JPH09251729A - 再生装置 - Google Patents

再生装置

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Publication number
JPH09251729A
JPH09251729A JP5893696A JP5893696A JPH09251729A JP H09251729 A JPH09251729 A JP H09251729A JP 5893696 A JP5893696 A JP 5893696A JP 5893696 A JP5893696 A JP 5893696A JP H09251729 A JPH09251729 A JP H09251729A
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word
signal
inversion interval
digital data
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JP5893696A
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Shuji Masuda
修二 増田
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の再生装置では、誤りワードの訂正数が
1ブロックあたりパリティの半分以下の個数である。ま
た、再生信号が変調方式で規定されないパターンのうち
の特殊な場合以外は、誤りワードの個数が減少しない。 【解決手段】 誤りパターン検出器1は再生信号aの中
にそのディジタル変調方式で規定されていないパターン
が存在するときには、そのパターンを誤りパターンとし
て検出し、誤り検出信号cをエラーフラグ発生器6に出
力する。エラーフラグ発生器6は、誤り検出信号cと復
調器出力ワードfとを対応させ、復調器出力ワードfご
とに誤り検出信号cを用いて復調器出力ワードfに誤り
が存在するかどうかを調べる。誤りが存在する場合は、
誤り訂正信号cに対応する復調器出力ワードfが誤りワ
ードであることを示すエラーフラグgを1ワードクロッ
クの間、誤り訂正回路7に出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は再生装置に係り、特
にコンパクトディスクなどの光ディスクに記録された誤
り訂正符号化されたディジタルデータを再生する再生装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】誤り訂正符号化されたディジタルデータ
をワードごとにディジタル変調等で変調し、変調された
変調ワードを並直列変換して得られる記録信号が記録さ
れたコンパクトディスクなどの光ディスクを再生する再
生装置では、従来より光ディスクから読み出された再生
信号をワードごとに直並列変換した後復調器で復調し、
復調された復調ワードをブロックごとに誤り訂正回路で
誤り訂正をする。この再生装置で用いられる誤り訂正
は、パリティブロックが付加されて誤り訂正符号化され
たディジタルデータを復号した後で行われる。この再生
装置での誤り訂正回路は、1ブロックあたりパリティの
半分以下の個数の誤りワードを訂正し、また誤りの位置
が既知であればパリティ個数の誤りワードを訂正するこ
とができる。
【0003】従来の再生装置では、誤り訂正回路に入力
されたブロックに含まれる誤りワードの位置は特定され
ていない。従来は復調した後に誤りデータは誤り訂正符
号の演算により訂正するようにしており、データの誤り
が多いと訂正不能又は誤訂正が生じる。そのため、従来
より、データを復調する前に特定のパターンの誤りに対
しては訂正を行うことで、エラーレートを下げるように
した誤り訂正装置が知られている(特開昭63−181
171号公報:発明の名称「誤り訂正装置」)。
【0004】図8はこの従来の特開昭63−18117
1号公報記載の誤り訂正装置を用いた従来の再生装置の
一例のブロック図を示す。この従来の再生装置44は、
復調回路41の前段に特開昭63−181171号公報
記載の誤り訂正装置43を接続し、復調回路41の後段
に誤り訂正回路42を接続した構成である。これによ
り、再生信号を復調回路41で復調する前に、誤り訂正
回路43において再生信号がディジタル変調方式で規定
されないパターンになった場合のうち、特定のパターン
のものについてのみ再生信号の訂正を行う。本来誤った
パターンであるから、訂正することが誤訂正になったと
しても、少しでも訂正できるパターンは訂正した方が良
いことに基づく。
【0005】すなわち、この誤り訂正装置43は、チャ
ネルビット間隔をTとしたときに再生信号の最小反転間
隔TMINが3Tに規定されている場合に動作する。ま
ず再生信号の連続する9Tの波形パターンを見る。次に
9Tの波形パターンが、図9(A)に示す誤りパターン
のときは、同図(B)に示す訂正パターンに訂正し、ま
た、同図(C)に示す誤りパターンのときは、同図
(D)に示す訂正パターンに訂正するというように、本
来真ん中の3ビットが3Tの反転間隔となる波形パター
ンに対して中央のビットが誤った場合に誤ったビットを
訂正する。
【0006】このようにして誤り訂正されたディジタル
データは、図8の復調回路41で復調された後誤り訂正
回路42に入力されると、誤り訂正回路42においてブ
ロックに含まれる誤りワードの個数を減少させることが
可能になり、エラーレートが低減されるために再生装置
全体の信頼度が向上する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、上記の従来
の再生装置44では、誤り訂正回路42の初段の復号器
で訂正される誤りワードの個数は、1ブロックあたりパ
リティの半分以下の個数である。また、特開昭63−1
81171号公報記載の誤り訂正装置43では、復調回
路41に入力される再生信号が変調方式で規定されない
パターンのうちの図9(A)や(C)の特殊な誤りパタ
ーン以外の誤りパターンの場合は、誤り訂正できないた
め、特殊な誤りパターン以外のときは誤り訂正回路42
に入力されるブロックに含まれる誤りワードの個数が減
少しない。
【0008】本発明は以上の点に鑑みなされたもので、
誤り訂正回路に入力されるブロックに含まれる誤りワー
ドの位置を特定することにより、誤り訂正回路で訂正す
ることができる誤りワードの数を増加でき、装置全体の
信頼度を向上させることができる再生装置を提供するこ
とを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明は、記録媒体から再生された所定のディジ
タル変調方式で変調されたディジタルデータからディジ
タル変調方式で規定されていない信号反転間隔の信号パ
ターンを誤りパターンとして検出する誤りパターン検出
器と、再生されたディジタルデータからその同期信号に
同期したワードクロックを発生するワードクロック発生
手段と、再生されたディジタルデータをワードクロック
に基づいてワード毎に復調する復調手段と、誤りパター
ン検出器よりの誤り検出信号と復調手段よりの復調器出
力ワードとワードクロックとを入力信号として受け、誤
りパターン検出器で誤りパターンが検出された場合に誤
りがあると推定される復調ワードと同期してエラーフラ
グを発生して、復調ワードと共に出力するエラーフラグ
発生器と、エラーフラグ発生器からの復調ワードとエラ
ーフラグとから誤り訂正を行う誤り訂正回路とからなる
構成としたものである。
【0010】本発明では、記録媒体より読み出された再
生信号であるディジタルデータは、誤りパターン検出器
に入力され、再生信号に同期したビットクロックによ
り、再生信号に含まれるディジタル変調方式で規定され
ていないパターンを誤りパターンとして検出され、誤り
検出信号として出力される。また、再生信号は、ワード
クロック発生手段によりワードクロックを発生させ、発
生したワードクロックは復調手段、エラーフラグ発生器
および誤り訂正回路を動作させる。
【0011】エラーフラグ発生手段は、復調手段で復調
された復調器出力ワードと誤りパターン検出器で検出さ
れた誤り検出信号に基づき、誤りパターンを含むワード
を復調して得られる誤りワードに対してエラーフラグを
発生させ、エラーフラグに同期するように復調器出力ワ
ードを遅延させた復調ワードをエラーフラグとともに出
力する。復調ワードとエラーフラグは、誤り訂正回路に
おいて複数のワードを1つのブロックとして入力され、
ブロックごとにエラーフラグで位置が特定された誤りワ
ードを含めて復調ワードの誤り訂正が行われる。
【0012】すなわち、この発明では、誤りパターンを
含むワードを復調して得られる復調ワードは誤りワード
であると判定してエラーフラグを立てるようにしたた
め、誤り訂正回路に入力される復調ワードに含まれる誤
りワードの位置を特定することができる。
【0013】なお、請求項4記載の発明では上記の目的
を達成するため、誤りパターン検出器を、記録媒体から
再生された所定のディジタル変調方式で変調されたディ
ジタルデータからディジタル変調方式で規定されていな
い信号反転間隔の信号パターンを誤りパターンとして検
出して誤り検出信号として出力すると共に、ディジタル
データの反転間隔を測定して得た反転間隔信号を出力す
る構成とし、エラーフラグ発生器を、誤りパターン検出
器よりの誤り検出信号及び反転間隔信号と復調手段より
の復調器出力ワードとワードクロックを入力信号として
受け、誤りパターン検出器で誤りパターンが検出された
場合に誤りがあると推定される復調ワードと同期してエ
ラーフラグを発生して、復調ワードと共に出力する構成
とする。
【0014】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面と共に説明する。
【0015】図1は本発明になる再生装置の一実施の形
態のブロック図を示す。この実施の形態は、誤りパター
ン検出器1、同期検出器2、分周器3、直並列変換器
4、復調器5、エラーフラグ発生器6及び誤り訂正回路
7から構成されており、例えばコンパクトディスク等の
光ディスクから光ヘッド(いずれも図示せず)で再生さ
れた再生信号aとこれに同期したビットクロックbとを
入力信号として受け、復調及び誤り訂正を行う。
【0016】誤りパターン検出器1は所定のディジタル
変調方式で変調されたディジタル信号である再生信号a
の中にそのディジタル変調方式で規定されていないパタ
ーンが存在するときには、そのパターンを誤りパターン
として検出し、誤り検出信号cをエラーフラグ発生器6
に出力する回路で、例えば図2に示すブロック図の構成
とされている。
【0017】再生信号aはディジタル変調方式により最
小反転間隔TMIN、最大反転間隔TMAXが規定さ
れ、また特定の反転間隔TR(TMIN<TR<TMA
X)では反転しないこととする。図2に示す誤りパター
ン検出器1は、反転間隔計測器11、最小反転間隔比較
器12、最大反転間隔比較器13、特定反転間隔検出器
14および誤り抽出器15で構成されている。
【0018】再生信号aは図2の反転間隔計測器11で
反転間隔を計測され、その計測結果を示す反転間隔信号
iとして出力される。計測された反転間隔信号iは最小
反転間隔比較器12、最大反転間隔比較器13、および
特定反転間隔検出器14でTMIN、TMAX、および
TRとそれぞれ比較される。
【0019】最小反転間隔比較器12、最大反転間隔比
較器13、および特定反転間隔検出器14は、反転間隔
信号iの値がディジタル変調方式で規定されていない長
さの反転間隔の場合(すなわち、最小反転間隔より短い
場合、あるいは最大反転間隔より長い場合、あるいは予
め定めた特定の反転間隔である場合のいずれか)は、比
較信号jを誤り信号抽出器15に出力する。誤り信号抽
出器15は、比較信号jを受けて再生信号aからディジ
タル変調方式で規定されていない反転間隔の部分を抽出
し誤り検出信号cを出力する。
【0020】再び図1に戻って説明するに、同期検出器
2は再生信号aから同期パターンを検出し、同期検出信
号dを分周器3に送る。分周器3は、チャネルビット間
隔と同じ周期のビットクロックbを分周し再生信号aと
同期の取られたワードクロックeを発生させる。直並列
変換器4は、このワードクロックdとビットクロックに
同期して再生信号aを直並列変換する。
【0021】直列並列変換された再生信号aは復調器5
でパラレルのシンボルであるワードごとに復調され、復
調器出力ワードfとしてエラーフラグ発生器6に供給さ
れる。エラーフラグ発生器6は、誤り検出信号cと復調
器出力ワードfとを対応させ、復調器出力ワードfごと
に誤り検出信号cを用いて復調器出力ワードfに誤りが
存在するかどうかを調べる。誤りが存在する場合は、誤
り訂正信号cに対応する復調器出力ワードfが誤りワー
ドであることを示すエラーフラグgを1ワードクロック
の間、誤り訂正回路7に出力する。
【0022】また、復調器出力ワードfはエラーフラグ
発生器6においてエラーフラグgと同期するように遅延
され、復調ワードhとして誤り訂正回路7に供給され
る。誤り訂正回路7では、復調ワードhをブロックごと
に入力しエラーフラグgで位置を特定された誤りワード
を含めて誤りを訂正した後、誤り訂正信号kとして出力
する。
【0023】図3は図1の実施の形態において誤りパタ
ーン検出器1を図2に示した構成とした場合におけるエ
ラーフラグ発生回路6の入力と出力のタイミングチャー
トを示す。図3においてはディジタル変調方式がEFM
(8−14変換)であり、その変調方式で規定されてい
る最小反転間隔TMINは3T、最大反転間隔TMAX
は11Tである。ただし、Tはチャネルビット間隔とす
る。再生信号aを16ビットごとに直並列変換し、復調
したものが復調器出力ワードfである。図3では3ワー
ド分表示されており、復調結果はそれぞれA、B、Cで
ある。
【0024】また、再生信号aの反転間隔を測定し、再
生信号aからディジタル変調方式で規定されていない長
さの反転間隔で反転している部分を抽出したものが誤り
検出信号cである。図3においては、最小反転間隔TM
INは3Tであるため、反転間隔が2Tの部分が抽出さ
れ、その期間誤り検出信号cがハイレベルとされてい
る。このため誤り検出信号cをワードごとに分割したと
きに反転間隔が2Tの部分が含まれているワードBは誤
りワードであることが分かる。
【0025】エラーフラグ発生器6は、誤りパターンを
含むワードを復調して得られる復調器出力ワードfは誤
りワードであると判定しエラーフラグgを立てると共
に、復調器出力ワードfの単純遅延信号である復調ワー
ドhを図3に示すように出力する。誤り訂正回路7は、
ブロックごとに入力される複数の復調ワードhに含まれ
ているエラーフラグgで誤りワード(図3ではB)の位
置が特定されているため、誤りワードの位置が特定でき
ない場合に比し誤り訂正個数の2倍の個数までの誤り訂
正が可能であり、よって従来に比べて装置全体の信頼度
を向上させることができる。
【0026】また、この実施の形態では再生信号aがデ
ィジタル変調方式で規定されないパターンになった場合
のすべてについてエラーフラグgを立てるようにしてい
るため、特殊なパターンについてのみ訂正を行える従来
の誤り訂正装置に比しより汎用性のある、誤り訂正が可
能で、装置全体の信頼度の向上ができる。
【0027】次に、本発明の実施の形態における誤りパ
ターン検出器1の構成の第2の例について説明する。こ
の場合の誤りパターン検出器1のブロック構成は第1の
例である図2のブロック構成と大略同じであるが、図2
の誤りパターン検出器1の中の誤り信号抽出器15で抽
出される誤り検出信号cを第1の例で抽出される部分の
前後の部分まで含めることにより、ワードの分割点上に
存在する誤りに対しても誤りワード位置の特定ができる
ようにしたものである。
【0028】図4は、この第2の例の誤りパターン検出
器1を用いた場合におけるエラーフラグ発生器6の入出
力タイムチャートーを示す。同図に示すように、誤りパ
ターン検出器1により、誤り検出信号cは再生信号aの
反転周期が2Tの部分だけでなく、その前後の反転部分
も誤りとして抽出されている。図4にa’で示す記録波
形を読み出した信号を再生信号aとすると、読み出し誤
りは、復調器出力ワードfのワードAおよびワードBに
またがっていることになる。
【0029】従って、図1のエラーフラグ発生器6はパ
ターン発生器1として図2の構成とした場合は、エラー
フラグgをワードBだけに立てるが、この第2の例では
ワードAおよびワードBを誤りワードとしてエラーフラ
グを立てるため、より正確な誤り検出ができる。
【0030】図5は本発明になる再生装置の第2の実施
の形態のブロック図を示す。同図中、図1と同一構成部
分には同一符号を付し、その説明を省略する。この図5
に示す実施の形態は、誤りパターン検出器9が反転間隔
信号iと誤り検出信号cをそれぞれ並列にエラーフラグ
発生器10へ出力する点に特徴がある。
【0031】図6は図5の実施の形態における誤りパタ
ーン検出器9の構成を表すブロック図を示す。図2の第
1例の誤りパターン検出器1と異なる点は、誤り信号抽
出器15がなくなり、代わりにORゲート16があるこ
とと、誤り検出信号cと共に反転間隔測定器11で測定
された反転間隔信号iをエラーフラグ発生器10に入力
していることである。
【0032】図6では誤りパターン検出器9が最小反転
間隔比較器12、最大反転間隔比較器13、特定反転間
隔検出器14およびORゲート16で構成されているの
で、図2の誤りパターン検出器2よりも回路規模を縮小
することができる。かかる構成の誤りパターン検出器9
を用いた場合、図5のエラーフラグ発生器10は、反転
間隔信号iと誤り検出信号cから誤りワードに対してエ
ラーフラグgを出力する。
【0033】図7は、図5の実施の形態において図6の
構成の誤りパターン検出器9を用いた場合におけるエラ
ーフラグ発生器10の入力と出力のタイミングチャート
を示す。図7におけるディジタル変調方式で規定されて
いる最小反転間隔TMINは3Tである。ただし、Tは
チャネルビット間隔とする。再生信号aを16ビットご
とに直並列変換し、復調したものが復調器出力ワードf
である。図7では3ワード分表示されており、復調結果
はそれぞれA、B、Cである点は図3と同様である。
【0034】また、再生信号aの反転間隔を測定し、再
生信号aからディジタル変調方式で規定されていない長
さの反転間隔で反転している部分を抽出したものが誤り
検出信号cである。図7においては、最小反転間隔TM
INは3Tであるため、反転間隔が2Tの部分が図6の
最小反転間隔比較器12で検出され、その比較信号jが
図6のORゲート16を通して誤り検出信号cとしてエ
ラーフラグ発生器10に入力される。
【0035】ここで、図6の最小反転間隔比較器12で
は再生信号aの反転間隔が最小反転間隔TMINである
3Tより短かった時に初めてその検出信号(比較信号
j)を出力するために、誤り検出信号は図7にcで示す
ように、再生信号aの反転間隔が2Tの部分の直後に出
力される。このため、例えばワードAとワードBの境目
付近で上記の誤り検出信号が出力された場合は、ワード
Aに誤りパターンがあるのか、ワードBに誤りパターン
があるのかの判定が困難である。そこで、この反転間隔
検出器12〜14による検出時間遅れを補正するため
に、反転間隔信号iがエラーフラグ発生器10に入力さ
れる。これにより、エラーフラグ発生器10は、誤りパ
ターンのあるワードBに対応して図7にgで示すよう
に、エラーフラグgを正確に出力することができる。
【0036】なお、エラーフラグ発生器10を、誤りパ
ターンを検出した誤りワードBの前後のワードワード
A、ワードCに対しても自動的にエラーフラグgを出力
する構成としてもよい。この場合は2つのワードにまた
がった誤りパターンによる誤りワードの位置を特定する
ことができる。
【0037】なお、本発明は上記の実施の形態に限定さ
れるものではなく、例えば光ディスクに限らず、磁気デ
ィスク、磁気テープなどのディジタルデータが記録され
た記録媒体全般に適用することができる。また、特定反
転間隔検出器14は必ずしも設けなくともよい。更に、
ディジタル変調方式はEFMに限定されるものではな
く、3PM、FEM−4その他種々の公知のディジタル
変調方式に適用できることは勿論である。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ディジタル変調方式で規定されていない誤りパターンを
含むワードを復調して得られる復調ワードは誤りワード
であると判定してエラーフラグを立て、誤り訂正回路に
入力される復調ワードに含まれる誤りワードの位置を特
定するようにしたため、誤りワードの位置が特定できな
い従来に比し誤り訂正個数の2倍の個数までの誤り訂正
が可能であり、従来に比べて誤り訂正回路で訂正するこ
とができる誤りワードの数を増加できることから、誤り
訂正回路の初段の誤り訂正器においても消失訂正が可能
となり、再生装置の信頼性を向上させることができる。
【0039】また、本発明によれば、再生信号がディジ
タル変調方式で規定されないパターンになった場合のす
べてについてエラーフラグを立てるようにしているた
め、特殊なパターンについてのみ訂正を行える従来の誤
り訂正装置に比しより汎用性のある、誤り訂正が可能
で、装置全体の信頼度のより一層の向上ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態のブロック図であ
る。
【図2】図1中の誤りパターン検出器の第1の例のブロ
ック図である。
【図3】図1中の誤りパターン検出器を図2の構成とし
たときのエラーフラグ発生器の入出力タイミングチャー
トである。
【図4】図1中の誤りパターン検出器を第2の例の構成
としたときの、図1中のエラーフラグ発生器の入出力タ
イミングチャートである。
【図5】本発明の第2の実施の形態のブロック図であ
る。
【図6】図5中の誤りパターン検出器の構成を示すブロ
ック図である。
【図7】図5のエラーフラグ発生器の入出力タイミング
チャートである。
【図8】従来の再生装置の一例のブロック図である。
【図9】図8の誤り訂正装置が訂正できる誤りパターン
例を示す図である。
【符号の説明】
1、9 誤りパターン検出器 2 同期検出器 3 分周器 4 直並列変換器 5 復調器 6、10 エラーフラグ発生器 7 誤り訂正回路 11 反転間隔計測器 12 最小反転間隔比較器 13 最大反転間隔比較器 14 特定反転間隔検出器 15 誤り信号抽出器 16 ORゲート a 再生信号 b ビットクロック c 誤り検出信号 d 同期検出信号 e ワードクロック f 復調器出力ワード h 復調ワード i 反転間隔信号 j 比較信号 k 誤り訂正信号

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録媒体から再生された所定のディジタ
    ル変調方式で変調されたディジタルデータから前記ディ
    ジタル変調方式で規定されていない信号反転間隔の信号
    パターンを誤りパターンとして検出する誤りパターン検
    出器と、 前記再生されたディジタルデータからその同期信号に同
    期したワードクロックを発生するワードクロック発生手
    段と、 前記再生されたディジタルデータを前記ワードクロック
    に基づいてワード毎に復調する復調手段と、 前記誤りパターン検出器よりの誤り検出信号と前記復調
    手段よりの復調器出力ワードと前記ワードクロックとを
    入力信号として受け、該誤りパターン検出器で誤りパタ
    ーンが検出された場合に誤りがあると推定される復調ワ
    ードと同期してエラーフラグを発生して、該復調ワード
    と共に出力するエラーフラグ発生器と、 前記エラーフラグ発生器からの前記復調ワードとエラー
    フラグとから誤り訂正を行う誤り訂正回路とを有するこ
    とを特徴とする再生装置。
  2. 【請求項2】 前記誤りパターン検出器は、前記記録媒
    体から再生された所定のディジタル変調方式で変調され
    たディジタルデータの反転間隔を測定する反転間隔測定
    器と、該反転間隔測定器により測定された反転間隔が前
    記所定のディジタル変調方式で規定された反転間隔であ
    るかどうかを比較検出する比較手段と、前記ディジタル
    データと前記比較手段からの比較信号とを入力信号とし
    て受け、該ディジタルデータから反転間隔が前記所定の
    ディジタル変調方式で規定されていない信号部分のみを
    抽出して誤り検出信号として出力する誤り信号抽出器と
    からなることを特徴とする請求項1記載の再生装置。
  3. 【請求項3】 前記誤りパターン検出器は、前記記録媒
    体から再生された所定のディジタル変調方式で変調され
    たディジタルデータの反転間隔を測定する反転間隔測定
    器と、該反転間隔測定器により測定された反転間隔が前
    記所定のディジタル変調方式で規定された反転間隔であ
    るかどうかを比較検出する比較手段と、前記ディジタル
    データと前記比較手段からの比較信号とを入力信号とし
    て受け、該ディジタルデータから反転間隔が前記所定の
    ディジタル変調方式で規定されていない信号部分の前後
    に存在する該ディジタルデータが反転しているそれぞれ
    の信号部分の範囲を抽出して誤り検出信号として出力す
    る誤り信号抽出器とからなることを特徴とする請求項1
    記載の再生装置。
  4. 【請求項4】 記録媒体から再生された所定のディジタ
    ル変調方式で変調されたディジタルデータから前記ディ
    ジタル変調方式で規定されていない信号反転間隔の信号
    パターンを誤りパターンとして検出して誤り検出信号と
    して出力すると共に、該ディジタルデータの反転間隔を
    測定して得た反転間隔信号を出力する誤りパターン検出
    器と、 前記再生されたディジタルデータからその同期信号に同
    期したワードクロックを発生するワードクロック発生手
    段と、 前記再生されたディジタルデータを前記ワードクロック
    に基づいてワード毎に復調する復調手段と、 前記誤りパターン検出器よりの誤り検出信号及び反転間
    隔信号と前記復調手段よりの復調器出力ワードと前記ワ
    ードクロックを入力信号として受け、該誤りパターン検
    出器で誤りパターンが検出された場合に誤りがあると推
    定される復調ワードと同期してエラーフラグを発生し
    て、該復調ワードと共に出力するエラーフラグ発生器
    と、 前記エラーフラグ発生器からの前記復調ワードとエラー
    フラグとから誤り訂正を行う誤り訂正回路とを有するこ
    とを特徴とする再生装置。
  5. 【請求項5】 前記誤りパターン検出器は、前記記録媒
    体から再生された所定のディジタル変調方式で変調され
    たディジタルデータの反転間隔を測定して前記反転間隔
    信号を出力する反転間隔測定器と、該反転間隔測定器か
    らの反転間隔信号に基づき前記所定のディジタル変調方
    式で規定された反転間隔であるかどうかを比較検出する
    比較手段と、該比較手段からの比較信号を論理和演算し
    て前記誤り検出信号として出力する論理和演算手段とか
    らなることを特徴とする請求項4記載の再生装置。
  6. 【請求項6】 前記エラーフラグ発生器は、前記誤りパ
    ターン検出器で誤りパターンが検出された場合に誤りが
    あると推定される第1の復調ワードと、その前後の第2
    及び第3の復調ワードのそれぞれに同期してエラーフラ
    グを発生して、該第1乃至第3の復調ワードと共に出力
    することを特徴とする請求項5記載の再生装置。
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