JPH092582A - 開缶装置 - Google Patents

開缶装置

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JPH092582A
JPH092582A JP18063695A JP18063695A JPH092582A JP H092582 A JPH092582 A JP H092582A JP 18063695 A JP18063695 A JP 18063695A JP 18063695 A JP18063695 A JP 18063695A JP H092582 A JPH092582 A JP H092582A
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JP
Japan
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cutting blades
cutting
parts
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opening
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JP18063695A
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English (en)
Inventor
Tadaaki Monma
忠昭 門馬
Masaji Kawaragi
正次 河原木
Yasuo Takahashi
康夫 高橋
Takao Hara
敬夫 原
Toku Sato
徳 佐藤
Satoru Takada
哲 高田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NIPPON DERUMONTE KK
Nippon Del Monte Corp
Original Assignee
NIPPON DERUMONTE KK
Nippon Del Monte Corp
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Publication date
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  • Devices For Opening Bottles Or Cans (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】トマトペースト等が充填されている缶詰の開缶
ならびに内容物の排出を自動的に行う。 【構成】缶2の側面と接触しながらそれを移送する搬送
装置9と該搬送装置9とその刃先が缶の直径より短い間
隔で相対向して設置された上下部切断刃10,11より
成る缶切装置5、および缶2の切断部と係合する上下部
開蓋ガイド部材17,18と缶2の側面と接触しながら
それを移送する搬送装置19と該ガイド部材17,18
の下流側に設けられた撒水装置21より成る充填物排出
装置7で開缶装置Aを構成する。そして、前記上下部切
断刃10,11を缶2の外周より短く形成させて、缶2
を切断したときに蓋部を胴体部に残し、それを自動的に
開け、充填物を撒水装置21によりスプレー水で排出す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本願発明はトマトペースト等が充
填されている缶詰の開缶ならびに内容物の排出を自動的
に行う装置に関する。
【0002】
【従来の技術】缶詰を開缶する装置として「缶詰の開蓋
及び空缶の全自動処理機器」(特開平5−4684)を
挙げることができる。この装置は、供給コンベアの通路
中に螺線状駆動軸による缶詰の移送及び制止機構と、缶
詰の蓋板を開蓋する開蓋機構と、該開蓋された蓋板の排
蓋機構を各々配設すると共に、上記開蓋された缶詰内よ
り内容物を自動的に摘出する取出装置及び該摘出後の空
缶を圧延する空缶の処理機構をコンベアの移送方向に順
次配置して成るものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の装置におい
ては、缶の上蓋部分を開く構成であるため、缶の流れを
停止してそれを行なわなければならず、また開缶個所が
上蓋のみであるため、内容物を取り出すのに缶を回転せ
ねばならず、非能率的である。さらに開缶された上蓋を
缶の胴体より切り離してしまうため、それを取り除く排
蓋機構も設けねばならず、はなはだ構成が複雑になって
しまう。
【0004】そこで本願発明者は鋭意研究の結果、トマ
トペーストのように粘度の高いものが充填されている場
合、缶の一部を切断してもすぐにはそれが排出されない
ことに注目し、缶詰を移送させつつ、かつ回転させなが
ら、その胴体部の上部、及び下部を切断すれば、開缶操
作を連続的にできることを知見した。また、その切断の
際、胴体の一部を残して切断すれば、缶を一体的にかつ
圧延しやすい形にすることも可能であることを知見し本
願発明を完成した。
【0005】すなわち本願発明は、缶の側面と接触しな
がらそれを移送する搬送装置と該搬送装置とその刃先が
缶の直径より短い間隔で相対向して設置された上下部切
断刃より成る缶切装置、および缶の切断部と係合する上
下部開蓋ガイド部材と缶の側面と接触しながらそれを移
送する搬送装置と該ガイド部材の下流側に設けられた撒
水装置より成る充填物排出装置より構成され、前記上下
部切断刃を缶の外周より短く形成させて成ることを特長
とする開缶装置、ならびに、缶の側面と接触しながらそ
れを移送する搬送装置と該搬送装置とその刃先が缶の直
径より短い間隔で相対向して設置された上下部切断刃よ
り成る缶切装置、および缶の切断部と係合する上下部開
蓋ガイド部材と缶の側面と接触しながらそれを移送する
搬送装置と該ガイド部材の下流側に設けられた撒水装置
より成る充填物排出装置、および1対の搬送装置を相対
向させ下流に向けてその間隔を狭めて配置して成る缶圧
延装置より構成され、前記上下部切断刃を缶の外周より
短く形成させて成ることを特長とする開缶装置である。
【0006】
【課題を解決するための具体的手段】図1,2におい
て、Aは缶2の開缶装置で、缶2を下流側へ送る作用を
しフローコンベア等で形成される缶供給装置3、缶2に
おける胴体部4の上部と下部を切断する缶切断装置5、
缶2の充填物を排出させる充填物排出装置7、および充
填物が排出された缶2を潰す缶圧延装置8より構成さ
れ、これらの装置が缶2の流れに沿って順次設けられて
いる。なお、1は缶2の洗浄装置で、缶供給装置3の上
流側に設けられている。
【0007】缶切断装置5は、搬送装置9、上部切断刃
10、下部切断刃11、および缶支持部材12より構成
されており、搬送装置9としては、サイド搬送コンベア
が好適に利用できる。搬送装置9は、スプロケット2
9、それに掛けられたチェーン30、該チェーン30に
設置された搬送板31、およびスプロケット29に挿通
された軸32より構成され、全体を垂直に設置して成
り、搬送板31と缶2の側面を接触させその摩擦力によ
り缶2を回転させながら移送する機能を備えている。上
下部切断刃10,11は、その刃先が搬送装置9と相対
向して設置され、間隔は缶2の直径より少し狭い距離に
設定されている。また上下部切断刃10,11は平板状
をしており、長さは缶2の外周より少し短く設定されて
いる。そして上下部切断刃10,11は、缶2における
胴体部4の上下端部と対向する位置に設置される。缶支
持部材12は、平板状をしており、缶2がその上面を摺
動し易すいようにテフロン等の低摩擦材で形成されてい
る。
【0008】缶切断装置5は、かく構成されており、搬
送装置9と上下部切断刃10,11に狭圧され回転移送
される間に、缶の上下部が切断される。このとき前記の
ごとく上下部切断刃10,11の設定長さにより、上下
の開缶蓋13,14(図5参照)は胴体部4に付いたま
まとなっている。また、缶2は胴体部4が切断されて
も、その充填物は粘性が高く外部に洩れることはない。
そしてさらに缶切断装置5では、缶2の胴体部4の上下
端部を切断するため、胴体部4に缶2の強度を補強する
作用を有している該部4と缶蓋15の結合部16が残ら
ず、後述する缶圧延装置6の動力を低減させることがで
きる。結合部16は上下部開缶蓋13,14には存在す
るが、この部分は円板状になるため圧延する必要はな
い。
【0009】次に図3において、充填物排出装置7であ
るが、上部開蓋ガイド部材17,下部開蓋ガイド部材1
8,搬送装置19,缶2の支持部材20より構成されて
いる。上部開蓋ガイド部材17は、充填物排出装置7の
上流側に設けられており、全体的には、棒状部材で形成
されている。上部開蓋ガイド部材17の上流側先端部
は、鋭角に形成され、缶2の上部切断部33と一致する
位置で、かつ缶2の流れのほぼ中央部に設定される。そ
して上部開蓋ガイド部材17は、下流に向けて上方に勾
配がつけられると同時に、缶2における未切断部22側
にシフトされ、上部開缶蓋13がほぼ90゜に開かれる
までガイドする。上部開蓋ガイド部材17は、充填物排
出装置7の前半部に設けられている。
【0010】一方下部開蓋ガイド部材18は、前記同様
に下部開缶蓋14をほぼ90゜に開くまでガイドし、上
部開蓋ガイド部材17と対照的に構成され、かつ設置さ
れており、その先端部は、缶2の下部切断部34と一致
させる。搬送装置19は、缶切断装置5における搬送装
置9と同様にサイド搬送コンベアが好適に利用できる
が、該装置19の場合は、両側に設けて同期させつつ作
動させ、缶2の未切断部22の位置がずれないように構
成する。支持部材20は、棒状部材で形成されており、
その上流側先端部は、前記下部開蓋ガイド部材18の上
流側先端部に固定され、缶2の下部開蓋14が、下部開
缶蓋ガイド部材18と係合すると同時に胴体部4の下部
切断縁35が、支持部材20の上に乗り、缶2の水平移
送が成される。
【0011】図5において、撒水装置21は、スプレー
ノズル23で形成されており、上部開蓋ガイド部材17
の下流側に設置される。そしてこのスプレーノズル23
は、缶2の流れに沿ってその上方、および上下部開缶蓋
13,14に向けて各々複数個設けられ、そこからのス
プレー水により充填物が排出される。排出された充填物
は、この下方に設けられた容器27に集められ回収され
る。この回収操作は、缶2を移動させながら行われる。
一般に粘度の高いトマトペースト等は、加水して適度な
濃度に戻して使用されるので、スプレー水の量を計測し
ておけば、スプレー水により充填物を排出しても何ら問
題はなく、前もって缶2の外部も洗浄し、スプレー水も
殺菌しておけば、トマトペーストが汚染されることはな
い。
【0012】そして次に、缶圧延装置8は、一対の搬送
装置24,25で構成されており、下流側に向けてその
間隔が狭められており、V字状に配置されている。搬送
装置24,25は、チェーンコンベアで形成されてお
り、両チェーンには、鋼板が設置されている。最下流部
26は、少し隙間28が設けられており、圧延された缶
はこの隙間28に圧延されて排出される。缶圧延装置8
において、缶2は前述のごとく胴体部4には、その結合
部16がないため圧延は簡単になされ、結合部16のあ
る上下部開缶蓋13,14は薄いので圧延する必要がな
い。
【0013】
【作 用】洗浄装置1で洗浄された缶2は、缶供給装置
3を介して缶切断装置5に送られる。ここで缶2は、上
下部切断刃10,11と搬送装置9に挟圧され該搬送装
置9により転動されながら、上下部切断刃10,11に
よりその胴体部4の上下部が一部分を残して切断され
る。そして、このまま缶2は、缶切断装置5にある缶2
の押圧力により順次充填物排出装置7に送られ、まず缶
2の上下部切断部33,34と上下部開蓋ガイド部材1
7,18が係合し、上下部開缶蓋13,14が徐々に開
けられていく。次いで缶2が撒水装置21まで送られる
と、スプレーノズル23より水が撒水されて充填物が排
出され、容器27に回収される。一方、空になった缶2
は、缶圧延装置8に送られ圧延されて、コンパクト化さ
れる。
【0014】
【発明の効果】本願発明は、以上のごとく構成されてお
り、缶の切断操作を連続的に行うことができ、さらに充
填物の排出操作も圧延操作も連続的に行うことができ、
充填物の排出操作が効率的に行われる。また充填物を排
出する際、缶は回転させる必要がなく、供給されたまま
の状態で、それが行なえる。さらに缶の圧延を低動力で
行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 開缶装置の平面図
【図2】 図1の2−2視断面図
【図3】 図1の3−3視図で、充填物排出装置の正面
【図4】 図3の4−4視図
【図5】 図3の5−5視断面図
【図6】 缶圧延装置の正面図
【符号の説明】
A 開缶装置 1 洗浄装置 2 缶 3 缶供給装置 5 缶切断装置 7 充填物排出装置 8 缶圧延装置 9 搬送装置 10 上部切断刃 11 下部切断刃 17 上部開蓋カイド部材 18 下部開蓋カイド部材 21 撒水装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 原 敬夫 東京都中央区日本橋小網町4番13号 日本 デルモンテ株式会社内 (72)発明者 佐藤 徳 東京都中央区日本橋小網町4番13号 日本 デルモンテ株式会社内 (72)発明者 高田 哲 東京都中央区日本橋小網町4番13号 日本 デルモンテ株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】缶の側面と接触しながらそれを移送する搬
    送装置と該搬送装置とその刃先が缶の直径より短い間隔
    で相対向して設置された上下部切断刃より成る缶切装
    置、および缶の切断部と係合する上下部開蓋ガイド部材
    と缶の側面と接触しながらそれを移送する搬送装置と該
    ガイド部材の下流側に設けられた撒水装置より成る充填
    物排出装置より構成され、前記上下部切断刃を缶の外周
    より短く形成させて成ることを特長とする開缶装置。
  2. 【請求項2】缶の側面と接触しながらそれを移送する搬
    送装置と該搬送装置とその刃先が缶の直径より短い間隔
    で相対向して設置された上下部切断刃より成る缶切装
    置、および缶の切断部と係合する上下部開蓋ガイド部材
    と缶の側面と接触しながらそれを移送する搬送装置と該
    ガイド部材の下流側に設けられた撒水装置より成る充填
    物排出装置、および1対の搬送装置を相対向させ下流に
    向けてその間隔を狭めて配置して成る缶圧延装置より構
    成され、前記上下部切断刃を缶の外周より短く形成させ
    て成ることを特長とする開缶装置。
JP18063695A 1995-06-26 1995-06-26 開缶装置 Pending JPH092582A (ja)

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JP18063695A JPH092582A (ja) 1995-06-26 1995-06-26 開缶装置

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JP18063695A JPH092582A (ja) 1995-06-26 1995-06-26 開缶装置

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JPH092582A true JPH092582A (ja) 1997-01-07

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ID=16086667

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JP18063695A Pending JPH092582A (ja) 1995-06-26 1995-06-26 開缶装置

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JP (1) JPH092582A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20010002203A (ko) * 1999-06-12 2001-01-05 박우성 캔뚜껑 분리방법 및 그 장치

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20010002203A (ko) * 1999-06-12 2001-01-05 박우성 캔뚜껑 분리방법 및 그 장치

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