JP2003230560A - 超音波画像診断装置 - Google Patents
超音波画像診断装置Info
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Abstract
する媒質が存在した場合の画像表示領域の確保 【解決手段】超音波画像診断装置は複数の振動子が配列
されてなる超音波探触子31と、この振動子を所定の駆
動法によって駆動して超音波の送受信を行なう超音波送
受信手段33と、この送受信回路によって得られた信号
を処理し表示する手段34と、前記超音波探触子の音波
放射面に装着されたセンサ32と、このセンサの出力に
よって前記音波放射面が検査対象である媒質表面に接触
している範囲を検出するための検出手段36と、前記検
出手段からの信号に基いて超音波送受信の制御を行なう
走査制御手段15を有している。
Description
検体内の情報を画像として表示する超音波画像診断装置
に関わる。
らの反射波により生体情報を得る超音波診断法は超音波
断層法と超音波ドップラ法の2つの大きな技術開発によ
り近年急速な進歩を遂げた。超音波画像診断装置は探触
子を構成する超音波振動子から発生するMHz帯の超音
波パルスを生体内に放射し体内組織の音響インピーダン
スの差異によって生ずる反射信号を前記超音波振動子に
よって受信し、この受信信号に所定の信号処理を施して
モニタ上に表示するものである。
イ型振動子を用いこれらを電子的に制御して超音波の送
受信を行うリアルタイム装置である。リニア電子走査超
音波画像診断装置のブロック図を用い従来例を図13に
示す。
レート信号発生器1によって超音波パルスの繰返し周期
を決定するレ−トパルスが出力される。このパルスはN
チャンネルから構成される送信遅延回路2に送られ、送
信における超音波ビ−ムの収束距離を決定する遅延時間
が与えられてNチャンネルの駆動回路(パルサ)3に供
給される。このパルサ3では、超音波振動子5を駆動し
超音波を発生するための駆動パルスが形成され、その駆
動タイミングは前記送信遅延回路2によって決定され
る。このパルサ3の出力は電子スイッチ4によって超音
波探触子を構成するM個の超音波振動子5のうち、隣接
したN個の振動子(例えば5−1〜5−N)に供給され
これを駆動し超音波を生体内16に放射する。超音波振
動子5から生体内16に放射された超音波は生体内の各
組織の境界面などで反射され、再び前記超音波振動子5
によって受信された後プリンアンプ6を介してNチャン
ネルで構成される受信遅延回路7に送られる。ここで受
信超音波ビ−ムの収束距離を決定する遅延時間が与えら
れた後加算器8に入力され、Nチャンネルの受信信号は
加算合成される。さらにこの信号は対数変換機9、包絡
線検波器10にて信号振幅の対数圧縮と検波が行なわれ
A/D変換器11を介して画像メモリ12に一旦記憶さ
れる。
〜5−N+1の振動子が選択されて同様な動作が行なわ
れ、その受信信号は前記画像メモリ12に記憶される。
このような動作は振動子5−M−N+1〜5−Mが選択
駆動されるまで繰り返され、その受信信号は順次画像メ
モリ12に記憶される。このようにして画像メモリ12に
記憶されたM−N+1の受信信号はD/A変換器13に
てアナログのビデオ信号に変換された後モニタ14にて
超音波断層像として表示される。
述べてきたが送信遅延時間2や受信遅延回路7における
遅延時間設定あるいは電子スイッチ4における振動子の
選択、画像メモリ12やレート信号発生器1などの制御
は制御回路15において行なわれる。なお振動子5が平
面状に配列されたリニア走査方式の探触子に対してコン
ベックス走査方式の探触子では振動子5が凸面状に配列
されるがこれらの振動子を駆動する方式に差異はない。
このようなリニア走査方式、あるいはコンベックス走査
方式では断層像の横幅は全振動子幅(すなわち振動子配
列間隔と振動子数の積)に依存し、広い画像幅を確保す
るには前記全振動子幅を広くする必要がある。
はコンベックス走査方式によって腹部等の診断を行った
場合、探触子の端部近くに位置する振動子から放射され
た超音波は生体内の軟部組織に対して透過されない場合
がある。その原因の1つは凸面状になっている生体表面
に探触子を接触させた場合にその両端の接触がとり難く
なり、振動子と生体の間に空気層が介在するためであ
る。
ことによって改善させることが可能であるが被検者(患
者)に苦痛を与えるという問題を有している。すなわち
図13にて述べたN個の同時駆動振動子と生体との間に
空気層が介在した場合、振動子のもつ音響インピーダン
スと空気の音響インピーダンスの差が大きいため音波の
大部分はその境界面で反射し生体内にはほとんど入射さ
れない。このため生体内画像として表示できない領域が
発生する。
この診断不可領域が診断に必要とされる領域(いわゆる
関心領域)と重なった場合とくに問題となる。図14は
探触子の両端が生体表面に接触していない場合に生ずる
診断不可領域をリニア走査方式を例に示したものであ
り、凸面状の生体17に超音波探触子31を接触させた
場合、前記探触子の前面にある振動子に対して生体の非
接触面21−1、非接触面21−2は直接接触できず、
その間には空気層が介在する。したがって非接触面21
の直下には超音波が入射できないいわゆる診断不可領域
23が存在し、これと前記関心領域22とが重なった領
域、すなわち関心領域22−1と関心領域22−2では
超音波検査が不可能となる。
接触面積が小さく深部にて広い視野幅が得られるセクタ
走査方式に切り替えて診断を行なっていたが、この場合
リニア走査用探触子あるいはコンベックス走査用探触子
をセクタ走査用探触子に交換しなくてはならなかった。
しかしながら超音波による臨床検査の途中で探触子を交
換することは診断効率を著しく低下させ、またセクタ走
査用探触子を常に準備しておく必要があった。
2337号公報では超音波画像診断装置本体の制御回路
にセクタ方式やリニア方式、コンベックス方式等の複数
の走査機能をもたせ、一方、探触子の中央部に配列され
た振動素子幅は端部に配列されたものより小さくした探
触子を用いることによって1本の探触子でリニア走査あ
るいはコンベックス走査とセクタ走査を可能とする装置
の提案がなされている。
切り替えは装置の操作者である医師や検査士が画像を観
察しながら手動で行うものであり、探触子を体表面上で
絶えず動かしながらリアルタイム画像を観測する一般の
臨床検査にそのまま適用するには操作性に問題があり診
断効率低下の問題は依然解決されていない。
超音波画像診断装置の探触子表面近傍に音波の送受信を
妨げる媒質が存在する場合にその媒質の後方領域の観察
を可能とする走査方式への自動切り替えを可能とする超
音波画像診断装置の提供を目的としている。
に、本発明の超音波画像診断装置は複数の振動子が配列
されてなる超音波探触子と、この振動子を所定の駆動法
によって駆動して超音波の送受信を行う超音波送受信手
段と、この送受信回路によって得られた信号を処理し表
示する手段と、前記超音波探触子の音波放射面近傍に装
着され、前記音波放射面が検査対象である媒質表面に接
触しているか否かを検出するための検出手段と、前記検
出手段からの信号に基いて超音波送受信の制御を行う走
査制御手段を有したことを特徴とする。本発明によれば
超音波探触子の生体接触面の一部に音響的障害物が存在
しても生体内断層像の広範囲な観測が容易に実現でき装
置の診断能のみならず診断効率においても大幅な向上が
期待できる。
の実施形態を説明する。
り、生体に接触する探触子31の表面近傍にはこの探触
子31の表面が生体に対して接触しているか否かを検出
するためのセンサ32が装着され、このセンサ32から
の出力信号は探触子接触度検出回路36に送られ生体と
接触していない振動子を特定する。
は制御回路15に送られ、制御回路15は送受信回路3
3に対して生体と密着し生体内に超音波の送受信が可能
な振動子の選定と超音波ビーム偏向を行うための送受信
遅延時間33を制御し最適な走査方式への自動切り替え
を行う。このようなシステム構成により生体と接触して
いない振動子の存在によって狭くなった有効画像幅を画
質劣化なしに改善する。
なされたリニア走査画像の1例であり、探触子両端部の
振動子の送受信信号に所定の遅延時間を与え超音波ビー
ムを外側に偏向させることにより従来の方法では診断不
可領域であったために観測できなかった関心領域の端部
表示が可能となる。
る。図3の実施形態では探触子表面と生体との接触の良
否を検出する手段として超音波画像診断装置に使用され
ている超音波振動子をそのまま使用する方法をリニア走
査方式の装置において述べる。
ト信号発生器1からのパルスがNチャンネルで構成され
る送信遅延回路2に送られ、ここで送信超音波ビ−ムの
収束距離を決定する遅延時間τfが与えられた後振動子
駆動回路(パルサ)3に供給される。ここでn番目の遅
延回路において設定される遅延時間τf(n)は次のよ
うに設定される。
配列間隔、V0は生体内音速、F0は焦点距離である。こ
のパルサ3では、超音波振動子を駆動し超音波を発生す
るための駆動パルスが形成され、その駆動パルスのタイ
ミングは送信用遅延回路2によって決定される。
ってM個配列された超音波振動子5のうちのN個(例え
ば5−1〜5−N)を選択駆動し超音波を発生する。生
体内に放射された超音波の一部は臓器の境界面あるいは
生体組織の音響散乱体にて反射し、再び超音波振動子5
によって受信され電気信号に変換される。この受信信号
は再び電子スイッチ4を経てさらにプリアンプ6や受信
超音波ビ−ムの収束用遅延時間を与えるためのNチャン
ネル受信遅延回路7を介して加算器8に送られる。加算
器8で受信遅延回路7のNチャンネル出力信号は加算合
成され、さらに対数変換器9、包絡線検波器10にて受
信信号振幅の対数圧縮と包絡線検波が行なわれた後A/
D変換されて画像メモリ12に一旦記憶される。
れ探触子接触度検出回路36に送られ後述する方法によ
ってそれぞれの受信信号の大きさが定量的に測定され、
その結果は探触子接触度検出回路36内のメモリ&加算
平均回路54に一旦記憶される。さらに振動子5−2〜
5−N+1、振動子5−3〜5−N+2、・・・・振動
子5−M−N+1〜5−Mを順次選択した状態で同様な
動作を繰り返す。この時得られた加算器8の出力信号も
対数変換器9、包絡線検波器10、A/D変換器11を
経て前記画像メモリ12に順次記憶されるとともに探触
子接触度検出回路36にて信号強度が測定され、その結
果も探触子接触度検出回路36内のメモリ&加算平均回
路54に記憶される。
波の送受信が行なわれた後、画像メモリ12に記憶され
た1フレーム分の画像データはテレビフォ−マットに変
換された後D/A変換されてモニタ14上に超音波断層
像として表示される。このように1フレーム分の受信信
号を得る間に探触子接触度検出回路36内のメモリ&加
算平均回路54には振動子5−1、および振動子5−M
からの信号を除き同一振動子につき複数個の受信信号が
記憶されており、これらを加算平均することによって精
度の良い測定結果を得ることが可能となる。
度測定値が予め設定された値(閾値)より小さければ当
該振動子から生体内への送受信は両者間の空気層介在の
ため行なわれていないと判定する。
の信号の違いを示したものである。図4(A)は振動子
5−(a)、振動子5−(b)の位置及び被検者の体表
位置の関係を表している。図4(B)は振動子と生体と
の間に空気層が存在する場合の振動子5−(a)の受信
絶対値波形(すなわち検波波形)と振動子と生体が直接
接している場合の振動子5−(b)の受信絶対値波形
を、また図4(C)は振動子番号とその受信強度(すな
わちメモリ&加算平均回路54の出力)および閾値との
関係を模式的に示したものである。
る方法を採ることが望ましい。これは生体内からの超音
波反射強度には個体差があるためであり、また装置の増
幅器ゲインの変化に伴いノイズレベルも変動するためで
ある。(B)において振動子5−(a)の場合のように
振動子と生体との間に空気が介在する場合には振動子と
空気の境界からは大きな反射信号が得られるが、深部か
らの反射波の大きさはきわめて小さい。これに対して振
動子5−(b)の場合のように振動子と生体とが直接接
触している場合には深部からも十分な大きさをもつ反射
信号を測定することができる。
定の深さ(図中の観測点)からの反射信号(すなわち図
中の観測点)の大きさを順次測定すると(C)に示す強
度分布が得られる。ここで例えば破線で示したレベルに
閾値を設定すればこの閾値より低値を示す振動子5−1
〜振動子5−m1と振動子5−m2〜振動子Mは空気層
介在のため有効に送受信されていないと判定することが
できる。すなわち探触子接触度検出回路36によって生
体16と接触している振動子は振動子5−m1から振動
子5−m2の範囲であることを検出する。したがって振
動子5−1〜振動子5−m1と振動子5−m2〜振動子
Mに相当する分だけ超音波画像として表示できる幅が狭
くなるが本発明では既に図2において示したように超音
波ビームを外側に偏向することによってこれを補ってい
る。このときの偏向角の設定方法については後述する。
信号振幅値の測定は外来ノイズの影響を受けやすく、計
測が不安定になりやすい。
積分方式を採用した探触子接触度検出回路36のブロッ
ク図を示したものであり、Nチャンネルの受信遅延回路
7の各出力は各々反射強度測定回路50の絶対値回路5
1(あるいは包絡線検波回路)を経てゲート回路52に
送られる。このゲート回路にて所定の期間のみの信号が
選択された後積分回路53を経てメモリ&加算平均回路
54に送られる。
音波振動子の駆動タイミングと駆動周期を決定するレー
ト信号発生器1の出力、(b)は積分回路53の積分範
囲を決定するゲート信号であり、所定の期間(t1〜t
2)を設けることによって振動子-空気表面からの大振
幅信号の影響を排除する。図6(c)と図6(d)は生
体と振動子の間に空気層がある場合について、振動子5
−(a)の受信信号の絶対値回路51の出力と積分回路
53の出力例、また図6(e)と図6(f)は生体と振
動子の間に空気層がない場合について、振動子5−
(b)の受信信号の絶対値回路51の出力と積分回路5
3の出力例を示した。
らの受信信号は電子スイッチ4によって所定の遅延時間
を有した受信遅延回路7に接続される。例えば振動子7
−3の受信信号は第1の超音波受信では電子スイッチ4
を介して受信遅延回路7−3に接続されるが第2の受信
では受信遅延回路7−2に、また第3の受信では受信遅
延回路7−1に順次シフトして接続される構成になって
いる。したがってメモリ&加算平均回路54ではNチャ
ンネルの積分回路53によって積分された値のうち同一
振動子に対応するものを抽出しこれらに対して加算平均
を行う必要がある。
信強度値は振動子選定回路18に送られここで閾値設定
回路38にて予め設定された閾値と比較することによっ
て有効に機能している振動子が選定される。その結果は
振動子制御回路42およびビーム偏向制御回路41に送
られ生体深部における画像表示範囲拡大のための最適走
査が行なわれる。
効に機能している振動子番号(振動子5−m1〜振動子
5−m2)の情報を得た振動子制御回路42ではこれら
の振動子のみを選択した新しい走査に切り替える。すな
わち空気層が介在することによって視野幅が狭くなった
分は振動子の送受信信号の遅延時間制御によって超音波
ビームを偏向して補う。例えば最初の送受信では振動子
5−m1〜振動子5−m1+Nを選択して用いる。この
ときの振動子5−m1+nx(nx=0〜N−1)の送
受信信号に与えられる遅延時間τ(nx)は超音波ビー
ム収束用遅延時間τf(nx)と超音波ビーム偏向用遅
延時間τs(nx)の和であり、τfおよびτsはそれ
ぞれ次のように設定される。 τf(nx)=d2[(N−1)2ー(2nx−N−1)2]/8V0F0 τs(nx)=(nx−1)dsinθ/V0 ・・・(1) ただし、dは振動子配列間隔、V0は生体内音速、Foは
焦点距離、θは偏向角である。
したものであり走査領域の外側へのビーム偏向は振動子
5−m1〜振動5−m1+N−1および振動子5−m2
−N+1〜振動子5−m2によってのみ行う場合ににつ
いて述べる。最大ビーム偏向角をθs1、θs2(θs1
<0、θs2>0)とすれば、まず第1の走査において
振動子5−m1〜振動5−m1+N−1の送受信信号に
はθs1方向にビーム偏向を行うための遅延時間が与え
られるべく前記送信遅延回路2および受信遅延回路7は
前記ビーム偏向制御回路41によって制御される。この
とき超音波走査によって得られた受信信号は既に述べた
ものと同様の電子回路を経て前記画像メモリ12内の第
1の領域に記憶される。
1の走査と同じ振動子5−m1〜振動5−m1+N−1
を用い、その送受信信号に対してビーム偏向角がθs1
+Δθ(Δθは走査角間隔)、θs1+2Δθ、・・・
となるように遅延時間が与えられる。このような動作は
ビーム偏向角が零度すなわちリニア走査方向と一致する
まで繰り返され、それぞれの走査によって得られた受信
信号は前記画像メモリ12の第1の領域に記憶される。
囲でN個の振動子を用いたリニア走査が行なわれその受
信信号は前記画像メモリ12の第2の領域に記憶され
る。このリニア走査が終了すると再び角度間隔Δθのビ
ーム偏向が振動子5-m2−N+1〜振動子5−m2を
用いて行なわれる。この動作は最大偏向角θs2までく
りかえされ、その受信信号は前記画像メモリ12の第3
の領域に一旦記憶された後既に画像メモリ12の第1の
領域および第2の領域に記憶されている画像信号ととも
に断層像としてモニタ14上に表示される。
べる。超音波画像診断装置では既に述べたように各振動
子の送信信号および受信信号に遅延時間を与え、振動子
面から所定の距離に超音波ビームを収束させることによ
り解像度を上げている。受信においては受信のタイミン
グに同期して遅延時間を変更することによって深さ方向
の広い範囲で収束ビームを得るいわゆるダイナミック収
束法の適用が可能である。これに対して送信での収束点
は1つに限られるため関心領域に送信ビームの収束点が
設定されるようになっており、腹部診断における焦点距
離は一般に約70mmに設定される。したがってこの深
さにおいて空気層の影響を受けない場合のリニア走査画
像の有効幅と同等の画像有効幅が得られるように前記最
大偏向角θsを設定する必要がある。
走査式探触子を用いた従来の超音波画像の画像幅をW、
送信収束点までの距離(焦点距離)をL、探触子の両端
部において空気層の介在により超音波の送受信が不能と
なっている横幅をW1、W2とすれば探触子左端での最
大偏向角θs1はθs1=tan-1(W1/L)で決定され
る。同様に探触子右端での最大偏向角θs2はθs2=t
an-1(W2/L)となる。前記偏向角度間隔Δθについ
ても深さLにおいてリニア走査間隔とほぼ等しくなるよ
うに設定すればよい。すなわちリニア走査間隔がΔxの
場合にはΔθ=tan-1(Δx/L)で決定される。この
ような設定により関心領域の中心である深さLにおいて
は常に画像幅Wを走査間隔Δxで走査するため毎秒表示
される画像枚数(フレーム数)は変わらない。
ない場合には偏向角θを大きくするとグレーティングロ
ーブが発生しθ方向の主ビーム以外の方向においても超
音波の送受信が同時に行なわれるため超音波画像上での
アーチファクト(虚像)発生の原因となることはよく知
られている。したがってこのような現象が起こらないよ
うな振動子配列間隔を有した探触子を使用する必要があ
る。振動子間隔が十分小さく出来ないため偏向角θg以
上においてグレーティングローブが発生し、それによる
アーチファクトが診断上許容できないレベルにある場合
には最大偏向角θsをθgとして設定してもよい。
触子接触度検出回路36につき第2の実施形態を図9の
ブロック図を用いて説明する。この実施形態では探触子
接触度検出回路36への入力信号を包線検波回路10の
出力から取っていることがすでに述べた図3の方法と異
なる。すなわち生体内16からの反射波を電子スイッチ
4によって選択されたN個の超音波振動子5(例えば5
−1〜5−N)によって受信し電気信号に変換された受
信信号は電子スイッチ4、プリアンプ6さらには受信遅
延回路7を経て加算器8に送られる。この加算器8でN
チャンネルの受信信号は加算合成され、対数変換器9、
包絡線検波回路10にて対数圧縮、検波された後A/D
変換され画像メモリ12に一旦記憶される。
子接触度検出回路36に入力されて生体内からの反射強
度が測定され、その結果は探触子接触度検出回路36の
メモリ回路に記憶される。さらに振動子5−2〜5−N
+1、振動子5−3〜5−N+2、・・・・振動子5−
M−N+1〜5−Mを順次選択した状態で同様な動作を
繰り返し、この時得られた加算器8の出力信号も対数変
換器9、包絡線検波回路10、A/D変換器11を経て
前記画像メモリ12に順次記憶される。
接触度検出回路36において生体内からの超音波受信強
度の測定が行なわれ、その結果は探触子接触度検出回路
36内のメモリ回路に記憶される。振動子5−M−N+
1〜5−Mによる超音波の送受信が行なわれた後、画像
メモリ12に蓄積された1フレーム分の画像データはテ
レビフォ−マットに変換された後D/A変換されてモニ
タ14上に超音波断層像として表示される。探触子接触
度検出回路36内のメモリには各走査によって得られた
受信信号の大きさが順次記憶される。
包絡線検波回路10の出力からとったこの実施形態では
探触子接触度検出回路36は1チャンネルでよいため装
置の構成が簡単になる。しかしながら接触/非接触の判
定に用いた受信信号はいずれもN本の振動子によって得
られたものであり、(1)N本全ての振動子が非接触の
場合や(2)N本全ての振動子が接触の場合の他に
(3)N本の中の一部の振動子が非接触の場合の3つの
ケースがある。
表面に探触子31を置いた場合、走査bは探触子31の
中央部に配置された例えばN個の振動子の全てが生体1
6に接触している場合の超音波送受信、走査aは探触子
31の端部に配置されたN個の振動子の全てが生体16
に接触していない場合の超音波送受信、さらに走査cは
探触子31の隣接したN個の振動子のうち一部は生体1
6に接触していない場合の超音波送受信を示している。
cのそれぞれにおける受信絶対値波形(すなわち包絡線
検波器10の出力波形)を示したものである。走査aは
振動子と生体との間に空気が介在するために振動子と空
気の境界からは大きな反射信号が得られるが深部からの
反射波強度はきわめて小さい。走査bでは振動子と生体
とが直接接触しているため深部からも十分な大きさの反
射信号を測定できる。一方走査cでは振動子の一部にお
いて生体との間に空気が介在するため走査aと走査bの中
間の大きさをもつ反射信号が得られる。
子番号、縦軸を反射信号強度にとったグラフで模式的に
示すと図10(C)のようになり走査Cでは使用される
振動子のシフトにともなって反射強度は順次変化する。
ただしこの場合は走査番号と振動子番号は正確ではない
がほぼ対応させることが可能であり、図9の振動子選定
回路18では閾値以下の受信強度を示す走査番号から空
気層介在のため有効な送受信が行なわれていない振動子
を選定することができる。この振動子選定回路18の出
力は振動子制御回路42およびビーム偏向制御回路41
に送られ生体深部における画像表示範囲拡大のための最
適走査が行なわれる。
効に機能している振動子番号(振動子5−m1〜振動子
5−m2)の情報を得た振動子制御回路42ではこれら
の振動子のみを選択した新しい走査に切り替える。すな
わち空気層が介在することによって視野幅が狭くなった
分を振動子の送受信信号の遅延時間制御によって超音波
ビームを偏向し補う。例えば最初の送受信では振動子5
−m1〜振動子5−m1+Nを選択して用いる。
をθs1、θs2とすれば、まず第1の走査において振
動子5−m1〜振動5−m1+N−1の送受信信号には
θs1方向にビーム偏向を行う。このために必要な前記
送信遅延回路2および受信遅延回路7の遅延時間は前記
ビーム偏向制御回路41によって制御される。このとき
超音波走査によって得られた受信信号は既に述べたもの
と同様の電子回路を経て前記画像メモリ12内の第1の
領域に記憶される。
1の走査と同じ振動子5−m1〜振動5−m1+N−1
を用い、その送受信信号に対してビーム偏向角がθs1
+Δθ(Δθは走査角間隔)、θs1+2Δθ、・・・
となるように遅延時間が与えられる。このような動作は
ビーム偏向角が零度すなわちリニア走査方向と一致する
まで繰り返され、それぞれの走査によって得られた受信
信号は前記画像メモリ12の第1の領域に記憶される。
囲でN個の振動子を用いたリニア走査が行なわれその受
信信号は前記画像メモリ12の第2の領域に記憶され
る。このリニア走査が終了すると再び角度間隔Δθのビ
ーム偏向が振動子5-m2−N+1〜振動子5−m2を
用いて行なわれる。この動作は最大偏向角θs2までく
りかえされ、その受信信号は前記画像メモリ12の第3
の領域に一旦記憶された後既に画像メモリ12の第1の
領域および第2の領域に記憶されている画像信号ととも
に断層像としてモニタ14上に表示される。
探触子の生体接触面に専用のセンサを配置した場合につ
いて図11を用い説明する。第1の実施の形態および第
2の実施の形態の説明では前期超音波探触子31と生体
との接触を検出する手段として従来から超音波画像診断
装置にて使用されてきた超音波振動子を用いる方法につ
いて述べてきたが、この実施例では図11に示すように
前記振動子5の各素子に対応して接触感知センサ19を
配置し、この接触感知センサ19から得られる信号によ
って前記探触子31の表面が生体に接触しているか否か
を検出する。
ンサや温度センサを使用することが可能である。すなわ
ち前記超音波探触子31が生体16に接触すると超音波
探触子31内に内蔵された前記接触感知センサ19はそ
の接触圧力あるいは接触によって伝達される生体体温を
感知し電気信号を探触子接触度検出回路36に送くる。
例えば前記接触感知センサ19はM個の前記超音波振動
子の各々に隣接して配置されており、これらM個の前記
接触感知センサ19からの信号は前記探触子接触度検出
回路36に送られて増幅や所定時間内での平均化処理が
行われることにより図12に示すように横軸を超音波振
動子番号に対応した接触感知センサ番号、縦軸を検出信
号強度とした特性が得られる。
19の検出信号強度値は振動子選定回路18に送られ、
ここで前記検出信号強度値は閾値設定回路38による設
定値(閾値)との比較結果から当該接触感知センサ19
に対応した各々の振動子の生体と接触の有無を判定す
る。
能できる振動子番号(振動子5−m1〜振動子5−m
2)の情報を得た振動子制御回路42ではこれらの振動
子のみを選択した走査を実施する。すなわち前記超音波
探触子の表面が生体と接触できないことによって発生す
る視野幅の狭小化に対し振動子の送受信信号の遅延時間
制御によって超音波ビームを偏向してこれを補う。例え
ば最初の送受信では振動子5−m1〜振動子5−m1+
Nを選択して用いる。既に図7に示したように最大ビー
ム偏向角をθs1、θs2(θs1<0、θs2>0)と
すれば、まず第1の走査において振動子5−m1〜振動
5−m1+N−1の送受信信号にはθs1方向にビーム
偏向を行うための遅延時間が与えられるべく前記送信遅
延回路2および受信遅延回路7は前記ビーム偏向制御回
路41によって制御される。このとき超音波走査によっ
て得られた受信信号は既に述べたものと同様の電子回路
を経て前記画像メモリ12内の第1の領域に記憶され
る。
1の走査と同じ振動子5−m1〜振動5−m1+N−1
を用い、その送受信信号に対してビーム偏向角がθs1
+Δθ(Δθは走査角間隔)、θs1+2Δθ、・・・
となるように遅延時間が与えられる。このような動作は
ビーム偏向角が零度すなわちリニア走査方向と一致する
まで繰り返され、それぞれの走査によって得られた受信
信号は前記画像メモリ12の第1の領域に記憶される。
次に振動子5−m1〜振動子5−m2の範囲でN個の振
動子を用いたリニア走査が行なわれその受信信号は前記
画像メモリ12の第2の領域に記憶される。
Δθのビーム偏向が振動子5-m2−N+1〜振動子5
−m2を用いて行なわれる。この動作は最大偏向角θs
2までくりかえされ、その受信信号は前記画像メモリ1
2の第3の領域に一旦記憶された後既に画像メモリ12
の第1の領域および第2の領域に記憶されている画像信
号とともに断層像としてモニタ14上に表示される。
のでは無く、変形して実施することが可能である。例え
ば超音波振動子に隣接して設置される接触感知センサは
圧力センサや温度センサに限定されないし、超音波ビー
ムの偏向に際して実効振動子のうち両端部の振動子5−
m1〜振動子5−m1+Nおよび振動子5−m2−N+
1〜振動子5−m2のそれぞれN個の振動子群によって
のみ行なったがこれに限定されるものではなくその近傍
の振動子群(例えば振動子5−m1+1〜振動子5−m
1+N+1および振動子5−m2−N〜振動子5−m2
−1))を使用しても良い。さらに送信時および受信時
で使用される振動子はいずれもN本としたがこれに限定
されず、送信時の振動子数は受信時の振動子数と異なっ
ていてもよいし、本発明の実施形態ではリニア走査方式
を例に説明したがコンベックス走査方式においても同様
に有効であることは言うまでも無い。
成についてはアナログ方式にて説明したが近年実用化に
至ったフルデジタル方式においてもその効果に差異は無
い。
態に応じて超音波画像生成のための振動子の駆動範囲又
は偏向角度の少なくとも一方を切り換えるので、超音波
探触子の接触面の低下による画像の有効視野範囲の減少
を少なくすることができる。これにより超音波画像診断
を良好に行うことができる。
ブロック図。
す。
断装置のブロック図。
度を示す図。
ロック図。
図。
示す図。
す図。
断装置のブロック図。
強度を示す図。
診断装置のブロック図。
サ番号と検出信号強度の関係を示す図。
示す図。
作卓、18…振動子選定回 路、19…接触感知セン
サ、31…探触子、32…センサ、33…送受信回路、
3 4…信号処理回路、36…探触子接触度検出回路、
38…閾値設定回路、50…反 射強度測定回路
Claims (8)
- 【請求項1】 複数の超音波振動子を備え、超音波放射
面から超音波の送受波を行うように構成された超音波探
触子と、前記超音波振動子から超音波を送波するための
駆動信号を生成し、且つ、前記超音波振動子の出力信号
を処理する送受信手段と、前記送受信手段の出力に基づ
いて超音波画像を生成する手段と、前記超音波放射面が
被検体に接触している範囲を検出する検出手段と、前記
検出手段からの信号に基づいて前記送受信手段を制御す
る走査制御手段を有したことを特徴とする超音波画像診
断装置。 - 【請求項2】 前記走査制御手段は、前記検出手段の出
力に基づいて、超音波画像生成用の超音波送受波に使用
する前記超音波振動子の駆動範囲又は偏向角度の少なく
とも一方を変えるものであることを特徴とする請求項1
記載の超音波画像診断装置。 - 【請求項3】 前記走査制御手段は、前記超音波放射面
の接触範囲が減少した時に、前記送受信手段により形成
される超音波ビームの偏向角を外側方向に増加するもの
であることを特徴とする請求項2記載の超音波画像診断
装置。 - 【請求項4】 前記検出手段は、前記超音波探触子に設
けられた前記被検体との接触状態を検出するセンサと、
前記センサの出力を所定の閾値と比較する手段を備える
ことを特徴とする請求項1記載の超音波画像診断装置。 - 【請求項5】 前記センサは、圧力センサあるいは温度
センサであることを特徴とする請求項4記載の超音波画
像診断装置。 - 【請求項6】 前記検出手段は、前記超音波振動子の出
力信号に基づいて被検体との接触範囲を検出するもので
あることを特徴とする請求項1記載の超音波画像診断装
置。 - 【請求項7】 前記検出手段は、前記超音波振動子の出
力に基づく信号を所定の期間積分し、その積分値に基づ
いて接触・非接触を判断するものであることを特徴とす
る請求項6記載の超音波画像診断装置。 - 【請求項8】 操作者が閾値を設定するための入力手段
を備え、且つ、前記検出手段は、前記超音波振動子の出
力に基づいて得られた信号を所定の閾値と比較すること
により接触・非接触を判断するものであることを特徴と
する請求項6記載の超音波画像診断装置。
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