JPH09251332A - 電子機器の電源装置 - Google Patents
電子機器の電源装置Info
- Publication number
- JPH09251332A JPH09251332A JP8085957A JP8595796A JPH09251332A JP H09251332 A JPH09251332 A JP H09251332A JP 8085957 A JP8085957 A JP 8085957A JP 8595796 A JP8595796 A JP 8595796A JP H09251332 A JPH09251332 A JP H09251332A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- power
- cpu
- key
- battery
- supplied
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明の目的は、電子機器の製造時において
特に有効な電子機器の電源装置を提供することにある。 【解決手段】 バッテリー接続により動作状態となるシ
ステム制御手段と、該システム制御手段にパワーオンの
ための操作信号を供給する電源キーとを備えた電子機器
において、前記システム制御手段は、前記電源キーの操
作により発生する操作信号のレベル変化を検出してパワ
ーオン制御するように構成されているものである。
特に有効な電子機器の電源装置を提供することにある。 【解決手段】 バッテリー接続により動作状態となるシ
ステム制御手段と、該システム制御手段にパワーオンの
ための操作信号を供給する電源キーとを備えた電子機器
において、前記システム制御手段は、前記電源キーの操
作により発生する操作信号のレベル変化を検出してパワ
ーオン制御するように構成されているものである。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子機器の電源装
置に関する。
置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来の電子機器、例えばＰＨＳ（Person
al Handyphone System) 端末等の携帯用通信端末では、
バッテリーを接続すると内蔵回路のマイクロコンピュー
タのＣＰＵ（中央演算装置）に電源が供給されて、ＣＰ
Ｕが動作状態となり、その後、電源キー等の各種操作キ
ーの操作による操作信号がＣＰＵに供給されると、ＣＰ
Ｕがその操作信号に対応して各回路部分の制御を行なう
ように構成されていた。
al Handyphone System) 端末等の携帯用通信端末では、
バッテリーを接続すると内蔵回路のマイクロコンピュー
タのＣＰＵ（中央演算装置）に電源が供給されて、ＣＰ
Ｕが動作状態となり、その後、電源キー等の各種操作キ
ーの操作による操作信号がＣＰＵに供給されると、ＣＰ
Ｕがその操作信号に対応して各回路部分の制御を行なう
ように構成されていた。
【０００３】このとき、ＣＰＵは、操作キーを押したと
きの操作信号の立ち下がりエッジを検出するようになっ
ているため、バッテリー接続後に電源キーを押し下げる
と、ＣＰＵは電源キーの押し下げで発生する操作信号の
立ち下がりエッジにより電源キーが押されたことを検出
し、バッテリーからの電源ラインに挿入されたリレース
イッチ等からなる電源スイッチをオンしてパワーオンす
るように制御し、ＣＰＵ以外の各回路部分にも電源を供
給する。
きの操作信号の立ち下がりエッジを検出するようになっ
ているため、バッテリー接続後に電源キーを押し下げる
と、ＣＰＵは電源キーの押し下げで発生する操作信号の
立ち下がりエッジにより電源キーが押されたことを検出
し、バッテリーからの電源ラインに挿入されたリレース
イッチ等からなる電源スイッチをオンしてパワーオンす
るように制御し、ＣＰＵ以外の各回路部分にも電源を供
給する。
【０００４】このため、例えばバッテリー接続前にすで
に電源キーが押されていたとしてもバッテリ接続時にパ
ワーオンとならないので、バッテリー接続後に、再度電
源キーの押し下げを行わないと、パワーオンすることが
できなかった。したがって、ＰＨＳ端末等の製造時にお
いて、製造ラインにおいて完成品の動作確認のため電源
投入を行なうには、バッテリー接続後に電源キーを押す
必要があった。
に電源キーが押されていたとしてもバッテリ接続時にパ
ワーオンとならないので、バッテリー接続後に、再度電
源キーの押し下げを行わないと、パワーオンすることが
できなかった。したがって、ＰＨＳ端末等の製造時にお
いて、製造ラインにおいて完成品の動作確認のため電源
投入を行なうには、バッテリー接続後に電源キーを押す
必要があった。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、電子
機器の製造時において特に有効な電子機器の電源装置を
提供することにある。
機器の製造時において特に有効な電子機器の電源装置を
提供することにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明に係る電子機器の
電源装置は、バッテリー接続により動作状態となるシス
テム制御手段と、該システム制御手段にパワーオンのた
めの操作信号を供給する電源キーとを備えた電子機器に
おいて、前記システム制御手段は、前記電源キーの操作
により発生する操作信号のレベル変化を検出してパワー
オン制御するように構成されているものである。
電源装置は、バッテリー接続により動作状態となるシス
テム制御手段と、該システム制御手段にパワーオンのた
めの操作信号を供給する電源キーとを備えた電子機器に
おいて、前記システム制御手段は、前記電源キーの操作
により発生する操作信号のレベル変化を検出してパワー
オン制御するように構成されているものである。
【０００７】また、システム制御手段はマイクロコンピ
ュータのＣＰＵである。
ュータのＣＰＵである。
【０００８】
【作用】電子機器のシステム制御手段であるマイクロコ
ンピュータのＣＰＵは、電源キーの操作により発生する
操作信号のレベル変化を検出してパワーオン制御するよ
うに構成されている。したがって、電子機器の製造時、
電源キーを押したまま電子機器にバッテリーを接続する
と、接続と同時にパワーオンとなり、すぐに電子機器の
動作確認作業を行なうことができ、確認作業時間を短縮
することができる。
ンピュータのＣＰＵは、電源キーの操作により発生する
操作信号のレベル変化を検出してパワーオン制御するよ
うに構成されている。したがって、電子機器の製造時、
電源キーを押したまま電子機器にバッテリーを接続する
と、接続と同時にパワーオンとなり、すぐに電子機器の
動作確認作業を行なうことができ、確認作業時間を短縮
することができる。
【０００９】
【発明の実施の形態】図１は、本発明に係る電子機器の
電源装置をＰＨＳ端末に用いた場合の実施例を示す要部
ブロック図である。ＰＨＳ端末１は、アンテナ２、送信
部３、受信部４、ベースバンド部５、ＣＰＵ（システム
制御手段）６、外部インターフェース（Ｉ／Ｆ）７、液
晶ディスプレイ８、電源キー９を含む。
電源装置をＰＨＳ端末に用いた場合の実施例を示す要部
ブロック図である。ＰＨＳ端末１は、アンテナ２、送信
部３、受信部４、ベースバンド部５、ＣＰＵ（システム
制御手段）６、外部インターフェース（Ｉ／Ｆ）７、液
晶ディスプレイ８、電源キー９を含む。
【００１０】電源キー９が押されるとＣＰＵ６の制御に
よりパワーオンとなり、電源ラインに接続されかつＣＰ
Ｕ６で制御されるリレースイッチ等からなる電源スイッ
チ１０が閉じて、電源接続端子１１に接続されたバッテ
リー１２からの電源電圧が、電源スイッチ１０を介して
各回路部分へ供給される。
よりパワーオンとなり、電源ラインに接続されかつＣＰ
Ｕ６で制御されるリレースイッチ等からなる電源スイッ
チ１０が閉じて、電源接続端子１１に接続されたバッテ
リー１２からの電源電圧が、電源スイッチ１０を介して
各回路部分へ供給される。
【００１１】本発明では、ＣＰＵ６は、電源キー９の操
作による操作信号をその立ち下がりエッジ検出ではなく
レベル検出で監視する。すなわち、電源キー９の操作に
応じて、電源キー９に対応するＣＰＵ６の入力ポート
（図示しない）は、例えば操作前はハイレベル（または
ローレベル）で操作後はローレベル（またはハイレベ
ル）に変化するように構成されており、ＣＰＵ６はこの
レベル変化を監視するものである。
作による操作信号をその立ち下がりエッジ検出ではなく
レベル検出で監視する。すなわち、電源キー９の操作に
応じて、電源キー９に対応するＣＰＵ６の入力ポート
（図示しない）は、例えば操作前はハイレベル（または
ローレベル）で操作後はローレベル（またはハイレベ
ル）に変化するように構成されており、ＣＰＵ６はこの
レベル変化を監視するものである。
【００１２】まず、バッテリー１２を電源接続端子１１
に接続すると、ＣＰＵ６は動作状態となり、電源キー９
に対応するＣＰＵ６の入力ポート（図示しない）はハイ
レベルになっている。この状態では、電源スイッチ１０
は、ＣＰＵ６より制御信号が供給されないので開放され
ており、ＣＰＵ６以外の各回路部分に電源電圧は供給さ
れない。次いで、電源キー９を押すと、電源キー９に対
応するＣＰＵ６の入力ポートはハイレベルからローレベ
ルに変化し、それに応じてＣＰＵ６から電源制御信号が
電源スイッチ１０に供給されて、電源スイッチ１０が閉
じ、バッテリー１２から電源スイッチ１０を介して各回
路部分に電源電圧が供給され、パワーオンとなる。した
がって、所定の動作を行わせるための操作キー（図示し
ない）を操作すると、対応する回路が動作する。
に接続すると、ＣＰＵ６は動作状態となり、電源キー９
に対応するＣＰＵ６の入力ポート（図示しない）はハイ
レベルになっている。この状態では、電源スイッチ１０
は、ＣＰＵ６より制御信号が供給されないので開放され
ており、ＣＰＵ６以外の各回路部分に電源電圧は供給さ
れない。次いで、電源キー９を押すと、電源キー９に対
応するＣＰＵ６の入力ポートはハイレベルからローレベ
ルに変化し、それに応じてＣＰＵ６から電源制御信号が
電源スイッチ１０に供給されて、電源スイッチ１０が閉
じ、バッテリー１２から電源スイッチ１０を介して各回
路部分に電源電圧が供給され、パワーオンとなる。した
がって、所定の動作を行わせるための操作キー（図示し
ない）を操作すると、対応する回路が動作する。
【００１３】以上のような構成による動作に基づき、Ｐ
ＨＳ端末の製造ラインにおいて、例えば完成品の動作確
認担当作業者が、電源キー６を押したまま電源接続端子
１１にバッテリー１２を接続すると、接続と同時に、電
源キー９に対応するＣＰＵ６の入力ポートがハイレベル
からローレベルにレベル変化し、ＣＰＵ６はこのレベル
変化を検出して電源制御信号を供給して電源スイッチ１
１をオン制御するのでパワーオンとなり、すぐに種々の
動作確認作業を行なうことができる。
ＨＳ端末の製造ラインにおいて、例えば完成品の動作確
認担当作業者が、電源キー６を押したまま電源接続端子
１１にバッテリー１２を接続すると、接続と同時に、電
源キー９に対応するＣＰＵ６の入力ポートがハイレベル
からローレベルにレベル変化し、ＣＰＵ６はこのレベル
変化を検出して電源制御信号を供給して電源スイッチ１
１をオン制御するのでパワーオンとなり、すぐに種々の
動作確認作業を行なうことができる。
【００１４】図２は図１の電源装置の動作を説明するフ
ローチャートである。バッテリー１２をＰＨＳ端末１の
電源接続端子１１に接続すると（ステップＳ１）、ＣＰ
Ｕ６は能動状態となり、電源キー９が押されているか否
かを確認し（Ｓ２）、押し下げられていたらパワーオン
する。押し下げられていない場合は、電源キー９の監視
を継続する。
ローチャートである。バッテリー１２をＰＨＳ端末１の
電源接続端子１１に接続すると（ステップＳ１）、ＣＰ
Ｕ６は能動状態となり、電源キー９が押されているか否
かを確認し（Ｓ２）、押し下げられていたらパワーオン
する。押し下げられていない場合は、電源キー９の監視
を継続する。
【００１５】以上述べたように、本発明によれば、シス
テム制御手段が電源キーの操作信号のレベル変化を検出
してパワーオンするように制御するので、特に製造時に
おいて完成品の動作確認作業を行なう場合、電源を投入
からパワーオンまでの時間を短縮することができる。な
お、本発明は、電源キーによるパワーオン制御を行なう
全ての電子機器に用いることができる。
テム制御手段が電源キーの操作信号のレベル変化を検出
してパワーオンするように制御するので、特に製造時に
おいて完成品の動作確認作業を行なう場合、電源を投入
からパワーオンまでの時間を短縮することができる。な
お、本発明は、電源キーによるパワーオン制御を行なう
全ての電子機器に用いることができる。
【００１６】
【発明の効果】本発明に係る電子機器の電源装置によれ
ば、特に製造時に動作確認をする場合、電源投入からパ
ワーオンまでの時間を短縮することができる。
ば、特に製造時に動作確認をする場合、電源投入からパ
ワーオンまでの時間を短縮することができる。
【図１】本発明に係る電子機器の電源装置をＰＨＳ端末
に用いた場合の実施例を示すブロック図である。
に用いた場合の実施例を示すブロック図である。
【図２】図１の電源装置の動作を説明するためのフロー
チャートである。
チャートである。
１ ＰＨＳ端末 ２ アンテナ ３ 送信部 ４ 受信部 ５ ベースバンド部 ６ ＣＰＵ ７ 外部インターフェース ８ 液晶ディスプレイ ９ 電源キー １０ 電源スイッチ １１ 電源接続端子 １２ バッテリー
Claims (2)
- 【請求項１】 バッテリー接続により動作状態となるシ
ステム制御手段と、該システム制御手段にパワーオンの
ための操作信号を供給する電源キーとを備えた電子機器
において、前記システム制御手段は、前記電源キーの操
作により発生する操作信号のレベル変化を検出してパワ
ーオン制御するように構成されていることを特徴とする
電子機器の電源装置。 - 【請求項２】請求項１記載の装置において、システム制
御手段はマイクロコンピュータのＣＰＵである電子機器
の電源装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8085957A JPH09251332A (ja) | 1996-03-15 | 1996-03-15 | 電子機器の電源装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8085957A JPH09251332A (ja) | 1996-03-15 | 1996-03-15 | 電子機器の電源装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09251332A true JPH09251332A (ja) | 1997-09-22 |
Family
ID=13873236
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8085957A Pending JPH09251332A (ja) | 1996-03-15 | 1996-03-15 | 電子機器の電源装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09251332A (ja) |
-
1996
- 1996-03-15 JP JP8085957A patent/JPH09251332A/ja active Pending
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20021015 |