JP5909076B2 - 超音波診断装置及び制御プログラム - Google Patents
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Description
により得られるドプラ信号をFFT分析することによってドプラスペクトラムデータを時
系列的に生成し、これら複数のドプラスペクトラムデータ各々から検出される最高流速デ
ータを時間方向に配列することによりスペクトラム画像データを生成する超音波診断装置
において、前記ドプラスペクトラムデータのノイズレベルに基づいて閾値を算出する閾値
算出手段と、前記閾値を保存する記憶手段と、前記閾値と前記ドプラスペクトラムデータ
とに基づいて前記最高流速データを生成する最高流速データ生成手段と、観察モードを選
択する観察モード選択手段とを備え、前記観察モード選択手段によりリアルタイム観察モ
ードの途中で静止観察モードが選択された場合、前記閾値算出手段は、静止観察モード開
始タイミングに基づいて定まる所定の時相にて得られるドプラスペクトラムデータに基づ
いて算出した閾値を前記記憶手段に保存し、前記最高流速データ生成手段は、リアルタイ
ム観察モード再開タイミングに基づいて定まる所定の時相にて得られるドプラスペクトラ
ムデータと前記記憶手段から読み出した前記閾値とに基づいて前記最高流速データを生成
することを特徴としている。
以下に述べる本実施形態の超音波診断装置では、被検体に対する超音波送受信により時系列的なドプラスペクトラムデータを収集し、これらドプラスペクトラムデータの各々に閾値を設定することによりドプラスペクトラムデータの時間的変化を示すスペクトラム画像データや最高血流速の時間的変化を示す最高流速データを生成する際、フリーズモード等の静止観察モードの直前に計測されたリアルタイム観察モードにおけるドプラスペクトラムデータのノイズレベルに基づく閾値を一旦保存し、静止観察モードの直後に収集されたリアルタイム観察モードのドプラスペクトラムデータに上述の閾値を適用することにより、連続性に優れ折り返り現象が排除されたスペクトラム画像データや最高流速データを生成する。
本開示の実施形態における超音波診断装置の構成と機能につき図1乃至図8を用いて説明する。尚、図1は、本実施形態における超音波診断装置の全体構成を示すブロック図である。又、図2乃至図4と図7及び図8は、この超音波診断装置が備える送受信部、受信信号処理部、閾値算出部、折り返り補正値算出部及び画像データ生成部/表示データ生成部の具体的な構成を示すブロック図である。
次に、リアルタイム観察モードの途中で静止観察モードが選択された場合における画像データの生成手順につき図9のフローチャートを用いて説明する。但し、以下では、説明を簡単にするために、装置の初期設定においてスペクトラムドプラモードのみが選択された場合について述べるが、スペクトラムドプラモードの他にBモードやカラードプラモードが選択されてもよい。又、折り返り補正値としての周波数シフト量Δηをn1+1個のドプラスペクトラムデータに基づいて算出する場合について述べるが、これに限定されるものではなく、折り返り補正値は、PRF増減値Δfr等であってもよい。
3…送受信部
31…送信部
32…受信部
4…受信信号処理部
41…Bモードデータ生成部
42…ドプラ信号検出部
43…カラードプラデータ生成部
44…スペクトラムデータ生成部
5…閾値算出部
6…閾値記憶部
7…最高周波数検出部
8…折り返り補正値算出部
9…画像データ生成部
10…表示データ生成部
11…表示部
12…走査制御部
13…入力部
14…システム制御部
100…超音波診断装置
Claims (9)
- 被検体に対する超音波送受信により得られるドプラ信号をFFT分析することによって
ドプラスペクトラムデータを時系列的に生成し、これら複数のドプラスペクトラムデータ
各々から検出される最高流速データを時間方向に配列することによりスペクトラム画像デ
ータを生成する超音波診断装置において、
前記ドプラスペクトラムデータのノイズレベルに基づいて閾値を算出する閾値算出手段
と、
前記閾値を保存する記憶手段と、
前記閾値と前記ドプラスペクトラムデータとに基づいて前記最高流速データを生成する
最高流速データ生成手段と、
観察モードを選択する観察モード選択手段とを備え、
前記観察モード選択手段によりリアルタイム観察モードの途中で静止観察モードが選択
された場合、前記閾値算出手段は、静止観察モード開始タイミングに基づいて定まる所定
の時相にて得られるドプラスペクトラムデータに基づいて算出した閾値を前記記憶手段に
保存し、前記最高流速データ生成手段は、リアルタイム観察モード再開タイミングに基づ
いて定まる所定の時相にて得られるドプラスペクトラムデータと前記記憶手段から読み出
した前記閾値とに基づいて前記最高流速データを生成することを特徴とする超音波診断装
置。 - 前記ドプラスペクトラムデータに対し前記閾値を設定することにより折り返り補正値を
算出する折り返り補正値算出手段を備え、前記観察モード選択手段によりリアルタイム観
察モードの途中で静止観察モードが選択された場合、前記折り返り補正値算出手段は、リ
アルタイム観察モード再開タイミングに基づいて定まる所定の時相にて得られたドプラス
ペクトラムデータに前記記憶手段から読み出した前記閾値を設定することにより前記折り
返り補正値を算出し、前記最高流速データ生成手段は、前記折り返り補正値に基づいて前
記ドプラスペクトラムデータの最高周波数を処理することにより前記最高流速データを生
成することを特徴とする請求項1記載の超音波診断装置。 - 被検体に対する超音波送受信により得られるドプラ信号をFFT分析することによって
ドプラスペクトラムデータを時系列的に生成し、これら複数のドプラスペクトラムデータ
各々から検出される最高流速データを時間方向に配列することによりスペクトラム画像デ
ータを生成する超音波診断装置において、
前記ドプラスペクトラムデータのノイズレベルを計測するノイズレベル計測手段と、
前記ノイズレベルを保存する記憶手段と、
前記ノイズレベルに基づいて算出した閾値と前記ドプラスペクトラムデータとに基づい
て前記最高流速データを生成する最高流速データ生成手段と、
観察モードを選択する観察モード選択手段とを備え、
前記観察モード選択手段によりリアルタイム観察モードの途中で静止観察モードが選択
された場合、前記ノイズレベル計測手段は、静止観察モード開始タイミングに基づいて定
まる所定の時相にて得られるドプラスペクトラムデータに基づいて計測したノイズレベル
を前記記憶手段に保存し、前記最高流速データ生成手段は、リアルタイム観察モード再開
タイミングに基づいて定まる所定の時相にて得られるドプラスペクトラムデータと前記記
憶手段から読み出した前記ノイズレベルとに基づいて前記最高流速データを生成すること
を特徴とする超音波診断装置。 - 前記ドプラスペクトラムデータに対し前記閾値を設定することにより折り返り補正値を
算出する折り返り補正値算出手段を備え、前記観察モード選択手段によりリアルタイム観
察モードの途中で静止観察モードが選択された場合、前記折り返り補正値算出手段は、リ
アルタイム観察モード再開タイミングに基づいて定まる所定の時相にて得られたドプラス
ペクトラムデータに前記記憶手段から読み出した前記ノイズレベルに基づく前記閾値を設
定することにより前記折り返り補正値を算出し、前記最高流速データ生成手段は、前記折
り返り補正値に基づいて前記ドプラスペクトラムデータの最高周波数を処理することによ
り前記最高流速データを生成することを特徴とする請求項3記載の超音波診断装置。 - 最高周波数検出手段を備え、前記最高周波数検出手段は、時間方向に直接あるいは前記
静止観察モードの期間を介して隣接する前時相のドプラスペクトラムデータに基づいて得
られた前記閾値を後時相のドプラスペクトラムデータへ設定することにより前記ドプラス
ペクトラムデータの最高周波数を検出することを特徴とする請求項2又は請求項4に記載
した超音波診断装置。 - 前記折り返り補正値算出手段は、前記閾値を用いた前記ドプラスペクトラムデータの2
値化処理によりMAPデータを生成するMAPデータ生成手段と、前記MAPデータにお
けるドプラ信号の存在領域と非存在領域との比率が所定の値になるようなレート周波数の
増減値を算出するPRF増減値算出手段あるいはMAPデータにおけるドプラ信号存在領
域の中心が周波数軸の中央に位置するような周波数シフト量を算出する周波数シフト量算
出手段の少なくとも何れかを有していることを特徴とする請求項2又は請求項4に記載し
た超音波診断装置。 - 前記時系列的に得られたドプラスペクトラムデータに基づいてスペクトラム画像データ
を生成するスペクトラム画像データ生成手段を備え、前記スペクトラム画像データ生成手
段は、前記折り返り補正値算出手段が算出した前記折り返り補正値に基づいて前記ドプラ
スペクトラムデータを処理することにより前記スペクトラム画像データを生成することを
特徴とする請求項2又は請求項4に記載した超音波診断装置。 - 被検体に対する超音波送受信により得られるドプラ信号をFFT分析することによって
ドプラスペクトラムデータを時系列的に生成し、これら複数のドプラスペクトラムデータ
各々から検出される最高流速データを時間方向に配列することによりスペクトラム画像デ
ータを生成する超音波診断装置に対し、
リアルタイム観察モードの途中で静止観察モードを選択する観察モード選択機能と、
静止観察モード開始タイミングに基づいて定まる所定の時相にて得られたドプラスペク
トラムデータのノイズレベルに基づいて算出した閾値を保存する記憶機能と、
保存された前記閾値を読み出し、この閾値とリアルタイム観察モード再開タイミングに
基づいて定まる所定の時相にて得られたドプラスペクトラムデータとに基づいて最高流速
データを生成する最高流速データ生成機能を
実行させることを特徴とする制御プログラム。 - 被検体に対する超音波送受信により得られるドプラ信号をFFT分析することによって
ドプラスペクトラムデータを時系列的に生成し、これら複数のドプラスペクトラムデータ
各々から検出される最高流速データを時間方向に配列することによりスペクトラム画像デ
ータを生成する超音波診断装置に対し、
リアルタイム観察モードの途中で静止観察モードを選択する観察モード選択機能と、
静止観察モード開始タイミングに基づいて定まる所定の時相にて得られたドプラスペク
トラムデータにおいて計測したノイズレベルを保存する記憶機能と、
保存された前記ノイズレベルを読み出し、このノイズレベルに基づいて算出した閾値と
リアルタイム観察モード再開タイミングに基づいて定まる所定の時相にて得られたドプラ
スペクトラムデータとに基づいて最高流速データを生成する最高流速データ生成機能を
実行させることを特徴とする制御プログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011243991A JP5909076B2 (ja) | 2011-11-07 | 2011-11-07 | 超音波診断装置及び制御プログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011243991A JP5909076B2 (ja) | 2011-11-07 | 2011-11-07 | 超音波診断装置及び制御プログラム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2013099388A JP2013099388A (ja) | 2013-05-23 |
JP5909076B2 true JP5909076B2 (ja) | 2016-04-26 |
Family
ID=48620690
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011243991A Active JP5909076B2 (ja) | 2011-11-07 | 2011-11-07 | 超音波診断装置及び制御プログラム |
Country Status (1)
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JP3698173B2 (ja) * | 1995-05-24 | 2005-09-21 | 東芝医用システムエンジニアリング株式会社 | 超音波診断装置 |
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-
2011
- 2011-11-07 JP JP2011243991A patent/JP5909076B2/ja active Active
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