JPH0925742A - 支柱の地中貫入支持具 - Google Patents
支柱の地中貫入支持具Info
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- JPH0925742A JPH0925742A JP7199177A JP19917795A JPH0925742A JP H0925742 A JPH0925742 A JP H0925742A JP 7199177 A JP7199177 A JP 7199177A JP 19917795 A JP19917795 A JP 19917795A JP H0925742 A JPH0925742 A JP H0925742A
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02A—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
- Y02A40/00—Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production
- Y02A40/10—Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production in agriculture
- Y02A40/25—Greenhouse technology, e.g. cooling systems therefor
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 製造が簡単でコストも抑制することができる
支柱の地中貫入支持具を提供する。 【解決手段】 支持しようとする支柱41が貫入される
貫入穴6が形成されると共にその先端が尖った棒状の支
持主体2に対して、該支持主体2とは別体に形成されて
該支持主体2の外周に装着される貫通筒孔11を有し且
つ放射状に延設される翼板10a,10bを有する倒れ
防止翼板10と、からなるように支持具1を構成するこ
とにより、支持主体2には、貫入穴6と先端尖部3とを
形成するだけであるので、極めて簡単に製造でき、一
方、倒れ防止翼板10には、貫通筒孔11と放射状に延
設される翼板10a,10bとを形成するだけであるの
で、極めて簡単に製造でき、結果的に全体の製造を簡単
にすることができると共に製造コストを抑制することも
できる。
支柱の地中貫入支持具を提供する。 【解決手段】 支持しようとする支柱41が貫入される
貫入穴6が形成されると共にその先端が尖った棒状の支
持主体2に対して、該支持主体2とは別体に形成されて
該支持主体2の外周に装着される貫通筒孔11を有し且
つ放射状に延設される翼板10a,10bを有する倒れ
防止翼板10と、からなるように支持具1を構成するこ
とにより、支持主体2には、貫入穴6と先端尖部3とを
形成するだけであるので、極めて簡単に製造でき、一
方、倒れ防止翼板10には、貫通筒孔11と放射状に延
設される翼板10a,10bとを形成するだけであるの
で、極めて簡単に製造でき、結果的に全体の製造を簡単
にすることができると共に製造コストを抑制することも
できる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ビニルハウスの支
柱、あるいは他の部材の支柱を地中に貫入する際に、そ
の支柱の基部を地中で保持する支持具に関するものであ
る。
柱、あるいは他の部材の支柱を地中に貫入する際に、そ
の支柱の基部を地中で保持する支持具に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、ビニルハウスやテント等の支柱の
基部を保持する支持具として、例えば、実開昭62−4
0155号、実開平2−68722号、実開平5−68
246号等が提案されている。上記した各考案で開示さ
れる技術は、支持主体の外周に螺旋を突設形成して、地
中に埋設したときの安定保持性を向上させるものであ
る。
基部を保持する支持具として、例えば、実開昭62−4
0155号、実開平2−68722号、実開平5−68
246号等が提案されている。上記した各考案で開示さ
れる技術は、支持主体の外周に螺旋を突設形成して、地
中に埋設したときの安定保持性を向上させるものであ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記した各考案で開示
される技術は、支持主体の外周に螺旋を突設形成して、
地中に埋設したときの安定保持性を向上させているもの
である。しかしながら、支持主体の外周に螺旋を突設形
成する構成は、製造が難しいばかりでなく、製造コスト
も高くなるという欠点がある。本発明は、上記した欠点
を解消するためになされたものであり、その目的とする
ところは、製造が簡単でコストも抑制することができる
支柱の地中貫入支持具を提供することにある。
される技術は、支持主体の外周に螺旋を突設形成して、
地中に埋設したときの安定保持性を向上させているもの
である。しかしながら、支持主体の外周に螺旋を突設形
成する構成は、製造が難しいばかりでなく、製造コスト
も高くなるという欠点がある。本発明は、上記した欠点
を解消するためになされたものであり、その目的とする
ところは、製造が簡単でコストも抑制することができる
支柱の地中貫入支持具を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために、本発明においては、例えば、図1及び図2に示
すように、支持しようとする支柱41が貫入される貫入
穴6が形成されると共にその先端が尖った棒状の支持主
体2に対して、該支持主体2とは別体に形成されて該支
持主体2の外周に装着される貫通筒孔11を有し且つ放
射状に延設される翼板10a,10bを有する倒れ防止
翼板10と、からなるように支持具1を構成している。
つまり、支持主体2とそれを地中で支える倒れ防止翼板
10とを別体に形成して組み付けることにより支持具1
を構成していることとなるが、支持主体2には、貫入穴
6と先端尖部3とを形成するだけであるので、極めて簡
単に製造でき、一方、倒れ防止翼板10には、貫通筒孔
11と放射状に延設される翼板10a,10bとを形成
するだけであるので、極めて簡単に製造でき、結果的に
全体の製造を簡単にすることができると共に製造コスト
を抑制することもできる。
ために、本発明においては、例えば、図1及び図2に示
すように、支持しようとする支柱41が貫入される貫入
穴6が形成されると共にその先端が尖った棒状の支持主
体2に対して、該支持主体2とは別体に形成されて該支
持主体2の外周に装着される貫通筒孔11を有し且つ放
射状に延設される翼板10a,10bを有する倒れ防止
翼板10と、からなるように支持具1を構成している。
つまり、支持主体2とそれを地中で支える倒れ防止翼板
10とを別体に形成して組み付けることにより支持具1
を構成していることとなるが、支持主体2には、貫入穴
6と先端尖部3とを形成するだけであるので、極めて簡
単に製造でき、一方、倒れ防止翼板10には、貫通筒孔
11と放射状に延設される翼板10a,10bとを形成
するだけであるので、極めて簡単に製造でき、結果的に
全体の製造を簡単にすることができると共に製造コスト
を抑制することもできる。
【0005】また、支持主体2の上部は、その外周に放
射状に突設されるリブ5を有する頭部4として形成する
ことにより、貫入穴6に貫入される支柱41から受ける
応力に対して支持主体2の上部の強度を向上させること
ができると共に、材料費の低減を図ることができる。
射状に突設されるリブ5を有する頭部4として形成する
ことにより、貫入穴6に貫入される支柱41から受ける
応力に対して支持主体2の上部の強度を向上させること
ができると共に、材料費の低減を図ることができる。
【0006】更に、頭部4と倒れ防止翼板10との間
に、支持主体2の地中への埋没を防止するストッパー環
15を貫挿することにより、支持主体2を地中に埋設し
たときに、少なくとも頭部4が地表に突出した状態とす
ることができる。
に、支持主体2の地中への埋没を防止するストッパー環
15を貫挿することにより、支持主体2を地中に埋設し
たときに、少なくとも頭部4が地表に突出した状態とす
ることができる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
実施形態について説明する。本発明に係る支持具1は、
図6に示すように、ビニルハウス40の支柱41を地中
に埋設する際に使用するものであり、先に支持具1を木
槌等で叩いて地中に埋設し、その埋設した状態で支持具
1の貫入穴6に支柱41を貫入することにより、ビニル
ハウスの支柱41を簡単に立設することができる。な
お、支持具1は、すべての支柱41に対応するように地
中に埋設しても良いし、図6に示すように、適宜間隔を
置いた支柱41にだけ対応するように埋設しても良い。
実施形態について説明する。本発明に係る支持具1は、
図6に示すように、ビニルハウス40の支柱41を地中
に埋設する際に使用するものであり、先に支持具1を木
槌等で叩いて地中に埋設し、その埋設した状態で支持具
1の貫入穴6に支柱41を貫入することにより、ビニル
ハウスの支柱41を簡単に立設することができる。な
お、支持具1は、すべての支柱41に対応するように地
中に埋設しても良いし、図6に示すように、適宜間隔を
置いた支柱41にだけ対応するように埋設しても良い。
【0008】次に、支持具1の詳細な構成について図1
及び図2を参照して説明する。図1及び図2は、第1実
施形態に係る支持具1を示し、図1は、支持具1の斜視
図であり、図2は、支持具1を地中に埋設したときの断
面図である。図において、支持具1は、支持しようとす
る支柱41が貫入される貫入穴6が形成されると共にそ
の先端が尖った先端尖部3となっている棒状の支持主体
2と、該支持主体2とは別体に形成されて該支持主体2
の外周に装着される貫通筒孔としての貫通テーパー筒孔
11を有し且つ放射状に延設される翼板10a,10b
を有する倒れ防止翼板10と、から構成されている。支
持主体2及び倒れ防止翼板10は、共にポリプロピレン
やポリエチレン等の樹脂材によって一体成型されてい
る。
及び図2を参照して説明する。図1及び図2は、第1実
施形態に係る支持具1を示し、図1は、支持具1の斜視
図であり、図2は、支持具1を地中に埋設したときの断
面図である。図において、支持具1は、支持しようとす
る支柱41が貫入される貫入穴6が形成されると共にそ
の先端が尖った先端尖部3となっている棒状の支持主体
2と、該支持主体2とは別体に形成されて該支持主体2
の外周に装着される貫通筒孔としての貫通テーパー筒孔
11を有し且つ放射状に延設される翼板10a,10b
を有する倒れ防止翼板10と、から構成されている。支
持主体2及び倒れ防止翼板10は、共にポリプロピレン
やポリエチレン等の樹脂材によって一体成型されてい
る。
【0009】支持主体2の上部は、その外周に放射状に
突設されるリブ5を有する頭部4として形成されてい
る。このように頭部4にリブ5を突設形成することによ
り、少ない材料で貫入穴6に貫入される支柱41から受
ける応力に対して支持主体2の上部の強度を向上させる
ことができ、割れ等の欠陥を生じ難くしている。また、
貫入穴6は、図2に示すように、その上部入口部分が支
柱41の受入を容易にするためテーパー状となっている
が、その下方は、ストレートの形状に形成されて支柱4
1を保持するようになっている。また、図示の実施例で
は、貫入穴6の底面から支持主体2の下端まで樹脂で充
満した状態として描かれているが、支持主体2が樹脂材
によって一体成型されていることに鑑みれば、貫通穴6
の底面から下方に貫通穴6よりも小さな径のヒケ防止用
穴8を形成することが望ましい。更に、支持主体2の外
周は、テーパー状に形成され、次に詳述する倒れ防止翼
板10の貫通テーパー筒孔11の内側テーパーと嵌合す
るようになっている。
突設されるリブ5を有する頭部4として形成されてい
る。このように頭部4にリブ5を突設形成することによ
り、少ない材料で貫入穴6に貫入される支柱41から受
ける応力に対して支持主体2の上部の強度を向上させる
ことができ、割れ等の欠陥を生じ難くしている。また、
貫入穴6は、図2に示すように、その上部入口部分が支
柱41の受入を容易にするためテーパー状となっている
が、その下方は、ストレートの形状に形成されて支柱4
1を保持するようになっている。また、図示の実施例で
は、貫入穴6の底面から支持主体2の下端まで樹脂で充
満した状態として描かれているが、支持主体2が樹脂材
によって一体成型されていることに鑑みれば、貫通穴6
の底面から下方に貫通穴6よりも小さな径のヒケ防止用
穴8を形成することが望ましい。更に、支持主体2の外
周は、テーパー状に形成され、次に詳述する倒れ防止翼
板10の貫通テーパー筒孔11の内側テーパーと嵌合す
るようになっている。
【0010】一方、倒れ防止翼板10は、その中心に前
記支持主体2の外周に貫挿される貫通テーパー筒孔11
を有し、該貫通テーパー筒孔11の左右対称位置から一
対の翼板10a,10bが一体的に突設されている。貫
通テーパー筒孔11は、前記支持主体2の下方から挿入
したときにそのテーパー内周が支持主体2のテーパー外
周と嵌合し、嵌合した後には、通常の状態で容易に抜く
ことができないようになっている。また、翼板10a,
10bは、飛行機の翼のように下方が傾斜しており、地
中に埋設する際にその作業を容易に行うことができるよ
うな形状となっている。なお、図示の翼板10a,10
bは、180度の対称位置に設けられる一対のものとし
て示したが、放射状に延設される形状であれば、3枚で
も4枚でも良い。
記支持主体2の外周に貫挿される貫通テーパー筒孔11
を有し、該貫通テーパー筒孔11の左右対称位置から一
対の翼板10a,10bが一体的に突設されている。貫
通テーパー筒孔11は、前記支持主体2の下方から挿入
したときにそのテーパー内周が支持主体2のテーパー外
周と嵌合し、嵌合した後には、通常の状態で容易に抜く
ことができないようになっている。また、翼板10a,
10bは、飛行機の翼のように下方が傾斜しており、地
中に埋設する際にその作業を容易に行うことができるよ
うな形状となっている。なお、図示の翼板10a,10
bは、180度の対称位置に設けられる一対のものとし
て示したが、放射状に延設される形状であれば、3枚で
も4枚でも良い。
【0011】また、支持具1の頭部4と倒れ防止翼板1
0との間には、前記支持主体2の地中への埋没を防止す
るストッパー環15が貫挿される。このストッパー環1
5は、支持主体2の外周に貫通され、前記リブ5の下端
に当接した状態となる。このため、支持具1を地中に埋
設したときには、図2に示すように、ストッパー環15
が地表に接した状態でそれ以上の埋め込みを防止するの
で、頭部4が地表に突出した状態で支持具1を地中に保
持することとなる。なお、このストッパー環15も樹脂
材によって成型されるものである。
0との間には、前記支持主体2の地中への埋没を防止す
るストッパー環15が貫挿される。このストッパー環1
5は、支持主体2の外周に貫通され、前記リブ5の下端
に当接した状態となる。このため、支持具1を地中に埋
設したときには、図2に示すように、ストッパー環15
が地表に接した状態でそれ以上の埋め込みを防止するの
で、頭部4が地表に突出した状態で支持具1を地中に保
持することとなる。なお、このストッパー環15も樹脂
材によって成型されるものである。
【0012】以上、第1実施形態に係る支持具1の構成
について説明してきたが、この支持具1によれば、支持
主体2にまずストッパー環15を貫挿し、その後、支持
主体2の下方から倒れ防止翼板10の貫通テーパー筒孔
11を支持主体2の外周に挿入して強く押し上げること
により筒孔11のテーパー内周と支持主体2のテーパー
外周とを強固に係合させて支持具1を組み付ける。その
組み付けた状態で支持主体2の頭部4を木槌で叩くこと
により、ストッパー環15が地表と接するまで支持主体
2及び倒れ防止翼板10が地中に埋設される。そのよう
に埋設された状態では、支柱41に外力が作用しても倒
れ防止翼板10の翼板10a,10bと土との接触に基
づく抵抗力により、支柱41が倒れることなく、長期間
に亘って安定的に保持されるものである。
について説明してきたが、この支持具1によれば、支持
主体2にまずストッパー環15を貫挿し、その後、支持
主体2の下方から倒れ防止翼板10の貫通テーパー筒孔
11を支持主体2の外周に挿入して強く押し上げること
により筒孔11のテーパー内周と支持主体2のテーパー
外周とを強固に係合させて支持具1を組み付ける。その
組み付けた状態で支持主体2の頭部4を木槌で叩くこと
により、ストッパー環15が地表と接するまで支持主体
2及び倒れ防止翼板10が地中に埋設される。そのよう
に埋設された状態では、支柱41に外力が作用しても倒
れ防止翼板10の翼板10a,10bと土との接触に基
づく抵抗力により、支柱41が倒れることなく、長期間
に亘って安定的に保持されるものである。
【0013】また、第1実施形態に係る支持具1は、支
持主体2とそれを地中で支える倒れ防止翼板10とを別
体に形成して組み付けることにより支持具1を構成して
いることとなるが、支持主体2には、貫入穴6と先端尖
部3とを形成するだけであるので、極めて簡単に製造で
き、一方、倒れ防止翼板10には、貫通テーパー筒孔1
1と放射状に延設される翼板10a,10bとを形成す
るだけであるので、極めて簡単に製造でき、結果的に全
体の製造を簡単にすることができると共に製造コストを
抑制することもできる。
持主体2とそれを地中で支える倒れ防止翼板10とを別
体に形成して組み付けることにより支持具1を構成して
いることとなるが、支持主体2には、貫入穴6と先端尖
部3とを形成するだけであるので、極めて簡単に製造で
き、一方、倒れ防止翼板10には、貫通テーパー筒孔1
1と放射状に延設される翼板10a,10bとを形成す
るだけであるので、極めて簡単に製造でき、結果的に全
体の製造を簡単にすることができると共に製造コストを
抑制することもできる。
【0014】上記した第1実施形態に係る支持具1にお
いては、支持主体2に対する倒れ防止翼板10の装着を
内周テーパーと外周テーパーとの嵌合によって行うもの
を示したが、より確実に行うために、図3に示すよう
に、支持主体2の頭部4より下方に雄ネジ部7を形成
し、倒れ防止翼板10の貫通テーパー筒孔11の上部に
雌ネジ部12を形成して、これらを螺合することによ
り、倒れ防止翼板10を支持主体2に装着するようにし
ても良い。この場合には、必ずしも支持主体2の外周及
び貫通筒孔11の内周をテーパー状に形成する必要はな
く、ストレートに形成しても良い。
いては、支持主体2に対する倒れ防止翼板10の装着を
内周テーパーと外周テーパーとの嵌合によって行うもの
を示したが、より確実に行うために、図3に示すよう
に、支持主体2の頭部4より下方に雄ネジ部7を形成
し、倒れ防止翼板10の貫通テーパー筒孔11の上部に
雌ネジ部12を形成して、これらを螺合することによ
り、倒れ防止翼板10を支持主体2に装着するようにし
ても良い。この場合には、必ずしも支持主体2の外周及
び貫通筒孔11の内周をテーパー状に形成する必要はな
く、ストレートに形成しても良い。
【0015】また、上記した第1実施形態に係る支持具
1においては、支持主体2の外周形状を円筒状とし、倒
れ防止翼板10の内周テーパーと支持主体2の外周テー
パーとを嵌合させて装着するものを示したが、支持主体
の外周形状及び支持主体への倒れ防止翼板の装着は、こ
れに限るものではない。例えば、図4及び図5に示す第
2実施形態に係る支持具20のように構成しても良い。
図4は、支持具20の斜視図であり、図5は、支持具2
0を地中に埋設したときの断面図である。図において、
第2実施形態における支持具20は、第1実施形態にお
ける支持具1とほぼ同じように、樹脂材からなる支持主
体21と倒れ防止翼板30とから構成され、支持主体2
1には、貫入穴25が形成されると共に先端部に先端尖
部22を有し、上部にリブ24を有する頭部23を有し
ている。ただし、第1実施形態の支持具1と相違するの
は、頭部23を除く支持主体21の形状が角筒状である
点であり、また、次に説明する倒れ防止翼板30を装着
するための止め突起26が角筒状の角面の上部に突設さ
れている点である。
1においては、支持主体2の外周形状を円筒状とし、倒
れ防止翼板10の内周テーパーと支持主体2の外周テー
パーとを嵌合させて装着するものを示したが、支持主体
の外周形状及び支持主体への倒れ防止翼板の装着は、こ
れに限るものではない。例えば、図4及び図5に示す第
2実施形態に係る支持具20のように構成しても良い。
図4は、支持具20の斜視図であり、図5は、支持具2
0を地中に埋設したときの断面図である。図において、
第2実施形態における支持具20は、第1実施形態にお
ける支持具1とほぼ同じように、樹脂材からなる支持主
体21と倒れ防止翼板30とから構成され、支持主体2
1には、貫入穴25が形成されると共に先端部に先端尖
部22を有し、上部にリブ24を有する頭部23を有し
ている。ただし、第1実施形態の支持具1と相違するの
は、頭部23を除く支持主体21の形状が角筒状である
点であり、また、次に説明する倒れ防止翼板30を装着
するための止め突起26が角筒状の角面の上部に突設さ
れている点である。
【0016】一方、第2実施形態に係る倒れ防止翼板3
0は、支持主体21の角筒部を左右から挟持し且つ翼板
部が外側に向かって延設されるように形成される一対の
分割翼板30a,30bによって構成されるものであ
る。即ち、一方の分割翼板30aの中央部の三角凸状に
形成される部分で支持主体21の角筒部の2面を覆い、
他方の分割翼板30bの三角凸状に形成される部分で角
筒部の他の2面を覆って翼板部分を当接し、その当接し
た状態で翼板部分をビス止め31することにより、支持
主体21を倒れ防止翼板30で挟持するようになってい
る。ただし、この状態では、挟持圧だけで倒れ防止翼板
30を支持主体21に取り付けた状態となるので、その
装着が不安定である恐れがあるため、分割翼板30a,
30bの三角凸状面の上部に前記止め突起26と係合す
るための係合穴32を穿設し、支持主体21を分割翼板
30a,30bで挟持する際に、前記係合穴32を止め
突起26に係合させ、その後、ビス止め31することに
より、支持主体21に倒れ防止翼板30を確実に装着す
ることができる。
0は、支持主体21の角筒部を左右から挟持し且つ翼板
部が外側に向かって延設されるように形成される一対の
分割翼板30a,30bによって構成されるものであ
る。即ち、一方の分割翼板30aの中央部の三角凸状に
形成される部分で支持主体21の角筒部の2面を覆い、
他方の分割翼板30bの三角凸状に形成される部分で角
筒部の他の2面を覆って翼板部分を当接し、その当接し
た状態で翼板部分をビス止め31することにより、支持
主体21を倒れ防止翼板30で挟持するようになってい
る。ただし、この状態では、挟持圧だけで倒れ防止翼板
30を支持主体21に取り付けた状態となるので、その
装着が不安定である恐れがあるため、分割翼板30a,
30bの三角凸状面の上部に前記止め突起26と係合す
るための係合穴32を穿設し、支持主体21を分割翼板
30a,30bで挟持する際に、前記係合穴32を止め
突起26に係合させ、その後、ビス止め31することに
より、支持主体21に倒れ防止翼板30を確実に装着す
ることができる。
【0017】また、角筒状の支持主体21に貫挿される
ストッパー環35には、ストッパー環35を支持主体2
1の下部から挿入したときに前記止め突起26との引っ
掛かりをなくすために逃げ孔36が形成されているた
め、ストッパー環35を頭部23と倒れ防止翼板30と
の間に貫挿することができる。
ストッパー環35には、ストッパー環35を支持主体2
1の下部から挿入したときに前記止め突起26との引っ
掛かりをなくすために逃げ孔36が形成されているた
め、ストッパー環35を頭部23と倒れ防止翼板30と
の間に貫挿することができる。
【0018】上記のように構成される第2実施形態に係
る支持具20においても、支持主体21にストッパー環
35及び倒れ防止翼板30を組み付けた状態で支持主体
21の頭部23を木槌で叩くことにより、ストッパー環
35が地表と接するまで支持主体21及び倒れ防止翼板
30が地中に埋設され、そのように埋設された状態で
は、支柱41に外力が作用しても倒れ防止翼板30の翼
板と土との接触に基づく抵抗力により、支柱41が倒れ
ることなく、長期間に亘って安定的に保持されるもので
ある。
る支持具20においても、支持主体21にストッパー環
35及び倒れ防止翼板30を組み付けた状態で支持主体
21の頭部23を木槌で叩くことにより、ストッパー環
35が地表と接するまで支持主体21及び倒れ防止翼板
30が地中に埋設され、そのように埋設された状態で
は、支柱41に外力が作用しても倒れ防止翼板30の翼
板と土との接触に基づく抵抗力により、支柱41が倒れ
ることなく、長期間に亘って安定的に保持されるもので
ある。
【0019】また、第2実施形態に係る支持具20は、
支持主体21とそれを地中で支える倒れ防止翼板30の
分割翼板30a,30bとを別体に形成して組み付ける
ことにより支持具20を構成していることとなるが、支
持主体21には、貫入穴25と先端尖部22とを形成す
るだけであるので、極めて簡単に製造でき、一方、倒れ
防止翼板30には、三角凸状を有する分割翼板30a,
30bを形成するだけであるので、極めて簡単に製造で
き、結果的に全体の製造を簡単にすることができると共
に製造コストを抑制することもできる。
支持主体21とそれを地中で支える倒れ防止翼板30の
分割翼板30a,30bとを別体に形成して組み付ける
ことにより支持具20を構成していることとなるが、支
持主体21には、貫入穴25と先端尖部22とを形成す
るだけであるので、極めて簡単に製造でき、一方、倒れ
防止翼板30には、三角凸状を有する分割翼板30a,
30bを形成するだけであるので、極めて簡単に製造で
き、結果的に全体の製造を簡単にすることができると共
に製造コストを抑制することもできる。
【0020】以上、第1実施形態及び第2実施形態に係
る支持具1,20について説明してきたが、支持主体の
断面形状は、円筒状であっても角筒状であっても良いこ
とは、第1実施形態と第2実施形態で示したとおりであ
り、頭部4,23の断面形状も図示のように円筒状だけ
でなく、多角形の筒状であっても良い。
る支持具1,20について説明してきたが、支持主体の
断面形状は、円筒状であっても角筒状であっても良いこ
とは、第1実施形態と第2実施形態で示したとおりであ
り、頭部4,23の断面形状も図示のように円筒状だけ
でなく、多角形の筒状であっても良い。
【0021】
【発明の効果】以上、説明したところから明らかなよう
に、本発明においては、支持主体とそれを地中で支える
倒れ防止翼板とを別体に形成して組み付けることにより
支持具を構成していることとなるが、支持主体には、貫
入穴と先端尖部とを形成するだけであるので、極めて簡
単に製造でき、一方、倒れ防止翼板には、貫通筒孔と放
射状に延設される翼板とを形成するだけであるので、極
めて簡単に製造でき、結果的に全体の製造を簡単にする
ことができると共に製造コストを抑制することもでき
る。
に、本発明においては、支持主体とそれを地中で支える
倒れ防止翼板とを別体に形成して組み付けることにより
支持具を構成していることとなるが、支持主体には、貫
入穴と先端尖部とを形成するだけであるので、極めて簡
単に製造でき、一方、倒れ防止翼板には、貫通筒孔と放
射状に延設される翼板とを形成するだけであるので、極
めて簡単に製造でき、結果的に全体の製造を簡単にする
ことができると共に製造コストを抑制することもでき
る。
【0022】また、支持主体の上部は、その外周に放射
状に突設されるリブを有する頭部として形成することに
より、貫入穴に貫入される支柱から受ける応力に対して
支持主体の上部の強度を向上させることができると共
に、材料費の低減を図ることができる。
状に突設されるリブを有する頭部として形成することに
より、貫入穴に貫入される支柱から受ける応力に対して
支持主体の上部の強度を向上させることができると共
に、材料費の低減を図ることができる。
【0023】更に、頭部と倒れ防止翼板との間に、支持
主体の地中への埋没を防止するストッパー環を貫挿する
ことにより、支持主体を地中に埋設したときに、少なく
とも頭部が地表に突出した状態とすることができ、支柱
の支持具への貫挿作業を行い易くすることができる。
主体の地中への埋没を防止するストッパー環を貫挿する
ことにより、支持主体を地中に埋設したときに、少なく
とも頭部が地表に突出した状態とすることができ、支柱
の支持具への貫挿作業を行い易くすることができる。
【図1】第1実施形態に係る支持具の斜視図である。
【図2】第1実施形態に係る支持具を地中に埋設したと
きの断面図である。
きの断面図である。
【図3】第1実施形態に類似する支持具の支持主体と倒
れ防止翼板との装着状態を示す断面図である。
れ防止翼板との装着状態を示す断面図である。
【図4】第2実施形態に係る支持具の斜視図である。
【図5】第2実施形態に係る支持具を地中に埋設したと
きの断面図である。
きの断面図である。
【図6】第1実施形態に係る支持具を使用したビニルハ
ウスの概略図である。
ウスの概略図である。
1 支持具 2 支持主体 3 先端尖部 4 頭部 5 リブ 6 貫入穴 10 倒れ防止翼板 10a,10b 翼板 11 貫通テーパー筒孔(貫通筒孔) 15 ストッパー環 20 支持具 21 支持主体 22 先端尖部 23 頭部 24 リブ 25 貫入穴 26 止め突起 30 倒れ防止翼板 30a,30b 分割翼板 31 ビス止め 32 係合穴 35 ストッパー環 40 ビニルハウス 41 支柱
Claims (3)
- 【請求項1】 支持しようとする支柱が貫入される貫入
穴が形成されると共にその先端が尖った棒状の支持主体
と、該支持主体とは別体に形成されて該支持主体の外周
に装着される貫通筒孔を有し且つ放射状に延設される翼
板を有する倒れ防止翼板と、からなることを特徴とする
支柱の地中貫入支持具。 - 【請求項2】 前記支持主体の上部は、その外周に放射
状に突設されるリブを有する頭部として形成されている
ことを特徴とする請求項1記載の支柱の地中貫入支持
具。 - 【請求項3】 前記頭部と倒れ防止翼板との間には、前
記支持主体の地中への埋没を防止するストッパー環を貫
挿したことを特徴とする請求項2記載の支柱の地中貫入
支持具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7199177A JPH0925742A (ja) | 1995-07-11 | 1995-07-11 | 支柱の地中貫入支持具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7199177A JPH0925742A (ja) | 1995-07-11 | 1995-07-11 | 支柱の地中貫入支持具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0925742A true JPH0925742A (ja) | 1997-01-28 |
Family
ID=16403434
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7199177A Pending JPH0925742A (ja) | 1995-07-11 | 1995-07-11 | 支柱の地中貫入支持具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0925742A (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101317930B1 (ko) * | 2012-02-17 | 2013-10-16 | 신홍건 | 농업용 클립형 다용도 지지대 |
KR101345397B1 (ko) * | 2011-02-21 | 2013-12-30 | 태성이엔씨(주) | 가설방음벽용 포스트 부재 |
KR101420587B1 (ko) * | 2014-03-07 | 2014-08-13 | 강석 | 가드레일판이 구비된 지주 보강구조 |
CN105608994A (zh) * | 2016-03-22 | 2016-05-25 | 中国五冶集团有限公司 | 一种便于安装和拆除的插杆安放机构 |
CN105741675A (zh) * | 2016-03-22 | 2016-07-06 | 中国五冶集团有限公司 | 一种用于固定插杆的预埋装置 |
CN105935034A (zh) * | 2016-05-09 | 2016-09-14 | 江苏大学 | 一种防霜机立柱固定装置 |
CN105941024A (zh) * | 2016-05-09 | 2016-09-21 | 江苏大学 | 带斜扁支脚的防霜机立柱固定支座 |
KR101853730B1 (ko) * | 2016-12-14 | 2018-06-20 | 주식회사 히기아 | 게이트볼 게임용 조립체 |
-
1995
- 1995-07-11 JP JP7199177A patent/JPH0925742A/ja active Pending
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101345397B1 (ko) * | 2011-02-21 | 2013-12-30 | 태성이엔씨(주) | 가설방음벽용 포스트 부재 |
KR101317930B1 (ko) * | 2012-02-17 | 2013-10-16 | 신홍건 | 농업용 클립형 다용도 지지대 |
KR101420587B1 (ko) * | 2014-03-07 | 2014-08-13 | 강석 | 가드레일판이 구비된 지주 보강구조 |
CN105608994A (zh) * | 2016-03-22 | 2016-05-25 | 中国五冶集团有限公司 | 一种便于安装和拆除的插杆安放机构 |
CN105741675A (zh) * | 2016-03-22 | 2016-07-06 | 中国五冶集团有限公司 | 一种用于固定插杆的预埋装置 |
CN105608994B (zh) * | 2016-03-22 | 2018-01-02 | 中国五冶集团有限公司 | 一种便于安装和拆除的插杆安放机构 |
CN105741675B (zh) * | 2016-03-22 | 2018-04-24 | 中国五冶集团有限公司 | 一种用于固定插杆的预埋装置 |
CN105935034A (zh) * | 2016-05-09 | 2016-09-14 | 江苏大学 | 一种防霜机立柱固定装置 |
CN105941024A (zh) * | 2016-05-09 | 2016-09-21 | 江苏大学 | 带斜扁支脚的防霜机立柱固定支座 |
KR101853730B1 (ko) * | 2016-12-14 | 2018-06-20 | 주식회사 히기아 | 게이트볼 게임용 조립체 |
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