JPH09261242A - 可変速度データ送信装置、可変速度データ受信装置、クロック周波数伝達装置、クロック復元装置 - Google Patents

可変速度データ送信装置、可変速度データ受信装置、クロック周波数伝達装置、クロック復元装置

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JPH09261242A
JPH09261242A JP7185796A JP7185796A JPH09261242A JP H09261242 A JPH09261242 A JP H09261242A JP 7185796 A JP7185796 A JP 7185796A JP 7185796 A JP7185796 A JP 7185796A JP H09261242 A JPH09261242 A JP H09261242A
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JP
Japan
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data
clock signal
reference clock
cycle
variable speed
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Pending
Application number
JP7185796A
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English (en)
Inventor
Masaki Yamauchi
雅喜 山内
Tsuneo Hamada
恒生 濱田
Masanori Nozaki
正典 野崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ATM網を介してMPEG2の画像データの
ようなVBRデータを伝送する場合であっても、ソース
クロック信号の周波数情報を伝達することができるよう
にする。 【解決手段】 VBRエンコーダ11は、フレーム間予
測DCT符号化された画像データとソースクロック信号
SCを出力する。画像データは、送信パケット対応部1
3等によってセル化された後、VBRデータのまま送出
される。これにより、論理的なデータ単位によって規定
される情報発生周期ごとに、可変長のデータがATM網
を介して送信される。タイムスタンプ付与器21は、ソ
ースクロック信号SCを分周することにより得られたフ
レーム周期信号CRと網クロック信号NCを分周するこ
とにより得られたクロック信号XNCとに基づいて、情
報発生周期の1つであるフレーム周期を計測し、この計
測結果をタイムスタンプTSとして、送信データに付加
して送信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、伝送路の基準ク
ロック信号とは独立な基準クロック信号を有し、この基
準クロック信号の周期のA(Aは2以上の整数)倍の周
期ごとに可変長のデータが現れる可変速度データを送信
する可変速度データ送信装置に関する。
【0002】また、この発明は、上述したような可変速
度データを受信する可変速度データ受信装置に関する。
【0003】また、この発明は、上述したような可変速
度データを送信する場合において、この可変速度データ
の基準クロック信号の周波数情報を伝達するためのクロ
ック周波数伝達装置に関する。
【0004】また、この発明は、上述したような可変速
度データを受信する場合において、この可変速度データ
の基準クロック信号を復元するクロック復元装置に関す
る。
【0005】
【従来の技術】一般に、画像データや音声データを実時
間で伝送する場合は、送受信間でタイミングを合わせる
必要がある。
【0006】通信網の基準クロック信号(以下「網クロ
ック信号」という。)とは独立な基準クロック信号(以
下「ソースクロック信号」という。)を有する画像デー
タ等を、この通信網を介して実時間で伝送する場合、送
受信間でタイミングを合わせるためには、受信側で、ソ
ースクロック信号を復元する必要がある。ここで、網ク
ロック信号と独立なソースクロック信号とは、網クロッ
ク信号と独立に生成されたソースクロック信号をいう。
【0007】受信側で、ソースクロック信号を復元する
方法としては、従来、種々の方法が提案されている。そ
の1つとして、画像データ等とともに、ソースクロック
信号の周波数情報を伝達する方法がある。この周波数情
報を伝達する方法としては、従来、通信網の形態等に応
じて、種々様々な方法が考えられている。
【0008】例えば、転送モードとして、非同期転送モ
ード(以下「ATM(ASynchronousTransfer Mode) 」
という。)を用いる通信網(以下「ATM網」とい
う。)においては、下記の文献に記載されたSRTS
(Synchronous Residual Time Stamp )方式による周波
数情報の伝達方法が提案されている。
【0009】文献:”ATM網におけるSRTSを用い
たクロック周波数伝達法” 1992年 CS92−106 この方法は、TS( Time Stamp )方式による周波数情
報の伝達方法において、タイムスタンプの値を下位桁に
のみ制限するようにしたものである。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この方
法では、タイムスタンプを生成する場合、送信データを
N(2以上の整数)ビットずつブロック化し、各ブロッ
クの送信時刻を網クロック信号を用いて計測することに
より生成するようになっている。
【0011】したがって、この方法では、データとし
て、固定速度(以下「CBR(Constant Bit Rate )」
という。)のデータを送信する場合は適用することがで
きるが、可変速度(以下「VBR(Variable Bit Rate
)」という。)のデータを送信する場合は適用するこ
とができないという問題があった。これは、VBRデー
タでは、データの発生量が時間とともに変化するからで
ある。
【0012】これにより、この方法では、ATM網のア
プリケーションサービスとして期待されているビデオオ
ンデマンドやテレビ電話サービスを提供する場合には、
対処することができないという問題があった。
【0013】すなわち、このアプリケーションサービス
においては、映像規格等として、MPEG(Moving Pic
ture Expert Group )2の規格が用いられる。
【0014】このMPEG2の規格においては、画像デ
ータは、階層符号化によって、4つの論理的なデータ単
位によって階層的に構成されている。この論理的なデー
タ単位としては、1秒間に30回現れるフレームと、各
フレームを構成する複数のスライスと、各スライスを構
成する複数のマクロブロックと、各マクロブロックを構
成する複数のブロックとがある。
【0015】また、このMPEG2の規格においては、
圧縮符号化方式として、フレーム間予測DCT(Discre
te Cosine Transform :離散コサイン変換)符号化方式
が用いられている。このフレーム間予測DCT符号化方
式は、既に符号化した画像データとの差分のみを符号化
することにより、画像データを圧縮する方式である。
【0016】このため、このフレーム間予測DCT符号
化によってデータ圧縮された画像データは、画像の複雑
さや動きに応じて、論理的なデータ単位によって規定さ
れる情報発生周期ごとに、データ量が変化するVBRデ
ータとなる。これにより、従来の周波数情報の伝達方法
では、ATM網を介してMPEG2の画像データを伝送
する場合、ソースクロック信号の周波数情報を伝達する
ことができない。
【0017】この問題は、フレーム間予測DCT符号化
によりデータ圧縮された画像データに、そのデータ量に
応じたダミーデータを付加することにより、この画像デ
ータをCBRデータに変換すれば解決することができ
る。
【0018】しかしながら、このようにすると、統計的
多重効果が低下するという問題やATM網の利用効率が
低下するという問題が新たに生じる。したがって、AT
M網を介してMPEG2の画像データを伝送する場合
は、この画像データをVBRデータのままで伝送するに
もかかわらず、ソースクロック信号の周波数情報を伝達
することができる技術が望まれる。
【0019】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、この発明は、伝送路の基準クロック信号(伝送路が
通信網で構成されている場合は、上述した網クロック信
号)とは独立なソースクロック信号を有し、このソース
クロック信号の周期のA倍の周期ごとに可変長のデータ
が現れる可変速度データを送信する場合において、伝送
路の基準クロック信号に基づいて、可変長データの発生
周期を計測し、この計測結果を示す周期データを可変速
度データに付加して送信することにより、ソースクロッ
ク信号の周波数情報を伝達するようにしたものである。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら、この
発明の実施の形態を詳細に説明する。
【0021】[一実施の形態]まず、この発明の一実施
の形態を説明する。
【0022】なお、以下の説明では、この発明を、AT
M網を介してMPEG2の画像データを伝送する場合に
適用する場合を代表として説明する。
【0023】[一実施の形態の概要]まず、この実施の
形態の概要を説明する。
【0024】(1) まず、この実施の形態は、論理的
なデータ単位で規定される情報発生周期を網クロック信
号で計測し、この計測結果をVBRデータに付加して送
信することにより、ソースクロック信号SCの周波数情
報を受信側に伝達するようになっている。
【0025】すなわち、MPEG2の画像データは、上
記のごとく、論理的なデータ単位によって規定される情
報発生周期ごとに、可変長のデータが現れるVBRデー
タである。ここで、論理的なデータ単位によって規定さ
れる情報発生周期は、ソースクロック信号の周期のA倍
の一定周期である。したがって、この情報発生周期を網
クロック信号によって計測し、この計測結果を送信すれ
ば、ソースクロック信号を復元することができる。
【0026】この実施の形態は、この点に着目し、情報
発生周期を網クロック信号で計測し、この計測結果をV
BRデータに付加して送信することにより、ソースクロ
ック信号SCの周波数情報を伝達するようになってい
る。
【0027】(2) また、この実施の形態は、情報発
生周期とソースクロック信号の周期との比を示すデータ
をVBRデータに付加して送信することにより、この比
を受信側に伝達するようになっている。
【0028】すなわち、ソースクロック信号を復元する
ためには、情報発生周期の計測結果を示す周期データが
必要となる。しかしながら、この周期データだけでは、
情報発生周期しか復元することができない。この復元結
果からソースクロック信号を復元するためには、さら
に、情報発生周期とソースクロック信号の周期との比を
示すデータが必要になる。
【0029】この比は、常に、特定の者同志で通信を行
う場合ように、通信者が決まっている場合には、予め知
ることができる場合がある。しかしながら、ATM網の
ように、不特定多数の者を交換機能を介して相互に接続
する場合には、この比を予め知ることは困難である。そ
こで、この実施の形態では、この比を示すデータをVB
Rデータに付加して送信することにより、この比を受信
側に伝達するようになっている。
【0030】(3) また、この実施の形態は、情報発
生周期を計測する場合、この周期を直接計測するのでは
なく、この周期によって規定される情報発生時刻を計測
することにより、情報発生周期を間接的に計測するよう
になっている。
【0031】このような構成においては、受信側で、連
続する2つの計測結果の差を求めることにより、情報発
生周期の直接の計測結果を得ることができる。
【0032】(4) また、この実施の形態は、情報発
生周期として、フレーム周期を用いることにより、この
情報発生周期の検出精度を高めるようになっている。
【0033】すなわち、網クロック信号によって情報発
生周期を計測する場合は、上述した4つのデータ単位に
よって規定される4つの情報発生周期のうち、どの情報
発生周期を計測するようにしてもよい。しかしながら、
短い情報発生周期を計測するようにすると、計測精度を
高めることが困難になる可能性がある。そこで、この実
施の形態では、最も大きな情報発生周期であるフレーム
周期を計測することにより、この情報発生周期の検出精
度を高めるようになっている。
【0034】[一実施の形態の構成]次に、この実施の
形態の構成を説明する。
【0035】なお、以下の説明では、この実施の形態の
構成を、MPEG2の画像データ(VBRデータ)を送
信するVBRデータ送信装置の構成と、このVBRデー
タを受信するVBRデータ受信装置の構成とに別けて説
明する。
【0036】[VBRデータ送信装置の構成]まず、V
BRデータ送信装置の構成を説明する。
【0037】図1は、このVBRデータ送信装置の構成
を示す図である。なお、この実施の形態では、MPEG
2の画像データをATM網を介して伝送することを前提
としているので、図示のVBRデータ送信装置は、セル
組立て装置に相当する。
【0038】図示のVBRデータ送信装置は、VBRエ
ンコーダ11と、送信バッファ12と、送信パケット対
応部13と、セル対応部14と、ATM送信対応部(A
TM−S)15と、M分周器(1/M)16と、VBR
データカウンタ17と、CRC演算部(CRC)18
と、ダミーデータ付与部(PAD−D)19と、X分周
器(1/X)20と、タイムスタンプ付与器(TS)2
1とを有する。
【0039】ここで、VBRエンコーダ11は、図示し
ない画像符号化回路により符号化された画像データをフ
レーム間予測DCT符号化する機能等を有する。送信バ
ッファ12は、VBRエンコーダ11から出力されるV
BRデータを一時的に保持する機能を有する。
【0040】送信パケット対応部13は、VBRデータ
に各種データを付加することにより、送信パケットを生
成する機能を有する。セル対応部14は、送信パケット
を固定長セグメントに分割する機能を有する。ATM送
信対応部15は、固定長セグメントにATMヘッダを付
加することにより、ATMセルを生成する機能を有す
る。
【0041】M分周器16は、VBRエンコーダ11か
ら出力されるソースクロック信号SCを分周して、フレ
ーム周期信号CRを生成する機能を有する。ここで、分
周とは、ある周波数の信号からこの信号の周波数のn分
のm(m=1,2,…、n=1,2,…、m<n)倍の
周波数を有する信号を生成することをいう。これは、以
下の説明においても、同様である。
【0042】VBRデータカウンタ17は、送信バッフ
ァ12に書き込まれるVBRデータの数をフレーム周期
ごとにカウントする機能を有する。CRC演算部18
は、送信データの巡回冗長符号CRCを求める機能を有
する。ダミーデータ付加部19は、送信データにダミー
データを付加することにより、送信パケットのデータ長
を後述する固定長セグメントのデータ長の整数倍に設定
する機能を有する。
【0043】X分周器20は、網クロック信号NCを分
周し、クロック信号XNCを生成する機能を有する。タ
イムスタンプ付与器21は、タイムスタンプTSを生成
し、これを送信データに付加する機能を有する。
【0044】[VBRデータ受信装置の構成]次に、V
BRデータ受信装置の構成を説明する。
【0045】図2は、このVBRデータ受信装置の構成
を示す図である。なお、この実施の形態では、MPEG
2の画像データをATM網を介して伝送することを前提
としているので、図示のVBRデータ送信装置は、セル
分解装置に相当する。
【0046】図示のVBRデータ受信装置は、ATM受
信対応部(ATM−R)31と、ディセル対応部32
と、受信パケット対応部33と、受信バッファ34と、
VBRデコーダ35と、ダミーデータ除去部36と、C
RC演算部(CRC)37と、VB逓倍器(VB倍)3
8と、フレーム周期信号復元部39と、X分周器(1/
X)40と、M逓倍器(M倍)41とを有する。
【0047】ここで、ATM受信対応部31は、受信し
たATMセルからATMヘッダを除去し、固定長セグメ
ントを得る機能を有する。ディセル対応部32は、固定
長セグメントを連結し、送信パケットを組み立てる機能
等を有する。受信パケット対応部33は、受信パケット
からVBRデータを抽出する機能等を有する。受信バッ
ファ34は、VBRデータを一時的に保持する機能を有
する。VBRデコーダ35は、VBRデータを復号し、
CBRデータに戻す機能を有する。
【0048】ダミーデータ除去部36は、受信パケット
データからダミーデータを除去する機能等を有する。C
RC演算部37は、伝送誤りの有無を判定するための演
算を行う機能を有する。
【0049】VB逓倍器38は、復元されたフレーム周
期信号CRを逓倍し、受信バッファ34からVBRデー
タを読み出すための読出しクロック信号RCを生成する
機能を有する。ここで、逓倍とは、ある周波数の信号か
らこの信号の周波数のx分のy(x=1,2,…、y=
1,2,…、x>y)倍の周波数を有する信号を生成す
ることをいう。これは、以下の説明においても、同様で
ある。
【0050】フレーム周期信号復元部39は、フレーム
周期信号CRを復元する機能を有する。X分周器40
は、網クロック信号NCを分周することにより、クロッ
ク信号XNCを生成する機能を有する。M逓倍器41
は、ソースクロック信号SCを復元する機能を有する。
【0051】[一実施の形態の動作]次に、この実施の
形態の動作を説明する。
【0052】[VBRデータ送信装置の動作]まず、図
1に示すVBRデータ送信装置の動作を説明する。な
お、以下の説明では、この動作を、画像データの送信動
作と、ソースクロック信号SCの周波数情報の伝達動作
とに別けて説明する。
【0053】(1) 画像データの送信動作 まず、画像データの送信動作を説明する。
【0054】図1において、VBRエンコーダ11に
は、図示しない画像符号化回路により符号化された画像
データが供給される。この画像データは、論理的なデー
タ単位によって規定される情報発生周期ごとに、固定長
のデータが現れるCBRデータである。
【0055】VBRエンコーダ11は、このCBRデー
タを各フレームごとにフレーム間予測DCT符号化によ
ってデータ圧縮する。これにより、論理的なデータ単位
によって規定される情報発生周期ごとに、可変長のデー
タが現れるVBRデータが得られる。
【0056】VBRエンコーダ11は、1フレーム分の
符号化が終了すると、符号化により得られたVBRデー
タを送信バッファ12に書き込む。この処理は、1フレ
ーム分の符号化が終了するたびに行われる。
【0057】これと並行して、VBRエンコーダ11
は、VBRデータに同期したソースクロック信号SCを
M分周器16に供給する。M分周器16は、このソース
クロック信号SCをM分の1に分周する。ここで、M
は、フレーム周期とソースクロック信号SCの周期との
比を表す。
【0058】これにより、VBRデータのフレーム周期
と同じ周期の信号CRが得られる。このフレーム周期信
号CRの位相は、VBRデータのフレーム位相と一致す
るように設定されている。これは、後述するVBRデー
タカウンタ17のカウント値が、各フレームのデータ数
に一致するようにするためである。
【0059】VBRデータカウンタ17は、フレーム周
期信号CRに従って、各フレーム周期ごとに、送信バッ
ファ12に書き込まれるVBRデータの数をカウントす
る。送信パケット対応部13は、フレーム周期信号CR
に従って、各フレーム周期ごとに、送信バッファ12か
らVBRデータを読み出す。
【0060】この読出しは、VBRデータカウンタ17
によりカウントされたデータ数だけ行われる。また、こ
の読出しは、例えば、あるフレーム期間に送信バッファ
12に書き込まれたVBRデータを、次のフレーム期間
に読み出すようにして行われる。VBRデータカウンタ
17のカウント値は、送信パケット対応部13がこのカ
ウント値を読み出した後、0にリセットされる。
【0061】送信パケット対応部13は、送信バッファ
12からフレーム周期ごとに読み出したVBRデータに
ヘッダやトレーラを付加することにより、送信パケット
を生成する。
【0062】この生成は、例えば、次のようにして行わ
れる。まず、送信パケット対応部13は、M分周器16
の分周比Mを示すデータをVBRデータに付加する。次
に、この分周比データが付加されたVBRデータをダミ
ーデータ付与部19に供給する。
【0063】ダミーデータ付与部19は、このVBRデ
ータを受け取ると、まず、ダミーデータ長DLを決定す
る。次に、このダミーデータ長DL分のダミーデータP
ADと、ダミーデータ長DLを示す6ビットのデータ
と、2ビットの予備ビットRESをVBRデータに付加
し、送信パケット対応部13に戻す。なお、ダミーデー
タ長DLは、パケットのデータ長が後述するセル対応部
14で生成される固定長セグメントのデータ長(48バ
イト)の整数倍になるように設定される。
【0064】送信パケット対応部13は、ダミーデータ
付与部19からダミーデータPAD等が付与されたVB
Rデータを受け取ると、このVBRデータをCRC演算
部18に供給する。CRC演算部18は、このVBRデ
ータを受け取ると、予め定めた生成多項式に従って、4
バイトの巡回冗長符号CRCを生成し、送信パケット対
応部13に供給する。送信パケット対応部13は、この
巡回冗長符号CRCを受け取ると、これをVBRデータ
に付加する。これにより、送信パケットが完成する。
【0065】図3に、送信パケットの構成を示す。図示
のごとく、送信パケットは、タイムスタンプTSを示す
データが挿入されるタイムスタンプ挿入部51と、分周
比M,Xを示すデータが挿入される分周比挿入部52,
53と、VBRデータが挿入されるVBRデータ挿入部
54と、ダミーデータPADが挿入されるダミーデータ
挿入部55と、ダミーデータ長DLを示すデータが挿入
されるダミーデータ長挿入部56と、予備ビットRES
として使用される予備ビット部57と、巡回冗長符号C
RCが挿入される巡回冗長符号挿入部58とを有する。
【0066】送信パケット対応部13で生成された送信
パケットは、セル対応部14に供給される。セル対応部
14は、送信パケットを受け取ると、これを48バイト
ずつ分割する。これにより、図3に示すように、複数の
固定長セグメントが得られる。この固定長セグメント
は、ATM送信対応部15に供給される。
【0067】ATM送信対応部19は、固定長セグメン
トを受け取ると、これにATMヘッダを付加する。これ
により、ATMセルが得られる。このATMセルは、各
フレーム周期ごとに、セル群として、図示しないATM
網を介して送信される。これにより、論理的なデータ単
位によって規定される情報発生周期ごとに、可変長のデ
ータが現れるVBRデータがセル化された状態でATM
網を介して送信されることになる。
【0068】この場合、ATM送信対応部15は、最終
の固定長セグメントをATMのAUUパラメータを用い
て表示する。ここで、ATMのAUUパラメータとは、
ATMヘッダのペイロードタイプ(PT)値の1ビット
を使って上位レイヤが情報を伝送することができるよう
にするためのパラメータである。以上がVBRデータの
送信動作である。
【0069】(2) ソースクロック信号SCの周波数
情報の伝達動作 次に、ソースクロック信号SCの周波数情報の伝達動作
を説明する。
【0070】M分周器13から出力されるフレーム周期
信号CRは、タイムスタンプ付与部21に供給される。
また、ATM網で使用される網クロック信号NCは、X
分周器20でX(Xは2以上の整数)分の1に分周され
る。これにより、周波数が網クロック信号NCの周波数
のX分の1のクロック信号NCXが得られる。このクロ
ック信号NCXは、タイムスタンプ付与器21に供給さ
れる。
【0071】タイムスタンプ付与器21は、フレーム周
期信号CRとクロック信号XNCとに基づいて、フレー
ム周期で規定される情報発生時刻を計測する。この計測
結果を示す時刻データ(周期データの一例)は、タイム
スタンプTSを示すデータとして、送信パケット対応部
13に供給される。
【0072】送信パケット対応部13は、このデータを
受け取ると、これを図3に示すタイムスタンプ挿入部5
1に挿入する。これにより、時刻データがVBRデータ
に付加された状態で送信される。その結果、ソースクロ
ック信号SCの周波数情報が伝達されることになる。
【0073】なお、X分周器20を設けるのは、タイム
スタンプ付与器21の回路規模が大きくなるのを防止す
るためである。すなわち、タイムスタンプ付与器21
は、例えば、クロック信号NCXをカウントするカウン
タと、そのカウント値をフレーム周期信号CRに同期し
てラッチするラッチ回路とにより構成されている。
【0074】このような構成においては、カウント用ク
ロック信号の周波数がフレーム周期信号CRの周波数よ
り高ければ高いほど、時刻の計測精度を高くなる。しか
し、カウント用クロック信号の周波数があまり高くなる
と、カウンタの段数が多くなる。その結果、タイムスタ
ンプ付与器21の回路規模が大きくなる。
【0075】そこで、図1では、X分周器20を設け、
このX分周器20によって網クロック信号NCを分周す
ることにより、カウンタのカウント用クロック信号を生
成するようになっている。このような構成によれば、X
分周器20の分周比Xを適宜設定することにより、計測
精度をあまり低下させることなく、回路規模の増大を防
止することができる。以上が、周波数情報の伝達動作で
ある。
【0076】[VBRデータ受信装置の動作]次に、図
2に示すVBRデータ受信装置の動作を説明する。な
お、以下の説明では、この動作をVBRデータの受信動
作と、ソースクロック信号SCの復元動作とに分けて説
明する。
【0077】(1) VBRデータの受信動作 まず、VBRデータの受信動作を説明する。
【0078】VBRデータ送信装置からATM網を介し
て送られてきたATMセルは、ATM受信対応部31に
供給される。ATM受信対応部31は、ATMセルを受
け取ると、まず、このATMセルからATMヘッダを取
り除く。これにより、固定長セグメントが得られる。次
に、この固定長セグメントにAUUパラメータを添え
て、ディセル対応部32に供給する。
【0079】ディセル対応部32は、固定長セグメント
を受け取ると、これをすでに受信した固定長セグメント
と連結する。この連結は、各フレーム周期ごとに、先頭
セグメントから最終セグメントまで行われる。これによ
り、パケットが復元される。この場合、ディセル対応部
32は、AUUパラメータに基づいて最終セグメントを
識別する。また、この間、ディセル対応部32は、受信
セグメントの数をカウントする。
【0080】ディセル対応部32は、最終セグメントを
受け取ると、その旨を受信パケット対応部33に通知す
る。また、受信セグメント数のカウント値を1だけ増加
させた後、ダミーデータ除去部36に供給する。次に、
このカウント値を0にリセットする。
【0081】受信パケット対応部33は、上記通知を受
けると、ディセル対応部32からデータを読み出す。こ
の読出しは、ディセル対応部32からダミーデータ除去
部36に供給されたカウント値を48倍した数のデータ
について行われる。これにより、1フレーム分のパケッ
トデータが読み出される。
【0082】受信パケット対応部33は、1フレーム分
のパケットデータを読み出すと、このパケットデータに
伝送誤りが生じているか否かを判定する。この判定は、
CRC演算部37の演算結果に基いて行われる。
【0083】すなわち、受信パケット対応部33は、パ
ケットデータを読み取ると、これをCRC演算部37に
供給する。CRC演算部37は、このパケットデータを
受け取ると、これによって表される送信多項式を送信側
と同じ生成多項式で割り、その結果を受信パケット対応
部33に供給する。
【0084】受信パケット対応部33は、この割算結果
を受け取ると、これに基いて、受信パケットデータに伝
送誤りが生じているか否かを判定する。伝送誤りが生じ
ている場合は、そのパケットデータ全体を廃棄し、その
旨を上位に通知する。これに対し、伝送誤りが生じてい
ない場合、ダミーデータ除去部36にパケットデータを
供給する。
【0085】ダミーデータ除去部36は、パケットデー
タを受け取ると、このデータからダミーデータ長DLを
読み取り、これに基づいて、パケットデータからダミー
データを取り除く。そして、このダミーデータPADを
取り除いたパケットデータを受信パケット対応部33に
供給する。また、ダミーデータ除去部36は、受信セグ
メント数のカウント値とダミーデータ長DLに基づい
て、VBRデータ長を産出する。そして、このVBRデ
ータ長を示すデータをVB逓倍器38に供給する。
【0086】受信パケット対応部33は、ダミーデータ
を除去されたパケットデータを受け取ると、このデータ
からヘッダやトレーラを削除し、VBRデータを生成す
る。そして、このVBRデータを受信バッファ34に書
き込む。VBRデコーダ35は、受信バッファ34に書
き込まれたVBRデータをフレーム周期ごとに読み出
し、復号化する。これにより、CBRデータが得られ
る。このCBRデータは、図示しない画像復号化回路に
供給され、復号化される。
【0087】VBRデータの読出しは、VB逓倍器38
によって生成される読出しクロック信号RCに従って行
われる。VBRデータの復号化は、後述するM逓倍器4
1により復元されたソースクロック信号SCに従って行
われる。
【0088】VB逓倍器38は、後述するフレーム同期
信号復元部39により復元されたフレーム周期信号CR
の周波数をVBRデータ長だけ逓倍する。これにより、
1フレーム分のVBRデータ数と同じ周波数を有する読
出しクロック信号RCが生成される。この生成は、各フ
レームごとに行われる。その結果、各フレーム周期ごと
に、そのフレームのVBRデータをすべて読み出すこと
ができる。VBRデータの復号化は、後述するM逓倍器
31により復元されたソースクロック信号SCに従って
行われる。以上がVBRデータの受信動作である。
【0089】(2) ソースクロック信号SCの復元動
作 次に、ソースクロック信号SCの復元動作を説明する。
【0090】受信パケット対応部33は、ダミーデータ
を除去されたパケットデータを受け取ると、このデータ
からタイムスタンプTSを読み取り、これを示すデータ
をフレーム周期信号復元部39に供給する。また、受信
パケット対応部33は、このデータから分周比X,Mを
読み取り、これらを示すデータをそれぞれX分周器40
と、M逓倍器41に供給する。
【0091】X分周器40は、網クロック信号NCをX
分の1に分周する。これにより、クロック信号XNCが
得られる。フレーム周期信号復元部39は、連続する2
つのタイムスタンプTSの差分を算出する。これによ
り、クロック信号XNCによるフレーム周期の計測結果
が得られる。フレーム周期信号復元部39は、この計測
結果にクロック信号XNCの周期を掛ける。これによ
り、フレーム周期が復元される。復元されたフレーム周
期を持つ信号CRは、M逓倍器41に供給される。
【0092】M逓倍器38は、復元されたフレーム周期
信号CRの周波数をM逓倍する。これにより、ソースク
ロック信号SCが復元される。この復元は、例えば、位
相ロックドループ回路を用いて行われる。
【0093】すなわち、M逓倍器38は、フレーム周期
信号CRと復元されたソースクロック信号SCをM分の
1に分周した信号との位相を比較し、この比較結果に基
づいて、発振器の発振周波数を制御する。これにより、
発振器からソースクロック信号SCと同じ周波数を有す
る信号が得られる。その結果、ソースクロック信号SC
が再生されたことになる。以上が、ソースクロック信号
SCの復元動作である。
【0094】[一実施の形態の効果]以上詳述したこの
実施の形態によれば、次のような効果が得られる。
【0095】(1) まず、この実施の形態によれば、
情報発生周期を網クロック信号NCを分周することによ
り得られたクロック信号XNCに従って計測し、この計
測結果をタイムスタンプTSとしてVBRデータに付加
して送信するようにしたので、画像データとして、VB
Rデータを送信するにもかかわらず、ソースクロック信
号SCの周波数情報を伝達することができる。
【0096】(2) また、この実施の形態によれば、
ソースクロック信号SCの周期とフレーム周期信号CR
の周期との比Mを示すデータをVBRデータに付加して
送信するようにしたので、伝送路が不特定多数の通信装
置を収容するATM網によって構成されているにもかか
わらず、ソースクロック信号SCを復元することができ
る。
【0097】(3) また、この実施の形態によれば、
情報発生周期の計測結果を示す周期データとして、情報
発生周期によって規定される情報発生時刻を示すデータ
を送信するようにしたので、情報発生周期そのものを計
測する場合に比べ、計測構成を簡単にすることが可能で
ある。
【0098】(4) また、この実施の形態によれば、
情報発生周期として、フレーム周期を用いるようにした
ので、スライス周期等を用いる場合に比べ、情報発生周
期の計測精度を高めることができる。
【0099】(5) また、この実施の形態によれば、
網クロック信号NCの分周器20を設けるようにしたの
で、情報発生周期を計測する場合、計測精度と計測回路
規模との両方を満足させることができる。
【0100】(6) また、この実施の形態によれば、
受信バッファ34からVBRデータを読み出すための読
出しクロック信号RCを生成する場合、フレーム周期信
号CRをVBRデータ長だけ逓倍することにより生成す
るようにしたので、簡単な構成により、読出しクロック
信号RCを生成することができる。
【0101】[その他の実施の形態]以上、この発明の
一実施の形態を詳細に説明したが、この発明は、上述し
たような実施の形態に限定されるものではない。
【0102】(1) 例えば、先の実施の形態では、情
報発生周期として、フレーム周期を計測する場合を説明
した。しかし、この発明は、フレーム周期以外の情報発
生周期(スライス周期、マクロブロック周期、ブロック
周期)を計測するようにしてもよい。
【0103】(2) また、先の実施の形態では、情報
発生周期を計測する場合、情報発生時刻を計測する場合
を説明した。しかし、この発明は、情報発生時刻に同期
した時刻を計測するようにしてもよい。
【0104】(3) また、先の実施の形態では、情報
発生周期を計測する場合、情報発生時刻を計測すること
により、情報発生周期を間接的に計測する場合を説明し
た。しかし、この発明は、情報発生周期を直接的に計測
するようにすてもよい。このような構成によれば、VB
Rデータ受信装置で、タイムスタンプの差を求める必要
がなくなるので、この受信装置の構成を簡単にすること
が可能である。
【0105】(4) また、先の実施の形態では、情報
発生周期とソースクロック信号の周期との比を示すデー
タをVBRデータに付加して送信する場合を説明した。
しかし、この発明は、受信側で、この比を知り得るよう
な場合は、これを送信しないようにしてもよい。
【0106】(5) また、先の実施の形態では、情報
発生周期の計測結果を継続的に伝送する場合を説明し
た。しかし、この発明は、ソースクロック信号SCの復
元精度が許す範囲で、ある限られた期間だけ伝送するよ
うにしてもよい。
【0107】(6) また、先の実施の形態では、この
発明を、MPEG2の画像データを送信する場合に適用
する場合を説明した。しかし、この発明は、ソースクロ
ック信号の周期のA倍の周期ごとに、可変長のデータが
現れるVBRデータを送信する場合一般に適用すること
ができる。
【0108】(7) また、先の実施の形態では、この
発明を、ATM網のような非同期パケット交換網を介し
てVBRデータを送信する場合に適用する場合を説明し
た。しかし、この発明は、非同期パケット交換網以外の
通信網を介して伝送する場合にも適用することができ
る。
【0109】(8) また、先の実施の形態では、この
発明を、通信網によって構成される伝送路を介してVB
Rデータを送信する場合に適用する場合を説明した。し
かし、この発明は、通信網によって構成される伝送路以
外の伝送路を介してVBRデータを伝送する場合にも適
用することができる。要は、この発明は、伝送路の基準
クロック信号とは独立なソースクロック信号を有するV
BRデータを、この伝送路を介して送信する場合一般に
適用することができる。
【0110】(9)このほかにも、この発明は、その要
旨を逸脱しない範囲で種々様々変形実施可能なことは勿
論である。
【0111】
【発明の効果】以上詳述したように、この発明によれ
ば、ソースクロック信号の周期のA倍の周期ごとに可変
長のデータが現れるVBRデータを送信する場合におい
て、可変長データの発生周期を計測し、この計測結果を
VBRデータに付加して送信するようにしたので、送信
データをVBRデータのまま送信するにもかかわらず、
ソースクロック信号の周波数情報を伝達することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係るVBRデータ送信装置の一実施
の形態の構成を示すブロック図である。
【図2】この発明に係るVBRデータ受信装置の一実施
の形態の構成を示すブロック図である。
【図3】送信パケットと固定長セグメントとの構成を示
す図である。
【符号の説明】
11…VBRエンコーダ 12…送信バッファ 13…送信パケット対応部 14…セル対応部 15…ATM送信対応部 16…M分周器 17…VBRデータカウンタ 18…CRCエンコーダ 19…ダミーデータ付与部 20…X分周器 21…タイムスタンプ付与器 31…ATM受信対応部 32…ディセル対応部 33…受信パケット対応部 34…受信バッファ 35…VBRエンコーダ 36…ダミーデータ除去部 37…CRC演算部 38…VB逓倍器 39…フレーム周期信号復元部 40…X分周器 41…M逓倍器 51…タイムスタンプ挿入部 52,53…分周比挿入部 54…VBRデータ挿入部 55…ダミーデータ挿入部 56…ダミーデータ長挿入部56 57…予備ビット部 58…巡回冗長符号挿入部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 伝送路の基準クロック信号とは独立な基
    準クロック信号を有し、この基準クロック信号の周期の
    A(Aは2以上の整数)倍の周期ごとに可変長のデータ
    が現れる可変速度データを送信するデータ送信手段と、 前記伝送路の基準クロック信号に基づいて、前記可変長
    データの発生周期を計測する発生周期計測手段と、 この発生周期計測手段により計測された発生周期を示す
    周期データを前記データ送信手段の送信データに付加し
    て送信する周期データ付加手段とを備えたことを特徴と
    する可変速度データ送信装置。
  2. 【請求項2】 前記可変速度データの基準クロック信号
    の周期と前記可変長データの発生周期との比を示す比デ
    ータを前記データ送信手段の送信データに付加して送信
    する比データ付加手段を有することを特徴とする請求項
    1記載の可変速度データ送信装置。
  3. 【請求項3】 伝送路の基準クロック信号とは独立な基
    準クロック信号を有し、この基準クロック信号の周期の
    A(Aは2以上の整数)倍の周期ごとに可変長のデータ
    が現れる可変速度データと、この可変速度データに付加
    され、前記可変長データの発生周期を示す周期データと
    を受信するデータ受信手段と、 このデータ受信手段の受信データから前記可変速度デー
    タを抽出する可変速度データ抽出手段と、 前記データ受信手段の受信データに含まれる前記周期デ
    ータと前記伝送路の基準クロック信号とに基づいて、前
    記可変長データの発生周期を復元する発生周期復元手段
    と、 前記可変速度データの基準クロック信号の周期と前記可
    変長データの発生周期との比に基づいて、前記発生周期
    復元手段により復元された発生周期から前記可変速度デ
    ータの基準クロック信号を復元するクロック信号復元手
    段とを備えたことを特徴とする可変速度データ受信装
    置。
  4. 【請求項4】 前記データ受信手段は、前記可変速度デ
    ータとして、前記可変速度データの基準クロック信号の
    周期と前記可変長データの発生周期との比を示す比デー
    タが付加されたデータを受信するように構成され、 前記クロック信号復元手段は、前記可変速度データの基
    準クロック信号の周期と前記可変長データの発生周期と
    の比として、前記比データにより示される比を用いるよ
    うに構成されていることを特徴とする請求項3記載の可
    変速度データ受信装置。
  5. 【請求項5】 伝送路の基準クロック信号とは独立な基
    準クロック信号を有し、この基準クロック信号の周期の
    A(Aは2以上の整数)倍の周期ごとに可変長のデータ
    が現れる可変速度データを送信する場合に、前記可変速
    度データの基準クロック信号の周波数情報を伝達するも
    のであって、 前記伝送路の基準クロック信号に基づいて、前記可変長
    データの発生周期を計測する発生周期計測手段と、 この発生周期計測手段により計測された発生周期を示す
    周期データを前記可変速度データに付加して送信するデ
    ータ付加手段とを備えたことを特徴とするクロック周波
    数伝達装置。
  6. 【請求項6】 伝送路の基準クロック信号とは独立な基
    準クロック信号を有し、この基準クロック信号の周期の
    A(Aは2以上の整数)倍の周期ごとに可変長データが
    現れる可変速度データを受信する場合に、この可変速度
    データの基準クロック信号を復元するものであって、 前記可変速度データに付加され、前記可変長データの発
    生周期を示す周期データと前記伝送路の基準クロック信
    号とに基づいて、前記発生周期を復元する発生周期復元
    手段と、 前記可変速度データの基準クロック信号の周期と前記可
    変長データの発生周期との比に基づいて、前記発生周期
    復元手段により復元された発生周期から前記送信データ
    の基準クロック信号を復元するクロック信号復元手段と
    を備えたことを特徴とするクロック復元装置。
JP7185796A 1996-03-27 1996-03-27 可変速度データ送信装置、可変速度データ受信装置、クロック周波数伝達装置、クロック復元装置 Pending JPH09261242A (ja)

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