JPH09262234A - 超音波診断装置の検査方法並びにそれに使用するファントム - Google Patents
超音波診断装置の検査方法並びにそれに使用するファントムInfo
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- JPH09262234A JPH09262234A JP7340796A JP7340796A JPH09262234A JP H09262234 A JPH09262234 A JP H09262234A JP 7340796 A JP7340796 A JP 7340796A JP 7340796 A JP7340796 A JP 7340796A JP H09262234 A JPH09262234 A JP H09262234A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】従来のファントムでは擬似血液をポンプ等で流
しているため、このポンプの排出量やチューブ径から簡
易的に流速を求めることしかできず、流速の精度を上げ
ることは困難である。また、擬似血球の濃度むらにより
エコー信号の感度が変わり、較正するのが困難である。
本発明は上記問題点を解決するためになされたものであ
り、高い精度で超音波診断装置を検査することが可能な
検査方法およびそれに使用するドプラファントムを提供
することを目的とする。 【解決手段】超音波ドプラ変移信号を擬似的に発生する
ドプラファントムと、このドプラファントムに当接して
前記超音波ドプラ変移信号を受波するプローブと、この
プローブが受波した超音波変移信号により、超音波診断
装置の検査を行うことを特徴とする。
しているため、このポンプの排出量やチューブ径から簡
易的に流速を求めることしかできず、流速の精度を上げ
ることは困難である。また、擬似血球の濃度むらにより
エコー信号の感度が変わり、較正するのが困難である。
本発明は上記問題点を解決するためになされたものであ
り、高い精度で超音波診断装置を検査することが可能な
検査方法およびそれに使用するドプラファントムを提供
することを目的とする。 【解決手段】超音波ドプラ変移信号を擬似的に発生する
ドプラファントムと、このドプラファントムに当接して
前記超音波ドプラ変移信号を受波するプローブと、この
プローブが受波した超音波変移信号により、超音波診断
装置の検査を行うことを特徴とする。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は被検体に超音波を送
受波し、その受波信号に含まれるドプラ信号をもとに被
検体の診断を行う超音波診断装置の検査方法並びにそれ
に使用するファントムに関するものである。
受波し、その受波信号に含まれるドプラ信号をもとに被
検体の診断を行う超音波診断装置の検査方法並びにそれ
に使用するファントムに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】近年、臨床においてドプラ計測が可能な
超音波診断装置が普及している。この種の装置は被検体
の血流速度を計測したり、血液の流れや心筋などの組織
の動きを２次元的に可視表示するものである。この装置
は本体からケーブルを介して電気的に接続された超音波
プローブを備えている。この超音波プローブには電気信
号を超音波に、また、その逆に超音波を電気信号に変化
させる超音波振動子が設けられている。この超音波振動
子から被検体に対し、例えば２〜３ＭＨｚの超音波が送
波される。送波された超音波は被検体内の音響インピー
ダンスの異なる境界で反射されるとともに、血流や心筋
などの動きにより、その大きさに応じたドプラ変移を受
ける。そして、このドプラ変移を受けたエコー信号が同
じ超音波振動子で受波される。受波されたエコー信号か
ら血流等によって受けたドプラ変移周波数が検出され
る。
超音波診断装置が普及している。この種の装置は被検体
の血流速度を計測したり、血液の流れや心筋などの組織
の動きを２次元的に可視表示するものである。この装置
は本体からケーブルを介して電気的に接続された超音波
プローブを備えている。この超音波プローブには電気信
号を超音波に、また、その逆に超音波を電気信号に変化
させる超音波振動子が設けられている。この超音波振動
子から被検体に対し、例えば２〜３ＭＨｚの超音波が送
波される。送波された超音波は被検体内の音響インピー
ダンスの異なる境界で反射されるとともに、血流や心筋
などの動きにより、その大きさに応じたドプラ変移を受
ける。そして、このドプラ変移を受けたエコー信号が同
じ超音波振動子で受波される。受波されたエコー信号か
ら血流等によって受けたドプラ変移周波数が検出され
る。
【０００３】このドプラ変移周波数は送波される超音波
周波数が２〜３ＭＨｚの超音波に対し、数Ｋｈｚと極め
て微小な変移である。この微小な変移を検出するため、
パルスドプラ法と呼ばれる手法で検出されている。この
パルスドプラ法では正確な間隔で超音波の送受波を４回
以上くり返し、それによって検出された超音波エコー信
号からドプラ変移周波数を求める。
周波数が２〜３ＭＨｚの超音波に対し、数Ｋｈｚと極め
て微小な変移である。この微小な変移を検出するため、
パルスドプラ法と呼ばれる手法で検出されている。この
パルスドプラ法では正確な間隔で超音波の送受波を４回
以上くり返し、それによって検出された超音波エコー信
号からドプラ変移周波数を求める。
【０００４】従って、超音波の送受波の間隔がずれるな
ど経時的変化により、血流速度の計測値が不正確になる
ことがある。このため、この種の装置は流速値が分かる
ファントムを利用して定期的に較正している。
ど経時的変化により、血流速度の計測値が不正確になる
ことがある。このため、この種の装置は流速値が分かる
ファントムを利用して定期的に較正している。
【０００５】従来のファントムは例えば寒天やグラファ
イトなどで構成される擬似生体材料内にチューブを通
し、そのチューブ内に例えばフローセンなど粒子を擬似
血球として混入された擬似血液を一定流速、間欠的に流
すものである。超音波診断装置のプローブをこのファン
トムに当て、このチューブに向けて超音波を送波し、擬
似血液からのエコー信号を受信することによりドプラ信
号を発生させている。
イトなどで構成される擬似生体材料内にチューブを通
し、そのチューブ内に例えばフローセンなど粒子を擬似
血球として混入された擬似血液を一定流速、間欠的に流
すものである。超音波診断装置のプローブをこのファン
トムに当て、このチューブに向けて超音波を送波し、擬
似血液からのエコー信号を受信することによりドプラ信
号を発生させている。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この従
来のファントムでは擬似血液をポンプ等で流しているた
め、このポンプの排出量やチューブ径から簡易的に流速
を求めることしかできず、流速の精度を上げることは困
難である。また、擬似血球の濃度むらによりエコー信号
の感度が変わり、較正するのが困難である。
来のファントムでは擬似血液をポンプ等で流しているた
め、このポンプの排出量やチューブ径から簡易的に流速
を求めることしかできず、流速の精度を上げることは困
難である。また、擬似血球の濃度むらによりエコー信号
の感度が変わり、較正するのが困難である。
【０００７】本発明は上記問題点を解決するためになさ
れたものであり、高い精度で超音波診断装置を検査する
ことが可能な検査方法およびそれに使用するドプラファ
ントムを提供することを目的とする。
れたものであり、高い精度で超音波診断装置を検査する
ことが可能な検査方法およびそれに使用するドプラファ
ントムを提供することを目的とする。
【０００８】
【課題を解決するための手段】請求項１に記載の超音波
診断装置の検査方法は、超音波ドプラ変移信号を擬似的
に発生するドプラファントムと、このドプラファントム
に当接して前記超音波ドプラ変移信号を受波するプロー
ブと、このプローブが受波した超音波変移信号により、
超音波診断装置の検査を行うことを特徴とする。
診断装置の検査方法は、超音波ドプラ変移信号を擬似的
に発生するドプラファントムと、このドプラファントム
に当接して前記超音波ドプラ変移信号を受波するプロー
ブと、このプローブが受波した超音波変移信号により、
超音波診断装置の検査を行うことを特徴とする。
【０００９】請求項２に記載のファントムは、超音波診
断装置のプローブが受波する超音波エコーと同じような
超音波を擬似的に発生させる超音波振動素子と、この振
動素子によって発生した超音波を前記プローブに導く音
響伝達体と、から構成されることを特徴とする。請求項
３に記載のファントムは、ドプラ変移信号とほぼ同じ超
音波を発生することを特徴とする。
断装置のプローブが受波する超音波エコーと同じような
超音波を擬似的に発生させる超音波振動素子と、この振
動素子によって発生した超音波を前記プローブに導く音
響伝達体と、から構成されることを特徴とする。請求項
３に記載のファントムは、ドプラ変移信号とほぼ同じ超
音波を発生することを特徴とする。
【００１０】
【発明の実施の形態】以下本発明の一実施例を図面を参
照して説明する。図１は本発明による検査方法を説明す
るためのブロック図である。超音波診断装置の本体１と
ケーブル２を介してプローブ３とが電気的に接続されて
いる。プローブ３の内部には図示しない複数の超音波振
動素子が配列されている。この超音波振動素子は送信回
路４から供給される電気パルスを機械振動に変換すると
ともに、受波した超音波エコー信号を電気信号に変化す
る。送信回路４は駆動する振動素子を選択したり、また
は、各振動素子の駆動タイミングを制御し、プローブ３
から出る超音波ビームを２次元的に走査する。振動素子
により、電気信号に変換されたエコー信号は受信回路５
に入力する。受信回路５はエコー信号を増幅、検波す
る。増幅検波されたエコー信号はＢモード信号処理回路
６により、輝度変換され、超音波ビームの走査に応じて
表示回路８に断層像として表示される。
照して説明する。図１は本発明による検査方法を説明す
るためのブロック図である。超音波診断装置の本体１と
ケーブル２を介してプローブ３とが電気的に接続されて
いる。プローブ３の内部には図示しない複数の超音波振
動素子が配列されている。この超音波振動素子は送信回
路４から供給される電気パルスを機械振動に変換すると
ともに、受波した超音波エコー信号を電気信号に変化す
る。送信回路４は駆動する振動素子を選択したり、また
は、各振動素子の駆動タイミングを制御し、プローブ３
から出る超音波ビームを２次元的に走査する。振動素子
により、電気信号に変換されたエコー信号は受信回路５
に入力する。受信回路５はエコー信号を増幅、検波す
る。増幅検波されたエコー信号はＢモード信号処理回路
６により、輝度変換され、超音波ビームの走査に応じて
表示回路８に断層像として表示される。
【００１１】また、増幅検波されたエコー信号はドプラ
信号処理回路７にも供給される。ドプラ信号処理回路７
は、方向性を検出するために入力したエコー信号を直交
検波し、さらに、ＭＴＩ（Moving Target Indicator ）
フィルタなどで血流によるドプラ信号を抽出する。ドプ
ラ信号の抽出は１点、もしくは、２次元状に広がった複
数の点で行われる。
信号処理回路７にも供給される。ドプラ信号処理回路７
は、方向性を検出するために入力したエコー信号を直交
検波し、さらに、ＭＴＩ（Moving Target Indicator ）
フィルタなどで血流によるドプラ信号を抽出する。ドプ
ラ信号の抽出は１点、もしくは、２次元状に広がった複
数の点で行われる。
【００１２】一般的に抽出が１点の場合は、ドプラ信号
はドプラスペクラムとして表示回路８で表示される。ま
た、２次元状に表示する場合は、ドプラ信号は超音波ビ
ームに向かう流れを赤、遠ざかる流れを青などのように
色相を変え、さらにその流れ大きさにより輝度を変えて
表示回路８で表示される。通常ドプラ信号は、ドプラ検
出位置と臓器形態的な位置とを合わせるため、Ｂモード
信号処理回路６からの信号により表示される断層像と併
せて、または、その上に重畳されて表示される。
はドプラスペクラムとして表示回路８で表示される。ま
た、２次元状に表示する場合は、ドプラ信号は超音波ビ
ームに向かう流れを赤、遠ざかる流れを青などのように
色相を変え、さらにその流れ大きさにより輝度を変えて
表示回路８で表示される。通常ドプラ信号は、ドプラ検
出位置と臓器形態的な位置とを合わせるため、Ｂモード
信号処理回路６からの信号により表示される断層像と併
せて、または、その上に重畳されて表示される。
【００１３】制御回路９は各回路の制御を行う制御信号
を発生する。特に、制御回路は超音波送波のくり返し周
期と直交検波に使用する参照信号との同期を厳密にとる
ため、同じ源信号を分周した信号を利用する。
を発生する。特に、制御回路は超音波送波のくり返し周
期と直交検波に使用する参照信号との同期を厳密にとる
ため、同じ源信号を分周した信号を利用する。
【００１４】次に、ファントム１０について説明する。
ファントム１０は人体とほぼ同じ音響インピーダンスの
シリコンゴム１２などで充たされた音響媒体中に超音波
振動素子１４が埋設されている。超音波振動素子１４は
ドプラ変移信号発生器１６と接続されている。また、超
音波プローブ３からの超音波出力を簡易的に測定する場
合にはオシロスコープ１８など出力を測定する器具に接
続を変更する。ドプラ変移信号発生器１６は超音波診断
装置本体１の制御回路９から超音波送波の同期信号を入
力し、それから所定時間遅れたタイミングで超音波駆動
信号を発生する。即ち、発生器１６は、プローブ３から
超音波が送波され、血球などの移動物体に当たって反射
されたときに生じるドプラ変移信号を擬似的に発生させ
る。遅れ時間は移動物体の深さにより決まる。また、送
波の周波数と同じ周波数の信号の位相を各送波毎に順次
所定量変えたり、周期的に変更させたりすることによ
り、ドプラ変移信号を擬似的に発生させることができ
る。この位相の変更は例えばＰＬＬ回路を利用して正確
に行うことができる。通常、診断部位によって周波数の
異なるプローブを使用する場合もあるので、それに応じ
た複数の振動素子１４を予め埋設しておいてもよい。振
動素子１４で発生したドプラ変移信号は音響媒体中を伝
播し、音響媒体に当接されたプローブ３に導かれる。
ファントム１０は人体とほぼ同じ音響インピーダンスの
シリコンゴム１２などで充たされた音響媒体中に超音波
振動素子１４が埋設されている。超音波振動素子１４は
ドプラ変移信号発生器１６と接続されている。また、超
音波プローブ３からの超音波出力を簡易的に測定する場
合にはオシロスコープ１８など出力を測定する器具に接
続を変更する。ドプラ変移信号発生器１６は超音波診断
装置本体１の制御回路９から超音波送波の同期信号を入
力し、それから所定時間遅れたタイミングで超音波駆動
信号を発生する。即ち、発生器１６は、プローブ３から
超音波が送波され、血球などの移動物体に当たって反射
されたときに生じるドプラ変移信号を擬似的に発生させ
る。遅れ時間は移動物体の深さにより決まる。また、送
波の周波数と同じ周波数の信号の位相を各送波毎に順次
所定量変えたり、周期的に変更させたりすることによ
り、ドプラ変移信号を擬似的に発生させることができ
る。この位相の変更は例えばＰＬＬ回路を利用して正確
に行うことができる。通常、診断部位によって周波数の
異なるプローブを使用する場合もあるので、それに応じ
た複数の振動素子１４を予め埋設しておいてもよい。振
動素子１４で発生したドプラ変移信号は音響媒体中を伝
播し、音響媒体に当接されたプローブ３に導かれる。
【００１５】次に、このファントム１０を使用した検査
方法について説明する。超音波診断装置の定期点検時な
どにおいてサービスマンは本発明によるファントム１０
を携帯する。一連の点検の後、サービスマンは本体１の
制御信号を取り入れるために本体の端子とドプラ変移信
号発生器１６と接続し、次にプローブ３をファントム１
０に当てる。そして、送波に同期して所定時間遅れたタ
イミングでドプラ変移信号を擬似した超音波駆動信号を
発生させる。この信号は既知のドプラ信号として検出さ
れるので、検出した結果により、超音波診断装置本体１
もしくはプローブ３の不具合の診断やその不具合の較正
に利用する。なお、ドプラ機能を点検するとき、超音波
プローブから送波された超音波が反射し、その反射波が
振動素子１４からの擬似信号と混信するときは、プロー
ブ３からの送波を止めて、受信の機能を働かせて、点検
すればよい。
方法について説明する。超音波診断装置の定期点検時な
どにおいてサービスマンは本発明によるファントム１０
を携帯する。一連の点検の後、サービスマンは本体１の
制御信号を取り入れるために本体の端子とドプラ変移信
号発生器１６と接続し、次にプローブ３をファントム１
０に当てる。そして、送波に同期して所定時間遅れたタ
イミングでドプラ変移信号を擬似した超音波駆動信号を
発生させる。この信号は既知のドプラ信号として検出さ
れるので、検出した結果により、超音波診断装置本体１
もしくはプローブ３の不具合の診断やその不具合の較正
に利用する。なお、ドプラ機能を点検するとき、超音波
プローブから送波された超音波が反射し、その反射波が
振動素子１４からの擬似信号と混信するときは、プロー
ブ３からの送波を止めて、受信の機能を働かせて、点検
すればよい。
【００１６】尚、以上の本発明の一実施例の説明では、
本ファントムがドプラ変移信号を擬似的に発生させる場
合について説明したが、本発明はそれに限定されるもの
ではない。例えば、ドプラ信号の代わりにＢモード信号
などを擬似的に発生させてもよい。ドプラ信号もパルス
ドプラ法に限定されるものではなく、連続波によるドプ
ラ測定にも応用可能である。理想的な超音波エコー信号
を適宜発生させれば、それぞれの超音波診断装置の検査
に使用することができる。
本ファントムがドプラ変移信号を擬似的に発生させる場
合について説明したが、本発明はそれに限定されるもの
ではない。例えば、ドプラ信号の代わりにＢモード信号
などを擬似的に発生させてもよい。ドプラ信号もパルス
ドプラ法に限定されるものではなく、連続波によるドプ
ラ測定にも応用可能である。理想的な超音波エコー信号
を適宜発生させれば、それぞれの超音波診断装置の検査
に使用することができる。
【００１７】また、プローブ３からの超音波の出力を簡
易的に測定するときは、超音波振動素子１４との接続を
ドプラ変移信号発生器１６からオシロスコープ１６に変
える。そして、プローブ３から送波された超音波を振動
素子１４で受波し、振動素子１４によって電気信号に変
換された信号をオシロスコープ１８で観察する。
易的に測定するときは、超音波振動素子１４との接続を
ドプラ変移信号発生器１６からオシロスコープ１６に変
える。そして、プローブ３から送波された超音波を振動
素子１４で受波し、振動素子１４によって電気信号に変
換された信号をオシロスコープ１８で観察する。
【００１８】
【発明の効果】以上、本発明によれば所望のドプラ変移
信号を電子回路により、擬似的に発生させるので正確に
超音波診断装置を検査する超音波診断装置の検査方法お
よびそれに用いるファントムを提供することができる。
信号を電子回路により、擬似的に発生させるので正確に
超音波診断装置を検査する超音波診断装置の検査方法お
よびそれに用いるファントムを提供することができる。
【図１】本発明の１実施例のブロック図である。
１ 超音波診断装置本体 ２ ケーブル ３ プローブ ４ 送信回路 ５ 受信回路 ６ Ｂモード信号処理回路 ７ ドプラ信号処理回路 ８ 表示回路 １０ ファントム １２ 音響媒体 １４ 超音波振動素子 １６ ドプラ変移信号発生器 １８ オシロスコープ
Claims (3)
- 【請求項１】超音波ドプラ変移信号を擬似的に発生する
ドプラファントムと、このドプラファントムに当接して
前記超音波ドプラ変移信号を受波するプローブと、この
プローブが受波した超音波変移信号により、超音波診断
装置の検査を行う超音波診断装置の検査方法。 - 【請求項２】超音波診断装置のプローブが受波する超音
波エコーと同じような超音波を擬似的に発生させる超音
波振動素子と、この振動素子によって発生した超音波を
前記プローブに導く音響伝達体と、から構成されるファ
ントム。 - 【請求項３】前記超音波は、ドプラ変移信号とほぼ同じ
超音波を発生することを特徴とする特許請求の範囲第２
項記載のファントム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7340796A JPH09262234A (ja) | 1996-03-28 | 1996-03-28 | 超音波診断装置の検査方法並びにそれに使用するファントム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7340796A JPH09262234A (ja) | 1996-03-28 | 1996-03-28 | 超音波診断装置の検査方法並びにそれに使用するファントム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09262234A true JPH09262234A (ja) | 1997-10-07 |
Family
ID=13517320
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7340796A Pending JPH09262234A (ja) | 1996-03-28 | 1996-03-28 | 超音波診断装置の検査方法並びにそれに使用するファントム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09262234A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001269344A (ja) * | 2000-01-20 | 2001-10-02 | Toshiba Corp | 超音波診断装置 |
| JP2008093288A (ja) * | 2006-10-13 | 2008-04-24 | Tooitsu Kk | 超音波ドプラ診断装置のための感度試験装置 |
| JP4833283B2 (ja) * | 2005-05-27 | 2011-12-07 | ネイダーランゼ、オルガニザティー、ボー、トゥーゲパストナトゥールウェテンシャッペルーク、オンダーツォーク、ティーエヌオー | ファントム装置 |
| JP2012095970A (ja) * | 2010-11-05 | 2012-05-24 | Toitu Co Ltd | 超音波ドプラ診断装置のための感度試験装置 |
| JP2012254373A (ja) * | 2000-01-20 | 2012-12-27 | Toshiba Corp | 超音波診断装置 |
-
1996
- 1996-03-28 JP JP7340796A patent/JPH09262234A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001269344A (ja) * | 2000-01-20 | 2001-10-02 | Toshiba Corp | 超音波診断装置 |
| JP2012254373A (ja) * | 2000-01-20 | 2012-12-27 | Toshiba Corp | 超音波診断装置 |
| JP4833283B2 (ja) * | 2005-05-27 | 2011-12-07 | ネイダーランゼ、オルガニザティー、ボー、トゥーゲパストナトゥールウェテンシャッペルーク、オンダーツォーク、ティーエヌオー | ファントム装置 |
| JP2008093288A (ja) * | 2006-10-13 | 2008-04-24 | Tooitsu Kk | 超音波ドプラ診断装置のための感度試験装置 |
| JP2012095970A (ja) * | 2010-11-05 | 2012-05-24 | Toitu Co Ltd | 超音波ドプラ診断装置のための感度試験装置 |
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