JPH0925433A - 金属表面処理剤 - Google Patents

金属表面処理剤

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JPH0925433A
JPH0925433A JP7266838A JP26683895A JPH0925433A JP H0925433 A JPH0925433 A JP H0925433A JP 7266838 A JP7266838 A JP 7266838A JP 26683895 A JP26683895 A JP 26683895A JP H0925433 A JPH0925433 A JP H0925433A
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JP
Japan
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group
acrylate
meth
component
metal surface
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Pending
Application number
JP7266838A
Other languages
English (en)
Inventor
Mikio Kimura
幹雄 木村
Osamu Iwamoto
修 岩本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokuyama Corp
Original Assignee
Tokuyama Corp
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Filing date
Publication date
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Publication of JPH0925433A publication Critical patent/JPH0925433A/ja
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  • Nitrogen- Or Sulfur-Containing Heterocyclic Ring Compounds With Rings Of Six Or More Members (AREA)
  • Dental Preparations (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 卑金属、貴金属のいずれにも十分な初期接着
力を発現し、さらに、耐久性、耐水性および保存安定性
にも優れる前処理剤として使用する金属表面処理剤。 【解決手段】 分子内に重合性不飽和基を有する有機基
が結合した特定構造のメルカプトチアジアゾール誘導
体、11−メタクリロイルオキシ−1,1−ウンデカン
ジカルボン酸、10−メタクリロイルオキシデシルジハ
イドロジエンホスフエート等の酸性基含有(メタ)アク
リレート系単量体およびアセトン、トルエン等の有機溶
媒を含有してなることを特徴とする金属表面処理剤。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、金属に対して優れ
た接着性を発現させるために有用な金属表面処理剤に関
する。本発明は、金属にレジンを接着する医療、電子材
料、精密機械および宝飾等多くの分野の利用が可能であ
るが、特に歯科分野において有用である。
【0002】
【従来の技術】鉄、ニッケル、クロム、コバルト、ス
ズ、アルミニウム、銅、チタン等卑金属の接着剤とし
て、フタル酸無水物基、フタル酸基、マロン酸基及びリ
ン酸基等の種々の官能基を有するアクリルまたはメタク
リル系重合性単量体を含む接着剤が提案され実用化され
ている。
【0003】しかしながら、金、白金、パラジウム、銀
等の貴金属に対しては充分な接着力を有する接着剤が開
発されていない。そのため、貴金属に対する接着は予め
該貴金属表面をスズメッキまたは酸化処理をするのが一
般的であった。これらの方法は操作が煩雑でかつ充分な
接着力が得られないため、貴金属用接着剤あるいは貴金
属用表面処理剤の開発が望まれてきた。
【0004】上記要望に応えて近年、チオリン酸基(特
開平1−138282)、チオリン酸クロリド基(特開
平5−117595)やトリアジンジチオン誘導体(特
開昭64−83254)等の官能基を有する接着性の重
合性単量体が開発され、これら接着性重合性単量体を含
む表面処理剤を予め貴金属に塗布し次いで接着性物質で
接着することにより、貴金属に対する接着を可能にし
た。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記表
面処理剤を用いる貴金属の接着において、接着力あるい
は耐水性、耐久性が未だ充分でない、接着性重合性単量
体が不安定でこれを含む表面処理剤の保存安定性が悪
い、接着力が塗布量に影響される等種々の問題点を有し
ている。さらに、上記表面処理剤の効果は貴金属の接着
においてのみ発現し、卑金属の接着においてはその効果
は発現しない。そこで、本発明では、いずれの卑金属、
貴金属にも充分な初期接着力を有し、かつ接着耐久性、
耐水性を有し、保存安定性の良好な金属表面処理剤を開
発することを目的とした。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に鋭意検討を行った結果、ラジカル重合性不飽和結合を
有するメルカプトチアジアゾール誘導体と酸性基含有
(メタ)アクリレート系単量体を含む表面処理剤がいず
れの卑金属、貴金属に対しても充分な接着強度を有し、
保存安定性、耐水性および耐久性等に効果を有すること
を発見し、本発明を完成するに至った。
【0007】即ち、本発明は(a)下記一般式(1)
【0008】
【化2】
【0009】(式中、Rは炭素数1〜20の2価の有機
残基であり、Zはラジカル重合性不飽和結合を有する有
機基を表し、Yは硫黄原子、窒素原子またはNH基を表
し、nは1または2の整数であり、Yが窒素原子の時は
nは2で、Yが硫黄原子またはNH基の時はnは1であ
る)で示されるメルカプトチアジアゾール誘導体、
(b)酸性基含有(メタ)アクリレート系単量体および
(c)有機溶媒を含有し、(a)、(b)、(c)の各
配合量は、(a)、(b)および(c)の合計量100
重量部に対して各々0.001〜20重量部、0.1〜
15重量部および残部であることを特徴とする金属表面
処理剤である。
【0010】上記一般式(1)において、Rは炭素数1
〜20の2価の有機残基であれば何ら制限されない。従
って、基Rとしては、アルキレン基の様な2価の鎖状炭
化水素基あるいは分枝を有する2価の鎖状炭化水素基の
みならず、主鎖中にエーテル結合もしくはエステル結合
を有する有機基も含まれる。
【0011】基Rを具体的に例示すれば、
【0012】
【化3】
【0013】等が挙げられる。
【0014】上記一般式(1)において、Zはラジカル
重合性不飽和結合を有する有機基であれば制限はない。
具体的にはメタクリロイルオキシ基、アクリロイルオキ
シ基、4−ビニルベンジルオキシ基、スチリル基、アリ
ルオキシ基およびアリル基等が例示される。好ましく
は、重合性、取り扱い安さ等の点でメタクリロイルオキ
シ基、アクリロイルオキシ基が好適である。上記一般式
(1)において、Yは硫黄原子、窒素原子またはNH基
を表し、nは基−(RZ)の数を表し、1または2の整
数であるが、Yが窒素原子の時はnは2で、Yが硫黄原
子またはNH基の時はnは1である。
【0015】本発明に用いるメルカプトチアジアゾール
誘導体を具体的に例示すれば下記のとおりである。
【0016】
【化4】
【0017】
【化5】
【0018】
【化6】
【0019】
【化7】
【0020】これらの中で下記一般式(2)で示される
メルカプトチアジアゾール誘導体が、接着力および合成
上の点で特に好ましく採用される。
【0021】
【化8】
【0022】(式中、Wはメタクリロイルオキシ基、ア
クリロイルオキシ基または4−ビニルベンジルオキシ基
を表し、pは6〜11の整数を表す。) 本発明におけるメルカプトチアジアゾール誘導体の配合
量は、メルカプトチアジアゾール誘導体、酸性基含有
(メタ)アクリレート系単量体および有機溶媒の合計を
100重量部とした場合、0.001〜20重量部であ
り、好ましくは0.005〜10重量部である。配合量
が0.001重量部未満であると貴金属に対する接着強
度が発現し難くなる。また、20重量部を越えると経済
的に不利になる上に、貴金属表面を処理した後に盛られ
る重合性組成物の重合阻害を起こし、接着強度が低下す
る傾向にある。従って、高配合量で使用せざる得ないと
きは、貴金属表面を本発明の金属表面処理剤で処理した
後に溶媒等で洗浄後、重合性組成物を盛る方法が採用さ
れる。
【0023】本発明の酸性基含有(メタ)アクリレート
系単量体は、分子中にカルボキシル基またはその無水
物、或はリン酸基等の酸性基を有する(メタ)アクリレ
ート系単量体であれば特に限定されず、公知の化合物を
使用することができる。代表的な酸性基含有(メタ)ア
クリレート系単量体を下記一般式で示す。
【0024】
【化9】
【0025】(式中、R1は水素原子またはメチル基、
2はエーテル結合および/またはエステル結合を有し
てもよい2〜6価の炭素数1〜20の有機残基、Xはカ
ルボキシル基、無水カルボキシル基、リン酸基、リン酸
エステル基を含有する基を表す) 上記一般式中、Xはカルボキシル基、無水カルボキシル
基、リン酸基、リン酸エステル基を含有する基であり、
その構造は特に限定されることはないが、好ましい具体
例は次の通りである。
【0026】
【化10】
【0027】上記一般式中、R2の構造は特に制限され
ることはなく、エーテル結合および/またはエステル結
合を有する2〜6価の炭素数1〜20の有機残基が採用
され得る。具体的に例示すると下記の通りである。
【0028】
【化11】
【0029】上記一般式で表される酸性基含有(メタ)
アクリレート系単量体の好ましい具体例を挙げると次の
通りである。
【0030】
【化12】
【0031】
【化13】
【0032】
【化14】
【0033】
【化15】
【0034】(但し、R1は水素原子またはメチル基で
ある。) 金属接着性の点から、上記具体例に例示した酸性基含有
(メタ)アクリレート系単量体の中でも、特に酸性基と
してカルボキシル基、リン酸基を有するものが好適に使
用される。
【0035】上記酸性基含有(メタ)アクリレート系単
量体は1種又は2種以上を組み合わせて使用できる。
【0036】本発明における酸性基含有(メタ)アクリ
レート系単量体の配合量は、メルカプトチアジアゾール
誘導体、酸性基含有(メタ)アクリレート系単量体およ
び有機溶媒の合計を100重量部とした場合、0.1〜
15重量部であり、好ましくは1〜10重量部である。
【0037】本発明で使用する有機溶媒は、他の成分を
溶解し均一溶液とするために必要である。従って、一般
の有機溶媒だけでなく、重合性単量体も有機溶媒として
使用できるが、好適には揮発性のものが採用される。
【0038】揮発性の有機溶媒を具体的に例示すれば、
メタノール、エタノール、イソプロピルアルコール、ブ
タノール等のアルコール類、アセトン、メチルエチルケ
トン等のケトン類、エチルエーテル、1,4−ジオキサ
ン、テトラヒドロフラン等のエーテル類、酢酸エチル、
蟻酸エチル等のエステル類、トルエン、キシレン、ベン
ゼン等の芳香族、ペンタン、ヘキサン、ヘプタン、オク
タン等のハイドロカーボン、塩化メチレン、クロロホル
ム、1,2−ジクロロエタン等の塩化物、トリフルオロ
エタノール等のフッ化物等が挙げられる。これらの中
で、溶解性および保存安定性等の理由で、アセトン、ト
ルエン等が特に好ましく使用される。
【0039】また、揮発性の重合性単量体としてはラジ
カル重合性を有するものであれば制限なく使用できる。
更に好ましくは、重合性の高いアクリルまたはメタクリ
ル系重合性単量体が好適である。不揮発性の重合性単量
体を使用するとメルカプトチアジアゾール誘導体濃度を
高めないと効果が発現しにくい。好適に使用できる該重
合性単量体を例示すれば、メチルメタクリレート、エチ
ルメタクリレート、イソプロピルメタクリレート、ブチ
ルメタクリレート、ヒドロキシエチルメタクリレート、
スチレン等が挙げられる。
【0040】上記有機溶媒は1種又は2種以上を組み合
わせて使用できる。
【0041】本発明における上記有機溶媒の配合量は、
メルカプトチアジアゾール誘導体、酸性基含有(メタ)
アクリレート系単量体および有機溶媒の合計を100重
量部とした場合、100重量部からメルカプトチアジア
ゾール誘導体および酸性基含有(メタ)アクリレート系
単量体の合計量を引いた残部である。
【0042】本発明の金属表面処理剤には接着力を低下
させない範囲で必要に応じて、更にベンゾイルパーオキ
サイド、デカノイルパーオキサイド等のジアシルパーオ
キサイド、ジクミルパーオキサイド、ジターシャルブチ
ルパーオキサイド等のジアルキルパーオキサイド等の過
酸化物系重合触媒、5−ブチルバルビツール酸、5−ブ
チル−2−チオバルビツール酸等のバルビツール酸系重
合触媒、カンファーキノン、アセチルベンゾイル等のα
−ジケトン、ベンゾインエチルエーテル等のベンゾイン
アルキルエーテル、2−クロロチオキサンソン、メチル
チオキサンソン等のチオキサンソン誘導体、ベンゾフェ
ノン、P,P’−メトキシベンゾフェノン等のベンゾフ
ェノン誘導体等の光重合触媒及びジメチルアミノエチル
メタクリレート、N,Nジメチルパラトルイジン、P−
ジメチル安息香酸エチル等のアミン助触媒の一種または
必要に応じて2種以上の組合せた重合触媒を添加でき
る。
【0043】更に必要に応じて、ハイドロキノンモノメ
チルエーテル、ハイドロキノン、4−ターシャルブチル
フェノール等の重合禁止剤を添加できる。
【0044】本発明の金属表面処理剤を調製する方法に
ついては特に制限がなく、上記メルカプトチアジアゾー
ル誘導体、酸性基含有(メタ)アクリレート系単量体お
よび有機溶媒を所望の割合で容器に秤り採り、均一にな
るまで攪拌混合すればよい。
【0045】本発明の金属表面処理剤で処理する金属と
しては、金、パラジウム、白金、銀、もしくは銅等の純
金属、または歯科用の金合金、金銀パラジウム合金、銀
合金、コバルトクロム合金、ニッケルクロム合金等が挙
げられる。
【0046】本発明の金属表面処理剤は通常金属表面に
塗布した後に、重合性組成物を盛って、その重合性組成
物単独と、またはこの重合性組成物を介在させて更に他
レジン、金属あるいはセラミックスと接着させる。当該
重合性組成物としては、アクリル又はメタクリル系、ス
チリル系、アリル系重合性単量体、エポキシ等を主成分
とする公知の物が制限なく使用できる。重合性、取り扱
い安さ等を考慮するとアクリルまたはメタクリル系重合
性単量体を主体とするものが好適である。歯科で一般的
に用いられている重合性組成物としては、義歯床用レジ
ン、即時重合レジン、硬質レジン、コンポジットレジ
ン、レジンセメント等が挙げられる。これらは、アクリ
ルまたはメタクリル系重合性単量体と重合開始剤を必須
成分とし、その他にポリメチルメタクリレート、ウレタ
ンポリマー等の重合体、石英微粉、非晶質シリカ、シリ
カ・ジルコニア、バリウムガラス、アルミナ、チタニア
等の無機フィラー等が添加されている。
【0047】アクリルまたはメタクリル系重合性単量体
の具体例としては、メチルメタアクリレート、エチルメ
タアクリレート、ヒドロキシエチルメタクリレート、メ
タクリロキシエチルプロピオネート等の単官能重合性単
量体、トリエチレングリコールジメタクリレート、2,
2−ビス(4−(3−メタクリロキシ−2−ヒドロキシ
プロポキシ)フェニル)プロパン、2,2−ビス(4−
メタクリロキシエトキシフェニル)プロパン、1,6−
ヘキサンジオールジメタクリレート、ネオペンチルグリ
コールジメタクリレート、トリメチルヘキサメチレンジ
イソシアネート、ペンタエリスリトールトリメタクリレ
ート等の多官能重合性単量体、4−メタクリロキシエト
キシカルボニルフタル酸無水物、10−メタクリロキシ
デシルジハイドロジエンホスフェート、10−メタクリ
ロキシデカメチレンマロン酸、2−メタクリロキシエチ
ル3’−メタクリロキシ2’(3,4−ジカルボキシベ
ンゾイルオキシ)プロピルサクシネート等の接着性重合
性単量体等が挙げられ、1種又は2種以上の組合せで使
用される。
【0048】重合開始触媒の具体例としてはベンゾイル
パーオキサイド/N,Nジエタノール−P−トルイジン
の様なレドックス系開始剤、トリブチルボランの部分酸
化物等のアルキル金属化合物、n−ブチルバルビツール
酸/塩化銅のようなバルビツール酸系開始剤、カンファ
ーキノン/N,N−ジメチルアミノエチルメタクリレー
ト等の光重合開始触媒を挙げることができる。
【0049】本発明のメルカプトチアジアゾール誘導体
および酸性基含有(メタ)アクリレート単量体を含む金
属表面処理剤の作用は充分に判っていないが以下のよう
に推定される。歯科でよく用いられる歯科用合金は卑金
属と貴金属の合金であるために、歯科用合金表面に該表
面処理剤を塗布するとメルカプトチアジアゾール誘導体
分子中のメルカプト基が速やかに表面の貴金属原子と反
応し、酸性基含有(メタ)アクリレート単量体分子中の
酸性基が速やかに表面の卑金属原子またはその酸化物と
反応し、耐水性に優れた化学結合を形成する。このよう
なメルカプトチアジアゾール誘導体と酸性基含有(メ
タ)アクリレート単量体を組み合わせることによる相乗
効果によって歯科用合金に対する接着強度が向上したと
推定される。また、一般にメルカプト基は不飽和結合基
と共存すると溶媒中での保存安定性が悪いと言われてい
るにもかかわらず、保存安定性が良好なのはチアジアゾ
ール基に結合したメルカプト基が互変異性化によって生
じることに起因するものと考えられる。
【0050】
【発明の効果】本発明の一般式(1)で示される新規な
メルカプトチアジアゾール誘導体および酸性基含有(メ
タ)アクリレート単量体を含有する金属表面処理剤で予
め金属の表面を処理した後重合性組成物を用いて接着さ
せると、貴金属、卑金属いずれの金属に対しても非常に
優れた接着性を示し、耐水性、耐久性ともに優れてお
り、金属用表面処理剤として非常に有用である。また、
保存安定性も非常に優れており、使用者に取っては簡便
かつ安心して使用できる表面処理剤である。
【0051】
【実施例】次に、実施例により、本発明をさらに詳細に
説明するが、本発明はかかる実施例に限定されるもので
はない。
【0052】製造例1 窒素雰囲気下、11−ブロモ−ウンデカノール(9.5
g,37.8mmol)とMS3A粉末(7.9g)の
四塩化炭素溶液(70ml)の入った300mlの3ッ
口フラスコに、メタクリル酸クロリド(4.9g,4
7.1mmol)の四塩化炭素溶液(20ml)を滴下
ロートを用いて室温でゆっくり滴下した。滴下終了後、
5時間加熱還流させた。その後室温まで放冷し、反応混
合物からMS3A粉末をろ過し、ろ液を水、飽和炭酸水
素ナトリウム水溶液、飽和食塩水で順次洗浄した。無水
硫酸マグネシウムで乾燥し、溶媒を減圧留去したとこ
ろ、白色固体10.4gを得た。該化合物が11−ブロ
モウンデシルメタクリレートであることは、NMR、S
IMSにより確認した。
【0053】製造例2 製造例1におけるメタクリル酸クロリドをアクリル酸ク
ロリドにかえて、製造例1と同様な条件で実験を行い、
11−ブロモウンデシルアクリレートを得た。
【0054】製造例3 窒素雰囲気下、水素化ナトリウム(3.1g,78.5
mmol)のテトラヒドロフラン溶液(30ml)の入
った300mlの3ッ口フラスコに、11−ブロモ−ウ
ンデカノール(9.9g,39.3mmol)のテトラ
ヒドロフラン溶液(30ml)を滴下ロートを用いて室
温でゆっくり滴下した。引き続き、クロロメチルスチレ
ン(5.9g,38.9mmol)のテトラヒドロフラ
ン溶液をゆっくり滴下した。滴下終了後、4時間加熱還
流させた。その後室温まで放冷し、反応混合物に希塩酸
を加えて反応を停止した。水層をエーテルで抽出し、合
わせた有機層を飽和炭酸水素ナトリウム水溶液、飽和食
塩水で洗浄した。無水硫酸マグネシウムで乾燥し、溶媒
を減圧留去し、カラムクロマトグラフィー{ワコーゲル
C−200(和光純薬工業製)、展開溶媒:ヘキサン−
酢酸エチル}により11−ブロモ−1−(4−ビニルベ
ンジルオキシ)ウンデカンを得た。
【0055】製造例4 窒素雰囲気下、2,5−ジメルカプト−1,3,4−チ
アジアゾール(1.5g、10.0mmol)のメタノ
ール溶液(40ml)の入った300mlの3ッ口フラ
スコに、ナトリウムメトキシド(0.54g、10.0
mmol)のメタノール溶液(15ml)を滴下ロート
を用いて室温でゆっくり滴下した。引き続き、11−ブ
ロモウンデシルメタクリレート(3.19g、10.0
mmol)のメタノール溶液(15ml)をゆっくり滴
下した。滴下終了後、3時間加熱還流させた。その後室
温まで放冷し、反応混合物に水を加えて反応を停止し
た。反応系からメタノールを減圧留去し、水層をエーテ
ルで抽出し、合わせた有機層を飽和食塩水で洗浄した。
無水硫酸マグネシウムで乾燥し、溶媒を減圧留去したと
ころ、淡黄色固体3.56gを得た。該化合物が2−
(11−メタクリロイルオキシウンデシルチオ)−5−
メルカプト−1,3,4−チアジアゾール[A]である
ことは、NMR、SIMSにより確認した。すなわち、
この固体を5%CDCl3溶液として、1H−NMR(9
0MHz)を測定すると、δ=5.55ppmと6.1
0ppmにエチレン性プロトンのシグナルを、δ=1.
95ppmにメチル基プロトンのシグナルを、δ=3.
11ppmに硫黄に隣接したメチレン基のプロトンに相
当する三重線を、δ=4.15ppmに酸素に隣接した
メチレン基のプロトンに相当する三重線を、δ=1.2
9〜1.74ppmにメチレン鎖のプロトンに相当する
多重線を、δ=10.7ppmにメルカプト基に相当す
るブロードなピークを、それぞれいずれも妥当な積分強
度で観測した。SIMSスペクトルでは、相当する親イ
オンのピーク389=(M+1)+を観測した。
【0056】製造例5 製造例4における11−ブロモウンデシルメタクリレー
トを11−ブロモウンデシルアクリレートにかえて、製
造例4と同様な条件で実験を行い、淡黄色固体を得た。
該化合物のNMRおよびSIMSの結果から該化合物が
2−(11−アクリロイルオキシウンデシルチオ)−5
−メルカプト−1,3,4−チアジアゾール[B]であ
ることを確認した。すなわち、この固体を5%CDCl
3溶液として、1H−NMR(90MHz)を測定する
と、δ=5.84ppm、6.12ppmと6.43p
pmにエチレン性プロトンのシグナルを、δ=3.11
ppmに硫黄に隣接したメチレン基のプロトンに相当す
る三重線を、δ=4.15ppmに酸素に隣接したメチ
レン基のプロトンに相当する三重線を、δ=1.29〜
1.74ppmにメチレン鎖のプロトンに相当する多重
線を、δ=10.8ppmにメルカプト基に相当するブ
ロードなピークを、それぞれいずれも妥当な積分強度で
観測した。SIMSスペクトルでは、相当する親イオン
のピーク375=(M+1)+を観測した。
【0057】製造例6 製造例4における11−ブロモウンデシルメタクリレー
トを6−ブロモヘキシルメタクリレートにかえて、製造
例4と同様な条件で実験を行い、淡黄色固体を得た。該
化合物のNMRおよびSIMSの結果から該化合物が2
−(6−メタクリロイルオキシヘキシルチオ)−5−メ
ルカプト−1,3,4−チアジアゾール[C]であるこ
とを確認した。すなわち、この固体を5%CDCl3
液として、1H−NMR(90MHz)を測定すると、
δ=5.55ppmと6.10ppmにエチレン性プロ
トンのシグナルを、δ=1.95ppmにメチル基プロ
トンのシグナルを、δ=3.10ppmに硫黄に隣接し
たメチレン基のプロトンに相当する三重線を、δ=4.
15ppmに酸素に隣接したメチレン基のプロトンに相
当する三重線を、δ=1.38〜1.65ppmにメチ
レン鎖のプロトンに相当する多重線を、δ=10.8p
pmにメルカプト基に相当するブロードなピークを、そ
れぞれいずれも妥当な積分強度で観測した。SIMSス
ペクトルでは、相当する親イオンのピーク319=(M
+1)+を観測した。
【0058】製造例7 製造例4における11−ブロモウンデシルメタクリレー
トを11−ブロモ−1−(4−ビニルベンジルオキシ)
ウンデカンにかえて、製造例4と同様な条件で実験を行
い、淡黄色固体を得た。該化合物のNMRおよびSIM
Sの結果から該化合物が2−(11−(4−ビニルベン
ジルオキシ)ウンデシルチオ)−5−メルカプト−1,
3,4−チアジアゾール[D]であることを確認した。
すなわち、この固体を5%CDCl3溶液として、1H−
NMR(90MHz)を測定すると、δ=5.27pp
mと5.84ppmと6.71ppmにエチレン性プロ
トンのシグナルを、δ=3.11ppmに硫黄に隣接し
たメチレン基のプロトンに相当する三重線を、δ=4.
15ppmに酸素に隣接したメチレン基のプロトンに相
当する三重線を、δ=4.70ppmに酸素とベンゼン
環に挟まれたメチレン基のプロトンに相当する一重線
を、δ=1.29〜1.74ppmにメチレン鎖のプロ
トンに相当する多重線を、δ=7.30〜7.38pp
mに芳香族性プロトンに相当する多重線を、δ=10.
7ppmにメルカプト基に相当するブロードなピーク
を、それぞれいずれも妥当な積分強度で観測した。SI
MSスペクトルでは、相当する親イオンのピーク437
=(M+1)+を観測した。
【0059】製造例8 窒素雰囲気下、2−アミノ−5−メルカプト−1,3,
4−チアジアゾール(1.3g、10mmol)のメタ
ノール溶液(60ml)の入った300mlの3ッ口フ
ラスコに、水酸化ナトリウム(0.4g、10mmo
l)のメタノール溶液(30ml)を滴下ロートを用い
て氷冷下ゆっくり滴下した。引き続き、11−ブロモウ
ンデシルメタクリレート(3.2g、10mmol)の
メタノール溶液(20ml)を氷冷下ゆっくり滴下し
た。滴下終了後、3時間加熱還流させた。その後室温ま
で放冷し、反応混合物に希塩酸を加えて反応を停止し
た。反応系からメタノールを減圧留去し、水層をエーテ
ルで抽出し、合わせた有機層を飽和炭酸水素ナトリウム
水溶液および飽和食塩水で洗浄した。無水硫酸マグネシ
ウムで乾燥し、溶媒を減圧留去したところ、固体を得
た。この固体は2−(11−メタクリロイルオキシウン
デシルアミノ)−5−メルカプト−1,3,4−チアジ
アゾールと2−アミノ−5−(11−メタクリロイルオ
キシウンデシルチオ)−1,3,4−チアジアゾール、
および2−(11−メタクリロイルオキシウンデシルア
ミノ)−5−(11−メタクリロイルオキシウンデシル
チオ)−1,3,4−チアジアゾールの混合物であるた
め、カラムクロマトグラフィー{ワコーゲルC−200
(和光純薬工業製)、展開溶媒:ヘキサン−酢酸エチ
ル}を用いて分離した。精製して単離した化合物が2−
(11−メタクリロイルオキシウンデシルアミノ)−5
−メルカプト−1,3,4−チアジアゾール[E]であ
ることは、NMR、SIMSにより確認した。すなわ
ち、この固体を5%CDCl3溶液として、1H−NMR
(90MHz)を測定すると、δ=5.55ppmと
6.10ppmにエチレン性プロトンのシグナルを、δ
=1.95ppmにメチル基プロトンのシグナルを、δ
=3.02ppmに窒素に隣接したメチレン基のプロト
ンに相当する三重線を、δ=4.15ppmに酸素に隣
接したメチレン基のプロトンに相当する三重線を、δ=
1.29〜1.74ppmにメチレン鎖のプロトンに相
当する多重線を、δ=7.1ppmにアミノ基に相当す
るブロードなピークを、δ=13.1ppmにメルカプ
ト基に相当するブロードなピークを、それぞれいずれも
妥当な積分強度で観測した。SIMSスペクトルでは、
相当する親イオンのピーク=372(M+1)+を観測
した。
【0060】実施例1 2−(11−メタクリロイルオキシウンデシルチオ)−
5−メルカプト−1,3,4−チアジアゾール[A]
0.001g、11−メタクリロイルオキシ−1,1−
ウンデカンジカルボン酸(以下MAC−10と称する)
1.4g、アセトン18.599gを混合し均一溶液を
得た。これを金属表面処理剤とした。被着体である歯科
用金−銀−パラジウム合金「金パラ12」(ト−ワ技研
社製10*10*3mm)、歯科用コバルト−クロム合
金「ワクローム」(ト−ワ技研社製10*10*3m
m)、純金板(10*10*3mm)、純銅板(10*
10*3mm)をそれぞれ#1500の耐水研磨紙で磨
いた後にサンドブラスト処理し、その処理面に接着面積
を固定するために4mmφの穴を開けた接着テープを貼
り付けた。この面に先に調製した金属表面処理剤をそれ
ぞれ筆で塗布し、アセトンを風乾させた。1分後、金属
表面処理剤で処理した面に歯科用接着剤「ビスタイトレ
ジンセメント」(トクヤマ製)の練和ペーストを盛り上
げた。次いで、あらかじめサンドブラスト処理を行った
8mmφ*18mmのSUS304製丸棒を接着面に押
しつけて接着を行った。余剰のレジンセメントを除去
し、1時間後に接着試験片を37℃水中に浸漬した。2
4時間後、島津製作所製オートグラフ(クロスヘッドス
ピード10mm/分)を用いて引張接着強度を測定し
た。各々6個の試験片の測定値を平均し、表2に測定結
果を示した。
【0061】実施例2〜13 実施例1の方法に準じて表1記載の組成で金属表面処理
剤を調製し、同様に、各種金属との接着強度を測定し
た。測定結果を表2に示す。なお、用いた酸性基含有
(メタ)アクリレート単量体の構造とその略号を下記に
示す。また、メルカプトチアジアゾール誘導体の構造と
その略号は先に示した通りである。
【0062】
【化16】
【0063】
【表1】
【0064】
【表2】
【0065】実施例3、4、5、8および11は異なる
酸性基含有(メタ)アクリレート単量体を用いた場合の
結果を代表し、実施例3、7、9、10および12は異
なるメルカプトチアジアゾール誘導体を用いた場合の結
果を代表し、さらに実施例4、5および10は異なる溶
媒を用いた場合の結果を代表する。実施例1と13はメ
ルカプトチアジアゾール誘導体の含有量、実施例2、9
は酸性基含有(メタ)アクリレート単量体の含有量につ
いて試験した範囲を表している。実施例3は複数の有機
溶媒を用いた例、実施例6は複数の酸性基含有(メタ)
アクリレート単量体を用いた例である。以上全ての実施
例において、「金パラ12」、「ワクローム」、純金
板、純銅板に対する接着強度はいずれも良好な結果を示
した。
【0066】比較例1〜6 実施例1と同様の方法で表3に示す組成の金属表面処理
剤を調製し評価を行った。その結果を表4に示す。
【0067】
【表3】
【0068】
【表4】
【0069】比較例1はメルカプトチアジアゾール誘導
体を含まない例であり、「金パラ12」、純金板に対す
る接着強度に問題を生じた。比較例2と3は酸性基含有
(メタ)アクリレート単量体の含有量が範囲外で「ワク
ローム」、純銅板に対する接着強度が低下した。比較例
4は有機溶媒を含まず、メルカプトチアジアゾール誘導
体が酸性基含有(メタ)アクリレート単量体に溶解せ
ず、均一溶液が得られなかった。
【0070】実施例14〜19および比較例5 実施例7で使用した金属表面処理剤を実施例1の方法に
準じて歯科用合金である「金パラ12」、「ワクロー
ム」および純金板、純銅板にそれぞれ塗布し、風乾後に
「ビスタイトレジンセメント」(トクヤマ製)を用いて
ステンレス棒を接着し、接着試験片(実施例14)とし
た。同様に実施例3、4、8、11および12で使用し
た金属表面処理剤を用いて接着試験片(実施例15〜1
9)を作製した。一方、比較対象として、純アセトン液
単独を塗布した場合の接着試験片(比較例5)も作製し
た。これらの試験片は接着耐久性を評価する目的で接着
1時間後に37℃水中に浸漬し、24時間経過後4℃と
60℃の恒温水槽中に1分間ずつ交互に浸漬する熱サイ
クル試験を5000回行い、引張接着強度を測定した。
その結果を表5に示す。
【0071】
【表5】
【0072】いずれの金属表面処理剤を用いた場合(実
施例14〜19)にも、熱サイクル試験後の各種金属の
接着強度は初期の接着強度{表5中の()に表示}に比
べて大きく低下することはなかった。これに対して比較
例5では接着強度の大きな低下が見られた。
【0073】実施例20〜25 実施例7で使用した金属表面処理剤を37℃の恒温室で
2ヶ月間保存したものを実施例1の方法に準じて「金パ
ラ12」、「ワクローム」および純金板、純銅板に塗布
し、風乾後に「ビスタイトレジンセメント」(トクヤマ
製)を用いてステンレス棒を接着し、接着試験片(実施
例20)とした。同様に実施例3、4、8、11および
12で使用した金属表面処理剤を37℃で2ヶ月間保存
したものを用いて接着し、接着試験片(実施例21〜2
5)とした。これらの試験片は金属表面処理剤の保存安
定性を評価する目的で接着1時間後に37℃水中に浸漬
し、24時間経過後、引張接着強度を測定した。その結
果を表6に示す。
【0074】
【表6】
【0075】37℃で2ヶ月間保存した金属表面処理剤
を用いた場合(実施例20〜25)にも、各種金属に対
する接着強度は初期の接着強度{表6中の()に表示}
に比べて大きな低下は見られなかった。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a)下記一般式(1) 【化1】 (式中、Rは炭素数1〜20の2価の有機残基であり、
    Zはラジカル重合性不飽和結合を有する有機基を表し、
    Yは硫黄原子、窒素原子またはNH基を表し、nは1ま
    たは2の整数であり、Yが窒素原子の時はnは2で、Y
    が硫黄原子またはNH基の時はnは1である)で示され
    るメルカプトチアジアゾール誘導体、(b)酸性基含有
    (メタ)アクリレート系単量体および(c)有機溶媒を
    含有し、(a)、(b)、(c)の各配合量は、
    (a)、(b)および(c)の合計量100重量部に対
    して各々0.001〜20重量部、0.1〜15重量部
    および残部であることを特徴とする金属表面処理剤。
JP7266838A 1995-05-08 1995-10-16 金属表面処理剤 Pending JPH0925433A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002265312A (ja) * 2001-03-13 2002-09-18 Tokuyama Corp 歯科用プライマー組成物
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