JPH09247589A - マルチ画像拡大装置 - Google Patents
マルチ画像拡大装置Info
- Publication number
- JPH09247589A JPH09247589A JP8202796A JP8202796A JPH09247589A JP H09247589 A JPH09247589 A JP H09247589A JP 8202796 A JP8202796 A JP 8202796A JP 8202796 A JP8202796 A JP 8202796A JP H09247589 A JPH09247589 A JP H09247589A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- screen
- image
- television
- screens
- horizontally
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
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Abstract
(57)【要約】
【課題】マルチ画面の継目が見えないように工夫して、
高価で特殊なブラウン管を使用することなく、一体的な
大画像を表示すると共に、鮮明でフルカラーの大画面を
低コストで実現する。 【解決手段】同じ大きさのテレビ画面２を縦横に並べ、
同一平面上に等間隔に配列してマルチ画面２Ｍを形成
し、このマルチ画面２Ｍの正面に、各テレビ画面２に対
応する複数枚の方形の平面レンズ３を縦横に連続して並
べてマルチレンズ面３Ｍを形成する。そして、ひとつの
画像を複数台のテレビ受像機のテレビ画面２に分割して
表示させ、これらのテレビ画面２を同一平面上に並べる
ことにより、全体で大画像を表示する。
高価で特殊なブラウン管を使用することなく、一体的な
大画像を表示すると共に、鮮明でフルカラーの大画面を
低コストで実現する。 【解決手段】同じ大きさのテレビ画面２を縦横に並べ、
同一平面上に等間隔に配列してマルチ画面２Ｍを形成
し、このマルチ画面２Ｍの正面に、各テレビ画面２に対
応する複数枚の方形の平面レンズ３を縦横に連続して並
べてマルチレンズ面３Ｍを形成する。そして、ひとつの
画像を複数台のテレビ受像機のテレビ画面２に分割して
表示させ、これらのテレビ画面２を同一平面上に並べる
ことにより、全体で大画像を表示する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数台のテレビ受
像機を縦または横に並べ、それらのテレビ画面に画像を
分割して表示することにより、全体で大画像を表示する
マルチ画像表示装置の改良に関する。
像機を縦または横に並べ、それらのテレビ画面に画像を
分割して表示することにより、全体で大画像を表示する
マルチ画像表示装置の改良に関する。
【０００２】
【発明が解決しようとする課題】鮮明でフルカラーの大
画面を低コストで実現する手段としては、テレビ受像機
が最適であるが、ブラウン管の性質上画面を大型化する
のが難しい。このため、従来より、ひとつの画像を複数
台のテレビ受像機のテレビ画面に分割して表示させ、こ
れらのテレビ画面を同一平面上に並べることにより、全
体で大画像を表示するマルチ画像表示装置がある。
画面を低コストで実現する手段としては、テレビ受像機
が最適であるが、ブラウン管の性質上画面を大型化する
のが難しい。このため、従来より、ひとつの画像を複数
台のテレビ受像機のテレビ画面に分割して表示させ、こ
れらのテレビ画面を同一平面上に並べることにより、全
体で大画像を表示するマルチ画像表示装置がある。
【０００３】ところが、この装置は、テレビ受像機の筐
体を省略してブラウン管をむきだしの構造にしても、隣
り合うテレビ画面間の継目部分の面積が大きく、肝心の
画像が継目部分で分断されてしまうため、画像の連続性
や一体感に欠けていた。
体を省略してブラウン管をむきだしの構造にしても、隣
り合うテレビ画面間の継目部分の面積が大きく、肝心の
画像が継目部分で分断されてしまうため、画像の連続性
や一体感に欠けていた。
【０００４】このため、最近では四隅を直角にしたブラ
ウン管をむきだしにして並べ、継目部分を極限まで細く
したキュービックタイプの表示装置も開発されている
が、非常に高価である。
ウン管をむきだしにして並べ、継目部分を極限まで細く
したキュービックタイプの表示装置も開発されている
が、非常に高価である。
【０００５】そこで本発明は、マルチ画面の継目が見え
ないように工夫して、高価で特殊なブラウン管を使用す
ることなく、一体的な大画像を表示すると共に、鮮明で
フルカラーの大画面を低コストで実現することを目的に
なされたものである。
ないように工夫して、高価で特殊なブラウン管を使用す
ることなく、一体的な大画像を表示すると共に、鮮明で
フルカラーの大画面を低コストで実現することを目的に
なされたものである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに、本発明は以下のように構成した。
めに、本発明は以下のように構成した。
【０００７】すなわち、複数台のテレビ受像機を縦また
は横に並べ、それらのテレビ画面を同一平面上に配列し
てマルチ画面を形成し、各テレビ画面に画像を分割して
表示することにより、マルチ画面に大画像を表示するマ
ルチ画像表示装置において、マルチ画面の正面に、各テ
レビ画面に対応する複数枚の方形の平面レンズを縦また
は横に連続して並べてマルチレンズ面を形成し、マルチ
レンズ面を通してマルチ画面を見ることにより、各テレ
ビ画面を、それに対応する平面レンズごとに、平面レン
ズの全面に拡大することを特徴とする。
は横に並べ、それらのテレビ画面を同一平面上に配列し
てマルチ画面を形成し、各テレビ画面に画像を分割して
表示することにより、マルチ画面に大画像を表示するマ
ルチ画像表示装置において、マルチ画面の正面に、各テ
レビ画面に対応する複数枚の方形の平面レンズを縦また
は横に連続して並べてマルチレンズ面を形成し、マルチ
レンズ面を通してマルチ画面を見ることにより、各テレ
ビ画面を、それに対応する平面レンズごとに、平面レン
ズの全面に拡大することを特徴とする。
【０００８】
【発明の実施の形態】以下に図面を参照して本発明の実
施の形態について説明する。
施の形態について説明する。
【０００９】図１に、本発明を実施したマルチ画像拡大
装置の分解斜視図を示す。マルチ画像拡大装置１は、同
じ大きさのテレビ画面２を縦横に並べ、同一平面上に等
間隔に配列してマルチ画面２Ｍを形成する。そして、マ
ルチ画面２Ｍの正面に、各テレビ画面２に対応する複数
枚の方形の平面レンズ３を縦横に連続して並べてマルチ
レンズ面３Ｍを形成する。このとき平面レンズ３の中心
はテレビ画面２の中心軸に一致させる。
装置の分解斜視図を示す。マルチ画像拡大装置１は、同
じ大きさのテレビ画面２を縦横に並べ、同一平面上に等
間隔に配列してマルチ画面２Ｍを形成する。そして、マ
ルチ画面２Ｍの正面に、各テレビ画面２に対応する複数
枚の方形の平面レンズ３を縦横に連続して並べてマルチ
レンズ面３Ｍを形成する。このとき平面レンズ３の中心
はテレビ画面２の中心軸に一致させる。
【００１０】本発明のマルチ画像拡大装置１は以上のよ
うな構成で、ひとつの画像を複数台のテレビ受像機のテ
レビ画面２に分割して表示させ、これらのテレビ画面２
を同一平面上に並べることにより、全体で大画像を表示
する。
うな構成で、ひとつの画像を複数台のテレビ受像機のテ
レビ画面２に分割して表示させ、これらのテレビ画面２
を同一平面上に並べることにより、全体で大画像を表示
する。
【００１１】ワイド型でない通常のテレビ受像機の画面
は、縦横の比率が３対４である。従って、図２に示すよ
うに、テレビ画面２の対角線の長さをａとすると、縦の
長さは３／５ａで、横の長さは４／５ａとなる。そし
て、テレビ画面２とテレビ画面２の対角線の間隔をｂと
すると、平面レンズ３の隣接する各辺を接合して平面レ
ンズ３を隙間なく配列してマルチレンズ面３Ｍを形成す
るときの平面レンズ３は、対角線の長さａ＋ｂ、縦の長
さ３／５（ａ＋ｂ）、横の長さ４／５（ａ＋ｂ）の四辺
形となる。
は、縦横の比率が３対４である。従って、図２に示すよ
うに、テレビ画面２の対角線の長さをａとすると、縦の
長さは３／５ａで、横の長さは４／５ａとなる。そし
て、テレビ画面２とテレビ画面２の対角線の間隔をｂと
すると、平面レンズ３の隣接する各辺を接合して平面レ
ンズ３を隙間なく配列してマルチレンズ面３Ｍを形成す
るときの平面レンズ３は、対角線の長さａ＋ｂ、縦の長
さ３／５（ａ＋ｂ）、横の長さ４／５（ａ＋ｂ）の四辺
形となる。
【００１２】また、図３に示すように、平面レンズ３の
焦点距離をＬとすると、このときの平面レンズ３のテレ
ビ画面２からの距離は、（ｂ／ａ＋ｂ）×Ｌとなる。
焦点距離をＬとすると、このときの平面レンズ３のテレ
ビ画面２からの距離は、（ｂ／ａ＋ｂ）×Ｌとなる。
【００１３】以上により、対角線の長さａのテレビ画面
２を、対角線の間隔ｂで同一平面上に等間隔に配列する
とき、対角線の長さａ＋ｂ、縦の長さ３／５（ａ＋
ｂ）、横の長さ４／５（ａ＋ｂ）の平面レンズ３を各テ
レビ画面２の正面に配置する。そして、このときの平面
レンズ３とテレビ画面２との距離は（ｂ／ａ＋ｂ）×Ｌ
に設定する。
２を、対角線の間隔ｂで同一平面上に等間隔に配列する
とき、対角線の長さａ＋ｂ、縦の長さ３／５（ａ＋
ｂ）、横の長さ４／５（ａ＋ｂ）の平面レンズ３を各テ
レビ画面２の正面に配置する。そして、このときの平面
レンズ３とテレビ画面２との距離は（ｂ／ａ＋ｂ）×Ｌ
に設定する。
【００１４】以上のようにテレビ画面２だけを全面に拡
大する方形の平面レンズ３を各テレビ画面２の正面に配
置すると、図３の斜線で示すテレビ画面２とテレビ画面
２の間の継目部分は、正面から完全に見えなくなる。
大する方形の平面レンズ３を各テレビ画面２の正面に配
置すると、図３の斜線で示すテレビ画面２とテレビ画面
２の間の継目部分は、正面から完全に見えなくなる。
【００１５】
【発明の効果】従来の複数台のテレビ受像機を縦または
横に並べ、それらのテレビ画面を同一平面上に配列して
マルチ画面を形成し、各テレビ画面に画像を分割して表
示することにより、マルチ画面に大画像を表示する装置
は、隣り合うテレビ画面間の継目部分の面積が大きく、
肝心の画像が継目部分で分断されてしまうため、画像の
連続性や一体感に欠けていた。本発明のマルチ画像拡大
装置は、マルチ画面の正面に、各テレビ画面に対応する
複数枚の方形の平面レンズを縦または横に連続して並べ
てマルチレンズ面を形成し、このマルチレンズ面を通し
てマルチ画面を見ることにより、各テレビ画面を、それ
に対応する平面レンズごとに、平面レンズの全面に拡大
してテレビ画面とテレビ画面の間の継目部分を見えなく
する。従って、本発明によれば、テレビ画面とテレビ画
面の間の継目が見えない連続画像を一体的に表示すると
共に、鮮明でフルカラーの大画面を低コストで実現する
ことができる。
横に並べ、それらのテレビ画面を同一平面上に配列して
マルチ画面を形成し、各テレビ画面に画像を分割して表
示することにより、マルチ画面に大画像を表示する装置
は、隣り合うテレビ画面間の継目部分の面積が大きく、
肝心の画像が継目部分で分断されてしまうため、画像の
連続性や一体感に欠けていた。本発明のマルチ画像拡大
装置は、マルチ画面の正面に、各テレビ画面に対応する
複数枚の方形の平面レンズを縦または横に連続して並べ
てマルチレンズ面を形成し、このマルチレンズ面を通し
てマルチ画面を見ることにより、各テレビ画面を、それ
に対応する平面レンズごとに、平面レンズの全面に拡大
してテレビ画面とテレビ画面の間の継目部分を見えなく
する。従って、本発明によれば、テレビ画面とテレビ画
面の間の継目が見えない連続画像を一体的に表示すると
共に、鮮明でフルカラーの大画面を低コストで実現する
ことができる。
【図１】本発明のマルチ画像拡大装置の分解斜視図であ
る。
る。
【図２】平面レンズ３の大きさを示す説明図である。
【図３】平面レンズ３のテレビ画面２からの距離を示す
説明図である。
説明図である。
１ マルチ画像拡大装置 ２ テレビ画面 ３ 平面レンズ
Claims (1)
- 【請求項１】複数台のテレビ受像機を縦または横に並
べ、それらのテレビ画面を同一平面上に配列してマルチ
画面を形成し、各テレビ画面に画像を分割して表示する
ことにより、マルチ画面に大画像を表示するマルチ画像
表示装置において、 マルチ画面の正面に、各テレビ画面に対応する複数枚の
方形の平面レンズを縦または横に連続して並べてマルチ
レンズ面を形成し、 マルチレンズ面を通してマルチ画面を見ることにより、
各テレビ画面を、それに対応する平面レンズごとに、平
面レンズの全面に拡大することを特徴とするマルチ画像
拡大装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8202796A JPH09247589A (ja) | 1996-03-11 | 1996-03-11 | マルチ画像拡大装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8202796A JPH09247589A (ja) | 1996-03-11 | 1996-03-11 | マルチ画像拡大装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09247589A true JPH09247589A (ja) | 1997-09-19 |
Family
ID=13763053
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8202796A Withdrawn JPH09247589A (ja) | 1996-03-11 | 1996-03-11 | マルチ画像拡大装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09247589A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012532804A (ja) * | 2009-07-10 | 2012-12-20 | ルール・フェルテハール | 複数のフレキシブルディスプレイのためのインタラクション技術 |
-
1996
- 1996-03-11 JP JP8202796A patent/JPH09247589A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012532804A (ja) * | 2009-07-10 | 2012-12-20 | ルール・フェルテハール | 複数のフレキシブルディスプレイのためのインタラクション技術 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20030603 |