JPH09251470A - データベース検索方法及び装置 - Google Patents

データベース検索方法及び装置

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JPH09251470A
JPH09251470A JP8087616A JP8761696A JPH09251470A JP H09251470 A JPH09251470 A JP H09251470A JP 8087616 A JP8087616 A JP 8087616A JP 8761696 A JP8761696 A JP 8761696A JP H09251470 A JPH09251470 A JP H09251470A
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JP
Japan
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class
data
search
dictionary
attribute
Prior art date
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Application number
JP8087616A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Kumamoto
浩 熊本
Hiroshi Nakajima
宏 中嶋
Koji Maekawa
浩二 前川
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Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
Omron Tateisi Electronics Co
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 オブジェクト指向データベースの使い勝手を
向上させること。 【解決手段】 検索対象となる属性値を特定するための
階層構造化されたクラス情報とデータベース本体となる
実データとを分離し、両者間に更新可能なリンクを張る
と言う手法を採用することにより、実データやクラスの
登録、削除、変更等に柔軟に対応しつつも、オブジェク
ト思考型データベースシステムの利点である各クラスを
跨がった検索を可能とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、オブジェクト思
考型データベースシステムに好適なデータベース検索方
法及び装置に係り、特に、検索対象となる属性値を特定
するための階層構造化されたクラス情報とデータベース
本体となる実データとを分離し、両者間に更新可能なリ
ンクを張ると言う手法を採用することにより、実データ
やクラスの登録、削除、変更等に柔軟に対応しつつも、
オブジェクト思考型データベースシステムの利点である
各クラスを跨がった検索を可能としたデータベース検索
方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】多量のデータからユーザの要求を満たす
データを検索するためのデータベースとしては、リレー
ショナルデータベース(以下、RDBと言う)が従来よ
り知られている。
【0003】このRDBにあっては、多数の実データを
複数の属性項目欄に対応する表形式で登録することか
ら、データ構造の一覧性に優れ、データの登録、変更、
削除等の作業が容易である利点を有する。反面、データ
検索動作時にあっては、いずれの属性項目についても全
件検索が行われることから、複数の属性項目に跨がった
データ検索を多量のデータに関して実行させようとする
と検索時間が多大となる欠点がある。
【0004】これに対して、最近では、複数の属性項目
に跨がったデータ検索を短時間で実行できるデータベー
スとして、オブジェクト指向データベース(以下、OO
DBと言う)が発表されており、特に、OODBにファ
ジイデータを持たせたファジイOODBとしては、大阪
大学基礎工学部の馬場元秀氏他による論文『ファジイ・
オブジェクト指向データベースからのファジイ検索につ
いて』(10th Fuzzy System Symposium (Osaka, June 1
-4, 1994))が知られている。
【0005】このOODBにあっては、上位クラスの属
性を下位クラスの属性が継承するようにして階層構造化
された複数のクラスが用意されていることから、適当な
クラス又はその下位クラス(サブクラス)を指定するこ
とによって検索範囲を最小に絞り込んでデータ検索を行
うことができ、これにより比較的短時間で多量のデータ
からユーザの要求するデータを検索することができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
論文に見られる如き従来のOODBにあっては、各クラ
スとそのクラスに属する実データとを物理的に関連付け
て記憶させていたため、クラスに変更があった場合にお
けるデータの整理が繁雑であり、さらにデータを登録す
る場合には各クラスに分けてから行う必要がある等の問
題がある。
【0007】また、ファジイ属性を使用してデータ検索
ができる利点を有する反面、データ(インスタンス)が
大量になった場合は、そのクラスに属する全てのデータ
に関して適合度演算を実行することから、検索に長時間
を要する問題がある。
【0008】さらに、クラス(子供)等のように、実デ
ータの属性(年齢)を所定のメンバシップ関数に照らし
て特定されるクラスの場合、実データの属性(年齢)の
更新と共に当該クラスとそれに属する実データとの関係
が変動してしまい、その都度データの再登録が必要とな
ると言う問題点がある。
【0009】この発明は、上述の問題点に鑑みてなされ
たものであり、その目的とするところは、この種のオブ
ジェクト指向型のデータベースにおける使い勝手を向上
することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】この出願の請求項1の発
明は、多数の実データを複数の属性項目欄に対応する表
形式で登録するためのデータ記憶手段と、上位クラスの
属性を下位クラスの属性が継承するようにして階層構造
化された複数のクラスのそれぞれのクラス名と、それぞ
れのクラスの属性定義と、それぞれのクラスとそのクラ
スに属する実データとのリンク関係とを登録するための
クラス辞書を少なくとも有するデータ辞書と、を有する
データベースであって、ユーザの要求を満たす検索条件
を該当する検索クラス名を指定して入力するための検索
条件入力ステップと、前記検索条件入力ステップにより
入力された検索クラス名に基づいて前記データ辞書を参
照することにより、該当するクラスとリンク関係を有す
る実データを前記データ記憶ステップから抽出するデー
タ検索ステップと、前記データ検索ステップにより抽出
された実データを検索結果として出力する検索結果出力
ステップと、前記データ記憶手段に新たに実データが新
規登録、及び/又は、追加登録されたことに基づいて、
既存のクラスに特有の属性で前記データ記憶手段に登録
された実データに対して全件検索を実行し、それにより
抽出されたデータと該当するクラスとの間にリンク関係
を設定するデータ辞書更新ステップと、を具備すること
を特徴とするデータベース検索方法にある。
【0011】ここで、『複数の属性項目欄に対応する表
形式で』とは、いわゆる在来のリレーショナデータベー
スに採用されている表形式のデータ意味している。
【0012】また、『上位クラスの属性を下位クラスの
属性が継承するようにして階層構造化された複数のクラ
ス』とは、いわゆるオブジェクト指向型のデータベース
に採用されている階層構造化されクラス群のことを意味
している。ここで、『クラス』とは、オブジェクト志向
型データベースシステムで用いられる概念であり、オブ
ジェクトと言う実体についてのひな形(又はテンプレー
ト)である。ここで、オブジェクトとは、データ(属
性)と手続き(メソッド)とを一つにまとめてカプセル
化して、データを外部から隠蔽したものである。
【0013】また、『クラスとそのクラスに属する実デ
ータとのリンク関係』とは、当該クラスに属する実デー
タがデータ記憶手段に登録された実データのどれに相当
するかを示すものであり、具体的には、これらの関係は
クラスとそれに属する実データとの間に更新可能なリン
クを張ることにより設定される。
【0014】なお、以下の請求項中において、『クラス
辞書』とはクラスの定義を複数格納した辞書である。ま
た『データ辞書』とはいわゆるオブジェクト指向型デー
タベースに言うクラスに分類されたデータ構造を格納す
る辞書のことであり、後述する発明の実施の形態の項で
は、クラス辞書とファジイ辞書と、ファジイインデック
スとから構成されている。
【0015】そして、この請求項1に記載の発明によれ
ば、データ構造それ自体としては在来のリレーショナル
データベースと同様な構造のものが採用されているた
め、データの一覧性に優れ、データの登録、変更、削除
などが容易である一方、データ検索それ自体はオブジェ
クト指向型データベースのクラス名を使用して行われる
ため、複数の属性項目に跨ったデータ検索も短時間で行
うことができ、さらに、クラスと実データとは物理的に
分離され、両者間は張り替え可能なリンクにより関連づ
けられており、しかもデータの新規登録あるいは追加登
録が行われれば、自動的にリンクの張り替えが自動的に
行われるため、データの新規登録や追加登録がされても
その都度データ整理等の必要がない。
【0016】この出願の請求項2に記載の発明は、多数
の実データを複数の属性項目欄に対応する表形式で登録
するためのデータ記憶手段と、上位クラスの属性を下位
クラスの属性が継承するようにして階層構造化された複
数のクラスのそれぞれのクラス名と、それぞれのクラス
の属性定義と、それぞれのクラスとそのクラスに属する
実データとのリンク関係とを登録するためのクラス辞書
を少なくとも有するデータ辞書と、を有するデータベー
スであって、ユーザの要求を満たす検索条件を該当する
検索クラス名を指定して入力するための検索条件入力ス
テップと、前記検索条件入力ステップにより入力された
検索クラス名に基づいて前記データ辞書を参照すること
により、該当するクラスとリンク関係を有する実データ
を前記データ記憶手段から抽出するデータ検索ステップ
と、前記データ検索ステップにより抽出された実データ
を検索結果として出力する検索結果出力ステップと、前
記データ辞書を構成するクラス辞書に新たにクラスが新
規登録、及び/又は、追加登録されたことに基づいて、
当該クラスに特有の属性で前記データ記憶手段に登録さ
れた実データに対して全件検索を実行し、それにより抽
出されたデータと該当するクラスとの間にリンク関係を
設定するデータ辞書更新ステップと、を具備することを
特徴とするデータベース検索方法にある。
【0017】そして、この請求項2に記載の発明によれ
ば、データ構造それ自体としては在来のリレーショナル
データベースと同様な構造のものが採用されているた
め、データの一覧性に優れ、データの登録、変更、削除
などが容易である一方、データ検索それ自体はオブジェ
クト指向型データベースのクラス名を使用して行われる
ため、複数の属性項目に跨ったデータ検索も短時間で行
うことができ、さらに、クラスと実データとは物理的に
分離され、両者間は張り替え可能なリンクにより関連づ
けられており、しかもクラスの新規登録あるいは追加登
録が行われれば、自動的にリンクの張り替えが自動的に
行われるため、クラスの新規登録や追加登録がされても
その都度データ整理等の必要がない。
【0018】この出願の請求項3に記載の発明は、多数
の実データを複数の属性項目欄に対応する表形式で登録
するためのデータ記憶手段と、上位クラスの属性を下位
クラスの属性が継承するようにして階層構造化された複
数のクラスのそれぞれのクラス名と、それぞれのクラス
の属性定義と、それぞれのクラスとそのクラスに属する
実データとのリンク関係とを登録するためのクラス辞書
を少なくとも有するデータ辞書と、を有するデータベー
スであって、ユーザの要求を満たす検索条件を該当する
検索クラス名を指定して入力するための検索条件入力ス
テップと、前記検索条件入力ステップにより入力された
検索クラス名に基づいて前記データ辞書を参照すること
により、該当するクラスとリンク関係を有する実データ
を前記データ記憶手段から抽出するデータ検索ステップ
と、前記データ検索ステップにより抽出された実データ
を検索結果として出力する検索結果出力ステップと、前
記データ記憶手段に登録されたデータの少なくとも1つ
の属性値を更新するための属性値更新操作ステップと、
前記データ記憶手段に登録されたデータの少なくとも1
つの属性値が更新されたことに基づいて、その属性値が
更新された実データが直接に属するクラスの上位クラス
に属する全クラスのそれぞれについて、それぞれのクラ
スに特有の属性値で前記データ記憶手段に登録された実
データに対して全件検索を実行し、それにより抽出され
たデータと該当するクラスとの間にリンク関係を設定す
るデータ辞書更新ステップと、を具備することを特徴と
するデータベース検索方法にある。
【0019】そして、この請求項3に記載の発明によれ
ば、クラス(子供)等のように、実データの属性(年
齢)を所定のメンバシップ関数に照らして属否判定され
るクラスの場合、実データの属性(年齢)の更新と共に
当該クラスとそれに属する実データとの関係が変動する
ことがあるが、そのような場合には、クラス(子供)の
1つ上位のクラス(人)に属する全クラス(例えば、
男、女、子供等)のそれぞれについて、それぞれのクラ
スに特有の属性値で前記データ記憶手段に登録された実
データに対して全件検索を実行し、それにより抽出され
たデータと該当するクラスとの間にリンク関係が設定さ
れることとなり、必要最小限の時間にてリンクの張り直
しを行うことができる。
【0020】この出願の請求項4に記載の発明は、多数
の実データを複数の属性項目欄に対応する表形式で登録
するためのデータ記憶手段と、上位クラスの属性を下位
クラスの属性が継承するようにして階層構造化された複
数のクラスのそれぞれのクラス名と、それぞれのクラス
のファジイ属性を含む属性定義と、それぞれのクラスと
そのクラスに属する実データとのリンク関係とを登録す
るためのクラス辞書と、前記クラス辞書のファジイ属性
に関するメンバーシップ関数を含む情報により記述され
た定義を登録するためのファジイ辞書と、クラスと実デ
ータとの間のリンクの内でファジイ属性に関するリンク
に関して当該実データの前記ファジイ属性に関する適合
度を登録するためのファジイインデックスとを有するデ
ータ辞書と、を有するデータベースであって、ユーザの
要求を満たす検索条件を該当する検索クラス名を指定し
て入力するための検索条件入力ステップと、前記検索条
件入力ステップにより入力された検索クラス名に基づい
て前記データ辞書を参照することにより、該当するクラ
スとリンク関係を有する実データを検索条件で指定され
た属性に関するファジイインデックスによって適合度を
基準に前記データ記憶手段から抽出するデータ検索ステ
ップと、前記データ検索ステップにより抽出された実デ
ータを検索結果として出力する検索結果出力ステップ
と、を具備することを特徴とするデータベース検索方法
にある。
【0021】ここで、『ファジイ属性』とは、メンバー
シップ関数等を用いて定義される属性である。
【0022】また、『ファジイ辞書』とは、ファジイ属
性を有するファジイ概念の定義情報を、ファジイ概念毎
に区分して格納した辞書である。後述する発明の実施の
形態の項においては、メンバーシップ関数やファジイ数
や数値あるいは文字列が定義の対象になっている。
【0023】また、『ファジイインデックス』とは、ク
ラスの中のファジイ属性についての実データとのリンク
であって、リンク先の各実データ毎にそのファジイ属性
についての実データの有する適合度が対応して格納され
るものである。
【0024】そして、この請求項4に記載の発明によれ
ば、検索条件で指定されるクラスに属する実データにつ
いて、ファジイインデックスに記憶された適合度を基準
に検索するので、検索時に適合度の算出が不要であり、
高速な検索が可能となる。
【0025】この出願の請求項5に記載の発明は、前記
請求項4に記載の発明において、前記ファジイインデッ
クスには、適合度の高いもから順に実データとのリンク
関係が登録されていることを特徴とするデータベース検
索方法にある。
【0026】そして、この請求項5に記載の発明によれ
ば、検索後に適合度の大きい順に検索結果をソートする
手間が省ける。
【0027】この出願の請求項6に記載の発明は、多数
の実データを複数の属性項目欄に対応する表形式で登録
するためのデータ記憶手段と、上位クラスの属性を下位
クラスの属性が継承するようにして階層構造化された複
数のクラスのそれぞれのクラス名と、それぞれのクラス
のファジイ属性を含む属性定義と、それぞれのクラスと
そのクラスに属する実データとのリンク関係とを登録す
るためのクラス辞書と、前記クラス辞書のファジイ属性
に関するメンバーシップ関数を含む情報により記述され
た定義を登録するためのファジイ辞書と、クラスと実デ
ータとの間のリンクの内でファジイ属性に関するリンク
に関して当該実データの前記ファジイ属性に関する適合
度を登録するためのファジイインデックスとを有するデ
ータ辞書と、を有するデータベースであって、ユーザの
要求を満たす検索条件を該当する検索クラス名を指定し
て入力するための検索条件入力ステップと、前記検索条
件入力ステップにより入力された検索クラス名に基づい
て前記データ辞書を参照することにより、該当するクラ
スとリンク関係を有する実データを検索条件で指定され
た属性に関するファジイインデックスによって適合度を
基準に前記データ記憶手段から抽出するデータ検索ステ
ップと、前記データ検索ステップにより抽出された実デ
ータを検索結果として出力する検索結果出力ステップ
と、前記データ記憶手段に登録されたデータの少なくと
も1つの属性値を更新するための属性値更新操作ステッ
プと、前記データ記憶手段に登録されたデータの少なく
とも1つの属性値が更新されたことに基づいて、その属
性値が更新された実データが直接に属するクラスの上位
クラスに属する全クラスのそれぞれについて、それぞれ
のクラスに特有の属性値で前記データ記憶手段に登録さ
れた実データに対して全件検索を実行し、それにより抽
出されたデータと該当するクラスとの間にリンク関係を
設定し、併せて、そのクラスのファジイ属性についての
当該実データの適合度を算出してファジイインデックス
をも生成するデータ辞書更新ステップと、を具備するこ
とを特徴とするデータベース検索方法にある。
【0028】そして、この請求項6に記載の発明によれ
ば、実データの属性値が更新されても、そのファジイイ
ンデックスが自動的に生成されるので、検索時の適合度
計算が不要となり、高速検索が可能となる。
【0029】この出願の請求項7に記載の発明は、前記
請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の発明におい
て、指定された検索クラスに下位クラスが存在する場合
に、検索条件に基づくデータ検索を、指定された検索ク
ラスについて実行するか、或いは指定された検索クラス
の下位クラスのそれぞれ毎に実行するかを指定する実行
クラス指定ステップを有し、前記データ検索ステップで
は、実行クラス指定ステップにより指定された検索クラ
スについて実行するとの指定がなされた場合には、当該
検索クラスを対象としてデータ検索を行う一方、指定さ
れた検索クラスの下位クラスのそれぞれ毎に実行すると
の指定がなされた場合には、当該検索クラスの下位クラ
スのそれぞれ毎にデータ検索を行うこと、を特徴とする
請求項1乃至請求項6のいずれかに記載のデータベース
検索方法にある。
【0030】そして、この請求項7に記載の発明によれ
ば、検索条件が例えば『背が高い人』等のように、クラ
ス(人)の中で背の高い者、クラス(男性)の中で背の
高い者、クラス(女性)の中で背の高い者、クラス(子
供)の中で背の高い者等のように、様々な解釈が成り立
つ状況依存性の高い検索条件の場合には、実行クラスの
指定をクラス(人)とするか、あるいはその下位クラス
であるクラス(男性、女性、子供)にするかを選択する
ことにより、その場の状況依存性に適した検索結果を得
ることが可能となる。
【0031】この出願の請求項8に記載の発明は、多数
の実データを複数の属性項目欄に対応する表形式で登録
するためのデータ記憶手段と、上位クラスの属性を下位
クラスの属性が継承するようにして階層構造化された複
数のクラスのそれぞれのクラス名と、それぞれのクラス
の属性定義と、それぞれのクラスとそのクラスに属する
実データとのリンク関係とを登録するためのクラス辞書
を少なくとも有するデータ辞書と、ユーザの要求を満た
す検索条件を該当する検索クラス名を指定して入力する
ための検索条件入力手段と、前記検索条件入力手段によ
り入力された検索クラス名に基づいて前記データ辞書を
参照することにより、該当するクラスとリンク関係を有
する実データを前記データ記憶手段から抽出するデータ
検索手段と、前記データ検索手段により抽出された実デ
ータを検索結果として出力する検索結果出力手段と、前
記データ記憶手段に実データを新規登録、及び/又は、
追加登録するためのデータ登録操作手段と、前記データ
記憶手段に新たに実データが新規登録、及び/又は、追
加登録されたことに基づいて、既存のクラスに特有の属
性で前記データ記憶手段に登録された実データに対して
全件検索を実行し、それにより抽出されたデータと該当
するクラスとの間にリンク関係を設定するデータ辞書更
新手段と、を具備することを特徴とするデータベース検
索装置にある。
【0032】そして、この請求項8に記載の発明によれ
ば、データ構造それ自体としては在来のリレーショナル
データベースと同様な構造のものが採用されているた
め、データの一覧性に優れ、データの登録、変更、削除
などが容易である一方、データ検索それ自体はオブジェ
クト指向型データベースのクラス名を使用して行われる
ため、複数の属性項目に跨ったデータ検索も短時間で行
うことができ、さらに、クラスと実データとは物理的に
分離され、両者間は張り替え可能なリンクにより関連づ
けられており、しかもデータの新規登録あるいは追加登
録が行われれば、自動的にリンクの張り替えが自動的に
行われるため、データの新規登録や追加登録がされても
その都度データ整理等の必要がない。
【0033】この出願の請求項9に記載の発明は、多数
の実データを複数の属性項目欄に対応する表形式で登録
するためのデータ記憶手段と、上位クラスの属性を下位
クラスの属性が継承するようにして階層構造化された複
数のクラスのそれぞれのクラス名と、それぞれのクラス
の属性定義と、それぞれのクラスとそのクラスに属する
実データとのリンク関係とを登録するためのクラス辞書
を少なくとも有するデータ辞書と、ユーザの要求を満た
す検索条件を該当する検索クラス名を指定して入力する
ための検索条件入力手段と、前記検索条件入力手段によ
り入力された検索クラス名に基づいて前記データ辞書を
参照することにより、該当するクラスとリンク関係を有
する実データを前記データ記憶手段から抽出するデータ
検索手段と、前記データ検索手段により抽出された実デ
ータを検索結果として出力する検索結果出力手段と、前
記データ辞書を構成するクラス辞書にクラスを新規登
録、及び/又は、追加登録するためのクラス登録操作手
段と、前記データ辞書を構成するクラス辞書に新たにク
ラスが新規登録、及び/又は、追加登録されたことに基
づいて、当該クラスに特有の属性で前記データ記憶手段
に登録された実データに対して全件検索を実行し、それ
により抽出されたデータと該当するクラスとの間にリン
ク関係を設定するデータ辞書更新手段と、を具備するこ
とを特徴とするデータベース検索装置にある。
【0034】そして、この請求項9に記載の発明によれ
ば、データ構造それ自体としては在来のリレーショナル
データベースと同様な構造のものが採用されているた
め、データの一覧性に優れ、データの登録、変更、削除
などが容易である一方、データ検索それ自体はオブジェ
クト指向型データベースのクラス名を使用して行われる
ため、複数の属性項目に跨ったデータ検索も短時間で行
うことができ、さらに、クラスと実データとは物理的に
分離され、両者間は張り替え可能なリンクにより関連づ
けられており、しかもクラスの新規登録あるいは追加登
録が行われれば、自動的にリンクの張り替えが自動的に
行われるため、クラスの新規登録や追加登録がされても
その都度データ整理等の必要がない。
【0035】この出願の請求項10に記載の発明は、多
数の実データを複数の属性項目欄に対応する表形式で登
録するためのデータ記憶手段と、上位クラスの属性を下
位クラスの属性が継承するようにして階層構造化された
複数のクラスのそれぞれのクラス名と、それぞれのクラ
スの属性定義と、それぞれのクラスとそのクラスに属す
る実データとのリンク関係とを登録するためのクラス辞
書を有するデータ辞書と、ユーザの要求を満たす検索条
件を該当する検索クラス名を指定して入力するための検
索条件入力手段と、前記検索条件入力手段により入力さ
れた検索クラス名に基づいて前記データ辞書を参照する
ことにより、該当するクラスとリンク関係を有する実デ
ータを前記データ記憶手段から抽出するデータ検索手段
と、前記データ検索手段により抽出された実データを検
索結果として出力する検索結果出力手段と、前記データ
記憶手段に登録されたデータの少なくとも1つの属性値
を更新するための属性値更新操作手段と、前記データ記
憶手段に登録されたデータの少なくとも1つの属性値が
更新されたことに基づいて、その属性値が更新された実
データが直接に属するクラスの上位クラスに属する全ク
ラスのそれぞれについて、それぞれのクラスに特有の属
性値で前記データ記憶手段に登録された実データに対し
て全件検索を実行し、それにより抽出されたデータと該
当するクラスとの間にリンク関係を設定するデータ辞書
更新手段と、を具備することを特徴とするデータベース
検索装置にある。
【0036】そして、この請求項10に記載の発明によ
れば、クラス(子供)等のように、実データの属性(年
齢)を所定のメンバシップ関数に照らして属否判定され
るクラスの場合、実データの属性(年齢)の更新と共に
当該クラスとそれに属する実データとの関係が変動する
ことがあるが、そのような場合には、クラス(子供)の
1つ上位のクラス(人)に属する全クラス(例えば、
男、女、子供等)のそれぞれについて、それぞれのクラ
スに特有の属性値で前記データ記憶手段に登録された実
データに対して全件検索を実行し、それにより抽出され
たデータと該当するクラスとの間にリンク関係が設定さ
れることとなり、必要最小限の時間にてリンクの張り直
しを行うことができる。
【0037】この出願の請求項11に記載の発明は、多
数の実データを複数の属性項目欄に対応する表形式で登
録するためのデータ記憶手段と、上位クラスの属性を下
位クラスの属性が継承するようにして階層構造化された
複数のクラスのそれぞれのクラス名と、それぞれのクラ
スのファジイ属性を含む属性定義と、それぞれのクラス
とそのクラスに属する実データとのリンク関係とを登録
するためのクラス辞書と、前記クラス辞書のファジイ属
性に関するメンバーシップ関数を含む情報により記述さ
れた定義を登録するためのファジイ辞書と、クラスと実
データとの間のリンクの内でファジイ属性に関するリン
クに関して当該実データの前記ファジイ属性に関する適
合度を登録するためのファジイインデックスとを有する
データ辞書と、ユーザの要求を満たす検索条件を該当す
る検索クラス名を指定して入力するための検索条件入力
手段と、前記検索条件入力手段により入力された検索ク
ラス名に基づいて前記データ辞書を参照することによ
り、該当するクラスとリンク関係を有する実データを検
索条件で指定された属性に関するファジイインデックス
によって適合度を基準に前記データ記憶手段から抽出す
るデータ検索手段と、前記データ検索手段により抽出さ
れた実データを検索結果として出力する検索結果出力手
段と、を具備することを特徴とするデータベース検索装
置にある。
【0038】そして、この請求項11に記載の発明によ
れば、検索条件で指定されるクラスに属する実データに
ついて、ファジイインデックスに記憶された適合度を基
準に検索するので、検索時に適合度の算出が不要であ
り、高速なデータ検索が可能となる。
【0039】この出願の請求項12に記載の発明は、前
記請求項11に記載の発明において、前記ファジイイン
デックスには、適合度の高いもから順に実データとのリ
ンク関係が登録されていることを特徴とするデータベー
ス検索装置にある。
【0040】そして、この請求項12に記載の発明によ
れば、検索後に適合度の大きい順に検索結果をソートす
る手間が省ける。
【0041】この出願の請求項13に記載の発明は、多
数の実データを複数の属性項目欄に対応する表形式で登
録するためのデータ記憶手段と、上位クラスの属性を下
位クラスの属性が継承するようにして階層構造化された
複数のクラスのそれぞれのクラス名と、それぞれのクラ
スのファジイ属性を含む属性定義と、それぞれのクラス
とそのクラスに属する実データとのリンク関係とを登録
するためのクラス辞書と、前記クラス辞書のファジイ属
性に関するメンバーシップ関数を含む情報により記述さ
れた定義を登録するためのファジイ辞書と、クラスと実
データとの間のリンクの内でファジイ属性に関するリン
クに関して当該実データの前記ファジイ属性に関する適
合度を登録するためのファジイインデックスとを有する
データ辞書と、ユーザの要求を満たす検索条件を該当す
る検索クラス名を指定して入力するための検索条件入力
手段と、前記検索条件入力手段により入力された検索ク
ラス名に基づいて前記データ辞書を参照することによ
り、該当するクラスとリンク関係を有する実データを検
索条件で指定された属性に関するファジイインデックス
によって適合度を基準に前記データ記憶手段から抽出す
るデータ検索手段と、前記データ検索手段により抽出さ
れた実データを検索結果として出力する検索結果出力手
段と、前記データ記憶手段に登録されたデータの少なく
とも1つの属性値を更新するための属性値更新操作手段
と、前記データ記憶手段に登録されたデータの少なくと
も1つの属性値が更新されたことに基づいて、その属性
値が更新された実データが直接に属するクラスの上位ク
ラスに属する全クラスのそれぞれについて、それぞれの
クラスに特有の属性値で前記データ記憶手段に登録され
た実データに対して全件検索を実行し、それにより抽出
されたデータと該当するクラスとの間にリンク関係を設
定し、併せて、そのクラスのファジイ属性についての当
該実データの適合度を算出してファジイインデックスを
も生成するデータ辞書更新手段と、を具備することを特
徴とするデータベース検索装置にある。
【0042】そして、この請求項13に記載の発明によ
れば、実データの属性値が更新されても、そのファジイ
インデックスが自動的に生成されるので、検索時の適合
度計算が不要となり、高速検索が可能となる。
【0043】この出願の請求項14に記載の発明は、前
記請求項8乃至請求項13に記載の発明において、指定
された検索クラスに下位クラスが存在する場合に、検索
条件に基づくデータ検索を、指定された検索クラスにつ
いて実行するか、或いは指定された検索クラスの下位ク
ラスのそれぞれ毎に実行するかを指定する実行クラス指
定手段を有し、前記データ検索手段では、前記実行クラ
ス指定手段により指定された検索クラスについて実行す
るとの指定がなされた場合には、当該検索クラスを対象
としてデータ検索を行う一方、指定された検索クラスの
下位クラスのそれぞれ毎に実行するとの指定がなされた
場合には、当該検索クラスの下位クラスのそれぞれ毎に
データ検索を行うこと、を特徴とするデータベース検索
装置にある。
【0044】そして、この請求項14に記載の発明によ
れば、検索条件が例えば『背が高い人』等のように、ク
ラス(人)の中で背の高い者、クラス(男性)の中で背
の高い者、クラス(女性)の中で背の高い者、クラス
(子供)の中で背の高い者等のように、様々な解釈が成
り立つ状況依存性の高い検索条件の場合には、実行クラ
スの指定をクラス(人)とするか、あるいはその下位ク
ラスであるクラス(男性、女性、子供)にするかを選択
することにより、その場の状況依存性に適した検索結果
を得ることが可能となる。
【0045】
【発明の実施の形態】以下に、この発明の好適な実施の
形態を添付図面に従って詳細に説明する。本発明にかか
るデータベース検索方法及び装置が適用されたデータベ
ースシステムの概念的な構成図を図1に示す。
【0046】同図に示されるように、このデータベース
システムは、検索条件入力装置1と、データ記憶装置2
と、データ辞書3と、データ検索装置4と、検索結果出
力装置5とから構成されている。
【0047】検索条件入力装置1はユーザの要求を満た
す検索条件を入力するためのものであり、周知のよう
に、ハードウェア的にはキーボードやマウス等の入力操
作器から構成されており、またソフトウェア的には各種
のグラフィカルインターフェースソフト等から構成され
ている。特に、この検索条件入力装置にあっては、検索
条件を後述するクラス名を指定することにより入力可能
になされている。
【0048】データ記憶装置2は実データをいわゆるリ
レーショナルデータベースと同様にして記憶するもので
あり、このデータ記憶装置2には多数の実データが複数
の属性項目欄に対応する表形式で記憶される。このデー
タ記憶装置2内に記憶されたデータ構造の一例を図2に
示す。同図に示されるように、データ記憶装置2内に
は、この例では9個のレコードが記憶されており、各レ
コードは8個の属性(名前、種族、性別、背丈、体重、
年齢、国籍、名字)のそれぞれに対応する属性値として
記憶されている。
【0049】データ辞書3はいわゆるオブジェクト指向
型データベースに言うクラスに分類されたデータ構造を
格納するものであり、具体的には、後述するように、ク
ラス辞書31と、ファジイ辞書32と、ファジイインデ
ックス33とから構成されている。
【0050】クラス辞書31には、上位クラスの属性を
下位クラスの属性が継承するようにして階層構造化され
た複数のクラスのそれぞれのクラス名と、それぞれのク
ラスの属性定義と、それぞれのクラスとそのクラスに属
する実データとのリンク関係とが記憶されている。すな
わち、下位のクラスは上位のクラスの属性を継承するこ
とができるので、下位クラスでは属性を定義しなくても
よく、その分だけ辞書データが少なくて済むことにな
る。また、クラス毎に属性の定義を持たせることができ
るので、状況に合わせたクラス分けを行うことで、状況
依存性を解消できるように配慮されている。さらに、各
クラスからはそのクラスに属する実データに更新可能な
リンクが張られており、そのため、クラスを指定するこ
とにより、そのクラスに関係するデータだけからデータ
検索を行うことができるので、全件検索にならずに検索
速度が速くなるのである。
【0051】クラス辞書31の一例を図4に示す。同図
において、最上位のクラス(クラス名=人)はキー属性
(種族=人)に関するクラスであり、このクラス(クラ
ス名=人)には、このクラスに独自のものとして複数の
属性(名前、性別、背丈、体重、年齢、国籍)が定義さ
れている。そして、クラス(クラス名=人)からは、図
中直線にて結んではいないが、そのクラスに属する実デ
ータ(A〜I)に対してリンクか更新可能に張られてい
る。ここで、『そのクラスに属する実データ』とは、キ
ー属性が適合する実データの意味である。
【0052】一方、クラス(クラス名=人)には、その
下位クラスとして3個のサブクラスである男(クラス
名:男、キー属性:性別=男)、女(クラス名:女、キ
ー属性:性別=女)、子供(クラス名:子供、キー属
性:年齢=低)が定義されている。さらに、サブクラス
男(クラス名:男、キー属性:性別=男)には独自の属
性として背丈男及び体重男が、サブクラス女(クラス
名:女、キー属性:性別=女)には独自の属性として背
丈女及び体重女が、サブクラス子供(クラス名:子供、
キー属性:年齢=低)には独自の属性として背丈子供及
び体重子供がそれぞれ定義されている。
【0053】ここで、『背丈男』とは、図2に示される
実データの属性(背丈)に関する属性値列の中で、男性
にのみ属する属性値列の意味であり、『体重男』とは、
図2に示される実データの属性(体重)に関する属性値
列の中で、男性にのみ属する属性値列の意味である。ま
た、『背丈女』とは、図2に示される実データの属性
(背丈)に関する属性値列の中で、女性にのみ属する属
性値列の意味であり、『体重女』とは、図2に示される
実データの属性(体重)に関する属性値列の中で、女性
にのみ属する属性値列の意味である。また、『背丈子
供』とは、図2に示される実データの属性(背丈)に関
する属性値列の中で、子供にのみ属する属性値列の意味
であり、『体重子供』とは、図2に示される実データの
属性(体重)に関する属性値列の中で、子供にのみ属す
る属性値列の意味である。また、『背丈夫』とは、図2
に示される実データの属性(背丈)に関する属性値列の
中で、夫にのみ属する属性値列の意味であり、同様にし
て、『背丈妻』とは、図2に示される実データの属性
(背丈)に関する属性値列の中で、妻にのみ属する属性
値列の意味である。
【0054】なお、このような属性(『背丈男』、『体
重男』、『背丈女』、『体重女』、『背丈子供』、『体
重子供』、『背丈夫』、『背丈婦』)を各サブクラス
(男、女、子供)に定義するのは、後に詳細に説明する
ように、例えば『背の高い人』と言った状況依存性の高
い検索条件が与えられた場合に、その時点の状況に応じ
て最適な検索範囲を設定可能とするためである。
【0055】各サブクラス(男、女、子供)からは、そ
のクラスに属する実データに対して更新可能なリンクが
張られている。すなわち、サブクラス男(クラス名:
男、キー属性:性別=男)からは実データであるA、
C、D、G、Hに対してリンクが張られ、サブクラス女
(クラス名:女、キー属性:性別=女)からは実データ
であるB、E、F、Gに対してリンクが張られ、サブク
ラス子供(クラス名:子供、キー属性:年齢=低)から
は実データであるC、F、Gに対してリンクが張られて
いる。
【0056】ファジイ辞書32には、各クラスにて定義
されている属性で定義されたファジイデータが格納され
ており、クラス辞書31とファジイ辞書32との間にも
更新可能なリンクが張られている。ファジイ辞書には、
メンバーシップ関数(以下、MFと言う)、ファジイ
数、数値、あるいは文字列が定義される。すなわち、ク
ラス辞書31にて定義された属性がMF(ラベル)であ
る場合にはファジイ辞書32内のMF定義との間にリン
クが張られ、クラス辞書31にて定義された属性がファ
ジイ数である場合にはファジイ辞書32内のファシ゛イ
数との間にリンクが張られ、クラス辞書31にて定義さ
れた属性が数値情報である場合にはファジイ辞書32内
のファジイ数定義との間にリンクが張られ、クラス辞書
31にて定義された属性が数値情報である場合にはファ
ジイ辞書32内の数値情報の有無(“1”又は“0”)
にリンクが張られ、クラス辞書31にて定義された属性
が文字情報である場合にはファジイ辞書32内の文字情
報の有無(“1”又は“0”)にリンクが張られること
となる。
【0057】ファジイ辞書32の一例を図5に示す。こ
の例では、クラス辞書31にて定義された背丈(属性:
背丈)は、MF、ファジイ数、数値を扱えるようになっ
ており、そのため、クラス辞書31内の属性:背丈はフ
ァジイ辞書32内のMF及びファジイ数定義との間にリ
ンクが張られ、また数値情報の有無には“1”が格納さ
れている。そして、後述する検索時には、検索条件にて
設定されている値がMF、ファジイ数、あるいは数値で
あるかが判断され、その結果に応じてこのファジイ辞書
の定義が参照される。
【0058】ファジイインデックス33には、クラスと
実データとの間のリンクの内でファジイ属性に関するリ
ンクに関して当該実データの前記ファジイ属性に関する
適合度が格納される。
【0059】ファジイインデックスの一例を図6
(a),(b)に示す。同図に示されるものは、クラス
辞書にて指定された属性:背丈男とリンクを張られたフ
ァジイインデックスである。今仮に、ファジイ辞書の背
丈男に関するMF定義が同図(a)に示されるものであ
れば、同図(b)に示されるように、背丈男のラベル
(高い)に適合する実データは、A(適合度:1.
0)、C(適合度:0.1)、D(適合度:0.7)、
H(適合度:1.0)となり、それそれのデータとの間
にリンクが張られている。このように、ファジイインデ
ックス内には予め演算により求められた適合度が記憶さ
れているため、この適合度を参照することにより、クラ
ス辞書にて指定されたファジイ属性にかかるデータをそ
の都度適合度演算を行うことなく迅速に検索することが
できる。加えて、この適合度は高いものから順にソート
されているため、検索されるデータも適合度の高いもの
から順にソートされて出力されることとなり、検索後に
データを並べ替える手間も不要となる。
【0060】以上説明したように、本発明にあっては、
検索対象となる属性値を特定するための階層構造化され
たクラス情報とデータベース本体となる実データとを分
離し、両者間に更新可能なリンクを張ると言う手法を採
用することにより、実データやクラスの登録、削除、変
更等に柔軟に対応しつつも、オブジェクト思考型データ
ベースシステムの利点である各クラスを跨がった検索を
可能としている。
【0061】そして、データ記憶装置2に新たに実デー
タが新規登録、及び/又は、追加登録された場合には、
既存若しくは新規のクラスに特有の属性で前記データ記
憶手段に登録された実データに対して全件検索を実行
し、それにより抽出されたデータと該当するクラスとの
間にリンク関係が自動的に設定若しくは再設定されるよ
うに構成されている。また、データ辞書3を構成するク
ラス辞書31に新たにクラスが新規登録、及び/又は、
追加登録された場合には、当該クラスに特有の属性で前
記データ記憶装置2に登録された実データに対して全件
検索を実行し、それにより抽出されたデータと該当する
クラスとの間にリンク関係が設定若しくは再設定される
ように構成されている。また、後に詳細に説明するよう
に、データ記憶装置2に登録されたデータの少なくとも
1つの属性値が更新された場合には、その属性値が更新
された実データが直接に属するクラスの上位クラスに属
する全クラスのそれぞれについて、それぞれのクラスに
特有の属性値で前記データ記憶手段に登録された実デー
タに対して全件検索が実行され、それにより抽出された
データと該当するクラスとの間にリンク関係が自動的に
設定され、併せて、そのクラスのファジイ属性について
の当該実データの適合度が算出されてファジイインデッ
クスをも自動的に生成される。
【0062】データ検索装置4は検索条件に合致したデ
ータをデータ記憶装置2から検索して抽出するものであ
り、具体的には、図3に示されるように、クラス辞書検
索装置41と、実データ検索装置42と、クラス生成装
置43とを主体として構成されている。
【0063】クラス辞書検索装置41は検索条件入力装
置1にて入力された検索条件に適合したクラスをクラス
辞書31から検索するものである。この検索により適合
するクラスが存在しない場合には、その時点で検索を終
了するか、あるいは新たにサブクラスを生成する動作へ
の移行が行われる。
【0064】実データ検索装置42はクラス辞書検索装
置41にて検索されたクラスに適合するデータをデータ
記憶装置2から検索して抽出するものであり、もしも検
索条件にファジイ属性が含まれており、しかもそれにフ
ァジイインデックスが張られている場合には、該当する
ファジイインデックスを参照してデータ検索が行われる
こととなる。
【0065】クラス生成装置43は検索条件に適合する
クラスが存在しなかった場合に、そのようなクラスを新
たに生成するものである。ここで、サブクラスの生成
は、そのクラスのキーとなる属性とそのクラスに関する
属性を定義することにより行われる。生成されたクラス
とそのクラスに属する実データとのリンクは、このサブ
クラス生成時点で張ってもよいし、最初のデータ検索時
に張ってもよい。リンクを張る場合には、キーとなる属
性に適合するデータを全件検索し、抽出されたデータと
の間にリンクを張ることとなる。なお、後述するよう
に、生成されたクラスがサブクラスのさらにサブクラス
であるような場合には、その親のクラスに属する実デー
タのみを検索すれば足り、必ずしも全件検索は不要であ
る。
【0066】このようにして新たに生成されたクラスの
定義を格納する領域としては、共有のクラス辞書として
もよいが、共有のクラス辞書とは独立したユーザ独自の
クラス辞書とすることもできる。そして、共有のクラス
辞書に登録した場合には、任意のデータベース使用者が
利用できるが、ユーザ独自のクラス辞書に登録した場合
には、登録したユーザのみにしか使用できないものとす
ることが好ましい。
【0067】検索結果出力装置5は検索されて抽出され
た実データを検索結果として出力するものであり、この
出力はCRT等の画像表示装置に表示され、あるいはプ
リンタからハードコピーとして出力される。後述するよ
うに、この表示出力もしくはプリント出力は、重み付け
順及びクラス別に行うことができる。
【0068】次に、以上の構成よりなるデータベースシ
ステムの作用を図7のフローチャートを参照しつつ系統
的に説明する。
【0069】同図に示されるように、まず最初に、検索
したい条件(属性と属性値)の入力が行われる(ステッ
プ701)。その際に、入力画面上にクラス辞書の内容
をグラフィック表示して、関係するクラスを選択できる
ようにすれば、データベースの構造及び内容を大まかに
判断することができるので、より適切な検索条件の設定
が可能になるであろう。なお、検索条件に相当するクラ
スがすでに存在するのであれば、そのクラス名を指定す
ることにより検索条件を設定することができることは言
うまでもない。
【0070】検索条件の入力が完了すると、その検索条
件に含まれる属性がクラス辞書から検索される(ステッ
プ702)。このとき、検索条件に含まれる属性がクラ
ス辞書に存在しない場合には(ステップ703NO)、
そのまま処理を終了するか(ステップ704NO)、あ
るいはそのような属性のサブクラスを新たに作成する
(ステップ704YES、ステップ705)。サブクラ
スを作成するには、どのクラスのサブクラスになるかを
決定し、そのサブクラスに含める属性を定義する。実デ
ータの検索には、作成したサブクラスが使用される。
【0071】次いで、検索条件に含まれる属性とその属
性値とから実データが検索される。このとき、ファジイ
属性が定義されかつファジイインデックスが存在する場
合には(ステップ706YES)、そのファジイ属性を
参照することにより実データの検索は高速に行われる
(ステップ707)。これに対して、ファジイインデッ
クスが作成されていない場合には(ステップ706N
O)、該当するクラスの範囲内において実データの検索
が行われる(ステップ708)。この場合でも、全件検
索にはならないので、実データの検索は比較的に高速で
行われる。
【0072】実データの検索が完了すると、検索された
データは検索結果出力装置を介して例えば画像表示装置
の画面上に表示されることとなる(ステップ709)。
【0073】次に、検索条件の具体的ないくつかの例を
挙げて検索装置の動作を系統的に説明する。今仮に、検
索条件として、背の高い人(クラス=人、属性=背丈、
条件=高い)、を例にとることとする。この場合、従来
のリレーショナルデータベース等でこのような検索を行
おうとすると、まず最初に背の高い男という条件で検索
を行い、次いで背の高い女という条件で検索を行うとい
う2回の検索作業が必要になって、時間がかかることと
なる。もしも、検索回数を省略しようとして、背の高い
人で検索してから、その検索結果を男と女に分けようと
すると、男と女では背の高さの基準が異なるので、特に
女の中で背の高い人が漏れてしまう虞があるからであ
る。また、このような1回の検索で仮にうまく検索でき
ても、男と女に分けるための煩雑な集計作業が必要にな
る。他方、検索条件(背の高い人)が必ずしも男と女で
別々の検索を要求するとは限らないため、予めそのよう
な検索条件に応答して性別検索をプログラムしておくこ
とは実用性に欠ける。そこで、この例では前述したよう
に、サブクラス(男、女)を用いてデータ検索を実行し
て検索結果を出力する場合と、それらのサブクラスを用
いることなくクラス(人)を用いてデータ検索を実行し
て検索結果を出力する場合とを、ユーザが任意に選択可
能とすることにより、使い勝手の向上を図っている。
【0074】この場合の検索動作を図8のフローチャー
トを参照しつつ説明する。検索条件である背の高い人
(クラス=人、属性=背丈、条件=高い)が入力される
と、クラス辞書からクラス(人)が検索される(ステッ
プ801)。ここで、クラス辞書中にはクラス(人)は
存在するため、クラスの追加は行われない。次いで、ク
ラス別に出力するか否かの判定が行われる(ステップ8
02)。この判定は、ユーザよりその時点で入力された
出力モード指定データあるいはユーザより初期設定され
た出力モード指定データに基づいて行われる。
【0075】ここで、クラス別に出力するものと判定さ
れた場合には(ステップ802YES)、クラス(人)
にリンクの張られているサブクラス(男、女、子供)が
順に検索され(ステップ803)、それらサブクラスに
属するデータから検索条件に合致するデータが抽出され
て、サブクラス毎にメモリに記憶される(ステップ80
4)。また、この検索時には、ファジイインデックスに
相当する適合度も同時に記憶される。その後、全サブク
ラスの検索が終了するのを待って(ステップ805)、
検索された結果は例えば図9に示される如く、サブクラ
ス毎に分類されて表示される(ステップ807)。すな
わち、サブクラス(男)の場合には、A、C、D、G、
Hさんの中から、(背丈男:高い)に合致するA、C、
D、Hさんか゜検索され、サブクラス(女)の場合に
は、B、E、F、Iさんの中から、(背丈女:高い)に
合致するE、Iさんが検索され、サブクラス(子供)の
場合には、C、F、Gさんの中から、(背丈子供:高
い)に合致するCさんが検索される。ここで、重要なこ
とは、図9から明らかなように、各サブクラス(男、
女、子供)毎に検索出力されるデータは適合度の高い順
にソートされて表示されることである。これは、図6に
て説明したように、ファジイインデックスが適合度の高
い順に予めソートされているからである。そのため、本
発明にかかるデータ検索装置では、検索終了後にデータ
を適合度の高い順に並べ替える手間が不要になると言う
利点がある。
【0076】これに対して、サブクラス別に出力するこ
とを希望しない場合には(ステップ802NO)、クラ
ス(人)に属するデータ(A〜Iさん)の中から(背丈
人:高い)に合致するデータ検索が行われ(ステップ8
06)、得られたデータは適合度の高い順にソートされ
て表示される(ステップ807)。
【0077】次に、別の検索条件として、背の高い子供
で米国人(クラス=子供、属性1=背丈、条件=高い、
属性2=国籍、条件=米国人)を例にとることとする。
先ず、上記の検索条件に合致するクラスがクラス辞書か
ら検索される。クラス(子供)は存在するので、この場
合にはクラスの追加生成は行われない。このとき、検索
されるクラスは子供である。次いで、検索されたクラス
の属性と条件との比較が行われる。クラス(子供)には
属性(背丈)が定義されているので、検索にはクラス
(子供)の属性が利用される。また、国籍は定義されて
いないので、親のクラスである人の属性(国籍)が利用
される。その結果、背の高い子供として、子供に属する
データ(Cさん、Fさん、Gさん)の中から、国籍が米
国であるCさんが最終検索結果として残され、このCさ
んが表示出力される。
【0078】次に、さらに別の検索条件として、背の高
い夫婦(クラス=夫婦、属性=背丈、条件=高い)を例
にとることとする。先ず、上記の検索条件に合致するク
ラスがクラス辞書から検索される。この場合、クラス
(夫婦)か゜存在しないので、検索結果なしで終了する
か、あるいは新たにサブクラスを作成することとなる。
サブクラスを作成するためには、キーとなる属性を定義
する必要がある。ここでは説明のため、夫婦の定義を
(男と女かつ同姓)と定義することとする。サブクラス
生成には、次の2つの方法が考えられる。第1の方法
は、図10に示されるように、クラス(人)のサブクラ
スとするものである。この場合、キーとなる属性として
は、性別(男)、性別(女)、名字(同)を定義するこ
ととなり、検索用の属性としては、背丈(夫)と背丈
(婦)を定義することとなる。この場合、背丈(夫)と
背丈(婦)については、既に定義されている背丈(男)
と背丈(女)にリンクを張ってもよい。他方、第2の方
法は、図11に示されるように、クラス(男)とクラス
(女)のサブクラスとするものである。この場合には、
キーとなる属性としては、名字(同)を定義するだけで
よい。この場合は、他の属性は親のクラスであるクラス
(男)とクラス(女)の属性を継承するので、定義する
必要はなくなる。作成したサブクラスと実データとのリ
ンクは、親のクラスに属するデータからキーとなる属性
に適合したデータを検索し、それらにリンクを張ること
になる。リンクを張るためには、一旦検索する必要があ
るため、最初の検索時にリンクを張ることで、サブクラ
スの作成時の処理を迅速化することができる。検索に際
しては、先ず、同一の名字を持つAさんとEさん、Bさ
んとHさん、そしてDさんとIさんが検索される。次
に、背が高いという条件がつくので、それぞれAさん、
Dさん、Hさんは背丈(男)の属性を利用して適合度を
求める。また、Bさん、Eさん、Iさんについては、背
丈(男)の属性を利用して適合度を求める。適合度を求
めた結果が、 (夫) Aさん 適合度=1.0 Dさん 適合度=0.7 Hさん 適合度=1.0 (婦) Bさん 適合度=0.0 Eさん 適合度=0.5 Iさん 適合度=1.0 となったとすると、それぞれの夫婦間の適合度を演算し
て(演算子はMIN、MAX、算術平均など場合によっ
て使い分ける)結果を出力することになる。例えば、M
INを使用すると、 AさんEさん夫婦 適合度=0.5 BさんHさん夫婦 適合度=0.0 DさんIさん夫婦 適合度=0.7 となり、最終的に、DさんIさん夫婦及びAさんEさん
夫婦が検索出力されることになる。
【0079】次に、クラス(子供)等のように、実デー
タの属性(年齢)を所定のメンバシップ関数に照らして
特定されるクラスの場合、実データの属性(年齢)の更
新と共に当該クラスとそれに属する実データとの関係が
変動してしまい、その都度データの再登録が必要となる
と言う問題点がある。この問題に対する解決手段を図1
2を参照しつつ説明する。今仮に、図12に示されるよ
うに、クラス(人)の下には、サブクラス(男)並びに
サブクラス(女)のほかに、データの属性(年齢)の更
新とともに属否関係が変化する虞のあるサブクラスとし
て、サブクラス(子供)、サブクラス(青年)、サブク
ラス(老人)が存在するものと想定する。このような場
合、本発明では、データの属性である年齢の更新がなさ
れた場合、その属性値が更新された実データが直接に属
するクラス(子供)の上位クラス(人)に属する全クラ
ス(男、女、子供、青年、老人)のそれぞれについて、
それぞれのクラスに特有の属性値で前記データ記憶装置
に登録された実データに対して全件検索を実行し、それ
により抽出されたデータと該当するクラスとの間にリン
ク関係を設定し直し、併せて、そのクラスのファジイ属
性についての当該実データの適合度を算出してファジイ
インデックスをも生成する。そのため、データ属性の更
新があっても、その都度リンクの張り替えが行われるの
は、クラス(人)の属するデータの範囲に限定され、リ
ンクの張り替えを迅速に完了することができる。
【0080】以上説明したように、本発明によれば、基
本的にはオブジェクト指向型のデータベースシステムの
基本原理を採用しているため、属性の定義は上位クラス
から下位クラスへと継承されるので、すべてのクラスに
て重複した定義を行う必要がなく、また、検索空間は関
連するクラスのみに限定されることになり、全件検索す
ることがないので検索速度を高速化することができる。
また、サブクラスにはそのクラスに特有の属性を定義す
ることができるので、状況依存性の問題を解決すること
ができる。また、ファジイインデックスを使用すること
ができるので、検索条件にファジイ属性が含まれている
場合でもその都度全件について適合度演算する必要がな
く、その点からも高速検索が可能になる。また、ファジ
イインデックスは適合度の順に並んでいるので、検索デ
ータは必然的に適合度の高いものから順に出力されるこ
となり、検索したデータを整理する必要がない。また、
クラス辞書をグラフィック表示してガイドすることによ
り、データベースの構造をユーザに対して一目瞭然に理
解させることができ、これにより検索のサポートを提供
することができる。また、検索時にサブクラスを設定で
きるので、容易に検索条件を設定することができる。さ
らに、検索時にクラスを定義できるので、容易にデータ
辞書の拡張ができる。
【0081】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、この発明
によれば、オブジェクト指向型のデータベースにおける
使い勝手を格段に向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用されたデータベースシステムの構
成を概念的に示すブロック図である。
【図2】データ記憶装置内のデータ構造の一例を示す図
である。
【図3】データ辞書及びデータ検索装置の詳細を示すブ
ロック図である。
【図4】クラス辞書の構造を概念的に示す図である。
【図5】ファジイ辞書の一例を概念的に示す図である。
【図6】ファジイインデックスの一例を示す図である。
【図7】データベース検索装置の動作を概念的に示すフ
ローチャートである。
【図8】データベース検索装置における検索モードをク
ラス別か親クラスかに切り替える処理を示すフローチャ
ートである。
【図9】クラス別表示を選択した場合における表示画面
の一例を示す説明図である。
【図10】サブクラス(夫婦)の作成例を示す説明図で
ある。
【図11】サブクラス(夫婦)の作成例を示す説明図で
ある。
【図12】属性(年齢)の更新時におけるリンク張り替
え処理を説明するための図である。
【符号の説明】
1 検索条件入力装置 2 データ記憶装置 3 データ辞書 4 データ検索装置 5 検索結果出力装置 31 クラス辞書 32 ファジイ辞書 33 ファジイインデックス 41 クラス辞書検索装置 42 実データ検索装置 43 クラス生成装置

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多数の実データを複数の属性項目欄に対
    応する表形式で登録するためのデータ記憶手段と、 上位クラスの属性を下位クラスの属性が継承するように
    して階層構造化された複数のクラスのそれぞれのクラス
    名と、それぞれのクラスの属性定義と、それぞれのクラ
    スとそのクラスに属する実データとのリンク関係とを登
    録するためのクラス辞書を少なくとも有するデータ辞書
    と、を有するデータベースであって、 ユーザの要求を満たす検索条件を該当する検索クラス名
    を指定して入力するための検索条件入力ステップと、 前記検索条件入力ステップにより入力された検索クラス
    名に基づいて前記データ辞書を参照することにより、該
    当するクラスとリンク関係を有する実データを前記デー
    タ記憶手段から抽出するデータ検索ステップと、 前記データ検索ステップにより抽出された実データを検
    索結果として出力する検索結果出力ステップと、 前記データ記憶手段に新たに実データが新規登録、及び
    /又は、追加登録されたことに基づいて、既存のクラス
    に特有の属性で前記データ記憶手段に登録された実デー
    タに対して全件検索を実行し、それにより抽出されたデ
    ータと該当するクラスとの間にリンク関係を設定するデ
    ータ辞書更新ステップと、 を具備することを特徴とするデータベース検索方法。
  2. 【請求項2】 多数の実データを複数の属性項目欄に対
    応する表形式で登録するためのデータ記憶手段と、 上位クラスの属性を下位クラスの属性が継承するように
    して階層構造化された複数のクラスのそれぞれのクラス
    名と、それぞれのクラスの属性定義と、それぞれのクラ
    スとそのクラスに属する実データとのリンク関係とを登
    録するためのクラス辞書を少なくとも有するデータ辞書
    と、を有するデータベースであって、 ユーザの要求を満たす検索条件を該当する検索クラス名
    を指定して入力するための検索条件入力ステップと、 前記検索条件入力ステップにより入力された検索クラス
    名に基づいて前記データ辞書を参照することにより、該
    当するクラスとリンク関係を有する実データを前記デー
    タ記憶手段から抽出するデータ検索ステップと、 前記データ検索ステップにより抽出された実データを検
    索結果として出力する検索結果出力ステップと、 前記データ辞書を構成するクラス辞書に新たにクラスが
    新規登録、及び/又は、追加登録されたことに基づい
    て、当該クラスに特有の属性で前記データ記憶手段に登
    録された実データに対して全件検索を実行し、それによ
    り抽出されたデータと該当するクラスとの間にリンク関
    係を設定するデータ辞書更新ステップと、 を具備することを特徴とするデータベース検索方法。
  3. 【請求項3】 多数の実データを複数の属性項目欄に対
    応する表形式で登録するためのデータ記憶手段と、 上位クラスの属性を下位クラスの属性が継承するように
    して階層構造化された複数のクラスのそれぞれのクラス
    名と、それぞれのクラスの属性定義と、それぞれのクラ
    スとそのクラスに属する実データとのリンク関係とを登
    録するためのクラス辞書を少なくとも有するデータ辞書
    と、を有するデータベースであって、 ユーザの要求を満たす検索条件を該当する検索クラス名
    を指定して入力するための検索条件入力ステップと、 前記検索条件入力ステップにより入力された検索クラス
    名に基づいて前記データ辞書を参照することにより、該
    当するクラスとリンク関係を有する実データを前記デー
    タ記憶手段から抽出するデータ検索ステップと、 前記データ検索ステップにより抽出された実データを検
    索結果として出力する検索結果出力ステップと、 前記データ記憶手段に登録されたデータの少なくとも1
    つの属性値を更新するための属性値更新操作ステップ
    と、 前記データ記憶手段に登録されたデータの少なくとも1
    つの属性値が更新されたことに基づいて、その属性値が
    更新された実データが直接に属するクラスの上位クラス
    に属する全クラスのそれぞれについて、それぞれのクラ
    スに特有の属性値で前記データ記憶手段に登録された実
    データに対して全件検索を実行し、それにより抽出され
    たデータと該当するクラスとの間にリンク関係を設定す
    るデータ辞書更新ステップと、 を具備することを特徴とするデータベース検索方法。
  4. 【請求項4】 多数の実データを複数の属性項目欄に対
    応する表形式で登録するためのデータ記憶手段と、 上位クラスの属性を下位クラスの属性が継承するように
    して階層構造化された複数のクラスのそれぞれのクラス
    名と、それぞれのクラスのファジイ属性を含む属性定義
    と、それぞれのクラスとそのクラスに属する実データと
    のリンク関係とを登録するためのクラス辞書と、前記ク
    ラス辞書のファジイ属性に関するメンバーシップ関数を
    含む情報により記述された定義を登録するためのファジ
    イ辞書と、クラスと実データとの間のリンクの内でファ
    ジイ属性に関するリンクに関して当該実データの前記フ
    ァジイ属性に関する適合度を登録するためのファジイイ
    ンデックスとを有するデータ辞書と、を有するデータベ
    ースであって、 ユーザの要求を満たす検索条件を該当する検索クラス名
    を指定して入力するための検索条件入力ステップと、 前記検索条件入力ステップにより入力された検索クラス
    名に基づいて前記データ辞書を参照することにより、該
    当するクラスとリンク関係を有する実データを検索条件
    で指定された属性に関するファジイインデックスによっ
    て適合度を基準に前記データ記憶手段から抽出するデー
    タ検索ステップと、 前記データ検索ステップにより抽出された実データを検
    索結果として出力する検索結果出力ステップと、 を具備することを特徴とするデータベース検索方法。
  5. 【請求項5】 前記ファジイインデックスには、適合度
    の高いもから順に実データとのリンク関係が登録されて
    いることを特徴とする請求項4に記載のデータベース検
    索方法。
  6. 【請求項6】 多数の実データを複数の属性項目欄に対
    応する表形式で登録するためのデータ記憶手段と、 上位クラスの属性を下位クラスの属性が継承するように
    して階層構造化された複数のクラスのそれぞれのクラス
    名と、それぞれのクラスのファジイ属性を含む属性定義
    と、それぞれのクラスとそのクラスに属する実データと
    のリンク関係とを登録するためのクラス辞書と、前記ク
    ラス辞書のファジイ属性に関するメンバーシップ関数を
    含む情報により記述された定義を登録するためのファジ
    イ辞書と、クラスと実データとの間のリンクの内でファ
    ジイ属性に関するリンクに関して当該実データの前記フ
    ァジイ属性に関する適合度を登録するためのファジイイ
    ンデックスとを有するデータ辞書と、を有するデータベ
    ースであって、 ユーザの要求を満たす検索条件を該当する検索クラス名
    を指定して入力するための検索条件入力ステップと、 前記検索条件入力ステップにより入力された検索クラス
    名に基づいて前記データ辞書を参照することにより、該
    当するクラスとリンク関係を有する実データを検索条件
    で指定された属性に関するファジイインデックスによっ
    て適合度を基準に前記データ記憶手段から抽出するデー
    タ検索ステップと、 前記データ検索ステップにより抽出された実データを検
    索結果として出力する検索結果出力ステップと、 前記データ記憶手段に登録されたデータの少なくとも1
    つの属性値を更新するための属性値更新操作ステップ
    と、 前記データ記憶手段に登録されたデータの少なくとも1
    つの属性値が更新されたことに基づいて、その属性値が
    更新された実データが直接に属するクラスの上位クラス
    に属する全クラスのそれぞれについて、それぞれのクラ
    スに特有の属性値で前記データ記憶手段に登録された実
    データに対して全件検索を実行し、それにより抽出され
    たデータと該当するクラスとの間にリンク関係を設定
    し、併せて、そのクラスのファジイ属性についての当該
    実データの適合度を算出してファジイインデックスをも
    生成するデータ辞書更新ステップと、 を具備することを特徴とするデータベース検索方法。
  7. 【請求項7】 指定された検索クラスに下位クラスが存
    在する場合に、検索条件に基づくデータ検索を、指定さ
    れた検索クラスについて実行するか、或いは指定された
    検索クラスの下位クラスのそれぞれ毎に実行するかを指
    定する実行クラス指定ステップを有し、 前記データ検索ステップでは、前記実行クラス指定ステ
    ップにより指定された検索クラスについて実行するとの
    指定がなされた場合には、当該検索クラスを対象として
    データ検索を行う一方、指定された検索クラスの下位ク
    ラスのそれぞれ毎に実行するとの指定がなされた場合に
    は、当該検索クラスの下位クラスのそれぞれ毎にデータ
    検索を行うこと、を特徴とする請求項1乃至請求項6の
    いずれかに記載のデータベース検索方法。
  8. 【請求項8】 多数の実データを複数の属性項目欄に対
    応する表形式で登録するためのデータ記憶手段と、 上位クラスの属性を下位クラスの属性が継承するように
    して階層構造化された複数のクラスのそれぞれのクラス
    名と、それぞれのクラスの属性定義と、それぞれのクラ
    スとそのクラスに属する実データとのリンク関係とを登
    録するためのクラス辞書を少なくとも有するデータ辞書
    と、 ユーザの要求を満たす検索条件を該当する検索クラス名
    を指定して入力するための検索条件入力手段と、 前記検索条件入力手段により入力された検索クラス名に
    基づいて前記データ辞書を参照することにより、該当す
    るクラスとリンク関係を有する実データを前記データ記
    憶手段から抽出するデータ検索手段と、 前記データ検索手段により抽出された実データを検索結
    果として出力する検索結果出力手段と、 前記データ記憶手段に実データを新規登録、及び/又
    は、追加登録するためのデータ登録操作手段と、 前記データ記憶手段に新たに実データが新規登録、及び
    /又は、追加登録されたことに基づいて、既存のクラス
    に特有の属性で前記データ記憶手段に登録された実デー
    タに対して全件検索を実行し、それにより抽出されたデ
    ータと該当するクラスとの間にリンク関係を設定するデ
    ータ辞書更新手段と、 を具備することを特徴とするデータベース検索装置。
  9. 【請求項9】 多数の実データを複数の属性項目欄に対
    応する表形式で登録するためのデータ記憶手段と、 上位クラスの属性を下位クラスの属性が継承するように
    して階層構造化された複数のクラスのそれぞれのクラス
    名と、それぞれのクラスの属性定義と、それぞれのクラ
    スとそのクラスに属する実データとのリンク関係とを登
    録するためのクラス辞書を少なくとも有するデータ辞書
    と、 ユーザの要求を満たす検索条件を該当する検索クラス名
    を指定して入力するための検索条件入力手段と、 前記検索条件入力手段により入力された検索クラス名に
    基づいて前記データ辞書を参照することにより、該当す
    るクラスとリンク関係を有する実データを前記データ記
    憶手段から抽出するデータ検索手段と、 前記データ検索手段により抽出された実データを検索結
    果として出力する検索結果出力手段と、 前記データ辞書を構成するクラス辞書にクラスを新規登
    録、及び/又は、追加登録するためのクラス登録操作手
    段と、 前記データ辞書を構成するクラス辞書に新たにクラスが
    新規登録、及び/又は、追加登録されたことに基づい
    て、当該クラスに特有の属性で前記データ記憶手段に登
    録された実データに対して全件検索を実行し、それによ
    り抽出されたデータと該当するクラスとの間にリンク関
    係を設定するデータ辞書更新手段と、 を具備することを特徴とするデータベース検索装置。
  10. 【請求項10】 多数の実データを複数の属性項目欄に
    対応する表形式で登録するためのデータ記憶手段と、 上位クラスの属性を下位クラスの属性が継承するように
    して階層構造化された複数のクラスのそれぞれのクラス
    名と、それぞれのクラスの属性定義と、それぞれのクラ
    スとそのクラスに属する実データとのリンク関係とを登
    録するためのクラス辞書を有するデータ辞書と、 ユーザの要求を満たす検索条件を該当する検索クラス名
    を指定して入力するための検索条件入力手段と、 前記検索条件入力手段により入力された検索クラス名に
    基づいて前記データ辞書を参照することにより、該当す
    るクラスとリンク関係を有する実データを前記データ記
    憶手段から抽出するデータ検索手段と、 前記データ検索手段により抽出された実データを検索結
    果として出力する検索結果出力手段と、 前記データ記憶手段に登録されたデータの少なくとも1
    つの属性値を更新するための属性値更新操作手段と、 前記データ記憶手段に登録されたデータの少なくとも1
    つの属性値が更新されたことに基づいて、その属性値が
    更新された実データが直接に属するクラスの上位クラス
    に属する全クラスのそれぞれについて、それぞれのクラ
    スに特有の属性値で前記データ記憶手段に登録された実
    データに対して全件検索を実行し、それにより抽出され
    たデータと該当するクラスとの間にリンク関係を設定す
    るデータ辞書更新手段と、 を具備することを特徴とするデータベース検索装置。
  11. 【請求項11】 多数の実データを複数の属性項目欄に
    対応する表形式で登録するためのデータ記憶手段と、 上位クラスの属性を下位クラスの属性が継承するように
    して階層構造化された複数のクラスのそれぞれのクラス
    名と、それぞれのクラスのファジイ属性を含む属性定義
    と、それぞれのクラスとそのクラスに属する実データと
    のリンク関係とを登録するためのクラス辞書と、前記ク
    ラス辞書のファジイ属性に関するメンバーシップ関数を
    含む情報により記述された定義を登録するためのファジ
    イ辞書と、クラスと実データとの間のリンクの内でファ
    ジイ属性に関するリンクに関して当該実データの前記フ
    ァジイ属性に関する適合度を登録するためのファジイイ
    ンデックスとを有するデータ辞書と、 ユーザの要求を満たす検索条件を該当する検索クラス名
    を指定して入力するための検索条件入力手段と、 前記検索条件入力手段により入力された検索クラス名に
    基づいて前記データ辞書を参照することにより、該当す
    るクラスとリンク関係を有する実データを検索条件で指
    定された属性に関するファジイインデックスによって適
    合度を基準に前記データ記憶手段から抽出するデータ検
    索手段と、 前記データ検索手段により抽出された実データを検索結
    果として出力する検索結果出力手段と、 を具備することを特徴とするデータベース検索装置。
  12. 【請求項12】 前記ファジイインデックスには、適合
    度の高いもから順に実データとのリンク関係が登録され
    ていることを特徴とする請求項11に記載のデータベー
    ス検索装置。
  13. 【請求項13】 多数の実データを複数の属性項目欄に
    対応する表形式で登録するためのデータ記憶手段と、 上位クラスの属性を下位クラスの属性が継承するように
    して階層構造化された複数のクラスのそれぞれのクラス
    名と、それぞれのクラスのファジイ属性を含む属性定義
    と、それぞれのクラスとそのクラスに属する実データと
    のリンク関係とを登録するためのクラス辞書と、前記ク
    ラス辞書のファジイ属性に関するメンバーシップ関数を
    含む情報により記述された定義を登録するためのファジ
    イ辞書と、クラスと実データとの間のリンクの内でファ
    ジイ属性に関するリンクに関して当該実データの前記フ
    ァジイ属性に関する適合度を登録するためのファジイイ
    ンデックスとを有するデータ辞書と、 ユーザの要求を満たす検索条件を該当する検索クラス名
    を指定して入力するための検索条件入力手段と、 前記検索条件入力手段により入力された検索クラス名に
    基づいて前記データ辞書を参照することにより、該当す
    るクラスとリンク関係を有する実データを検索条件で指
    定された属性に関するファジイインデックスによって適
    合度を基準に前記データ記憶手段から抽出するデータ検
    索手段と、 前記データ検索手段により抽出された実データを検索結
    果として出力する検索結果出力手段と、 前記データ記憶手段に登録されたデータの少なくとも1
    つの属性値を更新するための属性値更新操作手段と、 前記データ記憶手段に登録されたデータの少なくとも1
    つの属性値が更新されたことに基づいて、その属性値が
    更新された実データが直接に属するクラスの上位クラス
    に属する全クラスのそれぞれについて、それぞれのクラ
    スに特有の属性値で前記データ記憶手段に登録された実
    データに対して全件検索を実行し、それにより抽出され
    たデータと該当するクラスとの間にリンク関係を設定
    し、併せて、そのクラスのファジイ属性についての当該
    実データの適合度を算出してファジイインデックスをも
    生成するデータ辞書更新手段と、 を具備することを特徴とするデータベース検索装置。
  14. 【請求項14】 指定された検索クラスに下位クラスが
    存在する場合に、検索条件に基づくデータ検索を、指定
    された検索クラスについて実行するか、或いは指定され
    た検索クラスの下位クラスのそれぞれ毎に実行するかを
    指定する実行クラス指定手段を有し、 前記データ検索手段では、前記実行クラス指定手段によ
    り指定された検索クラスについて実行するとの指定がな
    された場合には、当該検索クラスを対象としてデータ検
    索を行う一方、指定された検索クラスの下位クラスのそ
    れぞれ毎に実行するとの指定がなされた場合には、当該
    検索クラスの下位クラスのそれぞれ毎にデータ検索を行
    うこと、を特徴とする請求項8乃至請求項13のいずれ
    かに記載のデータベース検索装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100359640B1 (ko) * 1999-12-17 2002-11-04 엘지전자 주식회사 클래스 동적 추가 시스템 및 그 운용 방법
JP2006309446A (ja) * 2005-04-27 2006-11-09 Toshiba Corp 分類辞書更新装置、分類辞書更新プログラムおよび分類辞書更新方法
WO2014208728A1 (ja) * 2013-06-27 2014-12-31 日本電気株式会社 ルール発見方法と情報処理装置並びにプログラム
US10311056B2 (en) 2015-07-29 2019-06-04 Lsis Co., Ltd. Energy management system

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