JPH09248297A - X線診断装置 - Google Patents

X線診断装置

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JPH09248297A
JPH09248297A JP8086000A JP8600096A JPH09248297A JP H09248297 A JPH09248297 A JP H09248297A JP 8086000 A JP8086000 A JP 8086000A JP 8600096 A JP8600096 A JP 8600096A JP H09248297 A JPH09248297 A JP H09248297A
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JP
Japan
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voice
speaker
cordless
control
word
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Application number
JP8086000A
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English (en)
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Yoshikazu Iketa
嘉一 井桁
Mariko Miyamoto
麻里子 宮本
Tsutomu Suzuki
力 鈴木
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Hitachi Healthcare Manufacturing Ltd
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Hitachi Medical Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】術者自身の音声による装置各部の制御を可能に
し、IVRでの装置各部の位置決め制御等の簡易,迅速
化を図り、また、術者の行動範囲が制約されたり、長い
コードが術者の動きに追随して床面上で引き回されるこ
とをなくす。 【解決手段】音声を無線信号として送信するコードレス
音声入力装置5と、予め決められた複数種の制御手段制
御用の言葉の音声データを複数人数分、話者対応で登録
する音声記憶装置6と、複数の話者に各別に設定された
話者特定用のデータを受けて、その特定話者の音声記憶
装置6に登録されている音声データとの比較待機状態と
なり、コードレス音声入力装置5がその特定話者の言葉
を受け無線信号として送信した時にそれを受信し、それ
が前記複数種の制御手段制御用の言葉のうちどれに該当
するかを判別し、その言葉に対応する制御指令に変換し
て制御手段9に与える特定話者音声認識/制御指令伝達
装置7とを設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、術者等が被検体の
カテーテル操作等を行うとき、X線管とイメージインテ
ンシファイアを支持する支持機構や、被検体の載ったテ
ーブル等を、それらの操作手段に手を触れることなく制
御可能としたX線透視撮影装置や循環器X線検査システ
ム等のX線診断装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図2に従来のX線診断装置としての循環
器X線検査システムを示す。図2において、1は被検
体、2は被検体1を寝載するテーブル、34はX線像を
観察するためのテレビモニタ、35はイメージインテン
シファイア(以下I.I.という。)36とX線管37を支
持する支持機構、38はX線管39とI.I.40を支持す
る支持機構である。また、3はこれらの支持機構35,
38やテーブル2等を制御するためのスイッチ(図示せ
ず)を配設した操作器である。この装置は、主に心臓や
頭部、あるいは腹部等の血管の造影検査を目的として使
用されるもので、例えば、心臓に疾患のある被検体1に
対しては、その大腿静脈等からカテーテル(図示せず)
を挿入し、X線透視によりその進み具合をテレビモニタ
34で確認しながら血管内を心臓に向けて進行させる。
特に、心臓や頭部に向けて、血管を選択しつつカテーテ
ルを進行させてゆく場合、一方向による透視だけでは複
雑な血管走行の様子が分かり難いためカテーテル進行を
困難にする。そこでこの装置では、透視方向を変え、別
の角度からも血管を見ることができるようになされ、血
管の走行を容易に確認できるようになされている。ま
た、撮影している箇所の視野を広げたり、画像を大きく
したりするために、I.I.36を上下させることができ
る。検査中には、このようなI.I.36の上下動を行うこ
とがある。また、支持機構35に支持された撮影系(I.
I.36,X線管37)だけでなく、支持機構38に支持
された撮影系(I.I.40とX線管39)によってもX線
透視像を得ることができるようになっている。またこの
支持機構38は、被検体1の体軸に対して平行な方向に
回転が可能な構造となっており、これにより、支持機構
35の撮影系では得られない角度によるX線透視像を得
ることができる。一方、テーブル2は、被検体1の体軸
方向Aに移動が可能であり、また高さ方向Bを変えるこ
ともできる。このように多方向から撮影系の位置決めを
行い、錯綜走行する血管群の中から目標とする血管を選
択し、X線透視像を得る。なお、透視はフットスイッチ
14を操作して行う。このような検査において、上述位
置決めが終わると、造影剤を前記カテーテルを通して血
管内に注入し、撮影、例えばシネカメラ45によるフィ
ルム撮影を行う。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述従来装置におい
て、近年、インターベンショナルラジオロジー(以下I
VRという。)というカテーテルを利用した治療法が、
盛んに行われるようになってきた。これは、例えば環状
動脈の中に梗塞があり、これを治療する場合に、大動脈
等からカテーテルを挿入し、そのカテーテルをX線透視
下において目的とする血管まで進め、目的の部位におい
て、バルーンカテーテルやアテレクトミーカテーテルを
使用し、狭窄部の開大を行うというものである。このよ
うなIVR手技では、X線透視下で目的とする血管を見
つけ、カテーテルを素速くその目的とする血管に挿入す
る必要があるが、そのためにはX線透視下において撮影
系や支持機構35,38を動かし、またテーブル2を動
かす必要がある。このような動作は、従来の造影検査で
もあったが、IVR手技により一層必要になった。
【0004】ところがIVRでは、診断時に得たX線撮
影像から、目指す治療部位を確定しておき、実際にIV
Rにより治療を行うときには血管内でカテーテルを移動
し、目標部位にカテーテルを到達させるためのガイドと
してX線透視が一層重要となる。そこで、関心領域近く
にカテーテルを近づけ、見たい部位をシネカメラ45の
視野中心に持ってきたり、少しずらしたりと細かな操作
が行われる。しかしながらIVR手技の関係上、術者の
手は清潔に保たなければならず、そのため、術者が自ら
の手で装置の操作手段に触れてスイッチ操作、例えば操
作器3に設けられたスイッチレバーやスイッチ釦を傾動
あるいは押圧操作して、制御手段(図示せず)に動作指
令をすることができない。そこで、被検体1に直接触れ
ることのない第三者に依頼してスイッチ操作を代行させ
たり、あるいは上記操作器3のスイッチレバーやスイッ
チ釦に衛生保持用のカバーを被せ、常に清潔な状態に保
って術者の手を汚さないようにしていた。しかしなが
ら、前者の第三者にスイッチ操作を代行させる方法で
は、手順が繁雑になる上に術者自身の考えている通りの
位置状態にはなかなかならず、位置決め等に時間がかか
るという問題点があった。また後者の衛生保持用のカバ
ーを被せる方法では、その取付け,取替え作業等に多大
な手間と時間がかかるという問題点があった。
【0005】そこで、術者等、直接の操作者の言葉をマ
イクロフォンで受け信号線(コード)を介して音声認識
/制御指令伝達装置に送り、その言葉に対応する制御指
令に変換して装置各部の制御を行うようにすることが考
えられた。これによると、操作者は自身の手を使わず自
身の音声によって装置各部の制御が可能になり、特にI
VR手技における装置各部の位置決め制御等を簡単かつ
迅速に行えるという利点があるが、上記のようにコード
を必要とし、術者はこのコードを引き回しながら動かな
ければならない。このため、上記コードを短く設定した
場合には術者の行動範囲が大きく制約されることにな
り、逆に長く設定した場合にはその長いコードが術者の
動きに追随して床面上で引き回されることになるという
問題点が生じた。
【0006】本発明の目的は、術者等、直接の操作者
が、自身の手を使わず自身の音声による装置各部の制御
が可能で、第三者にスイッチ操作を代行させたり、事前
にスイッチ操作部に衛生保持用のカバーを被せる必要が
なくなり、装置各部の制御、特にIVR手技における装
置各部の位置決め制御等を簡単かつ迅速に行うことがで
き、また、術者の行動範囲が制約されたり、長いコード
が術者の動きに追随して床面上で引き回されることのな
いX線診断装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的は、操作手段か
らの各種指令に応じて装置各部を作動させる制御手段を
備えてなるX線診断装置において、音声を電気信号に変
換し無線信号として送信するコードレス音声入力装置
と、予め決められた複数種の制御手段制御用の言葉の音
声データを複数人数分、話者対応で登録しておく音声記
憶装置と、複数の話者に各別に設定された話者特定用の
データを受けることにより、その特定話者の前記音声記
憶装置に登録されている音声データとの比較待機状態と
なり、前記コードレス音声入力装置がその特定話者の言
葉を受け無線信号として送信した時にそれを受信機で受
信し、それが前記複数種の制御手段制御用の言葉のうち
どれに該当するかを判別し、その言葉に対応する制御指
令に変換して前記制御手段に与える特定話者音声認識/
制御指令伝達装置とを設けることにより達成される。
【0008】前記コードレス音声入力装置は、音声を電
気信号に変換し無線信号として送信する。音声記憶装置
は、予め決められた複数種の制御手段制御用の言葉の音
声データを複数人数分、話者対応で登録しておく。特定
話者音声認識/制御指令伝達装置は、複数の話者に各別
に設定された話者特定用のデータを受けることにより、
その特定話者の前記音声記憶装置に登録されている音声
データとの比較待機状態となる。そして、前記コードレ
ス音声入力装置がその特定話者の言葉を受け無線信号と
して送信した時にそれを受信機で受信し、それが前記複
数種の制御手段制御用の言葉のうちどれに該当するかを
判別し、その言葉に対応する制御指令に変換して前記制
御手段に与える。すなわち、特定話者音声認識/制御指
令伝達装置は特定話者の言葉に従って制御手段を作動さ
せる。
【0009】これにより、特定話者、例えばIVRの術
者は、音声記憶装置に制御手段制御用の自己の言葉を予
め登録しおくことにより、その後のIVR手技時、自ら
の手を使わず自身の音声のみでテーブルや支持機構、あ
るいはモニタ等を制御,操作することが可能になる。し
たがって、第三者にスイッチ操作を代行させたり、事前
にスイッチ操作部に衛生保持用のカバーを被せる必要が
なくなり、装置各部の制御、特にIVR手技における装
置各部の位置決め制御等を簡単かつ迅速に行えることに
なる。また、音声入力装置から特定話者音声認識/制御
指令伝達装置へはコードレスで信号が送られるので、術
者の行動範囲がコード長で制約されたり、長いコードが
術者の動きに追随して床面上で引き回されることがなく
なる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施例を説明する。図1は本発明によるX線診断装置の一
実施例を示す構成図で、ここでは図2と同様の循環器X
線検査システムに本発明を適用した場合を例示してい
る。この図1において、図2と同一符号は同一又は相当
部分を示す。9はX線診断装置各部を制御する制御装置
で、操作器3からの制御指令により、テーブル2や支持
機構35,38等のX線診断装置各部の移動機構を作動
させたり、X線絞りを開閉制御したり、テレビモニタ3
4の画像表示状態、例えば輝度等を制御するものであ
る。そのため制御装置9は、移動機構作動コントローラ
9a、画像表示コントローラ9b、X線絞りコントロー
ラ9c等を備えてなる。また、5は音声を電気信号に変
換し無線信号として送信するコードレス音声入力装置
で、マイクロフォン5a及び送信機5bを備え、操作者
(図示せず)の頭部に装着可能である。6は予め決めら
れた複数種の制御手段制御用の言葉を受けたときの前記
コードレス音声入力装置5からの無線信号による音声デ
ータを複数人数分、話者対応で登録しておく音声記憶装
置である。
【0011】7は特定話者音声認識/制御指令伝達装置
で、複数の話者に各別に設定された話者特定用のデータ
を受けることにより、その特定話者の前記音声記憶装置
6に登録されている音声データとの比較待機状態とな
る。そして、コードレス音声入力装置5がその特定話者
の言葉を受け無線信号として送信した時にそれ受信し、
それが前記複数種の制御手段制御用の言葉のうちどれに
該当するかを判別し、その言葉に対応する制御指令に変
換して制御装置9に与え、前記操作器3から制御指令を
受けたと同様に装置各部を作動させるものである。この
場合、コードレス音声入力装置5からの信号を受信した
時にそれが前記複数種の制御装置制御用の言葉のうちど
れに該当するかの判別は、現にコードレス音声入力装置
5に入力された言葉の受信音声データと音声記憶装置6
に既に登録されている音声データとの比較によって行わ
れる。また、判別された言葉が何の制御指令を意味する
かの判別は、前記複数種の制御装置制御用の言葉の各々
に対応する制御指令を予め決めておき、それを例えば対
応表(テーブル)として特定話者音声認識/制御指令伝
達装置7に保持させておくことによりなされる。なお図
示例では、特定話者音声認識/制御指令伝達装置7は特
定話者音声認識装置7a、制御指令伝達装置7b及び受
信機7cで構成されている。この場合、受信機7cはコ
ードレス音声入力装置5からの信号を受信し、制御指令
伝達装置7bは特定話者音声認識装置7aからの前記判
別結果信号を制御装置9で受け得る制御指令に変換し伝
達するもので、特定話者音声認識装置7aはそれ以外の
上述機能を備えてなる。また、特定話者音声認識装置7
aは例えばDSP(ディジタルシグナルプロセッサ)等
を用いて構成されている。12は音声合成装置、13は
スピーカで、音声記憶装置6に登録されている音声デー
タのモニタ発声等をさせるものである。
【0012】ここで、前記音声記憶装置6に複数人数分
の音声データを登録することとし、特定話者の認識対象
人数を複数人としたのは次の理由による。すなわち、通
常、病院等の医療施設において診断,治療等を行う者、
換言すればX線診断装置操作者は1人に限られることは
なく、また、無制限としたために診断,治療を行う者で
ない者の発した言葉により装置が動作することのないよ
うにするためであり、複数の限られた者(複数の特定話
者)のみ、自身の音声により装置を制御,操作可能とす
るためである。また、コードレス音声入力装置5は1個
でなく、複数個設けてもよい。図示例では2個のコード
レス音声入力装置5を備えた場合を示している。コード
レス音声入力装置5を複数個設ける場合は、各送信機5
b,5bの送信周波数を相違させ、前記受信機7cの受
信周波数を、使用するコードレス音声入力装置5の送信
周波数に選択切換可能にすることが望ましい。その場合
の受信周波数選択切換は、自動又は手動いずれの方式に
よるものであってもよいが、ここでは受信機7cに受信
周波数選択切換スイッチ(図示せず)を設け、そのスイ
ッチ操作により任意の受信周波数に設定可能、換言すれ
ば任意のコードレス音声入力装置5が使用可能に構成さ
れている。
【0013】次に上述本発明装置の動作について説明す
る。いま、装置を使用して診断,治療等を行う可能性の
ある複数の者(複数の特定話者:任意に決められるが、
ここではIVR術者を指す。)による、予め決められた
複数種の制御装置制御用の言葉がコードレス音声入力装
置5及び受信機7cを介し音声データとして話者対応で
音声記憶装置6に登録されているものとする。また操作
器3上には、複数の特定話者に各別に設定された話者特
定用のデータ(IDデータという。)を特定話者音声認
識/制御指令伝達装置7の特定話者音声認識装置7aに
与えるためのキーボードや磁気カード読取装置等のID
データ入力装置(図示せず)が設けられているものとす
る。
【0014】以下、複数の特定話者のうち、話者AがI
VR手技を行う術者として装置を使用するときの動作を
述べる。 (1)まず、受信機7cの受信周波数選択切換スイッチ
を、使用するコードレス音声入力装置5の送信機5bの
送信周波数側へ選択切換する。また、操作器3上にある
前記IDデータ入力装置に、これから装置を音声により
操作する者が話者Aであることを入力する。入力する方
法としては、例えば、IDデータ入力装置がキーボード
である場合にはそのキーボードから話者Aの名前やID
番号等を入力したり、IDデータ入力装置が磁気カード
読取装置である場合には話者Aの名前やID番号等を記
録してある磁気カードをその磁気カード読取装置で読み
取らせる等の方法が用いられる。 (2)話者Aであることが特定話者音声認識装置7aに
入力されると、音声記憶装置6から話者Aの既に登録し
てある音声データ(登録音声データ)が特定話者音声認
識装置7aにロードされ、特定話者音声認識装置7aは
ロードされた話者Aの登録音声データと現時点からコー
ドレス音声入力装置5及び特定話者音声認識/制御指令
伝達装置7の受信機7cを介して入力される音声データ
との比較待機状態となる。 (3)この待機状態で、術者(話者)Aは被検体1に対
してIVR手技を開始する。いま、術者Aが「CRA3
0度」なる言葉(音声)を発したとする。ここで、CR
Aとは投影する像が頭方向になるような撮影系(I.I.4
0とX線管39)、換言すれば支持機構38の位置をい
う。 (4)この音声は、コードレス音声入力装置5及び上記
受信機7cを介し音声データとして音声認識装置7aに
入力され、既にロードされいる術者Aの登録音声データ
群の中にある音声データと比較される。 (5)これにより、音声認識装置7aは「CRA」、
「30度」なる2つの言葉として認識する。 (6)そして、「CRA」なる言葉により移動機構作動
コントローラ9aへの支持機構38のCRA位置への移
動指令であると判別,認識する。 (7)また、「30度」なる言葉により30度の位置ま
で動かす、という指令目標値であると判別,認識する。 (8)この2つの判別結果は、制御指令伝達装置7bに
より2つの制御指令として制御装置9の機構動作コント
ローラ9aに伝達される。 (9)機構動作コントローラ9aは、CRAを実行する
ための支持機構38の駆動モータ(図示せず)を選択す
る。 (10)次に、動作角度が30度となるようにその駆動
モータを制御し、CRA30度の位置制御を完了する。 (11)また、術者Aが「モニタ輝度アップ」なる言葉
(音声)を発したとすると、音声認識装置7aは「モニ
タ」、「輝度」、「アップ」の3つの言葉として認識す
る。 (12)そして、「モニタ」なる言葉により画像表示コ
ントローラ9bへの指令であると判別,認識する。 (13)また、「輝度」によりブライトコントロール指
令であると判別,認識し、「アップ」により予め決めて
ある輝度アップ量を目標値とする指令であると判別,認
識する。 (14)この3つの判別結果は、制御指令伝達装置7b
により3つの制御指令として画像表示コントローラ9b
に伝達される。 (15)画像表示コントローラ9bはこの3つの制御指
令を受け、指令量に応じてテレビモニタ34の輝度を上
げる。 以上のように本発明装置によると、装置各部は術者Aの
言葉だけで制御される。これを術者A側からみれば、術
者Aは手を使わず、言葉だけで装置を任意に操作するこ
とができる。また、音声入力装置5から特定話者音声認
識/制御指令伝達装置7へはコードレスで信号が送られ
るので、術者の行動範囲がコード長で制約されたり、長
いコードが術者の動きに追随して床面上で引き回される
ことはない。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、術
者等、直接の操作者が、自身の手を使わず自身の音声に
よる装置各部の制御が可能で、第三者にスイッチ操作を
代行させたり、事前にスイッチ操作部に衛生保持用のカ
バーを被せる必要がなくなり、装置各部の制御、特にI
VR手技における装置各部の位置決め制御等を簡単かつ
迅速に行うことができ、また、術者の行動範囲が制約さ
れたり、長いコードが術者の動きに追随して床面上で引
き回されることがないという効果がある。
【0016】コードレス音声入力装置を、送信周波数を
相違させて複数個設け、特定話者音声認識/制御指令伝
達装置の受信機の受信周波数を、使用するコードレス音
声入力装置の送信周波数に選択切換可能としたことによ
れば、複数人のコードレス音声入力装置の順次使用や複
数個のコードレス音声入力装置の一人の操作者による順
次使用に対して、1台の特定話者音声認識装置で認識す
ることができるという効果がある。また、1個のコード
レス音声入力装置の紛失に容易に対処できるという効果
もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明装置の一実施例を示す構成図である。
【図2】従来装置の斜視図である。
【符号の説明】
1 被検体 2 テーブル 3 操作器(操作手段) 5 コードレス音声入力装置 5a マイクロフォン 5b 送信機 6 音声記憶装置 7 特定話者音声認識/制御指令伝達装置 7a 特定話者音声認識装置 7b 制御指令伝達装置 7c 受信機 9 制御装置(制御手段) 9a 移動機構作動コントローラ 9b 画像表示コントローラ 9c X線絞りコントローラ 14 フットスイッチ 34 テレビモニタ 35,38 支持機構 36,40 イメージインテンシファイア(I.I.) 37,39 X線管 45 シネカメラ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】操作手段からの各種指令に応じて装置各部
    を作動させる制御手段を備えてなるX線診断装置におい
    て、音声を電気信号に変換し無線信号として送信するコ
    ードレス音声入力装置と、予め決められた複数種の制御
    手段制御用の言葉の音声データを複数人数分、話者対応
    で登録しておく音声記憶装置と、複数の話者に各別に設
    定された話者特定用のデータを受けることにより、その
    特定話者の前記音声記憶装置に登録されている音声デー
    タとの比較待機状態となり、前記コードレス音声入力装
    置がその特定話者の言葉を受け無線信号として送信した
    時にそれを受信機で受信し、それが前記複数種の制御手
    段制御用の言葉のうちどれに該当するかを判別し、その
    言葉に対応する制御指令に変換して前記制御手段に与え
    る特定話者音声認識/制御指令伝達装置とを具備するこ
    とを特徴とするX線診断装置。
  2. 【請求項2】コードレス音声入力装置は送信周波数を相
    違させて複数個設けられ、特定話者音声認識/制御指令
    伝達装置の受信機はその受信周波数を、使用するコード
    レス音声入力装置の送信周波数に選択切換可能であるこ
    とを特徴とする請求項1に記載のX線診断装置。
JP8086000A 1996-03-15 1996-03-15 X線診断装置 Pending JPH09248297A (ja)

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JP8086000A JPH09248297A (ja) 1996-03-15 1996-03-15 X線診断装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008161706A (ja) * 2008-02-25 2008-07-17 Computer Motion Inc 汎用分散型手術室制御システム

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008161706A (ja) * 2008-02-25 2008-07-17 Computer Motion Inc 汎用分散型手術室制御システム

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