JP2985147B2 - 超音波診断装置 - Google Patents
超音波診断装置Info
- Publication number
- JP2985147B2 JP2985147B2 JP2312104A JP31210490A JP2985147B2 JP 2985147 B2 JP2985147 B2 JP 2985147B2 JP 2312104 A JP2312104 A JP 2312104A JP 31210490 A JP31210490 A JP 31210490A JP 2985147 B2 JP2985147 B2 JP 2985147B2
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- JP
- Japan
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- fat layer
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- echo signal
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- Length Measuring Devices Characterised By Use Of Acoustic Means (AREA)
- Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Ultrasonic Waves (AREA)
- Measurement Of The Respiration, Hearing Ability, Form, And Blood Characteristics Of Living Organisms (AREA)
- Ultra Sonic Daignosis Equipment (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、超音波診断装置に関し、特に体表脂肪層の
厚さを測定するための装置に関する。
厚さを測定するための装置に関する。
〔従来の技術〕 従来体表脂肪層の厚さを測定する装置としては、機械
式キャリパーで体表面を挟んで計測する方法や、特開昭
62−87139号公報に示されるように超音波を利用して反
射エコーをＡモードで計測し、反射波のピーク強度の時
間間隔から脂肪層の厚さを演算して表示する方法があ
る。
式キャリパーで体表面を挟んで計測する方法や、特開昭
62−87139号公報に示されるように超音波を利用して反
射エコーをＡモードで計測し、反射波のピーク強度の時
間間隔から脂肪層の厚さを演算して表示する方法があ
る。
また、医療用超音波診断装置を流用して体表脂肪層を
表示し計測することも行われている。第４図は、医療用
超音波診断装置を流用して体表脂肪層を計測する場合の
計測画像を示している。この図に示すように、モニタ画
面上にＢモード像が表示される。この表示画像におい
て、最も上層の領域１は体表を示し、また斜線で示す領
域２が脂肪層である。また脂肪層２の下方には臓器３が
表示される。このような画像を用いて体表脂肪層を計測
する場合には、２つのマーカ4,5をキー操作により画像
上に表示し、それぞれのマーカ4,5を脂肪層２の上限位
置と下限位置に移動させる。このとき、マーカ４とマー
カ５との間の距離が画面上の一部に表示されるようにな
っている。
表示し計測することも行われている。第４図は、医療用
超音波診断装置を流用して体表脂肪層を計測する場合の
計測画像を示している。この図に示すように、モニタ画
面上にＢモード像が表示される。この表示画像におい
て、最も上層の領域１は体表を示し、また斜線で示す領
域２が脂肪層である。また脂肪層２の下方には臓器３が
表示される。このような画像を用いて体表脂肪層を計測
する場合には、２つのマーカ4,5をキー操作により画像
上に表示し、それぞれのマーカ4,5を脂肪層２の上限位
置と下限位置に移動させる。このとき、マーカ４とマー
カ５との間の距離が画面上の一部に表示されるようにな
っている。
前記のような従来の医療用超音波診断装置を用いて体
表脂肪層を計測する場合、２つのマーカ4,5をそれぞれ
所定の位置に移動させなければならず、しかも２つのマ
ーカ4,5が上下方向に一直線状になるように移動させる
必要がある。この２つのマーカ4,5の位置がずれている
と、真の脂肪層厚みを表示することはできない。
表脂肪層を計測する場合、２つのマーカ4,5をそれぞれ
所定の位置に移動させなければならず、しかも２つのマ
ーカ4,5が上下方向に一直線状になるように移動させる
必要がある。この２つのマーカ4,5の位置がずれている
と、真の脂肪層厚みを表示することはできない。
本発明に係る超音波診断装置は、モニタ画面上にＢモ
ード像を連続的に表示する超音波診断装置であって、位
置指定手段と、測定手段と、表示手段とを備えている。
位置指定手段は、モニタ画面上に表示されているＢモー
ド像上の被測定位置を指定するためのものである。測定
手段は、現在モニタ画面上に表示されているＢモード像
の位置指定手段で指定された位置におけるエコー信号の
強度から体表脂肪層の厚さを測定するものである。表示
手段は測定手段で得られた測定値を表示する。
ード像を連続的に表示する超音波診断装置であって、位
置指定手段と、測定手段と、表示手段とを備えている。
位置指定手段は、モニタ画面上に表示されているＢモー
ド像上の被測定位置を指定するためのものである。測定
手段は、現在モニタ画面上に表示されているＢモード像
の位置指定手段で指定された位置におけるエコー信号の
強度から体表脂肪層の厚さを測定するものである。表示
手段は測定手段で得られた測定値を表示する。
本発明においては、たとえば超音波ビーム方向と平行
するマーカ線を画面上に表示させる。このマーカ線はト
ラックボール等によって画面上を左右方向に移動可能で
ある。そして、前記マーカ線を左右に移動させることに
よって被測定位置を指定する。
するマーカ線を画面上に表示させる。このマーカ線はト
ラックボール等によって画面上を左右方向に移動可能で
ある。そして、前記マーカ線を左右に移動させることに
よって被測定位置を指定する。
一方、脂肪層のエコー信号は他の筋肉層や内部臓器に
比べて明瞭に区別できるため、このエコー信号の強度差
を利用して、前記マーカ線で指定された位置の脂肪層の
厚さを測定する。
比べて明瞭に区別できるため、このエコー信号の強度差
を利用して、前記マーカ線で指定された位置の脂肪層の
厚さを測定する。
これにより、単に位置指定手段としてのマーカ線等を
左右に移動させて所望の位置に位置させるだけで、容易
かつ高精度に脂肪層の厚みを測定することができる。
左右に移動させて所望の位置に位置させるだけで、容易
かつ高精度に脂肪層の厚みを測定することができる。
第１図は本発明の一実施例による超音波診断装置の概
略ブロック図である。
略ブロック図である。
図において、超音波振動子１は、複数の微小振動子か
ら構成されている。この超音波振動子１は、スキャナー
部２によって走査されるようになっている。スキャナー
部２は、遅延回路及び遅延量制御回路を含んでいる。超
音波振動子１を駆動するための送信回路３は、同期信号
発生回路４から発生される同期信号によって超音波振動
子１を駆動するものである。超音波振動子１によって受
信されたエコー信号は、受信回路５に入力されている。
受信回路５は、対数増幅回路、検波回路、ローパスフィ
ルタ、A/D変換回路等から構成されている。この受信回
路５の出力は、DSC（ディジタルスキャンコンバータ）
やCRTを含む表示部６に入力されている。
ら構成されている。この超音波振動子１は、スキャナー
部２によって走査されるようになっている。スキャナー
部２は、遅延回路及び遅延量制御回路を含んでいる。超
音波振動子１を駆動するための送信回路３は、同期信号
発生回路４から発生される同期信号によって超音波振動
子１を駆動するものである。超音波振動子１によって受
信されたエコー信号は、受信回路５に入力されている。
受信回路５は、対数増幅回路、検波回路、ローパスフィ
ルタ、A/D変換回路等から構成されている。この受信回
路５の出力は、DSC（ディジタルスキャンコンバータ）
やCRTを含む表示部６に入力されている。
前記受信回路５の出力側には検出回路７が接続されて
いる。検出回路７は、標準データメモリ８からの比較信
号とエコー信号の強度とを比較して、脂肪層に相当する
時間を検出するための回路である。標準データメモリ８
から検出回路７に送るべき比較信号は、操作盤９からの
入力によって選択されるようになっている。また、検出
回路７にはマーカ発生回路10が接続されている。マーカ
発生回路10は、表示画面上に、第２図に示すような点線
のマーカ線11を表示するための回路であり、このマーカ
線11で指定された位置のデータが検出回路７で標準デー
タと比較されるようになっている。検出回路７の出力側
には演算回路12が接続されている。演算回路12は、検出
回路７で検出された脂肪層に相当する時間を、距離に変
換するものである。この演算回路12の出力は、表示部６
に入力されている。
いる。検出回路７は、標準データメモリ８からの比較信
号とエコー信号の強度とを比較して、脂肪層に相当する
時間を検出するための回路である。標準データメモリ８
から検出回路７に送るべき比較信号は、操作盤９からの
入力によって選択されるようになっている。また、検出
回路７にはマーカ発生回路10が接続されている。マーカ
発生回路10は、表示画面上に、第２図に示すような点線
のマーカ線11を表示するための回路であり、このマーカ
線11で指定された位置のデータが検出回路７で標準デー
タと比較されるようになっている。検出回路７の出力側
には演算回路12が接続されている。演算回路12は、検出
回路７で検出された脂肪層に相当する時間を、距離に変
換するものである。この演算回路12の出力は、表示部６
に入力されている。
次に動作について説明する。
同期信号発生回路４から一定周期の同期信号が発生さ
れている。この同期信号は送信回路３に設けられた高周
波パルス発振器等を駆動する。これにより、超音波振動
子１が駆動されて超音波ビームが生体内に送波される。
生体内から反射してきたエコー信号は超音波振動子１で
受信され、電気信号に変換されて受信回路５に入力され
る。受信回路５では、エコー信号が増幅され、検出回路
７及び表示部６に送出される。表示部６では、エコー信
号の強度をCRT上での明るさの変化によって表示する。
一方、超音波振動子１はスキャナー部２によって走査さ
れ、この振動子１の走査位置に応じた信号がスキャナー
部２から表示部６に送られる。表示部６には同期信号発
生回路４からの同期信号も入力されており、これにより
表示部６のCRT上にＢモード画像が得られる。
れている。この同期信号は送信回路３に設けられた高周
波パルス発振器等を駆動する。これにより、超音波振動
子１が駆動されて超音波ビームが生体内に送波される。
生体内から反射してきたエコー信号は超音波振動子１で
受信され、電気信号に変換されて受信回路５に入力され
る。受信回路５では、エコー信号が増幅され、検出回路
７及び表示部６に送出される。表示部６では、エコー信
号の強度をCRT上での明るさの変化によって表示する。
一方、超音波振動子１はスキャナー部２によって走査さ
れ、この振動子１の走査位置に応じた信号がスキャナー
部２から表示部６に送られる。表示部６には同期信号発
生回路４からの同期信号も入力されており、これにより
表示部６のCRT上にＢモード画像が得られる。
この様子を第２図に示している。Ｂモード画像をCRT
上に表示し、トラックボールを移動させることによって
マーカ線11を画面上の左右方向に移動させ、被測定位置
を指定する。このマーカ線11で指定された位置のエコー
信号の強度は、たとえば第３図に示すような強度とな
る。この第３図から明らかなように、脂肪層からのエコ
ー信号は他の筋肉や臓器とは明らかに異なる強度であ
り、標準データメモリ８からの比較データＬと比較する
ことによって、脂肪層の領域を比較的容易に判別するこ
とができる。なお、標準データメモリ８からのデータ
は、操作盤９によって被測定者の性別や年令を入力する
ことによって、その平均的データが選択される。エコー
信号強度と比較データとをコンパレータ等によって比較
することにより、体表部の最初の強エコー信号帯とその
下層の信号強度差により点Ｃを、次の強エコー信号帯と
その上層の信号強度差により点Ｄを検出する。この点Ｃ
と点Ｄの時間差は、演算回路12に入力される。演算回路
12では、検出回路７からの時間差データをもとに点Ｃと
点Ｄとの間の距離を演算する。この演算結果は、表示部
６のCRT上に表示される。
上に表示し、トラックボールを移動させることによって
マーカ線11を画面上の左右方向に移動させ、被測定位置
を指定する。このマーカ線11で指定された位置のエコー
信号の強度は、たとえば第３図に示すような強度とな
る。この第３図から明らかなように、脂肪層からのエコ
ー信号は他の筋肉や臓器とは明らかに異なる強度であ
り、標準データメモリ８からの比較データＬと比較する
ことによって、脂肪層の領域を比較的容易に判別するこ
とができる。なお、標準データメモリ８からのデータ
は、操作盤９によって被測定者の性別や年令を入力する
ことによって、その平均的データが選択される。エコー
信号強度と比較データとをコンパレータ等によって比較
することにより、体表部の最初の強エコー信号帯とその
下層の信号強度差により点Ｃを、次の強エコー信号帯と
その上層の信号強度差により点Ｄを検出する。この点Ｃ
と点Ｄの時間差は、演算回路12に入力される。演算回路
12では、検出回路７からの時間差データをもとに点Ｃと
点Ｄとの間の距離を演算する。この演算結果は、表示部
６のCRT上に表示される。
このような実施例では、マーカ線11を任意の位置に移
動させるだけで、所望の位置の体表脂肪層の厚みを非常
に容易に計測することができる。
動させるだけで、所望の位置の体表脂肪層の厚みを非常
に容易に計測することができる。
なお、前記実施例ではＢモード表示を行って体表脂肪
層の厚みを検出するようにしたが、Ｂモード表示に併せ
てＡモード表示も行えば、エコー信号強度を目視により
確認することができる。
層の厚みを検出するようにしたが、Ｂモード表示に併せ
てＡモード表示も行えば、エコー信号強度を目視により
確認することができる。
以上のように本発明では、位置指定手段としてのたと
えばマーカ線をトラックボール等により移動するだけの
非常に簡単な操作で、正確に体表脂肪層の厚みを計測す
ることができる。
えばマーカ線をトラックボール等により移動するだけの
非常に簡単な操作で、正確に体表脂肪層の厚みを計測す
ることができる。
第１図は本発明の一実施例による超音波診断装置の概略
ブロック図、第２図はその表示画面を示す図、第３図は
エコー信号の強度を表す信号波形図、第４図は従来の装
置における表示画面を示す図である。 ６……表示部、７……検出回路、８……標準データメモ
リ、10……マーカ発生回路、11……マーカ線、12……演
算回路。
ブロック図、第２図はその表示画面を示す図、第３図は
エコー信号の強度を表す信号波形図、第４図は従来の装
置における表示画面を示す図である。 ６……表示部、７……検出回路、８……標準データメモ
リ、10……マーカ発生回路、11……マーカ線、12……演
算回路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 ＦＩ Ｇ０１Ｎ 29/20 Ａ６１Ｂ 5/10 ３００Ｑ (56)参考文献 特開 平２−55047（ＪＰ，Ａ) 特開 昭62−87139（ＪＰ，Ａ) 特開 昭59−44248（ＪＰ，Ａ)
Claims (1)
- 【請求項１】モニタ画面上にＢモード像を連続的に表示
する超音波診断装置であって、 モニタ画面上に表示されているＢモード像上の被測定位
置を指定するための位置指定手段と、 現在モニタ画面上に表示されているＢモード像の前記位
置指定手段で指定された位置におけるエコー信号の強度
から体表脂肪層の厚さを測定する測定手段と、 前記測定手段で得られた測定値を表示する表示手段と、 を備えた超音波診断装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2312104A JP2985147B2 (ja) | 1990-11-16 | 1990-11-16 | 超音波診断装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2312104A JP2985147B2 (ja) | 1990-11-16 | 1990-11-16 | 超音波診断装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04183450A JPH04183450A (ja) | 1992-06-30 |
| JP2985147B2 true JP2985147B2 (ja) | 1999-11-29 |
Family
ID=18025289
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2312104A Expired - Fee Related JP2985147B2 (ja) | 1990-11-16 | 1990-11-16 | 超音波診断装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2985147B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP2913006A1 (en) * | 2014-02-26 | 2015-09-02 | Samsung Medison Co., Ltd. | Method and ultrasound apparatus for displaying location information of bursa |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100440255B1 (ko) * | 2002-09-26 | 2004-07-15 | 한국전자통신연구원 | 대상 장기의 지방량 측정 시스템 및 지방량 측정프로그램을 기록한 기록매체 |
| EP1467203A1 (de) * | 2003-04-10 | 2004-10-13 | Zumbach Electronic Ag | Vorrichtung und Verfahren zur Messung eines extrudierten Flachleiterkabels |
-
1990
- 1990-11-16 JP JP2312104A patent/JP2985147B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP2913006A1 (en) * | 2014-02-26 | 2015-09-02 | Samsung Medison Co., Ltd. | Method and ultrasound apparatus for displaying location information of bursa |
| US11234674B2 (en) | 2014-02-26 | 2022-02-01 | Samsung Medison Co., Ltd. | Method and ultrasound apparatus for displaying location information of bursa |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04183450A (ja) | 1992-06-30 |
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Legal Events
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