JPH09259778A - 特殊ガス導入機構付きイオン源 - Google Patents

特殊ガス導入機構付きイオン源

Info

Publication number
JPH09259778A
JPH09259778A JP8090476A JP9047696A JPH09259778A JP H09259778 A JPH09259778 A JP H09259778A JP 8090476 A JP8090476 A JP 8090476A JP 9047696 A JP9047696 A JP 9047696A JP H09259778 A JPH09259778 A JP H09259778A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gas
chamber
ion source
pipe
vacuum
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP8090476A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3368746B2 (ja
Inventor
Kunihiko Takeyama
邦彦 武山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissin Electric Co Ltd
Original Assignee
Nissin Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nissin Electric Co Ltd filed Critical Nissin Electric Co Ltd
Priority to JP09047696A priority Critical patent/JP3368746B2/ja
Publication of JPH09259778A publication Critical patent/JPH09259778A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3368746B2 publication Critical patent/JP3368746B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Electron Sources, Ion Sources (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ガスボトルを頻繁に取り替える必要がなく、
安全であるような特殊ガス導入機構を備えたイオン源を
提供する。 【構成】 ガスボトルは大地電圧であるプロセスチャン
バ側に設ける。ガス入り口はイオン源チャンバに設け
る。ガス入り口とガスボトルは一部に絶縁パイプを含む
配管系によって接続するが、絶縁パイプの部分は真空中
とする。放電によって絶縁パイプが破裂してもガスは真
空中に漏れるだけで、これは除害装置を経て排出される
から特殊ガスが空気中に飛散しない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、特殊ガス導入機
構を備えたイオン源に関する。イオン源は原料ガスを高
周波、マイクロ波、直流電界などの作用によって励起
し、プラズマとしてこれを電界によって加速し、外部に
引き出しイオンビ−ムとするものである。真空を維持で
きるチャンバと、チャンバを真空に引く真空ポンプ、原
料ガスの導入機構、原料ガスを励起する励起源、チャン
バの出口に設けられる有孔の引出電極系、引出電極に電
圧を印加する電源、励起源に電力を与える電源などを含
んでいる。
【0002】チャンバに与えられる原料はガス状態でな
ければならない。常温で気体のものはそのままチャンバ
に導く事ができる。常温で液体のものは、バブラによっ
て泡立てガス状にする。常温で固体である金属が原料で
ある場合は、まず原料を加熱して蒸発させて原料ガスと
する。常温で物質の三態の内どのような状態のものであ
ってもイオンビ−ムとすることができる。
【0003】この発明で特殊ガスというのは、常温での
三態の別ではない。そうではなくて有害ガス、有毒ガス
を言う。取扱い危険なガスも含まれる。ジボラン(B2
6)、フォスフィン(PH3 )、アルシン(AsH
3 )、その他毒物、引火性ガス等をいう。これらの有
毒、危険物ガスはガスボンベ(ガスボトル)の形で供給
される。
【0004】イオン源というのは、イオンビ−ムを生成
する機構であって、様々な装置に設けて多様な用途に利
用される。例えば、イオン照射装置、イオン注入装置、
イオンドーピング装置などに用いられる。イオン源であ
るから、チャンバは高電圧が掛かっている。引出電極の
先にある被処理物は大地電圧である。チャンバとその周
辺の電源などは高圧架台の上に設置される。高圧部は、
金属製のケースで包囲され、他の接地電位の部分から隔
離されている。
【0005】
【従来の技術】従来は、特殊ガスボンベの設置に関して
二つの構造があった。一つはガスボトルを高圧側に設置
する機構()である。もう一つは処理室側からガスを
導入する機構()である。
【0006】[従来例(高圧側にガスボトル設置)]
図1は高圧側にガスボトルを設けたイオン源の構成図で
ある。イオン源チャンバ1の内部にはプラズマ2が生成
されている。イオン源チャンバ1は高電圧側にある。絶
縁碍子3によってチャンバ1は大地から絶縁される。チ
ャンバ1の出口には有孔のプラズマ電極があり、これは
チャンバと同電位である。その先には有孔の接地電極
(引出電極)4がある。プラズマ電極と接地電極の間に
さらに電極がある事もあるがここでは省いている。電極
の孔を通してイオンビ−ムが引き出されるので、その先
に被照射物6が置かれている。イオンビ−ムは被照射物
6に当たって適当な作用をする。
【0007】チャンバ1の一部には真空ポンプ系7が設
けられる。これによって廃ガス、未反応ガスが吸引され
る。これらのガスは除害装置8によって適当な処理が施
される。チャンバ1は高圧電源9によって高電圧に維持
される。
【0008】チャンバ1の上には特殊ガスを収容したガ
スボトル10が置かれている。ガスボトルは当然チャン
バと同電位である。ガスボトル10から、ストップバル
ブ11、マスフローバルブ12、入り口、チャンバ1と
いうふうに配管が設けられる。ガスボトルから原料ガス
が出て、チャンバ1に入り、プラズマになる。廃ガス、
未反応ガスは処理室の真空排気装置によって排出され
る。このように高圧側にボンベを置くイオン源は構造が
単純である。しかもガスの流れとビームの流れが同方向
であってガスの無駄が少ない。実験室レベルではこの形
式が多い。
【0009】[従来例(処理室側からガスを導入する
イオン源)]図2によって処理室側からガスを導入する
イオン源を説明する。これは高圧側にガスボトルを置か
ない。そうではなくて、処理室(プロセスチャンバ)5
に原料ガスの導入機構を設けている。ガスボトル10、
ストップバルブ11、マスフローバルブ12が大地側に
あって、ガス入り口から処理室5にガスが導入される。
この配置は大地側でスペースに余裕があるから大きいガ
スボトルを置く事ができる。ガスボトルの交換の頻度が
少なくて良い。さらにガスボトルの交換が容易であって
大量生産に好適である。生産工場ではそのような配置の
ものが使われることもある。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】従来例のように高圧
側にガスボトルを置くものは、狭い空間であるから小さ
いガスボトルしか設置できない。ボトルが小さいので短
時間で原料ガスが枯渇する。するとボトルを取り替えな
ければならない。しかし有毒のガスを取り扱うのである
から資格を持つ専門家が交換するという必要がある。生
産会社側には専門家がいないので原料ガスメーカーの専
門家が出張してガスボトルを取り替えるということにな
る。ガスボトルが小さいと交換頻度が高くなり不便であ
る。
【0011】従来例のように大地側にガスボトルを置
き、プロセスチャンバからガスを導入するものは、プロ
セスチャンバを高圧に、イオン源チャンバを低圧にし、
圧力の差を作ってガスをイオン源チャンバに輸送するこ
とになる。イオンビ−ムの流れと反対の方向にガスが流
れてイオン源チャンバに到達する。ところがプロセスチ
ャンバは低圧の方がよい。圧力が高いと不純物が被照射
物に付着する。イオンビ−ムの流れる領域は1×10-2
Paよりも低い圧力にしなければならない。すると圧力
差によって処理室からイオン源チャンバへ遡らせること
のできるガス量は限られる。ガス量が少ないとプラズマ
量も少なくなり、イオンビ−ム電流も小さい。10mA
以上のイオンビ−ムを得たいという場合このような反対
方向からのガス供給には無理がある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明のイオン源は絶縁
碍子の中に絶縁パイプを通し、処理室側から絶縁パイプ
を通じてガスを高圧のチャンバ側に輸送し、チャンバの
外に出してバルブを介してさらにチャンバ1内に導くよ
うにしたものである。ガスボトルは大地側にあるが、ガ
スの入り口はイオン源チャンバにある。絶縁パイプを通
してガスを運ぶからガスは電圧の差を越えて行く。しか
し導電性のないガスであるから内部に電流が流れるとい
うことはない。
【0013】もう一つの本発明のイオン源は、既存の絶
縁碍子以外に新しく専用の絶縁碍子をプロセスチャンバ
と高圧側の間に設け、この中に絶縁パイプを通し、大地
側に置いたガスボトルから絶縁パイプを通して高圧側に
ガスを運び、バルブを通してイオン源チャンバの内部に
導入するようにしたものである。これもガス自体が電圧
の差を越えて行くので、ボトル位置とガス入口とを異な
らせることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】図3によって本発明の第1の実施
例を説明する。ボトルを大地側、ガス入口を高圧側にす
るのに成功している。ボトルからイオン源チャンバまで
パイプによってガスを搬送するが、イオン源チャンバに
は高圧がかかっているので絶縁パイプの部分が必要であ
る。絶縁パイプは既存の絶縁碍子の中に通し、パイプ廻
りを閉じられた真空空間とする。
【0015】[実施例(絶縁パイプを碍子の内部に通
すもの)]高電圧側にイオン源チャンバ1が設けられ
る。チャンバにはガスをプラズマに励起する手段が設け
られている。マイクロ波放電、高周波放電、直流放電な
どでガスを励起する。それぞれ発振器、高周波電源、直
流電源などの電源と、アンテナ、高周波電極、平行平板
電極などの電極が必要である。しかしこれらの励起源は
良く知られているから図示しない。
【0016】イオン源チャンバ1の内部にはプラズマ2
が生成されている。絶縁碍子3によってチャンバ1は大
地から絶縁される。チャンバ1の出口には適数の孔を穿
ったプラズマ電極がある。これはチャンバと同電位であ
る。その先には同じ配置の孔を穿孔した接地電極4があ
る。プラズマ電極と接地電極の間にさらに電極がある事
もあるがここでは省いている。電極の孔を通してイオン
ビ−ムが引き出される。その先に被照射物6が置かれて
いる。イオンビ−ムは被照射物6に当たって適当な作用
をする。加速電圧、イオンビ−ムの種類、被照射物によ
ってその作用は異なる。例えばエッチング、表面処理、
注入、ドーピングなどである。電極から出たビームをさ
らに加速することもある。ビームを左右前後に走査する
こともある。
【0017】チャンバ1の一部には真空ポンプ系7が設
けられる。これによって廃ガス、未反応ガスが吸引され
る。これらのガスは除害装置8によって適当な処理が施
される。チャンバ1は高圧電源9によって高電圧に維持
される。
【0018】プロセスチャンバ5の外側にガスボトル1
0が設置される。これは大地電圧である。配管19とス
トップバルブ20を通り、ガス継ぎ手21を経てガスは
プロセスチャンバ5に入る。プロセスチャンバ5の内部
にはガス継ぎ手21から絶縁パイプ15が取り付けられ
る。絶縁パイプ15は絶縁碍子3の内部を通り上方に伸
び、継ぎ手23で配管24につながる。イオン源チャン
バ内部にある配管24はガス継ぎ手25から外部の配管
26に接続される。
【0019】外部配管26にはストップバルブ11とマ
スフローバルブ12が設けられる。これらのバルブ1
1、12は自動的に制御できる。これらの弁11、12
を通った後、ガスはガス入口27からイオン源チャンバ
1の内部空間に導かれる。イオン源チャンバ1の方から
ガスが導入されるからガスの流れが自然である。ガスの
流れとプラズマ流が相反しない。イオン源チャンバの方
をより低圧にする必要もない。
【0020】大地側にストップバルブ20、高圧側にス
トップバルブ11があり、二つのストップバルブが使わ
れている。同じ作用をするバルブが二つ同じ経路にある
のは次の理由による。ストップバルブ20を閉じてガス
の流れを止めた場合、ストップバルブ11も閉じないと
ガスが抜け圧力が低下し、絶縁パイプ内で放電が起こり
易くなる。マスフローバルブでは完全にガス流を遮断で
きない。このようなことを防ぐために、高電圧部にもス
トップバルブ11を設けている。
【0021】ガスボトルは大地側、ガス入口は高電圧側
とするために、ガスボトルからチャンバまでガス配管に
よってガスを運んでいる。絶縁配管を、処理室からイオ
ン源チャンバに至る真空に通している点が特徴である。
絶縁のために絶縁パイプを配管系の一部に設けて、これ
によって、高圧側と大地側を絶縁している。閉じられた
パイプによってイオン源チャンバのガス入口まで運ぶの
であって、ガスが処理室内に広がらない。真空中に挿通
されるから絶縁パイプの外側は真空である。
【0022】大地側から絶縁を維持しながら高電圧側に
ガスを運ぶだけならチャンバの外部に絶縁パイプを設け
ても良いはずである。そのような道を取らず、本発明は
真空中に絶縁パイプをを通す。その理由は次のようであ
る。もしも大気中に絶縁パイプを通すと、絶縁パイプの
両端には高電圧が印加されているから絶縁パイプ内部で
放電が起こる可能性がある。特にガス圧が低い時に放電
が起こり易い。その放電によってパイプが破損する恐れ
がある。パイプが損壊すると有毒、猛毒のガスがたちま
ち空気中に飛散する。これは極めて危険である。
【0023】本発明は真空中にパイプを通しているか
ら、内部放電によってパイプが損傷を受けガスが漏れて
も、なお真空中である。そのガスは除害装置を経て排除
されるから有毒、猛毒ガスが空気中に広がるという危険
はない。そのような事故が起こっても安全である。つま
りガスの輸送系が真空中にあって、パイプの一部に孔が
開いたり破損してもなお密封された空間に広がるだけで
ある。これはやがて除害装置で適当な処理を受けるから
致命的な事故にならない。
【0024】もちろんガスのパイプ中の圧力はかなり大
きい値に保つ。ガス圧がかなり高いと放電は殆ど起こら
ない。もしも、それでも放電が起こりパイプを破損して
も安全である、という事である。
【0025】[実施例(絶縁パイプを別個に設けられ
た碍子の内部に通すもの)]図4によってもう一つの実
施例を説明する。これは絶縁碍子を新しく設けて、その
中に絶縁パイプを通しガスを大地電圧側から高電圧側に
運ぶ。それ以外の点では実施例と同じである。
【0026】プロセスチャンバ5から側方に分岐管28
が形成される。分岐管28に続いて分岐絶縁碍子14を
取り付ける。分岐絶縁碍子14の内部に絶縁パイプ16
を通す。絶縁パイプ16の下端にはガス継ぎ手31が、
上端には別のガス継ぎ手32が設けられる。
【0027】プロセスチャンバ5の外側にガスボトル1
0が設置される。これは大地電圧である。配管29とス
トップバルブ30を通り継ぎ手31を経て、ガスはプロ
セスチャンバ5の分岐管28内部の絶縁パイプ16に入
る。絶縁パイプ16は真空である分岐管28によって囲
まれる。ガス継ぎ手32を介してパイプ16は外部の配
管33に続く。配管33にはストップバルブ11、マフ
ローバルブ12が設けられる。配管33はガス入口34
に続き、ここからガスはチャンバ1に入る。
【0028】イオン源チャンバからガスが導入されるか
ら、ガスの流れが自然である。ガスの流れとプラズマ流
が相反しない。イオン源チャンバの方をより低圧にする
必要もない。ガスボトルは大地側、ガス入口は高電圧側
とするために、ガスボトルからチャンバまでガス配管に
よってガスを運んでいる。絶縁パイプを、処理室からイ
オン源チャンバに至る絶縁碍子内の真空中に通している
点が特徴である。絶縁碍子、絶縁パイプによって高圧側
と大地側を絶縁している。
【0029】この実施例も、真空中にパイプを通してい
るから、内部放電によってパイプが損傷を受けガスが漏
れてもなお真空中に広がるだけである。そのガスは除害
装置を経て排除されるから、有毒、猛毒ガスが空気中に
広がるという危険はない。これはやがて除害装置で適当
な処理を受けるから致命的な事故にならない。
【0030】
【発明の効果】大地電圧側(接地電位)にガスボトルを
置く事ができる。スペースの制約がないから大きいボト
ルを設置できる。容量の大きいボトルを使うから頻繁に
取り替える必要がない。ガスはイオン源チャンバ(高圧
側)から導入されるから、ガス量とイオンビ−ムの流れ
が平行になり無理がない。処理室側を高圧にする必要は
ない。さらに、真空の中に絶縁パイプを通しているか
ら、パイプ内が特に低圧になって放電が起こり、パイプ
が破損してガスが漏れても外部に飛散しない。除害装置
を経て排除される。安全である。
【図面の簡単な説明】
【図1】高圧側にガスボトルを設けた従来例に係るイオ
ン源の概略断面図。
【図2】プロセスチャンバの側にガスボトルを設けた従
来例に係るイオン源の概略断面図。
【図3】既存の絶縁碍子の内部に絶縁パイプを通すよう
にした本発明の第一の実施例に係るイオン源の概略断面
図。
【図4】新たに設けた絶縁碍子の内部に絶縁パイプを通
すようにした本発明の他の実施例に係るイオン源の概略
断面図。
【符号の説明】
1 イオン源チャンバ 2 プラズマ 3 絶縁碍子 4 引出電極(接地電極) 5 プロセスチャンバ 6 被照射物 7 真空ポンプ系 8 除害装置 9 高圧電源 10 ガスボトル 11 ストップバルブ 12 マスフローバルブ 14 分岐絶縁碍子 15 絶縁パイプ 16 絶縁パイプ 19 配管 20 ストップバルブ 21 ガス継ぎ手 23 継ぎ手 24 配管 25 ガス継ぎ手 26 配管 27 ガス入口 28 分岐管 29 配管 30 ストップバルブ 31 ガス継ぎ手 32 ガス継ぎ手 33 配管 34 ガス入口

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 高電圧が印加されており原料ガスをプラ
    ズマに励起する手段を備えたイオン源チャンバと、イオ
    ン源チャンバの出口に設けられ孔を有する引出電極と、
    低電位又は大地電位にあり被照射物を収容しイオンビ−
    ムを照射するようにしたプロセスチャンバと、プロセス
    チャンバを真空に引く真空装置と、真空装置の系統に設
    けられる除害装置と、プロセスチャンバとイオン源チャ
    ンバの間に設けられ真空を維持しつつ両者を絶縁する絶
    縁碍子と、プロセスチャンバとイオン源チャンバを結ぶ
    ように絶縁碍子の中に挿通された絶縁パイプと、大地側
    に設置されるガスボトルから原料ガスを前記の絶縁パイ
    プに送給する配管と、イオン源チャンバの壁に設けた原
    料ガス入り口と、前記絶縁パイプを通過した原料ガスを
    イオン源チャンバ側の外部に取り出す配管と、外部に取
    り出された原料ガスをイオン源チャンバの原料ガス入り
    口に送給する配管とを含むことを特徴とする特殊ガス導
    入機構付きイオン源。
  2. 【請求項2】 高電圧が印加されており原料ガスをプラ
    ズマに励起する手段を備えたイオン源チャンバと、イオ
    ン源チャンバの出口に設けられ孔を有する引出電極と、
    低電位又は大地電位にあり被照射物を収容しイオンビ−
    ムを照射するようにしたプロセスチャンバと、プロセス
    チャンバを真空に引く真空装置と、真空装置の系統に設
    けられる除害装置と、プロセスチャンバとイオン源チャ
    ンバの間に設けられ真空を維持しつつ両者を絶縁する絶
    縁碍子と、プロセスチャンバの一部に設けた分岐管と、
    分岐管に続いて設けられイオン源チャンバの近傍まで伸
    びており真空を維持できる分岐絶縁碍子と、プロセスチ
    ャンバとイオン源チャンバを結ぶように分岐絶縁碍子の
    中に挿通された絶縁パイプと、大地側に設置されるガス
    ボトルから原料ガスを前記の絶縁パイプに送給する配管
    と、イオン源チャンバの壁に設けた原料ガス入り口と、
    前記絶縁パイプを通過した原料ガスをイオン源チャンバ
    側の外部に取り出す配管と、外部に取り出された原料ガ
    スをイオン源チャンバの原料ガス入り口に送給する配管
    とを含むことを特徴とする特殊ガス導入機構付きイオン
    源。
JP09047696A 1996-03-19 1996-03-19 特殊ガス導入機構付きイオン源 Expired - Fee Related JP3368746B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP09047696A JP3368746B2 (ja) 1996-03-19 1996-03-19 特殊ガス導入機構付きイオン源

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP09047696A JP3368746B2 (ja) 1996-03-19 1996-03-19 特殊ガス導入機構付きイオン源

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH09259778A true JPH09259778A (ja) 1997-10-03
JP3368746B2 JP3368746B2 (ja) 2003-01-20

Family

ID=13999642

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP09047696A Expired - Fee Related JP3368746B2 (ja) 1996-03-19 1996-03-19 特殊ガス導入機構付きイオン源

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3368746B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007273118A (ja) * 2006-03-30 2007-10-18 Ihi Corp イオン注入装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007273118A (ja) * 2006-03-30 2007-10-18 Ihi Corp イオン注入装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP3368746B2 (ja) 2003-01-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5753886A (en) Plasma treatment apparatus and method
US5996528A (en) Method and apparatus for flowing gases into a manifold at high potential
JP3899597B2 (ja) 大気圧プラズマ生成方法および装置並びに表面処理方法
US20100239473A1 (en) Apparatus for decomposing organic matter with radical treatment method using electric discharge
US20130256268A1 (en) Plasma source pumping and gas injection baffle
KR20060103334A (ko) 플라즈마 성막 장치 및 플라즈마 성막 방법
US10468236B2 (en) Plasma device with an external RF hollow cathode for plasma cleaning of high vacuum systems
KR20070040795A (ko) 폐기 가스 스트림 처리 장치 및 처리 방법 및 소개 장치
US6261525B1 (en) Process gas decomposition reactor
JPH10128039A (ja) 排出ガス流のスクラビング方法並びに装置
KR987001131A (ko) 무선 주파수 이온 소스(Radio Frequency lon Source)
RU2006108536A (ru) Стерилизация озоновой плазмой для медицинских целей
JPH10275695A (ja) プラズマ装置へのガス供給方法及びプラズマ処理装置並びにイオンビーム装置
JP3368746B2 (ja) 特殊ガス導入機構付きイオン源
JP3533916B2 (ja) イオンビーム照射装置
TW201709287A (zh) 用以減少來自離子植入製程的自燃副產物的方法和設備
JPH09285528A (ja) 圧力過敏性容器の内表面を滅菌するための装置
JP2006024442A (ja) 大気圧プラズマ処理装置及び処理方法
KR101557147B1 (ko) 플라즈마 전극
JP3845933B2 (ja) イオン交換樹脂の減容処理方法およびその装置
JPH0523579A (ja) 表面処理方法及びその装置
JPH06124673A (ja) イオン注入装置におけるプラズマ発生方法
JPH11162397A (ja) イオンビーム照射装置
JP2002289106A (ja) イオン注入装置
US20190333735A1 (en) Plasma source and plasma processing apparatus

Legal Events

Date Code Title Description
S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071115

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081115

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081115

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091115

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091115

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101115

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101115

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111115

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111115

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121115

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131115

Year of fee payment: 11

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees