JPH09258877A - キーボード入力装置 - Google Patents
キーボード入力装置Info
- Publication number
- JPH09258877A JPH09258877A JP8067617A JP6761796A JPH09258877A JP H09258877 A JPH09258877 A JP H09258877A JP 8067617 A JP8067617 A JP 8067617A JP 6761796 A JP6761796 A JP 6761796A JP H09258877 A JPH09258877 A JP H09258877A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- key
- key code
- code
- keycode
- keyboard
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Input From Keyboards Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 キーボードのキートップのレイアウト変更を
容易に実現する。 【解決手段】 キートップ1には、当該キートップ1の
押下の有無を検出するためのキー入力検出ピン5と、キ
ーコードを設定するための挿抜自在な複数の0キーコー
ド設定ピン4〜Xキーコード設定ピン3が設けられ、キ
ートップ1の押下時に、キー入力検出ピン5は、キー入
力パッド11aおよびキー入力GND接点11bを接触
させてシステムにキー入力を認識させ、同時に0キーコ
ード設定ピン4〜Xキーコード設定ピン3は、0キーコ
ード接点パッド12aと0キーコードGND接点12b
〜Xキーコード接点パッド10aとXキーコードGND
接点10bを接触させることで、キートップ1の配列位
置に関係なく、各キートップ1に固有の0キーコードデ
ータ〜Xキーコードデータを出力する。0キーコード設
定ピン4〜Xキーコード設定ピン3の挿抜によってキー
コードの変更は容易である。
容易に実現する。 【解決手段】 キートップ1には、当該キートップ1の
押下の有無を検出するためのキー入力検出ピン5と、キ
ーコードを設定するための挿抜自在な複数の0キーコー
ド設定ピン4〜Xキーコード設定ピン3が設けられ、キ
ートップ1の押下時に、キー入力検出ピン5は、キー入
力パッド11aおよびキー入力GND接点11bを接触
させてシステムにキー入力を認識させ、同時に0キーコ
ード設定ピン4〜Xキーコード設定ピン3は、0キーコ
ード接点パッド12aと0キーコードGND接点12b
〜Xキーコード接点パッド10aとXキーコードGND
接点10bを接触させることで、キートップ1の配列位
置に関係なく、各キートップ1に固有の0キーコードデ
ータ〜Xキーコードデータを出力する。0キーコード設
定ピン4〜Xキーコード設定ピン3の挿抜によってキー
コードの変更は容易である。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、キーボード入力技
術に関し、特に、キートップ部のレイアウト変更等に適
用して有効な技術に関する。
術に関し、特に、キートップ部のレイアウト変更等に適
用して有効な技術に関する。
【0002】
【従来の技術】たとえば、情報処理機器のデータ入力手
段として、キーボードが広く用いられている。従来、小
売店等に設置され、マイクロコンピュータやデータ通信
機能等を内蔵して販売時点情報管理を実現した、いわゆ
るPOS端末のキーボードは、出力データをX軸Y軸の
接点位置のマトリックスで表し、接点座標をシステム内
のキーテーブルに対応させて入力キーを認識する方式を
とっていた。
段として、キーボードが広く用いられている。従来、小
売店等に設置され、マイクロコンピュータやデータ通信
機能等を内蔵して販売時点情報管理を実現した、いわゆ
るPOS端末のキーボードは、出力データをX軸Y軸の
接点位置のマトリックスで表し、接点座標をシステム内
のキーテーブルに対応させて入力キーを認識する方式を
とっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述のような従来のキ
ーコード認識方式では、キーボード上のキーコードマト
リックスに対応させているため、入力されたキーの位置
しか認識できない。このためキーボードのレイアウト、
入力キーのデータ(キートップに対応する入力データの
意味付け)を変更するたびにシステム内のキーテーブル
や業務プログラム等の変更作業が必要となり、管理およ
び運用が煩雑になるという技術的課題があった。
ーコード認識方式では、キーボード上のキーコードマト
リックスに対応させているため、入力されたキーの位置
しか認識できない。このためキーボードのレイアウト、
入力キーのデータ(キートップに対応する入力データの
意味付け)を変更するたびにシステム内のキーテーブル
や業務プログラム等の変更作業が必要となり、管理およ
び運用が煩雑になるという技術的課題があった。
【0004】なお、この対策として、たとえば、特開平
4−287211号公報には、キートップ内部にキーコ
ード発生装置を内蔵し、キー配列を自由に変更可能にし
ようとする技術が知られているが、キートップと当該キ
ートップに内蔵されるコード発生装置との関係は固定さ
れており、キートップのレイアウト変更は可能になるも
のの、個々のキートップの意味付け(物理キーコードと
の関係)を変更することは困難である。
4−287211号公報には、キートップ内部にキーコ
ード発生装置を内蔵し、キー配列を自由に変更可能にし
ようとする技術が知られているが、キートップと当該キ
ートップに内蔵されるコード発生装置との関係は固定さ
れており、キートップのレイアウト変更は可能になるも
のの、個々のキートップの意味付け(物理キーコードと
の関係)を変更することは困難である。
【0005】本発明の目的は、キーコードテーブルや業
務プログラムの変更等の煩雑な作業を必要とすることな
く、キートップのレイアウトを容易に変更することが可
能なキーボード入力技術を提供することにある。
務プログラムの変更等の煩雑な作業を必要とすることな
く、キートップのレイアウトを容易に変更することが可
能なキーボード入力技術を提供することにある。
【0006】本発明の他の目的は、個々のキートップと
当該キートップに対応した物理キーコードの関係を容易
に設定および変更することが可能なキーボード入力技術
を提供することにある。
当該キートップに対応した物理キーコードの関係を容易
に設定および変更することが可能なキーボード入力技術
を提供することにある。
【0007】本発明のさらに他の目的は、キーボードの
種類に関係なく、キーボード入力を必要とする業務プロ
グラムの共通化を実現することが可能なキーボード入力
技術を提供することにある。
種類に関係なく、キーボード入力を必要とする業務プロ
グラムの共通化を実現することが可能なキーボード入力
技術を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、キーボード部
と、このキーボード部に挿抜可能なキートップ部とを含
むキーボード入力装置において、キートップ部に設けら
れ当該キートップ部に対応したキーコードを任意に設定
することが可能なキーコード設定手段と、キートップ部
からキーボード部へのキーコードの伝達を行うキーコー
ド伝達手段とを備えたものである。
と、このキーボード部に挿抜可能なキートップ部とを含
むキーボード入力装置において、キートップ部に設けら
れ当該キートップ部に対応したキーコードを任意に設定
することが可能なキーコード設定手段と、キートップ部
からキーボード部へのキーコードの伝達を行うキーコー
ド伝達手段とを備えたものである。
【0009】より具体的には、キートップ単体に従来の
キー押下認識用のピンとは別にキーコード設定用のピン
を設ける。また、ピンの当接を感知するメンブレンシー
ト等も従来のようにX軸、Y軸の固定的な接点機構では
なくキーコード設定用のピン配列位置に対応した端子パ
ッドを設け、キー押下時にこの端子パッドがピンと接触
することでキーコードデータを読み取って送信できる構
造にする。
キー押下認識用のピンとは別にキーコード設定用のピン
を設ける。また、ピンの当接を感知するメンブレンシー
ト等も従来のようにX軸、Y軸の固定的な接点機構では
なくキーコード設定用のピン配列位置に対応した端子パ
ッドを設け、キー押下時にこの端子パッドがピンと接触
することでキーコードデータを読み取って送信できる構
造にする。
【0010】このことにより、キートップ部の配列を任
意に変更しても、キーボードからはキー押下時にキーコ
ード用データを送ることができるようになり、キートッ
プ単体に設定したキーコードを認識できるようになる。
また、個々のキートップ部におけるピンの配列位置や配
置の有無を変更することで、個々のキートップ部に対す
る意味と物理キーコードとの関係も容易に変更すること
ができる。
意に変更しても、キーボードからはキー押下時にキーコ
ード用データを送ることができるようになり、キートッ
プ単体に設定したキーコードを認識できるようになる。
また、個々のキートップ部におけるピンの配列位置や配
置の有無を変更することで、個々のキートップ部に対す
る意味と物理キーコードとの関係も容易に変更すること
ができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照しながら詳細に説明する。
を参照しながら詳細に説明する。
【0012】図1の(a)および(b)は本発明の一実
施の形態であるキーボード入力装置の構成の一例を動作
順に示す断面図である。
施の形態であるキーボード入力装置の構成の一例を動作
順に示す断面図である。
【0013】なお、以下の説明では、本実施の形態のキ
ーボード入力装置をPOSターミナル装置に使用した場
合を例にとって説明する。図1に例示されるように、本
実施の形態では、メンブレンシートを使用したキートッ
プ1、キー入力検出ピン5、キー入力検出用メンブレン
シート8、GNDシート9、さらにはスプリング2等で
構成される一般的なキーボードに、複数箇所のキーコー
ド接点パッドとキーコードGND接点パッドを備えたキ
ーコード用メンブレンシート(0キーコード用メンブレ
ンシート6〜Xキーコード用メンブレンシート7)を追
加した構造になっている。
ーボード入力装置をPOSターミナル装置に使用した場
合を例にとって説明する。図1に例示されるように、本
実施の形態では、メンブレンシートを使用したキートッ
プ1、キー入力検出ピン5、キー入力検出用メンブレン
シート8、GNDシート9、さらにはスプリング2等で
構成される一般的なキーボードに、複数箇所のキーコー
ド接点パッドとキーコードGND接点パッドを備えたキ
ーコード用メンブレンシート(0キーコード用メンブレ
ンシート6〜Xキーコード用メンブレンシート7)を追
加した構造になっている。
【0014】この場合、キートップ1には、複数の0キ
ーコード設定ピン4〜Xキーコード設定ピン3が当該キ
ートップ1に対して挿抜自在に突設されており、後述の
ように、これらのピンの設定位置および有無によってキ
ーコードが設定される構造となっている。すなわち、図
1(b)のようにキートップ1の押下時には、中央のキ
ー入力検出ピン5の他に、0キーコード設定ピン4、X
キーコード設定ピン3(たとえばX=1〜7)もメンブ
レンシートに接触する。
ーコード設定ピン4〜Xキーコード設定ピン3が当該キ
ートップ1に対して挿抜自在に突設されており、後述の
ように、これらのピンの設定位置および有無によってキ
ーコードが設定される構造となっている。すなわち、図
1(b)のようにキートップ1の押下時には、中央のキ
ー入力検出ピン5の他に、0キーコード設定ピン4、X
キーコード設定ピン3(たとえばX=1〜7)もメンブ
レンシートに接触する。
【0015】このため、キー入力検出ピン5の押圧力に
よってキー入力パッド11aとキー入力GND接点11
bが接することでシステムはキー入力を認識することが
できる。同様に0キーコード設定ピン4、Xキーコード
設定ピン3の場合もキーが押下されて設定ピンが下がる
ことで、0キーコード接点パッド12aと0キーコード
GND接点12bが接触するため0キーコードデータが
出力され、Xキーコード接点パッド10aとXキーコー
ドGND接点10bが接触することでXキーコードデー
タを出力することができる。
よってキー入力パッド11aとキー入力GND接点11
bが接することでシステムはキー入力を認識することが
できる。同様に0キーコード設定ピン4、Xキーコード
設定ピン3の場合もキーが押下されて設定ピンが下がる
ことで、0キーコード接点パッド12aと0キーコード
GND接点12bが接触するため0キーコードデータが
出力され、Xキーコード接点パッド10aとXキーコー
ドGND接点10bが接触することでXキーコードデー
タを出力することができる。
【0016】このようにキーコードデータは、キーコー
ド設定ピンの有無により、0からXまでのピンの組み合
わせである2の(X+1)乗のパターンデータが出力可
能となる。
ド設定ピンの有無により、0からXまでのピンの組み合
わせである2の(X+1)乗のパターンデータが出力可
能となる。
【0017】よってシステムでは、キー押下時に出力さ
れる、キー入力検出信号を監視し同時に入力されるキー
コードデータを読み取ることでキートップ1自体にコー
ドを持たせることが可能となる。
れる、キー入力検出信号を監視し同時に入力されるキー
コードデータを読み取ることでキートップ1自体にコー
ドを持たせることが可能となる。
【0018】図2の(a)および(b)は、本実施の形
態のキーコード入力装置で使用されるキートップの外観
の一例を示す斜視図である。キートップ1はキーボード
より簡単に取り外すことができるようになっている。さ
らに、キートップ1にはシステム上の物理キーコードを
持たせる(キートップ1に特定の意味付けを行う)ため
に、図2(a)のようにキートップ1の上面にシルク印
刷21を施すか、図2(b)のようにキートップラベル
22を取り付けることができる構造になっている。
態のキーコード入力装置で使用されるキートップの外観
の一例を示す斜視図である。キートップ1はキーボード
より簡単に取り外すことができるようになっている。さ
らに、キートップ1にはシステム上の物理キーコードを
持たせる(キートップ1に特定の意味付けを行う)ため
に、図2(a)のようにキートップ1の上面にシルク印
刷21を施すか、図2(b)のようにキートップラベル
22を取り付けることができる構造になっている。
【0019】図3の(a)および(b)は、8ビットの
キーコードデータを持たせたることができるキートップ
を下から見た図である。図3(a)に示すように、0キ
ーコードから7キーコードまでの8ヶ所のキーコード設
定用ピン取り付け穴31〜38が、キーボードに対向す
る底面1aに穿設されたキートップ1と、キーコード設
定用ピン取り付け穴31〜38に対する取り付け取り外
しが容易にできるキーコード設定用ピン39から構成さ
れる。また、図3(c)に例示されるように、キーコー
ド設定用ピン39の先端にはメンブレンシートの接点を
押すために、たとえば接触用スプリング40が取り付け
られている。
キーコードデータを持たせたることができるキートップ
を下から見た図である。図3(a)に示すように、0キ
ーコードから7キーコードまでの8ヶ所のキーコード設
定用ピン取り付け穴31〜38が、キーボードに対向す
る底面1aに穿設されたキートップ1と、キーコード設
定用ピン取り付け穴31〜38に対する取り付け取り外
しが容易にできるキーコード設定用ピン39から構成さ
れる。また、図3(c)に例示されるように、キーコー
ド設定用ピン39の先端にはメンブレンシートの接点を
押すために、たとえば接触用スプリング40が取り付け
られている。
【0020】この8ビットデータのキートップ1の場
合、キーコードとしては256種を設定可能であるが、
具体例として物理コード(A5)HEXを設定した場合
のキートップ1を例にとりキーコードの設定方法を説明
する。
合、キーコードとしては256種を設定可能であるが、
具体例として物理コード(A5)HEXを設定した場合
のキートップ1を例にとりキーコードの設定方法を説明
する。
【0021】物理コードは(A5)は16進数で表して
あるので、まずは物理コードを2進数(1010010
1)BINに変更する。この2進化したデータに基づき
キートップ1のキーコード設定用ピン取り付け穴31〜
38に対するキーコード設定用ピン39の有無を設定す
ればよい。すなわち、2進のデータのうち最上位ビット
を7キーコード、最下位ビットを0キーコードとし、
“0”で表したものをキーコード設定用ピン39有り、
“1”で表したものがキーコード設定用ピン39無しと
する。
あるので、まずは物理コードを2進数(1010010
1)BINに変更する。この2進化したデータに基づき
キートップ1のキーコード設定用ピン取り付け穴31〜
38に対するキーコード設定用ピン39の有無を設定す
ればよい。すなわち、2進のデータのうち最上位ビット
を7キーコード、最下位ビットを0キーコードとし、
“0”で表したものをキーコード設定用ピン39有り、
“1”で表したものがキーコード設定用ピン39無しと
する。
【0022】上記条件より、8、6、3、1ビット目は
データが“1”であるのでキーコード設定用ピン39は
不要となるが、7、5、4、2ビット目はデータが
“0”であるのでキーコード設定用ピン39が必要とな
り、キートップ1の1キーコード設定ピン穴(32)、
3キーコード設定ピン穴(34)、4キーコード設定ピ
ン穴(35)、6キーコード設定ピン穴(37)にキー
コード設定用ピン39を取り付けることで物理コード
(A5)が設定される。この場合のキーコード設定用ピ
ン39の取付け状態を、図3(b)に示す。
データが“1”であるのでキーコード設定用ピン39は
不要となるが、7、5、4、2ビット目はデータが
“0”であるのでキーコード設定用ピン39が必要とな
り、キートップ1の1キーコード設定ピン穴(32)、
3キーコード設定ピン穴(34)、4キーコード設定ピ
ン穴(35)、6キーコード設定ピン穴(37)にキー
コード設定用ピン39を取り付けることで物理コード
(A5)が設定される。この場合のキーコード設定用ピ
ン39の取付け状態を、図3(b)に示す。
【0023】図4は、キーコードを読み取るためのキー
ボード内のメンブレンシートの具体的な構造の一例を示
す概念図である。キーコード設定用ピン39の数に応じ
て設けられる数枚(本実施の形態の場合、8ビットのキ
ーコードデータを表現するために最大8本必要であり、
これに対応して8枚)の0キーコード用メンブレンシー
ト41(6)、1キーコード用メンブレンシート42
(7)と、2枚のキー入力検出用メンブレンシート43
(8)、GNDシート44(9)から構成され、それぞ
れのメンブレンシートには、システムからデータを送信
する信号線が接続されている。
ボード内のメンブレンシートの具体的な構造の一例を示
す概念図である。キーコード設定用ピン39の数に応じ
て設けられる数枚(本実施の形態の場合、8ビットのキ
ーコードデータを表現するために最大8本必要であり、
これに対応して8枚)の0キーコード用メンブレンシー
ト41(6)、1キーコード用メンブレンシート42
(7)と、2枚のキー入力検出用メンブレンシート43
(8)、GNDシート44(9)から構成され、それぞ
れのメンブレンシートには、システムからデータを送信
する信号線が接続されている。
【0024】図5に例示されるようにキーコードを読み
取るための各メンブレンシートには、キートップ1のキ
ーコード設定用ピン39の配列位置に対応した位置に接
点用のパッドを設ける。
取るための各メンブレンシートには、キートップ1のキ
ーコード設定用ピン39の配列位置に対応した位置に接
点用のパッドを設ける。
【0025】すなわち、最も上の0キーコード用メンブ
レンシート41には、キーコード設定用ピン取り付け穴
31の位置に対応して、裏面に0キーコード接点パッド
46および信号引出し用の図示しない配線パターンが設
けられ、その他の位置には、孔開きパッド45が形成さ
れている。
レンシート41には、キーコード設定用ピン取り付け穴
31の位置に対応して、裏面に0キーコード接点パッド
46および信号引出し用の図示しない配線パターンが設
けられ、その他の位置には、孔開きパッド45が形成さ
れている。
【0026】その下の1キーコード用メンブレンシート
42には、キーコード設定用ピン取り付け穴32に対応
した位置に設けられた1キーコード接点パッド47およ
び信号引出し用の配線パターン(裏面側)と、直上の0
キーコード接点パッド46の位置に対応したGND接続
パッド46gおよび図示しない接地配線パターン(表面
側)が設けられている。
42には、キーコード設定用ピン取り付け穴32に対応
した位置に設けられた1キーコード接点パッド47およ
び信号引出し用の配線パターン(裏面側)と、直上の0
キーコード接点パッド46の位置に対応したGND接続
パッド46gおよび図示しない接地配線パターン(表面
側)が設けられている。
【0027】さらに上から3番目の2キーコード用メン
ブレンシート41aには、キーコード設定用ピン取り付
け穴33に対応した位置に設けられた2キーコード接点
パッド48および信号引出し用の配線パターン(裏面
側)と、直上の1キーコード接点パッド47の位置に対
応したGND接続パッド47gおよび接地配線パターン
(表面側)が設けられている。
ブレンシート41aには、キーコード設定用ピン取り付
け穴33に対応した位置に設けられた2キーコード接点
パッド48および信号引出し用の配線パターン(裏面
側)と、直上の1キーコード接点パッド47の位置に対
応したGND接続パッド47gおよび接地配線パターン
(表面側)が設けられている。
【0028】さらに上から4番目の3キーコード用メン
ブレンシート42aには、キーコード設定用ピン取り付
け穴34に対応した位置に設けられた3キーコード接点
パッド49および信号引出し用の配線パターン(裏面
側)と、直上の2キーコード接点パッド48の位置に対
応したGND接続パッド48gおよび接地配線パターン
(表面側)が設けられている。
ブレンシート42aには、キーコード設定用ピン取り付
け穴34に対応した位置に設けられた3キーコード接点
パッド49および信号引出し用の配線パターン(裏面
側)と、直上の2キーコード接点パッド48の位置に対
応したGND接続パッド48gおよび接地配線パターン
(表面側)が設けられている。
【0029】さらに上から5番目の4キーコード用メン
ブレンシート41bには、キーコード設定用ピン取り付
け穴35に対応した位置に設けられた4キーコード接点
パッド50および信号引出し用の配線パターン(裏面
側)と、直上の3キーコード接点パッド49の位置に対
応したGND接続パッド49gおよび接地配線パターン
(表面側)が設けられている。
ブレンシート41bには、キーコード設定用ピン取り付
け穴35に対応した位置に設けられた4キーコード接点
パッド50および信号引出し用の配線パターン(裏面
側)と、直上の3キーコード接点パッド49の位置に対
応したGND接続パッド49gおよび接地配線パターン
(表面側)が設けられている。
【0030】さらに上から6番目の5キーコード用メン
ブレンシート42bには、キーコード設定用ピン取り付
け穴36に対応した位置に設けられた5キーコード接点
パッド51および信号引出し用の配線パターン(裏面
側)と、直上の4キーコード接点パッド50の位置に対
応したGND接続パッド50gおよび接地配線パターン
(表面側)が設けられている。
ブレンシート42bには、キーコード設定用ピン取り付
け穴36に対応した位置に設けられた5キーコード接点
パッド51および信号引出し用の配線パターン(裏面
側)と、直上の4キーコード接点パッド50の位置に対
応したGND接続パッド50gおよび接地配線パターン
(表面側)が設けられている。
【0031】さらに上から7番目の6キーコード用メン
ブレンシート41cには、キーコード設定用ピン取り付
け穴37に対応した位置に設けられた6キーコード接点
パッド52および信号引出し用の配線パターン(裏面
側)と、直上の5キーコード接点パッド51の位置に対
応したGND接続パッド51gおよび接地配線パターン
(表面側)が設けられている。
ブレンシート41cには、キーコード設定用ピン取り付
け穴37に対応した位置に設けられた6キーコード接点
パッド52および信号引出し用の配線パターン(裏面
側)と、直上の5キーコード接点パッド51の位置に対
応したGND接続パッド51gおよび接地配線パターン
(表面側)が設けられている。
【0032】さらに上から8番目の7キーコード用メン
ブレンシート42cには、キーコード設定用ピン取り付
け穴38に対応した位置に設けられた7キーコード接点
パッド53および信号引出し用の配線パターン(裏面
側)と、直上の6キーコード接点パッド52の位置に対
応したGND接続パッド52gおよび接地配線パターン
(表面側)が設けられている。
ブレンシート42cには、キーコード設定用ピン取り付
け穴38に対応した位置に設けられた7キーコード接点
パッド53および信号引出し用の配線パターン(裏面
側)と、直上の6キーコード接点パッド52の位置に対
応したGND接続パッド52gおよび接地配線パターン
(表面側)が設けられている。
【0033】さらに、その下のキー入力検出用メンブレ
ンシート43には、中央部のキー入力検出ピン5に対応
した位置に設けられたキー入力検出接点パッド54およ
び信号引出し用の配線パターン(裏面側)と、直上の7
キーコード接点パッド53の位置に対応したGND接続
パッド53gおよび接地配線パターン(表面側)が設け
られている。
ンシート43には、中央部のキー入力検出ピン5に対応
した位置に設けられたキー入力検出接点パッド54およ
び信号引出し用の配線パターン(裏面側)と、直上の7
キーコード接点パッド53の位置に対応したGND接続
パッド53gおよび接地配線パターン(表面側)が設け
られている。
【0034】最下部のGNDシート44には、直上のキ
ー入力検出接点パッド54に対応した中央部にGND接
続パッド54gおよび接地配線パターン(表面側)が設
けられている。
ー入力検出接点パッド54に対応した中央部にGND接
続パッド54gおよび接地配線パターン(表面側)が設
けられている。
【0035】このような構成により、図3で設定した物
理コード(A5)HEXを持ったキートップ1を例にと
りキー入力の検出過程を説明すると、キートップ1に付
いているキー入力検出ピン5が押し下げられることで、
キー入力検出接点パッド54と下のGND接続パッド5
4gが接触する。このため論理上はプルアップしている
キー入力検出信号(KEYIN−N)が“H”レベルか
ら“L”レベルに変化する。この時、キートップ1に取
り付けたキーコード設定用ピン39の有無により0キー
コード用メンブレンシート41〜7キーコード用メンブ
レンシート42cの各々からも“H”レベルか“L”レ
ベルのデータ信号(CODE0−N〜CODE7−N)
の8本の信号が送信される。
理コード(A5)HEXを持ったキートップ1を例にと
りキー入力の検出過程を説明すると、キートップ1に付
いているキー入力検出ピン5が押し下げられることで、
キー入力検出接点パッド54と下のGND接続パッド5
4gが接触する。このため論理上はプルアップしている
キー入力検出信号(KEYIN−N)が“H”レベルか
ら“L”レベルに変化する。この時、キートップ1に取
り付けたキーコード設定用ピン39の有無により0キー
コード用メンブレンシート41〜7キーコード用メンブ
レンシート42cの各々からも“H”レベルか“L”レ
ベルのデータ信号(CODE0−N〜CODE7−N)
の8本の信号が送信される。
【0036】たとえば、物理コード(A5)HEXの場
合はキーコード設定用ピン取り付け穴31の位置にキー
コード設定用ピン39は取り付けていないため、0キー
コード用メンブレンシート41上の0キーコード接点パ
ッド46はGND接続パッド46gと接触しないため
“H”レベルの状態になる。逆に1キーコードに対応し
たキーコード設定用ピン取り付け穴32の位置にはキー
コード設定用ピン39は取り付けてあるので、当該キー
コード設定用ピン39に押圧されることによって、1キ
ーコード用メンブレンシート42上の1キーコード接点
パッド47と下のGND接続パッド47gが接触するの
で“L”レベルの状態になる。
合はキーコード設定用ピン取り付け穴31の位置にキー
コード設定用ピン39は取り付けていないため、0キー
コード用メンブレンシート41上の0キーコード接点パ
ッド46はGND接続パッド46gと接触しないため
“H”レベルの状態になる。逆に1キーコードに対応し
たキーコード設定用ピン取り付け穴32の位置にはキー
コード設定用ピン39は取り付けてあるので、当該キー
コード設定用ピン39に押圧されることによって、1キ
ーコード用メンブレンシート42上の1キーコード接点
パッド47と下のGND接続パッド47gが接触するの
で“L”レベルの状態になる。
【0037】以下、同様にして物理コード(A5)HE
Xでは(01011010)BINのデータ送信され
る。このように0キーコード用メンブレンシート41〜
7キーコード用メンブレンシート42cの各々は、キー
コード設定用ピン39の有無で“H”レベルか“L”レ
ベルの状態になるために、この信号の状態をキー入力検
出信号の立ち下がりでトリガーを取りデータラッチする
ことで、キーボードからの信号をデータ化することがで
きる。
Xでは(01011010)BINのデータ送信され
る。このように0キーコード用メンブレンシート41〜
7キーコード用メンブレンシート42cの各々は、キー
コード設定用ピン39の有無で“H”レベルか“L”レ
ベルの状態になるために、この信号の状態をキー入力検
出信号の立ち下がりでトリガーを取りデータラッチする
ことで、キーボードからの信号をデータ化することがで
きる。
【0038】なお、キーコード用メンブレンシートの構
成としては、上述のように0〜7キーコードの各々に対
応したキーコード設定用ピン39の各々およびキー入力
検出ピン5に対応したキーコード用メンブレンシートを
設けることに限らず、たとえば図10に例示されるよう
な、構成とすることもできる。すなわち、この図10の
例では、1枚の接点パターン用メンブレンシート201
と、GNDシート202を重ね合わせ、接点パターン用
メンブレンシート201の裏面(GNDシート202に
対する接触面)には、キー入力検出ピン5、0キーコー
ド設定ピン4〜Xキーコード設定ピン3の位置に対応し
て接点パッド201aが形成されており、個々の接点パ
ッド201aは図示しない配線パターンを介して外部に
引き出されている。
成としては、上述のように0〜7キーコードの各々に対
応したキーコード設定用ピン39の各々およびキー入力
検出ピン5に対応したキーコード用メンブレンシートを
設けることに限らず、たとえば図10に例示されるよう
な、構成とすることもできる。すなわち、この図10の
例では、1枚の接点パターン用メンブレンシート201
と、GNDシート202を重ね合わせ、接点パターン用
メンブレンシート201の裏面(GNDシート202に
対する接触面)には、キー入力検出ピン5、0キーコー
ド設定ピン4〜Xキーコード設定ピン3の位置に対応し
て接点パッド201aが形成されており、個々の接点パ
ッド201aは図示しない配線パターンを介して外部に
引き出されている。
【0039】そして、キートップ1の押下時に、キー入
力検出ピン5および0キーコード設定ピン4〜Xキーコ
ード設定ピン3の位置にある接点パッド201aは押圧
されて下のGNDシート202に接触し、キー入力検出
信号および0〜Xキーコードが出力される。この場合に
は、キーコードのビット数に関係なくシート枚数が2枚
で済むので、キーボードの構造が簡単化される、という
利点がある。
力検出ピン5および0キーコード設定ピン4〜Xキーコ
ード設定ピン3の位置にある接点パッド201aは押圧
されて下のGNDシート202に接触し、キー入力検出
信号および0〜Xキーコードが出力される。この場合に
は、キーコードのビット数に関係なくシート枚数が2枚
で済むので、キーボードの構造が簡単化される、という
利点がある。
【0040】図6は、本実施の形態のPOSターミナル
装置のシステム構成の一例を示すブロック図である。シ
ステムバス60には、ディスプレイ66、中央処理装置
65(CPU)、中央処理装置65を動作させる基本ソ
フトや、POSシステムを制御する業務プログラム64
aが格納されるメモリ64、キーテーブルファイル63
a等のデータが格納される外部記憶装置63、キーボー
ド等のキーコード発生部61からのキーコードを受信す
るキーコード受信回路62等が接続されている。業務プ
ログラム64aは、キーコード発生部61から入力され
るコマンドやデータによって動作する。上述の本実施の
形態のように、キートップ1に個別のキーコードを持た
せた場合でも一般的なキーボートシステムと相違なく前
述のようなキーテーブルファイル63a、メモリ64、
中央処理装置65、キーコード受信回路62、ディスプ
レイ66等の構成で動作する。だだしキーコード発生部
61は、上述の本実施の形態におけるキーボード入力装
置を指すものであり、キーテーブルファイル63aにリ
ンクしたキーコードデータを発生することができる。
装置のシステム構成の一例を示すブロック図である。シ
ステムバス60には、ディスプレイ66、中央処理装置
65(CPU)、中央処理装置65を動作させる基本ソ
フトや、POSシステムを制御する業務プログラム64
aが格納されるメモリ64、キーテーブルファイル63
a等のデータが格納される外部記憶装置63、キーボー
ド等のキーコード発生部61からのキーコードを受信す
るキーコード受信回路62等が接続されている。業務プ
ログラム64aは、キーコード発生部61から入力され
るコマンドやデータによって動作する。上述の本実施の
形態のように、キートップ1に個別のキーコードを持た
せた場合でも一般的なキーボートシステムと相違なく前
述のようなキーテーブルファイル63a、メモリ64、
中央処理装置65、キーコード受信回路62、ディスプ
レイ66等の構成で動作する。だだしキーコード発生部
61は、上述の本実施の形態におけるキーボード入力装
置を指すものであり、キーテーブルファイル63aにリ
ンクしたキーコードデータを発生することができる。
【0041】このキーコードデータは、従来のようにキ
ーボード上に固定的に割り当てたキーコードをキートッ
プ1を押下したことで発生および検出されるものではな
く、前述のように、キートップ1にキーコード設定用ピ
ン39の有無によって個別に設定したキーコードをシス
テムが読み取るものである。
ーボード上に固定的に割り当てたキーコードをキートッ
プ1を押下したことで発生および検出されるものではな
く、前述のように、キートップ1にキーコード設定用ピ
ン39の有無によって個別に設定したキーコードをシス
テムが読み取るものである。
【0042】従って、本実施の形態の場合、キーボード
上のキートップ1のレイアウトが変更されても、各キー
トップ1の意味および対応する物理データは変化しない
ので、業務プログラム64a等は、当該レイアウトの変
更を全く意識する必要がないとともに、キーテーブルフ
ァイル63aを変更する必要もなく、従って、業務プロ
グラム64aやPOSシステムの管理および運用を効率
よく行うことができる。また、キートップ1の上面に施
されたシルク印刷21の書換えやキートップラベル22
の張り替え等によって、操作者からみた当該キートップ
1の意味が変化しても、当該変化に応じてキーコード設
定用ピン39の配列を任意に変化させることで、個々の
キートップ1に付与された意味と、発生される物理キー
コードの関係を柔軟に変更および設定することも容易に
できる。
上のキートップ1のレイアウトが変更されても、各キー
トップ1の意味および対応する物理データは変化しない
ので、業務プログラム64a等は、当該レイアウトの変
更を全く意識する必要がないとともに、キーテーブルフ
ァイル63aを変更する必要もなく、従って、業務プロ
グラム64aやPOSシステムの管理および運用を効率
よく行うことができる。また、キートップ1の上面に施
されたシルク印刷21の書換えやキートップラベル22
の張り替え等によって、操作者からみた当該キートップ
1の意味が変化しても、当該変化に応じてキーコード設
定用ピン39の配列を任意に変化させることで、個々の
キートップ1に付与された意味と、発生される物理キー
コードの関係を柔軟に変更および設定することも容易に
できる。
【0043】図7は、キー入力後のPOSシステムにお
けるキーコード処理の一例を示すフローチャートであ
る。キー押下することで発生したキーコード(ステップ
100)はシステム側でデータとして受信される(ステ
ップ101)。このデータをキーテーブルファイル上の
論理コードに変換する(ステップ102)。この論理コ
ードに従いシステムは業務プログラムを実行する(ステ
ップ103)。この処理は、一般的なキーボードと同じ
であるため、業務プログラムに与える影響はない。
けるキーコード処理の一例を示すフローチャートであ
る。キー押下することで発生したキーコード(ステップ
100)はシステム側でデータとして受信される(ステ
ップ101)。このデータをキーテーブルファイル上の
論理コードに変換する(ステップ102)。この論理コ
ードに従いシステムは業務プログラムを実行する(ステ
ップ103)。この処理は、一般的なキーボードと同じ
であるため、業務プログラムに与える影響はない。
【0044】図8にキーボードのキーの設定内容の一例
を示す。POSキーボード上のキーで使用するテンキ
ー、合計、小数点、中止キーをシステム内のキーテーブ
ルファイル63a上のキーコードに割り当てる。この図
8の例では(10)HEXから(22)HEXの範囲を
割り当てるものとする。そしてこのキーコードに合わせ
てキートップ1にキーコード設定用ピン39を取り付け
る。図8に記したように“1”をキーコード設定用ピン
39の取り付け有り、“0”を取り付け無し、とすると
テンキーの0はキーコード7順に記すと(111011
11)BINとなり、合計キーは(11011101)
BINとなる。
を示す。POSキーボード上のキーで使用するテンキ
ー、合計、小数点、中止キーをシステム内のキーテーブ
ルファイル63a上のキーコードに割り当てる。この図
8の例では(10)HEXから(22)HEXの範囲を
割り当てるものとする。そしてこのキーコードに合わせ
てキートップ1にキーコード設定用ピン39を取り付け
る。図8に記したように“1”をキーコード設定用ピン
39の取り付け有り、“0”を取り付け無し、とすると
テンキーの0はキーコード7順に記すと(111011
11)BINとなり、合計キーは(11011101)
BINとなる。
【0045】なお、特に図示しないが、たとえばシフト
キー等の押下によって発生されるキーコード(第2のビ
ットデータ)を図8に例示された各キーコード(第1の
ビットデータ)の一部に付加することによって、シフト
キーの押下の有無によって、一つのキートップ1から複
数種の物理コードが生成されるようにしてもよい。
キー等の押下によって発生されるキーコード(第2のビ
ットデータ)を図8に例示された各キーコード(第1の
ビットデータ)の一部に付加することによって、シフト
キーの押下の有無によって、一つのキートップ1から複
数種の物理コードが生成されるようにしてもよい。
【0046】図9は、5*6マトリックスの簡単なキー
ボードにおいてキーレイアウトを変更する場合である。
従来はキーマトリックス71に対しキーテーブルファイ
ルを割り当てていたため、“合計”キーのキーコードは
(10)HEXとすると、レイアウト変更後の“合計”
キーのキーコードは(60)HEXとなる。このキーコ
ード(60)HEXは変更前のキーマトリックス72は
テンキーの小数点キーが割り当てられていたため、レイ
アウトを変更しただけの変更後のキーマトリックス73
で“合計”キーを入力すると小数点が入力され本来の業
務プログラムの正確な実行はできないが、図8の本実施
の形態のように各キートップ1毎にキーコード設定用ピ
ン39の配列によってキーコードを設定した場合である
と、“合計”キーのキーコード(20)はキーマトリッ
クス71に関係なく入力できる。よって、キートップ1
を入れ替えてもシステムは“合計”キーを認識できるの
で業務プログラム64aの動作には全く影響がない。
ボードにおいてキーレイアウトを変更する場合である。
従来はキーマトリックス71に対しキーテーブルファイ
ルを割り当てていたため、“合計”キーのキーコードは
(10)HEXとすると、レイアウト変更後の“合計”
キーのキーコードは(60)HEXとなる。このキーコ
ード(60)HEXは変更前のキーマトリックス72は
テンキーの小数点キーが割り当てられていたため、レイ
アウトを変更しただけの変更後のキーマトリックス73
で“合計”キーを入力すると小数点が入力され本来の業
務プログラムの正確な実行はできないが、図8の本実施
の形態のように各キートップ1毎にキーコード設定用ピ
ン39の配列によってキーコードを設定した場合である
と、“合計”キーのキーコード(20)はキーマトリッ
クス71に関係なく入力できる。よって、キートップ1
を入れ替えてもシステムは“合計”キーを認識できるの
で業務プログラム64aの動作には全く影響がない。
【0047】以上説明したように、本実施の形態のキー
ボード入力技術によれば、キートップ単体にキーコード
を設定しシステムが読み取ることが可能であるので、キ
ーボードのレイアウト変更が自由にできる、という利点
がある。
ボード入力技術によれば、キートップ単体にキーコード
を設定しシステムが読み取ることが可能であるので、キ
ーボードのレイアウト変更が自由にできる、という利点
がある。
【0048】また、個々のキートップ1において、当該
キートップ1の操作者からみた意味(シルク印刷21や
キートップラベル22の文字等)と、割り当てられる物
理キーコードの関係を、キーコード設定用ピン39の配
列を変化させるだけで簡単に変更できる、という効果が
ある。
キートップ1の操作者からみた意味(シルク印刷21や
キートップラベル22の文字等)と、割り当てられる物
理キーコードの関係を、キーコード設定用ピン39の配
列を変化させるだけで簡単に変更できる、という効果が
ある。
【0049】また、業務プログラムにおいても、従来で
はキーボードの種類に応じて開発する必要があったが、
キーボード側においてキーテーブルに対応させたキート
ップを容易に設定することができるので、業務プログラ
ムの共通化を図ることができる。
はキーボードの種類に応じて開発する必要があったが、
キーボード側においてキーテーブルに対応させたキート
ップを容易に設定することができるので、業務プログラ
ムの共通化を図ることができる。
【0050】以上本発明者によってなされた発明を実施
の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施
の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しな
い範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施
の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しな
い範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
【0051】たとえば、本発明のキーボード入力装置が
装着されるシステムとしては、前述の実施の形態に例示
されたPOSターミナル装置に限らず、一般の情報処理
機器のキーボード等に広く適用することができる。
装着されるシステムとしては、前述の実施の形態に例示
されたPOSターミナル装置に限らず、一般の情報処理
機器のキーボード等に広く適用することができる。
【0052】
【発明の効果】本発明のキーボード入力装置によれば、
キーコードテーブルや業務プログラムの変更等の煩雑な
作業を必要とすることなく、キートップのレイアウトを
容易に変更することができる、という効果が得られる。
キーコードテーブルや業務プログラムの変更等の煩雑な
作業を必要とすることなく、キートップのレイアウトを
容易に変更することができる、という効果が得られる。
【0053】また、個々のキートップと当該キートップ
に対応した物理キーコードの関係を容易に設定および変
更することができる、という効果が得られる。
に対応した物理キーコードの関係を容易に設定および変
更することができる、という効果が得られる。
【0054】また、キーボードの種類に関係なく、キー
ボード入力を必要とする業務プログラムの共通化を実現
することができる、という効果が得られる。
ボード入力を必要とする業務プログラムの共通化を実現
することができる、という効果が得られる。
【図1】(a)および(b)は本発明の一実施の形態で
あるキーボード入力装置の構成の一例を動作順に示す断
面図である。
あるキーボード入力装置の構成の一例を動作順に示す断
面図である。
【図2】(a)および(b)は、本発明の一実施の形態
であるキーコード入力装置で使用されるキートップの外
観の一例を示す斜視図である。
であるキーコード入力装置で使用されるキートップの外
観の一例を示す斜視図である。
【図3】(a)および(b)は、本発明の一実施の形態
であるキーコード入力装置で使用されるキートップの底
面図、(c)は、キーコード設定用ピンの一例を示す側
面図である。
であるキーコード入力装置で使用されるキートップの底
面図、(c)は、キーコード設定用ピンの一例を示す側
面図である。
【図4】本発明の一実施の形態であるキーコード入力装
置を構成するメンブレンシートの具体的な構造の一例を
示す概念図である。
置を構成するメンブレンシートの具体的な構造の一例を
示す概念図である。
【図5】本発明の一実施の形態であるキーコード入力装
置を構成するメンブレンシートにおけるパッドの配置の
一例を示す概念図である。
置を構成するメンブレンシートにおけるパッドの配置の
一例を示す概念図である。
【図6】本発明の一実施の形態であるPOSターミナル
装置のシステム構成の一例を示すブロック図である。
装置のシステム構成の一例を示すブロック図である。
【図7】本発明の一実施の形態であるPOSターミナル
装置のキー入力後のキーコード処理の一例を示すフロー
チャートである。
装置のキー入力後のキーコード処理の一例を示すフロー
チャートである。
【図8】本発明の一実施の形態であるキーコード入力装
置のキーコードの設定内容の一例を示す説明図である。
置のキーコードの設定内容の一例を示す説明図である。
【図9】本発明の一実施の形態であるキーコード入力装
置においてキーレイアウトを変更する場合の一例を示す
概念図である。
置においてキーレイアウトを変更する場合の一例を示す
概念図である。
【図10】本発明の一実施の形態であるキーコード入力
装置を構成するメンブレンシートの変形例の構造を示す
概念図である。
装置を構成するメンブレンシートの変形例の構造を示す
概念図である。
1…キートップ、1a…底面、2…スプリング、3…X
キーコード設定ピン(第1の設定ピン)、4…0キーコ
ード設定ピン(第1の設定ピン)、5…キー入力検出ピ
ン(第2の設定ピン)、6…0キーコード用メンブレン
シート、7…Xキーコード用メンブレンシート、8…キ
ー入力検出用メンブレンシート、9…GNDシート、1
0a…Xキーコード接点パッド、10b…Xキーコード
GND接点、11a…キー入力パッド、11b…キー入
力GND接点、12a…0キーコード接点パッド、12
b…0キーコードGND接点、21…シルク印刷、22
…キートップラベル、31〜38…キーコード設定用ピ
ン取り付け穴、39…キーコード設定用ピン、40…接
触用スプリング、41…0キーコード用メンブレンシー
ト、42…1キーコード用メンブレンシート、41a…
2キーコード用メンブレンシート、42a…3キーコー
ド用メンブレンシート、41b…4キーコード用メンブ
レンシート、42b…5キーコード用メンブレンシー
ト、41c…6キーコード用メンブレンシート、42c
…7キーコード用メンブレンシート、43…キー入力検
出用メンブレンシート、44…GNDシート、45…孔
開きパッド、46…0キーコード接点パッド、47…1
キーコード接点パッド、48…2キーコード接点パッ
ド、49…3キーコード接点パッド、50…4キーコー
ド接点パッド、51…5キーコード接点パッド、52…
6キーコード接点パッド、53…7キーコード接点パッ
ド、54…キー入力検出接点パッド、46g〜54g…
GND接続パッド、60…システムバス、61…キーコ
ード発生部、62…キーコード受信回路、63…外部記
憶装置、63a…キーテーブルファイル、64…メモ
リ、64a…業務プログラム、65…中央処理装置、6
6…ディスプレイ、201…接点パターン用メンブレン
シート、201a…接点パッド、202…GNDシー
ト。
キーコード設定ピン(第1の設定ピン)、4…0キーコ
ード設定ピン(第1の設定ピン)、5…キー入力検出ピ
ン(第2の設定ピン)、6…0キーコード用メンブレン
シート、7…Xキーコード用メンブレンシート、8…キ
ー入力検出用メンブレンシート、9…GNDシート、1
0a…Xキーコード接点パッド、10b…Xキーコード
GND接点、11a…キー入力パッド、11b…キー入
力GND接点、12a…0キーコード接点パッド、12
b…0キーコードGND接点、21…シルク印刷、22
…キートップラベル、31〜38…キーコード設定用ピ
ン取り付け穴、39…キーコード設定用ピン、40…接
触用スプリング、41…0キーコード用メンブレンシー
ト、42…1キーコード用メンブレンシート、41a…
2キーコード用メンブレンシート、42a…3キーコー
ド用メンブレンシート、41b…4キーコード用メンブ
レンシート、42b…5キーコード用メンブレンシー
ト、41c…6キーコード用メンブレンシート、42c
…7キーコード用メンブレンシート、43…キー入力検
出用メンブレンシート、44…GNDシート、45…孔
開きパッド、46…0キーコード接点パッド、47…1
キーコード接点パッド、48…2キーコード接点パッ
ド、49…3キーコード接点パッド、50…4キーコー
ド接点パッド、51…5キーコード接点パッド、52…
6キーコード接点パッド、53…7キーコード接点パッ
ド、54…キー入力検出接点パッド、46g〜54g…
GND接続パッド、60…システムバス、61…キーコ
ード発生部、62…キーコード受信回路、63…外部記
憶装置、63a…キーテーブルファイル、64…メモ
リ、64a…業務プログラム、65…中央処理装置、6
6…ディスプレイ、201…接点パターン用メンブレン
シート、201a…接点パッド、202…GNDシー
ト。
Claims (3)
- 【請求項1】 キーボード部と、このキーボード部に挿
抜可能なキートップ部とを含むキーボード入力装置であ
って、前記キートップ部に設けられ当該キートップ部に
対応したキーコードを任意に設定することが可能なキー
コード設定手段と、前記キートップ部から前記キーボー
ド部への前記キーコードの伝達を行うキーコード伝達手
段とを備えたことを特徴とするキーボード入力装置。 - 【請求項2】 請求項1記載のキーボード入力装置にお
いて、前記キーコード設定手段は、前記キートップ部に
挿抜可能で、当該キートップ部に対する装着位置によっ
て個々の前記キートップ部に対応した物理キーコードを
設定する第1の設定ピンと、前記キートップ部の押下の
有無を判別するための第2の設定ピンとを含み、前記キ
ーコード伝達手段は、前記第1および第2の設定ピンの
当接の有無を電気信号に変換するメンブレンシートから
なることを特徴とするキーボード入力装置。 - 【請求項3】 請求項1記載のキーボード入力装置にお
いて、個々の前記キートップ部に対応した前記キーコー
ドを表す第1のビットデータの任意位置に、シフトキー
の押下の有無を示す第2のビットデータを付加し、前記
キートップ部から発生した前記第1のビットデータと前
記第2のビットデータとによって、個々の前記キートッ
プ部に対応した複数種の物理キーコードを生成可能にし
たことを特徴とするキーボード入力装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8067617A JPH09258877A (ja) | 1996-03-25 | 1996-03-25 | キーボード入力装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8067617A JPH09258877A (ja) | 1996-03-25 | 1996-03-25 | キーボード入力装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09258877A true JPH09258877A (ja) | 1997-10-03 |
Family
ID=13350119
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8067617A Pending JPH09258877A (ja) | 1996-03-25 | 1996-03-25 | キーボード入力装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09258877A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6919817B2 (en) | 2001-11-19 | 2005-07-19 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Remote controller with selection button and accommodating portions |
US9420404B2 (en) | 2012-10-30 | 2016-08-16 | Nintendo Co., Ltd. | Information processing system, game system, information processing apparatus, operation instrument, recording medium and information processing method |
-
1996
- 1996-03-25 JP JP8067617A patent/JPH09258877A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6919817B2 (en) | 2001-11-19 | 2005-07-19 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Remote controller with selection button and accommodating portions |
US9420404B2 (en) | 2012-10-30 | 2016-08-16 | Nintendo Co., Ltd. | Information processing system, game system, information processing apparatus, operation instrument, recording medium and information processing method |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4937778A (en) | System for selectively modifying codes generated by a touch type keyboard upon detecting of predetermined sequence of make codes and break codes | |
US5828323A (en) | High speed keyboard for computers | |
US5631643A (en) | Key-code outputting apparatus for data processor having an interchangeable keyboard | |
JP2004178551A (ja) | 入力装置 | |
US6615287B1 (en) | Means for flexible keyboard auto-ID implementation | |
JPH09258877A (ja) | キーボード入力装置 | |
US5288155A (en) | Printer capable of displaying selected font | |
JP3234707B2 (ja) | 外部処理装置に計算機のキーボードをインタフェースするためのシステム | |
US5059974A (en) | Method for determining phantom switch condition | |
EP0259958B1 (en) | Expandable electronic input device | |
US6786731B1 (en) | Replaceable faceplates for peripheral devices | |
JPS59100940A (ja) | キ−ボ−ド装置 | |
JP2004078688A (ja) | キースキャン装置及び電子機器 | |
KR20040009134A (ko) | 자판배열이 자유로운 키보드장치 | |
CN2479573Y (zh) | 键盘 | |
KR100248218B1 (ko) | 점자판 형성기와 컴퓨터의 인터페이스장치 | |
KR200215091Y1 (ko) | 문자입력기능을 갖는 마우스장치 | |
JPS58217037A (ja) | キ−ボ−ド入力装置 | |
JP3707746B2 (ja) | バーコードリーダ | |
JPH0230223A (ja) | キーボード装置 | |
KR19980082269A (ko) | 전화기의 키패드를 이용한 숫자 및 문자입력방법 | |
JPH04133119A (ja) | 情報入力用キーボード | |
JPH06149443A (ja) | キーボード | |
JPH0713673A (ja) | キーボード装置 | |
JPS58168135A (ja) | キ−ボ−ド装置 |