JPH09250507A - 空気圧作動装置 - Google Patents
空気圧作動装置Info
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- JPH09250507A JPH09250507A JP8059177A JP5917796A JPH09250507A JP H09250507 A JPH09250507 A JP H09250507A JP 8059177 A JP8059177 A JP 8059177A JP 5917796 A JP5917796 A JP 5917796A JP H09250507 A JPH09250507 A JP H09250507A
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- Japan
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- air
- desiccant layer
- desiccant
- drying chamber
- pneumatic actuator
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- Compressor (AREA)
- Compressors, Vaccum Pumps And Other Relevant Systems (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 空気乾燥室を高圧状態に放置しても充分な空
気乾燥機能を発揮させるとともに装置を小型化する。 【解決手段】 空気コンプレッサ12の吐出弁12gと
連通し給気バルブにより空気ばね15と選択的に連通さ
れかつ排気バルブにより給気通路12cと選択的に連通
される空気乾燥室13fに収容する空気乾燥剤として、
吸水性繊維を用いた不織布により形成した第1乾燥剤層
13mと粒状シリカゲルの集合体である第2乾燥剤層1
3jとを併設した。
気乾燥機能を発揮させるとともに装置を小型化する。 【解決手段】 空気コンプレッサ12の吐出弁12gと
連通し給気バルブにより空気ばね15と選択的に連通さ
れかつ排気バルブにより給気通路12cと選択的に連通
される空気乾燥室13fに収容する空気乾燥剤として、
吸水性繊維を用いた不織布により形成した第1乾燥剤層
13mと粒状シリカゲルの集合体である第2乾燥剤層1
3jとを併設した。
Description
【0001】
【発明の属する分野】本発明は、車両のエアサスペンシ
ョン等の空気圧作動装置に関するものであり、特に、空
気圧アクチュエータに対する水の浸入を防止するための
作動空気の乾燥装置に関するものである。
ョン等の空気圧作動装置に関するものであり、特に、空
気圧アクチュエータに対する水の浸入を防止するための
作動空気の乾燥装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】車両のエアサスペンションは、周知のよ
うに、車輪と車体との間に介装されて車体を支持する空
気ばね(空気圧アクチュエータ)と、この空気ばねの作
動空気圧を発生させるための空気コンプレッサと、この
空気コンプレッサが発生した空気圧を空気圧ばねに選択
的に供給しかつ空気ばね内の空気圧を大気中に選択的に
排出して車高を調整するための制御バルブとを備えてお
り、更に、空気コンプレッサが空気を圧縮する際に発生
する結露水や空気中に湿分が空気ばね内に浸入して滞留
することを回避するため、空気圧ばねに対する空気圧供
給通路と空気ばねに対する空気圧排出通路を兼ねさせた
空気乾燥室と、この空気乾燥室内に収容させた空気乾燥
剤とを備えている(例えば特開平5−228329号公
報を参照)。
うに、車輪と車体との間に介装されて車体を支持する空
気ばね(空気圧アクチュエータ)と、この空気ばねの作
動空気圧を発生させるための空気コンプレッサと、この
空気コンプレッサが発生した空気圧を空気圧ばねに選択
的に供給しかつ空気ばね内の空気圧を大気中に選択的に
排出して車高を調整するための制御バルブとを備えてお
り、更に、空気コンプレッサが空気を圧縮する際に発生
する結露水や空気中に湿分が空気ばね内に浸入して滞留
することを回避するため、空気圧ばねに対する空気圧供
給通路と空気ばねに対する空気圧排出通路を兼ねさせた
空気乾燥室と、この空気乾燥室内に収容させた空気乾燥
剤とを備えている(例えば特開平5−228329号公
報を参照)。
【0003】上記の空気乾燥剤としては粒状シリカゲル
(粒状吸着剤)の集合体が一般的に使用されており、粒
状シリカゲルの再生を効率よく行うために、空気乾燥室
の空気ばね側に隣接させて、空気ばねに向かう流れを順
方向とする逆止弁とオリィフスとが並列に配設されてい
る。空気ばねに空気圧を供給する過程において圧縮空気
が粒状シリカゲルと接触することで圧縮空気中の湿分が
粒状シリカゲルに吸着され、空気ばねから空気圧を排出
する過程でオリフィスにより乾燥室内が低圧に維持され
てシリカゲルに吸着されている水分の放出を促進させ
る。
(粒状吸着剤)の集合体が一般的に使用されており、粒
状シリカゲルの再生を効率よく行うために、空気乾燥室
の空気ばね側に隣接させて、空気ばねに向かう流れを順
方向とする逆止弁とオリィフスとが並列に配設されてい
る。空気ばねに空気圧を供給する過程において圧縮空気
が粒状シリカゲルと接触することで圧縮空気中の湿分が
粒状シリカゲルに吸着され、空気ばねから空気圧を排出
する過程でオリフィスにより乾燥室内が低圧に維持され
てシリカゲルに吸着されている水分の放出を促進させ
る。
【0004】また、空気乾燥室は、その所定容積内に粒
状シリカゲルを多量に収容させるために、また飛散を防
ぐために、一般的に円筒状に形成されている。
状シリカゲルを多量に収容させるために、また飛散を防
ぐために、一般的に円筒状に形成されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、空気コ
ンプレッサが空気を圧縮した際に圧縮空気中の殆どの水
分は圧縮空気が粒状シリカゲルに到達する前に結露する
ところであり、空気ばねへの空気圧供給を停止した後空
気ばねの空気圧を排出するまでの間空気乾燥室を高圧状
態に放置した場合には、結露水が粒状シリカゲルに直接
接触して粒状シリカゲルが異物除去フィルターでは除去
できないほど細かく粉砕してしまい、細かく粉砕したシ
リカゲルの吸湿能力が大きく低下してしまうほか、粉砕
しない粒状シリカゲルも吸水率が高くなる。粒状シリカ
ゲルの吸水率が高くなってしまった場合、空気ばねの空
気圧を排出する過程で生じる粒状シリカゲルの再生作用
(吸着した水分の放出作用)では粒状シリカゲルが充分
に再生されず、空気乾燥機能が不十分となる。
ンプレッサが空気を圧縮した際に圧縮空気中の殆どの水
分は圧縮空気が粒状シリカゲルに到達する前に結露する
ところであり、空気ばねへの空気圧供給を停止した後空
気ばねの空気圧を排出するまでの間空気乾燥室を高圧状
態に放置した場合には、結露水が粒状シリカゲルに直接
接触して粒状シリカゲルが異物除去フィルターでは除去
できないほど細かく粉砕してしまい、細かく粉砕したシ
リカゲルの吸湿能力が大きく低下してしまうほか、粉砕
しない粒状シリカゲルも吸水率が高くなる。粒状シリカ
ゲルの吸水率が高くなってしまった場合、空気ばねの空
気圧を排出する過程で生じる粒状シリカゲルの再生作用
(吸着した水分の放出作用)では粒状シリカゲルが充分
に再生されず、空気乾燥機能が不十分となる。
【0006】このような不具合は、空気ばねへの空気圧
供給を停止した後速やかに空気乾燥室内の圧縮空気を大
気中に排出し乾燥室内を減圧させることで解消できる
が、そのことのみのために制御バルブを動作させること
は装置の耐久性の点で好ましいものではない。
供給を停止した後速やかに空気乾燥室内の圧縮空気を大
気中に排出し乾燥室内を減圧させることで解消できる
が、そのことのみのために制御バルブを動作させること
は装置の耐久性の点で好ましいものではない。
【0007】空気ばねへの空気圧供給を停止した後空気
ばねの空気圧を排出するまでの間空気乾燥室を高圧状態
に放置する場合において、空気乾燥機能を充分とするた
めには、粒状シリカゲルの吸水率が高くならないように
粒状シリカゲルの量多くする必要があるが、これにより
装置が大型化する不具合がある。
ばねの空気圧を排出するまでの間空気乾燥室を高圧状態
に放置する場合において、空気乾燥機能を充分とするた
めには、粒状シリカゲルの吸水率が高くならないように
粒状シリカゲルの量多くする必要があるが、これにより
装置が大型化する不具合がある。
【0008】この出願の発明は、空気乾燥室を高圧状態
に放置しても充分な空気乾燥機能を維持できかつ小型化
できる空気圧作動装置を提供することを目的とする。
に放置しても充分な空気乾燥機能を維持できかつ小型化
できる空気圧作動装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的に従うこの出願
の発明の空気圧作動装置は、空気圧アクチュエータと、
この空気圧アクチュエータの作動空気圧を発生させるた
めの空気コンプレッサと、この空気コンプレッサが発生
した空気圧を前記空気圧アクチュエータに選択的に供給
しかつ空気圧アクチュエータ内の空気圧を大気中に選択
的に排出するための制御バルブと、前記空気圧アクチュ
エータに対する空気圧供給通路と前記空気圧アクチュエ
ータに対する空気圧排出通路を兼ねさせた空気乾燥室
と、この空気乾燥室内に収容させた空気乾燥剤とを備え
た空気圧作動装置であって、前記空気乾燥剤が、吸水性
繊維を用いた不織布で形成された第1乾燥剤層と粒状吸
着剤の集合体である第2乾燥剤層とで構成されており、
前記第1乾燥剤層と前記第2乾燥剤層とは、前記空気コ
ンプレッサから前記空気圧アクチュエータに供給される
圧縮空気が第1乾燥剤層と第2乾燥剤層を順次通過する
ように前記空気乾燥室内に配設されていることを特徴と
するものである。
の発明の空気圧作動装置は、空気圧アクチュエータと、
この空気圧アクチュエータの作動空気圧を発生させるた
めの空気コンプレッサと、この空気コンプレッサが発生
した空気圧を前記空気圧アクチュエータに選択的に供給
しかつ空気圧アクチュエータ内の空気圧を大気中に選択
的に排出するための制御バルブと、前記空気圧アクチュ
エータに対する空気圧供給通路と前記空気圧アクチュエ
ータに対する空気圧排出通路を兼ねさせた空気乾燥室
と、この空気乾燥室内に収容させた空気乾燥剤とを備え
た空気圧作動装置であって、前記空気乾燥剤が、吸水性
繊維を用いた不織布で形成された第1乾燥剤層と粒状吸
着剤の集合体である第2乾燥剤層とで構成されており、
前記第1乾燥剤層と前記第2乾燥剤層とは、前記空気コ
ンプレッサから前記空気圧アクチュエータに供給される
圧縮空気が第1乾燥剤層と第2乾燥剤層を順次通過する
ように前記空気乾燥室内に配設されていることを特徴と
するものである。
【0010】上記の吸水性繊維としては、吸水性ポリマ
ーと組成が類似し生理食塩水を1000重量%以上吸水
する吸水性の優れた英国テクニカルアブソーバント社製
の「オアシス」(登録商標名)が好ましい。この繊維
は、特許から判断すると吸水性ポリマーと同様な組成で
あり、カルボン酸として例えば(メタ)アクリル酸、マ
レイン酸、無水マレイン酸、フマール酸、イタコン酸、
ソルビン酸、ケイ皮酸、クロトン酸、ベータアクリルオ
キシプロピオン酸、およびこれらのアルカリ金属塩を用
いることができる。(メタ)アクリル酸が経済的に好ま
しい。
ーと組成が類似し生理食塩水を1000重量%以上吸水
する吸水性の優れた英国テクニカルアブソーバント社製
の「オアシス」(登録商標名)が好ましい。この繊維
は、特許から判断すると吸水性ポリマーと同様な組成で
あり、カルボン酸として例えば(メタ)アクリル酸、マ
レイン酸、無水マレイン酸、フマール酸、イタコン酸、
ソルビン酸、ケイ皮酸、クロトン酸、ベータアクリルオ
キシプロピオン酸、およびこれらのアルカリ金属塩を用
いることができる。(メタ)アクリル酸が経済的に好ま
しい。
【0011】また、部分的にはスルホン酸として例えば
2−(メタ)アクリルアミド−2−メチルプロパンスル
ホン酸、(メタ)アクリルスルホン酸、スルホン酸エチ
ル(メタ)アクリレート、スチレンスルホン酸、ビニル
スルホン酸、2−(メタ)アクリロイルプロパンスルホ
ン酸およびこれらのアルカリ金属塩を用いることができ
る。スルホン酸が含有されると生理食塩水の吸水率が向
上し、好ましい。
2−(メタ)アクリルアミド−2−メチルプロパンスル
ホン酸、(メタ)アクリルスルホン酸、スルホン酸エチ
ル(メタ)アクリレート、スチレンスルホン酸、ビニル
スルホン酸、2−(メタ)アクリロイルプロパンスルホ
ン酸およびこれらのアルカリ金属塩を用いることができ
る。スルホン酸が含有されると生理食塩水の吸水率が向
上し、好ましい。
【0012】吸水性繊維は架橋されたものであってもよ
く、そのための架橋剤としては2−ヒドロキシプロピル
(メタ)アクリレート、ヒドロキシエチル(メタ)アク
リレートおよびそのエチレンオキサイド、プロピレンオ
キサイドの付加物等が用いられる。架橋剤の量が多すぎ
ると吸水率が低下するため適当に選択する必要がある。
く、そのための架橋剤としては2−ヒドロキシプロピル
(メタ)アクリレート、ヒドロキシエチル(メタ)アク
リレートおよびそのエチレンオキサイド、プロピレンオ
キサイドの付加物等が用いられる。架橋剤の量が多すぎ
ると吸水率が低下するため適当に選択する必要がある。
【0013】吸水性繊維を用いた不織布中に吸水性ポリ
マーを混入してもよい。吸水性ポリマーは、生理食塩水
を1000重量%未満吸水する東洋紡績株式会社製の
「ランシール」(登録商標名)を用いることができる。
「ランシール」の混入の程度は、吸水性不織布の50重
量%未満とする。50重量%を越えると保水性および膨
潤性が低下する。
マーを混入してもよい。吸水性ポリマーは、生理食塩水
を1000重量%未満吸水する東洋紡績株式会社製の
「ランシール」(登録商標名)を用いることができる。
「ランシール」の混入の程度は、吸水性不織布の50重
量%未満とする。50重量%を越えると保水性および膨
潤性が低下する。
【0014】粒状吸着剤としては、低湿度で乾燥強度が
大きい素材として、シリカゲル、モレキュラシーブカー
ボン等がある。シリカゲルの中では、A型が特に繰り返
し使用と低湿度での乾燥強度に優れている。モレキュラ
シーブカーボンは、低湿度での乾燥強度に非常に優れ、
繰り返し使用にも優れている。
大きい素材として、シリカゲル、モレキュラシーブカー
ボン等がある。シリカゲルの中では、A型が特に繰り返
し使用と低湿度での乾燥強度に優れている。モレキュラ
シーブカーボンは、低湿度での乾燥強度に非常に優れ、
繰り返し使用にも優れている。
【0015】請求項2に記載したように、粒状吸着剤の
集合体が不織布により形成されたケーシング内に収納さ
れている構成とすることにより、粒状吸着剤の集合体の
取扱が容易となる。ケーシングは、例えばポリエステル
不織布を型成形し、粒状吸着剤を充填した後に蓋を熱溶
着して構成する。
集合体が不織布により形成されたケーシング内に収納さ
れている構成とすることにより、粒状吸着剤の集合体の
取扱が容易となる。ケーシングは、例えばポリエステル
不織布を型成形し、粒状吸着剤を充填した後に蓋を熱溶
着して構成する。
【0016】粒状吸着剤の集合体の替わりにモレキュラ
シーブカーボンと同様に細孔径分布を持つ活性炭素繊維
を用いることができる。例えばフェノール樹脂繊維であ
る日本カイノール社製の「カイノール」(登録商標名)
の綾織物を約500°Cの燃焼ガス中で緊張下、熱分解
し、次に徐々に昇温し最終温度約1000°Cで炭素化
し、モレキュラシーブカーボンと同等の細孔径分布を持
つ活性炭素繊維の目付け120g/m2 の織物を所定形
状に打ち抜き製造する。
シーブカーボンと同様に細孔径分布を持つ活性炭素繊維
を用いることができる。例えばフェノール樹脂繊維であ
る日本カイノール社製の「カイノール」(登録商標名)
の綾織物を約500°Cの燃焼ガス中で緊張下、熱分解
し、次に徐々に昇温し最終温度約1000°Cで炭素化
し、モレキュラシーブカーボンと同等の細孔径分布を持
つ活性炭素繊維の目付け120g/m2 の織物を所定形
状に打ち抜き製造する。
【0017】この出願の発明では、上記のように、乾燥
剤が、吸水性繊維を用いた不織布で形成された第1乾燥
剤層と粒状吸着剤の集合体である第2乾燥剤層とで構成
されており、第1乾燥剤層と前記第2乾燥剤層とは、空
気コンプレッサから空気圧アクチュエータに供給される
圧縮空気が第1乾燥剤層と第2乾燥剤層を順次通過する
ように前記空気乾燥室内に配設されていることにより、
空気圧アクチュエータへの空気圧の供給を停止した後空
気乾燥室内を高圧状態に放置したとしても、結露水は吸
水性繊維を用いた不織布で形成された第1乾燥剤層によ
り吸水されて粒状吸着材の集合体である第2乾燥剤層へ
は到達しない。吸水性繊維は水分を水としてではなくH
2 O分子として取り込んでいるため、吸水性繊維に吸水
された水分と粒状吸着剤との接触はない。従って、粒状
吸着剤として粒状シリカゲルを使用した場合に粒状シリ
カゲルが粉砕することもない。
剤が、吸水性繊維を用いた不織布で形成された第1乾燥
剤層と粒状吸着剤の集合体である第2乾燥剤層とで構成
されており、第1乾燥剤層と前記第2乾燥剤層とは、空
気コンプレッサから空気圧アクチュエータに供給される
圧縮空気が第1乾燥剤層と第2乾燥剤層を順次通過する
ように前記空気乾燥室内に配設されていることにより、
空気圧アクチュエータへの空気圧の供給を停止した後空
気乾燥室内を高圧状態に放置したとしても、結露水は吸
水性繊維を用いた不織布で形成された第1乾燥剤層によ
り吸水されて粒状吸着材の集合体である第2乾燥剤層へ
は到達しない。吸水性繊維は水分を水としてではなくH
2 O分子として取り込んでいるため、吸水性繊維に吸水
された水分と粒状吸着剤との接触はない。従って、粒状
吸着剤として粒状シリカゲルを使用した場合に粒状シリ
カゲルが粉砕することもない。
【0018】粒状吸着剤の集合体である第2乾燥剤層
は、圧縮空気中の湿分のみを吸着するので、粒状吸着剤
の吸水率が低く抑えられる。そのため、空気圧アクチュ
エータの空気圧を排出する際の粒状吸着剤の再生作用で
充分に再生される。
は、圧縮空気中の湿分のみを吸着するので、粒状吸着剤
の吸水率が低く抑えられる。そのため、空気圧アクチュ
エータの空気圧を排出する際の粒状吸着剤の再生作用で
充分に再生される。
【0019】吸水性繊維を用いた不織布の吸水、再生効
率は粒状吸着剤に比較して非常に高速である。吸水性繊
維を用いた不織布と粒状シリカゲルの吸湿性データを図
5に、また放湿性データを図6に示す。図5は温度30
°Cで湿度90%の雰囲気中に放置した場合であり、図
6は温度20°Cで湿度50%の雰囲気中に放置した場
合である。
率は粒状吸着剤に比較して非常に高速である。吸水性繊
維を用いた不織布と粒状シリカゲルの吸湿性データを図
5に、また放湿性データを図6に示す。図5は温度30
°Cで湿度90%の雰囲気中に放置した場合であり、図
6は温度20°Cで湿度50%の雰囲気中に放置した場
合である。
【0020】吸水性繊維は高湿での湿分は良く吸着する
が相対湿度40%以下の低湿状態での湿分は吸着し難い
が、しかし、低湿状態での湿分は粒状吸着剤により吸着
されるので、充分な空気乾燥機能が発揮されるものであ
り、吸水性繊維を用いた不織布により形成した第1乾燥
剤層と粒状吸着剤の集合体である第2乾燥剤層の併用に
より小型にできる。第1乾燥剤層および第2乾燥剤層の
形状は任意に成形できることも小型化に有効である。
が相対湿度40%以下の低湿状態での湿分は吸着し難い
が、しかし、低湿状態での湿分は粒状吸着剤により吸着
されるので、充分な空気乾燥機能が発揮されるものであ
り、吸水性繊維を用いた不織布により形成した第1乾燥
剤層と粒状吸着剤の集合体である第2乾燥剤層の併用に
より小型にできる。第1乾燥剤層および第2乾燥剤層の
形状は任意に成形できることも小型化に有効である。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、この出願にかかる発明の一
実施形態を図を参照して説明する。
実施形態を図を参照して説明する。
【0022】図1は空気コンプレッサ−制御バルブ−空
気乾燥装置組立体の平面図、図2は図1中のA−A線に
沿う断面図、図3は図1中のB−B線に沿う断面図、図
4は第1乾燥剤層と第2乾燥剤層の外形を示す斜視図で
ある。尚、図1においては図2、図3に示したカバー板
13bが除去されている。
気乾燥装置組立体の平面図、図2は図1中のA−A線に
沿う断面図、図3は図1中のB−B線に沿う断面図、図
4は第1乾燥剤層と第2乾燥剤層の外形を示す斜視図で
ある。尚、図1においては図2、図3に示したカバー板
13bが除去されている。
【0023】空気コンプレッサ−制御バルブ−空気乾燥
装置組立体10は、図2に示したように、電動機11に
より駆動されるレシプロ型の空気コンプレッサ12と、
空気コンプレッサ12の上部に配置された空気乾燥装置
13と、空気乾燥装置13に組付けられた制御バルブ1
4とから構成されている。
装置組立体10は、図2に示したように、電動機11に
より駆動されるレシプロ型の空気コンプレッサ12と、
空気コンプレッサ12の上部に配置された空気乾燥装置
13と、空気乾燥装置13に組付けられた制御バルブ1
4とから構成されている。
【0024】空気コンプレッサ12は、シリンダ12a
と、電動機11により回転駆動される回転体12bの偏
心位置に下端を回転自在に枢着されたコンロッド12c
の上端に枢着されシリンダ12a内を往復動するピスト
ン12dを備えている。
と、電動機11により回転駆動される回転体12bの偏
心位置に下端を回転自在に枢着されたコンロッド12c
の上端に枢着されシリンダ12a内を往復動するピスト
ン12dを備えている。
【0025】シリンダ12aの上端は、空気乾燥装置1
3のハウジング部材13aにより気密的に閉じられてい
る。ハウジング部材13aの上端開口はカバー板13b
により気密的に閉じられている。ハウジング部材13a
とカバー板13bとによりハウジング部材13a内には
空気通路13c,13d,13eと空気乾燥室13fが
形成されている。空気通路13cを大気に連通する入口
ポート13gと通気空路13cとの連通部には塵埃除去
用フィルタ13hが配設されており、通気通路13cは
ハウジング部材13aに組付けられた空気コンプレッサ
12の吸入弁12eを介して空気圧縮室12fに接続さ
れている。空気通路13dはハウジング部材13aに組
付けられた空気コンプレッサ12の吐出弁12gを介し
て空気圧縮室12fと接続されており、また空気乾燥室
13fに連通している。空気乾燥室13fは空気通路1
3eに連通しており、空気通路13eは電磁駆動の常閉
の給気バルブ14aを介して出口ポート13kに連通し
ており、空気乾燥室13fには、吸水性繊維を用いた不
織布からなる第1乾燥剤層13mと粒状シリカゲル13
j1をポリエステル不織布からなるケーシング13j2
内に充填しポリエステル不織布からなる蓋13j3で封
入した第2乾燥剤層13jが配設されている。出口ポー
ト13kは空気ばね15と連通されるものである。
3のハウジング部材13aにより気密的に閉じられてい
る。ハウジング部材13aの上端開口はカバー板13b
により気密的に閉じられている。ハウジング部材13a
とカバー板13bとによりハウジング部材13a内には
空気通路13c,13d,13eと空気乾燥室13fが
形成されている。空気通路13cを大気に連通する入口
ポート13gと通気空路13cとの連通部には塵埃除去
用フィルタ13hが配設されており、通気通路13cは
ハウジング部材13aに組付けられた空気コンプレッサ
12の吸入弁12eを介して空気圧縮室12fに接続さ
れている。空気通路13dはハウジング部材13aに組
付けられた空気コンプレッサ12の吐出弁12gを介し
て空気圧縮室12fと接続されており、また空気乾燥室
13fに連通している。空気乾燥室13fは空気通路1
3eに連通しており、空気通路13eは電磁駆動の常閉
の給気バルブ14aを介して出口ポート13kに連通し
ており、空気乾燥室13fには、吸水性繊維を用いた不
織布からなる第1乾燥剤層13mと粒状シリカゲル13
j1をポリエステル不織布からなるケーシング13j2
内に充填しポリエステル不織布からなる蓋13j3で封
入した第2乾燥剤層13jが配設されている。出口ポー
ト13kは空気ばね15と連通されるものである。
【0026】給気バルブ14aはハウジング部材13a
に組付けられており、同じくハウジング部材13aに組
付けられて空気通路13c,13d間の連通を制御する
電磁駆動の常閉の排気バルブ14bと共同して制御バル
ブ14を構成する。
に組付けられており、同じくハウジング部材13aに組
付けられて空気通路13c,13d間の連通を制御する
電磁駆動の常閉の排気バルブ14bと共同して制御バル
ブ14を構成する。
【0027】空気通路13eと給気バルブ14aとの間
にはオリフィス14cが設置されている。
にはオリフィス14cが設置されている。
【0028】吸水性繊維を用いた不織布からなる空気乾
燥材13jは、鐘紡株式会社製の「ベルオアシス」(登
録商標名)9デニールの30重量%と市販のポリエステ
ル繊維4デニールの70重量%とを混綿し定法にてカー
ド、クロスレイ、ドラフト、ニードルパンチングを行い
製造したものである。
燥材13jは、鐘紡株式会社製の「ベルオアシス」(登
録商標名)9デニールの30重量%と市販のポリエステ
ル繊維4デニールの70重量%とを混綿し定法にてカー
ド、クロスレイ、ドラフト、ニードルパンチングを行い
製造したものである。
【0029】空気ばね15に空気圧を供給する場合、電
動機11により空気コンプレッサ12が駆動されるとと
もに供給バルブ14aが開作動される。空気コンプレッ
サ12においてはピストン12dが上死点から下死点に
向かいストロークする過程で空気(大気)が入口ポート
13gから塵埃除去用フィルタ13hを通過して空気通
路13cに吸入され、空気通路13cから吸入弁12e
を介して空気圧縮室12fに吸入される。そして、ピス
トン12dが下死点から上死点に向かいストロークする
過程で空気圧縮室12f内の空気が圧縮・昇圧されて吐
出弁12gを介して空気通路13dに吐出され、空気通
路13d内の圧縮空気は空気乾燥室13f、空気通路1
3e、開作動している給気バルブ14aおよび出口ポー
ト13Kを通って空気ばね15に供給される。その際、
空気コンプレッサ12から空気ばね15に供給される圧
縮空気中の水分は空気通路13dにて結露し、また空気
乾燥室13f内の第2乾燥剤層13jと接触することに
より湿分を除去される。空気通路13d内の結露水は第
1乾燥剤層13mにより吸水され、第2乾燥剤層13j
とは接触しない。
動機11により空気コンプレッサ12が駆動されるとと
もに供給バルブ14aが開作動される。空気コンプレッ
サ12においてはピストン12dが上死点から下死点に
向かいストロークする過程で空気(大気)が入口ポート
13gから塵埃除去用フィルタ13hを通過して空気通
路13cに吸入され、空気通路13cから吸入弁12e
を介して空気圧縮室12fに吸入される。そして、ピス
トン12dが下死点から上死点に向かいストロークする
過程で空気圧縮室12f内の空気が圧縮・昇圧されて吐
出弁12gを介して空気通路13dに吐出され、空気通
路13d内の圧縮空気は空気乾燥室13f、空気通路1
3e、開作動している給気バルブ14aおよび出口ポー
ト13Kを通って空気ばね15に供給される。その際、
空気コンプレッサ12から空気ばね15に供給される圧
縮空気中の水分は空気通路13dにて結露し、また空気
乾燥室13f内の第2乾燥剤層13jと接触することに
より湿分を除去される。空気通路13d内の結露水は第
1乾燥剤層13mにより吸水され、第2乾燥剤層13j
とは接触しない。
【0030】空気ばね15内の空気圧を排出する場合、
給気バルブ14aと排気バルブ14bが共に開作動され
る。これにより、空気ばね15内の圧縮空気が出口ポー
ト13k、空気通路13e、供給バルブ14a、空気乾
燥室13f、空気通路13dおよび排気バルブ14bを
順次通って空気通路13cに排出される。その際、オリ
フィス14cにより給気バルブ14aから空気通路13
eへの空気流入が制限され、空気乾燥室13fが低圧に
維持され、第1乾燥剤13m,第2乾燥剤層13jから
空気中への水分の放出が促進される。
給気バルブ14aと排気バルブ14bが共に開作動され
る。これにより、空気ばね15内の圧縮空気が出口ポー
ト13k、空気通路13e、供給バルブ14a、空気乾
燥室13f、空気通路13dおよび排気バルブ14bを
順次通って空気通路13cに排出される。その際、オリ
フィス14cにより給気バルブ14aから空気通路13
eへの空気流入が制限され、空気乾燥室13fが低圧に
維持され、第1乾燥剤13m,第2乾燥剤層13jから
空気中への水分の放出が促進される。
【0031】図1および図2から明らかなように、空気
乾燥室13fは立方体状を呈している。
乾燥室13fは立方体状を呈している。
【0032】尚、以上に説明した一実施形態では第2乾
燥剤層13jとして粒状シリカゲルの集合体としたが、
モレキュラシーブカーボンでもよく、またモレキュラシ
ーブカーボンと同様に細孔径分布を持った活性炭素繊維
を用いることもできる。例えば日本カイノール社製の
「カイノール」(商標名)の綾織物を約500°Cの燃
焼ガス中で緊張下、熱分解し、次に徐々に昇温し最終温
度約1000°Cで炭素化しモレキュラシーブカーボン
と同等の細孔径分布を持つ活性炭素繊維の目付け120
g/m2 の織物を所定形状に打ち抜き製造する。
燥剤層13jとして粒状シリカゲルの集合体としたが、
モレキュラシーブカーボンでもよく、またモレキュラシ
ーブカーボンと同様に細孔径分布を持った活性炭素繊維
を用いることもできる。例えば日本カイノール社製の
「カイノール」(商標名)の綾織物を約500°Cの燃
焼ガス中で緊張下、熱分解し、次に徐々に昇温し最終温
度約1000°Cで炭素化しモレキュラシーブカーボン
と同等の細孔径分布を持つ活性炭素繊維の目付け120
g/m2 の織物を所定形状に打ち抜き製造する。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように、この出願の発明に
係る空気圧作動装置においては、空気乾燥剤として、吸
水性繊維を用いた不織布により形成した第1乾燥剤層
と、粒状吸着剤の集合体である第2乾燥剤層を併設した
ことにより、空気圧アクチュエータへの空気圧の供給を
停止した後空気乾燥室を高圧状態に放置した場合でも充
分な空気乾燥機能を維持することができるとともに、小
型にできる等、実用上多大の利点がある。
係る空気圧作動装置においては、空気乾燥剤として、吸
水性繊維を用いた不織布により形成した第1乾燥剤層
と、粒状吸着剤の集合体である第2乾燥剤層を併設した
ことにより、空気圧アクチュエータへの空気圧の供給を
停止した後空気乾燥室を高圧状態に放置した場合でも充
分な空気乾燥機能を維持することができるとともに、小
型にできる等、実用上多大の利点がある。
【図1】この出願に係る発明の一実施形態の平面図であ
る。
る。
【図2】図1中のA−A線に沿う断面図である。
【図3】図1中のB−B線に沿う断面図である。
【図3】第1乾燥剤層および第2乾燥剤層の斜視図であ
る。
る。
【図5】吸水性繊維を用いた不織布と粒状シリカゲルの
吸湿性を示すグラフである。
吸湿性を示すグラフである。
【図6】吸水性繊維を用いた不織布と粒状シリカゲルの
放湿性を示すグラフである。
放湿性を示すグラフである。
10・・・空気コンプレッサ−制御バルブ−空気乾燥装
置組立体 11・・・電動機 12・・・空気コンプレッサ 12d・・・ピストン 12e・・・吸入弁 12g・・・吐出弁 12f・・・空気圧縮室 13・・・空気乾燥装置 13c,13d,13e・・・空気通路 13f・・・空気乾燥室 13j・・・第2空気乾燥剤層 13m・・・第1空気乾燥剤層 14・・・制御バルブ 14a・・・給気バルブ 14b・・・排気バルブ 14c・・・オリフィス
置組立体 11・・・電動機 12・・・空気コンプレッサ 12d・・・ピストン 12e・・・吸入弁 12g・・・吐出弁 12f・・・空気圧縮室 13・・・空気乾燥装置 13c,13d,13e・・・空気通路 13f・・・空気乾燥室 13j・・・第2空気乾燥剤層 13m・・・第1空気乾燥剤層 14・・・制御バルブ 14a・・・給気バルブ 14b・・・排気バルブ 14c・・・オリフィス
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成8年8月5日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】この出願に係わる発明の一実施形態の平面図で
ある。
ある。
【図2】図1中のA−A線に沿う断面図である。
【図3】図1中のB−B線に沿う断面図である。
【図4】第1乾燥剤層および第2乾燥剤層の斜視図であ
る。
る。
【図5】吸水性繊維を用いた不繊布と粒状シリカゲルの
吸湿性を示すグラフである。
吸湿性を示すグラフである。
【図6】吸水性繊維を用いた不繊布と粒状シリカゲルの
放湿性を示すグラフである。
放湿性を示すグラフである。
【符号の説明】 10・・・空気コンプレッサ−制御バルブ−空気乾燥装
置組立体 11・・・電動機 12・・・空気コンプレッサ 12d・・・ピストン 12e・・・吸入弁 12g・・・吐出弁 12f・・・空気圧縮室 13・・・空気乾燥装置 13c,13d,13e・・・空気通路 13f・・・空気乾燥室 13j・・・第2空気乾燥剤層 13m・・・第1空気乾燥剤層 14・・・制御バルブ 14a・・・給気バルブ 14b・・・排気バルブ 14c・・・オリフィス
置組立体 11・・・電動機 12・・・空気コンプレッサ 12d・・・ピストン 12e・・・吸入弁 12g・・・吐出弁 12f・・・空気圧縮室 13・・・空気乾燥装置 13c,13d,13e・・・空気通路 13f・・・空気乾燥室 13j・・・第2空気乾燥剤層 13m・・・第1空気乾燥剤層 14・・・制御バルブ 14a・・・給気バルブ 14b・・・排気バルブ 14c・・・オリフィス
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // B60G 17/052 B60G 17/052
Claims (2)
- 【請求項1】 空気圧アクチュエータと、この空気圧ア
クチュエータの作動空気圧を発生させるための空気コン
プレッサと、この空気コンプレッサが発生した空気圧を
前記空気圧アクチュエータに選択的に供給しかつ空気圧
アクチュエータ内の空気圧を大気中に選択的に排出する
ための制御バルブと、前記空気圧アクチュエータに対す
る空気圧供給通路と前記空気圧アクチュエータに対する
空気圧排出通路を兼ねさせた空気乾燥室と、この空気乾
燥室内に収容させた空気乾燥剤とを備えた空気圧作動装
置において、 前記空気乾燥剤が、吸水性繊維を用いた不織布で形成さ
れた第1乾燥剤層と粒状吸着剤の集合体である第2乾燥
剤層とで構成されており、 前記第1乾燥剤層と前記第2乾燥剤層とは、前記空気コ
ンプレッサから前記空気圧アクチュエータに供給される
圧縮空気が第1乾燥剤層と第2乾燥剤層を順次通過する
ように前記空気乾燥室内に配設されていることを特徴と
する空気圧作動装置。 - 【請求項2】 請求項1に記載の空気圧作動装置であっ
て、前記粒状吸着剤の集合体が不織布により形成された
ケーシング内に収納されていることを特徴とする空気圧
作動装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8059177A JPH09250507A (ja) | 1996-03-15 | 1996-03-15 | 空気圧作動装置 |
US08/685,675 US5711150A (en) | 1995-07-31 | 1996-07-24 | Vehicle height control system for controlling vehicle |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8059177A JPH09250507A (ja) | 1996-03-15 | 1996-03-15 | 空気圧作動装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09250507A true JPH09250507A (ja) | 1997-09-22 |
Family
ID=13105865
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8059177A Pending JPH09250507A (ja) | 1995-07-31 | 1996-03-15 | 空気圧作動装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09250507A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6508637B2 (en) | 2000-01-26 | 2003-01-21 | Aisin Seiki Kabushiki Kaisha | Air compressor |
WO2018074107A1 (ja) * | 2016-10-21 | 2018-04-26 | 日立オートモティブシステムズ株式会社 | ドライヤ装置およびエアサスペンションシステム |
-
1996
- 1996-03-15 JP JP8059177A patent/JPH09250507A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6508637B2 (en) | 2000-01-26 | 2003-01-21 | Aisin Seiki Kabushiki Kaisha | Air compressor |
WO2018074107A1 (ja) * | 2016-10-21 | 2018-04-26 | 日立オートモティブシステムズ株式会社 | ドライヤ装置およびエアサスペンションシステム |
KR20190037336A (ko) * | 2016-10-21 | 2019-04-05 | 히다치 오토모티브 시스템즈 가부시키가이샤 | 드라이어 장치 및 에어 서스펜션 시스템 |
US10918991B2 (en) | 2016-10-21 | 2021-02-16 | Hitachi Automotive Systems, Ltd. | Dryer apparatus and air suspension system |
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