JPH09250778A - 空気調和機 - Google Patents

空気調和機

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JPH09250778A
JPH09250778A JP8742396A JP8742396A JPH09250778A JP H09250778 A JPH09250778 A JP H09250778A JP 8742396 A JP8742396 A JP 8742396A JP 8742396 A JP8742396 A JP 8742396A JP H09250778 A JPH09250778 A JP H09250778A
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JP
Japan
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air
chamber
damper
air supply
exhaust
Prior art date
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Pending
Application number
JP8742396A
Other languages
English (en)
Inventor
Kimio Kouda
祈実男 国府田
Hitoshi Saito
斉 斎藤
Masakazu Fujimoto
正和 藤本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ebara Corp
Original Assignee
Ebara Corp
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Publication date
Application filed by Ebara Corp filed Critical Ebara Corp
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Publication of JPH09250778A publication Critical patent/JPH09250778A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 あらゆる空調要求に対して、中央熱源と個別
熱源と自然熱源を選択的又は複合的に利用し、省エネル
ギーを図る空気調和機を提供すること。 【解決手段】 機体内部を、第1給気室6と、第2給気
室7と、還気室8と、外気室9と、排気室10と、混合
気室11と、熱交換室12とに区画し、第1ダンパ1
3、第2ダンパ14、第3ダンパ15、第4ダンパ1
6、第2冷媒コイル18、第1冷媒コイル17、冷水コ
イル20、第3冷媒コイル19、第1給気ファン27、
第2給気ファン28、排気ファン29を設置し、第1冷
媒コイル17と第2冷媒コイル18と第3冷媒コイル1
9とで冷凍サイクルを構成する圧縮機21とその他の補
器を設置した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は空気調和機に関し、
特に中間期や冬期において、冷房、暖房の空調要求が時
間帯によって異なるインテリアゾーン及びペリメータゾ
ーンを有するインテリジェントビルの空調に好適な空気
調和機に関するものである。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】中間期
や冬期において、インテリジェントビルのインテリアゾ
ーンとペリメータゾーンに発生する冷房、暖房の空調要
求は時間帯によってそれぞれ異なる。冬期の1日を例に
とると、朝方は冷えきった部屋を暖めるため、インテリ
アゾーン、ペリメータゾーンとも暖房要求が発生する。
1時間ほど経過して、ビルの躯体が温まり、人が増え、
OA機器がフル稼働を始めると、インテリアゾーンは冷
房要求に切り替わるが、外皮負荷(ビル外壁を伝わって
外部から侵入する負荷)の影響を受け易いペリメータゾ
ーンには、まだ多少の暖房要求が残る。
【0003】そして昼間の2時位になると、外皮負荷が
減少して、ペリメータゾーンも冷房要求に切り替わる。
更に夕方になると、再び外皮負荷が増大するので、ペリ
メータゾーンには再度暖房要求が発生し、夜の残業時間
帯になれば、室内発生負荷が減少して、インテリアゾー
ンにも暖房要求が発生する。
【0004】上記のように複雑な空調要求には従来の中
央熱源による一括冷暖房切替システムで対応することは
不可能であり、個別熱源が必要不可欠となる。
【0005】また、年間を通じての負荷量を考えると8
月の最大冷房負荷に対して、1月の冷房負荷量は、これ
の25%未満であり、暖房負荷量はさらに微小である。
大容量の中央熱源のみでこれら全ての負荷量に対応する
よりも、ある一定以下の小負荷に対しては個別の熱源で
対応するのが効率的である。
【0006】また、室温度よりも外気温度が高いのは、
夏期(6月〜9月)の4か月間だけであり、残り8か月
間は外気温度が室温度よりも低い。つまり、この期間に
おける外気とは、冷房要求が発生している室側からみれ
ば自然の冷熱源であり、この自然熱源を最大限に利用す
ることは省エネルギー上大変重要である。
【0007】本発明は上述の点に鑑みてなされたもの
で、あらゆる空調要求に対して、中央熱源と個別熱源と
自然熱源を選択的又は複合的に利用し、省エネルギーを
図る空気調和機を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本願発明は、空気調和機の機体表面には、空気調和を行
う室内に通ずる第1の給気経路に接続する第1給気口
(1)と、室内に通ずる第2の給気経路に接続する第2
給気口(2)と、室内に通じる還気経路に接続する還気
口(3)と、屋外に通ずる外気経路に接続する外気口
(4)と、排気経路に接続する排気口(5)を設け、機
体内部を、第1給気口(1)に開放する第1給気室
(6)と、第2給気口に開放する第2給気室(7)と、
還気口(3)に開放する還気室(8)と、外気口(4)
に開放する外気室(9)と、排気口(5)に開放する排
気室(10)と、還気と外気を必要に応じて混合する混
合室(11)と、該混合室(11)で混合された混合気
を必要に応じて所定温度まで冷却又は加熱する熱交換室
(12)とに区画し、還気室(8)と混合室(11)と
の隔壁に第1ダンパ(13)を設置し、外気室(9)と
該混合室(11)との隔壁に第2ダンパ(14)を設置
し、第1給気室(6)と第2給気室(7)との隔壁に第
3ダンパ(15)を設置し、還気室(8)と該第2給気
室(7)との隔壁に第4ダンパ(16)と第2冷媒コイ
ル(18)を連接して設置し、熱交換室(12)と混合
室(11)との隔壁に第1冷媒コイル(17)と冷水コ
イル(20)を連接して設置し、還気室(8)と排気室
(10)との隔壁に第3冷媒コイル(19)を設置し、
第1給気ファン(27)を第1給気室(6)に設置し、
第2給気ファン(28)を第2給気室に設置し、排気フ
ァン(29)を排気室(10)に設置し、任意の位置に
第1冷媒コイル(17)と第2冷媒コイル(18)と第
3冷媒コイルとで冷凍サイクルを構成する圧縮機(2
1)とその他の補器を設置したことを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1は本願発明の空気調和機の構
成を示す図である。同図において、100は本空気調和
機の機体であり、該空気調和機100の機体の表面に
は、空気調和を行う室内に通ずる第1の給気経路(図示
せず)に接続する第1給気口1と、該室内に通ずる第2
の給気経路(図示せず)に接続する第2給気口2と、該
室内に通じる還気経路に接続する還気口3と、屋外に通
ずる外気経路(図示せず)に接続する外気口4と、排気
経路(図示せず)に接続する排気口5を設けている。
【0010】前記空気調和機100の機体の内部を、第
1給気口1に開放する第1給気室6と、第2給気口に開
放する第2給気室7と、還気口3に開放する還気室8
と、外気口4に開放する外気室9と、排気口5に開放す
る排気室10と、還気と外気を必要に応じて混合する混
合気室11と、該混合気室11で混合された混合気を必
要に応じて所定温度まで冷却又は加熱する熱交換室12
とに区画している。なお、第1給気室6と熱交換室12
の間及び第2給気室7と混合気室11の間には隔壁はな
い。
【0011】還気室8と混合室11との隔壁に第1ダン
パ13を設置し、外気室9と該混合気室11との隔壁に
第2ダンパ14を設置し、第1給気室6と前記第2給気
室7との隔壁に第3ダンパ15を設置し、還気室8と第
2給気室7との隔壁に第4ダンパ16と第2冷媒コイル
18を連接して設置し、熱交換室12と混合気室11と
の隔壁に第1冷媒コイル17と冷水コイル20を連接し
て設置し、還気室8と排気室10との隔壁に第3冷媒コ
イル19を設置している。
【0012】第1給気ファン27を第1給気室6に設置
し、第2給気ファン28を第2給気室7に設置し、排気
ファン29を排気室10に設置し、任意の位置に上記第
1冷媒コイル17と第2冷媒コイル18と第3冷媒コイ
ル19とで冷凍サイクルを構成する圧縮機21と液分離
器22、膨張弁23及び四方弁24等のその他の補器を
設置している。
【0013】図3は上記構成の空気調和機を設置するイ
ンテリジェントビルの間取り図である。図示するよう
に、ビル200の外壁側がペリメータゾーン201とな
っており、その内側がインテリアゾーン202となって
いる。空気調和機100は各部屋毎に配置され、その第
1給気口1に接続される第1の給気経路30はインテリ
アゾーン202に接続され、第2給気口2に接続される
第2の給気経路31はペリメータゾーン201にそれぞ
れ接続されている。
【0014】また、図3において、32は屋外に通じ外
気を導入する外気経路で、図1の外気口4に接続され
る。33は屋外に通じ室内空気を排出する排気経路で、
図1の排気口5に接続される。また、34は室内に通じ
る還気経路で図1の還気口3に接続される。
【0015】上記空気調和機100は図2に示すように
分類される運転パターン1〜5で運転される。以下、各
運転パターンを詳細に説明する。
【0016】(1)運転パターン1 運転パターン1は夏期(外気温度>室温度)を想定した
運転パターンである。インテリアゾーン202、ペリメ
ータゾーン201とも中央熱源(図示せず)から供給さ
れる冷水により冷房される。第3ダンパ15を全開、第
4ダンパ16を全閉とし、第1ダンパ13と第2ダンパ
14を調節して適正な給気温度となるように還気と外気
を混合気室11で混合し、混合気を第1給気ファン27
と第2給気ファン28から冷風として給気する。また、
第2ダンパ14の差圧を差圧センサー26で検出し、該
検出した差圧出力をもとに演算部30で外気導入量を計
算(ダンパの開度と差圧出力と圧力損失特性から外気導
入量を算出)し、該導入する外気と同量を排気するよう
に排気VAVダンパ25に風量信号を与える。
【0017】(2)運転パターン2 運転パターン2は中間期(室温度>外気温度)、冬期の
ウォーミングアップや残業時間帯を想定した運転パター
ンである。インテリアゾーン202、ペリメータゾーン
201とも個別熱源により暖房する。第3ダンパ15を
全開、第4ダンパ16を全閉とし、第1ダンパ13と第
2ダンパ14を調節して還気と必要最低量の外気を混合
気室11で混合し、混合気を第1冷媒コイル17で加熱
して、第1給気ファン27と第2給気ファン28から温
風として給気する。このとき、第3冷媒コイル19で排
気から熱回収するように四方弁24を切り替え冷媒サイ
クルを構成する。また、第2ダンパ14の差圧を差圧セ
ンサー26で検出し、該検出した差圧出力をもとに演算
部30で外気導入量を計算し、該導入する外気と同量を
排気するように排気VAVダンパ25に風量信号を与え
る。
【0018】(3)運転パターン3 運転パターン3は夏期に比べて、冷房負荷が減少する中
間期(室温度>外気温度>冷風温度)を想定した運転パ
ターンである。インテリアゾーン202、ペリメータゾ
ーン201とも個別熱源により冷房する。第2ダンパ1
4、第3ダンパ15を全開、第1ダンパ13と第4ダン
パ16を全閉とし、全外気を第1冷媒コイル17にて冷
却して、第1給気ファン27と第2給気ファン28から
冷風として給気する。このとき、第3冷媒コイル19で
排気に放熱するように冷媒サイクルを構成する。また、
第2ダンパ14の差圧を差圧センサ26で検出し、該検
出した差圧出力をもとに演算部30で外気導入量を計算
し、該導入する外気と同量を排気するように排気VAV
ダンパ25に風量信号を与える。
【0019】(4)運転パターン4 運転パターン4は冬期の日中(室温度>冷風温度>外気
温度)を想定した運転パターンである。インテリアゾー
ン202、ペリメータゾーン201とも外気冷房を行
う。第3ダンパ15を全開、第4ダンパ16を全閉と
し、第1ダンパ13と第2ダンパ14を調節して適正な
給気温度となるように還気と外気を混合気室11で混合
し、該混合気を第1給気ファン27と第2給気ファン2
8から冷風として給気する。また、第2ダンパの差圧を
差圧センサー26で検出し、該検出した差圧出力をもと
に演算部30で外気導入量を計算し、該導入する外気と
同量を排気するように排気VAVダンパ25に風量信号
を与える。
【0020】(5)運転パターン5 運転パターン5は冬期の朝方、夕方(室温度>冷風温度
>外気温度)における冷暖同時負荷の初製を想定した運
転パターンである。インテリアゾーン202を外気冷
房、ペリメータゾーン201を個別熱源により暖房す
る。第4ダンパ16を全開、第3ダンパ15を全閉と
し、第1ダンパ13と第2ダンパ14を調節して給気温
度となるように還気と外気を混合気室11で混合し、該
混合気を第1給気ファン27から冷風として給気すると
ともに、還気を第2冷媒コイル18にて加熱して第2給
気ファン28から温風として給気する。このとき、第3
冷媒コイル19で排気から熱回収するように冷媒サイク
ルを構成する。また、第2ダンパ14の差圧を差圧セン
サー26で検出し、該検出した差圧出力をもとに演算部
30で外気導入量を計算し、該導入する外気と同量を排
気するように排気VAVダンパ25に風量信号を与え
る。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、あ
らゆる空調要求に対して、中央熱源と個別熱源と自然熱
源を選択的に又は複合的に利用でき、省エネルギーを図
ることができる他、下記のような効果が得られる。 冷暖房の同時負荷の発生に対応できる。 暖房中央熱源が不要になる。 中央熱源は夏期のみ稼働する。 現場での冷媒配管を必要としない。 全空気方式なので中性能フィルターや加湿器の採用に
より空気質が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の空気調和機の構成を示す図である。
【図2】本願発明の空気調和機の運転パターンを示す図
である。
【図3】本願発明の空気調和機を設置するインテリジェ
ントビルの間取り図である。
【符号の説明】
1 第1給気口 2 第2給気口 3 還気口 4 外気口 5 排気口 6 第1給気室 7 第2給気室 8 還気室 9 外気室 10 排気室 11 混合気室 12 熱交換室 13 第1ダンパ 14 第2ダンパ 15 第3ダンパ 16 第4ダンパ 17 第1冷媒コイル 18 第2冷媒コイル 19 第3冷媒コイル 20 冷水コイル 21 圧縮機 22 液分離器 23 膨張弁 24 四方弁 25 排気VAVダンパ 26 差圧センサー 27 第1給気ファン 28 第2給気ファン 29 排気ファン
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成8年4月24日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0016
【補正方法】変更
【補正内容】
【0016】(1)運転パターン1 運転パターン1は夏期(外気温度>室温度)を想定した
運転パターンである。インテリアゾーン202、ペリメ
ータゾーン201とも中央熱源(図示せず)から供給さ
れる冷水により冷房される。第3ダンパ15を全開、第
4ダンパ16を全閉とし、第1ダンパ13と第2ダンパ
14を調節して還気と必要最低量の外気を混合気室11
で混合し、混合気を冷水コイル20で冷却して第1給気
ファン27と第2給気ファン28から冷風として給気す
る。また、第2ダンパ14の差圧を差圧センサー26で
検出し、該検出した差圧出力をもとに演算部30で外気
導入量を計算(ダンパの開度と差圧出力と圧力損失特性
から外気導入量を算出)し、該導入する外気と同量を排
気するように排気VAVダンパ25に風量信号を与え
る。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 空気調和機の機体の表面には、空気調和
    を行う室内に通ずる第1の給気経路に接続する第1給気
    口と、前記室内に通ずる第2の給気経路に接続する第2
    給気口と、前記室内に通じる還気経路に接続する還気口
    と、屋外に通ずる外気経路に接続する外気口と、排気経
    路に接続する排気口を設け、 前記機体内部を、前記第1給気口に開放する第1給気室
    と、前記第2給気口に開放する第2給気室と、前記還気
    口に開放する還気室と、前記外気口に開放する外気室
    と、前記排気口に開放する排気室と、前記還気と外気を
    必要に応じて混合する混合室と、該混合室で混合された
    混合気を必要に応じて所定温度まで冷却又は加熱する熱
    交換室とに区画し、 前記還気室と前記混合室との隔壁に第1ダンパを設置
    し、前記外気室と該混合室との隔壁に第2ダンパを設置
    し、前記第1給気室と前記第2給気室との隔壁に第3ダ
    ンパを設置し、前記還気室と該第2給気室との隔壁に第
    4ダンパと第2冷媒コイルを連接して設置し、前記熱交
    換室と前記混合室との隔壁に第1冷媒コイルと冷水コイ
    ルを連接して設置し、前記還気室と前記排気室との隔壁
    に第3冷媒コイルを設置し、 第1給気ファンを前記第1給気室に設置し、第2給気フ
    ァンを第2給気室に設置し、排気ファンを排気室に設置
    し、任意の位置に第1冷媒コイルと第2冷媒コイルと第
    3冷媒コイルとで冷凍サイクルを構成する圧縮機とその
    他の補器を設置したことを特徴とする空気調和機。
JP8742396A 1996-03-15 1996-03-15 空気調和機 Pending JPH09250778A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104676890A (zh) * 2015-01-16 2015-06-03 冯卓林 一种节能型整体厨房组件

Cited By (1)

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