JPH09256381A - 孔あきマット - Google Patents

孔あきマット

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JPH09256381A
JPH09256381A JP8096320A JP9632096A JPH09256381A JP H09256381 A JPH09256381 A JP H09256381A JP 8096320 A JP8096320 A JP 8096320A JP 9632096 A JP9632096 A JP 9632096A JP H09256381 A JPH09256381 A JP H09256381A
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perforated mat
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多克 和木
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充 野々田
Mitsuhiro Sato
光洋 佐藤
Katsuo Matsuzaki
勝夫 松崎
Yuzo Konoue
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 孔あきマット等を海底地盤上に配置して、沿
岸構造物の支持基礎を安定させて支持するに際して、孔
あきマットが地盤の変形に追従して容易に曲り得るよう
にして、地盤の洗掘が進行することを防止できるように
する。 【解決手段】 孔あきマット10には、マット本体の先
端部から所定の範囲に、多数の貫通孔12を設けた有孔
部11を配置し、水が流通可能に構成する。前記有孔部
に対して、孔を横に接続する位置に切れ目13を所定の
間隔で配置し、有孔部の下面の地盤が洗掘等により凹部
として形成された際に、前記切れ目を介して割れ目が形
成されることにより、マットを変形させて地盤上を覆う
ことができるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、防波堤や護岸等の
沿岸構造物を支持する基礎に対して、海底地盤の洗掘か
ら保護するマットに関し、特に、孔あきマットの地盤に
対する屈曲性の向上と、マットに設けた孔を介して浸透
する圧力が、残存圧力として地盤に残らないようにさせ
得る孔あきマットに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、防波堤や護岸等の沿岸構造物
を構築する際には、海底地盤を平らに均してから捨石基
礎等を所定の高さに構築し、その捨石基礎の上にケーソ
ン等を載置している。前記構造物を構築する海底地盤
が、砂地等のような潮流や波浪により影響を受けやすい
性質を有する地盤の場合には、基礎の洗掘防止を行って
いる。前記沿岸構造物の支持地盤の洗掘防止のために
は、例えば、特公平1−46645号公報や、特公平3
−76368号公報等に示されるように、基礎の洗掘防
止手段を適用することが知られている。前記従来例にお
いては、図20に示されるように、海底地盤2の上に所
定の高さと幅で捨石基礎3を構築し、その上面を平らに
してケーソン4を載置して防波堤1を構成する。
【0003】前記防波堤1においては、海側の側面に消
波ブロック6等を配置して、波浪の圧力が直接ケーソン
に作用しないような処理を行っている。前記図20に示
す例では、捨石基礎3を保護するために、前記基礎の先
端部からアスファルトマット7、8を地盤上に敷設して
おり、前記アスファルトマット7、8により、砂地等の
地盤が波浪により洗掘されることを防止する手段を構成
している。前記アスファルトマットとしては、例えば、
前記特公平3−76368号公報に示されるように、ア
スファルトマスチックの層の間にガラスクロス等のよう
な補強部材と、ワイヤロープのような吊り上げに使用す
る部材を一体に埋設しており、厚さが5〜10cmで、幅
が5m程度、長さが10〜20mの広い板状の部材とし
て構成される。
【0004】前記従来例のアスファルトマット8におい
ては、海側の端部に有孔部9を所定の範囲で構成してお
り、前記有孔部9には多数の孔9a……を配置して、海
水の流通を可能にし、マット先端部が波の圧力によりあ
おられることがないようにして、捨石基礎の端部の支持
作用を良好に行い得るようにしている。また、前記アス
ファルトマット8の有孔部9は屈曲性があるので、マッ
ト先端部の地盤が洗掘された場合でも、マットが洗掘さ
れた地盤に応じて曲り込んで地盤の中に入り込むことに
より、一定以上の洗掘作用が発生することがないように
保護する。前記構成に加えて、マットの先端部の屈曲性
を向上させるため、および、マット先端部が波浪により
あおられることを防止するために、マット先端部に重錘
部材を一体に設けることも有効であるとされる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前記従来例
に示されるように、マット先端部に多数の孔を設けた場
合でも、冬場のように水温が低い場合には、マットを構
成するアスファルトマスチックの柔軟性が小さくなり、
地盤の凹凸等に容易に対応しない場合がある。そして、
例えば、図21に示されるように、マット8の有孔部9
に対応する地盤2が洗掘を受けた場合に、その洗掘部2
aに対して有孔部9が容易に曲り込まずに、先端部が浮
いた状態で保持されるという問題が発生しやすい。した
がって、マットの先端部と地盤の洗掘部2aとの隙間か
ら海水が流通することと、マット先端部があおられる現
象が発生することにより、洗掘がさらに進行するという
不都合が生じやすい。そこで、前記マット先端部に重錘
部材等を取り付けて、マットの先端部の曲りこみを補助
する手段を適用することも可能であるが、マットに重錘
を取り付けることにより、マットの価格が上昇するこ
と、および、マット重量が増大することにより、取扱い
性が良くない等の問題がある。
【0006】前述したような問題の他に、孔あきマット
においては、図22に示すように、地盤2上に安定した
状態で載置された場合でも、その孔9aから常時海水が
流通する。つまり、マット8の有孔部9に配置する孔9
aを通って、波浪の影響によりマットの上下方向に海水
が流通するために、マットの孔を介して地盤に向けて入
り込んだ水は、砂等を巻き込んで上に向けて流れ出すこ
とになるので、マットに保護された部分の地盤から、砂
が常時吸い出される状態となる。したがって、前記アス
ファルトマットを敷設した構造物の支持地盤では、マッ
トが理想状態に湾曲して、マット先端部が地盤内に入り
込んで安定状態になるまでの間に、マットがあおられた
り、不都合な洗掘が生じたりすることはさけられないと
いう問題が残るのである。
【0007】本発明は、前述したようなマットによる海
底地盤の保護の問題を解消するもので、マット先端部の
曲り込みの作用を促進させて、地盤の保護作用を早期に
安定させること、および、マットが安定した状態で、そ
れ以上の洗掘が生じないような孔あきマットを提供する
ことを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、海底地盤上に
構築する捨石基礎に、ケーソン等を載置して構築する沿
岸構造物に対して、前記捨石基礎と海底地盤上に所定の
長さに亘って、前記地盤を覆うように配置した孔あきマ
ットに関する。本発明においては、前記孔あきマットに
設ける有孔部に、孔あきマットの幅方向に配置する複数
の切れ目と、前記切れ目を介して分割されるブロック体
を接続する接続部材とを設けている。また、本発明にお
いて、前記有孔部に配置する切れ目は、孔あきマットの
幅方向に並べて構成する孔の間を接続する位置に配置
し、前記切れ目を横断するように孔あきマットの長さ方
向に複数条配置し、孔あきマットの下面に配置して前記
ブロック体を接続する接続部材をベルト状部材により構
成することができる。さらに、本発明において、前記有
孔部に配置する切れ目は、孔あきマットの長さ方向に孔
の間に配置し、前記孔あきマットの長さ方向に複数条孔
あきマットの下面に配置して構成することも可能であ
る。
【0009】前記構成に加えて、本発明においては、前
記有孔部を孔あきマットの幅と同一の長さで、孔あきマ
ットの長さ方向には短く構成したブロック体を用い、前
記ブロック体の複数個を隙間を介して接続部材により接
続して構成し、前記有孔部を孔あきマット本体と一体に
取り付けることも可能である。また、本発明において、
前記有孔部に配置する孔または隙間に対して弁部材を配
置し、前記弁部材により水を孔あきマットの上方にのみ
流通させる手段を構成することもできる。
【0010】前述したように構成したことにより、本発
明の請求項1ないし3に記載した発明においては、孔あ
きマットの先端部の有孔部に対して、切れ目を介して複
数個のブロック体に分割することができ、地盤の変形の
度合いに対応させて、ベルト状部材により接続されるブ
ロック体を個々に地盤の上に押圧させる作用を行い、地
盤の保護の作用を発揮させることができる。また、請求
項4に記載する発明においては、最初からブロック体と
して分割したものをベルト状部材やワイヤのような接続
部材を介して接続するので、孔あきマットの有孔部を容
易に製作することが可能であり、孔あきマットの製造を
簡素化することができる。さらに、請求項5に記載され
た発明では、有孔部に設けた孔や隙間に対して弁部材を
配置するので、孔あきマットの上面からの水の流通を阻
止して、孔あきマットの下面の水圧のみを逃がす作用を
行うので、孔あきマットの下面の地盤を水流により荒ら
すことがなく、孔あきマットによる地盤の保護の作用を
良好に発揮させることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】図示される例にしたがって、本発
明の孔あきマットを説明する。図1、2には、孔あきマ
ット10の先端部に多数の貫通孔12……を設けた有孔
部11を、マット本体と一体に配置して構成したマット
の例を示すもので、前記マットには、下面に多数本の帯
状のベルト状部材13……を配置している。また、前記
有孔部10においては、多数の孔12……をマットの幅
方向に直線状に配置しており、前記孔12……の中心を
通る線で、切れ目14……を配置している。前記切れ目
14は、マット部材に対して人工的な切れ目を構成する
こと、または、非常に弱い部分として形成する。
【0012】前記ベルト状部材13は、ゴムベルトや、
その他の帯状の強度の大きな部材で構成することができ
るものであり、少なくともマットをクレーン等を用いて
吊り上げて搬送する際に、マットの重量を支持できる強
度を有し、海中に敷設した際に容易に腐食しない性質を
有する材料で構成する。なお、以下に説明する他の実施
例を含めて、有孔部11に配置する孔等の海水の流通を
許容する隙間の断面積は、有孔部の面積の10〜30%
程度に設定することが良いが、前記開口部分の総面積の
比率や、開口の大きさ等は、その孔あきマットが使用さ
れる水域での地盤の条件、波浪の状態等の自然条件に応
じて設計するものである。
【0013】前記孔あきマット10をアスファルトマッ
トとして構成する場合には、有孔部11の他のマット本
体部分は、内部に補強部材を一体に埋設して構成する
が、前記マット本体の所定の位置から、有孔部11の部
分にかけては、下面にベルト状部材13……を所定の間
隔で配置して、そのベルト状部材に対して図2に示すよ
うな接続部材16を配置して、前記接続部材16をアス
ファルトマスチックの内部に埋設する状態で成型する。
そして、前記ベルト状部材11に対して切れ目14を形
成するためには、マット成型時に紙等を挟む等して、仕
切り部材を所定の深さに埋め込む等の手段を用いて構成
することが可能であり、その他に、マットを製造した後
で工具等を用いて切れ目を入れる等の、任意の手段を用
いて構成することが可能である。さらに、前記ベルト状
部材12と有孔部の部分とを接続する接続部材16は、
ボルト等を用いて取り付ける手段、ベルト状部材から一
体に突出した突部をマットの内部に埋め込んで固着する
手段、接着剤を用いて接着する手段等の、任意の接続手
段を用いることが可能であるが、孔あきマットがアスフ
ァルトを主材料とするアスファルトマスチックにより構
成される場合には、ベルト状部材に対してアンカー部材
の基部を取り付けておき、そのアンカーの先端部をマッ
ト層の内部に埋め込むような手段を用いることも可能で
ある。
【0014】また、前記孔あきマット10をゴムやプラ
スチック材料を用いて構成する場合には、マットのベル
ト状部材に対応させたマット部材を用い、そのベルト状
部材をマット本体に対してベルト状部材13を介して接
続する手段を用いることが可能である。さらに、孔あき
マットを繊維製のマット部材で構成する場合には、繊維
のブロックをベルト状部材13を介して相互に取り付け
る手段を用いることが可能であり、その他に、任意の厚
さで形成した板状のマット部材に対してベルト状部材を
配置してから、任意の位置に孔を設けるとともに、切れ
目13を所定の間隔で形成して、孔あきマットを構成す
ることができる。
【0015】前述したようにして製作した孔あきマット
10は、沿岸構造物の基礎を支持する部材として海底地
盤上に敷設し、捨石基礎の基部の部分が波浪により洗掘
された場合に、その地盤2の洗掘された状態に応じて、
マットを湾曲させることができる。つまり、図3に示す
ように、前記孔あきマットの下面を支持する地盤が変形
すると、ベルト状部材に形成している切れ目14を介し
てマットに亀裂が発生して、マットが切れ目14を介し
て多数の幅の広いブロック体17、17……に分割さ
れ、各ブロック体は下面のベルト状部材13を介して相
互に接続される状態となる。そして、前記ベルト状部材
により接続されたブロック体が、地盤2の変形の度合い
に応じて移動し、その地盤の表面に密着して覆う状態と
なるために、洗掘された地盤の表面の変化に対して、マ
ットが容易に追従して保護することができる。
【0016】図4、5に示す例は、前記実施例の場合と
同様に、有孔部11の下面に多数本のベルト状部材13
……を平行に並べて配置し、前記有孔部11には多数の
孔12……を縦横に列状に配置して設けて、孔あきマッ
ト10aを構成している。前記孔あきマット10aの有
孔部11には、孔の列の間の位置に、幅方向に切れ目1
4……を配置しており、前記切れ目14を介して有孔部
の部分を複数のブロック体に分割可能に構成している。
したがって、前記孔あきマット10aにおいても、海底
地盤が洗掘された場合には、その凹部の形状に応じて、
有孔部が切れ目を介して分割されて、各ブロック体が地
盤の表面に位置する状態で、地盤の保護の作用を行うこ
とができる。また、前記図4に示す孔あきマットにおい
ても、ベルト状部材とブロック体の間の接続手段は、ボ
ルト止めや接着等の任意の接続手段を用いることができ
るものであり、有孔部に形成する切れ目の構造にも任意
の分割可能な手段を適用することが可能である。
【0017】前記本発明の実施例では、マットの下面に
配置する接続部材としてのベルト状部材を、孔を避ける
位置に配置する場合で説明したが、前記ベルト状部材
は、図6に示すように、マットに設けた孔の部分に対応
させて配置することも可能である。図6に示す例では、
孔あきマット10に設けた孔12を塞ぐようにして、ベ
ルト状部材を配置し、接続部材16により各ブロック体
を接続できるように構成している。その場合には、マッ
トの孔12をベルト13が塞ぐことが問題となるので、
前記孔12に対応する位置では、ベルト状部材13……
に対して、小さな孔13a……を所定の間隔で配置し、
前記ベルトの孔13aを水が流通できるようにする。な
お、前述したように、ベルト状部材に対して小さな孔を
設けることは、孔12に対応する位置のみではなく、ベ
ルト状部材全体に孔または孔の作用を行う隙間等を構成
したものとしても良く、マットが切れ目を介して折れた
際に、マット単位体が分離しないように保持できるもの
であれば、任意の接続部材を構成しても良い。
【0018】
【実施例】前述したように、孔あきマットの先端部側に
多数の孔を形成した有孔部を配置することの他に、本発
明においては、図7に示すように、あらかじめブロック
体として構成したものを、孔あきマット本体の先端部に
隙間を介して接続することによって孔あきマット20を
構成することも可能である。この実施例においては、図
7、8に示すように、孔あきマット20のマット本体2
1の先端部側に、複数個のブロック体22……を所定の
間隔の隙間23を介して配置し、各ブロック体22……
を下面に配置するベルト状部材24……を用いて接続し
ている。また、前記ブロック体22としては、マット本
体と同一の材料を用いてブロック状に構成したものを用
いるが、その他に、マット本体をアスファルトマットと
して構成するとともに、ブロック体を他の部材で構成し
ておき、孔あきマット製造時にブロック体をベルト状部
材に対して接続部材25を用いて接続することにより構
成することもできる。
【0019】前述したようにして作成した孔あきマット
20は、図1の有孔部に対応する部分が、隙間を介して
配置されるブロック体により構成されるものとなるため
に、各ブロック体の間に配置される隙間23が、海水の
流通を許容する孔として作用することになる。したがっ
て、海底地盤が洗掘されて、凹部が形成された場合に
は、その洗掘された地盤の形状に対応して、孔あきマッ
トの先端部分が変形することになり、地盤表面の洗掘に
対する保護作用を良好な状態で発揮することができる。
また、前記ベルト状部材13とブロック体22とを接続
する手段は、任意の接続部材を用いることができるもの
であり、孔あきマットを吊り上げて取り扱う際に、ブロ
ック体をベルト状部材に対して確実に保持できる程度の
強度を有する接続手段であれば良い。
【0020】前記図8に示されるような孔あきマットを
構成することの他に、本発明においては、図9、10に
示すような構成の孔あきマット20aを製作することも
できる。本実施例においては、マット本体を長さ方向に
貫通する状態にワイヤ26を埋設しておき、前記ワイヤ
26を用いて、多数のブロック体22……を串刺し状に
接続している。前記ブロック体22においては、中央部
を貫通する孔にワイヤ26を通し、ブロック体が本体か
ら離れることを阻止するための板部材27を固定部材2
8を用いて取り付けることにより、マット本体21とと
もに、複数のブロック体22……を組み合わせた孔あき
マット20aを構成している。また、前記孔あきマット
20aにおいて、ブロック体22をマット本体と一体に
支持させるためには、図10に示すように、ワイヤにア
ンカー部材を固着して設けておき、ブロック体22の中
にアンカーを埋設することにより、ブロック体をマット
本体と一体のものとして構成することも可能である。
【0021】そして、前記図9、10に示すように、ワ
イヤを用いてブロック体を接続して有孔部を構成した孔
あきマットにおいても、各ブロック体の間の隙間から、
海水が流通することを許容する。したがって、地盤が洗
掘されて凹部が形成された場合には、その地盤の形状に
対応して有孔部のブロック体がベルト状部材やワイヤを
介して変形され、地盤の表面をブロック体により押圧し
て保護する役割を発揮できるものとなる。なお、前記ブ
ロック体としては、任意の材料を用いて構成することが
できるものであるが、マット本体と同一の材料を用いて
ブロック体を構成する必要はなく、そのブロック体の断
面形状の任意に設定が可能である。
【0022】例えば、マット本体を内部に補強部材を埋
設したアスファルトマスチックにより構成した場合で
も、ブロック体をゴムや繊維材料、またはプラスチック
材料を用いて構成することができるものであり、その他
に、マット本体をゴムやプラスチックにより構成した場
合に、ブロック体をアスファルトマスチックにより構成
して、ベルト状部材やワイヤ等を介して本体に接続する
こともできる。さらに、前記ブロック体の比重が軽いも
のである場合や、ブロック体の比重を大きくして波浪に
対する安定性を向上させようとする場合等には、ブロッ
ク体を製造する際に、内部に比重の大きな部材を挿入し
て構成することや、ブロック体に鉄部材等を巻き付けた
りして、比重の大きな部材としてを構成することも可能
である。
【0023】図11、12に示す例は、幅が狭くて長い
ベルト状に構成したマット単位体31……を多数枚並べ
るようにして、孔あきマット30を構成する場合を示し
ている。前記ブロック体を組み合わせた孔あきマットで
は、マット本体を1枚のマットとして構成し、その先端
部に有孔部の作用を行うブロック体を設けていたが、本
実施例では、マット単位体31……を組み合わせること
により、そのマット本体部分の先端部に、有孔部と同様
な作用を行う部材を一体に設けている。なお、前記孔あ
きマットにおいて、マットの全長Lに対して、先端部材
33の長さL1を任意に設定することができるものであ
り、マット単位体の間に形成する隙間も、有孔部に設け
る孔の比率に応じて形成する。
【0024】また、マットを構成する前記マット単位体
31としては、アスファルトマットの他にゴムやプラス
チック材料、繊維材料等を用いて帯状のマット単位体を
構成し、前記マット単位体の先端部材33に対応する部
分では、側面の一方または両側面を切り欠いてテーパ状
の先端部分を形成している。そして、前記複数枚のマッ
ト単位体31……を横に並べるようにして配置し、マッ
ト単位体を横断する方向に多数本の接続ベルト35……
を配置して接続することにより、本体部分を形成する。
さらに、本実施例では、先端部材33に対応させる基部
には基部ベルト36を、先端部には先端部ベルト37を
それぞれ配置して、各ベルトとマット単位体の間を接続
部材38を用いて固定している。
【0025】前述したようにして構成した孔あきマット
30においては、先端部材33に対応する部分では、各
マット単位体の間にくさび状の隙間34が形成されるも
のであり、各マット単位体が各々独立した幅の狭い板状
の部材であるから、地盤が洗掘等により変形した場合に
は、その地盤の状態に応じて容易に曲り得るものであ
る。したがって、孔あきマットを敷設した海底地盤が洗
掘等により変形した場合には、その凹部等の形状に対応
して、孔あきマット30を構成する各マット単位体の先
端部が自由に曲がり、地盤の表面を容易に覆う状態とな
る。また、前記孔あきマット30をアスファルトマスチ
ックにより構成する場合でも、マット単位体31を相互
に接続して構成することのほかに、先端部材に対応する
部分で隙間を仕切り部材等により構成して、隙間を設け
たマットを一体に形成することができるものであり、先
端部材部分の比重を大きくする必要がある場合には、内
部に比重の大きな材料を混合して構成することもでき
る。
【0026】
【実施例2】前記各実施例では、マットを構成するブロ
ック体を比較的幅の狭い部材で構成する場合で説明した
が、前記図20で説明したように、波の非常に荒い海域
では、捨石基礎の表面をマットにより保護することや、
捨石基礎の下面の広い範囲に亘ってマットによる保護手
段を設けることが要望されることがある。例えば、図1
3に示されるように、ケーソン4の部分から、捨石基礎
3の先端部を経て、海底地盤2の広い範囲までをマット
により保護することが要求される場合に対応させて幅が
広くて長いマット30Aを構成することも可能である。
【0027】前記マット30Aにおいては、マット単位
体31A、31B……を、幅が3〜5mで、長さがケー
ソンの幅に対応するように数10mもあるようなものと
して構成し、各々のマット単位体の接続部に、図14に
示すような幅の広いベルト状部材38を配置し、固定部
材39……を用いて対応するマット単位体の接続を行う
ことができる。そして、各マット単位体は、ベルト状部
材をヒンジとして相互に揺動可能に配置するので、マッ
トを敷設する地盤の状態に合わせて、前記マット30A
を地盤や基礎の上で変形させることができる。また、前
記マット30Aにおいては、先端部の1枚のマット単位
体31Eに対して、多数の孔を設けた孔あきマットとし
て構成することができるものであり、その他に、任意の
位置に配置するマットを孔あきマットとして構成するこ
ともできる。
【0028】前記図13に示すように、幅が広くて長い
マットを構成する場合には、例えば、従来のマットを製
造する場合と同様にして、幅が3〜5mで、長さが30
〜40mのマット単位体をそれぞれ製作しておく。そし
て、各マット単位体を並べて配置し、各マット単位体の
接合部にベルト状接続部材を配置して、前記ベルト状接
続部材を介して相互に接続するような手段を用いること
が可能である。さらに、前述したようにして製作した大
サイズのマットは、四周囲の端面にワイヤ等を突出させ
て設けることや、各マット単位体の荷役に用いてワイヤ
を用いて、吊り枠のフックに係止させ、一度に大きなマ
ットを吊り上げて敷設等の作業を行うことが可能であ
る。なお、前記大サイズのマットは、例えば、アスファ
ルトマットを組み合わせて構成することの他に、ゴムマ
ットとアスファルトマット、プラスチック製のマット等
を任意に組み合わせて構成することが可能であり、各マ
ット単位体の位置する場所や、マット単位体の負担する
作用に応じて、任意の構造や特性の単位体を組み合わせ
て構成することができる。
【0029】
【実施例3】前記先端部材に孔や隙間を設けたマットを
構成する場合に、従来例で説明したように、孔等の開口
部分を通って海水が往復移動することにより、マットの
下面の砂等を洗掘するために、マットが安定しないとい
う問題の発生が懸念される。そこで、本実施例において
は、以下に説明するように、孔や隙間等に対して、一方
向弁の作用を行う弁部材を配置して、孔あきマットの下
部の水は上部に逃がすが、上から地盤に向けて水を流動
させないような手段を設けることができる。図15、1
6に示す例では、前記図1に示したようなマットの有孔
部に設けた孔に対して、弁部材40を配置する場合の例
を示しているもので、前記弁部材40としては、孔12
の上部に固定部42を介して弁板部材41を設けてい
る。前記弁板部材41としては、例えば、ゴム板等を用
いることができるもので、ゴム板の端部を固定部材を用
いてマットに取り付けておくことにより、弁部材40を
一方向弁として作用させることができ、上部からの水圧
を地盤に伝達させずに、マットの下面の水圧のみを上に
逃がす作用を発揮させるようにする。
【0030】図17に示す例は、図7に示したようなマ
ットの隙間に対して、弁部材45を配置する場合を示し
ており、例えば、マット本体21とブロック体22の間
の隙間23、またはブロック体の間の隙間に対応させて
弁板部材46を配置している。前記弁板部材46は、隙
間の一方の側の部材の表面に固定部47を介して取り付
け、他端部を自由な状態に設けておき、下面からの水圧
が付与された場合に、前記弁板部材46が隙間を開いて
水を上に逃がすことができるようにする。また、前述し
たような構成の弁部材45は、図11に示したような隙
間を設けた孔あきマットにも適用が可能であり、その場
合には、隙間の一方の側の部材に固定部を介して弁板部
材を取り付け、他方の側のマット部材にはフリーな状態
で載置させるようにする。
【0031】前記弁板部材を単独で揺動可能に配置する
例とは別に、図18、19に示すような弁部材50を有
孔部の孔に対して配置することも可能である。図17、
18に示す例では、孔あきマット10に設けた孔12に
対して、対角線の両側にホルダー52、52を対向させ
るように配置し、前記ホルダーの上部には押さえ部53
を設けておいて、弁板部材51を配置している。前記弁
板部材51としては、任意の板状の部材を用いることが
できるもので、ゴム板やプラスチック製の板部材を配置
して、前記弁板部材が孔12を通って上に逃げようとす
る水圧により上方に移動して、マット表面と弁板部材の
間に隙間を生じるが、上からの圧力に対しては、穴を塞
ぐ作用を行うようにする。なお、前記弁板部材の形状・
構造と、ホルダーの形状等は、弁部材としての作用を良
好に発揮できるものであれば、任意に構成することがで
きるものであり、特に図示される形状のものとすること
に限定されるものではない。
【0032】そして、前記図15〜19に示されるよう
な弁部材を孔あきマットに対して配置する場合には、海
底地盤の上に静止された孔あきマットの対して、下面か
ら水圧が付与された場合には、弁板部材が移動して孔を
開き、孔あきマットが下面からの水圧によりあおられた
りすることがないようにする。また、孔あきマットの上
部から水圧が付与された場合には、弁板部材が孔や隙間
を閉じる作用を行うので、孔等を介して水流が地盤に流
れ込んで、地盤の砂等を巻き上げるような不都合が生じ
ることを防止できる。したがって、孔あきマットに対し
て弁部材のような部材を配置することによって、孔あき
マットにより保護される海底地盤に対して、孔あきマッ
トを通った水流がさらに洗掘を助長するような作用を行
うことを阻止でき、マットが水流等によりあおられたり
する不都合が生じることを防止できる。
【0033】
【発明の効果】前述したように構成したことにより、本
発明の請求項1ないし3に記載した発明においては、孔
あきマットの先端部の有孔部に対して、切れ目を介して
複数個のブロック体に分割することができ、地盤の変形
の度合いに対応させて、ベルト状部材により接続される
ブロック体を個々に地盤の上に押圧させる作用を行い、
地盤の保護の作用を発揮させることができる。また、孔
あきマット本体と有孔部とを一体のものとして構成する
場合でも、有孔部に対して切れ目を配置することは容易
に行い得るものであり、前記切れ目を介して分割された
ブロック体は、ベルト状部材等により確実に保持される
ので、孔あきマットとしての性質を保持することが可能
であるとともに、孔あきマットを敷設する際に切れ目が
障害となることはなく、一般のアスファルトマット等の
マット部材と同様な敷設作業に対応させることができ
る。
【0034】本発明の請求項4に記載する発明において
は、最初からブロック体として分割したものをベルト状
部材やワイヤのような接続部材を介して接続するので、
孔あきマットの有孔部を容易に製作することが可能であ
り、孔あきマットの製造を簡素化することができる。ま
た、前記孔あきマットは、有孔部における開口率を任意
に設定が可能であり、孔あきマットの取扱い性にも障害
が発生することがない。さらに、請求項5に記載された
発明では、有孔部に設けた孔や隙間に対して弁部材を配
置するので、孔あきマットの上面からの水の流通を阻止
して、孔あきマットの下面の水圧のみを逃がす作用を行
うので、孔あきマットの下面の地盤を水流により荒らす
ことがなく、孔あきマットによる地盤の保護の作用を良
好に発揮させることができる。そして、弁部材を配置す
ることにより、沿岸構造物を支持する地盤の信頼性をよ
り向上させることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の孔あきマットの構成を示す平面図で
ある。
【図2】 図1の孔あきマットの側面図である。
【図3】 図1の孔あきマットの変形の状態を示す説明
図である。
【図4】 孔あきマットの別の実施例の平面図である。
【図5】 図4の孔あきマットの側面図である。
【図6】 マットの孔の部分に接続ベルトを配置する例
の説明図である。
【図7】 ブロック体を接続して構成する孔あきマット
の平面図である。
【図8】 図7の孔あきマットの側面図である。
【図9】 ワイヤを用いてブロック体を接続する孔あき
マットの側面図である。
【図10】 図9と異なる取付方法を用いる孔あきマッ
トの説明図である。
【図11】 ベルト状のマット単位体を組み合わせて構
成する孔あきマットの平面図である。
【図12】 図11の孔あきマットの側面図である。
【図13】 本発明のマットの別の実施例の説明図であ
る。
【図14】 図13のマットの接続部の構成を示す説明
図である。
【図15】 孔あきマットに設ける弁部材の側面図であ
る。
【図16】 図15の弁部材の平面図である。
【図17】 弁部材の別の実施例の平面図である。
【図18】 弁部材の他の実施例の側面図である。
【図19】 図18の弁部材の平面図である。
【図20】 一般的な沿岸構造物の構成を示す説明図で
ある。
【図21】 孔あきマットに作用する曲げ力の説明図で
ある。
【図22】 孔あきマットに作用する水圧の説明図であ
る。
【符号の説明】
1 防波堤、 2 海底地盤、 4 ケーソン、
8・10 孔あきマット、 11 有孔部、 12
孔、14・15 切れ目、 16 接続部材、
20 孔あきマット、22 ブロック体、 23
隙間、 24 ベルト状部材、26 ワイヤ、
30 孔あきマット, 31 マット単位体、35
〜37 ベルト、40・45・50 弁部材、 4
1・〜46・51 弁板部材。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 和木 多克 神奈川県横浜市旭区鶴ヶ峰1−29−4 ワ ールドエンジニアリング株式会社内 (72)発明者 野々田 充 東京都大田区多摩川2丁目11番20号 日本 道路株式会社内 (72)発明者 佐藤 光洋 東京都中央区京橋3丁目13番1号有楽ビル 大成ロテック株式会社内 (72)発明者 松崎 勝夫 東京都港区赤坂2丁目10番9号 日本海上 工事株式会社内 (72)発明者 鴻上 雄三 東京都港区赤坂2丁目10番9号 日本海上 工事株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 海底地盤上に構築する捨石基礎に、ケー
    ソン等を載置して構築する沿岸構造物に対して、前記捨
    石基礎と海底地盤上に所定の長さに亘って、前記地盤を
    覆うように配置した孔あきマットにおいて、 前記孔あきマットに設ける有孔部に、孔あきマットの幅
    方向に配置する複数の切れ目と、 前記切れ目を介して分割されるブロック体を接続する接
    続部材とを設けることを特徴とする孔あきマット。
  2. 【請求項2】 前記有孔部に配置する切れ目は、孔あき
    マットの幅方向に並べて構成する孔の間を接続する位置
    に配置し、 前記切れ目を横断するように孔あきマットの長さ方向に
    複数条配置し、孔あきマットの下面に配置して前記ブロ
    ック体を接続する接続部材をベルト状部材により構成す
    ることを特徴とする請求項1に記載の孔あきマット。
  3. 【請求項3】 前記有孔部に配置する切れ目は、孔あき
    マットの長さ方向に孔の間に配置し、 前記孔あきマットの長さ方向に複数条孔あきマットの下
    面に配置し、前記ブロック体を接続する接続部材をベル
    ト状部材により構成することを特徴とする請求項1に記
    載の孔あきマット。
  4. 【請求項4】 前記有孔部を孔あきマットの幅と同一の
    長さで、孔あきマットの長さ方向には短く構成したブロ
    ック体を用い、前記ブロック体の複数個を隙間を介して
    接続部材により接続して構成し、 前記有孔部を孔あきマット本体と一体に取り付けること
    を特徴とする請求項1に記載の孔あきマット。
  5. 【請求項5】 前記有孔部に配置する孔又は隙間に対し
    て弁部材を配置し、 前記弁部材により水を孔あきマットの上方にのみ流通さ
    せる手段を構成することを特徴とする請求項1ないし4
    のいずれかに記載の孔あきマット。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005023635A (ja) * 2003-07-01 2005-01-27 Shibata Ind Co Ltd 海洋構造物の支持地盤の保護工法および保護マット

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