JPH09247753A - 携帯電話端末 - Google Patents
携帯電話端末Info
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- JPH09247753A JPH09247753A JP8050334A JP5033496A JPH09247753A JP H09247753 A JPH09247753 A JP H09247753A JP 8050334 A JP8050334 A JP 8050334A JP 5033496 A JP5033496 A JP 5033496A JP H09247753 A JPH09247753 A JP H09247753A
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- 238000011084 recovery Methods 0.000 abstract description 2
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- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
- Telephonic Communication Services (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 不正使用した相手先の電話番号を自動的に知
ることができ、不正使用者の推定など盗難にあった携帯
電話端末の回収に役立つ情報を得ることができる。 【解決手段】 携帯電話端末を公衆網で使用可能な公衆
モードヘ切り替える際には、暗証番号の入力を可能と
し、暗証番号が不一致あるいは入力されずに公衆モード
ヘの切替え操作を行なった場合において、暗証番号が一
致した場合と同様に公衆網への発信を可能とするが、発
信通話終了後、あらかじめ登録されている電話番号へ発
信するとともに、不正使用した相手先の電話番号を合成
音声にて通知する。
ることができ、不正使用者の推定など盗難にあった携帯
電話端末の回収に役立つ情報を得ることができる。 【解決手段】 携帯電話端末を公衆網で使用可能な公衆
モードヘ切り替える際には、暗証番号の入力を可能と
し、暗証番号が不一致あるいは入力されずに公衆モード
ヘの切替え操作を行なった場合において、暗証番号が一
致した場合と同様に公衆網への発信を可能とするが、発
信通話終了後、あらかじめ登録されている電話番号へ発
信するとともに、不正使用した相手先の電話番号を合成
音声にて通知する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、携帯電話端末に
関し、特に、家庭用あるいは事業所用コードレスシステ
ムと公衆網とで共用できるPHS電話機等の携帯電話端
末に関するものである。
関し、特に、家庭用あるいは事業所用コードレスシステ
ムと公衆網とで共用できるPHS電話機等の携帯電話端
末に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図5は、従来の技術による携帯電話端末
のブロック図である。図において、1は、家庭用あるい
は事業所用コードレスシステムと公衆網とで共用できる
携帯電話端末であり、2は携帯電話端末1の内部動作の
制御を行うための制御部である。制御部2は、CPUと
そのCPUのための動作プログラムが格納されているR
OMとから構成されている。3は携帯電話端末1内に設
けられ、所定のデータを記憶するための記憶部、4は記
憶部3内に設けられ、前回(最新に)発信した相手先電
話の電話番号が記憶されている再発信(リダイヤル)先
ダイヤル列メモリである。12は操作部である。操作部
12は、ダイヤルまたはプッシュボタン等から構成され
ており、それらを用いて操作者が入力した電話番号を電
気信号に変換するためのものである。10は通話動作の
ための通話回路部であり、7は、制御部2の制御によ
り、操作部12から出力された電気信号に基づいて、相
手先電話番号に発信動作を行うための発信信号を通話回
路10に出力するためのダイヤル発信部である。13
は、通話回路部10と電話回線(図示せず)とを接続す
るための回線部である。11は、音声を電気信号に変換
するとともに電気信号を音声に変換するための送受話部
である。
のブロック図である。図において、1は、家庭用あるい
は事業所用コードレスシステムと公衆網とで共用できる
携帯電話端末であり、2は携帯電話端末1の内部動作の
制御を行うための制御部である。制御部2は、CPUと
そのCPUのための動作プログラムが格納されているR
OMとから構成されている。3は携帯電話端末1内に設
けられ、所定のデータを記憶するための記憶部、4は記
憶部3内に設けられ、前回(最新に)発信した相手先電
話の電話番号が記憶されている再発信(リダイヤル)先
ダイヤル列メモリである。12は操作部である。操作部
12は、ダイヤルまたはプッシュボタン等から構成され
ており、それらを用いて操作者が入力した電話番号を電
気信号に変換するためのものである。10は通話動作の
ための通話回路部であり、7は、制御部2の制御によ
り、操作部12から出力された電気信号に基づいて、相
手先電話番号に発信動作を行うための発信信号を通話回
路10に出力するためのダイヤル発信部である。13
は、通話回路部10と電話回線(図示せず)とを接続す
るための回線部である。11は、音声を電気信号に変換
するとともに電気信号を音声に変換するための送受話部
である。
【0003】従来の家庭用あるいは事業所用コードレス
システムと公衆網とで共用できる携帯電話端末1は、図
5のように構成され、例えば携帯電話端末1の操作者が
発信を行なう際、公衆網を利用する場合には携帯電話端
末1を公衆モードとして使用し、また、家庭用コードレ
ス親機あるいは事業所用コードレスシステムの基地局を
通じて通話を行なう場合には携帯電話端末1をローカル
モードに切替えて、使用する周波数やソフトウェアの処
理を切替えて使用する。
システムと公衆網とで共用できる携帯電話端末1は、図
5のように構成され、例えば携帯電話端末1の操作者が
発信を行なう際、公衆網を利用する場合には携帯電話端
末1を公衆モードとして使用し、また、家庭用コードレ
ス親機あるいは事業所用コードレスシステムの基地局を
通じて通話を行なう場合には携帯電話端末1をローカル
モードに切替えて、使用する周波数やソフトウェアの処
理を切替えて使用する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の家庭用あるいは
事業所用コードレスシステムと公衆網で共用できる携帯
電話端末1において、携帯電話端末1が盗難や紛失に遭
い、不正使用された場合、不正使用されたかどうかの判
断を行うことができないという問題点があった。また、
不正使用者の特定など携帯電話端末1の回収に役立つ情
報を得る方法もないという問題点があった。
事業所用コードレスシステムと公衆網で共用できる携帯
電話端末1において、携帯電話端末1が盗難や紛失に遭
い、不正使用された場合、不正使用されたかどうかの判
断を行うことができないという問題点があった。また、
不正使用者の特定など携帯電話端末1の回収に役立つ情
報を得る方法もないという問題点があった。
【0005】この発明は、上記のような問題点を解決す
るためになされたものであり、公衆モードヘの切替えの
際に暗証番号を入力することを可能にし、暗証番号の比
較を行なうことによって、不正使用者か否かの判定を行
い、不正使用と判定した場合には、発信通話を禁止する
か、もしくは、発信通話終了後、あらかじめ登録されて
いる電話番号へ発信するとともに、不正使用した相手先
の電話番号(前回の発信先)を合成音声にて通知するこ
とにより、不正使用者を予測し、携帯電話端末の回収に
役立つ情報を得ることができるようにする、携帯電話端
末を得ることを目的としている。
るためになされたものであり、公衆モードヘの切替えの
際に暗証番号を入力することを可能にし、暗証番号の比
較を行なうことによって、不正使用者か否かの判定を行
い、不正使用と判定した場合には、発信通話を禁止する
か、もしくは、発信通話終了後、あらかじめ登録されて
いる電話番号へ発信するとともに、不正使用した相手先
の電話番号(前回の発信先)を合成音声にて通知するこ
とにより、不正使用者を予測し、携帯電話端末の回収に
役立つ情報を得ることができるようにする、携帯電話端
末を得ることを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明に係わる携帯電
話端末は、電話番号および暗証番号が入力される入力手
段と、ローカルモード及び公衆モードのいずれか一方に
おける着発信動作および通話動作を行うための通信回路
手段と、所定の暗証番号を予め格納している暗証番号メ
モリ手段と、公衆モードへ設定されたときに、入力手段
に入力される暗証番号と暗証番号メモリ手段内の所定の
暗証番号とが一致するか否かを判定するための暗証番号
判定手段と、公衆モードにおける発信要求があった場合
に、暗証番号判定手段による判定結果に基づいて、暗証
番号が一致しない場合に不正使用と判断して、不正使用
を防止するための処理を行うための不正使用処理手段と
を備えている。
話端末は、電話番号および暗証番号が入力される入力手
段と、ローカルモード及び公衆モードのいずれか一方に
おける着発信動作および通話動作を行うための通信回路
手段と、所定の暗証番号を予め格納している暗証番号メ
モリ手段と、公衆モードへ設定されたときに、入力手段
に入力される暗証番号と暗証番号メモリ手段内の所定の
暗証番号とが一致するか否かを判定するための暗証番号
判定手段と、公衆モードにおける発信要求があった場合
に、暗証番号判定手段による判定結果に基づいて、暗証
番号が一致しない場合に不正使用と判断して、不正使用
を防止するための処理を行うための不正使用処理手段と
を備えている。
【0007】一定周期毎にローカルモードであるか否か
をチェックして、公衆モードであった場合にはそれをロ
ーカルモードに戻すための切替手段をさらに備え、もっ
て、通常、ローカルモードに設定しておく。
をチェックして、公衆モードであった場合にはそれをロ
ーカルモードに戻すための切替手段をさらに備え、もっ
て、通常、ローカルモードに設定しておく。
【0008】不正使用処理手段が、最新に発信を行った
相手先の電話番号を記憶するためのリダイヤルメモリ部
と、不正使用された場合にその旨を連絡すべき連絡先の
電話番号を格納するための不正使用時連絡先メモリ部
と、暗証番号判定手段による判定結果により暗証番号が
一致しない場合に、発信通話の終了後に、不正使用時連
絡先メモリ部内の連絡先の電話番号に自動的に発信を行
うための自動連絡発信部と、自動連絡発信部による発信
の接続が確認されたときに、リダイヤルメモリ部内に記
憶されている電話番号を、通信回路手段を介して、連絡
先に知らせるためのメッセージ送出部とを備えている。
相手先の電話番号を記憶するためのリダイヤルメモリ部
と、不正使用された場合にその旨を連絡すべき連絡先の
電話番号を格納するための不正使用時連絡先メモリ部
と、暗証番号判定手段による判定結果により暗証番号が
一致しない場合に、発信通話の終了後に、不正使用時連
絡先メモリ部内の連絡先の電話番号に自動的に発信を行
うための自動連絡発信部と、自動連絡発信部による発信
の接続が確認されたときに、リダイヤルメモリ部内に記
憶されている電話番号を、通信回路手段を介して、連絡
先に知らせるためのメッセージ送出部とを備えている。
【0009】不正使用処理手段が、暗証番号判定手段に
よる判定において暗証番号が一致していない場合に、公
衆モードにおける上記発信要求があったときに、上記発
信要求による発信を禁止する禁止部を備えている。
よる判定において暗証番号が一致していない場合に、公
衆モードにおける上記発信要求があったときに、上記発
信要求による発信を禁止する禁止部を備えている。
【0010】不正使用処理手段が、暗証番号判定手段に
よる判定において暗証番号が一致していない場合に、公
衆モードにおける発信要求があったときに、アラーム音
を発声させるための警報部を備えている。
よる判定において暗証番号が一致していない場合に、公
衆モードにおける発信要求があったときに、アラーム音
を発声させるための警報部を備えている。
【0011】
実施の形態1.以下、この発明の一実施例を図について
説明する。図1は、本発明の一実施の形態における携帯
電話端末の構成を示したブロック図である。図1におい
て、40は、家庭用あるいは事業所用コードレスシステ
ムと公衆網とで共用できる携帯電話端末である。30は
携帯電話端末40内に設けられ、所定のデータを記憶す
るための記憶部である。記憶部30については後述す
る。8は、後述するような所定の音声メッセージが格納
されており、制御部2の制御により、必要に応じて、そ
の音声メッセージを出力するための音声メッセージ送出
回路部である。9は、再発信(リダイヤル)先ダイヤル
列メモリ部4内に記憶されている前回(最新)の発信先
電話番号を、合成音声に変換して出力するためのダイヤ
ル列/音声変換回路部である。16は、着信等を知らせ
るためのベルである。ベル16は、ダイヤル式電話で使
用されるベルで構成してもよく、また、トーンリンガ音
を発声するスピーカ等で構成するようにしてもよい。な
お、図5の従来例と同一の構成については、同一符号を
付して示し、ここではその説明は省略する。
説明する。図1は、本発明の一実施の形態における携帯
電話端末の構成を示したブロック図である。図1におい
て、40は、家庭用あるいは事業所用コードレスシステ
ムと公衆網とで共用できる携帯電話端末である。30は
携帯電話端末40内に設けられ、所定のデータを記憶す
るための記憶部である。記憶部30については後述す
る。8は、後述するような所定の音声メッセージが格納
されており、制御部2の制御により、必要に応じて、そ
の音声メッセージを出力するための音声メッセージ送出
回路部である。9は、再発信(リダイヤル)先ダイヤル
列メモリ部4内に記憶されている前回(最新)の発信先
電話番号を、合成音声に変換して出力するためのダイヤ
ル列/音声変換回路部である。16は、着信等を知らせ
るためのベルである。ベル16は、ダイヤル式電話で使
用されるベルで構成してもよく、また、トーンリンガ音
を発声するスピーカ等で構成するようにしてもよい。な
お、図5の従来例と同一の構成については、同一符号を
付して示し、ここではその説明は省略する。
【0012】記憶部30内には、図1及び図2に示すよ
うに、再発信先ダイヤル列メモリ部4と、不正使用時通
知先ダイヤル列メモリ部5と、公衆モード切替時暗証番
号メモリ部6とを備えている。再発信先ダイヤル列メモ
リ部4については、図5の従来例で説明したものと同じ
であるため、ここでは説明を省略する。不正使用時通知
先ダイヤル列メモリ部5は、盗難や紛失に遭って不正使
用される場合に備えて、万一不正使用された場合に不正
使用されたことを連絡するべき連絡先電話番号を予め登
録しておくためのものである。公衆モード切替時暗証番
号メモリ部6は、不正使用か否かを判定するための暗証
番号を記憶するためのものである。また、14は、記憶
部30内に設けられ、周期切替えフラグがオンかオフか
を記憶するための周期切替フラグ部である。周期切替え
フラグは、それがオンになっているときは、一定周期毎
にローカルモードへの切り替えが行われ、オフのときに
はその切り替えを行わないようにするものである。15
は、記憶部30内に設けられ、不正使用フラグがオンか
オフかを記憶するための不正使用フラグ部である。不正
使用フラグは、不正使用されていると判定したときにオ
ンするもので、例えば、公衆モードにおいて操作者によ
る発信要求を受信したときに、不正使用フラグがオンに
なっているときは(不正使用されている場合なので)、
後述する不正使用時の発信処理(図3のステップP1
7)を行い、逆に、オフになっているときは、通常の発
信処理を行うようにするものである。
うに、再発信先ダイヤル列メモリ部4と、不正使用時通
知先ダイヤル列メモリ部5と、公衆モード切替時暗証番
号メモリ部6とを備えている。再発信先ダイヤル列メモ
リ部4については、図5の従来例で説明したものと同じ
であるため、ここでは説明を省略する。不正使用時通知
先ダイヤル列メモリ部5は、盗難や紛失に遭って不正使
用される場合に備えて、万一不正使用された場合に不正
使用されたことを連絡するべき連絡先電話番号を予め登
録しておくためのものである。公衆モード切替時暗証番
号メモリ部6は、不正使用か否かを判定するための暗証
番号を記憶するためのものである。また、14は、記憶
部30内に設けられ、周期切替えフラグがオンかオフか
を記憶するための周期切替フラグ部である。周期切替え
フラグは、それがオンになっているときは、一定周期毎
にローカルモードへの切り替えが行われ、オフのときに
はその切り替えを行わないようにするものである。15
は、記憶部30内に設けられ、不正使用フラグがオンか
オフかを記憶するための不正使用フラグ部である。不正
使用フラグは、不正使用されていると判定したときにオ
ンするもので、例えば、公衆モードにおいて操作者によ
る発信要求を受信したときに、不正使用フラグがオンに
なっているときは(不正使用されている場合なので)、
後述する不正使用時の発信処理(図3のステップP1
7)を行い、逆に、オフになっているときは、通常の発
信処理を行うようにするものである。
【0013】動作について説明する。図3は、本発明の
携帯電話端末40の動作の流れを示した流れ図である。
携帯電話端末40は、携帯電話端末40の電源スイッチ
がオンされて使用が開始されると、まず、制御部2内に
設けられた周期タイマ(図示せず)のカウントをスター
トさせ(ステップP1)、それと同時に、不正使用フラ
グと周期切替フラグとを、ともに、オンにする(ステッ
プP2、ステップP3)。携帯電話端末40は、所定時
間経って周期タイマがタイムアウトすると(ステップP
4)、周期切替フラグ部14の周期切替えフラグをチェ
ックする(ステップP5)。周期切替えフラグがオンの
場合には、携帯電話端末40をローカルモードに切替え
(ステップP6)、ステップP4の動作に戻る。この動
作を、周期タイマのカウントに基づいて、所定の一定周
期毎に繰り返し行う。すなわち、周期切替えフラグがオ
ンの場合には、公衆モードにしておいても、所定の一定
周期が経過すると、自動的に、ローカルモードへ切り替
わってしまうため、操作者は、公衆網を利用して通話し
たい場合にはダイヤルする前に公衆モードへ切り替える
必要がある。これは(公衆網での)不正使用を防止する
ためであるが、不正使用防止動作の詳細については後述
する。なお、周期切替フラグ部14の周期切替えフラグ
をチェックした(ステップP5)ときに、周期切替えフ
ラグがオフされていた場合には、ローカルモードへの切
替えを行わずにそのままステップP4の動作に戻る。従
って、この場合は不正使用防止動作は行われない。この
ことからわかるように、周期切替フラグ部14は、一定
周期毎にローカルモードであるか否かをチェックして、
公衆モードであった場合にはそれをローカルモードに戻
して、通常ローカルモードに設定しておくようにする切
替手段を構成しており、この周期切替フラグ部14によ
る切替手段は、不正使用防止動作を行うか否かの切替手
段としても機能する。
携帯電話端末40の動作の流れを示した流れ図である。
携帯電話端末40は、携帯電話端末40の電源スイッチ
がオンされて使用が開始されると、まず、制御部2内に
設けられた周期タイマ(図示せず)のカウントをスター
トさせ(ステップP1)、それと同時に、不正使用フラ
グと周期切替フラグとを、ともに、オンにする(ステッ
プP2、ステップP3)。携帯電話端末40は、所定時
間経って周期タイマがタイムアウトすると(ステップP
4)、周期切替フラグ部14の周期切替えフラグをチェ
ックする(ステップP5)。周期切替えフラグがオンの
場合には、携帯電話端末40をローカルモードに切替え
(ステップP6)、ステップP4の動作に戻る。この動
作を、周期タイマのカウントに基づいて、所定の一定周
期毎に繰り返し行う。すなわち、周期切替えフラグがオ
ンの場合には、公衆モードにしておいても、所定の一定
周期が経過すると、自動的に、ローカルモードへ切り替
わってしまうため、操作者は、公衆網を利用して通話し
たい場合にはダイヤルする前に公衆モードへ切り替える
必要がある。これは(公衆網での)不正使用を防止する
ためであるが、不正使用防止動作の詳細については後述
する。なお、周期切替フラグ部14の周期切替えフラグ
をチェックした(ステップP5)ときに、周期切替えフ
ラグがオフされていた場合には、ローカルモードへの切
替えを行わずにそのままステップP4の動作に戻る。従
って、この場合は不正使用防止動作は行われない。この
ことからわかるように、周期切替フラグ部14は、一定
周期毎にローカルモードであるか否かをチェックして、
公衆モードであった場合にはそれをローカルモードに戻
して、通常ローカルモードに設定しておくようにする切
替手段を構成しており、この周期切替フラグ部14によ
る切替手段は、不正使用防止動作を行うか否かの切替手
段としても機能する。
【0014】携帯電話端末40は、携帯電話端末40の
操作者によるモード変更要求を受信すると(ステップP
7)、そのモード変更要求が公衆モードヘの切替え要求
か否かを判断し(ステップP8)、それがローカルモー
ドヘの切替え要求であった場合にはローカルモードヘ切
替える(ステップP12)。逆に、公衆モードヘの切替
え要求であった場合には、次に、暗証番号が入力された
かどうかを判断し、入力された場合には、その入力され
た暗証番号と公衆モード切替時暗証番号メモリ部6の内
容とを比較する(ステップP9)。ステップP9におい
て、暗証番号が不一致であるか、または、暗証番号が入
力されなかった場合には、不正使用と判断し、不正使用
フラグ部15の不正使用フラグをオンにした(ステップ
P11)後に、公衆モードヘ切替える(ステップP1
3)。逆に、暗証番号が一致した場合には、不正使用で
ないと判断し、不正使用フラグをオフにする(ステップ
P10)とともに、公衆モードヘ切替える(ステップP
13)。
操作者によるモード変更要求を受信すると(ステップP
7)、そのモード変更要求が公衆モードヘの切替え要求
か否かを判断し(ステップP8)、それがローカルモー
ドヘの切替え要求であった場合にはローカルモードヘ切
替える(ステップP12)。逆に、公衆モードヘの切替
え要求であった場合には、次に、暗証番号が入力された
かどうかを判断し、入力された場合には、その入力され
た暗証番号と公衆モード切替時暗証番号メモリ部6の内
容とを比較する(ステップP9)。ステップP9におい
て、暗証番号が不一致であるか、または、暗証番号が入
力されなかった場合には、不正使用と判断し、不正使用
フラグ部15の不正使用フラグをオンにした(ステップ
P11)後に、公衆モードヘ切替える(ステップP1
3)。逆に、暗証番号が一致した場合には、不正使用で
ないと判断し、不正使用フラグをオフにする(ステップ
P10)とともに、公衆モードヘ切替える(ステップP
13)。
【0015】携帯電話端末40は、携帯電話端末40の
操作者による発信要求を受信すると(ステップP1
4)、公衆モードか否かを判断し(ステップP15)、
ローカルモードの場合は、ローカルモードでの発信処理
を行なう(ステップP19)。公衆モードの場合は、不
正使用フラグがオンか否かを判断し(ステップP1
6)、不正使用フラグがオフの場合は、公衆モードでの
通常の発信処理を行なう(ステップP18)。不正使用
フラグがオンの場合は、図4に示した不正使用時の発信
処理を行なう(ステップP17)。
操作者による発信要求を受信すると(ステップP1
4)、公衆モードか否かを判断し(ステップP15)、
ローカルモードの場合は、ローカルモードでの発信処理
を行なう(ステップP19)。公衆モードの場合は、不
正使用フラグがオンか否かを判断し(ステップP1
6)、不正使用フラグがオフの場合は、公衆モードでの
通常の発信処理を行なう(ステップP18)。不正使用
フラグがオンの場合は、図4に示した不正使用時の発信
処理を行なう(ステップP17)。
【0016】不正使用時の発信処理について説明する。
携帯電話端末40は、図3のステップP14における携
帯電話端末40の操作者による発信要求に従って、まず
始めに、公衆モードでの発信処理を行なう(ステップP
101)。発信通話終了後、制御部2の制御により、不
正使用時通知先ダイヤル列メモリ部5内に格納されてい
る、携帯電話端末40が不正使用された旨を知らせるべ
き連絡先電話番号に対して、自動的に発信を行なう(ス
テップP102)。連絡先電話番号の相手の応答が確認
できたら(ステップP103)、不正使用された旨を表
わす音声メッセージを音声メッセージ送出回路部8から
出力する(ステップP104)。この音声メッセージ
は、例えば、「携帯電話端末が不正使用されました。不
正使用された相手先の電話番号を申し上げます。」とい
うようにすればよい。
携帯電話端末40は、図3のステップP14における携
帯電話端末40の操作者による発信要求に従って、まず
始めに、公衆モードでの発信処理を行なう(ステップP
101)。発信通話終了後、制御部2の制御により、不
正使用時通知先ダイヤル列メモリ部5内に格納されてい
る、携帯電話端末40が不正使用された旨を知らせるべ
き連絡先電話番号に対して、自動的に発信を行なう(ス
テップP102)。連絡先電話番号の相手の応答が確認
できたら(ステップP103)、不正使用された旨を表
わす音声メッセージを音声メッセージ送出回路部8から
出力する(ステップP104)。この音声メッセージ
は、例えば、「携帯電話端末が不正使用されました。不
正使用された相手先の電話番号を申し上げます。」とい
うようにすればよい。
【0017】携帯電話端末40は、その音声メッセージ
に続けて、再発信先ダイヤル列メモリ4内に格納されて
いる、不正使用において発信通話された相手先の電話番
号をダイヤル列/音声変換回路9により合成音声に変換
して出力するとともに(ステップP105)、一定時間
経過後に通話を切断する(ステップP106)。
に続けて、再発信先ダイヤル列メモリ4内に格納されて
いる、不正使用において発信通話された相手先の電話番
号をダイヤル列/音声変換回路9により合成音声に変換
して出力するとともに(ステップP105)、一定時間
経過後に通話を切断する(ステップP106)。
【0018】以上のように、本発明の携帯電話端末40
は、一定周期毎にローカルモードヘ切り替わるようにし
て、携帯電話端末を公衆モードに切替える際に、暗証番
号の入力を可能として、暗証番号が不一致あるいは暗証
番号が入力されずに公衆モードヘの切替え操作を行なっ
た場合には、不正使用と判定して、暗証番号が一致した
場合と同様に公衆網への発信を可能とするが、発信通話
終了後に、内部にあらかじめ登録されている連絡先電話
番号へ自動的に発信するとともに、不正使用した相手先
の電話番号(前回の発信先)を合成音声にて通知するよ
うにしたので、不正使用における相手先の電話番号を自
動的に知ることができ、それにより、不正使用者が予測
できるので、盗難または紛失に遭った携帯電話端末40
の回収に役立つ。
は、一定周期毎にローカルモードヘ切り替わるようにし
て、携帯電話端末を公衆モードに切替える際に、暗証番
号の入力を可能として、暗証番号が不一致あるいは暗証
番号が入力されずに公衆モードヘの切替え操作を行なっ
た場合には、不正使用と判定して、暗証番号が一致した
場合と同様に公衆網への発信を可能とするが、発信通話
終了後に、内部にあらかじめ登録されている連絡先電話
番号へ自動的に発信するとともに、不正使用した相手先
の電話番号(前回の発信先)を合成音声にて通知するよ
うにしたので、不正使用における相手先の電話番号を自
動的に知ることができ、それにより、不正使用者が予測
できるので、盗難または紛失に遭った携帯電話端末40
の回収に役立つ。
【0019】また、一定周期毎にローカルモードヘ切り
替わる動作を周期切替えフラグによりオン/オフするこ
とができるようにしたので、周期切替えフラグをオフし
ている間は一定周期が経過してもローカルモードに切り
替わらないため、事実上、不正使用防止動作を停止させ
たり再開させたりすることができる。従って、操作者の
都合に合わせて、不正使用防止動作を行うか否かを切り
替えるようにすればよい。なお、この周期切替えフラグ
のオン/オフの切り替え操作としては、例えば、切り替
えのための所定のコード(例えば、8899等なんでも
よい)を入力し、その次に、公衆モード切替時暗証番号
メモリ部6内に格納されている暗証番号と同じ番号が入
力されたときに、切り替えを行うようにすればよい。ま
た、逆に、暗証番号が入力された後に、続けて所定のコ
ードが入力された場合に切り替えを行うようにしてもよ
い。
替わる動作を周期切替えフラグによりオン/オフするこ
とができるようにしたので、周期切替えフラグをオフし
ている間は一定周期が経過してもローカルモードに切り
替わらないため、事実上、不正使用防止動作を停止させ
たり再開させたりすることができる。従って、操作者の
都合に合わせて、不正使用防止動作を行うか否かを切り
替えるようにすればよい。なお、この周期切替えフラグ
のオン/オフの切り替え操作としては、例えば、切り替
えのための所定のコード(例えば、8899等なんでも
よい)を入力し、その次に、公衆モード切替時暗証番号
メモリ部6内に格納されている暗証番号と同じ番号が入
力されたときに、切り替えを行うようにすればよい。ま
た、逆に、暗証番号が入力された後に、続けて所定のコ
ードが入力された場合に切り替えを行うようにしてもよ
い。
【0020】周期切替えフラグがオンされているとき
に、ローカルモードへ切り替えるこの一定周期の時間長
さは、製造過程において予め設定しておいてもよく、ま
た、数種類設けておいて操作者の選択により変えられる
ようにしておいてもよい。また、盗難または紛失に遭っ
て第三者がそれを拾い、不正使用する前に、ローカルモ
ードへ切り替えられていればよいので、一定周期の長さ
は、例えば、5分ないし、10分程度にしておけばよ
い。
に、ローカルモードへ切り替えるこの一定周期の時間長
さは、製造過程において予め設定しておいてもよく、ま
た、数種類設けておいて操作者の選択により変えられる
ようにしておいてもよい。また、盗難または紛失に遭っ
て第三者がそれを拾い、不正使用する前に、ローカルモ
ードへ切り替えられていればよいので、一定周期の長さ
は、例えば、5分ないし、10分程度にしておけばよ
い。
【0021】また、携帯電話端末40は、不正使用時通
知先ダイヤル列メモリ部5の内容及び公衆モード切替時
暗証番号メモリ部6の内容を携帯電話端末40の操作部
12の操作により任意に指定することが可能である。
尚、上記内容の指定は、公衆モード切替時暗証番号メモ
リ6内の暗証番号と同じ番号が入力された後に、続けて
入力された場合のみ動作可能になるようにすればよい。
知先ダイヤル列メモリ部5の内容及び公衆モード切替時
暗証番号メモリ部6の内容を携帯電話端末40の操作部
12の操作により任意に指定することが可能である。
尚、上記内容の指定は、公衆モード切替時暗証番号メモ
リ6内の暗証番号と同じ番号が入力された後に、続けて
入力された場合のみ動作可能になるようにすればよい。
【0022】なお、ここで、操作部12は電話番号およ
び暗証番号が入力される入力手段、ダイヤル発信部7、
通話回路部10、送受話部11、操作部12および回線
部13は、ローカルモード及び公衆モードのいずれか一
方における着発信動作および通話動作を行うための通信
回路手段を構成している。また、制御部2、制御部2内
の周期タイマおよび周期切替フラグ部14は、一定周期
毎にローカルモードか否かをチェックして、公衆モード
であった場合には、それをローカルモードに切り替える
ための切替手段を構成している。記憶部30の公衆モー
ド切替時暗証番号メモリ部6は、所定の暗証番号を予め
格納している暗証番号メモリ手段を構成しており、操作
部12、不正使用フラグ部15および制御部2は、公衆
モードへ設定されたときに、入力された暗証番号と暗証
番号メモリ手段内の暗証番号とが一致するか否かを判定
するための暗証番号判定手段を構成している。また、こ
の実施の形態においては、制御部2、再発信先ダイヤル
列メモリ部4、不正使用時通知先ダイヤル列メモリ部
5、公衆モード切替時暗証番号メモリ部6、音声メッセ
ージ送出回路部8、ダイヤル列/音声変換回路部9およ
び上述の通信回路手段とが、公衆モードにおける発信要
求があった場合に、暗証番号判定手段による判定結果に
基づいて、暗証番号が一致しない場合に不正使用と判断
して、不正使用を防止するための処理を行うための不正
使用処理手段を構成している。
び暗証番号が入力される入力手段、ダイヤル発信部7、
通話回路部10、送受話部11、操作部12および回線
部13は、ローカルモード及び公衆モードのいずれか一
方における着発信動作および通話動作を行うための通信
回路手段を構成している。また、制御部2、制御部2内
の周期タイマおよび周期切替フラグ部14は、一定周期
毎にローカルモードか否かをチェックして、公衆モード
であった場合には、それをローカルモードに切り替える
ための切替手段を構成している。記憶部30の公衆モー
ド切替時暗証番号メモリ部6は、所定の暗証番号を予め
格納している暗証番号メモリ手段を構成しており、操作
部12、不正使用フラグ部15および制御部2は、公衆
モードへ設定されたときに、入力された暗証番号と暗証
番号メモリ手段内の暗証番号とが一致するか否かを判定
するための暗証番号判定手段を構成している。また、こ
の実施の形態においては、制御部2、再発信先ダイヤル
列メモリ部4、不正使用時通知先ダイヤル列メモリ部
5、公衆モード切替時暗証番号メモリ部6、音声メッセ
ージ送出回路部8、ダイヤル列/音声変換回路部9およ
び上述の通信回路手段とが、公衆モードにおける発信要
求があった場合に、暗証番号判定手段による判定結果に
基づいて、暗証番号が一致しない場合に不正使用と判断
して、不正使用を防止するための処理を行うための不正
使用処理手段を構成している。
【0023】さらに詳細には、再発信先ダイヤル列メモ
リ部4が、最新に発信を行った相手先の電話番号を記憶
するためのリダイヤルメモリ部を構成しており、不正使
用時通知先ダイヤル列メモリ部5が、不正使用された場
合にその旨を連絡すべき連絡先の電話番号を格納するた
めの不正使用時連絡先メモリ部を構成している。制御部
2、不正使用時通知先ダイヤル列メモリ部5および上述
の通信回路手段が、暗証番号判定手段による判定結果
(不正使用フラグのオン/オフ)により暗証番号が一致
しない場合に、発信処理部による発信通話の終了後に、
不正使用時連絡先メモリ部内の連絡先の電話番号に自動
的に発信を行うための自動連絡発信部を構成している。
制御部2、音声メッセージ送出回路部8およびダイヤル
列/音声変換回路部9が、自動連絡発信部による発信の
接続が確認されたときに、リダイヤルメモリ部内に記憶
されている電話番号を、通信回路手段を介して、連絡先
に知らせるためのメッセージ送出部を構成している。
リ部4が、最新に発信を行った相手先の電話番号を記憶
するためのリダイヤルメモリ部を構成しており、不正使
用時通知先ダイヤル列メモリ部5が、不正使用された場
合にその旨を連絡すべき連絡先の電話番号を格納するた
めの不正使用時連絡先メモリ部を構成している。制御部
2、不正使用時通知先ダイヤル列メモリ部5および上述
の通信回路手段が、暗証番号判定手段による判定結果
(不正使用フラグのオン/オフ)により暗証番号が一致
しない場合に、発信処理部による発信通話の終了後に、
不正使用時連絡先メモリ部内の連絡先の電話番号に自動
的に発信を行うための自動連絡発信部を構成している。
制御部2、音声メッセージ送出回路部8およびダイヤル
列/音声変換回路部9が、自動連絡発信部による発信の
接続が確認されたときに、リダイヤルメモリ部内に記憶
されている電話番号を、通信回路手段を介して、連絡先
に知らせるためのメッセージ送出部を構成している。
【0024】実施の形態2.また、上記実施の形態1
は、携帯電話端末40の不正使用者が発信した相手先を
知らせる例について示したものであるが、この実施の形
態においては、図3のステップP16において不正使用
であると判定した場合には、図4の不正使用時の発信処
理を行う代わりに、その時点で、発信動作を禁止する、
または、アラーム音を出すようにする。さらに、発信動
作を禁止するとともにベル16によりアラーム音を出す
ようにしてもよい。これらにより、この実施の形態にお
いては、不正使用を行なわせないことが可能である。全
体の構成としては、図1の構成から、不正使用時通知先
ダイヤル列メモリ部5、音声メッセージ送出回路部8お
よびダイヤル列/音声変換回路部9を省略したものでよ
い。
は、携帯電話端末40の不正使用者が発信した相手先を
知らせる例について示したものであるが、この実施の形
態においては、図3のステップP16において不正使用
であると判定した場合には、図4の不正使用時の発信処
理を行う代わりに、その時点で、発信動作を禁止する、
または、アラーム音を出すようにする。さらに、発信動
作を禁止するとともにベル16によりアラーム音を出す
ようにしてもよい。これらにより、この実施の形態にお
いては、不正使用を行なわせないことが可能である。全
体の構成としては、図1の構成から、不正使用時通知先
ダイヤル列メモリ部5、音声メッセージ送出回路部8お
よびダイヤル列/音声変換回路部9を省略したものでよ
い。
【0025】なお、この実施の形態においては、制御部
2が、暗証番号判定手段による判定結果により、暗証番
号が一致しない場合に、操作者による公衆モードにおけ
る発信要求があったときに、その発信要求による発信を
禁止する禁止部を構成している。ベル16が、暗証番号
判定手段による判定結果により上記暗証番号が一致しな
い場合に、公衆モードにおける上記発信要求があったと
きに、アラーム音を発声させるための警報部を構成して
いる。上述の実施の形態1においても、図3のステップ
P16において、不正使用フラグがオンされていた場合
に、ベル16によりアラーム音を出すようにしてもよ
い。
2が、暗証番号判定手段による判定結果により、暗証番
号が一致しない場合に、操作者による公衆モードにおけ
る発信要求があったときに、その発信要求による発信を
禁止する禁止部を構成している。ベル16が、暗証番号
判定手段による判定結果により上記暗証番号が一致しな
い場合に、公衆モードにおける上記発信要求があったと
きに、アラーム音を発声させるための警報部を構成して
いる。上述の実施の形態1においても、図3のステップ
P16において、不正使用フラグがオンされていた場合
に、ベル16によりアラーム音を出すようにしてもよ
い。
【0026】以上のように、この実施の形態において
は、図3のステップP9において、暗証番号が一致しな
い、または、暗証番号が入力されない場合に、公衆モー
ドにおける発信要求(ステップP14)があったとき
に、発信要求による発信を禁止するようにしたので、盗
難または拾得した第三者は、暗証番号を知らないので、
不正使用による公衆網での発信を行うことができず、第
三者による不正使用を防止することができる。また、ア
ラーム音を発声させるようにすることにより、不正使用
をしようとした第三者は使用を躊躇するため、不正使用
を行うのをやめるように促すことができる。
は、図3のステップP9において、暗証番号が一致しな
い、または、暗証番号が入力されない場合に、公衆モー
ドにおける発信要求(ステップP14)があったとき
に、発信要求による発信を禁止するようにしたので、盗
難または拾得した第三者は、暗証番号を知らないので、
不正使用による公衆網での発信を行うことができず、第
三者による不正使用を防止することができる。また、ア
ラーム音を発声させるようにすることにより、不正使用
をしようとした第三者は使用を躊躇するため、不正使用
を行うのをやめるように促すことができる。
【0027】
【発明の効果】この発明に係わる携帯電話端末によれ
ば、電話番号および暗証番号が入力される入力手段と、
ローカルモード及び公衆モードのいずれか一方における
着発信動作および通話動作を行うための通信回路手段
と、所定の暗証番号を予め格納している暗証番号メモリ
手段と、公衆モードへ設定されたときに、入力手段に入
力される暗証番号と暗証番号メモリ手段内の所定の暗証
番号とが一致するか否かを判定するための暗証番号判定
手段と、公衆モードにおける発信要求があった場合に、
暗証番号判定手段による判定結果に基づいて、暗証番号
が一致しない場合に不正使用と判断して、不正使用を防
止するための処理を行うための不正使用処理手段とを備
えるようにしたので、携帯電話端末を公衆網で使用可能
な公衆モードヘ切り替える際に暗証番号不一致あるいは
暗証番号が入力されなかった場合に、不正使用を防止す
るための処理を行うようにしたので、盗難または拾得し
た第三者による不正使用を防止することができるという
効果を奏する。
ば、電話番号および暗証番号が入力される入力手段と、
ローカルモード及び公衆モードのいずれか一方における
着発信動作および通話動作を行うための通信回路手段
と、所定の暗証番号を予め格納している暗証番号メモリ
手段と、公衆モードへ設定されたときに、入力手段に入
力される暗証番号と暗証番号メモリ手段内の所定の暗証
番号とが一致するか否かを判定するための暗証番号判定
手段と、公衆モードにおける発信要求があった場合に、
暗証番号判定手段による判定結果に基づいて、暗証番号
が一致しない場合に不正使用と判断して、不正使用を防
止するための処理を行うための不正使用処理手段とを備
えるようにしたので、携帯電話端末を公衆網で使用可能
な公衆モードヘ切り替える際に暗証番号不一致あるいは
暗証番号が入力されなかった場合に、不正使用を防止す
るための処理を行うようにしたので、盗難または拾得し
た第三者による不正使用を防止することができるという
効果を奏する。
【0028】一定周期毎にローカルモードであるか否か
をチェックして、公衆モードであった場合にはそれをロ
ーカルモードに戻すための切替手段をさらに備え、もっ
て、通常ローカルモードに設定しておくようにしたの
で、盗難または拾得した第三者は公衆モードで不正使用
するためには、公衆モードに必ず切り替えなければなら
ず、その際に正しい暗証番号を入力することができない
第三者に対しては、不正使用を防止するための処理を行
うようにしたので、盗難または拾得した第三者による不
正使用を防止することができるという効果を奏するとと
もに、切替手段を切り替えることによって、このような
不正使用を防止するための処理を行うか否かを切り替え
ることができるという効果を奏する。
をチェックして、公衆モードであった場合にはそれをロ
ーカルモードに戻すための切替手段をさらに備え、もっ
て、通常ローカルモードに設定しておくようにしたの
で、盗難または拾得した第三者は公衆モードで不正使用
するためには、公衆モードに必ず切り替えなければなら
ず、その際に正しい暗証番号を入力することができない
第三者に対しては、不正使用を防止するための処理を行
うようにしたので、盗難または拾得した第三者による不
正使用を防止することができるという効果を奏するとと
もに、切替手段を切り替えることによって、このような
不正使用を防止するための処理を行うか否かを切り替え
ることができるという効果を奏する。
【0029】また、上記不正使用処理手段が、最新に発
信を行った相手先の電話番号を記憶するためのリダイヤ
ルメモリ部と、不正使用された場合にその旨を連絡すべ
き連絡先の電話番号を格納するための不正使用時連絡先
メモリ部と、暗証番号判定手段による判定結果により暗
証番号が一致しない場合に、発信通話の終了後に、不正
使用時連絡先メモリ部内の連絡先の電話番号に自動的に
発信を行うための自動連絡発信部と、自動連絡発信部に
よる発信の接続が確認されたときに、リダイヤルメモリ
部内に記憶されている電話番号を、通信回路手段を介し
て、連絡先に知らせるためのメッセージ送出部とを備え
るようにしたので、携帯電話端末を公衆網で使用可能な
公衆モードヘ切り替える際に暗証番号不一致あるいは暗
証番号が入力されなかった場合に、公衆網への発信は行
なえるが、発信通話終了後、携帯電話端末内部にあらか
じめ登録されている連絡先の電話番号へ自動的に発信す
るとともに、不正使用した相手先の電話番号(前回の発
信先)を合成音声にて通知することにより、不正使用者
が発信した相手先電話番号を知ることができ、その電話
番号から、不正使用者の推定をすることもできるという
効果を奏する。
信を行った相手先の電話番号を記憶するためのリダイヤ
ルメモリ部と、不正使用された場合にその旨を連絡すべ
き連絡先の電話番号を格納するための不正使用時連絡先
メモリ部と、暗証番号判定手段による判定結果により暗
証番号が一致しない場合に、発信通話の終了後に、不正
使用時連絡先メモリ部内の連絡先の電話番号に自動的に
発信を行うための自動連絡発信部と、自動連絡発信部に
よる発信の接続が確認されたときに、リダイヤルメモリ
部内に記憶されている電話番号を、通信回路手段を介し
て、連絡先に知らせるためのメッセージ送出部とを備え
るようにしたので、携帯電話端末を公衆網で使用可能な
公衆モードヘ切り替える際に暗証番号不一致あるいは暗
証番号が入力されなかった場合に、公衆網への発信は行
なえるが、発信通話終了後、携帯電話端末内部にあらか
じめ登録されている連絡先の電話番号へ自動的に発信す
るとともに、不正使用した相手先の電話番号(前回の発
信先)を合成音声にて通知することにより、不正使用者
が発信した相手先電話番号を知ることができ、その電話
番号から、不正使用者の推定をすることもできるという
効果を奏する。
【0030】また、上記不正使用処理手段が、暗証番号
判定手段による判定において暗証番号が一致していない
場合に、公衆モードにおける上記発信要求があったとき
に、発信要求による発信を禁止する禁止部を備えるよう
にしたので、盗難または拾得した第三者の不正使用によ
る公衆網での発信を防止することができるという効果を
奏する。
判定手段による判定において暗証番号が一致していない
場合に、公衆モードにおける上記発信要求があったとき
に、発信要求による発信を禁止する禁止部を備えるよう
にしたので、盗難または拾得した第三者の不正使用によ
る公衆網での発信を防止することができるという効果を
奏する。
【0031】また、不正使用処理手段が、暗証番号判定
手段による判定において暗証番号が一致していない場合
に、公衆モードにおける発信要求があったときに、アラ
ーム音を発声させるための警報部を備えるようにしたの
で、盗難または拾得した第三者が不正使用を行うのをや
めるように促すことができるという効果を奏する。
手段による判定において暗証番号が一致していない場合
に、公衆モードにおける発信要求があったときに、アラ
ーム音を発声させるための警報部を備えるようにしたの
で、盗難または拾得した第三者が不正使用を行うのをや
めるように促すことができるという効果を奏する。
【図1】 この発明の一実施の形態による携帯電話端末
の構成を示したブロック図である。
の構成を示したブロック図である。
【図2】 図1の実施の形態における記憶部の構成を示
したブロック図である。
したブロック図である。
【図3】 図1の実施の形態における携帯電話端末の動
作を示した流れ図である。
作を示した流れ図である。
【図4】 図1の実施の形態における不正使用時の発信
処理の動作を示した流れ図である。
処理の動作を示した流れ図である。
【図5】 従来の携帯電話端末のブロック図である。
1,40 携帯電話端末、2 制御部、3,30 記憶
部、4 再発信先ダイヤル列メモリ部、5 不正使用時
通知先ダイヤル列メモリ部、6 公衆モード切替時暗証
番号メモリ部、7 ダイヤル発信部、8 音声メッセー
ジ送出回路部、9 ダイヤル列/音声変換回路部、14
周期切替フラグ部、15 不正使用フラグ部。
部、4 再発信先ダイヤル列メモリ部、5 不正使用時
通知先ダイヤル列メモリ部、6 公衆モード切替時暗証
番号メモリ部、7 ダイヤル発信部、8 音声メッセー
ジ送出回路部、9 ダイヤル列/音声変換回路部、14
周期切替フラグ部、15 不正使用フラグ部。
Claims (5)
- 【請求項1】 電話番号および暗証番号が入力される入
力手段と、 ローカルモード及び公衆モードのいずれか一方における
着発信動作および通話動作を行うための通信回路手段
と、 所定の暗証番号を予め格納している暗証番号メモリ手段
と、 公衆モードへ設定されたときに、上記入力手段に入力さ
れる暗証番号と上記暗証番号メモリ手段内の所定の暗証
番号とが一致するか否かを判定するための暗証番号判定
手段と、 公衆モードにおける発信要求があった場合に、上記暗証
番号判定手段による判定結果に基づいて、上記暗証番号
が一致しない場合に不正使用と判断して、不正使用を防
止するための処理を行うための不正使用処理手段とを備
えたことを特徴とする携帯電話端末。 - 【請求項2】 一定周期毎にローカルモードであるか否
かをチェックして、公衆モードであった場合にはそれを
ローカルモードに戻すための切替手段をさらに備え、 もって、通常、ローカルモードに設定しておくことを特
徴とする請求項1記載の携帯電話端末。 - 【請求項3】 上記不正使用処理手段が、 最新に発信を行った相手先の電話番号を記憶するための
リダイヤルメモリ部と、 不正使用された場合にその旨を連絡すべき連絡先の電話
番号を格納するための不正使用時連絡先メモリ部と、 上記暗証番号判定手段による判定結果により上記暗証番
号が一致しない場合に、発信通話の終了後に、上記不正
使用時連絡先メモリ部内の連絡先の電話番号に自動的に
発信を行うための自動連絡発信部と、 上記自動連絡発信部による発信の接続が確認されたとき
に、上記リダイヤルメモリ部内に記憶されている電話番
号を、上記通信回路手段を介して、上記連絡先に知らせ
るためのメッセージ送出部とを備えたことを特徴とする
請求項1または2記載の携帯電話端末。 - 【請求項4】 上記不正使用処理手段が、 上記暗証番号判定手段による判定において上記暗証番号
が一致していない場合に、公衆モードにおける上記発信
要求があったときに、上記発信要求による発信を禁止す
る禁止部を備えたことを特徴とする請求項1または2記
載の携帯電話端末。 - 【請求項5】 上記不正使用処理手段が、 上記暗証番号判定手段による判定において上記暗証番号
が一致していない場合に、公衆モードにおける上記発信
要求があったときに、アラーム音を発声させるための警
報部を備えたことを特徴とする請求項1ないし4のいず
れかに記載の携帯電話端末。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8050334A JPH09247753A (ja) | 1996-03-07 | 1996-03-07 | 携帯電話端末 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8050334A JPH09247753A (ja) | 1996-03-07 | 1996-03-07 | 携帯電話端末 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09247753A true JPH09247753A (ja) | 1997-09-19 |
Family
ID=12856027
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8050334A Pending JPH09247753A (ja) | 1996-03-07 | 1996-03-07 | 携帯電話端末 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09247753A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2000055745A1 (fr) * | 1999-03-16 | 2000-09-21 | Fujitsu Limited | Processeur d'informations, procede de controle d'un processeur d'informations et support d'enregistrement |
JP2002288425A (ja) * | 2001-03-27 | 2002-10-04 | Oki Electric Ind Co Ltd | 携帯電話機利用における送信データ保護方法及びその送信データ保護システム |
KR20030060710A (ko) * | 2002-01-11 | 2003-07-16 | 주식회사 팬택앤큐리텔 | 무선통신 단말기에서 비밀번호 오입력에 따른 화상 신호자동 전송 방법 |
JP2005080266A (ja) * | 2003-09-04 | 2005-03-24 | Seikai Ko | モバイル端末装置の許可のない使用を報知する方法、モバイル端末装置、コンピュータプログラム及び記録媒体 |
WO2007083469A1 (ja) * | 2006-01-20 | 2007-07-26 | Nec Corporation | 不正使用通知機能つき端末装置及びその方法ならびにプログラム |
JP2009123227A (ja) * | 2008-12-19 | 2009-06-04 | Fujitsu Ltd | 情報処理装置、情報処理装置制御方法及び記憶媒体 |
-
1996
- 1996-03-07 JP JP8050334A patent/JPH09247753A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2000055745A1 (fr) * | 1999-03-16 | 2000-09-21 | Fujitsu Limited | Processeur d'informations, procede de controle d'un processeur d'informations et support d'enregistrement |
JP2002288425A (ja) * | 2001-03-27 | 2002-10-04 | Oki Electric Ind Co Ltd | 携帯電話機利用における送信データ保護方法及びその送信データ保護システム |
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JP2009123227A (ja) * | 2008-12-19 | 2009-06-04 | Fujitsu Ltd | 情報処理装置、情報処理装置制御方法及び記憶媒体 |
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