022-02-18 杨存 一种建设工程用环境监控系统

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