JPH09252710A - ほたて生貝柱洗浄装置 - Google Patents

ほたて生貝柱洗浄装置

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JPH09252710A
JPH09252710A JP6421496A JP6421496A JPH09252710A JP H09252710 A JPH09252710 A JP H09252710A JP 6421496 A JP6421496 A JP 6421496A JP 6421496 A JP6421496 A JP 6421496A JP H09252710 A JPH09252710 A JP H09252710A
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JP
Japan
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conveyor
scallop
raw
cleaning
cleaning water
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JP6421496A
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English (en)
Inventor
Kamezo Oda
亀三 小田
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DAIKEI SHOKUHIN KK
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DAIKEI SHOKUHIN KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ほたて生貝柱を1個1個、高速且つ連続的に
確実に洗浄する。 【解決手段】 ほたて生貝柱洗浄装置10は、洗浄水回
収槽12内にネット状のコンベアベルト14を配置し、
このコンベアベルト14の搬送面14Aと平行に第2コ
ンベア18をその上側に配置して、コンベアベルト14
の搬送凸条24と、第2コンベア18側から垂下する移
動凸条28とを同期して移動させることによって、ほた
て生貝柱Sを1個ずつ収容する生貝柱搬送空間26を形
成し、ここに下方から洗浄水噴射装置20によって洗浄
水を吹き上げて、内部でほたて生貝柱Sを確実に洗浄す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ほたて生貝柱を
洗浄する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】天然のほたて貝は、海底が砂地あるいは
小砂利で構成される海に棲息するものであり、これを八
尺と称する道具を使用して、底引き網のように引張り漁
獲するので、ほたて貝に砂が混入した状態で水上げされ
てくる。
【0003】ほたて生貝柱は、生貝から貝むきへらを用
いて取出すが、そのとき取出されたほたて生貝柱には、
砂や砕貝が付着している。
【0004】このため、従来は、生貝から取出したほた
て生貝柱をザル等に入れて水で洗浄していたが、生貝柱
はその表面の粘性が強いので、砂や砕貝が強く付着して
いてザル等による洗浄では簡単に落すことができないと
いう問題点があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】特に、例えば特公平7
−36741号公報に開示されるようなほたて貝の脱殻
装置により自動的に高速且つ連続的に生貝柱が取出され
るような場合は、ザル等による洗浄では、時間的及び量
的にも到底間に合わないという問題点がある。
【0006】この発明は上記従来の問題点に鑑みてなさ
れたものであって、生貝から取出されたほたて生貝柱を
確実に且つ高速連続的に洗浄することができるようにし
たほたて生貝柱洗浄装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は、請求項1記
載のように、上面にほたて生貝柱を載置可能とされた搬
送面を形成するネット状のコンベアベルトを備えたコン
ベアと、前記搬送面から略上向きに突出するように、前
記コンベアベルトの外周に、1個のほたて生貝柱を収容
する搬送方向定間隔に形成されたコンベア幅方向の複数
の搬送凸条と、前記コンベアの略上方に配置され、前記
搬送面と平行な移動面を形成し、該移動面が前記搬送面
と同一方向に同期して移動されると共に、隣接する前記
搬送凸条間に形成される生貝柱搬送空間の上方を閉じる
第2コンベアと、前記コンベアよりも位置に配置され、
前記搬送面に対して裏側から洗浄水を噴射する洗浄水噴
射装置と、前記コンベアの前記搬送面下方を囲み、洗浄
水噴射装置から前記生貝柱搬送空間に噴射された後に落
下した洗浄水及びこの洗浄水によりほたて生貝柱から除
去された附着物を回収する洗浄水回収手段と、この洗浄
水回収手段により回収された洗浄水及び附着物と洗浄水
を分離すると共に、分離した洗浄水を、前記洗浄水噴射
装置に供給する分離装置と、を有してなるほたて生貝柱
洗浄装置により上記目的を達成するものである。
【0008】即ち、ほたて生貝柱は、下側がネット状の
コンベアベルトで形成された生貝柱搬送空間に1個ずつ
収納されて搬送面に沿って移動されるとき、下方から洗
浄水噴射装置によって洗浄水が噴射されることにより、
付着している砂や砕貝等が洗浄除去される。このとき、
生貝柱搬送空間は、ネット状のコンベアベルトを底面と
して、前後がコンベアベルトに一体の搬送凸条で、上面
が平行に同期して移動される第2コンベアの移動面であ
るので、洗浄水噴射装置からの洗浄水噴射圧力が強くて
も、生貝柱搬送空間から外部に飛出したりすることがな
く、且つ他の生貝柱と衝突したりすることなく、確実に
洗浄される。
【0009】ほたて生貝柱に付着していた砂や砕貝は洗
浄水と共にネット状のコンベアベルトの隙間を通って落
下し、洗浄水回収手段によって回収された後、分離装置
で砂や砕貝が分離されて、洗浄水のみが再び洗浄水噴射
装置から噴射される。
【0010】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、前記第2コンベアを、その外周に、前記コンベアに
おける搬送凸条と等ピッチで外向きに突出して複数配置
され、該搬送凸条と同期して前記移動面上を移動すると
き、これと協働して前記生貝柱搬送空間を形成する移動
凸条を有してなるようにしたものである。
【0011】又請求項3の発明は、請求項2の発明にお
いて、前記移動凸条を第2コンベア表面に揺動自在に枢
支された板状部材からなり、前記搬送面に対向する位置
で下向きに垂下され、その下端が、前記コンベアの搬送
凸条の先端近傍に位置されるようにしたものである。
【0012】又、請求項4の発明は、請求項1、2又は
3の発明において、前記コンベアを、前記第2コンベア
に対して、その長手方向両端から両側に突出する長さで
配置され、一方の突出部上方にほたて生貝柱投入口が設
けられると共に、他方の突出部に搬出口が設けられるよ
うにしたものである。
【0013】請求項5の発明は、請求項4の発明におい
て、前記コンベアにおける前記他方の突出部と、端部に
向かって上向きに傾斜して配置し、且つ、該上向きの端
部近傍には、コンベアの搬送面に散水して、ほたて生貝
柱に付着する泡を消す消泡装置を設けたものである。
【0014】請求項6の発明は、請求項1乃至5のいず
れかの発明において、前記洗浄水回収手段は水槽であ
り、前記分離装置は、前記水槽に隣接して配置され、直
列の複数段の沈殿槽を備え、且つ、最終段で分離された
洗浄水を前記洗浄水噴射装置に供給するようにしたもの
である。
【0015】
【発明の実施の形態】以下図面を参照して本発明の実施
の形態の例にかかるほたて生貝柱洗浄装置について説明
する。
【0016】図1及び図2に示されるように、このほた
て生貝柱洗浄装置10は、略直方体形状の洗浄水回収槽
12内に、上面にほたて生貝柱を載置可能とされた搬送
面14Aを形成するネット状のコンベアベルト14を備
えたコンベア16と、このコンベア16の水平状の搬送
面14A上方に一定間隔をおいて水平に配置された第2
コンベア18と、前記洗浄水回収槽12の底面上に配置
され、ネット状のコンベアベルト14を通って第2コン
ベア18方向に洗浄水を吹き上げる洗浄水噴射装置20
と、この洗浄水噴射装置20から噴射され、且つ洗浄水
回収槽12の底部に落下した洗浄水が導入され、該洗浄
水に含まれる砂、砕貝等の附着物を洗浄水から分離する
ための分離装置22(図2参照)とを備えて構成されて
いる。
【0017】前記コンベア16におけるコンベアベルト
14は、例えばステンレススチール製のネット部分にほ
たて生貝柱を載置できるようにされ、洗浄水噴射装置2
0により下方から吹付けられた洗浄水が、水平状態の搬
送面14A位置にあるコンベアベルト14に載置された
生貝柱に対してネットを通って下方から吹き上げるよう
にされている。
【0018】前記コンベアベルト14の外周には、コン
ベア幅方向の複数の搬送凸条24が隣接する搬送凸条間
に、各々1個のほたて生貝柱を収容するように、搬送方
向定間隔にコンベアベルト14と一体的に形成されてい
る。
【0019】前記第2コンベア18は、前記コンベアベ
ルト14における上面の搬送面14Aと平行な移動面1
8Aを形成し、該移動面18Aが前記搬送面14Aと同
一方向に同期して移動されるようになっている。
【0020】又、前記第2コンベアは、その外周に、前
記コンベアベルト14における搬送凸条24と等ピッチ
で外向きに突出して複数配置され、該搬送凸条24と同
期して前記移動面18A上を移動するとき、これと協働
して生貝柱搬送空間26を形成する移動凸条28を備え
ている。即ち、生貝柱搬送空間26は、隣接する搬送凸
条24、24及び移動凸条28、28の間であって、上
下方向には、コンベアベルト14の上面と第2コンベア
18の下側面とによって区画される直方体形状の空間で
あり、コンベアベルト14及び第2コンベア18の回転
に従って図において右から左方向に移動されるものであ
る。
【0021】ここで、生貝柱搬送空間26における、コ
ンベア幅方向の両端面は、コンベアベルト14及び第2
コンベア8の幅方向両側の固定側壁30によって規定さ
れる。前記コンベアベルト14は、3個のスプロケット
ホイール32A、32B、32Cに巻き掛けられて駆動
されるようになっている。
【0022】前記スプロケットホイール32A、32B
は同一水平面内に配置され、又スプロケットホイール3
2Cは、前記スプロケットホイール32A、32Bより
も高い位置に配置され、従ってこれらに巻回されるコン
ベアベルト14は、搬送方向一端側が上向きに傾斜して
配置され、その端末部にスプロケットホイール32Cが
位置されることになる。
【0023】前記第2コンベア18は、前記同一水平高
さに配置されたスプロケットホイール32A、32B間
の上方位置で、該スプロケットホイール32A、32B
間の距離よりも短いスパンで配置された一対のスプロケ
ットホイール34A、34Bに巻回されている。前記移
動凸条28は、第2コンベア18の表面に揺動自在に枢
支された板状部材からなり、搬送面14Aに対向する位
置で下向きに垂下され、その下端が、前記コンベアベル
ト14の搬送面14A側に上向きに突出している搬送凸
条24先端近傍に位置されるように配置されている。
【0024】前記第2コンベア18におけるスプロケッ
トホイール34Aはコンベア16におけるスプロケット
ホイール32Aよりもスプロケットホイール32B側に
オフセットして配置され、これによって、スプロケット
ホイール32A上方近傍が開放されるようになってい
る。
【0025】このスプロケットホイール32A近傍上方
位置には、洗浄水回収槽12上端に固定された投入口3
6が設けられ、ここから、ほたて生貝柱がコンベアベル
ト14の上面に投入されるようになっている。図の符号
37は投入されたほたて生貝柱をコンベアベルト14の
搬送面14A上にガイドし、且つ、緩衝作用をするため
のガイド板を示す。
【0026】前記第2コンベア18のスプロケットホイ
ール34Bは、コンベア16におけるスプロケットホイ
ール32Bの略上方に位置され、搬送面14Aの出口側
端部が、第2コンベア18の下側から抜け出して斜め上
方に延在できるようにされている。
【0027】図の符号38は前記スプロケットホイール
32B、32C間において、コンベアベルト14の幅方
向両端を斜め下方に抑えることにより、コンベアベルト
14がスプロケットホイール32Bから浮き上がること
を防止するための抑えガイド板を示す。
【0028】前記コンベアベルト14は、スプロケット
ホイール32Cの位置で180度方向転換され、これに
よって、該コンベアベルト14上に載置されているほた
て生貝柱が落下する搬出口40となるが、この搬出口4
0の上方には、コンベアベルト14の搬送面14A上に
散水して、該搬送面14A上のほたて生貝柱に付着する
泡を消す消泡装置42が設けられている。
【0029】前記洗浄水噴射装置20は、洗浄水回収槽
12の底部近傍に、コンベアベルト14と平行に略水平
に配置された圧力水管44と、この圧力水管44の上側
に接続され、且つ鉛直上方に向けて該圧力水管44長手
方向適宜間隔に取付けられた噴射ノズル46と、前記圧
力水管44に加圧した洗浄水を供給するポンプ48と、
を備えて構成されている。
【0030】前記分離装置22は、図2に示されるよう
に、前記洗浄水回収槽12に隣接してこれに平行に配置
された直列の3段の沈殿槽22A〜22Cを備えて構成
されている。沈殿槽22A〜22Cは、図において右側
から第1〜第3段に配置され、洗浄水回収槽12におい
て、前記投入口36の下方で、該洗浄水回収槽12底面
近傍の側面に形成された洗浄水排出口50を介して、第
1段の沈殿槽22A内にほたて生貝柱洗浄後の洗浄水が
導入されるようになっている。
【0031】図1の符号54は前記搬出口40下方に形
成されたほたて生貝柱回収箱を示す。
【0032】ここで、前記ポンプ48は、分離装置22
における第3段沈殿槽22Cの外側に隣接して設けられ
た洗浄水槽56内に配置され、該洗浄水槽56内の洗浄
水を吸引するようにされている。又、符号58は、前記
コンベア16におけるスプロケットホイール32C及び
第2コンベア18におけるスプロケットホイール34B
をそれぞれチェーンを介して駆動するためのモータを示
す。
【0033】次に上記ほたて生貝柱洗浄装置10の作用
について説明する。
【0034】コンベアベルト14を、スプロケットホイ
ール32A、32B、32Cを図1において反時計方向
に回転することにより、コンベアベルト14を右から左
方向に駆動させる。同時に、コンベアベルト14と同期
して第2コンベア18を、その下側面がコンベアベルト
14の上側面(搬送面14A)と同一速度で駆動させ
る。このとき、第2コンベア18の移動凸条28がコン
ベアベルト14上の搬送凸条24と、搬送方向に同期す
るように設定する。
【0035】この状態で、投入口36からほたて生貝柱
Sを、搬送凸条24に1本毎に1個投入する。従って、
コンベアベルト14の搬送面14Aに投入されたほたて
生貝柱Sは、1個ずつ、生貝柱搬送空間26内に収納さ
れ、その状態でコンベアベルト14によって搬送される
ことになる。
【0036】生貝柱搬送空間26の移動中に、洗浄水噴
射装置20の噴射ノズル46から洗浄水を、ポンプ48
で加圧することによって噴射し、その噴流によって生貝
柱搬送空間26内のほたて生貝柱Sを吹き上げる。
【0037】コンベアベルト14は、前述の如くステン
レススチール等のネットによって構成されているので、
下方から吹き上げられた洗浄水がコンベアベルト14を
通って生貝柱搬送空間26に激しく噴射される。従っ
て、該生貝柱搬送空間26内のほたて生貝柱Sは下方か
ら吹き上げられるようにして洗浄水によって洗浄され
る。
【0038】このとき、生貝柱搬送空間26は、前後が
搬送凸条24及び移動凸条28、又上下が第2コンベア
18とコンベアベルト14、左右が固定隔壁30によっ
て隔絶されているので、ほたて生貝柱Sは洗浄水の強い
噴流によって吹き上げられても外部にはじき飛ばされり
することがない。
【0039】又、生貝柱搬送空間26は、その下面のコ
ンベアベルト14のネット以外は水の噴流が通過しない
壁構造であるので、ほたて生貝柱洗浄装置10外に洗浄
水の噴流が漏れることがない。又、下方から生貝柱搬送
空間26内に吹き上げられた洗浄水が、第2コンベア1
8や、左右の固定間隔壁30あるいは搬送凸条24、移
動凸条28によって反射され、反対側からほたて生貝柱
Sに吹き付けられるので、生貝柱は完全洗浄されること
になる。
【0040】洗浄水は、ほたて生貝柱Sに付着した砂や
砕貝と共にコンベアベルト14のネットを通って洗浄水
回収槽12底面に落下する。落下した洗浄水は、砂や砕
貝と共に、洗浄水排出口50から隣接する分離装置22
に流入する。
【0041】ここで、3段の沈殿槽22A、22Cを通
る間に、砂や砕貝が各沈殿槽の底面に沈殿して洗浄水の
みが分離され、最終段の沈殿槽22Cから隣接する洗浄
水槽56に流下する。
【0042】この洗浄水槽56内の洗浄水は、ポン48
により吸上げられ、圧力水管44を通って噴射ノズル4
6から再びコンベア16方向に噴射されることになる。
【0043】生貝柱搬送空間26内で洗浄されたほたて
生貝柱Sは、コンベアベルト14によってスプロケット
ホイール32B、32C間の傾斜面を上がり、その状態
位置で消泡装置42から散水される水によって付着した
泡等が除去された後、搬出口40から下方のほたて生貝
柱回収箱54内に落下回収されることになる。
【0044】なお上記ほたて生貝柱洗浄装置10におい
て、生貝柱搬送空間26の前後方向の壁は、搬送凸条2
4と移動凸条28とによって構成されるようになってい
るが、これはコンベアベルト14側の搬送凸条24によ
ってのみ構成されるようにしても良い。但し、この場合
は、装置の内周壁とコンベアベルト14の外周の隙間を
大きくしなければならない。
【0045】又、上記第2コンベア18にける移動凸条
28は、第2コンベア18の外周面に揺動自在に枢支さ
れた板状部材とされているが、これは第2コンベア18
に一体的に固定されるものであっても良い。但し、第2
コンベア18に移動凸条28を揺動自在に枢支した場合
は、第2コンベア18と投入口36あるいはモータ58
とのクリアランスを小さく設定することができる。
【0046】又、上記分離装置22は、洗浄水回収槽1
2の側方に隣接して配置されてるいが、これは、離間し
た位置に設けても良く、又洗浄水回収槽12よりも低い
位置あるいは洗浄水回収槽12の真下位置に設けるよう
にしても良い。
【0047】
【発明の効果】本発明は上記のように構成したので、ほ
たて生貝柱を1個1個確実に且つ高速連続的に洗浄する
ことができるという優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の例にかかるほたて生貝柱
洗浄装置を示す略示側面図
【図2】同ほたて生貝柱洗浄装置における分離装置とポ
ンプを示す略示断面図
【図3】同ほたて生貝柱洗浄装置を示す略示平面図であ
【符号の説明】
S…ほたて生貝柱 10…ほたて生貝柱洗浄装置 12…洗浄水回収槽 14…コンベアベルト 14A…搬送面 16…コンベア 18…第2コンベア 18A…移動面 20…洗浄水噴射装置 22…分離装置 22A〜22C…沈殿槽 24…搬送凸条 26…生貝柱搬送空間 28…移動凸条 30…固定隔壁 36…投入口 40…搬出口 42…消泡装置 46…噴射ノズル 50…洗浄水排出口 56…洗浄水槽

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】上面にほたて生貝柱を載置可能とされた搬
    送面を形成するネット状のコンベアベルトを備えたコン
    ベアと、前記搬送面から略上向きに突出するように、前
    記コンベアベルトの外周に、1個のほたて生貝柱を収容
    する搬送方向定間隔に形成されたコンベア幅方向の複数
    の搬送凸条と、前記コンベアの略上方に配置され、前記
    搬送面と平行な移動面を形成し、該移動面が前記搬送面
    と同一方向に同期して移動されると共に、隣接する前記
    搬送凸条間に形成される生貝柱搬送空間の上方を閉じる
    第2コンベアと、前記コンベアよりも位置に配置され、
    前記搬送面に対して裏側から洗浄水を噴射する洗浄水噴
    射装置と、前記コンベアの前記搬送面下方を囲み、洗浄
    水噴射装置から前記生貝柱搬送空間に噴射された後に落
    下した洗浄水及びこの洗浄水によりほたて生貝柱から除
    去された附着物を回収する洗浄水回収手段と、この洗浄
    水回収手段により回収された洗浄水及び附着物と洗浄水
    を分離すると共に、分離した洗浄水を、前記洗浄水噴射
    装置に供給する分離装置と、を有してなるほたて生貝柱
    洗浄装置。
  2. 【請求項2】請求項1において、前記第2コンベアは、
    その外周に、前記コンベアにおける搬送凸条と等ピッチ
    で外向きに突出して複数配置され、該搬送凸条と同期し
    て前記移動面上を移動するとき、これと協働して前記生
    貝柱搬送空間を形成する移動凸条を有してなることを特
    徴とするほたて生貝柱洗浄装置。
  3. 【請求項3】請求項2において、前記移動凸条は第2コ
    ンベア表面に揺動自在に枢支された板状部材からなり、
    前記搬送面に対向する位置で下向きに垂下され、その下
    端が、前記コンベアの搬送凸条の先端近傍に位置される
    ことを特徴とするほたて生貝柱洗浄装置。
  4. 【請求項4】請求項1、2又は3において、前記コンベ
    アは、前記第2コンベアに対して、その長手方向両端か
    ら両側に突出する長さで配置され、一方の突出部上方に
    ほたて生貝柱投入口が設けられると共に、他方の突出部
    に搬出口が設けられたことを特徴とするほたて生貝柱洗
    浄装置。
  5. 【請求項5】請求項4において、前記コンベアにおける
    前記他方の突出部と、端部に向かって上向きに傾斜して
    配置し、且つ、該上向きの端部近傍には、コンベアの搬
    送面に散水して、ほたて生貝柱に付着する泡を消す消泡
    装置を設けたことを特徴とするほたて生貝柱洗浄装置。
  6. 【請求項6】請求項1乃至5のいずれかにおいて、前記
    洗浄水回収手段は水槽であり、前記分離装置は、前記水
    槽に隣接して配置され、直列の複数段の沈殿槽を備え、
    且つ、最終段で分離された洗浄水を前記洗浄水噴射装置
    に供給するようにされたことを特徴とするほたて生貝柱
    洗浄装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104705382A (zh) * 2013-12-12 2015-06-17 河北农业大学 一种水射流贝柱剥离设备
KR20230013291A (ko) * 2021-07-19 2023-01-26 조영만 전복 세척장치

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