JPH09252564A - 整流子及び整流子電動機 - Google Patents

整流子及び整流子電動機

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JPH09252564A
JPH09252564A JP5745396A JP5745396A JPH09252564A JP H09252564 A JPH09252564 A JP H09252564A JP 5745396 A JP5745396 A JP 5745396A JP 5745396 A JP5745396 A JP 5745396A JP H09252564 A JPH09252564 A JP H09252564A
Authority
JP
Japan
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commutator
undercut
varnish
motor
hook part
Prior art date
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Pending
Application number
JP5745396A
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English (en)
Inventor
Katsutoshi Fujita
克敏 藤田
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 各種電気機器に用いられる整流子電動機にお
いて、整流子のアンダカットを整流子のフック部付近で
整流子の外周側へずらして行い、フック側の端面にアン
ダカットが現れないようにすることにより、電機子組立
のワニス処理時にワニスが整流子アンダカット部分を通
り整流子子片へ付着する不良を防ぐことを目的とする。 【解決手段】 整流子組立工程の最終工程でのアンダカ
ットを反フック側からフック側へ行う際フック部付近に
て整流子の外周側へずらし、フック側の整流子端面へア
ンダカットが現れない構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は家庭用電気機器に用
いられる整流子電動機に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】近年、整流子電動機は高回転数化が進ん
でおり、電機子のワニス処理はコイルの機械的強度を確
保するため必要不可欠のものとなってきている。
【０００３】そのような中、ワニス処理による不良も多
発しており整流子子片へのワニス付着による通電不良な
どもその内の一つとして挙げられている。
【０００４】図２は従来の整流子の断面図である。図２
において１が整流子子片、２が整流子胴、３が成型樹脂
の部分である。そして破線で示した部分が隣合う整流子
片間に刃物で狭い溝を加工するいわゆるアンダカット部
分である。
【０００５】しかしながら、このようにして構成される
整流子を使用して電機子組立にする場合は、整流子子片
のフック部分１１に巻線を施したのちワニス処理を施す
わけであるが、アンダカットがフック側の整流子端面に
現れているがために、そのアンダカット部分を通り整流
子子片表面へ出てきてしまうことになり、通電不良を発
生させる原因ともなってしまう。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記従来の問
題点を鑑み、整流子電動機の電機子組立時のワニス処理
加工でのワニスの整流子子片への付着を防ぎ通電不良を
撲滅することを可能とする整流子の提供を目的とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明は、整流子アンダカットを反フック側からフッ
ク側へ行う際に整流子のフック部付近において整流子の
外周側へとずらした形状とし、整流子のフック側端面に
アンダカットが現れないような構造とする。
【０００８】
【発明の実施の形態】本発明の請求項１に記載の発明
は、整流子のアンダカットを整流子のフック部付近で整
流子の外周側へずらしたものであり、アンダカットがフ
ック側の端面に現れていないので、ワニス処理をする際
にワニスがアンダカットの溝を通って整流子子片表面に
付着することがなくなり、ワニス付近による通電不良の
発生を防止することができるという作用を有する。
【０００９】請求項２に記載の発明は、請求項１に記載
の整流子を整流子電動機に使用するというもので、品質
の安定した整流子電動機を提供できるという作用を有す
る。
【００１０】以下、本発明の実施の形態について、図１
を用いて説明する。 （実施の形態１）図１は、本発明の一実施の形態による
整流子の断面図である。図１において１が整流子子片、
２が整流子胴、３が成型樹脂の部分である。そしてアン
ダカット部分は破線により示したり、整流子のアンダカ
ット部分が整流子のフック側の端面に現れないようにな
っている。
【００１１】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、整流子の
アンダカットが整流子のフック側の端面に現れていない
ため、整流子電動機の電機子組立時のワニス処理工程で
アンダカット部分を通り整流子子片へワニスが付着する
ことがなくなり、ワニス付着により通電不良などの不良
を撲滅することができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の一実施の形態による整流子の断面図
【図２】従来の整流子の断面図
【符号の説明】
１ 整流子子片 ２ 整流子胴 ３ 整流子成型樹脂 １１ 整流子子片のフック部分

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】整流子電動機に用いられる整流子のアンダ
    カットを整流子のフック部付近で整流子の外周側へずら
    したことを特徴とする整流子。
  2. 【請求項２】請求項１記載の整流子を有した整流子電動
    機。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100456572C (zh) * 2004-11-19 2009-01-28 乐金电子(天津)电器有限公司 单相串联电机用换向器结构
CN103001092A (zh) * 2011-09-16 2013-03-27 深圳市凯中精密技术股份有限公司 具有多钩片式换向片的整流子
CN104779502A (zh) * 2015-03-24 2015-07-15 吴清照 换向器铜片
CN108336619A (zh) * 2018-01-24 2018-07-27 张兼鸣 加强型换向器
CN112701546A (zh) * 2020-12-17 2021-04-23 苏州溪能环保科技有限公司 一种具有云母圈的钩型换向器

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