JPH09261566A - 光学フィルタの取付構造 - Google Patents
光学フィルタの取付構造Info
- Publication number
- JPH09261566A JPH09261566A JP6230796A JP6230796A JPH09261566A JP H09261566 A JPH09261566 A JP H09261566A JP 6230796 A JP6230796 A JP 6230796A JP 6230796 A JP6230796 A JP 6230796A JP H09261566 A JPH09261566 A JP H09261566A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- optical filter
- guide rail
- guide rails
- mounting structure
- display surface
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Transforming Electric Information Into Light Information (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 大型のＰＤＰに装着する光学フィルタであっ
ても、熱膨張による光学フィルタのたわみが生じない取
付構造を提供する。 【解決手段】 表示装置の筐体１にＰＤＰ３を収納して
光学フィルタ２を通してテレビ映像等を表示する。筐体
１の表示面の周辺の上部１ａと下部１ｂにガイドレール
４をネジ６で取り付ける。ガイドレールの片方の先端に
は、ガイドレールの長尺方向に弾力を有するバネ材（又
はゴム材等）でストッパ５を形成する。光学フィルタ２
は、ガイドレール４と筐体１の間隙に横から挿入して、
ストッパ５の反対側をネジ７で止める。ガイドレール４
は長方形の表示面の長辺方向に平行に取り付ける。ま
た、ガイドレール４、４間は光学フィルタの高さより熱
膨張する分だけの間隙Ｌ１を取っておく。
ても、熱膨張による光学フィルタのたわみが生じない取
付構造を提供する。 【解決手段】 表示装置の筐体１にＰＤＰ３を収納して
光学フィルタ２を通してテレビ映像等を表示する。筐体
１の表示面の周辺の上部１ａと下部１ｂにガイドレール
４をネジ６で取り付ける。ガイドレールの片方の先端に
は、ガイドレールの長尺方向に弾力を有するバネ材（又
はゴム材等）でストッパ５を形成する。光学フィルタ２
は、ガイドレール４と筐体１の間隙に横から挿入して、
ストッパ５の反対側をネジ７で止める。ガイドレール４
は長方形の表示面の長辺方向に平行に取り付ける。ま
た、ガイドレール４、４間は光学フィルタの高さより熱
膨張する分だけの間隙Ｌ１を取っておく。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、テレビ映像等を表
示するＰＤＰの表示面に装着する、光学フィルタのたわ
みを防止した光学フィルタの取付構造に関する。
示するＰＤＰの表示面に装着する、光学フィルタのたわ
みを防止した光学フィルタの取付構造に関する。
【０００２】
【従来の技術】図３は、従来の光学フィルタの取付構造
を示す表示装置の正面図である。ＰＤＰを用いた表示装
置の筐体３１の表示面に装着する光学フィルタ３２は、
表示装置の筐体３１やシャーシにネジ３７、３７、・・
でネジ止めして取り付けていた。そのため、ＰＤＰが４
２型等の大型になるとＰＤＰからの発熱により光学フィ
ルタが熱膨張するため、フィルタ面のたわみが特に長手
方向で大きくなり、表示特性を損ねるおそれがあった。
を示す表示装置の正面図である。ＰＤＰを用いた表示装
置の筐体３１の表示面に装着する光学フィルタ３２は、
表示装置の筐体３１やシャーシにネジ３７、３７、・・
でネジ止めして取り付けていた。そのため、ＰＤＰが４
２型等の大型になるとＰＤＰからの発熱により光学フィ
ルタが熱膨張するため、フィルタ面のたわみが特に長手
方向で大きくなり、表示特性を損ねるおそれがあった。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記問題点に
鑑みなされたもので、大型のＰＤＰに装着する光学フィ
ルタであっても、熱膨張による光学フィルタのたわみが
生じない取付構造を提供することを目的とする。
鑑みなされたもので、大型のＰＤＰに装着する光学フィ
ルタであっても、熱膨張による光学フィルタのたわみが
生じない取付構造を提供することを目的とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】ＰＤＰの表示面の周辺部
に前記光学フィルタを装着するためのガイドレールを取
り付け、同ガイドレールに光学フィルタを挿入して装着
することにより、光学フィルタが熱膨張により伸張して
も同ガイドレールに沿ってのびるため、同光学フィルタ
のたわみが最小限に抑えられる。
に前記光学フィルタを装着するためのガイドレールを取
り付け、同ガイドレールに光学フィルタを挿入して装着
することにより、光学フィルタが熱膨張により伸張して
も同ガイドレールに沿ってのびるため、同光学フィルタ
のたわみが最小限に抑えられる。
【０００５】
【発明の実施の形態】表示面の周辺部の筐体やシャーシ
等に前記光学フィルタを装着するための少なくとも２個
のガイドレールを取り付け、同ガイドレールに前記光学
フィルタを挿入して装着する。
等に前記光学フィルタを装着するための少なくとも２個
のガイドレールを取り付け、同ガイドレールに前記光学
フィルタを挿入して装着する。
【０００６】ガイドレールは、断面がほぼＺ字形の金具
とする。
とする。
【０００７】ガイドレールは２本１組とし、同ガイドレ
ールは表示画面が長方形の表示面の長辺に平行に取り付
ける。
ールは表示画面が長方形の表示面の長辺に平行に取り付
ける。
【０００８】ガイドレールの片方の終端には、ガイドレ
ールの長尺方向に弾力を持たせた弾性体で構成する、光
学フィルタを止めるストッパを設ける。
ールの長尺方向に弾力を持たせた弾性体で構成する、光
学フィルタを止めるストッパを設ける。
【０００９】光学フィルタの一端をガイドレールに挿入
してストッパで止め、他端を筐体等にネジ止めして取り
付ける。
してストッパで止め、他端を筐体等にネジ止めして取り
付ける。
【００１０】光学フィルタの筐体等へのネジ止めは、光
学フィルタの端部を１本のネジで止める。
学フィルタの端部を１本のネジで止める。
【００１１】２本の平行なガイドレールの間隔は、光学
フィルタの対応する辺の長さより、同光学フィルタが熱
膨張する長さだけ広くする。
フィルタの対応する辺の長さより、同光学フィルタが熱
膨張する長さだけ広くする。
【００１２】光学フィルタを装着するガイドレールは４
本２組とし、表示面の各周辺部に取り付ける。
本２組とし、表示面の各周辺部に取り付ける。
【００１３】各ガイドレールの内側に、光学フィルタの
面方向に弾力を持つ弾性体を装着する。
面方向に弾力を持つ弾性体を装着する。
【００１４】
【実施例】図１は、本発明による光学フィルタの取付構
造の１実施例の（Ａ）正面図、（Ｂ）同図ｃ−ｃ断面
図、（Ｃ）側面図である。表示装置の筐体１にＰＤＰ３
を収納してＰＤＰ３の表示面に取り付けた光学フィルタ
２を通してテレビ映像等を表示する。表示装置の筐体１
の表示面の周辺の上部１ａと下部１ｂに２本１組のガイ
ドレール４、４をネジ６、６、・・で取り付ける。ガイ
ドレール４の断面は略Ｚ字形の金具からできている。ガ
イドレールの片方の先端は表示面側に向けて曲げて、光
学フィルタ２のストッパを形成しても良い。または、ガ
イドレールの長尺方向に弾力を有するバネ材（又はゴム
材等）でストッパ５を形成することもできる。光学フィ
ルタ２は、ガイドレール４と筐体１の間隙に横から挿入
して、ストッパ５の反対側をネジ７で止める。なお、ガ
イドレール４、４は長方形の表示面の長辺方向に平行に
取り付ける。また、ガイドレール４、４間は光学フィル
タの高さより熱膨張する分だけの間隙Ｌ１を取ってお
く。さらに、ネジ７は１個とし、光学フィルタ２の端部
をネジ止めする。
造の１実施例の（Ａ）正面図、（Ｂ）同図ｃ−ｃ断面
図、（Ｃ）側面図である。表示装置の筐体１にＰＤＰ３
を収納してＰＤＰ３の表示面に取り付けた光学フィルタ
２を通してテレビ映像等を表示する。表示装置の筐体１
の表示面の周辺の上部１ａと下部１ｂに２本１組のガイ
ドレール４、４をネジ６、６、・・で取り付ける。ガイ
ドレール４の断面は略Ｚ字形の金具からできている。ガ
イドレールの片方の先端は表示面側に向けて曲げて、光
学フィルタ２のストッパを形成しても良い。または、ガ
イドレールの長尺方向に弾力を有するバネ材（又はゴム
材等）でストッパ５を形成することもできる。光学フィ
ルタ２は、ガイドレール４と筐体１の間隙に横から挿入
して、ストッパ５の反対側をネジ７で止める。なお、ガ
イドレール４、４は長方形の表示面の長辺方向に平行に
取り付ける。また、ガイドレール４、４間は光学フィル
タの高さより熱膨張する分だけの間隙Ｌ１を取ってお
く。さらに、ネジ７は１個とし、光学フィルタ２の端部
をネジ止めする。
【００１５】図２は、本発明による光学フィルタの取付
構造の他の実施例の（Ａ）正面図、（Ｂ）同図ｃ２−ｃ
２断面図、（Ｃ）側面図、（Ｄ）ガイドレールの端部の
正面拡大図、（Ｅ）同側面図である。上記と同様に、表
示装置の筐体２１にＰＤＰ２３を収納してＰＤＰ２３の
表示面に取り付けた光学フィルタ２２を通してテレビ映
像等を表示する。表示装置の筐体２１の表示面の周辺の
上部２１ａ、下部２１ｂ、両側部２１ｃ、２１ｄに４本
２組のガイドレール２４、２４と２５、２５を配置す
る。ガイドレール２４、２５の断面は略Ｚ字形の金具か
らできており、その筐体との間隙に光学フィルタ２２を
挟んでネジ２６、２６、・・で止める。光学フィルタ２
２とガイドレールの間には光学フィルタの面方向に弾力
を有する板バネ（又はゴム等）からなる弾性体２８を挿
入する。
構造の他の実施例の（Ａ）正面図、（Ｂ）同図ｃ２−ｃ
２断面図、（Ｃ）側面図、（Ｄ）ガイドレールの端部の
正面拡大図、（Ｅ）同側面図である。上記と同様に、表
示装置の筐体２１にＰＤＰ２３を収納してＰＤＰ２３の
表示面に取り付けた光学フィルタ２２を通してテレビ映
像等を表示する。表示装置の筐体２１の表示面の周辺の
上部２１ａ、下部２１ｂ、両側部２１ｃ、２１ｄに４本
２組のガイドレール２４、２４と２５、２５を配置す
る。ガイドレール２４、２５の断面は略Ｚ字形の金具か
らできており、その筐体との間隙に光学フィルタ２２を
挟んでネジ２６、２６、・・で止める。光学フィルタ２
２とガイドレールの間には光学フィルタの面方向に弾力
を有する板バネ（又はゴム等）からなる弾性体２８を挿
入する。
【００１６】
【発明の効果】本発明は、以上説明したような形態で実
施され、以下に記載するような効果を奏する。
施され、以下に記載するような効果を奏する。
【００１７】表示面の周辺部の筐体等に前記光学フィル
タを装着するための少なくとも２個のガイドレールを取
り付け、同ガイドレールに前記光学フィルタを挿入して
装着することで、ＰＤＰの発熱で暖められた光学フィル
タが熱膨張してもガイドレールに沿って延びるため、光
学フィルタのたわみは最少に抑えられる。
タを装着するための少なくとも２個のガイドレールを取
り付け、同ガイドレールに前記光学フィルタを挿入して
装着することで、ＰＤＰの発熱で暖められた光学フィル
タが熱膨張してもガイドレールに沿って延びるため、光
学フィルタのたわみは最少に抑えられる。
【００１８】ガイドレールは、断面がほぼＺ字形の金具
とすることで、単純な構造で所期の目的が達成できる。
とすることで、単純な構造で所期の目的が達成できる。
【００１９】ガイドレールは２本１組とし、同ガイドレ
ールは表示画面が長方形の表示面の長辺に平行に取り付
けることで、熱膨張で延びる長さが長い方向のたわみを
有効に抑えることができる。
ールは表示画面が長方形の表示面の長辺に平行に取り付
けることで、熱膨張で延びる長さが長い方向のたわみを
有効に抑えることができる。
【００２０】ガイドレールの片方の終端には、ガイドレ
ールの長尺方向に弾力を持たせた弾性体で構成する、光
学フィルタを止めるストッパを設けることで、光学フィ
ルタの保持が容易となる。
ールの長尺方向に弾力を持たせた弾性体で構成する、光
学フィルタを止めるストッパを設けることで、光学フィ
ルタの保持が容易となる。
【００２１】光学フィルタの一端をガイドレールに挿入
してストッパで止め、他端を筐体等にネジ止めして取り
付ける光学フィルタの保持が確実となる。
してストッパで止め、他端を筐体等にネジ止めして取り
付ける光学フィルタの保持が確実となる。
【００２２】光学フィルタの筐体等へのネジ止めは、光
学フィルタの端部を１本のネジで止めることで、熱膨張
に対処できるとともに、取り付け取り外しの容易な取付
構造となる。
学フィルタの端部を１本のネジで止めることで、熱膨張
に対処できるとともに、取り付け取り外しの容易な取付
構造となる。
【００２３】２本の平行なガイドレールの間隔は、光学
フィルタの対応する辺の長さより、同光学フィルタが熱
膨張する長さだけ広くすることで、ガイドレール間の熱
膨張にも対処できる。
フィルタの対応する辺の長さより、同光学フィルタが熱
膨張する長さだけ広くすることで、ガイドレール間の熱
膨張にも対処できる。
【００２４】光学フィルタを装着するガイドレールは４
本２組とし、表示面の各周辺部に取り付けることで、縦
横両方向の熱膨張にガイドレールで対処できる。
本２組とし、表示面の各周辺部に取り付けることで、縦
横両方向の熱膨張にガイドレールで対処できる。
【００２５】各ガイドレールの内側に、光学フィルタの
面方向に弾力を持つ弾性体を装着することで、光学フィ
ルタのがたつきがなく、かつ、熱膨張時にもたわみが生
じない構造となる。
面方向に弾力を持つ弾性体を装着することで、光学フィ
ルタのがたつきがなく、かつ、熱膨張時にもたわみが生
じない構造となる。
【図１】本発明による光学フィルタの取付構造の１実施
例の（Ａ）正面図、（Ｂ）同図ｃ−ｃ断面図、（Ｃ）側
面図である。
例の（Ａ）正面図、（Ｂ）同図ｃ−ｃ断面図、（Ｃ）側
面図である。
【図２】本発明による光学フィルタの取付構造の他の実
施例の（Ａ）正面図、（Ｂ）同図ｃ２−ｃ２断面図、
（Ｃ）側面図、（Ｄ）ガイドレールの端部の平面拡大
図、（Ｅ）同側面図である。
施例の（Ａ）正面図、（Ｂ）同図ｃ２−ｃ２断面図、
（Ｃ）側面図、（Ｄ）ガイドレールの端部の平面拡大
図、（Ｅ）同側面図である。
【図３】従来の光学フィルタの取付構造を示す表示装置
の正面図である。
の正面図である。
１ 筐体 ２ 光学フィルタ ３ ＰＤＰ ４ ガイドレール ５ ストッパ ６、７ ネジ ２１ 筐体 ２２ 光学フィルタ ２３ ＰＤＰ ２４、２５ ガイドレール ２６ ネジ ２８ 弾性体 ３１ 筐体 ３２ 光学フィルタ ３７ ネジ
Claims (9)
- 【請求項１】 表示面に光学フィルタを装着したＰＤＰ
（プラズマディスプレイパネル）を用いてテレビ映像等
を表示する表示装置において、前記表示面の周辺部の筐
体等に前記光学フィルタを装着するための少なくとも２
個のガイドレールを取り付け、同ガイドレールに前記光
学フィルタを挿入して装着するようにすることを特徴と
した光学フィルタの取付構造。 - 【請求項２】 前記ガイドレールは、断面が略Ｚ字形の
金具とすることを特徴とした請求項１記載の光学フィル
タの取付構造。 - 【請求項３】 前記ガイドレールは２本１組とし、同ガ
イドレールを表示画面が長方形の表示面の長辺に平行に
取り付けることを特徴とした請求項１記載の光学フィル
タの取付構造。 - 【請求項４】 ガイドレールの片方の終端には、ガイド
レールの長尺方向に弾力を持たせた弾性体で構成する、
光学フィルタを止めるストッパを設けることを特徴とし
た請求項３記載の光学フィルタの取付構造。 - 【請求項５】 光学フィルタの一端をガイドレールに挿
入してストッパで止め、他端を筐体等にネジ止めして取
り付けることを特徴とした請求項４記載の光学フィルタ
の取付構造。 - 【請求項６】 光学フィルタの筐体等へのネジ止めは、
光学フィルタの端部を１本のネジで止めることを特徴と
した請求項５記載の光学フィルタの取付構造。 - 【請求項７】 ２本の平行なガイドレールの間隔は、光
学フィルタの対応する辺の長さより同光学フィルタが熱
膨張する長さだけ広くすることを特徴とした請求項３記
載の光学フィルタの取付構造。 - 【請求項８】 光学フィルタを装着するガイドレールは
４本２組とし、表示面の各周辺部に取り付けることを特
徴とした請求項１記載の光学フィルタの取付構造。 - 【請求項９】 各ガイドレールの内側に、光学フィルタ
の端面方向に弾力を持つ弾性体をそれぞれ装着すること
を特徴とした請求項８記載の光学フィルタの取付構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6230796A JPH09261566A (ja) | 1996-03-19 | 1996-03-19 | 光学フィルタの取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6230796A JPH09261566A (ja) | 1996-03-19 | 1996-03-19 | 光学フィルタの取付構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09261566A true JPH09261566A (ja) | 1997-10-03 |
Family
ID=13196358
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6230796A Pending JPH09261566A (ja) | 1996-03-19 | 1996-03-19 | 光学フィルタの取付構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09261566A (ja) |
-
1996
- 1996-03-19 JP JP6230796A patent/JPH09261566A/ja active Pending
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040210 |