JPH09254992A - コンテナ等におけるラベル貼付部の構造 - Google Patents

コンテナ等におけるラベル貼付部の構造

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JPH09254992A
JPH09254992A JP6787096A JP6787096A JPH09254992A JP H09254992 A JPH09254992 A JP H09254992A JP 6787096 A JP6787096 A JP 6787096A JP 6787096 A JP6787096 A JP 6787096A JP H09254992 A JPH09254992 A JP H09254992A
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JP
Japan
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label
container
adhesive
small
holes
Prior art date
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Pending
Application number
JP6787096A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahide Umetsu
征英 梅津
Tomoko Serino
倫子 芹野
Toshio Shibukawa
利夫 渋川
Hiroaki Sasamoto
宏昭 笹本
Jun Isotani
潤 磯谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Plastics Inc
Original Assignee
Mitsubishi Plastics Inc
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Plastics Inc filed Critical Mitsubishi Plastics Inc
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Publication of JPH09254992A publication Critical patent/JPH09254992A/ja
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  • Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 コンテナ等に貼られる粘着性ラベルの接着強
度を所定強度以上に保ちながら、剥がすときには簡単に
剥がすことができ、さらに、所定の位置以外にラベルを
貼ることができないラベル貼付部の構造を提供する。 【解決手段】 コンテナ11のラベル貼付部12となる
壁部に、内部に貫通する多数の小通孔13と小突起ある
いは凸条14とを形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンテナ等におけ
るラベル貼付部の構造に関し、詳しくは、合成樹脂製コ
ンテナや段ボール箱、発泡スチロール製収納箱等におけ
る行き先表示や内容物表示のための粘着性ラベルを貼付
する部分の構造に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来か
ら各種材質や形状のコンテナ(収納容器)内に物品を収
納した際には、行き先や内容物を表示した粘着性ラベル
をコンテナの外面に貼付することが行われている。この
ようなコンテナの内、いわゆる通い箱と称されるもの
は、何回も反復使用されるため、その都度、収納物に応
じたラベルを貼る必要がある。
【0003】したがって、コンテナから前回のラベルを
剥がしてから新たなラベルに貼り替えることが望ましい
が、粘着性ラベルを剥がす作業が面倒なため、あるい
は、段ボール製の場合には本体を損傷することがあるた
め、前回のラベルの上に新たなラベルを重ね貼りするこ
とが多かった。
【0004】このため、合成樹脂製のコンテナ等では、
表面にシボを設けたり、小さなリブを設けたりしてラベ
ルを剥がしやすいように工夫はしているが、未だ十分な
対策とはいえなかった。
【0005】そこで本発明は、コンテナ等に貼られる粘
着性ラベルの接着強度を所定強度以上に保ちながら、剥
がすときには簡単に剥がすことができ、さらに、所定の
位置以外にラベルを貼ることができないラベル貼付部の
構造を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明のコンテナ等におけるラベル貼付部の構造
は、コンテナ等のラベル貼付部となる壁部に、内部に貫
通する多数の小通孔を形成し、必要に応じて前記小通孔
の周囲に多数の小突起や凸条を設けたことを特徴として
いる。また、ラベル貼付部となる壁部外面に多数の通孔
を有する非粘着性乃至難粘着性のシートを貼付し、必要
に応じて前記通孔を通して壁部外面を突出させることを
特徴としている。
【0007】さらに、前記小突起や凸条、通孔は、ラベ
ル貼付部の外周部が密に、内周部が粗になるように設け
られていることを特徴とし、また、ラベル貼付部を除く
外面を、非粘着性乃至難粘着性を有する材料で被覆した
ことを特徴としている。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明を、図面を参照して
さらに詳細に説明する。図1は本発明のコンテナ等にお
けるラベル貼付部の構造の第1形態例を示す斜視図、図
2は同じく第2形態例を示す斜視図、図3及び図4は第
3形態例を示すもので、図3は正面図、図4は要部の断
面図、図5は第4形態例を示す要部の断面図、図6は第
5形態例を示す斜視図である。
【0009】まず、図1に示すラベル貼付部の構造は、
コンテナ11のラベル貼付部12に、コンテナ側壁を貫
通する多数の小通孔13,13を複数列上下方向に平行
に設けるとともに、該小通孔列の間に凸条14,14を
上下方向に平行に設けたものである。
【0010】このように形成することにより、粘着性ラ
ベル(図示せず)は、ラベル貼付部12の凸条14の先
端面に貼付けられる状態となるので、凸条14の先端面
の面積をラベルの粘着力(接着力)に応じて適当に調節
することにより、所定の強度でラベルを貼付した状態に
保つことができる。
【0011】そして、粘着性ラベルをコンテナ11から
剥がす際には、コンテナ11の洗浄時等に、小通孔13
を通してコンテナ内方から洗浄水を噴出させることによ
り、水圧でラベルを剥がすことができる。また、平面全
体にラベルが貼付いている状態のときに比べて接着面積
が小さいので、手でラベルを剥がす場合にも、比較的容
易に剥がすことができる。さらに、接着面積が小さいの
で、ラベルを貼った跡もほとんど残ることがない。
【0012】図2に示すラベル貼付部15は、第1形態
例における小通孔列の間の凸条に代えて、多数の小通孔
13,13の間に多数の小突起16,16を設けたもの
であり、本形態例の場合も、前記同様に、コンテナ洗浄
時の水圧でラベルを剥がすことができる。
【0013】なお、両形態例において、ラベル貼付部
は、凸条14や小突起16の先端面が周囲の壁面から突
出しないように、ラベル貼付部全体を僅かに窪ませてお
くことが好ましい。また、小通孔13の径や配列及び凸
条14や小突起16の配置や大きさは、ラベルの大きさ
などに応じて任意に設定することができ、外周部と内周
部とでこれらの配置間隔を変えたり、凸条14と小突起
16とを適当に組合わせたりすることもできる。
【0014】また、小通孔13の径や配列を工夫するこ
とにより、凸条14や小突起16を設けることなく同様
の作用効果を得ることが可能である。
【0015】図3及び図4に示すラベル貼付部21は、
コンテナ側壁22の外面に、多数の通孔23,23を有
する非粘着性乃至難粘着性のシート24を貼付するとと
もに、コンテナ側壁22に、通孔23から突出する突起
25を多数個設けたものである。非粘着性乃至難粘着性
のシート24としては、フッ素樹脂系シート、例えばポ
リ四フッ化エチレン(商品名テフロン)からなるシート
を用いることができる。
【0016】そして、図4に示すように、上記のように
形成したラベル貼付部21に粘着性ラベル26を貼付け
ると、シート24の通孔23から突出した突起25の先
端面にラベルが接着した状態となり、粘着性ラベル26
とシート24との間にはほとんど接着力を生じないの
で、接着強度をある一定強度以上に保ちながら簡単に剥
がすことが可能になる。また、図3に示すように、外周
部の突起25を密に配置することにより、運搬時等にラ
ベルの周辺部が捲れ上がることを抑えることができ、内
周部が粗になるように突起25を配置することにより、
ラベルを剥がす際に要する力を小さくすることができ
る。
【0017】図5に示すラベル貼付部27は、前記同様
の非粘着性乃至難粘着性のシート24に設ける通孔23
の開口面積を大きくし、粘着性ラベル26が通孔23内
に変形してコンテナ側壁22の外面に貼付くようにした
ものである。
【0018】この場合も、ラベルは、コンテナ側壁22
との間の接着力で貼付いており、シート24との間の接
着力は極めて小さいので、ラベル26を簡単に剥がすこ
とができる。また、上述のように、ラベル貼付部27の
外周部が密に、内周部が粗になるように通孔23を配置
したり、外周部と内周部とで通孔23の開口面積を変え
たりすることにより、ラベル26の接着力と剥がすため
の力とを適当にバランスさせることができる。
【0019】図6に示すラベル貼付部31は、該ラベル
貼付部31を除くコンテナ32の外面の略全体を、非粘
着性乃至難粘着性を有する材料33で被覆し、ラベル貼
付部31以外にラベルが貼られることを防止したもので
ある。前記材料33としては、前述のフッ素樹脂系シー
トを用いることもできるが、コンテナ32が発泡スチロ
ール製の場合は、表面をコーティングする塗料に内部離
型剤、例えば金属石鹸を1%以上混合したものを用いれ
ばよい。また、ラベル貼付部31部分もコーティングす
る必要がある場合は、この部分は、内部離型剤を含まな
い通常の塗料で塗装すればよい。
【0020】このように、コンテナ32の所定のラベル
貼付部31以外に粘着性ラベルを貼れないように処理す
ることにより、粘着性ラベルをラベル貼付部31の決ま
った位置に貼るようになるので、該ラベル貼付部31
を、前述の各形態例に示すような構造に形成しておくこ
とにより、ラベルを容易に剥がすことができる。また、
所定の位置以外にラベルを貼ることができないので、コ
ンテナの外観が損なわれることもない。
【0021】なお、本発明は、各種材料で形成されたコ
ンテナ等に対応することができ、箱状のものに限らず、
ボトル状のものにも適用することが可能である。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、粘着性
ラベルに対して所定の接着強度を保ちながら、簡単に剥
がすことができ、また跡もほとんど残らないので、繰返
し使用される通い箱等に最適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1形態例を示すラベル貼付部の斜
視図である。
【図2】 同じく第2形態例を示す斜視図である。
【図3】 第3形態例を示す正面図である。
【図4】 同じく要部の断面図である。
【図5】 第4形態例を示す要部の断面図である。
【図6】 第5形態例を示す斜視図である。
【符号の説明】
11,32…コンテナ、12,15,21,27,31
…ラベル貼付部、13…小通孔、14…凸条、16…小
突起、22…コンテナ側壁、23…通孔、24…非粘着
性乃至難粘着性のシート、25…突起、26…粘着性ラ
ベル、33…非粘着性乃至難粘着性を有する材料
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 笹本 宏昭 東京都台東区台東四丁目19番9号 三菱樹 脂株式会社東京支店内 (72)発明者 磯谷 潤 東京都千代田区丸の内二丁目5番2号 三 菱樹脂株式会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外面に粘着性ラベルを貼付するコンテナ
    等のラベル貼付部の構造であって、該ラベル貼付部とな
    る壁部に、内部に貫通する多数の小通孔を形成したこと
    を特徴とするコンテナ等におけるラベル貼付部の構造。
  2. 【請求項2】 前記小通孔の周囲に、多数の小突起ある
    いは凸条を設けたことを特徴とする請求項1記載のコン
    テナ等におけるラベル貼付部の構造。
  3. 【請求項3】 外面に粘着性ラベルを貼付するコンテナ
    等のラベル貼付部の構造であって、該ラベル貼付部とな
    る壁部外面に、多数の通孔を有する非粘着性乃至難粘着
    性のシートを貼付したことを特徴とするコンテナ等にお
    けるラベル貼付部の構造。
  4. 【請求項4】 前記通孔を通して壁部外面が突出してい
    ることを特徴とする請求項3記載のコンテナ等における
    ラベル貼付部の構造。
  5. 【請求項5】 前記通孔は、ラベル貼付部の外周部が密
    に、内周部が粗になるように設けられていることを特徴
    とする請求項3又は4記載のコンテナ等におけるラベル
    貼付部の構造。
  6. 【請求項6】 外面に粘着性ラベルを貼付するコンテナ
    等のラベル貼付部の構造であって、該ラベル貼付部を除
    く外面を、非粘着性乃至難粘着性を有する材料で被覆し
    たことを特徴とするコンテナ等におけるラベル貼付部の
    構造。
JP6787096A 1996-03-25 1996-03-25 コンテナ等におけるラベル貼付部の構造 Pending JPH09254992A (ja)

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