JPH092475A - 長尺物保管用ボックス体の使用方法 - Google Patents

長尺物保管用ボックス体の使用方法

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JPH092475A
JPH092475A JP15281395A JP15281395A JPH092475A JP H092475 A JPH092475 A JP H092475A JP 15281395 A JP15281395 A JP 15281395A JP 15281395 A JP15281395 A JP 15281395A JP H092475 A JPH092475 A JP H092475A
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JP
Japan
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box body
fork
forklift
landing
floorboard
Prior art date
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Pending
Application number
JP15281395A
Other languages
English (en)
Inventor
Gokichi Hatouchi
悟吉 波戸内
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Daifuku Co Ltd
Original Assignee
Daifuku Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH092475A publication Critical patent/JPH092475A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65GTRANSPORT OR STORAGE DEVICES, e.g. CONVEYORS FOR LOADING OR TIPPING, SHOP CONVEYOR SYSTEMS OR PNEUMATIC TUBE CONVEYORS
    • B65G1/00Storing articles, individually or in orderly arrangement, in warehouses or magazines
    • B65G1/02Storage devices
    • B65G1/04Storage devices mechanical
    • B65G1/0442Storage devices mechanical for elongated articles

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Pallets (AREA)
  • Warehouses Or Storage Devices (AREA)
  • Forklifts And Lifting Vehicles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 横倒姿勢で段積みでき、起立姿勢は安定化で
き、起立横倒は常に安定して容易な操作で行え、段積み
を整然と安定して行える長尺物保管用ボックス体の使用
方法を提供する。 【構成】 側部規制部15の上端に着地部18を上方から嵌
合させることで、ボックス体1を上下複数段に段積みし
得る。フォークリフト92によるボックス体1の運搬走行
は、横向きでかつ長さ方向の中間部をフォーク93により
支持することで、安定して行える。ボックス体1を、底
板部2を介して据え付けることにより、ボックス体1の
起立姿勢を強固にかつ安定化し得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、たとえばアルミニウム
材、鋼材、線材、木材、各種の管などの長尺物を縦向き
に収納してピッキング作業部に保管するのに利用される
長尺物保管用ボックス体の使用方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の長尺物保管用ボックス体
としては、たとえば特公表2−504136号に見られる貯蔵
装置が提供されている。この従来構成において貯蔵装置
は、起立時に床板となる端板の前端に起立時用の脚部材
が設けられるとともに、後端には起立時と横倒時とに兼
用される脚部材が設けられ、そして端板から立設された
枠体の上部に横倒時用の脚部材が設けられるとともに、
側部ステイや側部ロッドが設けられている。
【0003】この貯蔵装置は、脚部材を介して横倒(水
平位置)させることで、長い物体の積み込みおよび積み
降ろしを行え、また脚部材を介して起立(垂直位置)さ
せることで、小さい占有面積で貯蔵を行える。そして貯
蔵装置の起立横倒を行わせるフォークリフト状の操作装
置には、横倒した貯蔵装置の枠体の下方や、起立した貯
蔵装置の端板の下方に突入自在なフォークが設けられ、
このフォークに、端板に連結自在な操作フレームが起立
横倒自在に設けられている。そして端板に連結された操
作フレームをピストンシリンダユニットにより起立横倒
させることで、貯蔵装置の起立横倒を行っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記した従来
構成によると、横倒させた貯蔵装置を段積みすることが
できず、したがって敷地内でのストックや、トラックに
よる運搬などは効率よく行えない。また起立させた貯蔵
装置は不安定であり、他物の衝突、接触や地震などによ
り横倒し易い。そして起立横倒は、起立姿勢のときに下
部となる端板に対して操作フレームを連結して行うこと
から、すなわち長尺物体の長さ方向の一端側に連結して
行うことから安定性が悪く、また起立横倒を行う度に、
端板に対して操作フレームの連結や連結解除を行わなけ
ればならず、操作が面倒である。
【0005】本発明の目的とするところは、横倒姿勢で
段積みし得るとともに起立姿勢は安定化し得、そして起
立横倒は常に安定してかつ容易な操作で行え、さらに段
積みを整然と安定して行える長尺物保管用ボックス体の
使用方法を提供する点にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成すべく本
第1発明の長尺物保管用ボックス体の使用方法は、縦向
き時において、着地される床板部と、この床板部の後部
から立設された背板部と、床板部の上方かつ背板部の前
方に形成された収納空間の両側に位置された側部規制部
と、背板部に設けられた左右方向のフォーク作用部、な
らびに着地部とにより形成され、背板部を下位とした横
向き時において、側部規制部と着地部との上下方向での
当接により段積み自在に構成された長尺物保管用のボッ
クス体を使用し、その収納空間に長尺物を収納したボッ
クス体を、着地部を介して横置きし、次いでフォークリ
フトのフォークをフォーク作用部に作用して、フォーク
リフトによりボックス体を運搬し、その運搬経路中でボ
ックス体を縦向きに向き変更し、そして縦向きのボック
ス体をピッキング作業部に運搬したのち、床板部を介し
て据え付けている。
【0007】また本第2発明の長尺物保管用ボックス体
の使用方法は、縦向き時において、着地される床板部
と、この床板部の後部から立設された背板部と、床板部
の上方かつ背板部の前方に形成された収納空間の両側に
位置された側部規制部と、床板部の下部に設けられた前
後方向の第1フォーク作用部と、背板部に設けられた左
右方向の第2フォーク作用部、ならびに着地部とにより
形成され、背板部を下位とした横向き時において、側部
規制部と着地部との上下方向での当接により段積み自在
に構成された長尺物保管用のボックス体を使用し、その
収納空間に長尺物を収納したボックス体を、着地部を介
して運搬車両の荷台に横積みして、この運搬車両により
運搬し、次いでフォークリフトのフォークを第2フォー
ク作用部に作用して、フォークリフトによりボックス体
を運搬車両から卸して運搬したのち、向き変更装置に横
向きで渡し、そして向き変更装置によりボックス体を縦
向きに向き変更し、次いで、下部に位置した第1フォー
ク作用部にフォークを作用して、フォークリフトにより
ボックス体を縦向きでピッキング作業部に運搬したの
ち、床板部を介して据え付けている。
【0008】そして本第3発明の長尺物保管用ボックス
体の使用方法は、縦向き時において、着地される床板部
と、この床板部の後部から立設された背板部と、床板部
の上方かつ背板部の前方に形成された収納空間の両側に
位置された側部規制部と、床板部の下部に設けられた前
後方向の第1フォーク作用部と、前記背板部に設けられ
た左右方向の第2フォーク作用部、ならびに着地部とに
より形成された長尺物保管用のボックス体を使用し、そ
の収納空間に長尺物を収納したボックス体を、段積み用
パレットに着地部を介して横積みするとともに、この段
積み用パレットを介して段積みし、次いでフォークリフ
トのフォークを第2フォーク作用部に作用して、フォー
クリフトによりボックス体を段積み用パレットから卸し
て運搬したのち、向き変更装置に横向きで渡し、そして
向き変更装置によりボックス体を縦向きに向き変更し、
次いで、下部に位置した第1フォーク作用部にフォーク
を作用して、フォークリフトによりボックス体を縦向き
でピッキング作業部に運搬したのち、床板部を介して据
え付けている。
【0009】さらに本第4発明は、上記した第1〜第3
発明のいずれかに記載の長尺物保管用ボックス体の使用
方法において、ピッキング作業部は床側に据え付け装置
を有し、この据え付け装置により床板部を介して据え付
けている。
【0010】しかも本第5発明は、上記した第1〜第4
発明のいずれかに記載の長尺物保管用ボックス体の使用
方法において、ピッキング作業部は一定経路上で移動自
在な可動体を有するとともに、この可動体は据え付け装
置を有し、この据え付け装置を介して床板部を可動体上
に据え付けている。
【0011】また本第6発明は、上記した第2または第
3発明に記載の長尺物保管用ボックス体の使用方法にお
いて、ピッキング作業部は建屋内に形成され、この建屋
の出入口付近に配設した向き変更装置によりボックス体
の向きを変更している。
【0012】そして本第7発明は、上記した第2、第
3、第5発明のいずれかに記載の長尺物保管用ボックス
体の使用方法において、作動部に対する制御をフォーク
リフトからの遠隔操作により行っている。
【0013】
【作用】上記した本第1発明の構成によると、側部規制
部の上端に着地部を上方から当接させることで、ボック
ス体を上下複数段に段積みし得る。そしてフォークリフ
トによるボックス体の運搬走行は、横向きでかつ長さ方
向の中間部をフォークにより支持することで、安定して
行える。さらにボックス体を、床板部を介して据え付け
ることにより、ボックス体の起立姿勢を強固にかつ安定
化し得る。
【0014】また本第2発明の構成によると、フォーク
リフトからのボックス体を横向きで受け取った向き変更
装置を作動させることで、このボックス体の縦向きへの
向き変更は、常に安定してかつ操作を容易にして行え
る。
【0015】そして本第3発明の構成によると、ボック
ス体を横積みした段積み用パレットを、希望する段数に
段積みし得、以てボックス体の段積みは、段積み用パレ
ットを介して整然と安定して行える。
【0016】さらに本第4発明の構成によると、ピッキ
ング作業部における縦向きボックス体に据え付けは、据
え付け装置を介して常に安定して行える。しかも本第5
発明の構成によると、可動体への据え付けにより、ピッ
キング作業部に移動棚形式や回転棚形式で配設し得る。
【0017】また本第6発明の構成によると、建屋の出
入口付近においてボックス体の向き変更を行うことで、
作業を効率よく行えるとともに、スペースに対する設置
効率を向上し得る。
【0018】そして本第7発明の構成によると、フォー
クリフトに搭乗したまま、向き変更装置や、移動棚、回
転棚を作動させ得る。
【0019】
【実施例】以下に本発明の第一実施例を図1〜図20に基
づいて説明する。図1〜図5において、長尺物保管用の
ボックス体1は、縦向き時において着地される床板部2
が、下面開放で矩形平枠体3と、この矩形平枠体3の両
側下面に一体化された前後方向のガイド体4と、これら
ガイド体4の外側に一体化されて側外方へ突出される被
係止体7などにより構成される。ここでガイド体4はチ
ャンネル状であって、前後方向で二分割されるととも
に、開放部を上位として矩形平枠体3の前後端に固定さ
れている。さらにガイド体4群の内部には受け板5が固
定され、この受け板5の前部は、前端側ほど上位の傾斜
部5Aに形成されている。
【0020】このようにして左右に振り分けられたガイ
ド体4は、その内部空間などにより前後方向の第1フォ
ーク作用部6が形成され、その際に所定のフォーク作用
幅Wとなる。またガイド体4群は矩形平枠体3に対して
傾斜して取り付けられ、これにより、床板部2による縦
向き支持面(上面)2aに対する第1フォーク作用部6
の作用方向6Aは、前方ほど離間するように所定角度Θ
で傾斜される。
【0021】前記被係止体7はアングル状であって、そ
の一辺を介してガイド体4の外面側に一体化され、また
他辺は下位から外側に伸びて被係止に利用される。その
際に、他片の下面は、ガイド体4の傾斜した下面に沿っ
ており、したがって縦向き時において前記所定角度Θの
傾斜は維持されるとともに、これら下面によって着地面
が形成される。前記矩形平枠体3の前面でかつ幅方向の
中間には、アングル材からなる凸条体8が設けられ、ま
た矩形平枠体3の後面でかつ幅方向の中間には、凸条体
8と互いに係合自在なアングル材からなる凹溝体9が設
けられる。
【0022】前記床板部2の後部から立設される背板部
10は、矩形平枠体3からブラケット11などを介して立設
された左右一対の縦部材12と、両縦部材12の上端前面間
や複数の中間前面間の連結を行う横部材13などにより形
成され、これら部材12,13は断面矩形体から構成され
る。これにより、背板部10における横部材13群の前方で
かつ床板部2における矩形平枠体3の上方に収納空間14
が形成される。前記背板部10は、矩形平枠体3に対して
は直角状であるが、前述した所定角度Θの存在によっ
て、床板部2と背板部10は、その着地面と背面とを見た
とき、90度以上の相対角度Θ1 で一体化されたことにな
る。
【0023】両縦部材12の上部と下部からは、それぞ
れ、収納空間14の両側に位置される側部規制部15,16が
前方へと連設されている。すなわち上部の側部規制部15
は断面矩形であって、両縦部材12の上部に取り付けた矩
形筒ブラケット17に基部が差し込まれて固定されてい
る。また下部の側部規制部16はL形に曲げられたもの
で、その基部がブラケット11の外面に固定されるととも
に、遊部は、矩形平枠体3の外面に固定されている。
【0024】前記矩形筒ブラケット17は縦部材12の後方
へ突出され、その突出端にはカップ状の着地部18が設け
られている。また矩形平枠体3も縦部材12の後方へ突出
され、その突出端により着地部19が形成されている。そ
して前記側部規制部15の前端と着地部18とは、背板部10
を下位としたボックス体1の横向き時において上下方向
で互いに嵌合して当接され、また前述したように凸条体
8と凹溝体9とが互いに係合されることで、横向きのボ
ックス体1は段積み自在に構成される。
【0025】前記背板部10における両縦部材12の後面
で、それぞれ上下の二箇所にはC字形部材20が固定さ
れ、以て両C字形部材20の内部により左右方向の第2フ
ォーク作用部21が形成される。ここで第2フォーク作用
部21は、収納空間14に長尺物Mを収納した載荷横向き時
の荷重中心21Cに対応して配設される。そして第2フォ
ーク作用部21のフォーク作用幅は、第1フォーク作用部
6の所定のフォーク作用幅Wと同一状に設定されてい
る。
【0026】また第2フォーク作用部21と床板部2との
間には第3フォーク作用部22が形成され、その際に、第
3フォーク作用部22の荷重中心、すなわち長尺物Mを除
去した空横向き時の荷重中心22Cは、縦部材12の外面に
塗装マーク23などを付けることによって表示される。な
お二箇所に設けられるC字形部材20は、上下に長いもの
を採用することで、一箇所に設けた兼用形式にし得る。
【0027】縦向き時において上部となる側部規制部15
間に、一方の側部規制部15に遊動自在に取り付けられか
つ他方の側部規制部15に係脱自在なロックバー30が設け
られ、このロックバー30を係脱操作する操作具40が床板
部2に向けて延設されている。すなわち図6、図7に示
すように側部規制部15には、それぞれ角筒体31が長さ方
向に摺動自在に外嵌されるとともに、その摺動位置の固
定を行わせる締めボルト32が設けられ、以て側部規制部
15に対するロックバー30の取り付け位置と係脱位置と
が、前後方向で位置調整自在に構成されている。
【0028】一方の側部規制部15に外嵌された角筒体31
には、ブラケット33を介して半割リング34が取り付けら
れ、この半割リング34にパイプ体からなるロックバー30
の一端が遊動自在に係止されている。そして他方の側部
規制部15に外嵌された角筒体31の下面には、前方かつ上
方が開放されたフック体35が設けられ、このフック体35
に対して前記ロックバー30の他端側が、その開放部を通
して係脱自在に構成される。なおフック体35の開放部上
位には受け止め部材36が設けられている。
【0029】前記ロックバー30の他端側を前記フック体
35に対して係脱操作する操作具40の本体は、パイプ状の
操作杆41により形成される。そして操作杆41の上端に
は、一対のU字形部材42,43を介して、逆L字状の係合
具44における縦杆部44Aの下端が遊動自在に連結されて
いる。この係合具44の縦杆部44Aに対して前記ロックバ
ー30の他端が外嵌され、そしてロックバー30の他端は、
縦杆部44Aの上部との間に配設されたばね45によって、
縦杆部44Aと一体の受け座46に対して弾性的に押し付け
られて、係合具44の上位の横杆部44Bに対して離間付勢
されている。前記係合具44の横杆部44Bは一方側に向
き、そしてフック体35に対して係脱自在に構成される。
【0030】ロックバー30の他端側を前記フック体35に
対して係合させた状態において、操作杆41が自由方向に
振れるのを防止するために、この操作杆41の下端が前面
や上面から挿入自在な受けブラケット47が、他方の縦部
材12の外面に取り付けられ、そして抜け止め用の係止ボ
ルト48が設けられている。以上の2〜48によって長尺物
保管用のボックス体1が構成される。
【0031】図14において、建屋70内にはピッキング作
業部75が形成され、そして建屋70への出入口71の付近、
すなわち出入口71の内側付近や外側付近などの単数また
は複数箇所には、ボックス体1の向きを変更させるため
の向き変更装置50が配設されている。
【0032】すなわち図8〜図10において、向き変更装
置50の機枠51は、ベース体52と、このベース体52上に立
設された支持体53とにより構成される。そして支持体53
の上端には、減速機付きの回転モータ(作動装置)54が
横向きに設けられ、この回転モータ54の出力軸(横方向
軸)55にその基端が取り付けられたアーム体56の遊端に
受け台57が一体化され、以て受け台57は機枠51側に起立
横倒自在に支持されている。
【0033】前記受け台57は、床板部2を介して縦向き
ボックス体1の支持を行う縦向き受け部58と、着地部1
8,19を介して横向きボックス体1の支持を行う横向き
受け部59とをL字状に配置して形成されている。そして
横向き受け部59の一側面を介してアーム体56の遊端に一
体化されている。
【0034】前記横向き受け部59の両側部で長さ方向の
両端部には、受け面から突出した板状のずれ防止体60が
設けられ、また縦向き受け部58の受け面の最奥部には、
縦向きボックス体1の相対角度Θ1 による隙間を埋める
ための受け材61が設けられている。そして縦向き受け部
58と横向き受け部59との間には補強バー(省略してもよ
い。)62が設けられる。63は油圧ユニット、64は制御
部、65は操作スイッチを示す。
【0035】図14、図15には、ピッキング作業部75が示
されている。このピッキング作業部75には、多数のボッ
クス体1が縦向きで据え付けられ、ここで据え付け面は
床面76により形成される。そして床面76側とボックス体
1との間には据え付け装置80が設けられ、この据え付け
装置80により、床板部2を介して据え付けるべく構成さ
れている。
【0036】前記据え付け装置80は図11〜図13に示すよ
うに、たとえばボックス体1の床板部2に設けられた被
係止体7と、床面76側に設けられた左右一対の係止体81
などにより構成される。ここで係止体81は、断面Z字状
の条材からなり、その一辺を介して床面76側に当接され
るとともに、床側からの埋設ボルト体82とナット体83を
介して固定されている。そして他辺は相対向側に向き、
以て他辺と床面76との間に、相対向側ならびに前後で開
放された係止空間84が形成されている。
【0037】したがってボックス体1は、その両被係止
体7を両係止空間84に対して前後方向から挿入させるこ
とで、すなわち両被係止体7を両係止体81に対して前後
方向から係合(差し込み)させることで、ピッキング作
業部75の所定箇所に据え付け得る。その際に被係止体7
の後端には、後方開放部を閉塞させる状態でストッパー
体85が一体に設けられ、以てストッパー体85に被係止体
7を当接させることで、係合(差し込み)方向での位置
決めがなされる。
【0038】そして、前記被係止体7の上面7aと係止
体81の下面81aとの間に挿抜自在な隙間埋め体86が設け
られる。これら隙間埋め体86は四角パイプ体からなり、
その前端間がアングル材からなる連結杆87により一体化
されるとともに、この連結杆87の前面で幅方向の中央部
には、把手状の挿抜操作部88が設けられている。
【0039】次に、上記した第一実施例の作用を説明す
る。すなわち図16に示すように、たとえば長尺物出荷部
(製造所など)において、その収納空間14に長尺物Mが
収納されたボックス体1は、着地部18,19を介して運搬
車両(トラックなど)90の荷台91に横積みされる。ここ
で長尺物Mは、たとえば鋼材や線材などであって、その
長さ方向を背板部10の長さ方向(縦向き時の高さ方向)
として背板部10の横向き支持面10a上に多数本が手積み
により載置され、そして一端が床板部2の縦向き支持面
2aに当接されている。
【0040】このときロックバー30の部分においては、
まず横積みされた長尺物Mの量に応じて、側部規制部15
に対して両角筒体31が移動され、その移動位置が締めボ
ルト32により固定される。そしてロックバー30は、図6
や図7の実線に示すように、その遊端がフック体35に係
止され、また係合具44の横杆部44Bは、受け止め部材36
の内側での係合状態において、角筒体31の下面に当接さ
れるとともに、ばね45の弾性力によりロックバー30とは
互いに離間方向に付勢されて、それぞれの係合が維持さ
れている。さらに操作杆41の下端は受けブラケット47に
挿入されるとともに、係止ボルト48により係止されてい
る。
【0041】前述したボックス体1の荷台91への横積み
は、側部規制部15の上端に着地部18を上方から嵌合して
当接させるとともに、凸条体8に凹溝体9を上方から嵌
合して当接させることで、上下二段(複数段)に段積み
して行われているが、これは段積みせず、一段に横積み
してもよい。このようにして荷台91に横積みされたボッ
クス体1は、この運搬車両90により建屋(倉庫など長尺
物入荷部)70の近くにまで運搬される。
【0042】次いで荷台91上のボックス体1は、図17に
示すように、フォークリフト92のフォーク93を第2フォ
ーク作用部21に作用させることで、このフォークリフト
92により運搬車両90から卸される。そしてボックス体1
は、フォークリフト92の走行により横向きで運搬され、
その際に、横向きのボックス体1の長さ方向の中間部で
かつ載荷横向き時の荷重中心21Cに対応する第2フォー
ク作用部21がフォーク93により支持されることで、その
走行は安定して行われる。
【0043】このような運搬を行ったのちにボックス体
1は、出入口71の近辺に設けられた向き変更装置50に横
向きで渡される。すなわち図8に示すように、向き変更
装置50の受け台57は、その横向き受け部59を水平状に位
置させており、この横向き受け部59上に、フォークリフ
ト92により横向きで運搬されてきたボックス体1が、図
8の仮想線に示すように、その着地部18,19を介して横
向きで載置される。このときボックス体1の背板部10の
両側方にはずれ防止体60が位置され、また後部のガイド
体4が受け材61に対向される。
【0044】そしてフォークリフト92を後進走行(フォ
ーク93の抜出動)させたのち、回転モータ54の作動によ
り受け台57を起立させ、図18に示すように、この受け台
57とともにボックス体1を起立させる。この起立は背板
部10が垂直状になるように行われ、以てボックス体1
は、縦向きに向き変更されて、被係止体7やガイド体4
の下面からなる着地面を介して縦向き受け部58に載置さ
れ、支持される。その際に、後部のガイド体4が受け材
61に受け止められて、所定角度Θによる隙間が埋められ
た状態になり、以てボックス体1の向き変更は、常に安
定してかつ操作を容易にして行える。
【0045】前記回転モータ54による受け台57の起立横
倒は、地上側の操作スイッチ65を手動操作することで、
制御される。なお図17の仮想線に示すようにフォークリ
フト92側に遠隔操作装置(リモートコントロール)98を
設け、そして図8の仮想線に示すように制御部64側に受
信装置99を設けたときには、作動部である回転モータ54
などに対する制御は、フォークリフト92に搭乗している
作業者の遠隔操作により行える。
【0046】前述したボックス体1の向き変更、すなわ
ち受け台57による縦向きボックス体1の支持は、縦向き
支持受け部58を少し傾斜させることで、図8の仮想線に
示すように、第1フォーク作用部6の作用方向6Aを水
平状として行われる。次いで、フォークリフト92を走行
制御(前進走行や旋回走行など)して、ボックス体1の
前面に対向させたのち、そのフォーク93を、下部に位置
した第1フォーク作用部6に前面側から挿入作用させ
る。
【0047】このとき第1フォーク作用部6の作用方向
6Aが水平状であることから、フォーク93の挿入は容易
に確実に行われる。また第1フォーク作用部6は第2フ
ォーク作用部21と同様なフォーク作用幅Wであることか
ら、同じフォークリフト92のフォーク93を作用させ得
る。そしてフォークリフト92によりボックス体1を縦向
きで持ち上げたのち、図19に示すように、このフォーク
リフト92の走行により、ボックス体1を縦向きでピッキ
ング作業部75に運搬させる。
【0048】このとき、床板部2による縦向き支持面2
aに対する第1フォーク作用部6の作用方向6Aを、前
方側ほど離間するよう傾斜させていることから、フォー
ク93の作用により水平状の第1フォーク作用部6に対し
て、縦向き支持面2aは前端上位として傾斜されるとと
もに、それに応じて横向き支持面10aも傾斜されること
になる。したがって、長尺物Mを横向き支持面10aにも
たれかけさせた状態で、縦向きのボックス体1を安定し
て運搬し得る。
【0049】前記ピッキング作業部75においては、据え
付けを行おうとする空所にまでボックス体1が運搬さ
れ、そして図11に示すように、目的とする空所の据え付
け装置80は、隙間埋め体86が抜出されている。この状態
でフォーク93を下降動させて被係止体7を床面76の近く
に位置させたのち、ボックス体1を据え付け装置80の前
方に位置させ、そしてフォークリフト92を前進させる。
【0050】これにより両被係止体7が、それぞれの係
止空間84に対して前方から挿入され、そして被係止体7
をストッパー体85に当接させることで、係合(差し込
み)方向での位置決めがなされる。そしてフォーク93を
下降動させることで、図11に示すように、縦向きのボッ
クス体1を、被係止体7やガイド体4の下面からなる着
地面を介して着地させる。次いで、挿抜操作部88を介し
て両隙間埋め体86を、被係止体7の上面7aと係止体81
の下面81aとの間に挿入させ、以て図12、図13に示すよ
うに、両面7a,81a間の隙間を埋めて、ガタ付きのな
い強固な据え付けが行える。これにより、ボックス体1
の起立姿勢は強固にかつ安定化され、他物の衝突、接触
や地震などにより横倒し難くなる。
【0051】また着地面を介しての着地、固定は、相対
角度Θ1 の存在により背板部10の横向き支持面10aを傾
斜させて行え、この横向き支持面10aに長尺物Mをもた
れかけさせた状態にし得る。さらに、長尺物Mの上部
は、側部規制部15とロックバー30とにより囲まれている
ことから、不測な倒れを防止し得る。これらのことによ
り長尺物Mは、他物の衝突、接触や地震などにより横倒
し難くなる。
【0052】このような据え付け状態において、ボック
ス体1内の長尺物20は、たとえばオーダピッキングによ
り単数本または複数本がピッキングされるが、このオー
ダピッキングを行う前に、前述したロックバー30が外さ
れる。すなわち作業員は、まず係止ボルト48の離脱操作
により、操作杆41の下部を受けブラケット47から外すと
ともに把持する。そして、まず操作杆41を引き下げる
と、この操作杆41と一体状の係合具44がばね45に抗して
下降し、その横杆部44Bは図6、図7の仮想線イに示す
ように、受け止め部材36に対して下方に外れる。
【0053】次いで操作杆41を回転させることで、ロッ
クバー30に対して縦杆部44Aが回転されることになっ
て、その横杆部44Bは図6、図7の仮想線ロに示すよう
に、フック体35に対して側外方に外れる。これにより操
作杆41を少し上げてロックバー30をフック体35の開放部
に対向させたのち、横移動させることでロックバー30を
フック体35から外し得る。したがって長尺物20のオーダ
ピッキングは、ロックバー30に邪魔されることなく行え
る。なおオーダピッキング後に逆操作を行うことで、ロ
ックバー30をフック体35に係合し得る。
【0054】上述のようなピッキング作業によって空に
なったボックス体1は、上述とは逆の操作によって、据
え付け装置80から外されたのち、フォークリフト92や運
搬車両90などを介して長尺物出荷部に戻される。なお空
のボックス体1に対してフォークリフト92は、空横向き
時の荷重中心22Cの第3フォーク作用部22にフォーク93
が作用され、以て安定したフォーク運搬が行われる。ま
た空のボックス体1の運搬車両90による運搬や、適所へ
のストレージは、図20に示すように、背板部10の横向き
支持面10aにC字形部材20や着地部19を載置させること
で、組み入れた(ネスティングした)状態で行える。
【0055】次に、本発明の第二実施例を図21において
説明する。すなわち、その収納空間14に長尺物Mが収納
されたボックス体1は、段積み用パレット100 に着地部
18,19を介して横積みされている。ここで段積み用パレ
ット100 は、長方形平枠状の底部材101 と、この底部材
101 の四隅に立設された縦部材102 と、これら縦部材10
2 の下端に設けられかつ下段に位置された段積み用パレ
ット100 における縦部材102 の上端に上方から嵌合自在
な着地部材103 などにより構成されている。
【0056】そしてボックス体1は、着地部18,19を介
して段積み用パレット100 の底部材101 上に横積みさ
れ、さらにボックス体1が横積みされた段積み用パレッ
ト100は、着地部材103 を縦部材102 の上端に上方から
嵌合させることで、希望する段数に段積みされている。
これによりボックス体1の段積みは、段積み用パレット
100 を介して整然と安定して行える。
【0057】この段積みは、前述した図16に示すよう
に、運搬車両90により出入口71の付近にまで運搬されて
きたボックス体1を、フォークリフト92により卸して段
積み用パレット100 に横積みさせたのち、この段積み用
パレット100 をフォークリフト92により積上げることで
行われる。
【0058】または、出入口71の近くで製造などされた
長尺物Mをボックス体1に収納させ、そしてボックス体
1をフォークリフト92により卸して段積み用パレット10
0 に横積みさせたのち、この段積み用パレット100 をフ
ォークリフト92により積上げることで行われる。さらに
は、長尺物入荷部の近くで製造などされた長尺物Mを、
段積み用パレット100 に組み込まれてなるボックス体1
に収納し、そして段積み用パレット100 を、フォークリ
フト92やクレーンなどにより積上げることで行われる。
【0059】このように段積み用パレット100 を介して
段積みされているボックス体1は、フォークリフト92の
フォーク93を第2フォーク作用部21に作用させること
で、このフォークリフト92により段積み用パレット100
から卸されて、前述した図17に示すように運搬され、図
8に示すように向き変更装置50に横向きで渡される。そ
の後は、前述した第一の使用例と同様に取り扱われる。
なおボックス体1を卸すことで空になった段積み用パレ
ット100 は、フォークリフト92やクレーンなどにより段
積みが解除され、そして製造部などに返却される。
【0060】図22は、本発明の第三実施例を示す。すな
わちピッキング作業部75は、直線状の一定経路110 上で
往復移動自在な複数の可動体111 を有するとともに、こ
れら可動体111 の上面111 aを据え付け面として、複数
の据え付け装置80が配設されている。そしてボックス体
1の床板部2は、この据え付け装置80を介して可動体11
1 上に据え付けられている。この第三実施例によると、
ピッキング作業部75においては、全体を移動棚112 の形
式にし得、その移動制御により形成された通路113 を利
用して、ボックス体1の据え付けや据え付け解除を行え
るとともに、目的とするボックス体1からのオーダピッ
キングを行える。
【0061】図23は本発明の第四実施例を示す。すなわ
ちピッキング作業部75は、無端状の一定経路115 上で移
動自在な多数の可動体116 を有するとともに、これら可
動体116 の上面116 aを据え付け面として、据え付け装
置80が配設されている。そしてボックス体1の床板部2
は、この据え付け装置80を介して可動体116 上に据え付
けられている。この第四実施例によると、ピッキング作
業部75においては全体を回転棚117 の形式にし得、以て
一定経路115 上で可動体116 群を移動させて、目的とす
る可動体116 を作業部118 に対向停止させることで、こ
の可動体116 に対してボックス体1の据え付けや据え付
け解除を行えるとともに、可動体116 上のボックス体1
からのオーダピッキングを行える。
【0062】上記の各実施例においては、フォークリフ
ト92により横向きで運搬されてきたボックス体1を、向
き変更装置50に一旦渡して縦向きに向き変更させ、そし
て再びフォークリフト92により受け取ってピッキング作
業部75に運搬しているが、本発明では、フォークリフト
92によるボックス体1の運搬中で、このボックス体1を
縦向きに向き変更させてもよい。
【0063】すなわち本発明の第五実施例を説明する図
24のように、フォークリフト92は、本体の前部に前後軸
心の回りで回動自在な回動体94が設けられ、この回動体
94の前面にフォーク93が設けられている。したがってボ
ックス体1を、フォークリフト92により横向きで支持し
てピッキング作業部75へと運搬させる際に、その走行
中、または適所に一旦停止して、回動体94とともにフォ
ーク93を回転させることで、横向きで支持していたボッ
クス体1を縦向きに姿勢変更し得、以てボックス体1を
縦向きでピッキング作業部75に運搬し得る。これにより
向き変更装置50を省略し得る。
【0064】図25は本発明の第六実施例を説明してい
る。すなわち建屋70の出入口71の付近には、仮置き場12
0 や向き変更装置50が設けられ、フォークリフト92によ
り運搬車両90から卸したボックス体1は、直接に向き変
更装置50に渡され、あるいは一旦、仮置き場120 で仮置
きされる。図26は本発明の第七実施例を説明している。
すなわちフォークリフト92の一つの動きを示すもので、
運搬車両90のボックス体1を向き変更装置50に運搬し
(A)、フォークリフト92は運搬車両90へ戻り(B)、
運搬車両90のボックス体1を仮置き場120 に運搬し
(C)、フォークリフト92は運搬車両90へ戻る(D)。
その間に向き変更装置50の作動が終了していたとき、フ
ォークリフト92は仮置き場120 から向き変更装置50へ走
行し(E)、ボックス体1をピッキング作業部75へ運搬
し(F)、フォークリフト92は仮置き場120 に戻り
(G)、仮置き場120 のボックス体1を向き変更装置50
に運搬し(H)する。
【0065】このようなフォークリフト92の動作は、主
として向き変更装置50の作動状況に応じて調整され、そ
の際に向き変更装置50などに対する制御は、フォークリ
フト92に搭乗している作業者の遠隔操作により行い、以
てフォークリフト92を効率よく作動させて、全体の作業
能率を向上し得る。
【0066】
【発明の効果】上記構成の本第1発明によると、側部規
制部の上端に着地部を上方から嵌合させることで、ボッ
クス体を上下複数段に段積みでき、したがって敷地内で
のストックや、運搬車両による運搬などを効率よく行う
ことができる。そしてフォークリフトによるボックス体
の運搬走行は、横向きでかつ長さ方向の中間部をフォー
クにより支持することで、常に安定して行うことができ
る。さらにボックス体を床側に固定することにより、ボ
ックス体の起立姿勢を強固にかつ安定化でき、他物の衝
突、接触や地震などにより横倒し難くできるとともに、
オーダピッキング作業を、安全に能率よく行うことがで
きる。
【0067】また上記構成の本第2発明によると、フォ
ークリフトからのボックス体を横向きで受け取った向き
変更装置を作動させることで、このボックス体の縦向き
への向き変更を、常に安定してかつ操作を容易にして行
うことができる。
【0068】そして上記構成の本第3発明によると、ボ
ックス体を横積みした段積み用パレットを、希望する段
数に段積みでき、以てボックス体の段積みを、段積み用
パレットを介して整然と安定して行うことができる。
【0069】さらに上記構成の本第4発明によると、ピ
ッキング作業部における縦向きボックス体に据え付け
は、据え付け装置を介して常に安定して強固に行うこと
ができる。
【0070】しかも上記構成の本第5発明によると、可
動体への据え付けにより、ピッキング作業部に移動棚形
式や回転棚形式で配設できる。また上記構成の本第6発
明によると、建屋の出入口付近においてボックス体の向
き変更を行うことで、作業を効率よく行うことができる
とともに、スペースに対する設置効率を向上できる。
【0071】そして上記構成の本第7発明によると、フ
ォークリフトに搭乗したまま、向き変更装置や、移動
棚、回転棚を作動でき、全体の作業を能率よく行うこと
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施例を示し、長尺物保管用ボッ
クス体の斜視図である。
【図2】同長尺物保管用ボックス体の縦断側面図であ
る。
【図3】同長尺物保管用ボックス体の正面図である。
【図4】同長尺物保管用ボックス体の平面図である。
【図5】同長尺物保管用ボックス体の底面図である。
【図6】同長尺物保管用ボックス体のロックバー部分の
一部切り欠き正面図である。
【図7】同長尺物保管用ボックス体のロックバー部分の
一部切り欠き側面図である。
【図8】同向き変更装置の側面図である。
【図9】同向き変更装置の正面図である。
【図10】同向き変更装置の平面図である。
【図11】同据え付け装置部分の斜視図である。
【図12】同据え付け装置部分の正面図である。
【図13】同据え付け装置部分の平面図である。
【図14】同ピッキング作業部の概略平面図である。
【図15】同ピッキング作業部の斜視図である。
【図16】同長尺物保管用ボックス体の運搬車両による
運搬時の側面図である。
【図17】同長尺物保管用ボックス体のフォークリフト
による横向き運搬時の斜視図である。
【図18】同長尺物保管用ボックス体の向き変更装置に
よる向き変更時の斜視図である。
【図19】同長尺物保管用ボックス体のフォークリフト
による縦向き運搬時の斜視図である。
【図20】同長尺物保管用ボックス体のネスティング時
の側面図である。
【図21】本発明の第二実施例を示し、長尺物保管用ボ
ックス体の段積み時の側面図である。
【図22】本発明の第三実施例を示し、ピッキング作業
部の概略平面図である。
【図23】本発明の第四実施例を示し、ピッキング作業
部の概略平面図である。
【図24】本発明の第五実施例を示し、フォークリフト
による横向き運搬時の斜視図である。
【図25】本発明の第六実施例を示し、ピッキング作業
部の概略平面図である。
【図26】本発明の第七実施例を示し、ピッキング作業
部の概略平面図である。
【符号の説明】
1 ボックス体 2 床板部 2a 縦向き支持面 6 第1フォーク作用部 6A 作用方向 7 被係止体 8 凸条体 9 凹溝体 10 背板部 10a 横向き支持面 14 収納空間 15 側部規制部 16 側部規制部 18 着地部 19 着地部 21 第2フォーク作用部 21C 荷重中心 22 第3フォーク作用部 22C 荷重中心 30 ロックバー 40 操作具 50 向き変更装置 54 回転モータ(作動装置) 57 受け台 70 建屋 71 出入口 75 ピッキング作業部 76 床面(据え付け面) 80 据え付け装置 81 係止体 86 隙間埋め体 90 運搬車両 91 荷台 92 フォークリフト 93 フォーク 100 段積み用パレット 110 一定経路 111 可動体 112 移動棚 115 一定経路 116 可動体 117 回転棚 120 仮置き場 W フォーク作用幅 M 長尺物

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 縦向き時において、着地される床板部
    と、この床板部の後部から立設された背板部と、床板部
    の上方かつ背板部の前方に形成された収納空間の両側に
    位置された側部規制部と、背板部に設けられた左右方向
    のフォーク作用部、ならびに着地部とにより形成され、
    背板部を下位とした横向き時において、側部規制部と着
    地部との上下方向での当接により段積み自在に構成され
    た長尺物保管用のボックス体を使用し、その収納空間に
    長尺物を収納したボックス体を、着地部を介して横置き
    し、次いでフォークリフトのフォークをフォーク作用部
    に作用して、フォークリフトによりボックス体を運搬
    し、その運搬経路中でボックス体を縦向きに向き変更
    し、そして縦向きのボックス体をピッキング作業部に運
    搬したのち、床板部を介して据え付けたことを特徴とす
    る長尺物保管用ボックス体の使用方法。
  2. 【請求項2】 縦向き時において、着地される床板部
    と、この床板部の後部から立設された背板部と、床板部
    の上方かつ背板部の前方に形成された収納空間の両側に
    位置された側部規制部と、床板部の下部に設けられた前
    後方向の第1フォーク作用部と、背板部に設けられた左
    右方向の第2フォーク作用部、ならびに着地部とにより
    形成され、背板部を下位とした横向き時において、側部
    規制部と着地部との上下方向での当接により段積み自在
    に構成された長尺物保管用のボックス体を使用し、その
    収納空間に長尺物を収納したボックス体を、着地部を介
    して運搬車両の荷台に横積みして、この運搬車両により
    運搬し、次いでフォークリフトのフォークを第2フォー
    ク作用部に作用して、フォークリフトによりボックス体
    を運搬車両から卸して運搬したのち、向き変更装置に横
    向きで渡し、そして向き変更装置によりボックス体を縦
    向きに向き変更し、次いで、下部に位置した第1フォー
    ク作用部にフォークを作用して、フォークリフトにより
    ボックス体を縦向きでピッキング作業部に運搬したの
    ち、床板部を介して据え付けたことを特徴とする長尺物
    保管用ボックス体の使用方法。
  3. 【請求項3】 縦向き時において、着地される床板部
    と、この床板部の後部から立設された背板部と、床板部
    の上方かつ背板部の前方に形成された収納空間の両側に
    位置された側部規制部と、床板部の下部に設けられた前
    後方向の第1フォーク作用部と、前記背板部に設けられ
    た左右方向の第2フォーク作用部、ならびに着地部とに
    より形成された長尺物保管用のボックス体を使用し、そ
    の収納空間に長尺物を収納したボックス体を、段積み用
    パレットに着地部を介して横積みするとともに、この段
    積み用パレットを介して段積みし、次いでフォークリフ
    トのフォークを第2フォーク作用部に作用して、フォー
    クリフトによりボックス体を段積み用パレットから卸し
    て運搬したのち、向き変更装置に横向きで渡し、そして
    向き変更装置によりボックス体を縦向きに向き変更し、
    次いで、下部に位置した第1フォーク作用部にフォーク
    を作用して、フォークリフトによりボックス体を縦向き
    でピッキング作業部に運搬したのち、床板部を介して据
    え付けたことを特徴とする長尺物保管用ボックス体の使
    用方法。
  4. 【請求項4】 ピッキング作業部は床側に据え付け装置
    を有し、この据え付け装置により床板部を介して据え付
    けることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の
    長尺物保管用ボックス体の使用方法。
  5. 【請求項5】 ピッキング作業部は一定経路上で移動自
    在な可動体を有するとともに、この可動体は据え付け装
    置を有し、この据え付け装置を介して床板部を可動体上
    に据え付けることを特徴とする請求項1〜3のいずれか
    に記載の長尺物保管用ボックス体の使用方法。
  6. 【請求項6】 ピッキング作業部は建屋内に形成され、
    この建屋の出入口付近に配設した向き変更装置によりボ
    ックス体の向きを変更することを特徴とする請求項2ま
    たは3記載の長尺物保管用ボックス体の使用方法。
  7. 【請求項7】 作動部に対する制御をフォークリフトか
    らの遠隔操作により行うことを特徴とする請求項2、
    3、5のいずれかに記載の長尺物保管用ボックス体の使
    用方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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IT202100031052A1 (it) * 2021-12-10 2023-06-10 Metal Art Di Franco E Mauro Tranquilli S R L Impianto automatizzato di magazzinaggio di oggetti di forma allungata alimentabili a, da, un utilizzatore.

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