JPH09258694A - 液晶プロジェクタの映像信号切り換え装置 - Google Patents

液晶プロジェクタの映像信号切り換え装置

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JPH09258694A
JPH09258694A JP8063383A JP6338396A JPH09258694A JP H09258694 A JPH09258694 A JP H09258694A JP 8063383 A JP8063383 A JP 8063383A JP 6338396 A JP6338396 A JP 6338396A JP H09258694 A JPH09258694 A JP H09258694A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】処理中の映像信号Aを周波数や同期極性等の種
類が異なる映像信号Bに切り換えるとともに、これに適
応する映像パラメータBに基づく処理動作を行う液晶プ
ロジェクタの映像表示システムにおいて、映像信号の切
り換わりと映像パラメータの設定を同期させて信号処理
を円滑に切り換える。 【解決手段】映像パラメータBを一時的に保持し、映像
信号Bへの切り換わりタイミングを通知し、この切り換
わりと同期して映像パラメータBをタイミング発生回路
および信号処理回路へ送出する。また、映像パラメータ
Bの一時的な保持をバッファにより行う。さらに、映像
信号Bへの切り換わりタイミングの通知を、映像信号B
の周波数を検出する回路か、あるいは外部から同期して
導入される映像切り換え信号により行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液晶プロジェクタ
を使用する映像表示システムにおいて、周波数や同期極
性等の種類が異なる複数の映像信号を切り換える際の映
像信号切り換え方式に関し、特に、異なる映像信号を円
滑に、かつ即時に切り換えうる液晶プロジェクタの映像
信号切り換え装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、液晶プロジェクタに入力すべき映
像信号には複数の種類があり、各映像信号の周波数や同
期極性は互いに異なるため、液晶パネル駆動信号のタイ
ミングや映像信号の信号処理パラメータ(以下、省略し
て映像パラメータという)も異なる。従って、各々に適
した映像パラメータを液晶プロジェクタのタイミング発
生回路や信号処理回路に予め設定しておくことが重要で
あり、このための液晶プロジェクタの映像信号切り換え
装置が種々提案されている。
【0003】図6は、一般的な液晶プロジェクタを説明
する第1従来例の構成図である。図6において、410
はユーザの指示に従う外部コントローラであり、複数の
映像信号を入力する外部のスイッチャ420と、この映
像信号を処理して画像を投影する液晶プロジェクタ43
0を制御している。
【0004】液晶プロジェクタ430は、映像信号の処
理動作を制御するための映像の制御系と、処理映像を表
示し投影画像を形成するための映像の表示系からなって
いる。ここで、映像の制御系は、マイクロプロセッサ等
のマイコン431と、これに制御され映像パラメータ群
を記憶するメモリ432と、マイコン431に制御され
信号処理のタイミングを発生するタイミング発生回路4
33から構成される。
【0005】一方、映像の表示系は、タイミング発生回
路433に制御され映像信号(RGB信号)を処理する
信号処理回路434と、タイミング発生回路433に制
御され画像を再生するドライブ回路435と、画像を投
影する液晶パネル436から構成される。なお、図面上
で投射レンズやランプ等の本発明と直接に関係のない構
成要素は省略してある。
【0006】次に、従来例1の作用について説明する。
先ず、ユーザが、入力すべき映像信号の切り換えを指示
すると、外部コントローラ410は、液晶プロジェクタ
430とスイッチャ420に対し信号切り換えコマンド
SG1を発行する。このとき、スイッチャ420は、予
め映像信号Aと映像信号Bを入力源としていずれかを液
晶プロジェクタ430に受渡しているが、信号切り換え
コマンドSG1を受け取ると、例えば、入力源を映像信
号Aから映像信号Bに切り換える。
【0007】一方、液晶プロジェクタ430も、マイコ
ン431が信号切り換えコマンドSG1を受け取り、メ
モリ432に記憶された映像パラメータ群の中から映像
信号Bに対応する映像パラメータBをマイコン431に
より読み出し、タイミング発生回路433と信号処理回
路434に送出して設定する。
【0008】タイミング発生回路433は、水平同期信
号(H信号)と垂直同期信号(V信号)と映像パラメー
タBとタイミング信号により、映像信号Bに対するガン
マ補正処理や多層展開処理等の信号処理を施しドライブ
回路435に送出する。ドライブ回路435は信号処理
が施された映像信号Bとタイミング信号により液晶パネ
ル436を駆動する。また、一部の液晶プロジェクタ4
30には、映像信号Bの切り換わりを検知し映像パラメ
ータBを自動的に選択するオートスキャン機能を有する
ものもある。
【0009】続いて、映像信号を切り換える際の具体的
な作用について述べる。図7は、映像信号と映像パラメ
ータの時間的な変化を比較する説明図であり、図7
(a)は映像信号が、図7(b1)から図7(b3)ま
では映像パラメータが、それぞれ切り換わるタイミング
を示す。図7(a)に示す時刻T1において、映像信号
Aを投影中の液晶プロジェクタ430は、マイコン43
1が外部コントローラ410から信号切り換えコマンド
SG1を受け取ると、時刻T2において実際に入力源を
映像信号Aから映像信号Bに切り換えた後に、最適な映
像パラメータBの送出と設定を行う。
【0010】その際、映像パラメータBは、時刻T2の
近傍において設定されるが、仮に、図7(b1)に示す
時刻T2より設定が遅れた場合は、先ず映像信号Bを映
像パラメータAにより形成するため、他方、図7(b
2)に示す時刻T2より設定が早過ぎた場合には映像信
号Aを映像パラメータBにより形成するため、いずれの
場合にもしばらくの間は投影画像が不明瞭になる。
【0011】また、液晶プロジェクタ430がオートス
キャン機能を有する場合は、映像信号Bの切り換わりを
検出する際に一定期間の時間監視を行い、単なるノイズ
の発生と区別して正しく検出する必要がある。そのた
め、最終的に映像パラメータBを設定するまでに必ず時
間遅れが発生し、やはり投影画像が不明瞭になる。
【0012】すなわち、検出結果のオートスキャンによ
り映像信号Aから映像信号Bへの切り換わりであること
を識別し、映像信号Bに適応する映像パラメータBをメ
モリ432から選択し、タイミング発生回路433と信
号処理回路434に送出して設定する。その際、図7
(b3)に示す時刻T2において、映像信号Bに切り換
わってからオートスキャン動作が開始されるまでの第1
時間遅れと、オートスキャン動作により映像パラメータ
Bが選択され、タイミング発生回路433と信号処理回
路434に設定されるまでの第2時間遅れとにより画像
が不明瞭になる。
【0013】図8は、特開平4−47865号公報に開
示する第2従来例を説明する構成図である。図8に示す
第2従来例の撮影装置は、ユーザが映像パラメータを操
作するためのパラメータ操作部81と、このパラメータ
操作部81とのインターフェースを行うI/F82と、
このI/F82を介して撮影時のデジタル信号処理に用
いる映像パラメータを記憶するためのメモリ83をスチ
ルカメラ85付設してある。なお、スチルカメラ85
は、公知の一般的な電子スチルカメラやビデオカメラで
ある。
【0014】この場合、ユーザが被写体や撮影状況に応
じた映像パラメータをメモリ83に記憶させることがで
き、また、ユーザ定義スイッチ84により、撮影時に標
準的な映像パラメータをユーザが予め記憶させた映像パ
ラメータと切り換え、好みの撮影状況に応じた絵作りを
簡単に行えるように構成している。つまり、予め映像パ
ラメータをメモリに記憶しておく点では図4の第1従来
例と同様の技術である。
【0015】図9は、特開平2−123881号公報に
開示されている第3従来例を説明する構成図である。図
9に示す第3従来例の映像信号処理装置は、映像信号格
納用の第1メモリ91を接続しバスコントローラ92に
制御されるローカルバス93と、ディジタル画像データ
を転送するCPU94側のDMAバス95からなる映像
システム96に、これらローカルバス93とDMAバス
95を仲介する第2メモリ97を設け、映像信号とグラ
フィックスのスーパーインポーズを行う構成となってい
る。
【0016】表示内容の切り換えやスーパーインポーズ
を行うタイミングを映像信号に合わせるため、グラフィ
ックスデータを第2メモリ97に格納して読み出し、こ
れと制御信号を映像信号に準拠したタイミングで時分割
多重して伝送することで、簡単なハードウェア構成で表
示内容の切り換えをスムーズに行うものである。つま
り、撮影された被写体にグラフィックスを重ねる際に、
2つの映像信号をスーパーインポーズするためのタイミ
ングの一致を図る技術である。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の液晶プ
ロジェクタの映像信号切り換え装置を使用して最適な映
像パラメータをタイミング発生回路や信号処理回路に予
め設定しようとする際、次に述べる問題点があった。第
1従来例では、映像信号Aが映像信号Bに切り換わるタ
イミングと信号処理回路434やタイミング発生回路4
33に映像パラメータBを設定できるタイミングに時間
遅れが生ずるため、その間の投影画像が不明瞭になって
しまう。
【0018】第2従来例では、もともと映像パラメータ
を設定するためのタイミングは考慮していないため、上
記の問題を解決することができない。第3従来例では、
扱われる映像信号は、撮影された被写体とスーパーイン
ポーズされるグラフィックスであり、異なる周波数や同
期極性の映像信号でないばかりか、これら映像信号の切
り換えを目的としないため、やはり上記問題の解決には
ならない。
【0019】本発明は、上記の問題点にかんがみてなさ
れたものであり、映像信号の切り換わりと映像パラメー
タの設定を同期させて異なる種類の映像信号を円滑に切
り換え、この映像パラメータに基づく信号処理を即時に
開始する液晶プロジェクタの映像信号切り換え装置の提
供を目的とする。
【0020】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め本発明の液晶プロジェクタの映像信号切り換え装置
は、液晶プロジェクタを使用してスクリーンに画像を投
影する際に、液晶プロジェクタの信号処理回路で処理中
の映像信号Aを周波数や同期極性等の種類が異なる映像
信号Bに切り換え、この映像信号Bに適応する映像パラ
メータBに基づく信号処理回路での処理動作をタイミン
グ発生回路の指示により開始するとともに、マイコンに
より全体を統括する映像表示システムにおいて、映像パ
ラメータBを一時的に保持する手段と、映像信号Bへの
切り換わりタイミングを通知する手段とからなり、この
タイミングの通知による映像信号Bへの切り換わりと同
期し、映像パラメータBを一時的に保持する手段からタ
イミング発生回路および信号処理回路へ映像パラメータ
Bを送出するように構成する。
【0021】この映像信号切り換え装置によれば、映像
パラメータBが一時的に保持され、映像信号Bへの切り
換わりのタイミングが通知されるとともに、このタイミ
ングの通知による映像信号Bへの切り換わりと同期し、
映像パラメータBを一時的に保持する手段からタイミン
グ発生回路および信号処理回路へ映像パラメータBが送
出される。
【0022】請求項2記載の映像信号切り換え装置で
は、前記映像パラメータBを一時的に保持する手段をバ
ッファで構成する。この映像信号切り換え装置によれ
ば、バッファにより前記映像パラメータBが一時的に保
持される。
【0023】請求項3記載の映像信号切り換え装置で
は、前記映像信号Bへの切り換わりタイミングをマイコ
ンに通知する手段を、映像信号Bの周波数を検出する周
波数検出回路で構成する。この映像信号切り換え装置に
よれば、周波数検出回路により前記映像信号Bへの切り
換わりタイミングが通知される。
【0024】請求項4記載の映像信号切り換え装置で
は、前記映像信号Bへの切り換わりタイミングを通知す
る手段を、液晶プロジェクタの外部から映像信号Bの切
り換わりと同期して導入される映像切り換え信号で構成
する。この映像信号切り換え装置によれば、映像切り換
え信号により前記映像信号Bへの切り換わりタイミング
が通知される。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照し説明する。なお、従来例と同一の符号を付して
示す各部は同様の機能を有する部分であり詳しい説明を
省く。図1は、本発明による第1実施形態の構成を説明
する図である。図1に示す第1実施形態の主要部は、映
像信号の周波数を検出する周波数検出回路11と、映像
パラメータを一時的に保持するバッファ12であり、こ
の主要部を図4における従来の液晶プロジェクタ430
に設けて新たな第1液晶プロジェクタ13を構成する。
【0026】周波数検出回路11は、映像信号の水平同
期信号(H信号)と垂直同期信号(V信号)を導入し、
これら同期信号における周波数の検出結果をマイコン4
31に通知する。バッファ12は、メモリ432から読
み出した映像パラメータを保持し、マイコン431の指
令に従いタイミング発生回路433および信号処理回路
434に送出する。なお、このバッファ12は、タイミ
ング発生回路433または信号処理回路434のいずれ
かに内蔵し他方の回路に共用してもよく、また、両方の
回路に分散して内蔵し、それぞれに設定された映像パラ
メータを参照して動作するようにしてもよい。
【0027】次に、図1における第1実施形態の作用に
ついて説明する。外部コントローラ410は、この第1
液晶プロジェクタ13およびスイッチャ420に対して
映像信号の切り換え等の制御を行うもので、映像信号を
切り換える際には、第1液晶プロジェクタ13およびス
イッチャ420に対しそれぞれ信号切り換えコマンドS
G1を発行する。
【0028】例えば、スイッチャ420には映像信号A
と映像信号Bの2種類を入力することができ、当初は、
スイッチャ420からの映像信号の出力には映像信号A
が選択されている。これら映像信号Aと映像信号Bは、
垂直同期信号および水平同期信号の各周波数が互いに異
なるものとし、また、3原色によるRGB信号と水平同
期信号(H信号)および垂直同期信号(V信号)からな
るいわゆるコンポーネント信号により構成されている。
【0029】スイッチャ420は、外部コントローラ4
10から信号切り換えコマンドSG1を受けると出力を
映像信号Aから映像信号Bに切り換えて液晶プロジェク
タ13の入力源として送出する。液晶プロジェクタ13
に導入された映像信号成分の中でRGB信号は信号処理
回路434へ、水平同期信号および垂直同期信号は周波
数検出回路11およびタイミング発生回路433へ、そ
れぞれ分離して入力される。
【0030】マイコン431は、信号切り換えコマンド
SG1を受けることによりメモリ432を検索し、映像
信号Bに適応する映像パラメータBを選択して読み出
し、この映像パラメータBを一旦はバッファ12に保持
しておく。なお、信号切り換えコマンドSG1は、この
他にもマイコン431と共動する図示しない内部コント
ローラを液晶プロジェクタ13自体に内蔵し、この内部
コントローラからの指示に基づいて映像信号と映像パラ
メータの切り換えを行うこともできる。
【0031】以上は準備の段階であり、続いて実際に映
像信号Bの表示に切り換わる段階を説明する。マイコン
431は、引き続き周波数検出回路11から通知される
検出結果を常に監視しており、水平同期信号および垂直
同期信号の周波数が映像信号Aのものから映像信号Bの
ものに変化した時点を捕らえ、バッファ12に保持して
おいた映像パラメータBをタイミング発生回路433お
よび信号処理回路434に送出して設定する。
【0032】タイミング発生回路433は、この映像パ
ラメータBと予め入力されている水平同期信号および垂
直同期信号により基準タイミング信号を形成する。この
基準タイミング信号は、信号処理回路434およびドラ
イブ回路435の動作タイミングの基準となる。
【0033】信号処理回路434は、基準タイミング信
号と映像パラメータBにより映像信号BのRGB信号に
ガンマ補正等の各種信号処理を施しドライブ回路435
に送出する。ドライブ回路435は、信号処理が施され
たRGB信号と基準タイミング信号に基づいて液晶パネ
ル436を駆動し、図示しないランプにより投射レンズ
を介してスクリーンに画像が投影される。
【0034】続いて、映像信号を切り換える際の具体的
な作用について述べる。図2は、映像信号と映像パラメ
ータの時間的な変化を比較して説明する図であり、図2
(a)は映像信号が、図2(b)は映像パラメータが、
それぞれ切り換わるタイミングを示す。図2(a)に示
す時刻T1において、映像信号Aを投影中の第1液晶プ
ロジェクタ13は、マイコン431により外部コントロ
ーラ410から信号切り換えコマンドSG1を受け取る
と、最適な映像パラメータBを時刻T3においてバッフ
ァ12に準備する。
【0035】次に、マイコン431により監視中の検出
結果が、映像信号Bの水平同期信号および垂直同期信号
の周波数に変化した時点を捕らえ、時刻T2において実
際に入力源が映像信号Aから映像信号Bに切り換わると
同時に、バッファ12に保持している映像パラメータB
もタイミング発生回路433と信号処理回路434に設
定する。従って、実際の映像信号Bの切り換わり時刻T
2と映像パラメータBの設定タイミングとの時間遅れを
最小限に抑制し、スクリーンに投影される画像が不明瞭
になるのを防止することができる。
【0036】図3は、本発明による第2実施形態の構成
を説明する図である。図3に示す第2実施形態の主要部
は、スイッチャ420から送出される映像切り換え信号
SG2により作動するスイッチSW1であり、このスイ
ッチSW1を第1実施形態におけるバッファ12の送出
側に設け、周波数検出回路11を削除して第2液晶プロ
ジェクタ14を構成する。つまり、周波数検出回路11
を削除することにより回路構成を簡単にできる。
【0037】映像切り換え信号SG2は、スイッチャ4
20の映像信号Aが映像信号Bに切り換わったことを示
し、その切り換わりのタイミングに同期して送出され
る。スイッチSW1は、映像切り換え信号SG2に同期
してバッファ12からタイミング発生回路433と信号
処理回路434へ映像パラメータBを送出する。なお、
第1実施形態と同様にバッファ12をタイミング発生回
路433と信号処理回路434の一方に内蔵しても、あ
るいは双方に分散してもよく、または信号切り換えコマ
ンドSG1を液晶プロジェクタ14自体により形成して
もよい。
【0038】図4は、本発明によるオートスキャン機能
を有する場合の第3実施形態における構成を説明する図
である。図4に示す第3実施形態の主要部は、ブルーバ
ックを表示可能な新たな信号処理回路16であり、この
新たな信号処理回路16を図6の第1従来例における信
号処理回路434と置き換え、第1実施形態と同様に周
波数検出回路11を設けてオートスキャン機能付きの第
3液晶プロジェクタ15を構成する。
【0039】次に、第3実施形態における具体的な作用
について述べる。図5は、映像信号と映像パラメータの
時間的な変化を比較する説明図であり、図5(a)は映
像信号が、図5(b)は映像パラメータが、それぞれ切
り換わるタイミングを示す。図5(a)に示す時刻T1
において、スイッチャ420は、外部コントローラ41
0から信号切り換えコマンドSG1を受け取り映像信号
Aを映像信号Bに切り換える。
【0040】続いて、時刻T2でマイコン431が、第
1実施形態と同様に周波数検出回路11から水平および
垂直同期信号の検出結果を受け取るが、第3実施形態で
は映像信号の切り換わりを検知し、先ず、ブルーバック
表示用の映像パラメータをタイミング発生回路433と
新たな信号処理回路16に送出して内部同期によるブル
ーバック表示への切り換えを行う。
【0041】同時に、オートスキャン機能により映像パ
ラメータBをメモリ432から選択し、タイミング発生
回路433と新たな信号処理回路16に送出し、時刻T
4でブルーバック表示を解除して映像信号Bの表示に戻
す。つまり、第3実施形態では、第1従来例の第1時間
遅れによる不明瞭期間を短縮し、かつ第2時間遅れによ
る不明瞭期間は消滅するため、結果的に画像が不明瞭に
なる期間を最小限に抑えることができる。
【0042】従って、実際の映像信号Bの切り換わり時
刻T2と映像パラメータBの設定時刻T4との時間遅れ
によりスクリーンへの投影画像が不明瞭になるのを防止
することができる。なお、その他にも第1実施形態と同
様に信号切り換えコマンドSG1を液晶プロジェクタ1
5自体で形成してもよい。
【0043】また、本発明は前述の実施形態にのみ限定
されるものではなく、その他、本発明の要旨を逸脱しな
い範囲で種々の変更を加え得ることは勿論である。
【0044】
【発明の効果】以上、本発明の液晶プロジェクタの映像
信号切り換え装置に次の効果がある。第1実施形態で
は、映像信号の切り換わるタイミングと映像パラメータ
を設定できるタイミングに時間遅れが生じないため、時
間遅れにより投影画像が不明瞭になってしまう従来の作
用を防止できる。
【0045】第2実施形態では、第1実施形態における
周波数検出回路を必要としないため、簡単な回路構成に
より同様の効果を得ることができる。
【0046】第3実施形態では、オートスキャン機能を
有する場合でも、ブルーバック表示を併用することによ
り本発明を使用することができるようになる。
【0047】従って、液晶プロジェクタを使用する映像
表示システムにおいて、周波数や同期極性等の種類が異
なる複数の映像信号を切り換える際に、映像信号の切り
換わりと映像パラメータの設定を同期させて異なる映像
信号を円滑に切り換え、この映像パラメータに基づく信
号処理を即時に開始する液晶プロジェクタの映像信号切
り換え装置を提供できるようになった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による第1実施形態の構成を説明する図
である。
【図2】本発明による第1実施形態の映像信号と映像パ
ラメータの時間的な変化を比較して説明する図である。
【図3】本発明による第2実施形態の構成を説明する図
である。
【図4】本発明によるオートスキャン機能を有する場合
の第3実施形態の構成を説明する図である。
【図5】本発明による第2実施形態の映像信号と映像パ
ラメータの時間的な変化を比較する説明図である。
【図6】一般的な液晶プロジェクタを説明する第1従来
例の構成図である。
【図7】第1従来例の映像信号と映像パラメータの時間
的な変化を比較する説明図である。
【図8】特開平4−47865号公報に開示する第2従
来例を説明する構成図である。
【図9】特開平2−123881号公報に開示された第
3従来例を説明する構成図である。
【符号の説明】
11 周波数検出回路 12 バッファ 13 第1液晶プロジェクタ 410 外部コントローラ 420 スイッチャ 431 マイコン 432 メモリ 433 タイミング発生回路 434 信号処理回路 435 ドライブ回路 436 液晶パネル SG1 信号切り換えコマンド

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液晶プロジェクタを使用してスクリーン
    に画像を投影する際に、液晶プロジェクタの信号処理回
    路で処理中の映像信号Aを周波数や同期極性等の種類が
    異なる映像信号Bに切り換え、この映像信号Bに適応す
    る映像パラメータBに基づく信号処理回路での処理動作
    をタイミング発生回路の指示により開始するとともに、
    マイコンにより全体を統括する映像表示システムにおい
    て、 映像パラメータBを一時的に保持する手段と、 映像信号Bへの切り換わりタイミングを通知する手段と
    からなり、 このタイミングの通知による映像信号Bへの切り換わり
    と同期し、映像パラメータBを一時的に保持する手段か
    らタイミング発生回路および信号処理回路へ映像パラメ
    ータBを送出するようになっていることを特徴とする液
    晶プロジェクタの映像信号切り換え装置。
  2. 【請求項2】 前記映像パラメータBを一時的に保持す
    る手段が、バッファである請求項1記載の液晶プロジェ
    クタの映像信号切り換え装置。
  3. 【請求項3】 前記映像信号Bへの切り換わりタイミン
    グを通知する手段が、映像信号Bの周波数を検出する周
    波数検出回路である請求項1記載の液晶プロジェクタの
    映像信号切り換え装置。
  4. 【請求項4】 前記映像信号Bへの切り換わりタイミン
    グを通知する手段が、液晶プロジェクタの外部から映像
    信号Bの切り換わりと同期して導入される映像切り換え
    信号である請求項1記載の液晶プロジェクタの映像信号
    切り換え装置。
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JP2014216990A (ja) * 2013-04-30 2014-11-17 株式会社リコー 投影装置及び投影システム

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