JPH09261107A - データ処理装置、無線電話機及びデータ通信システム - Google Patents

データ処理装置、無線電話機及びデータ通信システム

Info

Publication number
JPH09261107A
JPH09261107A JP6305796A JP6305796A JPH09261107A JP H09261107 A JPH09261107 A JP H09261107A JP 6305796 A JP6305796 A JP 6305796A JP 6305796 A JP6305796 A JP 6305796A JP H09261107 A JPH09261107 A JP H09261107A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
antenna
wireless telephone
data processing
data
processing device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP6305796A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshitake Komori
勇武 小森
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP6305796A priority Critical patent/JPH09261107A/ja
Publication of JPH09261107A publication Critical patent/JPH09261107A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Transceivers (AREA)
  • Small-Scale Networks (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 無線電話機とデータ処理装置を接続し、適切
にデータ通信を行う。 【解決手段】 無線電話機2のアンテナ4と同利得以上
のアンテナ5を具備するデータ処理装置1と、該データ
処理装置1のインタフェースに接続されるインタフェー
スを有する無線電話機2とを用い、これらが接続され場
合に前記無線電話機2または前記データ処理装置1のア
ンテナ4、5の一方を選択して、データ処理装置1によ
る通信を可能とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、データ送受信を
適切に行うことのできるデータ処理装置、無線電話機及
びデータ通信システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ワードプロセッサやワークステー
ションを用いて無線回線を介してデータ通信を行う場合
には、無線電話機を用いる手法が知られている。これら
データ処理装置200及び無線電話機100は、例え
ば、図9に示されるように構成される。データ処理装置
200には、データ処理部210に含まれるバス220
に、通信ボード230を接続し、外部接続端子240を
介して無線電話機100側に接続されるようにする。
【0003】無線電話機100には、アンテナ101と
送信器102と受信器103とベースバンド回路104
とが備えられ、受信信号はアンテナ101で受信し、受
信器103、ベースバンド回路104、切換器106を
介して外部接続端子120からデータ処理装置200の
外部接続端子240へ送られる。一方、データ処理装置
200側から送出された送信データは外部接続端子12
0から切換器107を介してベースバンド回路104へ
到来し、符号化・変調を受けて送信器102からアンテ
ナ101へ至り、送信される。また、無線電話機100
は、CPU110を含み、各部を制御する制御部105
と、この制御部105に対し各種データを与えるキー操
作部108と、送話器及び受話器を有する送受話部10
9とを具備している。
【0004】そして、無線電話機100のCPU110
は、信号線607を介してデータ処理装置200が接続
されたことを検出する。つまり、図10に示されている
ように、信号線607は抵抗610を介して接地されて
おり、データ処理装置200の外部接続端子240には
ライン603が接続されており、このライン603に
は、プルアップ抵抗609を介して電圧Vccが与えられ
ている。外部接続端子120、240が接続されると、
信号線607と信号線603とが導通し、信号線607
の電位が0からVccへ変化する。CPU110はこれを
検出して、切換器106、107を切り換えてベースバ
ンド回路104を介してデータ処理装置200がデータ
通信できるようにする。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うなデータ通信システムによると、周囲の電波状況など
によりデータ通信速度を変動させざるを得なくなる。つ
まり、劣悪な電波状況においては、誤り訂正やデータ再
送などを行う時間のため、データ伝送速度が実質的に遅
くなるのである。この伝送速度の低下を抑制するために
は、通信機の受信感度レベルを向上させる必要があり、
このために、第1には、受信機のNF(Noise Figure)
を向上させる手法が採られ、第2には、アンテナの利得
を向上させる手法が採られる。
【0006】上記第1の手法では、受信機の電源電圧を
上げたり、NFの良い増幅器を用いるなどの必要があ
り、また、第2の手法では、アンテナを大きくする必要
があり、いずれも無線電話機の小形化、軽量化、低コス
ト化の要請に反する。
【0007】更に、無線電話機のアンテナは、図8に示
されるように、人体800に電波の影響が少ないよう
に、人体800から外側に指向性の強い領域801を有
しており、データ処理装置に接続してデータ通信に用い
る場合に、この指向性のために、データ通信が適切に行
われにくいという問題点があった。加えて、無線電話機
においては、小形化、軽量化、低コスト化等のために、
実質的な通話が可能であれば良いとしてアンテナの利得
は十分なものとされていないのが現状である。また、無
線電話機は周波数帯域も狭く設定されており、データ通
信に用いるに十分とはいえない。
【0008】本発明は上記のようなデータ処理装置、無
線電話機、更にこれらデータ処理装置と無線電話機とを
用いたデータ通信システムの問題点を解決せんとしてな
されたもので、その目的は、無線電話機と接続してデー
タ通信を行うときに好適なデータ処理装置を提供するこ
とであり、また、データ処理装置によるデータ通信が適
切に行われるようにする無線電話機を提供することであ
り、更に、この様に改良されたデータ処理装置と無線電
話機とを用いたデータ通信システムを提供することであ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に記載
のデータ処理装置は、アンテナと、このアンテナを無線
電話機に接続すると共に、該無線電話機の送受信機能を
介してデータの送受を行うためのインタフェースとを具
備し、前記アンテナまたは前記無線電話機アンテナから
無線回線を介して通信を行うことを特徴とする。これに
より、データ通信時にデータ処理装置に設けた所望の利
得のアンテナを用い、かつ、無線電話機の送受信機能を
介してデータの送受を行うことができる。
【0010】本発明の請求項2に記載の無線電話機は、
アンテナを有する装置の該アンテナに接続されるインタ
フェースと、自装置のアンテナと前記装置のアンテナと
のいずれかを選択する選択手段とを具備し、上記2つの
アンテナの一方を前記選択手段により選択して無線通信
を行うことを特徴とする。これにより、接続される装置
に設けられた所定利得のアンテナまたは無線電話機のア
ンテナを用い、無線電話機を介してデータ通信が可能と
なる。
【0011】本発明の請求項3に記載のデータ通信シス
テムは、無線電話機のアンテナと同利得以上のアンテナ
と、このアンテナを無線電話機に接続すると共に、該無
線電話機の送受信機能を介してデータの送受を行うため
のインタフェースとを具備するデータ処理装置と、該デ
ータ処理装置の前記インタフェースに接続されるインタ
フェースを有する無線電話機と、前記データ処理装置の
インタフェースと前記無線電話機のインタフェースとが
相互に接続されたことを検出する接続検出手段と、この
接続検出手段の出力に基づき前記無線電話機または前記
データ処理装置のアンテナの一方を選択して、データ処
理装置による通信を可能とする選択手段とを具備するこ
とを特徴とする。これによって、データ処理装置のイン
タフェースと無線電話機のインタフェースとが相互に接
続された場合、前記無線電話機または前記データ処理装
置のアンテナの一方を選択して、データ処理装置による
通信が可能となる。
【0012】本発明の請求項4に記載のデータ通信シス
テムでは、データ処理装置に、インタフェースを介して
所定電位を送出する手段が備えられ、この電位を接続検
出手段が検出することを特徴とする。所定電位が検出さ
れたとき、前記無線電話機または前記データ処理装置の
アンテナの一方を選択して、データ処理装置による通信
が可能となる。
【0013】本発明の請求項5に記載のデータ通信シス
テムでは、データ処理装置に、インタフェースを介して
所定データを送出する手段が備えられ、この所定データ
を接続検出手段が検出することを特徴とする。所定デー
タが検出されたとき、前記無線電話機または前記データ
処理装置のアンテナの一方を選択して、データ処理装置
による通信が可能となる。
【0014】本発明の請求項6に記載のデータ通信シス
テムは、無線電話機のアンテナと同利得以上のアンテナ
と、このアンテナを無線電話機に接続すると共に、該無
線電話機の送受信機能を介してデータの送受を行うため
のインタフェースとを具備するデータ処理装置と、該デ
ータ処理装置の前記インタフェースに接続されるインタ
フェースを有する無線電話機と、前記無線電話機のアン
テナと前記データ処理装置のアンテナとのいずれかを選
択する選択手段と、前記選択手段により選択されたアン
テナを介して受信した電界の強度を検出する電界強度検
出手段と、この電界強度検出手段の検出結果に基づき前
記選択手段を制御する選択制御手段と、を具備すること
を特徴とする。これにより、電界強度の強弱に応じて、
前記無線電話機または前記データ処理装置のアンテナの
一方を選択して、データ処理装置による通信が可能とな
る。
【0015】本発明の請求項7に記載のデータ通信シス
テムは、無線電話機のアンテナと同利得以上のアンテナ
と、このアンテナを無線電話機に接続すると共に、該無
線電話機の送受信機能を介してデータの送受を行うため
のインタフェースとを具備するデータ処理装置と、該デ
ータ処理装置の前記インタフェースに接続されるインタ
フェースを有する無線電話機と、前記無線電話機のアン
テナと前記データ処理装置のアンテナとのいずれかを選
択する選択手段と、前記選択手段により選択されたアン
テナを介して受信した信号の同期外れを検出する同期外
れ検出手段と、この同期外れ検出手段の検出結果に基づ
き前記選択手段を制御する選択制御手段と、を具備する
ことを特徴とする。これによって、同期外れ検出に応じ
て、前記無線電話機または前記データ処理装置のアンテ
ナの一方を選択して、データ処理装置による通信が可能
となる。
【0016】本発明の請求項8に記載のデータ通信シス
テムは、無線電話機のアンテナと同利得以上のアンテナ
と、このアンテナを無線電話機に接続すると共に、該無
線電話機の送受信機能を介してデータの送受を行うため
のインタフェースとを具備するデータ処理装置と、該デ
ータ処理装置の前記インタフェースに接続されるインタ
フェースを有する無線電話機と、前記無線電話機のアン
テナと前記データ処理装置のアンテナとのいずれかを選
択する選択手段と、前記選択手段により選択されたアン
テナを介して受信したデータのデータ誤りを検出するデ
ータ誤り検出手段と、このデータ誤り検出手段の検出結
果に基づき前記選択手段を制御する選択制御手段と、を
具備することを特徴とする。これによって、データ誤り
の検出に応じて、前記無線電話機または前記データ処理
装置のアンテナの一方を選択して、データ処理装置によ
る通信が可能となる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下添付図面を用いて本発明の実
施の形態に係るデータ処理装置、無線電話機及び、デー
タ通信システムを説明する。各図において、同一の構成
要素には同一の符号を付して重複する説明を省略する。
図1には、本発明の実施の形態に係るデータ処理装置、
無線電話機及び、データ通信システムの斜視図が示され
ている。データ処置装置1は、ワードプロセッサ、パー
ソナルコンピュータ等であり、無線電話機2を保持する
アーム部3を表示画面の側部に有し、また、無線電話機
2のアンテナ4の利得と同利得以上の(好ましくは、よ
り高利得な)アンテナ5を備えている。また、アンテナ
5及び内部のバスは、通信ボード6に接続され、外部接
続端子7及びコード8介して無線電話機2の外部接続端
子9に接続されている。
【0018】上記データ通信システムの構成図を図2に
示す。データ処理装置1には、データ処理部10が設け
られており、バス11にCPU12、主メモリ13、キ
ーボード部14、CRTまたはLCD等から構成される
表示部15、磁気ディスク装置16が接続され、更に、
通信ボード6が接続されている。データ処理部10は送
信データを通信ボード6を介して送信し、受信データは
通信ボード6を介して受け取る。
【0019】一方、無線電話機2には、自装置のアンテ
ナ4とデータ処理装置1のアンテナ5とのいずれかを選
択する選択手段である切換器23が備えられ、切換器2
3には、方向性結合器24が接続されている。方向性結
合器24には送信器25と受信器26とが接続されてお
り、上記2つのアンテナ4、5にて受信した信号は方向
性結合器24を介して受信器26へ至り、ここでダウン
コンバートされる。また、送信器25では送信信号のア
ップコンバートが行われ、アップコンバートされた送信
信号は方向性結合器24を介して上記2つのアンテナ
4、5のいずれか一方から送信される。送信器25及び
受信器26はベースバンド回路30に接続されている。
ベースバンド回路30は、信号の符号化復号化及び変復
調を行い、また、受信電波の電界強度を検出する電界強
度検出手段31及び受信信号の同期外れを検出する同期
外れ検出手段32が備えられている。この電界強度検出
手段31、同期外れ検出手段32の検出結果は制御部2
0へ与えられている。ベースバンド回路30にて復号化
復調された受信信号は切換器27へ送られる。また、送
受話部33の送話器から或いはデータ処理装置1側から
送出された信号は切換器28からベースバンド回路30
へ至り、符号化変調される。制御部20はCPU21を
含み各部を制御するもので、送信器25、受信器26に
対する周波数制御や、切換器27、28に対し、送話器
及び受話器から構成される送受話部33とベースバンド
回路30とを接続するか又はデータ処理装置1側と接続
するかの制御を行うほか、切換器23における選択切換
の制御を行う選択制御手段として機能する。また、制御
部20には、パリティエラーチェックやCRCチェック
等を行うデータ誤り検出手段22が備えられている。制
御部20に対しては、キー操作部34から発信指示やダ
イヤル番号の入力等が行われる。また、信号線41、4
3は、外部接続端子7、9によりデータ処理装置1と無
線電話機2とが接続されたことを検出するための信号線
である。
【0020】以上のように構成されたデータ処理装置1
と無線電話機2とにより構成されるデータ通信システム
は、切換器23の選択切換を行うために、第1の実施の
形態では、図3に示されるように構成する。つまり、デ
ータ処理装置1の信号線41にプルアップ抵抗42を介
して電圧Vccが与えられている。また、無線電話機2側
の信号線43は抵抗44(例えば、制御部20内に設け
られている)を介して接地されている。切換器23は信
号43の電位を受けて、そのレベルがLレベルのときに
はアンテナ4を選択し、また、信号線43のレベルがH
レベルのときにはアンテナ5を選択するように構成され
たスイッチである。
【0021】上記の構成に係るデータ通信システムにお
いては、無線電話機1を単体で使用しているときには、
信号線43はLレベルとなっており、切換器23におい
ては、アンテナ4が選択されている。一方、データ処理
装置1が接続されると、切換器23の端子にはアンテナ
5が接続されると共に、信号線43には信号線41を介
して電位Vccが現れ、Hレベル状態となる。これによっ
て、切換器23はアンテナ5を選択するようになる。ま
た、制御部20は、切換器27、28を外部接続端子9
を介してデータ処理装置1とベースバンド回路30とを
接続するようにする。この結果、データ処理装置1が通
信を行うときには、無線電話機2のアンテナ4の利得と
同利得以上のアンテナ5によりデータ通信を行うことが
でき、無線電話機2に期待されている小型、軽量、小電
力の要請に応えながら、適切なデータの送受を保証す
る。
【0022】次に、図4を参照して第2の実施の形態を
説明する。この実施の形態では、信号線41、43をシ
リアルデータラインとしてデータ処理部10のCPU1
2が、例えば、所定時間毎に、接続確認コマンドデータ
を通信ボード6から上記信号線41へ送出する。一方、
無線電話機2の制御部20内のCPU21がこのコマン
ドデータを受けて切換器23を切り換え、アンテナ5が
選択されるように制御する。
【0023】CPU21は、接続確認コマンドデータを
検出しない状態では、切換器23を制御してアンテナ4
を選択させている。これに対し、データ処理装置1が接
続されると、信号線41、43を介して接続確認コマン
ドデータが送られてくるから、これをデータ処理部10
のCPU12が検出し、切換器23を切り換え、アンテ
ナ5が選択されるように制御する。この結果、データ処
理装置1が通信を行うときには、無線電話機2のアンテ
ナ4の利得と同利得以上のアンテナ5によりデータ通信
を行うことができ、無線電話機2に期待されている小
型、軽量、小電力の要請に応えながら、適切なデータの
送受を保証する。
【0024】次に図5を参照して第3の実施の形態を説
明する。この実施の形態では、データ処置装置1との接
続は、第1の実施の形態の手法により検出を行う。そし
て、切換器23の切り換えは、この接続検出とベースバ
ンド回路30内の電界強度検出手段(電界強度検出回
路)31の検出結果を用いる。つまり、最初にデータ処
理装置1が接続されると、切換器23の端子にはアンテ
ナ5が接続されると共に、信号線43には信号線41を
介して電位Vccが現れ、Hレベル状態となる。これをC
PU21が検出し、切換器23を切り換えてアンテナ5
を選択するようにする。そして、CPU21は電界強度
検出手段31の検出結果を基に、電界強度が所定値以下
となると切換器23を制御してアンテナ4を選択するよ
うにする。この状態で、電界強度が上記所定値を上回っ
ているときには、このアンテナ4によりデータ通信を継
続し、所定値以下であれば、再度切換器23を制御して
アンテナ5を選択するようにする。これ以降は、所定値
を上回るまでは電界強度検出手段31の検出結果を用い
ることなく当該アンテナ5によるデータ送受信を継続
し、所定値を上回ると、再び電界強度検出手段31の検
出結果を基に、アンテナの切り換えを行う。
【0025】このようにして、データ処理装置1が通信
を行うときには、無線電話機2のアンテナ4の利得と同
利得以上のアンテナ5によりデータ通信を行いながら
も、電界強度検出手段31の検出結果を基に、アンテナ
の切り換えを行うことで、スペースダイバーシチ受信方
式で信号受信を行う。これにより、通常は適切にデータ
送受信が行えると期待されるアンテナ5をメインとしな
がら、電界強度が低下したときには他のアンテナに切り
換え、電波状況によっては電界強度が高くなるチャンス
を探るようにしてより適切なデータの送受信が行われる
ようにしている。
【0026】次に図6を参照して第4の実施の形態を説
明する。この実施の形態では、第3の実施の形態におい
て、電界強度検出手段31の検出結果を基に、アンテナ
の切り換えを行ったのに対し、ベースバンド回路30の
同期外れ検出手段(同期外れ検出回路)32の検出結果
を基に、アンテナの切り換えを行う。つまり、最初にデ
ータ処理装置1が接続されると、CPU21は信号線4
3のレベルから接続状態を検出し、切換器23を切り換
えてアンテナ5を選択するようにする。そして、CPU
21は同期外れ検出手段32の検出結果を基に、同期外
れ状態となると切換器23を制御してアンテナ4を選択
するようにする。この状態で、同期外れが無くなると、
このアンテナ4によりデータ通信を継続し、相変わらず
同期外れが続くと再度切換器23を制御してアンテナ5
を選択するようにする。これ以降は、アンテナ5による
受信で同期が確立するまでは、同期外れ検出手段32の
検出結果を用いることなく当該アンテナ5によるデータ
送受信を継続し、同期が確立すると、再び、同期外れ検
出手段32の検出結果を用いて、アンテナの切り換えを
行う。
【0027】これにより、通常は適切にデータ送受信が
行えると期待されるアンテナ5をメインとしながら、同
期外れが生じたときには他のアンテナに切り換え、電波
状況によっては同期外れから同期確立となるチャンスを
探るようにしてより適切なデータの送受信が行われるよ
うにしている。
【0028】次に図7を参照して第5の実施の形態を説
明する。この実施の形態では、第3の実施の形態におい
て、電界強度検出手段31の検出結果を基に、アンテナ
の切り換えを行ったのに対し、制御部20のデータ誤り
検出手段(データ誤り検出回路)22の検出結果を基
に、アンテナの切り換えを行う。つまり、最初にデータ
処理装置1が接続されると、CPU21は信号線43の
レベルから接続状態を検出し、切換器23を切り換えて
アンテナ5を選択するようにする。そして、CPU21
はデータ誤り検出手段22の検出結果を基に、データ誤
り発生状態となると切換器23を制御してアンテナ4を
選択するようにする。この状態で、データ誤りが無くな
ると、このアンテナ4によりデータ通信を継続し、相変
わらずデータ誤りが続くと再度切換器23を制御してア
ンテナ5を選択するようにする。これ以降は、アンテナ
5による受信でデータ誤りが無くなるまでは、データ誤
り検出手段22の検出結果を用いることなく当該アンテ
ナ5によるデータ送受信を継続し、データ誤りが無くな
ると、再び、データ誤り検出手段22の検出結果を用い
て、アンテナの切り換えを行う。
【0029】これにより、通常は適切にデータ送受信が
行えると期待されるアンテナ5をメインとしながら、デ
ータ誤りが生じたときには他のアンテナに切り換え、電
波状況によってはデータ誤り発生状態からデータ誤りな
しの状態となるチャンスを探るようにしてより、適切に
データの送受信が行われるようにしている。
【0030】以上第3の実施の形態から第5の実施の形
態においては、信号線43のレベルをCPU21が検出
するようにしたが、これに代えて、信号線41、43を
第2の実施の形態と同様にシリアルデータラインとし
て、接続確認コマンドをデータ処理装置1のCPU12
から送出するようにして、これをCPU21が受けたと
きに、接続状態として切換器23を切り換えてアンテナ
5を選択するようにする実施例が存在する。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように本発明の請求項1に
記載のデータ処理装置によれば、アンテナを備え、無線
電話機の送受信機能を介してデータの送受を行うように
できるので、自装置のアンテナの利得を所望に設定で
き、無線電話機のアンテナを用いたデータ通信より好適
なデータ通信が確保され、また、無線電話機の構成を大
型化させたり、大電力化するなどの変更をすることがな
い。
【0032】以上説明したように本発明の請求項2に記
載の無線電話機によれば、所望の利得のアンテナを備え
る装置に接続されて、当該無線電話機の送受信機能を介
してデータの送受を行うようにできるので、無線電話機
のアンテナを用いたデータ通信より好適なデータ通信が
確保され、また、当該無線電話機の構成を大型化させた
り、大電力化するなどの変更をする必要がない。
【0033】以上説明したように本発明の請求項3〜請
求項8に記載のデータ通信システムによれば、データ処
理装置のインタフェースと無線電話機のインタフェース
とが相互に接続された場合、前記無線電話機または前記
データ処理装置のアンテナの一方を選択して、データ処
理装置による通信が可能となるので、ダイバーシチ受信
方式により適切なデータ通信を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るデータ処理装置と無
線電話機の斜視図。
【図2】本発明の実施の形態に係るデータ通信システム
の構成図。
【図3】本発明の第1の実施の形態に係るデータ通信シ
ステムの要部構成図。
【図4】本発明の第2の実施の形態に係るデータ通信シ
ステムの要部構成図。
【図5】本発明の第3の実施の形態に係るデータ通信シ
ステムの要部構成図。
【図6】本発明の第4の実施の形態に係るデータ通信シ
ステムの要部構成図。
【図7】本発明の第5の実施の形態に係るデータ通信シ
ステムの要部構成図。
【図8】無線電話機のアンテナの指向性を説明するため
の図。
【図9】従来のデータ通信システムの構成図。
【図10】従来のデータ通信システムの要部構成図。
【符号の説明】
1 データ処理装置 2 無線電話機 4、5 アンテナ 6 通信ボード 7、9 外部接続端子 20制御部 21 CPU 22 データ誤
り検出手段 30 ベースバンド回路 31 電界強度
検出手段 32 同期外れ検出手段

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アンテナと、 このアンテナを無線電話機に接続すると共に、該無線電
    話機の送受信機能を介してデータの送受を行うためのイ
    ンタフェースとを具備し、 前記アンテナまたは前記無線電話機アンテナから無線回
    線を介して通信を行うことを特徴とするデータ処理装
    置。
  2. 【請求項2】 アンテナを有する装置の該アンテナに接
    続されるインタフェースと、 自装置のアンテナと前記装置のアンテナとのいずれかを
    選択する選択手段とを具備し、 上記2つのアンテナの一方を前記選択手段により選択し
    て無線通信を行うことを特徴とする無線電話機。
  3. 【請求項3】 無線電話機のアンテナと同利得以上のア
    ンテナと、このアンテナを無線電話機に接続すると共
    に、該無線電話機の送受信機能を介してデータの送受を
    行うためのインタフェースとを具備するデータ処理装置
    と、 該データ処理装置の前記インタフェースに接続されるイ
    ンタフェースを有する無線電話機と、 前記データ処理装置のインタフェースと前記無線電話機
    のインタフェースとが相互に接続されたことを検出する
    接続検出手段と、 この接続検出手段の出力に基づき、前記無線電話機また
    は前記データ処理装置のアンテナの一方を選択して、デ
    ータ処理装置による通信を可能とする選択手段と、 を具備することを特徴とするデータ通信システム。
  4. 【請求項4】 データ処理装置には、インタフェースを
    介して所定電位を送出する手段が備えられ、 この電位を接続検出手段が検出することを特徴とする請
    求項3に記載のデータ通信システム。
  5. 【請求項5】 データ処理装置には、インタフェースを
    介して所定データを送出する手段が備えられ、 この所定データを接続検出手段が検出することを特徴と
    する請求項3に記載のデータ通信システム。
  6. 【請求項6】 無線電話機のアンテナと同利得以上のア
    ンテナと、このアンテナを無線電話機に接続すると共
    に、該無線電話機の送受信機能を介してデータの送受を
    行うためのインタフェースとを具備するデータ処理装置
    と、 該データ処理装置の前記インタフェースに接続されるイ
    ンタフェースを有する無線電話機と、 前記無線電話機のアンテナと前記データ処理装置のアン
    テナとのいずれかを選択する選択手段と、 前記選択手段により選択されたアンテナを介して受信し
    た電界の強度を検出する電界強度検出手段と、 この電界強度検出手段の検出結果に基づき前記選択手段
    を制御する選択制御手段と、 を具備することを特徴とするデータ通信システム。
  7. 【請求項7】 無線電話機のアンテナと同利得以上のア
    ンテナと、このアンテナを無線電話機に接続すると共
    に、該無線電話機の送受信機能を介してデータの送受を
    行うためのインタフェースとを具備するデータ処理装置
    と、 該データ処理装置の前記インタフェースに接続されるイ
    ンタフェースを有する無線電話機と、 前記無線電話機のアンテナと前記データ処理装置のアン
    テナとのいずれかを選択する選択手段と、 前記選択手段により選択されたアンテナを介して受信し
    た信号の同期外れを検出する同期外れ検出手段と、 この同期外れ検出手段の検出結果に基づき前記選択手段
    を制御する選択制御手段と、 を具備することを特徴とするデータ通信システム。
  8. 【請求項8】 無線電話機のアンテナと同利得以上のア
    ンテナと、このアンテナを無線電話機に接続すると共
    に、該無線電話機の送受信機能を介してデータの送受を
    行うためのインタフェースとを具備するデータ処理装置
    と、 該データ処理装置の前記インタフェースに接続されるイ
    ンタフェースを有する無線電話機と、 前記無線電話機のアンテナと前記データ処理装置のアン
    テナとのいずれかを選択する選択手段と、 前記選択手段により選択されたアンテナを介して受信し
    たデータのデータ誤りを検出するデータ誤り検出手段
    と、 このデータ誤り検出手段の検出結果に基づき前記選択手
    段を制御する選択制御手段と、 を具備することを特徴とするデータ通信システム。
JP6305796A 1996-03-19 1996-03-19 データ処理装置、無線電話機及びデータ通信システム Withdrawn JPH09261107A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6305796A JPH09261107A (ja) 1996-03-19 1996-03-19 データ処理装置、無線電話機及びデータ通信システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6305796A JPH09261107A (ja) 1996-03-19 1996-03-19 データ処理装置、無線電話機及びデータ通信システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09261107A true JPH09261107A (ja) 1997-10-03

Family

ID=13218340

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6305796A Withdrawn JPH09261107A (ja) 1996-03-19 1996-03-19 データ処理装置、無線電話機及びデータ通信システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09261107A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009290773A (ja) * 2008-05-30 2009-12-10 Ntt Docomo Inc 電子装置、外部接続電子機器、系統切換え方法、および、判定用信号変換方法
CN103178869A (zh) * 2011-12-21 2013-06-26 联想(北京)有限公司 一种电子设备

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009290773A (ja) * 2008-05-30 2009-12-10 Ntt Docomo Inc 電子装置、外部接続電子機器、系統切換え方法、および、判定用信号変換方法
CN103178869A (zh) * 2011-12-21 2013-06-26 联想(北京)有限公司 一种电子设备
CN103178869B (zh) * 2011-12-21 2015-07-29 联想(北京)有限公司 一种电子设备

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4232879B2 (ja) 通信装置
JP3359944B2 (ja) 無線送受信機
US7606553B2 (en) Information processing apparatus with antenna switching function, communication apparatus, antenna switching control unit and computer-readable recording medium recording antenna switching control program
JP3347093B2 (ja) 携帯無線機及びその終端整合切替方法
MXPA05002234A (es) Puenteo para amplificador de potencia en un semi-duplex ic.
JP2004201188A (ja) 携帯電話アンテナ切替回路
JP2003283393A (ja) アンテナ装置及び携帯無線装置
JPH1155738A (ja) 移動データ通信システム
JP3110217B2 (ja) 移動無線通信装置
JP2956807B2 (ja) ダイバシティ受信機
JP2817707B2 (ja) 無線選択呼出し受信機付き携帯情報端末装置
JPH09261107A (ja) データ処理装置、無線電話機及びデータ通信システム
KR20040103313A (ko) 통신 단말의 권외 판정 방법, 무선 통신 시스템 전환 방법및 통신 단말
JP2006270366A (ja) 移動体無線通信端末及びその制御方法
JPH06252919A (ja) 有線無線両用lan制御装置
JP3583098B2 (ja) 携帯電話装置及びそれに用いる送信フィルタ制限方法並びにそのプログラム
JPH1093489A (ja) 無線通信装置及びダイバーシチ受信方法
JP2703954B2 (ja) 移動無線機
JPH09223993A (ja) アンテナ切換装置及びそれを用いた無線機
JP2605360Y2 (ja) 高周波出力制御回路
KR20040023423A (ko) 안테나 내장형 휴대정보 단말기 및 그를 이용한 통화방법
JPS6190536A (ja) 無線電話装置
JPH07322371A (ja) 無線通信システム
JPH09200862A (ja) 移動体データ通信装置
JP3138976B2 (ja) 通信システムおよび無線機

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20030603