JP3177074U - アンカー付閉塞栓 - Google Patents

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Abstract

【課題】コンクリート壁面の上から塗るモルタルやモルタルの上に貼り付けるタイル等の外装材の剥落防止性能を向上させたアンカー付閉塞栓を提供すること。
【解決手段】アンカー付閉塞栓1は、コンクリ−ト打設用の型枠の支持に使用したコーンを除去した後にコンクリート壁面に形成されたコーン穴を塞ぐ閉塞栓であって、断面が台形を成す栓体4の小径側にナット部を埋設する一方、大径側表面2にアンカー部材6を構成するフレーム部7と、外周側支柱部8aおよび中央支柱部8bの先端部が突出するように外周側支柱部8aおよび中央支柱部8bの基部を埋設し、かつ、栓体4の大径側表面2から突出した外周側支柱部8aに係止部材9を括り付けたものである。
【選択図】図1

Description

本考案は、コンクリ−ト構造物の壁面に残るコーンの跡穴であるコーン穴を塞ぐ閉塞栓に関し、特に、その上に塗り付けるモルタルやモルタルの上に貼り付けるタイル等の外装材(仕上げ材)の剥落防止性能を向上させたアンカー付閉塞栓に関する。
コンクリ−ト構造物には型枠の保持に使用していたコーンの跡穴であるコーン穴が残るため、そのコーン穴を塞ぐためにコ−ンとほぼ同一形状の閉塞栓で塞ぎ、その上からモルタルを塗り付けてタイル等の外装材(仕上げ材)を貼り付けて仕上げている。そしてこのモルタルやタイル等の外装材の剥落を防止するために、コ−ン穴を埋める閉塞栓にアンカー部材を取り付けたアンカー付閉塞栓を提案している(例えば、特許文献1参照)
実用新案登録第3130116号公報
しかし、前述の特許文献1に記載の従来のアンカー付閉塞栓では、コーン穴から突出したアンカー部材の一部がその上から塗り付けるモルタルに埋設されて付着するものの、アンカー部材に広がりがなく、局所的であるため、モルタルやタイル等の外装材の剥落防止には不十分であった。
特に、東日本大震災以降、その余震や中小の地震が頻繁に発生し、コンクリート建造物の耐震性だけでなく、コンクリート壁面の上から塗るモルタルやモルタルの上に貼り付けるタイル等の外装材(仕上げ材)の剥落防止性能の向上が要求されている。
そこで、本考案は、コンクリート壁面の上から塗るモルタルやモルタルの上に貼り付けるタイル等の外装材の剥落防止性能を向上させたアンカー付閉塞栓を提供することを目的とする。
前記課題を解決するため、本考案に係るアンカー付閉塞栓は、コンクリ−ト打設用の型枠の支持に使用したコーンを除去した後にコンクリート壁面に形成されたコーン穴を塞ぐ閉塞栓であって、断面が台形を成す栓体の小径側にナット部を埋設する一方、その小径側とは反対側となる大径側にアンカー部材の一部が突出するようにアンカー部材の基部を埋設し、かつ、栓体の大径側から突出したアンカー部材の一部に係止部材を取り付けたことを特徴とする。
ここで、係止部材は、ほぼ半分に折り返し、折り返し部分にその先端部を通してアンカー部材を取り囲む輪を作り、その輪をすぼめてアンカー部材に括り付けるようにすると良い。
また、係止部材は、栓体の大径側の外周に沿って埋設されたアンカー部材の外周側支柱部に括り付けられるようにすると良い。
また、係止部材が括り付けられる外周側支柱部は、その断面形状が多角形の角柱であるようにすると良い。
また、係止部材は、ポリエチレン等の熱可塑性樹脂を溶解して押し出し後、高延伸した線材であって、塑性変形により形状保持する素材を使用すると良い。
また、係止部材は、ほぼ半分に折り返して使用するものとし、半分に折り返したときの長さは、隣接するアンカー付閉塞栓間の距離のほぼ1/2または1/2以上とすると良い。
本考案のアンカー付閉塞栓では、栓体の小径側にナット部を埋設する一方、その小径側とは反対側となる大径側にアンカー部材の一部が突出するようにアンカー部材の基部を埋設し、かつ、栓体の大径側から突出したアンカー部材の一部に係止部材を取り付けたため、アンカー付閉塞栓をコーンの跡穴に取り付けた上からモルタルを塗布した場合、そのモルタルの中にアンカー部材だけでなく、係止部材も埋設されて、アンカー部材および係止部材が硬化したモルタルに付着するので、コンクリート壁面の上から塗るモルタルやモルタルの上に貼り付けるタイル等の外装材(仕上げ材)の剥落防止性能を向上させることができる。
本考案に係る実施形態のアンカー付閉塞栓を示す図である。 このアンカー付閉塞栓の正面図である。 (a), (b)それぞれ、図2におけるA−A線断面図、B−B線断面図である。 アンカー部材の構成を示す斜視図である。 (a)〜 (c)それぞれ、本実施形態のアンカー付閉塞栓の使用手順を示す図である 円形フレーム部に嵌合する十字溝が掘られたアタッチメントの一例を示す斜視図である。 コンクリート壁面にこのアンカー付閉塞栓を埋設した後、モルタルを塗った状態を示す部分断面平面図である。 アンカー付閉塞栓とアタッチメントの他の例を示す斜視図である。 アンカー付閉塞栓の他の例を示す斜視図である。 アンカー付閉塞栓の他の例を示す斜視図である。
以下、本考案に係るアンカー付閉塞栓1の実施の形態を、添付図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、このアンカー付閉塞栓1の斜視図、図2は、このアンカー付閉塞栓1の正面図、図3(a)は、そのA−A線断面図、図3(b)は、そのB−B線断面図、図4は、アンカー部材6の構成を示す斜視図である。
このアンカー付閉塞栓1は、その断面形状が台形状のコ−ンと同様の外形を有しており、大径側を大径側表面(以下、大径側表面という。)2とし、小径側を小径側裏面3(以下、小径側裏面という。)とするモルタル素材の栓体4から構成される。栓体4の小径側裏面3側には、セパレーター(図示せず。)の先端部に螺合する金属製のナット部5を埋設する一方、大径側表面2には、アンカー部材6を構成するフレーム部7と支柱部である外周側支柱部8aおよび中央支柱部8bの先端部とが突出するようにそれらの基部を埋設している。
フレーム部7は、図3(a),(b)に示すように、栓体4の大径側表面2の外周よりやや小さい外径を有するリング状の円形フレーム部7aと、その円形フレーム部7aの内側から中心に向かって延びその中心で十字状に交差する2本の交差フレーム部7bとから構成されている。
支柱部は、円形フレーム部7aと交差フレーム部7bと交点から栓体4の大径側表面2の方へ延びて、栓体4の大径側外周に沿って栓体4にその基部が埋設される4本の外周側支柱部8aと、2本の交差フレーム部7bの交点から栓体4の大径側表面2の方向へ延びて、栓体4のほぼ中心にその基部が埋設される1本の中央支柱部8bとから構成されている。ここで、4本の外周側支柱部8aは、その断面形状が例えば正方形や4角形等の角柱であるのに対し、中央支柱部8bの断面形状は例えば十字形の角柱としている。これにより、中央支柱部8bは、外周側支柱部8aよりも、栓体4を形成するモルタル素材との付着面積が増大するので、栓体4や、このアンカー付閉塞栓1を埋設後その上から塗付けるモルタルとの付着強度が向上する。
また、外周側支柱部8aおよび中央支柱部8bの基部の先端には、図4等に示すように、アンカー部材6が栓体4から抜けないようにそれぞれ球形状の突部8a1または円盤状の突部8b1が設けられている。なお、本考案では、外周側支柱部8aおよび中央支柱部8bの断面形状や突部8a1,8b1を設けること等は任意である。
そして、本実施形態では、図1〜図4に示すように、栓体4の大径側表面2の外周に沿って埋設され、栓体4の大径側表面2から突出した4本の外周側支柱部8aにそれぞれ係止部材9を括り付ける。ここで、係止部材9としては、合成樹脂や金属性でも良いが、ここでは、例えば、ポリエチレン等の熱可塑性樹脂を溶解して押し出し後、高延伸した線材であって、塑性変形により形状保持する素材であるテクノロート(三井化学株式会社の登録商標)等を使用する。ただし、本発明では、特にテクノロートにこだわるものではないが、形状保持する素材であればワイヤ等でも良い。
また、係止部材9は、図1〜図4に示すように、例えば、各外周側支柱部8a毎に用意して、それぞれ半分に折り返し、折り返し部分にその先端部を通して各外周側支柱部8aを取り囲む輪を作り、その輪をすぼめて各外周側支柱部8aに括り付ける。ここで、係止部材9を半分に折り返したときの長さは、後述する図6に示すように隣接するアンカー付閉塞栓1間の距離のほぼ1/2または1/2以上とすると良い。具体的には、アンカー付閉塞栓1間の距離が例えば、600mmとすると、600mm以上の長さを有する係止部材9を半分に折り返して300mm以上にすると良い。係止部材9を半分に折り返したときの長さを上下方向または横方向で隣接するアンカー付閉塞栓1間の距離の1/2以上にすると、後述する図6に示すように隣接するアンカー付閉塞栓1同士でそれぞれ係止部材9の先端が重なることになり、係止部材9の先端が重ならない場合よりもコンクリート壁面10の上から塗るモルタル13やモルタル13の上に貼り付けるタイル等の外装材(仕上げ材)の剥落防止性能を向上させることができる。
次に、本実施形態のアンカー付閉塞栓1の使用方法について、図面を参照して説明する。
図5は、本実施形態のアンカー付閉塞栓1の使用手順を示す図である。
まず、図5(a)に示すように、コンクリート壁面10からコンクリ−ト打設用の型枠の支持に使用したコーン(図示せず)を除去すると、コンクリート壁面10にはコーン穴11が形成される。その際、コーン穴11には、セパレーター12の先端部が突出している。
そのため、各外周側支柱部8aに係止部材9が括り付けられた本実施形態のアンカー付閉塞栓1をコーン穴11に埋設する。その際、コーン穴11からはネジ部が形成されたセパレーター12の先端部が突出しているので、円形フレーム部7a側を持ってアンカー付閉塞栓1を回転させたり、例えば、図6に示すような交差フレーム部7bに嵌合する十字溝20aが掘られた専用のアタッチメント20を用意して、これを電動ドライバ(図示せず。)に取り付けてアンカー付閉塞栓1を回転させながら、図5(b)に示すように、そのナット部5をセパレーター12の先端部のネジ部に螺合させてこのアンカー付閉塞栓1をコーン穴11に埋設する。
すると、アンカー付閉塞栓1の大径側表面2から、アンカー部材6を構成するフレーム部7と外周側支柱部8aおよび中央支柱部8bの先端部とが突出しており、大径側表面2から突出している4本の外周側支柱部8aには、それぞれ、係止部材9が半分に折り返して括り付けられているため、図6に示すようにコンクリート壁面10全体に放射状に広がる。
そして、図7に示すように、そのコンクリート壁面10の上、すなわちコーン穴11に埋設されたアンカー付閉塞栓1や、各アンカー付閉塞栓1の外周側支柱部8aからコンクリート壁面10全体に放射状に広がった係止部材9の上にモルタル13を一定厚で塗り付ける。
すると、図5(c)に示すように、アンカー付閉塞栓1の大径側表面2から突出した円形フレーム部7aや外周側支柱部8aおよび中央支柱部8bがモルタル13内に埋設される共に、各外周側支柱部8aに括り付けられて放射状に広がった係止部材9もモルタル13内に埋設される。なお、そのモルタル13の外側にさらにタイル等の外装材(仕上材)を貼り付けても良い。
そして、コンクリート壁面10に塗付けたモルタル13が硬化すると、アンカー付閉塞栓1の大径側表面2から突出した円形フレーム部7aや外周側支柱部8aおよび中央支柱部8bがモルタル13に付着すると共に、各外周側支柱部8aから放射状に広がった係止部材9もモルタル13に付着するため、コンクリート壁面10におけるモルタル13やその外装材等の剥落防止性能を向上させることができる。その結果、地震等が発生しても、コンクリート壁面10に塗付けたモルタル13やその外装材等の剥落による被害を最小限に留めることができる。
特に、本実施形態のアンカー付閉塞栓1では、係止部材9は、図3(b)等に示すように、栓体4の大径側表面2の外周に沿って90度間隔で埋設された4本の外周側支柱部8aにそれぞれ括り付けているので、図7に示すように係止部材9を放射状に確実に広げることが可能となる。その結果、係止部材9とその上から塗付けるモルタル13との付着が均一化するため、この点で、モルタル13やモルタル13の上に貼り付けるタイル等の外装材(仕上げ材)の剥落防止性能を向上させることができる。
また、本実施形態のアンカー付閉塞栓1では、外周側支柱部8aは、その断面形状が正方形等の角柱であるため、形状保持作用のある係止部材9を単に括り付けただけでも、係止部材9が回転することを簡単に防止できる。その結果、このアンカー付閉塞栓1を垂直なコンクリート壁面10に埋設して、各外周側支柱部8aにそれぞれ括り付けた係止部材9を上方向や左右方向などに放射状に広げた場合でも、係止部材9が回転することを防止できるので、係止部材9を確実に放射状に広げることが可能になり、係止部材9とモルタル13との付着が均一化し、この点でもモルタル13やモルタル13の上に貼り付けるタイル等の外装材(仕上4げ材)の剥落防止性能を向上させることができる。
また、本実施形態のアンカー付閉塞栓1では、係止部材9は、栓体4の大径側表面2における中心寄りの中央支柱部8bではなく、栓体4の大径側表面2の外周に沿って埋設された4本の外周側支柱部8aに括り付けるので、係止部材9を括り付け易いという効果がある。さらに、係止部材9は、栓体4の中に埋設してアンカー付閉塞栓1に取り付けるのではなく、栓体4の大径側表面2から突出した外周側支柱部8aに括り付けているため、この点でも係止部材9を括り付け易いという効果がある。
また、各外周側支柱部8aに括り付ける係止部材9は、図1や図4等に示すように、それぞれ、1本の係止部材9をほぼ半分に折り返して各外周側支柱部8aに括り付けている。そして、フレーム穴間の間隔、すなわちアンカー付閉塞栓1間の間隔を約600mmとすると、隣接するアンカー付閉塞栓1間の上下方向または横方向の間隔を約600mm、あるいはそれ以上として、その長さの係止部材9を折り返すことにより、隣接するアンカー付閉塞栓1間の上下方向または横方向の間隔である600mmの約1/2、あるいはそれ以上としている。そのため、各アンカー付閉塞栓1の外周側支柱部8aに括り付けた係止部材9を放射状に広げると、隣接する各アンカー付閉塞栓1間で係止部材9同士がその先端で重なることになり、係止部材9とモルタル13との付着強度をより向上させることが可能となる。なお、半分に折り返した係止部材9の長さを、隣接するアンカー付閉塞栓1間の対角線方向の間隔である約848mmの約1/2以上にすると、上下横方向だけでなく、対角線方向でも隣接するアンカー付閉塞栓1間で係止部材9同士が重なることになり、係止部材9とモルタル13との付着強度をより向上させることが可能となる。
また、本実施形態において、栓体4はモルタル素材であるが合成樹脂素材でもよく、またナット部5は金属製でも合成樹脂製でもよい。さらにアンカー部材6はプラスチック等の硬質の合成樹脂素材で一体成形されているが金属素材でも差し支えない。さらに、円形フレーム部7aは、円形でなく4角形でも他の形状でも構わないし、交差フレーム部7bの本数を変えたり,外周側支柱部8aや中央支柱部8bの基部(下部)を連結してもよく、いずれも特に限定するものではない。
また、本実施形態では、係止部材9を上述のように栓体4の大径側表面2の外周に沿って90度間隔で埋設された各外周側支柱部8aにそれぞれ括り付けて説明したが、係止部材9を栓体4の大径側表面2から突出するアンカー部材6の円形フレーム部7aや、十字状の交差フレーム部7bに取り付けるようにしても勿論良い。また、係止部材9をアンカー部材6に括り付ける際に、固く縛り付けるようにしても良いし、縛らずに接着剤などで係止部材9をアンカー部材6に固着したり、さらには1箇所に3本以上の係止部材9を取り付けても、その折り返した係止部材9の長さが異なるようにしても勿論良く、要は、係止部材9が栓体4の大径側表面2から突出したアンカー部材6の一部に取り付けられていれば良い。
また、係止部材9は、その外側面が平面的なものに限らず、所々に節を設けてモルタル13との付着力を向上させても良いし、さらには、同一の外周側支柱部8aから延びている係止部材9の端部同士を溶着や結ぶ等して結合しても良いし、さらには、隣接して配置された各外周側支柱部8aから延びている係止部材9の端部同士、すなわち他の外周側支柱部8aから延びている係止部材9の端部同士を溶着や結ぶ等して結合して、モルタル13との付着力を向上させるようにしても良い。
また、アンカー部材6は、図1〜図4に示すフレーム部7や支柱部8a,8bからなる形状のものに限らず、例えば、図8に示すように、係止部材9の括り付け孔8c1が設けられた支柱部8cでも良い。ただし、この場合には、アンカー付閉塞栓1を回転させるために、栓体4の大径側表面2に六角柱形状の被係合部41を設け、その被係合部41に合わせて断面六角形状の係合穴20bが掘られた専用のアタッチメント20を電動ドライバ(図示せず。)に取り付けてアンカー付閉塞栓1を回転させるようにする。また、アンカー部材6は、図9に示すように、長孔8d1を有するU字形状部材8dを栓体4に埋設して、その長孔8d1に線材の係止部材9を取り付けるようにしても良いし、さらには、図10に示すように抜止め部8e1が設けられた支柱部8eにより構成して、その抜止め部8e1に線材ではなく合成樹脂製の係止部材9’に形成された取付け孔9a’を嵌めて取り付けるようにしても勿論良い。ここで、図8に示す支柱部8cや、図9に示すU字形状部材8d、図10に示す支柱部8eは、外周側支柱部8aと同様に、取り付けた係止部材9または係止部材9’が回転しないようにその断面形状が正方形等の角柱であると良い。
1 アンカー付閉塞栓
2 大径側表面
3 小径側裏面
4 栓体
5 ナット部
6 アンカー部材
7 フレーム部
7a 円形フレーム部
7b 交差フレーム部
8a 外周側支柱部
8b 中央支柱部
8c 支柱部
8c1 括り付け孔
8d U字形状部材
8d1 長孔
8e 支柱部
8e1 抜止め部
9,9’ 係止部材
9a’ 取付け孔
10 コンクリート壁面
11 コーン穴
12 セパレ−タ
13 モルタル
20 アタッチメント
20a 十字溝
20b 係合穴

Claims (6)

  1. コンクリ−ト打設用の型枠の支持に使用したコーンを除去した後にコンクリート壁面に形成されたコーン穴を塞ぐ閉塞栓であって、
    断面が台形を成す栓体の小径側にナット部を埋設する一方、その小径側とは反対側となる大径側にアンカー部材の一部が突出するようにアンカー部材の基部を埋設し、かつ、栓体の大径側から突出したアンカー部材の一部に係止部材を取り付けたことを特徴とするアンカー付閉塞栓。
  2. 請求項1記載のアンカー付閉塞栓において、
    係止部材は、ほぼ半分に折り返し、折り返し部分にその先端部を通してアンカー部材を取り囲む輪を作り、その輪をすぼめてアンカー部材に括り付けたことを特徴とするアンカー付閉塞栓。
  3. 請求項1または請求孔2記載のアンカー付閉塞栓において、
    係止部材は、栓体の大径側の外周に沿って埋設されたアンカー部材の外周側支柱部に括り付けられることを特徴とするアンカー付閉塞栓。
  4. 請求項3記載のアンカー付閉塞栓において、
    係止部材が括り付けられる外周側支柱部は、その断面形状が多角形の角柱であることを特徴とするアンカー付閉塞栓。
  5. 請求項1〜請求項4のいずれか一の請求項に記載のアンカー付閉塞栓において、
    係止部材は、ポリエチレン等の熱可塑性樹脂を溶解して押し出し後、高延伸した線材であって、塑性変形により形状保持する素材を使用することを特徴とするアンカー付閉塞栓。
  6. 請求項1〜請求項5のいずれか一の請求項に記載のアンカー付閉塞栓において、
    係止部材は、ほぼ半分に折り返して使用するものとし、半分に折り返したときの長さは、隣接するアンカー付閉塞栓間の距離のほぼ1/2または1/2以上とすることを特徴とするアンカー付閉塞栓。
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