JPH09245700A - インデックス形陰極線管 - Google Patents

インデックス形陰極線管

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JPH09245700A
JPH09245700A JP5501396A JP5501396A JPH09245700A JP H09245700 A JPH09245700 A JP H09245700A JP 5501396 A JP5501396 A JP 5501396A JP 5501396 A JP5501396 A JP 5501396A JP H09245700 A JPH09245700 A JP H09245700A
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JP
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ray tube
cathode ray
type cathode
speed
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Application number
JP5501396A
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English (en)
Inventor
Yukinobu Iguchi
如信 井口
Hiroshi Hosokawa
弘 細川
Kensho Tanimoto
憲昭 谷本
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高輝度な蛍光面を有するインデックス形陰極
線管を提供することを目的とする。 【解決手段】 本発明のインデックス形陰極線管は、電
子銃に電子ビームの走査速度を変調し得る速度変調手段
を設け、蛍光体ストライプに対する走査速度を相対的に
遅く、反対にカーボンストライプ及びインデックススト
ライプに対する走査速度相対的に速くなるようにしてい
る。この速度変調は、速度変調回路と、該速度変調回路
から出力された速度変調信号が印加される、電子銃の先
端に配置された速度変調プレートによって行われる。更
に、電子ビーム電流が小さいときには速度変調を余り強
くすると、インデックスストライプからのインデックス
信号が小さくなりすぎ、検出エラーを発生するため、輝
度信号の大小に応じて速度変調の強弱を調節する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インデックス形陰
極線管(以下、「インデックス管」という。)に関す
る。
【従来の技術】
[シャドウマスクス形陰極線管との比較]インデックス
管の特徴を明らかにするために、このインデックス管と
対比されるシャドウマスク形陰極線管(以下、「シャド
ウマスク管」という。)について簡単に説明する。現
在、カラーブラウン管(陰極線管)として広く使用され
ているタイプに、シャドウマスク管がある。図6は全体
としてシャドウマスク管を説明する図であり、ここで図
6Aはシャドウマスク管を上方より見た水平方向切断面
図、図6B及び図6Cはシャドウマスク及び蛍光体の異
なるタイプを説明する図、図6Dは電子ビームサイズと
蛍光体の寸法の関係を説明する図である。
【0002】シャドウマスク管は、図6Aに示すように
電子銃61から発射される3本の電子ビーム63が、シ
ャドウマスク67のパララックス(視差)を利用して、
蛍光面69上に形成された赤(R),緑(G),青
(B)からなる3色の各蛍光体71を選択的に刺激・発
光するようになっている。
【0003】図6B及び6Cに夫々示すように、電子銃
61は3原色R,G,Bに対応して3本用意され、シャ
ドウマスク67には2つのタイプ67-1, 67-2があ
る。一般的には開口73がスロット状のもの73-1(図
6B参照)が用いられるが、目的によりドット状のもの
73-2(図6C参照)も用いられ、蛍光面69の蛍光体
71も夫々ストライプ状71-1(6B図)又はモザイク
状71-2(6C図)となっている。また、電子銃61は
夫々インライン配列又はデルタ配列が一般的である。
【0004】また図6Dによって明らかなように、シャ
ドウマスク管では、蛍光体71の寸法に対応したシャド
ウマスク67のスロット(開口寸法)73が蛍光面69
に衝突するビームサイズを決定しているので、電子銃6
1から発射される電子ビーム63は各蛍光体71の寸法
より多少大きい寸法のビームスポットでも使用すること
ができる。
【0005】[インデックス形陰極線管の概要]これに
対して、近時、シャドウマスク67の無いビームインデ
ックス形陰極線管の開発が進められている。図7は全体
でビームインデックッス管を説明する図であり、ここで
図7Aはビームインデックッス管を上方より見た水平方
向切断面図、図7Bは蛍光面の詳細及び電子ビームと蛍
光体との関係を説明する図である。
【0006】図7A及び図7Bに示すように、ビームイ
ンデックス管は、蛍光面14上に画面上下方向に延在し
たストライプ状のR,G,Bの各蛍光体(PS)15に
より形成されている。このような蛍光面14を1本の電
子ビーム16が走査している。
【0007】図7Bに蛍光面14の詳細を示す。蛍光面
14は、R,G,Bの各蛍光体15を画面上下方向にス
トライプ状にして形成し、隣接する蛍光体15間はカー
ボンストライプCSで分離している。更にこの蛍光面1
4上には、インデックス蛍光体(IS)21が一定間隔
を空けて画面上下方向にストライプ状にカーボンストラ
イプCS上に形成されている。なお、このインデックス
ストライプISの本数の割合は、RGBの蛍光体一組の
幅寸法を1ピッチとした時、1本/1ピッチ,3本/2
ピッチ等があるが、本発明に関してはこの相違は直接関
係がないため、これ以上は言及しない。
【0008】図7Aに示すように、このような蛍光面1
4を1本の電子ビーム16で図に示す方向に走査し、こ
のときインデックス蛍光体(IS)21から一定の間隔
で発せられるインデックス信号23(例えば紫外線又は
二次電子のパルス)を例えばフォトダイオードからなる
センサ75で検知してビームの位置情報を得たうえ、こ
れに同期して色信号切換回路77によりビデオ信号(3
色の色信号)を所定の周期で切り換えて、電子ビーム1
6を変調する。
【0009】図6で説明したシャドウマスク管と比較す
ると、このビームインデックス管は、電子ビームを捕捉
するシャドウマスク(図6の符号67)が不要であるた
め、電子ビーム16の利用率が高い(即ち、高輝度につ
ながる)、消費電力が少ない、単一ビームであるためビ
ーム集中の問題がない、地磁気の影響が少ない、陰極線
管の構造が簡単である等の種々の長所を有している。
【0010】しかし、ビームインデックス管では、図7
Bに示すように、シャドウマスク67が無いので電子ビ
ーム16の利用率が良い半面、ビームスポット寸法(ビ
ーム径)を蛍光面14のRGB蛍光体(PS)15の各
ストライプ幅Wに適合するように小さくする必要があ
る。ビームインデックス管は、或る1つの時間を取った
場合(即ち、一瞬間では)電子ビーム16は1つの蛍光
体(色)15にのみ衝突するように、1本のビームを
R,G,B各蛍光体15に順次切り換えて使うため、
R,G,B各蛍光体15のピッチがビームスポットの寸
法を制約することになる。
【0011】このため、R,G,B各蛍光体15のピッ
チが小さい高精細(ファインピッチ)な画像を得るため
には、必然的に電子ビーム16のビームスポットの寸法
を極めて小さくすることが必要になる。このように、画
像のファインピッチ化が進めば進むほど、小さい蛍光体
寸法に対応してビームスポット寸法を一層小さくする必
要がある。しかし、ビームスポットを小さくすると、色
純度(ピュリティ)の確保(色を付けること。)と明る
さとを両立させることが困難になってくる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
[蛍光面の輝度の向上]このようなインデックス管にお
いて、画面の一層のファインピッチ化(高精細化)をは
かるため、必然的にRGBの各蛍光体ストライプ幅Wを
一層小さくする必要があり、これに対応して電子ビーム
16のスポット形状も一層小さくする必要がある。この
結果、比較的弱い強度の電子ビーム16により、比較的
少ない量の各蛍光体15を刺激・発光させることにな
り、蛍光面14の輝度が充分に確保することが困難にな
ってきた。
【0013】本発明は、上述の問題点に鑑みて、高輝度
な蛍光面を有するインデックス管を提供することを目的
とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明にかかるインデッ
クス形陰極線管は、電子銃に電子ビームの走査速度を変
調し得る速度変調手段を設け、蛍光体ストライプに対す
る走査速度を相対的に遅く、反対にカーボンストライプ
及びインデックスストライプに対する走査速度相対的に
遅くなるようにしている。この速度変調は、速度変調回
路と、該速度変調回路から出力された速度変調信号が印
加される、電子銃の先端に配置された速度変調プレート
によって行われる。
【0015】速度変調信号は、RGBの各ビデオ信号に
同期した正弦波信号を利用して生成される。
【0016】更に、インデックスストライプに対し発せ
られる電子ビームが比較的弱いときに速度変調により走
査速度が極端に速くなってインデックス信号23の検出
エラーが発生しないように、この走査速度の変調の程度
を、ビデオ信号の輝度信号の大小に対応して制御してい
る。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明にかかるインデック
ス管の実施例に関し、添付の図面を参照しながら、詳細
に説明する。なお、同一の要素には同一の符号を付し
て、重複した説明を省略する。
【0018】[第1の実施例]図1は全体として、第1
の実施例にかかるインデックス管を説明する図である。
ここで、図1Aは第1の実施例にかかるインデックス管
の要部を上方から見た水平方向切断面図を示し、図1B
はこのインデックス管に速度変調のための速度変調電圧
が印加される構成及び電子ビームを速度変調する速度変
調プレートの構成の詳細を示している。
【0019】先ず、図1Aに示すように、ビームインデ
ックス形陰極線管は、内部を高真空にされたブラウン管
1により形成されており、このブラウン管1はネック部
3,ファンネル部5及びパネル部7よりなっている。こ
のネック部3内部には、電子銃9が組み込まれている。
電子銃9は、ネック部3後端のステム部11にカソード
Kがその端子13を突出して取り付けられ、カソードK
から蛍光面14に向かって順次配置された、第1グリッ
ドG1、第2グリッドG2、第3グリッドG3及び第4
グリッドG4から形成されている。
【0020】これら電子銃9の各要素に対しては、一例
として、カソードKに対して0〜200〔V〕程度の変
調電圧、第1グリッドG1に対して0〔V〕、第2グリ
ッドG2に対して略30〔kV〕、第3グリッドG3に
対して数〔kV〕、そして第4グリッドG4は第2グリ
ッドG2に接続されており略30〔kV〕程度の電圧が
夫々印加されている。
【0021】なお、ファンネル部5外部に配置された偏
向ヨークDY(Deflection Yoke)は偏向磁界を発生する
手段であるが、偏向ヨークDYは、本発明及び従来技術
のいずれにも採用されており、そのレンズ作用及び効果
は同一である。従って、図面及び説明を簡略化して分か
り易いものとするため、以下の記載において特に断らな
い限り偏向ヨークDYに関する事項は省略する。
【0022】上述の電子レンズ系において、第1のグリ
ッドG1は、第1制御電極、第2のグリッドG2は第1
加速電極、第3のグリッドG3はフォーカス電極、そし
て第4のグリッドG4は最終加速電極として作用して、
これら電子レンズ系全体によりにより、光学系で表現す
ると第3のグリッドG3の近傍に凸レンズからなるメイ
ンレンズMLが形成される。
【0023】蛍光面14は、画面上下方向に延在する
R,G,Bの各蛍光体ストライプPSが、カーボンスト
ライプCSと1つおきに順次、蛍光面スクリーン内面上
に配置されている。これら蛍光体ストライプPS及びカ
ーボンストライプCS層の上にメタルバック層19が重
ねて配置され、このメタルバック層19の上に所定の間
隔でインデックスストライプISが配置されている。
【0024】このようなビームインデックス管では、先
ず、ヒータ(図示せず。)によりカソードKが熱せられ
て熱電子が発せられる。この熱電子が、電子ビーム16
として、第1のグリッドG1,第2のグリッドG2,第
3のグリッドG3及び第4のグリッドG4からなる電子
レンズ系を通過して凸レンズ作用を受け、蛍光面14に
集束され、各蛍光体15を順次発光させる。従来技術に
おいては、電子ビーム16はこの蛍光面14上を水平方
向に等速度で走査していた。このとき、RGBの各蛍光
体15が電子ビーム16強度に応じて順次発光される。
インデックスストライプISが電子ビーム16により照
射されると、インデックス信号23が発せられる。
【0025】図1Aに示すように、本実施例にかかるビ
ームインデックス管は、電子ビーム16の走査速度変調
回路25を有し、蛍光面走査速度を変調している。電子
ビーム16の走査は、全体としての走査速度(例えば、
1フレーム分の走査時間)は変わらないが、局所的に走
査速度を加速又は減速(変調)している。具体的には、
電子ビーム16が各蛍光体ストライプPS上を走査する
ときは相対的に遅い走査速度に制御して、ビームスポッ
トが各蛍光体ストライプPS上に滞在する時間を相対的
に長くして輝度を向上させている。反対に、電子ビーム
16が輝度に無関係なカーボンストライプCS上及びイ
ンデックスストライプIS上を走査するときは相対的に
速い走査速度に制御して、全体としての平均走査速度を
従来と同じ走査速度にしている。
【0026】この走査速度の変調に関して、図1B及び
図2Aを用いて説明する。図1Bは図1Aのインデック
ス管の一部分を示す図であり、図に示すように第4のグ
リッドG4より蛍光面14側の位置に速度変調プレート
27が配置されている。速度変調プレート27は、電子
ビーム16が通過する軌道を囲むように2つの平行平板
要素27-1,27-2をもつ1対の部材であり、各部材は
例えば図に示すようにL字形の導電部材からなる。一方
の導電部材27-1は、ファンネルガラスのネック部3内
面に形成されたカーボン層からなる導電膜29に導電性
接続部材28を介して接続され、この導電膜29は高電
圧Hvに保持されている。第4のグリッドG4はこの高
電圧Hvに保持されており、この導電部材29と第4の
グリッドG4は、導電性接続部材31で接続されてい
る。
【0027】速度変調プレート27を形成する他方の導
電部材27-2は、一端を所定の抵抗器33を介して第4
のグリッドG4に接続されている。また、他端をネック
内カーボン電極35に導電接続部材36を介して接続さ
れている。このネック内カーボン電極35の位置に対応
して、ネック部3を介在させて、ネック外電極37が形
成されている。従って、ファンネルガラスのネック部3
を介して、ネック内カーボン電極35とネック外電極3
7とによりコンデンサが形成される。このネック外電極
37に対して、速度変調回路25が接続され、速度変調
信号が印加される。
【0028】図2Aは、速度変調手段を説明する等価回
路であり、速度変調手段は、速度変調回路25,ネック
外電極プレート37,ネック内カーボン電極35,抵抗
器33及び速度変調プレート27-1,27-2を有してい
る。速度変調回路25からは図7Aの色信号(各蛍光体
のビデオ信号)に同期した正弦波信号が発生せられる。
交流成分である正弦波信号は、ネック外電極プレート3
7及びネック内カーボン電極35から形成されるコンデ
ンサを通過して、ネック内カーボン電極35に伝えられ
る。ネック内カーボン電極35は、抵抗器33を介して
高電圧Hvに接続されている。従って、上述した他方の
導電電極27-2には、高電圧Hvと正弦波信号が加算さ
れた重畳信号が印加される。上述した一方の導電電極2
7-1に対しては高電圧が印加されている。
【0029】このため、電子ビーム16が蛍光体15上
を走査するときは相対的に遅い走査速度に変調され、反
対にカーボンストライプCS上を走査するときには相対
的に速い走査速度に変調される。
【0030】次に、図2Bにより、図2Aに示した等価
回路の色信号に同期した正弦波を発生する速度変調回路
25に関して説明する。この速度変調回路25は、PL
L回路41と、PLL回路の出力信号を位相シフトする
位相シフト回路43と、位相シフト回路の出力及び補正
波形信号45が入力され画面の走査領域に応じて位相シ
フト回路43の出力をAM変調(振幅変調)するAM変
調回路47と、AM変調回路の出力信号を所定の大きさ
に増幅する増幅回路(AMP)49とを有している。
【0031】PLL回路41に入力されるビデオ信号
は、電子ビーム16がインデックスストライプISを照
射したときに発光される周期に同期して、必要に応じて
分周されて生成される。このビデオ信号はPLL回路4
1の電圧制御発振器VCOの出力周波数を各蛍光体15
を発光させる周波数にロックしている。PLL回路41
からの出力信号が位相シフト回路43に入力され、蛍光
体15の位置にピーク値が一致するように位相調整され
る。こうして、蛍光体ストライプPSとカーボンストラ
イプCSの対を1周期とする周期と一致した周期をも
ち、ピーク値が各蛍光体15に一致した正弦波信号がA
M変調回路47に入力される。
【0032】AM変調回路47に対しては、補正波形信
号45も入力される。この補正波形信号45は、速度変
調の感度が画面の中央と、周辺部(コーナ部)とで異な
るため、両者を均一になるように補正するための信号で
ある。この補正波形信号45は、水平期間のパラボラ電
流(補正電流)を利用して生成される。AM変調回路4
7において、この補正波形信号45を使って、位相シフ
ト後の正弦波信号がAM変調される。
【0033】AM変調された正弦波信号は、増幅回路
(AMP)49により所定の信号に増幅されてネック外
電極37プレートに印加される。再び図1Bを参照する
と、ネック外電極37プレートに印加された増幅された
正弦波信号は、一方の速度変調プレート27-2に伝えら
れる。他方の速度変調プレート27-1は、高電圧Hvに
保持されている。1対の速度変調プレート27は電子ビ
ーム16の走査方向に垂直方向に配置されている。従っ
て、正弦波信号の強弱に一致して電子ビームの走査速度
の変調がなされる。
【0034】(作用)図3を用いて、図1及び図2を用
いて説明した第1の実施例の作用に付いて説明する。図
3は、左縦軸に各蛍光体ストライプPS及びカーボンス
トライプCSからなる蛍光面14を表している。一部の
カーボンストライプCS上には、インデックスストライ
プISが形成されている。電子ビーム16が、左縦軸下
方から上方に向かって走査される。横軸は、走査時間t
を表している。
【0035】このとき、従来技術では等速度で走査され
るため、図中央に破線で表すように直線になる。即ち、
左縦軸下方のIS(CS),PS(R),IS(C
S),PS(G),CS,PS(B),CS,…の順序
で等速に走査する。なお、最初の2個のCS上にISが
有るが、本来ISは例えば1本/1ピッチの割合でしか
存在しないためISが2つ続けて存在することはない
が、後で述べるインデックス信号23の説明のために、
このように表示している。
【0036】図3の上方には、インデックス信号23を
検出して電子銃から発せられる電子ビーム16の出力を
表している。この図では、説明を簡単にするため、電子
ビーム強度(ビーム電流)は各周期で同じ強度として表
示する。電子ビーム16のピーク値の時点t1,t2,
t3,…で、電子ビーム16は、蛍光体15PS
(R),PS(G),PS(B),…を夫々照射する。
即ち、図3中、上方の電子ビーム強度の図の時点t1,
t2,t3は、中央の走査速度線(破線直線)を介し
て、更に左縦軸のPS(R),PS(G),PS(B)
の各々の中央部に対応している。
【0037】図3中、右側の図は、この蛍光体PS
(R),PS(G),PS(B)及びISから発せられ
る発光強度を模式的に示したものである。右縦軸方向の
位置は、左縦軸に示した蛍光体ストライプPS及びカー
ボンストライプCSに対応している。同じ強度の電子ビ
ーム16が発せられ等速度で走査された場合、右側の図
に破線で示すような波形で、各蛍光体ストライプPSの
中央をピークとして電子ビーム16が照射されて蛍光体
PSが発光し、CS上の中央を最小値として電子ビーム
16が照射される。CS上にISが存在する場合はIS
からインデックス信号23が発せられる。
【0038】この時の蛍光体PSの発光エネルギーは右
縦軸PS(G)上の塗りつぶし部分E3に相当し、イン
デックス信号23の発光エネルギは右軸下方のIS(C
S)上の斜線(ハッチング)部分E1に相当する。以上
は、従来技術の等速度で電子ビーム16が走査された時
の電子ビーム周期,走査速度及びPS,ISの発光の関
係である。
【0039】次に、この従来技術との関係で、本実施例
の走査速度を変調した場合に付いてで説明する。走査速
度の変調は、PS上では相対的に遅く、CS上では(即
ち、IS上においても)比較的速く走査され、且つ全体
的には平均走査速度は従来技術の走査速度と同じとして
いる。これを実現するには、破線走査速度線を、左縦軸
のPS上に対応する区間では傾きを小さくする(即ち、
下横軸の時間軸tで大きく占めるようにする)。例え
ば、従来の破線で示した走査線上の区間bcを、区間
b′c′になるように傾きを小さくする。反対に、破線
走査速度線を、左縦軸のCS上に対応する区間では傾き
を大きくする(即ち、下横軸の時間軸tで小さく占める
ようにする)。例えば、従来の破線で示した走査線上の
区間cdを、区間c′d′になるように傾きを大きくす
る。このようにして、電子ビーム16がPS上に滞在す
る時間を相対的に長くしている。そして、これらa′,
b′,c′,d′,…を結んだ線を円滑にし、従来の等
速度走査線(破線)に対する正弦波曲線(実線)で近似
している。
【0040】(効果)次に、この走査速度を変調した第
1の実施例の効果について説明する。一例として、従来
技術では、図中央左下部分に示すように、カーボンスト
ライプCS上の滞在時間がTcs、蛍光体ストライプP
S上の滞在時間がTpsであった。これに対して、本実
施例では、図中央右上部分に示すように、カーボンスト
ライプCS上の滞在時間がΔTcs、蛍光体ストライプ
PS上の滞在時間がΔTpsとすることが出来た。試作
例では、これらの関係は次の通りであった。Tps/
(Tcs+Tps)=0.35、即ち、白率(蛍光面上
の蛍光体PSの占める割合)が35%の時であって、T
cs+Tps=ΔTcs+ΔTps、即ち全体の走査時
間は同じ場合(換言すると、平均走査時間は同じ場
合)、 ΔTcs/Tcs=0.61 ΔTps/Tps=1.55 となり、カーボンストライプCS上の滞在時間は39%
減少したのに対し、蛍光体ストライプPS上の滞在時間
は55%増加してその分だけ発光が強くなり、輝度が向
上した。
【0041】このときの蛍光体の発光エネルギーは右縦
軸PS(G)上の塗りつぶし部分E4に相当し、インデ
ックス信号23の発光エネルギは右軸下方のIS(C
S)上の斜線(ハッチング)部分E2に相当する。以上
が第1の実施例の速度変調された電子ビーム16で走査
された時の電子ビーム周期,走査速度及びPS,ISの
発光の関係である。
【0042】以上により説明した第1の実施例では、イ
ンデックス管において、各蛍光体15上に電子ビーム1
6が滞在する時間を比較的長くし、反対にカーボンスト
ライプCS上に滞在する時間を短くすることにより、平
均走査速度を変更することなく画面の輝度を向上するこ
とが出来た。即ち、画面の輝度を向上するために、従来
の各1つずつの蛍光体15とカーボンストライプCSの
対を走査する時間(tps+tcs)を変更することな
く、蛍光体15走査時間tpsを増加し(→Δtps)
且つカーボンストライプ走査時間tcsを減少する(→
Δtcs)ことにより、画面の輝度の向上が図れた。
【0043】(第1の実施例の問題点)しかし、蛍光体
走査時間tpsを増加することには問題はないが、これ
に対応してカーボンストライプ走査時間tcsを極端に
減少することは、時として以下に述べるような問題が生
じることがあった。
【0044】図4を参照されたい。図4は、走査速度の
変調の程度により、インデックス信号23が受ける影響
を視覚的に示した図である。例えば、図4Aは、縦軸は
カーボンストライプCS上のインデックスストライプI
Sが受ける電子ビーム16の強度を表し、横軸は蛍光面
14のインデックスストライプIS,蛍光体ストライプ
PS及びカーボンストライプCSの配置を示している。
図4B及び図4Cに関しても同様である。更に、図4A
は電子ビーム走査速度の速度変調がない場合であり、図
4Bは比較的弱い速度変調の場合であり、図4Aは比較
的強い速度変調の場合を示している。
【0045】図4Aの破線で示すように、電子ビーム1
6は横軸に示す蛍光体PSの位置に合わせて強く発せら
れ、カーボンストライプCSの位置で次に来る蛍光体1
5の色相に対応して切り換えられる。この電子ビーム1
6の照射を受けた、カーボンストライプCS上のインデ
ックスストライプISからは、斜線部の面積E5の対応
したエネルギのインデックス信号23が発せられる。図
4Bは、図4Aの電子ビーム16の強度を破線で示し、
比較的弱い速度変調を受けた電子ビーム16の強度を実
線で示している。電子ビーム16は、インデックススト
ライプIS(及びカーボンストライプCS)上は相対的
に速い速度で走査され、蛍光体ストライプPS上は相対
的に遅い速度で走査され、実線で示すようになる。この
時、インデックス信号23のエネルギは斜線部E6で示
すように、図4Aに比較して減少する。
【0046】図4Cは、同様に、図4Aの電子ビーム1
6の強度を破線で示し、比較的強い速度変調を受けた電
子ビーム16の強度を実線で示している。電子ビーム1
6は、インデックスストライプIS(及びカーボンスト
ライプCS)上は相対的に極端に速い速度で走査され、
蛍光体ストライプPS上は相対的に極端に遅い速度で走
査され、実線で示すようになる。インデックス信号23
のエネルギは斜線部E7で示すように、図4Aに比較し
て極端に減少する。このように走査速度変調を強く受け
ると、インデックス信号23は極端に小さくなり、フォ
トダイオード等からなる検出器(図7A符号75参照)
で検出する際に検出エラーが発生することがある。次に
説明する第2の実施例は、この問題を解決したものであ
る。
【0047】[第2の実施例] (構成)第2の実施例は、第1に実施例に比較して、図
2Bを用いて説明した速度変調回路の一部分を変更して
いる点を除き、第1に実施例と同様である。従って、重
複した説明を避けて、変更点のみ説明する。図5に示す
ように、第2の実施例に用いられる速度変調回路は、P
LL回路41と、PLL回路41の出力信号を位相シフ
トする位相シフト回路43と、補正波形信号45及び輝
度信号57を加算回路59で加算した信号と位相シフト
回路43からの出力信号とが入力され、位相シフト回路
43からの出力信号が加算信号により振幅変調されるA
M変調回路47と、AM変調回路47の出力信号を所定
の大きさに増幅する増幅回路(AMP)49とを有して
いる。
【0048】図2Bの第1の実施例の速度変調回路と比
較すると、図5に示す速度変調回路25は、新たに加算
回路59を設け、輝度信号57をこの加算回路59の一
方の入力から入力し、他方の入力に対して補正波形信号
45を入力して、輝度信号57と補正波形信号45とを
加算して、AM変調回路47に入力する点で相違する。
第5図の第2の実施例の速度変調回路は、この加算回路
59の出力信号により、画面中央部と周辺部の走査速度
が均一になるように補正され且つ輝度が明るいときは強
く反対に弱いときは弱くなるよな補正信号を発生し、こ
の補正信号をAM変調回路47に入力する。
【0049】図2Bの速度変調回路25の作用と比較す
ると、図5の速度変調回路25は、補正波形信号45に
より、走査速度変調の感度が画面の中央と、周辺部(コ
ーナ部)とで異なるため、両者を均一なるように補正す
るだけでなく、更に輝度信号57を重畳することによ
り、輝度が高い(即ち、電子ビーム16の電流が強い)
ときは速度変調を大きくし、輝度が低い(即ち、電子ビ
ーム16の電流が小さい)ときは速度変調を小さくする
ことが出来る。
【0050】このようにAM変調された正弦波信号は、
図2Bの場合と同様に、増幅回路(AMP)49により
所定の信号に増幅されネック外電極37プレートに印加
される。
【0051】(作用)第2の実施例の作用により、各蛍
光体15の位置に整合するように位相シフトされた正弦
波信号は、画面中央部と周辺部の走査速度が均一になる
と共に、輝度が高い(明るい)ときは強く変調され、反
対に輝度が低い(暗い)ときは弱く変調される。
【0052】(効果)第2の実施例の結果を図4を利用
して説明すると、輝度信号57が小さく、図4Aに示し
た電子ビーム16強度が弱いときは(即ち、破線波形の
振幅が小さいときは)、速度変調が相対的に弱くかか
り、この結果、図4Bに示す変調信号に近い変調の少な
いものとなる。従って、インデックス信号23のエネル
ギ減少分は少なく、インデックス信号23の検出エラー
の発生を防止できる。
【0053】反対に、輝度信号57が大きく、図4Aの
破線で表した電子ビーム16強度が強いときは(即ち、
破線波形の振幅が大きいときは)、速度変調が相対的に
強くかかり、この結果、図4Cに示す変調信号に近い変
調の大きいものとなる。従って、インデックス信号23
のエネルギ減少分は大きいが、元々電子ビーム16の強
度が大きいのでインデックス信号23の振幅が相対的に
大きく、インデックス信号23の検出に必要な光量(エ
ネルギ)は最小限確保され、検出エラーの発生を防止で
きる。
【0054】このようにして、輝度信号57が小さけれ
ば速度変調を少なくし、インデックスストライプIS上
の走査に或る程度の時間を確保してインデックス信号2
3のエネルギを確保し、反対に輝度信号57大きければ
速度変調を大きくして、短い時間でインデックスストラ
イプISを走査しながら、インデックス信号23のエネ
ルギを確保している。
【0055】[その他の応用例]以上により、本発明の
実施例に関して説明したが、これら実施例に関しては種
々の変更が考えられる。例えば、上述の第1及び第2の
実施例では、速度変調に関し、速度変調回路に禁止回路
を設け、インデックス信号23を用いてインデックスス
トライプIS上を走査するときは速度変調を禁止し、カ
ーボンストライプCS上を走査するときのみ速度変調す
るようにすることもできる。
【0056】また、速度変調回路は、PLL回路41を
使用せず、インデックス信号23を分周器を用いて例え
ば3倍の周波数の信号を生成して、これを位相シフト回
路43に入力するようにすることも出来る。
【0057】当業者なら自明のその他の変更も、本発明
の範囲に包含される。本発明の技術的範囲は、特許請求
の範囲に基づいて定められる。
【0058】
【発明の効果】本発明によれば高輝度な蛍光面を有する
インデックス管を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施例にかかるインデックス形陰極線管
を説明する図である。ここで、図1Aはインデックス形
陰極線管を上方からみた水平方向切断面図であり、図1
Bは速度変調電圧が印加される様子及び速度変調プレー
トの詳細を説明する図である。
【図2】図1のインデックス形陰極線管の速度変調手段
を説明する図である。ここで、図2Aは速度変調手段の
等価回路を示し、図2Bは速度変調回路を説明する図で
ある。
【図3】図1のインデックス形陰極線管の作用及び効果
を、従来技術のそれと対比して説明する図である。
【図4】電子ビームの走査速度の変調作用によりインデ
ックス信号が受ける影響を説明する図である。
【図5】第2の実施例にかかるインデックス形陰極線管
の速度変調手段を説明する図である。
【図6】シャドウマスク形陰極線管について説明する図
である。ここで、図6Aはシャドウマスク形陰極線管を
上方からみた水平方向切断面図であり、図6B及び図6
Cはタイプの異なるシャドウマスク形陰極線管を示す図
であり、図6Dは電子ビームサイズと蛍光体の寸法の関
係を説明する図である。
【図7】インデックス形陰極線管について説明する図で
ある。ここで、図7Aはインデックス形陰極線管を上方
からみた水平方向切断面図であり、図7Bは蛍光面の詳
細を説明する図である。
【符号の説明】
1 ブラウン管、3 ネック部、5 ファンネル部、7
パネル部、9 電子銃、11 ステム部、13 接続
端子、15 蛍光体、16 電子ビーム、19メタルバ
ック層、23 インデックス信号、25 速度変調回
路、27 速度変調プレート、28,31,36 導電
性接続部材、33 抵抗器、35 ネック内カーボン電
極、37 ネック外電極プレート、41 PLL回路、
43 位相シフト回路、45 補正波形信号、47 A
M変調回路、49増幅回路(AM)、51 位相比較
器、53 ループフィルタ、55 電圧制御発振器(V
CO)、57 輝度信号、CS カーボンストライプ、
DY 変更ヨーク、G1 第1のグリッド、G2 第2
のグリッド、G3 第3のグリッド、G4 第4のグリ
ッド、Hv 高電圧、IS インデックスストライプ、
K カソード、PS蛍光体ストライプ、R 赤、G
緑、B 青、VOC 電圧制御発振器

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インデックス形陰極線管において、 電子銃に電子ビームの走査速度を変調し得る速度変調手
    段を設け、蛍光体ストライプに対する走査速度とカーボ
    ンストライプ及びインデックスストライプに対する走査
    速度とを相対的に変化させることを特徴とするインデッ
    クス形陰極線管。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のインデックス形陰極線
    管において、 上記電子ビームの走査速度を蛍光体ストライプの周期に
    一致した周期で速度変調していることを特徴とするイン
    デックス形陰極線管。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載のインデックス形陰極線
    管において、 上記速度変調手段は、速度変調回路と、該速度変調回路
    から出力された速度変調信号が印加される、電子銃の先
    端に配置された速度変調プレートとを有していることを
    特徴とするインデックス形陰極線管。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載のインデックス形陰極線
    管において、 上記速度変調プレートは1組の平行平板の導電板要素を
    有し、一方の導電板要素は高電圧に保持され、他方の導
    電板要素は高電圧に速度変調信号が重畳された信号が印
    加されて、電子ビームを蛍光体ストライプに対して発す
    る時は相対的に遅い走査速度に、カーボンストライプ及
    びインデックススストライプに対して発する時は相対的
    に速い走査速度に、夫々速度変調することを特徴とする
    インデックス形陰極線管。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載のインデックス形陰極線
    管において、上記速度変調手段は、 ビデオ信号の切り換えに同期した正弦波信号を出力する
    PLL回路と、 この正弦波信号の位相をシフトしてそのピーク値を各蛍
    光体ストライプに整合させる位相シフト回路と、 この位相シフトされた正弦波信号の振幅を画面の中央と
    周辺の走査速度を均一にする補正波形信号により補正す
    るAM変調回路と、 AM変調された正弦波信号を増幅する増幅回路と、 該増幅回路の出力が印加される、ファンネルガラス内の
    速度変調プレートとを備えたインデックス形陰極線管。
  6. 【請求項6】 インデックス形陰極線管において、 電子ビームの走査速度を変調し得る速度変調手段を設
    け、蛍光体ストライプに対する走査速度を相対的に遅
    く、反対にカーボンストライプ及びインデックスストラ
    イプに対する走査速度を相対的に速く変調する速度変調
    手段を有し、 この走査速度の変調の程度を、輝度信号の大小に対応し
    て変化させることを特徴とするインデックス形陰極線
    管。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載のインデックス形陰極線
    管において、上記速度変調手段は、 速度変調回路と、 該速度変調回路から出力された速度変調信号が印加され
    る、ファンネルガラス内の電子銃の先端に配置された速
    度変調プレートとを有していることを特徴とするインデ
    ックス形陰極線管。
  8. 【請求項8】 請求項6に記載のインデックス形陰極線
    管において、上記速度変調手段は、 ビデオ信号の切り換えに同期した正弦波信号を出力する
    PLL回路と、 この正弦波信号の位相をシフトしてそのピーク値を各蛍
    光体ストライプに整合させる位相シフト回路と、 この位相シフトされた正弦波信号を、画面の中央と周辺
    での走査速度を均一にする補正波形信号と輝度信号とを
    重畳した信号により補正するAM変調回路と、 AM変調された正弦波信号を増幅する増幅回路と、該増
    幅回路の出力が印加される速度変調プレートとを備えた
    インデックス形陰極線管。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100331819B1 (ko) * 2000-04-12 2002-04-09 구자홍 평면 음극선관

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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