JPH09262223A - 傾斜磁場コイルとそれを用いた磁気共鳴イメージング装置 - Google Patents

傾斜磁場コイルとそれを用いた磁気共鳴イメージング装置

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JPH09262223A
JPH09262223A JP8099670A JP9967096A JPH09262223A JP H09262223 A JPH09262223 A JP H09262223A JP 8099670 A JP8099670 A JP 8099670A JP 9967096 A JP9967096 A JP 9967096A JP H09262223 A JPH09262223 A JP H09262223A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】開放性の高い超電導磁石に適合した傾斜磁場コ
イルを提供する。 【解決手段】冷却容器12内に収容した静磁場発生源2
組を対向して配置し、両磁場発生源の間に均一磁場領域
13を形成する磁石11を有する磁気共鳴イメ−ジング
装置に用いられ、均一磁場領域13を挾んで対向して平
行に配置されたほぼ平坦な2組のコイル群14から構成
され、コイル群14は主として傾斜磁場を発生させるた
めの主コイル15と、主コイル15が傾斜磁場コイル1
4の外周に発生する磁場を実質的にほぼ零とするような
磁場を発生させるシ−ルドコイル16とから構成され、
かつ、主コイル15とシ−ルドコイル16はそれぞれ傾
斜磁場を発生する電流を搬送するための電流搬送手段
と、この電流搬送手段を固定、保持するための保持手段
を持っている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、磁気共鳴イメ−ジ
ング装置に適した傾斜磁場コイルに係り、特に、大きな
開口を備えた開放形超電導磁石と組合せて使用する傾斜
磁場コイルにおいて、傾斜磁場コイルに近接した導電体
に発生する渦電流が少なく、かつ開放感のある磁気共鳴
イメ−ジング装置を実現する傾斜磁場コイルに関する。
【0002】
【従来の技術】図8、図9に第1の従来例を示す。この
図は水平磁場方式の超電導磁石に使用されている傾斜磁
場コイルの例で、図8は超電導磁石の断面図、図9は傾
斜磁場コイルの外観図である。図8において、超電導磁
石1は、水平方向(Z軸方向)の磁場を発生させてい
る。磁石のコイルは超電導線材を用いるため、所定の温
度(例えば、合金系超電導体の場合には液体ヘリウム温
度(4.2K)、また、酸化物超電導体の場合には液体
窒素温度(77K)から10Kの間)にまで冷却する必
要がある。このため超電導コイルは、真空容器3Aや冷
媒容器4(図8では液体ヘリウム容器)などから構成さ
れる冷却容器3の中に保持される。
【0003】本例の場合には、傾斜磁場コイル2は1組
の円筒上に構成され、3次元空間に合わせて、X、Y、
Zの3方向の傾斜磁場を発生させる。傾斜磁場コイル2
に近接した導電体(具体的には、超電導磁石の真空容器
3Aや熱シ−ルド材(図示せず))に発生する渦電流を
抑制するため、最近では図9に示すように、傾斜磁場コ
イル2は主コイル6とシ−ルドコイル7とを同軸に配置
して構成するのが一般的である。主コイル6は、主に均
一磁場領域5に所定の傾斜磁場を発生させ、シ−ルドコ
イル7は主コイル6と逆方向の磁場を発生することによ
り、傾斜磁場コイル2の外側に生じる磁場強度を低減さ
せる作用をする。この働きにより、近接した導電体での
渦電流の発生を効果的に抑制することができた。
【0004】しかし、図8で示した構成の場合には、図
から分かるように撮影のために被検体の入る測定空間が
狭く、周囲が完全に囲まれているために被検者が閉塞感
を感じる。このため、時には被検者に装置に入ることを
拒否される場合もあった。また、装置の外部から、術者
が被検者にアクセスすることも困難であった。
【0005】図10、図11に第2の従来例を示す。こ
の例は永久磁石を用いた対向形の磁気回路を用いたもの
で、図10は磁石全体の外観図、図11は傾斜磁場コイ
ルの周辺部の外観図と断面図を示したものである。図1
0が示すように、この例では四方が開放されているため
に、第1の従来例の問題点は解消されている。この磁気
回路で使用される傾斜磁場コイル2は、図示の如く、磁
気回路を構成するポ−ルピ−ス9の内部に収容されてい
るのが一般的である。このことは、上下のポ−ルピ−ス
9間の距離をできるだけ縮めることにより、磁気回路の
製造原価を抑制するために重要である。
【0006】本例の場合には、ポ−ルピ−ス9の素材と
して電気抵抗率の高い材質を採用することにより、傾斜
磁場を駆動した時にも渦電流を発生させない技術が確立
されている。しかし、永久磁石8を用いた磁気回路の場
合には高い磁場強度を得ることが難しく、0.3テスラ
程度が上限である。磁気共鳴イメ−ジング装置での画質
は静磁場強度に依存するところが大きく、画質を向上す
るためにはできるだけ高い磁場強度を得ることが望まし
い。
【0007】図12、図13に第3の従来例を示す。こ
の例は超電導方式対向形磁気回路用傾斜磁場コイルで、
USPNo.5378989に開示されたものである。
図示のものでは、高い磁場強度と開放性を得るために超
電導磁石1を用い、永久磁石方式と類似したオ−プンな
構造(円筒の中心部にギャップを設けた構造)としてい
る。図12において、被検者はX方向、あるいはZ方向
に沿って装置中央の撮影領域5(均一磁場領域)に挿入
されるが、撮影領域5の側面が開放されているために、
被検者は閉塞感を感じないで済む。また、術者も容易に
被検者にアクセスでき、手術中の監視も可能である。
【0008】この超電導磁石1に対し、中心面10に対
して対称な円筒状の主コイル6とシ−ルドコイル7から
構成される傾斜磁場コイル2を配置して、磁気回路の開
放性を損なわない構造としている。ここで、図13に示
す如く、主コイル6は円筒形、シ−ルドコイル7は円筒
の外周にフランジの付いた形状をしており、シ−ルドコ
イル7が主コイル6を覆う配置をしているので、傾斜磁
場コイル2の周辺の導電体の渦電流の発生を抑制する構
造になっている。
【0009】しかし、開放性を得るためには装置の奥行
き(Z方向)長さをできるだけ短くすることが必要とな
る。このためには、傾斜磁場コイル2の奥行き長さも短
くする必要がある。一方、十分な特性(傾斜磁場の空間
直線性、傾斜磁場の発生効率、渦電流の抑制)を持つ傾
斜磁場コイル2を得るには、傾斜磁場コイル2の長さを
長くすることが有利となる。従って、開放性を高めよう
とした場合には、傾斜磁場コイル2の特性を制限する必
要があった。
【0010】上記した如く、従来技術においては、高い
磁場強度と開放性を実現するための超電導磁石に適合
し、かつ、傾斜磁場の空間直線性、傾斜磁場の発生効
率、渦電流の抑制という特性に関し高性能な傾斜磁場コ
イルを得ることが困難であった。そこで、本発明では、
開放性の高い超電導磁石においても、上記特性に関し十
分な高性能が得られる傾斜磁場コイルを提供することを
目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は、次の解
決手段によって達成される。本発明の傾斜磁場コイル
は、冷却容器内に収容した静磁場発生源2組を対向して
配置し、両静磁場発生源の間に均一磁場領域を形成する
磁石を有する磁気共鳴イメ−ジング装置に用いられる傾
斜磁場コイルであって、該傾斜磁場コイルは前記均一磁
場領域を挾んで対向して平行に配置されたほぼ平坦な2
組のコイル群から構成され、該コイル群は主として傾斜
磁場を発生させるための主コイルと、該主コイルが前記
傾斜磁場コイルの外周に発生する磁場を実質的にほぼ零
となるような磁場を発生させるシ−ルドコイルとから構
成され、かつ前記主コイル及びシ−ルドコイルが傾斜磁
場を発生するための電流を搬送するための電流搬送手段
と、該電流搬送手段を固定、保持するための保持手段と
から構成されているものである(請求項1)。この構成
では、ほぼ平坦で平行に配列した主コイルとシ−ルドコ
イルからなる傾斜磁場コイルを均一磁場領域を挾んで対
向して配置しているので、磁石の中心軸方向における傾
斜磁場コイルの長さ寸法が短くなり、その結果として、
磁石の長さ寸法を短縮することができる。また、傾斜磁
場コイルと均一磁場領域との平均距離も短くなるので磁
場発生効率も向上することができる。
【0012】本発明の傾斜磁場コイルでは更に、前記コ
イル群は外周がほぼ円形で、かつ前記シ−ルドコイルの
直径が前記主イルの直径より大きい(請求項2)。この
構成では、傾斜磁場コイルの漏洩磁場を低減することが
できる。
【0013】本発明の傾斜磁場コイルでは更に、前記シ
−ルドコイルが前記円板形コイル(以下、第1のシ−ル
ドコイルという。)の外周に、形状がほぼ円筒形で内径
が前記第1のシ−ルドコイルの外径とほぼ等しい第2の
シ−ルドコイルを付加したものである(請求項3)。こ
の構成では、シ−ルドコイルによる漏洩磁場の低減効果
を向上させることができる。
【0014】本発明の傾斜磁場コイルでは更に、前記第
2のシ−ルドコイルの形状がテ−パを有する円筒形で、
その外径が前記均一磁場領域に近い側よりも遠い側で小
さくなっているものである(請求項4)。この構成で
は、シ−ルドコイルの形状がコ−ン状になっているの
で、シ−ルドコイルの製造が容易になる。
【0015】本発明の傾斜磁場コイルでは更に、前記第
2のシ−ルドコイルの外周に、中央部に穴のあいた円板
形で、かつ穴の内径が第2のシ−ルドコイルの外径とほ
ぼ等しい第3のシ−ルドコイルを、前記第2のシ−ルド
コイルの前記均一磁場領域に近い端面とほぼ平行に配置
したものである(請求項5)。この構成では、シ−ルド
コイルによる磁石の外周部に対する漏洩磁場の低減効果
が向上する。
【0016】本発明の磁気共鳴イメ−ジング装置は、請
求項1及至5記載の傾斜磁場コイルと、冷却容器内に収
容した静磁場発生源2組を対向して配置し両静磁場発生
源の間に均一磁場領域を形成する磁石とを有する磁気共
鳴イメ−ジング装置において、前記傾斜磁場コイルを前
記2組の冷却容器の対向する面側に平行に配置したもの
である(請求項6)。この構成は、傾斜磁場コイルを磁
石の均一磁場領域に対向する面側に配置したもので、冷
却容器の表面に発生する渦電流を抑制するものである。
【0017】本発明の磁気共鳴イメ−ジング装置では更
に、前記均一磁場領域を挾んで対向する2個の冷却容器
の対向する面側の中央部に窪みを設け、前記傾斜磁場コ
イルの主コイルとシ−ルドコイルの全部又は一部が前記
窪みの中に収容されるようにしたものである(請求項
7)。この構成では、対向する冷却容器間の間隔を近付
けることができ、その結果冷却容器内の超電導コイル等
の間隔も近付けることができるので、超電導コイルの起
磁力の低減が可能になる。
【0018】本発明の磁気共鳴イメ−ジング装置では更
に、前記傾斜磁場コイルの主コイル及びシ−ルドコイル
はそれぞれX方向、Y方向、Z方向の傾斜磁場を作る
X、Y、Zの各コイル要素から構成され、前記主コイル
の場合には各コイル要素は前記均一磁場領域に近い側か
らX、Y、Zの順に配置され、前記シ−ルドコイルの場
合には前記均一磁場領域に近い側からZ、X、Yの順に
配置されているものである(請求項8)。この構成で
は、一般にZ方向に比較して効率の悪いX、Y方向のコ
イルに対する電流効率を向上することができる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面に沿
って具体的に説明する。図1は本発明の第1の実施例で
ある傾斜磁場コイルとその傾斜磁場コイルが適用された
超電導磁石とを示す。図1(a)は縦断面図、図1
(b)は外観図である。図1において、超電導磁石11
の基本的な構成は上記の第3の従来例と同様で、静磁場
を発生するための超電導コイル(図示せず。)と、それ
らを所定の超電導特性が得られる温度に冷却保持するた
めの冷却容器12とからなる。図では簡単のため、冷却
容器12としては、最も外部にあり、熱の対流を防ぐた
めに超電導磁石全体を内包している真空容器のみを示し
たが、この他に超電導コイルを浸す液体ヘリウム容器、
熱の輻射を防ぐための熱シ−ルドなどで構成されてい
る。
【0020】超電導コイルは円筒状の冷却容器12に内
包されて、超電導磁石11の中央の均一磁場領域13を
挾んで上下対称に設置されており、上下の冷却容器12
はその間にある柱17によって所定の距離を維持して保
持される。この柱17は、機械的に上下の冷却容器12
を支える働きをしているが、必要によっては、上下の冷
却容器12内の液体ヘリウム容器を熱的に接続させる働
きを持たせてもよい。そうすることで、冷凍桟(図示せ
ず。)を上下の冷却容器12に1台ずつ設ける必要はな
くなり、システム全体として1台の冷凍桟で間に合わせ
ることが可能となる。また、柱17の本数も図示の2本
に限定する必要がなく、3本以上に増やすこともできる
し、開放感を得るために片持ちの1本の支柱にしてもよ
い。この超電導磁石の構成については、既に特願平7−
336023号等で開示されている。超電導磁石を以上
で述べた構成とすることにより、高い磁場均一度と広い
開口を有した開放感のある磁石を得ることができる。
【0021】一方、本発明による傾斜磁場コイル14も
装置中央の均一磁場領13(撮影空間に相当し、傾斜磁
場の発生領域も同じ領域となる。)の中心面に対して上
下対称に配置されている。上下の傾斜磁場コイル14の
組は、主コイル15とシ−ルドコイル16とで構成され
ている。主コイル15は主に均一磁場領域13に所定の
傾斜磁場を発生させる働きを行い、シ−ルドコイル16
は主コイル15が均一磁場領域13から離れた位置に発
生する磁場を打ち消すための磁場を発生させることによ
り、超電導磁石11の側(冷却容器12等)に磁場を漏
らさない作用を行う。もちろん、シ−ルドコイル16も
均一磁場領域13に磁場を生成するので、所定の磁場を
均一磁場領域13に発生させるためには、シ−ルドコイ
ル16による磁場の寄与も考慮する必要がある。
【0022】図1において、主コイル15もシ−ルドコ
イル16も1枚の円板として表わされているが、実際に
は、両コイルともX、Y、Zの3方向に対応した3組の
傾斜磁場コイルからなる。コイルの電流分布(パタ−
ン)は、上記の如く均一磁場領域13に所定の傾斜磁場
を発生させ、かつ、超電導磁石11の側に漏れる磁場強
度を抑制するように選択される。この選択は、均一磁場
領域13に発生させる傾斜磁場の直線性を最良にして、
外部への漏洩磁場強度を最小にして、傾斜磁場コイル1
4に通電する単位電流あたり発生する傾斜磁場強度を最
大にして、傾斜磁場コイル14のインダクタンスを最小
になるように行われる。実際の設計には、円筒形の傾斜
磁場コイル(例えば、第1の従来例のものなど)で従来
から用いられている、前記の条件を満足させる電流分布
を決定するための計算機を用いた最適化手法を流用する
ことができる。
【0023】本実施例のような傾斜磁場コイル14を使
用することによって、超電導磁石11のもつ開放性を損
なうことなく、高性能の傾斜磁場を発生させることがで
きる。しかも、第3の従来例の傾斜磁場コイルとは異な
り、円板で構成しているために傾斜磁場コイル14のZ
方向の長さは短いので、傾斜磁場コイル14にあわせて
超電導磁石11のZ方向の長さを長くする必要はない。
また、傾斜磁場コイル14と均一磁場領域13との平均
的距離が、第3の従来例のものよりも短くなるので、単
位電流あたりの磁場発生効率を向上させることが可能と
なる。
【0024】更に、図1では超電導磁石11を縦置きと
して示したが、第3の従来例の場合と同様に、横向きに
しても、本発明の傾斜磁場コイル14を使用することが
できる。また、本実施例では傾斜磁場コイル14の外形
を対称な円板形状として説明したが、必要な特性を得る
ためには必ずしも対称形状をとる必要はない。例えば、
楕円形状にして一方向の傾斜磁場分布の直線性を高める
ことも可能である。
【0025】傾斜磁場コイル14の構成要素であるX、
Y、Zの各コイルをZ方向に配列する順序は任意である
が、一般に、パタ−ン形状が簡単で電流効率の良いZ方
向の傾斜磁場コイルを最も条件の厳しい位置に配置する
のが、全体のバランスを考慮した場合最良である。すな
わち、主コイル15については均一磁場領域13に近い
側からX、Y、Zの順に配置し、シ−ルドコイル16に
ついてはZ、X、Yの順に配置することで、Z方向に比
較して効率の悪いX、Y方向のコイルに対する電流効率
を向上させることができる。
【0026】本発明の第2の実施例である傾斜磁場コイ
ルと超電導磁石との組合せを図2に示す。本実施例は上
下対称であるので、図は下側部分のみを示している。本
実施例では、超電導磁石11の冷却容器12の均一磁場
領域13に面する側の中央部分に窪み18を設け、その
中に傾斜磁場コイル14の主コイル15とシ−ルドコイ
ル16を配置している。この場合に、上下の傾斜磁場コ
イル14間の距離が図1の第1の実施例の場合と同じと
すると、超電導磁石11の辺縁部の対向距離を図1の場
合よりも近付けることができる。すなわち、超電導磁石
11の主要構成要素である直径の大きな超電導コイルの
対向距離を縮めることが可能となる。一般に、高い磁場
均一度を出す超電導磁石11を得るためには、この直径
の大きな超電導コイルの部分に大電流を流す必要があ
り、その電流量はコイル間の対向距離が広がるにつれて
急激に増加する。従って、この超電導コイルの対向距離
が縮まることによって、超電導磁石11の総起磁力大幅
に低減することが可能となり、超電導磁石の製造コスト
を低くすることが可能となる。
【0027】本実施例における窪み18は、傾斜磁場コ
イル14の形状及び配列寸法に合わせて、形状及び深さ
が決められるが、それと共に冷却容器12に収容される
超電導コイルの形状、寸法も考慮する必要がある。窪み
18の形状は通常傾斜磁場コイル14と同様円形に作ら
れる。窪み18の深さ寸法は、傾斜磁場コイル14の全
体が収容される寸法が好ましいが、一部だけ収容できる
深さでも上記の超電導コイルの対向距離を短縮するとい
う目的を達成することができる。
【0028】本発明の第3の実施例である傾斜磁場コイ
ルと超電導磁石との組合せを図3に示す。この実施例で
は、図2の実施例の構造に加えて、シ−ルドコイル16
の円板形状のシ−ルドコイル16Aの外周に、短い円筒
形状のシ−ルドコイル16Bを追加したものである。こ
の円筒形状のシ−ルドコイル16Bを追加することによ
り、主コイル16による磁場が横方向に漏れることを防
ぐことが可能となり、冷却容器12等での渦電流の発生
を更に抑制することが可能となる。
【0029】図3の第3の実施例では、主コイル15の
位置を円筒形状のシ−ルドコイル16Bの端部位置と同
じ位置に示した。しかし、主コイル15をこの円筒形状
のシ−ルドコイル16Bの端部位置よりも奥に設定する
ことで、シ−ルドコイル16Bの直径よりも外側の領域
に漏れる漏洩磁場を抑制する効果が得られる。ただし、
奥に配置しすぎると、傾斜磁場の発生効率を悪化させる
ので、配慮が必要である。
【0030】本発明の第4の実施例である傾斜磁場コイ
ルと超電導磁石との組合せを図4に示す。この実施例で
は、図3の実施例の構造に加えて、シ−ルドコイル16
の円筒形状のシ−ルドコイル16Bの外周に、中央部に
開口があり、直径の大きな円板形状のシ−ルドコイル1
6Cを追加したものである。シ−ルドコイル16Cの内
径は円筒形状のシ−ルドコイル16Bの外径と同じで、
その円筒形状の均一磁場領域13に近い側の端面に接す
る構成になっている。また、シ−ルドコイル16Cは、
超電導磁石11の冷却容器12の外周部の対向面を覆う
ようにこの円板形状のシ−ルドコイル16Cを付加する
ことにより、超電導磁石11の外周部にある導電体の領
域までシ−ルドすることができるので、渦電流の抑制効
果を更に高めることができる。
【0031】図5は、第4の実施例である傾斜磁場コイ
ルを前記の第3の従来例に相当する超電導磁石に適用し
た場合の構造の断面図を示したものである。この超電導
磁石11では冷却容器12をド−ナツ形状にして上下に
配置し、冷却容器12の中央部分19を中空としてい
る。この中空部分19に傾斜磁場コイル14を収納する
ことで、均一磁場領域13を広く確保することができ
る。図5に示されている傾斜磁場コイル14の外観図を
図6に示す。図13の従来技術による傾斜磁場コイル2
と本発明のものを比べた場合、本発明のものは奥行き長
さを短くできる利点がある。従って、図5に示すように
超電導磁石11の奥行きも短くできるので、装置全体の
小型化が可能となり、被検者に対する威圧感の軽減、装
置の設置条件の緩和に有効である。
【0032】本発明の第5の実施例である傾斜磁場コイ
ルと超電導磁石との組合せを図7に示す。この実施例で
は図4の実施例における短円筒形状のシ−ルドコイル1
6Bの部分をコ−ン状のシ−ルドコイルに置き換えたも
のである。このような形状にすることにより、中央部分
の円板形状のシ−ルドコイル16Aと外周部分の穴あき
円板形状のシ−ルドコイル16Cとの接続を容易に行う
ことができるので、傾斜磁場コイル14の製造が容易に
なる。
【0033】また、短円筒形状のシ−ルドコイル16B
の形状をコ−ン状にすることは、第3の実施例にも適用
可能であり、この場合にも傾斜磁場コイル14の製造が
容易になる効果が得られる。
【0034】上記の説明では、本発明による傾斜磁場コ
イルの適用を超電導磁石に対する場合に限って説明し
た。しかし、本発明による傾斜磁場コイルの適用は超電
導磁石に限定されることはなく、上記で説明した超電導
磁石と相似の形状の磁石であれば、常電導磁石や永久磁
石を用いた装置の場合にも適用が可能である。
【0035】
【発明の効果】以上説明した如く、本発明によれば、開
放性の高い超電導磁石に適合した傾斜磁場コイルを提供
できる。本発明の傾斜磁場コイルを磁気共鳴イメ−ジン
グ装置に適用した場合には、開放感の高い装置が得られ
ると共に、良好な画像を撮影することが可能となる
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例である傾斜磁場コイルと
その傾斜磁場コイルが適用された超電導磁石を示す図。
【図2】本発明の第2の実施例である傾斜磁場コイルと
超電導磁石との組合せ図。
【図3】本発明の第3の実施例である傾斜磁場コイルと
超電導磁石との組合せ図。
【図4】本発明の第4の実施例である傾斜磁場コイルと
超電導磁石との組合せ図。
【図5】第4の実施例である傾斜磁場コイルを第3の従
来例に相当する超電導磁石に適用した場合の構造図。
【図6】図5に示されている傾斜磁場コイルの外観図。
【図7】本発明の第5の実施例である傾斜磁場コイルと
超電導磁石との組み合わせ図。
【図8】第1の従来例である傾斜磁場コイルを水平磁場
方式の超電導磁石と組み合わせた図。
【図9】第1の従来例である傾斜磁場コイルの外観図。
【図10】第2の従来例である傾斜磁場コイルを永久磁
石を用いた対向形磁気回路と組み合わせた図。
【図11】第2の従来例である傾斜磁場コイルを示す
図。
【図12】第3の従来例である超電導方式対向形磁気回
路用傾斜磁場コイルの構造図。
【図13】第3の従来例である傾斜磁場コイルの外観
図。
【符号の説明】
11 超電導磁石 12 冷却容器 13 均一磁場領域 14 傾斜磁場コイル 15 主コイル 16,16A,16B,16C シ−ルドコイル 17 柱 18 窪み 19 中空部分

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】冷却容器内に収容した静磁場発生源2組を
    対向して配置し、両静磁場発生源の間に均一磁場領域を
    形成する磁石を有する磁気共鳴イメ−ジング装置に用い
    られる傾斜磁場コイルであって、該傾斜磁場コイルは前
    記均一磁場領域を挾んで対向して平行に配置されたほぼ
    平坦な2組のコイル群から構成され、該コイル群は主と
    して傾斜磁場を発生させるための主コイルと、該主コイ
    ルが前記傾斜磁場コイルの外周に発生する磁場を実質的
    にほぼ零とするような磁場を発生させるシ−ルドコイル
    とから構成され、かつ前記主コイル及びシ−ルドコイル
    が傾斜磁場を発生するための電流を搬送するための電流
    搬送手段と、該電流搬送手段を固定、保持するための保
    持手段とから構成されていることを特徴とする傾斜磁場
    コイル。
  2. 【請求項2】請求項1記載の傾斜磁場コイルにおいて、
    前記コイル群は外周がほぼ円形で、かつ前記シ−ルドコ
    イルの直径が前記主コイルの直径より大きいことを特徴
    とする傾斜磁場コイル。
  3. 【請求項3】請求項1及び2記載の傾斜磁場コイルにお
    いて、前記シ−ルドコイルが前記円板形コイル(以下、
    第1のシ−ルドコイルという。)の外周に、形状がほぼ
    円筒形で内径が前記第1のシ−ルドコイルの外径とほぼ
    等しい第2シ−ルドのコイルを付加したことを特徴とす
    る傾斜磁場コイル。
  4. 【請求項4】請求項3記載の傾斜磁場コイルにおいて、
    前記第2のシ−ルドコイルの形状がテ−パを有する円筒
    形で、その外径が前記均一磁場領域に近い側よりも遠い
    側で小さくなっていることを特徴とする傾斜磁場コイ
    ル。
  5. 【請求項5】請求項3又は4記載の傾斜磁場コイルにお
    いて、前記第2のシ−ルドコイルの外周に、中央部に穴
    のあいた円板形で、かつ穴の内径が第2のシ−ルコイル
    の外径とほぼ等しい第3のシ−ルドコイルを、前記第2
    のシ−ルドコイルの前記均一磁場領域に近い端面とほぼ
    平行に配置したことを特徴とする傾斜磁場コイル。
  6. 【請求項6】請求項1及至5記載の傾斜磁場コイルと、
    冷却容器内に収容した静磁場発生源2組を対向して配置
    し両静磁場発生源の間に均一磁場領域を形成する磁石と
    を有する磁気共鳴イメ−ジング装置において、前記傾斜
    磁場コイルを前記2組の冷却容器の対向する面側に平行
    に配置したことを特徴とする磁気共鳴イメ−ジング装
    置。
  7. 【請求項7】請求項6記載の磁気共鳴イメ−ジング装置
    において、前記均一磁場領域を挾んで対向する2個の冷
    却容器の対向する面側の中央部に窪みを設け、前記傾斜
    磁場コイルの主コイルとシ−ルドコイルの全部又は一部
    が前記窪みの中に収容されるようにしたことを特徴とす
    る磁気共鳴イメ−ジング装置。
  8. 【請求項8】請求項6及び7記載の磁気共鳴イメ−ジン
    グ装置において、前記傾斜磁場コイルの主コイル及びシ
    −ルドコイルはそれぞれX方向、Y方向、Z方向の傾斜
    磁場を作るX、Y、Zの各コイル要素から構成され、前
    記主コイルの場合には各コイル要素は前記均一磁場領域
    に近い側からX、Y、Zの順に配置され、前記シ−ルド
    コイルの場合には前記均一磁場領域に近い側からZ、
    X、Yの順に配置されていることを特徴とする磁気共鳴
    イメ−ジング装置。
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