JPH09248952A - 印字装置及び印字装置の制御方法 - Google Patents

印字装置及び印字装置の制御方法

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JPH09248952A
JPH09248952A JP8057941A JP5794196A JPH09248952A JP H09248952 A JPH09248952 A JP H09248952A JP 8057941 A JP8057941 A JP 8057941A JP 5794196 A JP5794196 A JP 5794196A JP H09248952 A JPH09248952 A JP H09248952A
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政寛 箕輪
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Abstract

(57)【要約】 【課題】オンラインオフライン状態の切り替えの為の専
用スイッチやカバーセンサーを不要にする。 【解決手段】印字装置2が、搬送手段と印字手段とによ
ってホスト装置24から受信したデータを印字処理する
際、データの受信を保証するオンライン状態と、データ
の受信を保証しないオフライン状態とに置かれる印字装
置であって、通常ペーパーフィードさせる機能のスイッ
チに、印字中に緊急停止をさせたり、又、オフラインか
ら復帰させたりする機能を兼用させる制御手段、制御方
法を実現した。又、消耗検出器が消耗材の消耗及び補充
を検出するとオフライン状態に置かれ、兼用スイッチに
よってオフライン状態からオンライン状態への遷移を指
示できるように構成した。一つの操作手段に2つ以上の
機能を持たせることができるので、スイッチを削減する
ことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ホスト装置に接続
され、これが出力する印字データを受信して印字処理を
行う印字装置に係り、特に、POS/ECR等に用いら
れる、印字データを失わないで用紙を補充する必要があ
る印字装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のPOS/ECRにおいては、デー
タ入力装置、ホスト装置、及び印字装置が一体となった
スタンドアロン型の装置によって専用システムが構成さ
れていた。
【0003】しかし近年では、データ処理の迅速性やシ
ステム構成の柔軟性から、データ入力装置とホスト装置
と印字装置とが分離され、互いに離間した場所で使用さ
れる分散型システムが広く用いられるようになって来
た。
【0004】このような分散型システムに用いられる印
字装置は、一般にはターミナルプリンターと呼ばれてい
るが、特にレストラン等の飲食店で用いられるものはキ
ッチンプリンターと称されており、接客者が店内フロア
ーで受注したオーダーを携帯型のデータ入力装置に入力
するとオーダーが直ちにホスト装置に送信され、厨房内
に置かれたキッチンプリンターがオーダー内容を印字出
力するように構成されている。このようなシステムによ
れば、作業者が印字内容を見ながら処理できるのでミス
が防止でき、販売内容の管理、処理も容易にできること
から種々の業種に導入されつつある。
【0005】しかしながらこのような印字装置が置かれ
る場所では、調理器具や金庫等の他の設備を優先的に配
置しなければならない場合が多く、そのため、データ印
字装置には、小型で設置面積が小さいものであることが
求められており、装着される用紙の分量には限界があ
る。また、ホスト装置も離れた場所に設置されるのが通
例である。 他方、そのような印字装置は多量のデータ
を印字処理しているため、システムの稼働中に紙切れを
生じてしまう場合が多い。
【0006】一般に、小型の印字装置にはロール紙が使
用されることが多く、装着されたロール紙の残量はペー
パーエンドセンサーで監視されており、ロール紙がなく
なるとデータ印字装置は直ちに印字処理を停止し、更な
るデータの受信を行わない状態、即ちオフライン状態と
なり、更にこれをホスト装置に知らせることによって空
印字等によるデータの喪失を防止していた。
【0007】そしてホスト装置はオフライン状態を検知
すると、ランプの点滅やブザー音で用紙切れを知らせ、
ロール紙補充を要求し、補充後にオンラインスイッチが
押されたり、カバーが閉じられるとオンライン状態に復
帰して印字処理を再開していた。
【0008】他方、紙詰まりが生じたり用紙が斜めにな
ったりしてローディング動作が正常に行えなかったとき
はオンライン状態に復帰させず、原因を除去した後ロー
ディングをやり直していた。
【0009】上記はロ−ル紙が消耗した場合についての
例であるが、従来技術においては、例えば熱転写プリン
タにおけるインクリボンや、インクジェットプリンタに
おけるインクのような消耗部品が無くなるか又は残量が
少なくなった場合も、一旦オフライン状態とした後、同
様の処理によってオンライン状態に回復させていた。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら近年、低
価格、高信頼性への要求が増々強くなり、機能を維持し
た上での部品点数の削減が求められている。そこで発明
者は、カバーセンサーやオンラインスイッチの必要性を
再検討した。
【0011】専用オンラインスイッチやカバーセンサー
を省略する場合、印字装置が印字データを受け付けな
い、あるいはデータの保存を保証しないオフライン状態
になった後、所定時間の経過により用紙等の消耗部品の
補充作業が終了したものとして、自動的にオンライン状
態に復帰するようにすることが考えられるが、作業者の
熟練度によって用紙等の消耗部品の補充に要する時間は
異なり、また、用紙補充と共にインクリボン等の他の消
耗部品の交換をしなければならない場合もあり、必ずし
も一定の時間内に印字を再開できる状態になるとは限ら
ない。そして、印字を再開できる状態になる前に印字を
行った場合には、印字が正しく行われず、印字データが
失われてしまうおそれがある。特に、前述のキッチンプ
リンターやレジスター等では、印字データが失われると
業務が混乱するのは必至であり、解決が必要であった。
【0012】本発明は、機能を維持した上で部品点数を
削減しようとするものであり、特に、印字データを失う
ことなく、オンライン状態に復帰するための専用オンラ
インスイッチやカバーセンサーを省略することができる
印字装置を提供することを目的とするものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記従来技術における課
題を解決するために、本発明の印字装置は、記録用紙を
搬送する搬送手段と、記録用紙に印字を行う印字手段と
を用い、ホスト装置から受信したデータに基づいて印字
処理を行うように構成されるとともに、データの受信を
保証するオンライン状態と、データの受信を保証しない
オフライン状態とに置かれる印字装置に於いて、印字デ
ータを受信したり、ホスト装置へ情報を送信するための
インターフェイスと、インターフェイスを経由して送信
されてくるデータを一時的に保存する受信バッファと、
手動操作可能で、記録用紙の搬送を指示する第1の機能
と前記オンライン状態とオフライン状態の切り替えを指
示する第2の機能に用いられる手動操作手段とを有し、
オンライン状態の時、手動操作手段が操作された時は、
第2の機能が選択されオフライン状態に遷移する制御手
段を有することを特徴とする印字装置である。
【0014】又、本発明は、上記に加え、受信バッファ
に受信した未処理のデータが残っていて印刷継続中であ
る時には、操作手段をオンライン状態からオフライン状
態への遷移を指示する前記第1の機能であるオンライン
オフライン切り換えスイッチとして機能させ且つ、印刷
を停止する制御手段を有することを特徴とする印字装置
である。
【0015】更に、本発明はオフライン状態に遷移させ
後、それから所定時間内は手動操作手段を記録用紙を搬
送させるペーパーフィードスイッチとして機能させる制
御手段を有することを特徴とする印字装置である。
【0016】操作手段が前記ペーパーフィードスイッチ
としての機能を有している間に操作され所定の記録用紙
搬送が実行された後は、所定時間後オフライン状態から
オンライン状態に復帰させることもできる。
【0017】また、これらの場合において、オフライン
の状態の時、ホスト装置から受信した所定のデータ、即
ちリアルタイムコマンドに基づき、オンライン状態に遷
移するようにしてもよい。これにより、手動操作及びコ
マンドによるオンライン状態への回復が可能となり、ホ
スト装置が離れた場所に設置されている場合には、何れ
か近い方の装置から操作できる。
【0018】更に又、本発明を印字装置の制御方法に係
る発明とした場合には、特許請求の範囲に掲げる請求項
13以降の発明となる。これらの発明においても、印字
装置に係る上記の発明と同様の作用効果を奏するもので
ある。
【0019】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態の一例を図面
を用いて説明する。図1は、本発明の印字装置2の斜視
図であり、印字装置2の内部には、ステッピングモータ
や紙送りローラー等で構成され記録用紙の一種のロール
紙の紙送りを行う記録紙搬送手段(図示せず)と、イン
クリボンとワイヤードットヘッド等で構成され前記ロー
ル紙への印字を行う印字手段(図示せず)と、対向型の
フォトセンサ若しくはレバースイッチ等で構成されたペ
ーパーエンドセンサ(図示せず)とが設けられている。
この図1に示した状態は、ペーパーエンドセンサが用紙
なしを検出してオフライン状態になったり紙つまりが発
生したりしたので、図示しないカバーを開けて新しいロ
ール紙10をロール紙収納部4に置いて補充しようとす
るところである。
【0020】この時は、印字装置2に設けられた操作パ
ネル3上の表示部のLED群5の中のペーパーアウトL
EDが点灯しており、印字を行うべき用紙が無くなった
ことを示している。又、オンライン表示LEDは消灯し
て、オフラインであることを示している。6は手動操作
手段のペーパーフィードスイッチ兼オンラインオフライ
ン切り替えスイッチである。
【0021】上記ペーパーエンドセンサは消耗検出器の
一種で、消耗品すなわちロ−ル紙の有無、あるいは消耗
もしくは補充などを検出する。
【0022】消耗検出器としては、その他印字ヘッドの
印字媒体に関わるものも相当する。例えば、インクジェ
ットプリンタでは、インクが終了すると、印刷そのもの
が成されないことになるため、通常インクを収容するイ
ンクタンク等にインクの残量を検出するインク残量検出
器が設けられる。このセンサが働くと一時的に印刷を中
断する必要がある。
【0023】図2は本発明の一例の印字装置2の内部構
成を示す制御ブロック図2であり、このブロック図を用
いて本発明の制御手段を説明する。図2においては、印
字装置2は、印字機構部30、印字制御部25、インタ
ーフェイス22等を有しており、記録紙搬送手段、印字
手段、LED群5は、印字制御部25によって動作され
るように構成されている。印字機構部30にはペーパー
エンドセンサ27とスイッチ6とが備えられ、ロール紙
の有無を検出し、また、スイッチ6のオン/オフを検出
できるように構成されている。
【0024】印字装置2は、インターフェース部22を
有しており、このインターフェイス部22を介して、離
間した位置に配置されたホスト装置21とケーブルで接
続され、印字装置2とホスト装置21とが双方向に信号
の送受信ができるように構成されている。
【0025】また、インターフェイス部22は、印字デ
ータの解析処理を行うデータ処理部23、印字データを
一時的に記憶する記憶装置内の受信バッファ24とに接
続され、ホスト装置21が出力した制御コマンドや印字
データ等のデータは、インターフェイス部22で受信さ
れ、前記データ処理部23に入力されるように構成され
ている。
【0026】データ処理部23は、入力された印字デー
タを解析し、直ちに実行しなければならないコマンド
(以下、リアルタイムコマンドと称する。)は抽出して
印字制御部25に即刻出力し、リアルタイムコマンド以
外のデータは受信バッファ24に出力するように動作す
る。
【0027】受信バッファ24は、入力されたデータを
記憶し、記憶されたデータは順番に制御部25で処理さ
れ、印字装置がシリアルプリンタで有れば1行毎の印字
データに展開され、印字制御部内の印字バッファに26
に出力され、順に記録用紙に印刷される。
【0028】印字制御部25は、オンライン状態では、
記録用紙搬送手段と印字手段とを動作させ、ロール紙に
前記印字データ等に基づいて印字処理ができるように構
成されており、また、スイッチ6が押されたことを検出
すると、その時にスイッチ6に付与されている機能に従
って動作するように構成されている。また、ペーパエン
ドセンサ27が用紙無しを検出すると、印字制御部25
は上記の印字処理を停止し、受信バッファ23の記憶容
量を超えてデータが送られることによってデータが失わ
れるのを回避するため、印字装置がデータを受け付けな
い状態、即ちオフライン状態とし、これをホスト装置2
1に通知する。
【0029】本発明の印字装置では、オフライン状態に
おいても、実際にはデータの受信及び解析は実行される
が、それらのデータは受信バッファの残り容量が無くな
った場合には記憶されずに失われることになる。従っ
て、ホスト装置21は、オフライン状態の通知を受信し
た後は、リアルタイムコマンド以外のデータの送信を速
やかに停止し、且つ、その後に送信したデータは別途保
存しておく必要がある。
【0030】さて、一端印字動作がスタートすると、も
し紙ジャム等のトラブルが発生し、印字不良のまま印刷
が継続されても、従来ではカバーを開くことにより、カ
バーセンサが働き印字処理を停止することができた。
【0031】しかし本発明ではカバーセンサがないため
これができないので他の機能でこれを補う必要がある。
【0032】それで、本発明では印字装置の記録用紙の
搬送を指示するペーパーフィードスイッチを印字装置の
状況に対応してその機能を選択的に切り替えることによ
り、この不都合を解消している。
【0033】インターフェイスがデータを受信し、印字
動作を開始すると、通常ペーパーフィードスイッチは使
用されることがない。この時、同じスイッチを他の機能
に使用することができる。本発明ではこの状態で、スイ
ッチの機能を切り替え、オンラインオフラインスイッチ
として設定される。
【0034】すなわち、印字がスタートした後、このス
イッチが操作されると、印字制御手段は印字装置の状態
をオンラインからオフラインに切り替えるよう制御し、
リアルタイムコマンド以外のデータの受信が禁止もしく
は保証しない状態にセットされ、印字動作も停止する。
【0035】この兼用スイッチに関連した本発明の印字
装置の印字制御方法の一実施例の詳細を図3のフローチ
ャートを用いて説明する。
【0036】ステップS10で印字装置は印字処理のた
めの初期化処理をしスタートする。ステップS11でオ
ンライン状態にセットされデータ受信待ちとなる。この
状態で、スイッチ6が操作されると(ステップ23)、
スイッチを押された時間等に応じた所定量の紙送りが実
行される(ステップS24)。
【0037】一方データの受信が開始されると、シリア
ルプリンタであれば、受信バッファのデータを展開し印
字バッファに一行分のデータが揃ったところでステップ
S13で印字処理がスタートする。ステップS15で印
字バッファに次の行の印字データが有るか無いか確認
し、印字データがなければ、ステップS16で受信バッ
ファに未処理のデータがないか確認して印字処理を継続
するか判断し、印字継続ならステップS13へ移行す
る。継続でなければステップS17で印字処理を停止
し、ステップS18で受信バッファ、印字バッファ等を
クリアし、ステップS19でオンライン状態でのデータ
待ち、すなわちステップS12に復帰する。
【0038】印字処理中、スイッチ6が操作されると
(ステップS13)、印字装置は、緊急停止指令を受け
たと判断し、印字データの受信を禁止するため、ステッ
プS20でオフライン状態に遷移する。そして印字動作
を中断し(ステップS21)、印字バッファ26、受信
バッファ24等のデータは、そのまま保存され(ステッ
プS22)、印字中断が解除されるのを待つ。
【0039】一般的に、スイッチ6の操作の検知は、こ
れがいつ操作されるか分からないし、緊急性を有するた
め印字制御手段に備えられたCPUの割り込み処理を用
いる。
【0040】本実施例では、ペーパーフィードスイッチ
として機能するか、オンラインオフライン切り替えスイ
ッチとして機能するかは、受信バッファ24にデータが
有るかないかによって設定され、データの受信が開始さ
れると同時に、スイッチ6の機能の切り替えが行われ
る。
【0041】使用者によって緊急停止した印字装置は、
何らかの手段により、印字の再開あるいはキャンセルを
実行することになる。
【0042】本実施例では、ここでもスイッチ6を用い
て、印字停止の解除をすることができる。ステップS2
5で所定時間待機した後(ステップS25)、スイッチ
6の操作を待ち(ステップS26)、スイッチ6がオン
されると、不具合が解消されたものと判断し、印字装置
は印刷を開始する。この時は、緊急停止した状態からそ
のまま印字しても良い場合とする。
【0043】しかしながら、それまでの印刷もキャンセ
ルしたい場合は、ホスト装置21からリアルタイムコマ
ンドによってバッファクリアを指示させることもでき
る。ステップS27では、これを可能にするため、スイ
ッチ6の操作を待ちながら同時に印刷取り消しを指示す
るリアルタイムコマンドの入力を確認する。そして入力
があれば、バッファのクリア等の取り消し処理を実行す
る。更に、これらの処理の指定を待ちながら所定時間の
経過を検知し(ステップS28)、所定時間内に指定さ
れなかった時は、表示手段あるいはブザー等を用いて警
告を発生するエラー出力処理を実行する。
【0044】尚、上記オンライン状態でスイッチ6を操
作したとき、操作者は印字データを処理していて停止し
ているのか、データ受信まちで停止しているのか判断し
にくいので、更に以下に説明する制御手段を追加した実
施例でも同様の機能の切り替えをすることができる。
【0045】図4は本発明の印字装置の制御手段の制御
方法の他の実施例を示すフローチャートである。図3と
同一処理ステップは同一記号で示し説明を略す。
【0046】ステップ12でデータ受信待ちの時、ステ
ップS30でスイッチ6が操作されると、この時受信バ
ッファ24、及び印字バッファ26にデータがない場
合、ステップ31で一端オフライン状態として次のスイ
ッチ操作を待つ。ステップS32でスイッチ6が操作さ
れると操作に応じた所定量の紙送りが実行される(ステ
ップS33)。しかし、所定時間経過しても何の操作も
ないと(ステップS34)、自動的にオンライン状態に
復帰する(ステップS35)。本実施例では、一端オン
ラインからオフラインにした後、記録用紙の搬送が指示
されることになる。
【0047】この時、緊急停止と、ペーパーフィード待
ちとを区別するため、操作パネル上の表示部のLEDを
用いてそれぞれに対応して表示しても良い。
【0048】例えば、LEDは以下のように定義する。 LED1(連続点灯)・・・電源投入表示 (点滅点灯)・・・緊急停止中 LED2(連続点灯)・・・オンライン表示 (点滅点灯)・・・ペーパーフィード待ちオフライン LED3(連続点灯)・・・消耗品アウト表示 (点滅点灯)・・・消耗品補充後のオンライン待ち このような表示による差別化により、使用者は印字装置
が現在どのような状態にあるか一目で分かり極めて便利
である。
【0049】このような制御手段を備えることによっ
て、ペーパーフィードスイッチとオンラインオフライン
切り替えスイッチとを1つのスイッチで兼用させ且つ操
作ミスを防止することが可能となる。
【0050】図5は本発明の印字制御方法の他の実施例
のフローチャートである。印字装置は、消耗品、例えば
記録用紙のペーパーエンドセンサが作動した場合もオフ
ラインとなる。この時は図5に示す処理が実行される。
【0051】ステップS40でペーパーエンドセンサが
作動し、オフライン状態となる(ステップS41)。ペ
ーパー交換等の操作の時に誤操作によってエンドセンサ
がオフしたように判断されるのを防止するため、所定時
間経過後(ステップS42)、エンドセンサのオフを確
認するまで待機する(ステップS43、S44)。この
後スイッチ6の操作を待ち(ステップS45)、操作さ
れると所定量の紙送りが実行される(ステップS4
6)。紙送りが終了するまで所定時間待機する(ステッ
プS47)。所定時間内に更にスイッチが操作された場
合は、紙送りの追加と判断し記録用紙の搬送を継続す
る。所定時間スイッチ6が操作されなければ、ホスト装
置からのオンライン復帰のリアルタイムコマンドを待ち
(ステップS48)、受信したらオンライン状態に復帰
し(ステップS48)、印字処理を継続する。
【0052】オンライン復帰コマンドの受信待ちの時、
スイッチ6が操作された場合は、操作者がオンライン復
帰を指示したものと判断し(ステップS50)、オンラ
イン状態に復帰する。エンドセンサのオフとスイッチ6
の操作を待ち、所定時間内にどちらの操作も実行されな
かった場合は、タイムアウトとして(ステップS51)
所定のエラー処理が実行される。
【0053】図5の制御フローは消耗検出器がペーパエ
ンドセンサ例であるが、オフラインに至った原因が、例
えばインクジェットプリンタのインクアウトセンサであ
れば、所定量紙送り処理は不必要となり、この時はステ
ップS44からステップS47のオンライン復帰コマン
ドを待つか又はステップS45のスイッチ6の操作を待
ってオンライン状態へ復帰する。この復帰待ちのルーチ
ンにおいても指示待ちの時間を限定し、タイムアウト等
のエラー処理を実行しても良い。
【0054】以上述べた本発明の印字装置は、シリアル
型の印字装置限定されるものでなく、パラレル型のサー
マルプリンタにも適用可能であり、又、制御方法は、す
でに述べたように消耗検出器もペーパエンドセンサだけ
でなく、インパクトドットプリンタのインクリボンの終
了、インクの終了等のあらゆる消耗品の検出に適用可能
である。
【0055】
【発明の効果】オンライン状態に復帰するための専用の
オンラインスイッチやカバーセンサーを削減でき、印字
装置を低コスト化できた。
【0056】兼用スイッチにより印字装置の状態に対応
して、機能を使い分けることにより少ないスイッチでも
充分に従来と同等の役割を果たすことのできる制御方法
を実現できた。
【0057】更に、スイッチ操作に関わる印字装置の状
態を的確に表示、あるいは通報する手段によって操作ミ
スを防止し、確実な操作を実現した。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の印字装置の略図。
【図2】本発明の一例の印字装置の制御ブロック。
【図3】本発明の印字制御方法の一実施例のフローチャ
ート。
【図4】本発明の印字制御方法の他の実施例を示すフロ
ーチャート。
【図5】本発明の印字制御方法の他の実施例のフローチ
ャート。
【符号の説明】
2 ……印字装置 6 ……スイッチ 10……記録用紙 21……ホスト装置 23……データ処理部 25……印字制御部 30……印字機構部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G07G 1/06 G07G 1/06 F B41J 3/04 104K

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録用紙を搬送する搬送手段と、前記記
    録用紙に印字を行う印字手段とを用い、ホスト装置から
    受信したデータに基づいて印字処理を行うように構成さ
    れるとともに、前記データの受信を保証するオンライン
    状態と、前記データの受信を保証しないオフライン状態
    とに置かれる印字装置に於いて、 印字データを受信したり、ホスト装置へ情報を送信する
    ためのインターフェイスと、 該インターフェイスを経由して送信されてくるデータを
    一時的に保存する受信バッファと手動操作可能で、前記
    記録用紙の搬送を指示する第1の機能と前記オンライン
    状態とオフライン状態の切り替えを指示する第2の機能
    に用いられる手動操作手段とを有し、 前記オンライン状態の時、前記手動操作手段が操作され
    た時は、前記第2の機能が選択され前記オフライン状態
    に遷移する制御手段を有することを特徴とする印字装
    置。
  2. 【請求項2】 前記印字装置において、前記受信バッフ
    ァに受信した未処理のデータが残っていて印刷継続中で
    ある時には、前記操作手段を前記オンライン状態からオ
    フライン状態への遷移を指示する前記第1の機能である
    オンラインオフライン切り換えスイッチとして機能さ
    せ、且つ、前記印刷を停止する制御手段を有することを
    特徴とする請求項1記載の印字装置。
  3. 【請求項3】 前記印字装置において、前記印刷の停止
    後、未処理のデータを保存し、所定時間の経過を待って
    前記手動操作手段の操作を待ち、操作されたことを確認
    後、保存されたデータの印刷を再開する制御手段を有す
    ることを特徴とする請求項2記載の印字装置。
  4. 【請求項4】 前記印字装置において、前記受信バッフ
    ァが空状態で、データの受信を保証するオンライン状態
    の時、前記操作手段に前記第2のオンラインオフライン
    切り換えスイッチとしての機能を持たせ、且つ、前記操
    作手段が操作された時、オフライン状態に遷移させ、そ
    れから所定時間内は前記記録用紙を搬送させる前記第1
    の機能であるペーパーフィードスイッチとして機能させ
    る制御手段を有することを特徴とする請求項1記載の印
    字装置。
  5. 【請求項5】 前記印字装置において、前記操作手段が
    前記ペーパーフィードスイッチとしての機能を有してい
    る間に操作され所定の記録用紙の搬送が実行された後
    は、所定時間後前記オフライン状態からオンライン状態
    に復帰させる制御手段を有することを特徴とする請求項
    2記載の印字装置。
  6. 【請求項6】 前記印字装置が消耗材の消耗あるいは補
    充を検出する消耗検出器を有し、前記消耗検出器が消耗
    材の消耗を検出し、前記オフライン状態にある時、前記
    消耗検出器が消耗材の補充を検出した後、所定の期間前
    記操作手段を前記第1の機能であるペーパーフィードス
    イッチとして機能させる制御手段を有することを特徴と
    する請求項1乃至4記載の印字装置。
  7. 【請求項7】 請求項5記載の印字装置において、前記
    操作手段の前記第1の機能の選択の後は、前記オンライ
    ン及びオフライン状態に拘わらず、前記ホスト装置から
    受信した所定のデータに基づき、前記オンライン状態に
    遷移する制御手段を有することを特徴とする印字装置。
  8. 【請求項8】 前記消耗材検出器が前記記録用紙の有無
    を検出する用紙検出器であることを特徴とする請求項5
    記載の印字装置。
  9. 【請求項9】 前記印字手段がインクジェットヘッドを
    有し、前記消耗材検出器が前記インクジェットヘッドの
    インクの消耗を検出するインク残量検知手段であること
    を特徴とする請求項5記載の印字装置。
  10. 【請求項10】 前記印字装置は、更に表示手段を有
    し、前記オンライン状態の時、前記操作手段が操作され
    た場合、前記受信バッファにデータが残っている印刷継
    続中であったか、受信バッファが空であったかを区別す
    べく前記表示手段に表示する制御手段を有することを特
    徴とする請求項1記載の印字装置。
  11. 【請求項11】 請求項3記載の印字装置において、前
    記操作手段の操作を待つ間に、ホスト装置からの所定の
    データが入力された時、このデータに基づいて、前記保
    存されたデータの印刷の再開を取り消す制御手段を有す
    ることを特徴とする印字装置。
  12. 【請求項12】 請求項11記載の印字装置において、
    前記操作手段の操作及び前記印刷の再開を取り消すデー
    タの入力が所定時間内に実行されなかった時、所定の警
    告を発生するエラー出力手段を有することを特徴とする
    印字装置。
  13. 【請求項13】 記録用紙を搬送する搬送手段と、前記
    記録用紙に印字を行う印字手段と、ホスト装置から受信
    したデータに基づいて印字処理を行うデータ処理手段
    と、前記データの受信を保証するオンライン状態と、前
    記データの受信を保証しないオフライン状態とを選択す
    る制御手段と外部から手動操作可能な手動操作手段を有
    する印字装置の制御方法において、 前記印字処理行程中、手動操作可能な操作手段が操作さ
    れた時、前記オンライン状態から前記オフライン状態へ
    の遷移を指示する行程と、 前記指示に同期して前記印字処理を停止する行程と前記
    オフライン中の所定期間は前記操作手段が操作された
    時、前記搬送機構を用いて記録用紙を所定量分搬送する
    行程と、 前記操作手段が操作された後、所定時間後前記オフライ
    ン状態からオンライン状態に遷移する行程とを有するこ
    とを特徴とする印字装置の制御方法。
  14. 【請求項14】 記録用紙を搬送する搬送手段と、前
    記記録用紙に印字を行う印字手段と、ホスト装置から受
    信したデータに基づいて印字処理を行うデータ処理手段
    と、前記データの受信を保証するオンライン状態と、前
    記データの受信を保証しないオフライン状態とを選択す
    る制御手段と外部から手動操作可能な手動操作手段を有
    する印字装置の制御方法において、 前記印字処理行程中、手動操作可能な操作手段が操作さ
    れた時、前記オンライン状態から前記オフライン状態へ
    の遷移を指示する行程と、 前記指示に同期して前記印字処理を停止する行程と、 前記オフライン中の所定期間は前記操作手段が操作され
    た時、前記搬送手段を用いて記録用紙を所定量分搬送す
    る行程と、 前記操作手段が操作された後、所定時間後前記オフライ
    ン状態からオンライン状態に遷移する行程とを有するこ
    とを特徴とする印字装置の制御方法。
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JP2019045738A (ja) * 2017-09-05 2019-03-22 コニカミノルタ株式会社 画像形成装置、用紙処理システム及びプログラム

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