JPH09250627A - 油圧ポンプ等の駆動軸とプーリの結合構造及び係止組立装置 - Google Patents

油圧ポンプ等の駆動軸とプーリの結合構造及び係止組立装置

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JPH09250627A
JPH09250627A JP8087398A JP8739896A JPH09250627A JP H09250627 A JPH09250627 A JP H09250627A JP 8087398 A JP8087398 A JP 8087398A JP 8739896 A JP8739896 A JP 8739896A JP H09250627 A JPH09250627 A JP H09250627A
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JP
Japan
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pulley
drive shaft
shaft
press
fitted
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Application number
JP8087398A
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English (en)
Inventor
Tetsuji Hayashi
哲司 林
Ikuo Ota
太田育生
Toshihiko Hidaka
日高俊彦
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KYB Corp
Original Assignee
Kayaba Industry Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 プーリの軸着部内径がプレス加工されたまま
でも、十分な圧入部の結合力が確保できるプーリと駆動
軸の結合構造及び係止組立装置を提供すること。 【解決手段】 外周側がベルト介装部1Aとされるとと
もに中央部が軸着部1Bとされるプーリ1に駆動軸10
2を圧入する結合構造において、駆動軸102の先端側
に突出した膨径条痕102Bを形成し、前記プーリ1の
軸着部1Bに当該膨径条痕102Bを圧入して係止する
とともに、駆動軸102の先端面外周をプーリ1の軸着
部に補強溶接したこと。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、油圧ポンプ等の
駆動軸とプーリの結合構造の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】油圧ポンプの駆動軸とプーリの軸着部の
結合構造としては、例えば、図7に示す様な構造のもの
が実用されている。即ち、プーリ1は、所定の強度を有
する材料で所謂車輪状に形成され、外周側にベルト介装
部1Aを有してなる一方で、中央部に油圧ポンプの駆動
軸2の先端側を圧入する軸着部1Bを有している。尚、
図示例にあって、外周にVベルト(図示せず)を嵌装さ
せる複数本のV溝を有しているベルト介装部1Aは、数
箇所のパンチ穴1Cにより肉抜きされたアーム1Dによ
り、軸着部1Bと一体的に成形される。
【0003】また、油圧ポンプの駆動軸2は、その後端
が油圧ポンプPにおけるローター3への圧入等による連
結を可能にするように形成されている。それ故、上記プ
ーリ1は軸着部1Bに油圧ポンプPから突出する駆動軸
2の先端側を圧入し、上記駆動軸2に一体的に結合され
ることになる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来のプーリ
1にあっては、プーリの軸着部1Bに油圧ポンプPから
突出する駆動軸2の先端側を圧入するのであるが、圧入
部の結合力を確保するためには、プーリ1の軸着部内径
と駆動軸2の先端側外径の寸法精度が重要である。 こ
こで駆動軸2は、炭素鋼(例えばS45C)の冷間引き
抜き材から加工され調質した後、外径を研磨仕上げして
いるために寸法精度は十分(例えば0〜0.01mm)
であるが、プーリ1の軸着部内径は、プレス加工による
寸法精度(例えば±0.15mm)では不十分であるた
め、軸着部内径を切削或いはローラバニッシュしたりす
る所謂後加工を加えて寸法精度を確保(例えば0.03
6〜0.066mm)している。後加工はプレスメーカ
ーとは別の加工メーカーが担当する場合が多く、搬送等
の物流費が余分に必要となる。
【0005】この発明は、前記した事情に鑑みて創案さ
れたものであって、その目的とするところは、プーリの
軸着部内径がプレス加工されたままでも、十分な圧入部
の結合力が確保できるプーリと駆動軸の結合構造及び係
止組立装置を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】以上の課題を解決するた
めに本発明の採った手段は、「外周側がベルト介装部と
されるとともに中央部が軸着部とされるプーリに駆動軸
を圧入する結合構造において、駆動軸の先端側に突出し
た膨径条痕を形成し、前記プーリの軸着部に当該膨径条
痕を圧入して係止するとともに、駆動軸の先端面外周を
プーリの軸着部に補強溶接したこと」である。そして上
記駆動軸に設けられた膨径条痕は、駆動軸の軸線に平行
又は傾斜した螺旋状に形成される。また膨径条痕の外径
或いはプーリの軸着部内径をテーパ状に形成することに
より、圧入を容易にすることができる。
【0007】
【発明の実施の形態】次に本発明に係る油圧ポンプの駆
動軸とプーリの軸着部の結合構造を図1に示す第1実施
形態に基づき、従来技術と同一部分には同一符号を付し
て説明する。まず炭素鋼(例えばS45C)の冷間引き
抜き材から加工された駆動軸102の先端側にローレッ
ト加工具(図示省略)を押し当て、両者を互いに逆向き
に回転させる所謂転造により条痕の山の部分を駆動軸の
本体部102Aの軸径Ddから突出させ、本体部の軸径
Ddよりも大きい外径Dsの膨径条痕102Bを形成す
る。この実施形態では条痕は駆動軸102の軸線と平行
である。このローレット加工による転造の場合、条痕は
図1(C)にその一部を示す様に3角状であり、谷部は
圧縮されて駆動軸の本体部の外径Ddより小さくなり、
膨径条痕の外径Dsは逆に盛り上がって駆動軸の外径D
dより大きくなる。条痕の谷部及び頂部にはローレット
加工具の選択により適当な丸味をつけることができる。
【0008】圧延鋼板(例えばSPH3)からプレス成
形されたプーリの軸着部1Bは、駆動軸102が硬い材
質(例えばS45C)であるため、前記膨径条痕102
Bと係合開始後は、前記プーリの軸着部1Bの円筒部内
径Dpが膨径条痕102Bの山の部分により楔状に塑性
変形を受けながら一体的に結合され、図1(A)のZで
示す先端位置迄圧入される。膨径条痕102Bとの係合
長が増大するに従い圧入荷重も増え、先端位置Z迄圧入
されたとき最大圧入荷重となる。
【0009】上記駆動軸102へのプーリの軸着部1B
の結合に際しては、図6に示すようにプーリの軸着部1
Bを基台Eに水平に保持し、駆動軸102(図6では4
02)の先端側の膨径条痕102B(図6では402
B)を圧入治具Jにより矢印方向に押し下げ、プーリの
軸着部1Bに圧入する。圧入治具Jは、基台Eに水平に
保持されたプーリの軸着部内径に同芯状に配置された図
示しない押圧シリンダ等に基端部が結合され、プーリの
軸着部1Bに対して上下動自在に駆動されるものであ
る。プーリの軸着部の内径Dpは膨径条痕102Bの山
の部分により楔状に塑性変形されて、しっかりと結合す
る。
【0010】この場合膨径条痕の条痕は図1(C)にそ
の一部を示す如く、3角状であるので、条痕102Bの
山の外径と谷の径との平均値(≒転造加工前の駆動軸の
外径Dd)がプーリの軸着部内径Dpより小さければ、
膨径条痕102Bの山の外径Dsが大きくても相手部材
を塑性変形させながら喰い込むことができる。このため
プーリの軸着部内径は、仕上がり寸法がプレス成形のま
まの比較的広い範囲(例えば±0.15mm)にバラつ
いていても良好な結合強度が得られる。膨径条痕102
Bはプーリの軸着部に対する適正な結合力と安定した保
持機能を発生させるのが目的であるから、本例に示した
ローレット加工に限らず、駆動軸外径から突出成形可能
なものであればスプライン軸の如き歯形等であっても良
い。
【0011】プーリ1は外側のベルト介装部を介してエ
ンジン等の駆動トルクを伝達するのであるが、膨径条痕
102Bの山の部分はプーリの軸着部内径Dpを楔状に
塑性変形させて、軸芯に平行にしっかりと喰い込んでい
るため、大きな駆動トルクを伝えることができる。両者
は図1(A)に示すZの位置迄圧入した後、駆動軸の端
面外周をプーリの軸着部内径に周上数ヶ所のスポット溶
接又は全周溶接をすることによって所謂抜け止め補強溶
接を実施する。通常の駆動状態においては、駆動軸に対
するプーリ軸着部の抜け力は殆ど作用しないので、抜け
止め補強溶接は簡単なもので良い。
【0012】図2に示す結合構造は、プーリと駆動軸の
結合に係る第2実施形態を示すものである。駆動軸20
2に形成した膨径条痕202Bを、駆動軸の本体側の外
径Dtに対し先端側の外径Duを小さく(Du<Dt)
テーパ状に形成したものである。膨径条痕202Bを第
1実施形態と同じ軸着部内径が一定のプーリ1の軸着部
と組合せる場合には、膨径条痕との係合長が短い圧入初
期には比較的小さな圧入荷重となり、所定位置Z迄の圧
入荷重の増加割合を、図1に示した前述の第1実施形態
より大きくすることができるので、圧入を圧入荷重で管
理することができ、圧入荷重が当初より大きい第1実施
形態に比べて圧入作業が比較的容易になる。条痕の形状
及び抜け止め補強溶接Wについては前述の第1実施形態
と同様であるので説明を省略する。
【0013】図3に示す結合構造は、プーリと駆動軸の
結合に係る第3実施形態を示すものである。この場合は
図2に示す第2実施形態とは逆に、駆動軸102に形成
した膨径条痕102Bの外径を一定にする替わりに、プ
ーリ301の軸着部内径を駆動軸の挿入側の内径Dvに
対し、底部の内径Dwを小さく(Dw<Dv)テーパ状
に形成したものである。プレス成形の場合はテーパ状に
した方が成形し易いうえ寸法精度も良くなることもあっ
て、プーリの製作が容易である。また圧入作業も上記第
2実施形態の場合と同様に比較的容易になる。条痕の形
状及び抜け止め補強溶接Wについては前述の第1実施形
態と同様であるので説明を省略する。
【0014】前記第2実施形態に係る駆動軸202と上
記第3実施形態に係るプーリ301とを組み合わせる場
合、即ち駆動軸202に形成した膨径条痕202Bとプ
ーリ301の軸着部内径の双方がテーパ状である場合に
は、プーリの製作が容易になる一方、圧入を圧入荷重で
管理することができるため圧入作業がより簡単になる。
【0015】図4に示す結合構造は、プーリと駆動軸の
結合構造に係る第4実施形態を示すものである。この場
合は駆動軸402に加工した膨径条痕402Bを駆動軸
の軸線に対しθだけ傾斜した螺旋状に形成したものであ
る。図1(A)と同じ係合長Zであってもプーリ1の軸
着部内径と嵌合する条痕の長さはZ/cosθと長くな
るので、両者の結合力はより大きくなる。又プーリの駆
動トルクが両者の結合力をより大きくする方向(本実施
形態ではプーリの左端面からみて右廻り)にする場合は
両者の緩みを効果的に防止することができる。条痕の形
状については、前述の第1実施形態の場合と同じ3角状
である。
【0016】図4(A)では抜け止め補強溶接Wを実施
する例を示しているが、プーリは通常左端面からみて右
廻りに駆動され、運転中に逆回転されることはないた
め、両者の緩みの恐れがないので、抜け止め補強溶接W
を省略することもできる。また駆動方向が逆の左廻りに
駆動される場合には、膨径条痕の駆動軸の軸線に対する
傾斜を逆向きにした螺旋状にすれば、本実施形態と同様
な作用効果が得られる。
【0017】上記プーリ1への駆動軸402の結合に際
しては、図6に示すようにプーリ1を基台E水平に保持
し、プーリ1の軸着部1Bに駆動軸402を圧入治具J
により矢印方向に押し下げ、膨径条痕402Bを圧入す
る。圧入治具Jは、基台Eに保持されたプーリ1の軸着
部内径に対し同芯状に配置された図示しない押圧シリン
ダ等に基端部が連結され、基台Eに対して上下動自在に
駆動されるものである。
【0018】ところで駆動軸402の膨径条痕402B
がプーリ1の軸着部1Bに係合する過程では、駆動軸4
02に形成した膨径条痕402Bはプーリ1の軸着部内
径に沿ってねじ込まれる様に回転するので、駆動軸40
2とプーリ1とは相対回転が自由でなければならない。
圧入治具Jの駆動軸402の保持部に配設した回転許容
部材としてのスチールボールKは、この目的のために配
設されたもので、軸方向の荷重の伝達と両者の相対回転
が可能であれば良いので、例えばスラストワッシャでも
良い。また、図示は省略するが、圧入治具Jそのものを
回転自由にしても目的は達せられるので、回転許容部材
は図示しない押圧シリンダ等への圧入治具Jの結合部に
設けても良い。
【0019】更に圧入治具Jとして上下動しかできない
ものを使用する場合には、図6に示す様に圧入治具Jに
対してプーリ1そのものを基台Eに対して相対回転自由
に保持すれば圧入が可能であるので、プーリ1と基台E
との間に回転許容部材Lを配設しても良い。図示例の回
転許容部材Lはスラストベアリングである。即ち圧入治
具Jとプーリ1の相対回転を許容できさえすれば、回転
許容部材は設備のレイアウト上都合の良いいづれかの位
置を選択して設ければ良いのである。 相対回転を許容
するための回転許容部材は最低1個所あれば良いのであ
るが、相対回転不良による生産ライン停止等の不具合を
避ける目的で2個所以上に設けることも、勿論差支えな
い。
【0020】図5に示す結合構造は、プーリと駆動軸の
結合構造に係る第5実施形態を示すものである。この場
合は駆動軸502に加工した膨径条痕502Bを、駆動
軸の本体側の外径Dtに対し先端側の外径Duを小さく
した(Du<Dt)テーパ状で且つ駆動軸の軸線に対し
傾斜した螺旋状に形成したものである。この場合には上
記第4実施形態の場合と同様に、プーリの軸着部内径と
嵌合する条痕の長さが長くなるため大きな結合力が得ら
れるとともに、第4実施形態の場合と同じ理由で両者の
緩みを効果的に防止することができる。更に軸着部内径
をも前記第3実施形態に係るプーリ301と同じテーパ
状にした場合には、圧入作業が容易になる一方、上記第
4実施形態の場合と同様な理由により抜け止め補強溶接
Wを省略することができる。係止組立装置の適用につい
ては、前述の第4実施形態と同様であるので説明を省略
する。
【0021】
【発明の効果】以上詳述した通り、本発明においては、
上記実施例にて例示した如く、プーリの軸着部を駆動軸
の膨径条痕に最大駆動トルクに耐え得る保持力を持たせ
て圧入し、更に駆動軸の端面外周をプーリの軸着部に補
強溶接を実施して軸方向の移動を防止する係止構造であ
るため、従来例に見られたような圧入条件が厳しいこと
に伴うプーリの単一部品段階での後加工を廃止すること
ができる。また、膨径条痕の外径寸法及び条痕の形状管
理さえ十分に行えば、プレス成形されたプーリの軸着部
内径のバラツキが多少大きくても、条痕の山の部分がプ
ーリの軸着部内径を塑性変形させて喰い込み、十分な結
合力が保証されるので、品質の安定化が容易であるとと
もに、不良品の発生が防止されることにより製造コスト
を低減することができる。更に、膨径条痕が駆動軸の軸
線に対して傾斜している螺旋状である場合、螺旋状条痕
の傾斜を、プーリの駆動トルクが両者の結合力をより大
きくする方向にすれば、両者の緩みを効果的に防止する
ことができ、抜け止め補強溶接を省略することもでき
る。加えて、条痕が駆動軸の軸線に対し傾斜している螺
旋状の膨径条痕を採用したい場合、基台Eとプーリ、ま
たは圧入治具Jと駆動軸の本体側基端部のいずれか一方
が相対回転自由となる駆動軸とプーリの係止組立装置を
用いて両者を結合することができ、プーリの軸着部と条
痕の嵌合長さを長くできるので、両者の結合力をより大
きくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)本発明の第1実施形態に係るプーリと駆
動軸の結合状態を示す断面図である。 (B)第1実施形態に係るプーリの軸着部の要部断図面
である。 (C)第1実施形態に係る駆動軸の膨径条痕の形状を示
す図面である。
【図2】(A)本発明の第2実施形態に係るプーリと駆
動軸の結合状態を示す断面図である。 (B)第2実施形態に係るプーリの軸着部の要部断図面
である。 (C)第2実施形態に係る駆動軸の膨径条痕の形状を示
す図面である。
【図3】(A)本発明の第3実施形態に係るプーリと駆
動軸の結合状態を示す断面図である。 (B)第3実施形態に係るプーリの軸着部の要部断図面
である。 (C)第3実施形態に係る駆動軸の膨径条痕の形状を示
す図面である。
【図4】(A)本発明の第4実施形態に係るプーリと駆
動軸の結合状態を示す断面図である。 (B)第4実施形態に係るプーリの軸着部の要部断図面
である。 (C)第4実施形態に係る駆動軸の膨径条痕の形状を示
す図面である。
【図5】(A)本発明の第5実施形態に係るプーリと駆
動軸の結合状態を示す断面図である。 (B)第5実施形態に係るプーリの軸着部の要部断図面
である。 (C)第5実施形態に係る駆動軸の膨径条痕の形状を示
す図面である。
【図6】 プーリと駆動軸の係止組立装置の説明図
である。
【図7】 従来技術に係るプーリと駆動軸の結合状
態を示す断面図である。
【符号の説明】
K,L 回転許容部材 E 基台 J 圧入治具 1,301 プーリ 1A,301A ベルト介装部 1B,301B プーリの軸着部 102,202,402,502 駆動軸 102B,202B,402B,502B 膨径条痕

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外周側がベルト介装部とされるとともに
    中央部が軸着部とされるプーリに駆動軸を圧入する結合
    構造において、駆動軸の先端側に突出した膨径条痕を形
    成し、前記プーリの軸着部に当該膨径条痕を圧入して係
    止するとともに、駆動軸の先端面外周をプーリの軸着部
    に補強溶接したことを特徴とする駆動軸とプーリの結合
    構造。
  2. 【請求項2】 膨径条痕が駆動軸の軸線に平行であるこ
    とを特徴とする請求項1に記載の駆動軸とプーリの結合
    構造。
  3. 【請求項3】 膨径条痕が駆動軸の軸線に対し傾斜して
    いる螺旋状であることを特徴とする請求項1に記載の駆
    動軸とプーリの結合構造。
  4. 【請求項4】 膨径条痕を駆動軸の先端側が本体側に対
    して小となるテーパ状に形成したことを特徴とする請求
    項1,2又は3に記載の駆動軸とプーリの結合構造。
  5. 【請求項5】 プーリの軸着部内径を挿入側が基端側に
    対して大となるテーパ状に形成したことを特徴とする請
    求項1に記載の駆動軸とプーリの結合構造。
  6. 【請求項6】 内径が一定であるプーリの軸着部に、外
    径が一定である駆動軸の膨径条痕を圧入して係止するこ
    とを特徴とする請求項1,2又は3に記載の駆動軸とプ
    ーリの結合構造。
  7. 【請求項7】 内径が一定であるプーリの軸着部に、先
    端側が本体側に対して小となるテーパ状に形成した駆動
    軸の膨径条痕を圧入して係止することを特徴とする請求
    項1又は4に記載の駆動軸とプーリの結合構造。
  8. 【請求項8】 内径の挿入側が基端側に対して大となる
    テーパ状に形成したプーリの軸着部に、外径が一定であ
    る駆動軸の膨径条痕を圧入して係止することを特徴とす
    る請求項1,2,3又は5に記載の駆動軸とプーリの結
    合構造。
  9. 【請求項9】 内径の挿入側が基端側に対して大となる
    テーパ状に形成したプーリの軸着部に、先端側が本体側
    に対して小となるテーパ状に形成した駆動軸の膨径条痕
    を圧入して係止することを特徴とする請求項1,4又は
    5に記載の駆動軸とプーリの結合構造。
  10. 【請求項10】 外周側がベルト介装部とされるととも
    に中央部が軸着部とされるプーリに駆動軸を圧入する結
    合構造において、駆動軸の先端側に軸線に対し傾斜して
    いる螺旋状の膨径条痕を形成し、前記プーリの軸着部に
    当該膨径条痕を圧入して係止したことを特徴とする駆動
    軸とプーリの結合構造。
  11. 【請求項11】 内径が一定であるプーリの軸着部に、
    駆動軸の先端側に形成され、条痕が軸線に対し傾斜した
    螺旋状で且つ外径が一定である膨径条痕を圧入して係止
    することを特徴とする請求項3又は10に記載の駆動軸
    とプーリの結合構造。
  12. 【請求項12】 内径が一定であるプーリの軸着部に、
    駆動軸の先端側に形成され、条痕が軸線に対し傾斜した
    螺旋状で且つ外径の先端側が本体側に対して小となるテ
    ーパ状に形成した膨径条痕を圧入して係止することを特
    徴とする請求項3又は10に記載の駆動軸とプーリの結
    合構造。
  13. 【請求項13】 内径の挿入側が基端側に対して大とな
    るテーパ状に形成したプーリの軸着部に、駆動軸の先端
    側に形成され、条痕が軸線に対し傾斜した螺旋状で且つ
    外径が一定である膨径条痕を圧入して係止することを特
    徴とする請求項3,5又は10に記載の駆動軸とプーリ
    の結合構造。
  14. 【請求項14】 内径の挿入側が基端側に対して大とな
    るテーパ状に形成したプーリの軸着部に、駆動軸の先端
    側に形成され、条痕が軸線に対し傾斜した螺旋状で且つ
    外径の先端側が本体側に対して小となるテーパ状に形成
    した膨径条痕を圧入して係止することを特徴とする請求
    項4,5又は10に記載の駆動軸とプーリの結合構造。
  15. 【請求項15】 プーリの軸着部を支持すべく介在され
    た基台に位置決め支持される当該プーリの軸着部に垂直
    に配設され、駆動軸の本体側基端部が押圧シリンダ等に
    連結される圧入治具を基台に対して上下動自在に駆動す
    る、プーリと駆動軸の係止組立装置において、圧入治具
    と駆動軸の本体側基端部との間に駆動軸の回転を許容す
    る回転許容部材を備えていることを特徴とする駆動軸と
    プーリの係止組立装置。
  16. 【請求項16】 プーリの軸着部を支持すべく介在され
    た基台に位置決め支持される当該プーリの軸着部に垂直
    に配設され、駆動軸の本体側基端部が押圧シリンダ等に
    連結される圧入治具を基台に対して上下動自在に駆動す
    る、プーリと駆動軸の係止組立装置において、プーリと
    基台との間にプーリの回転を許容する回転許容部材を備
    えていることを特徴とする駆動軸とプーリの係止組立装
    置。
JP8087398A 1996-03-15 1996-03-15 油圧ポンプ等の駆動軸とプーリの結合構造及び係止組立装置 Pending JPH09250627A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP1518618A1 (en) * 2003-09-26 2005-03-30 Hitachi, Ltd. Connecting structure between rotary shaft and metal plate and method of connecting therebetween

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